リオン(スパロボ)

登録日:2014/06/23 Mon 16:54:14
更新日:2024/10/04 Fri 14:05:15
所要時間:約 4 分で読めます




リオンとは、スーパーロボット大戦OGシリーズに登場するロボット





スペック

分類:空戦型アーマードモジュール
形式番号:DCAM-004 (RAM-004)
全長:20.1m
重量:32.9t
空中浮揚機関:テスラ・ドライブ
基本OS:LIEON
開発者:フィリオ・プレスティ
製造:イスルギ重工
所属:ディバイン・クルセイダーズ、ノイエDC、地球連邦軍
武装:マシンキャノン、レールガン、ホーミングミサイル、アサルトブレード

概要

ディバイン・クルセイダーズ(DC)のフィリオ・プレスティが開発したアーマードモジュール第1号。リオンシリーズの元祖とも呼べる名機。
GBA版「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS」で初登場。

イスルギ重工が開発した戦闘機であるF-32シュヴェールトから発展したDCの主力兵器であり、戦闘機に手足が生えているような外見をしている。
構造が単純で生産性に優れているほか、小型化に成功したテスラ・ドライブを搭載しており、高い機動力と飛行能力を持っているが、移動に必要な推力は脚の後部に付いているエンジンを利用している。
また、脚は折りたたみ式の降着脚でスラスターを複数搭載しており、陸上での戦闘もこなすほか、折りたたんだまま地上を移動することも可能。

武装面については、多い携行弾数と機体の機動性の確保を重視して小型で発射速度に優れたレールガンを左腕に装備しており、主力武装として使われている。
また、近接戦闘用のマシンキャノンを胸部に2門内蔵したほか、レールガンの弾がなくなった時のオプションとして右腕にホーミングミサイルを装備している。

DC戦争では、テスラ・ドライブによる飛行能力を活かして地球連邦軍のパーソナルトルーパーを苦戦させており、多大な戦果を上げていた。
また、上記の通り構造が単純で生産性に優れているため様々なバリエーション機が多数開発・量産されたほか、DCの敵であった連邦軍もこの機体を始めとするリオンシリーズの特性に目をつけ、主力機として採用している。

現在も生産は続いているが、スーパーロボット大戦OG外伝以降は旧式化しており、第2次スーパーロボット大戦OGではパーソナルトルーパーに似た両腕を持つ後継機のレリオンが開発されている。


バリエーション機

リオン・タイプT

スペック

形式番号:DCAM-004T
全長:20.1m
重量:32.7t

概要

テストタイプのリオン。カラーリングは青と黄色と白の3種類。
黄色い機体はDCに入隊したテンザン・ナカジマが使用しており、命令を無視してリュウセイ・ダテと戦っていた。
白い機体は、OG外伝のシャッフルバトラーとアニメ「ディバイン・ウォーズ」に登場しており、アイビス・ダグラスとスレイ・プレスティが使用していた。
青い機体はGBA版「OG1」にのみ登場する。


リオン・タイプF

スペック

形式番号:DCAM-004F
全長:20.1m
重量:36.8t

概要

武装強化型のリオン。カラーリングは青。
DCに入隊したリョウト・ヒカワが使用していたが、上官のトーマス・プラットによって爆弾を仕掛けられており、ハガネを沈めるための捨て駒に使われていたが、乗っていたリョウトは鹵獲され、仕掛けられた爆弾もロバート・H・オオミヤによって発見され、外された。
また、リョウトが乗っていたものと別の機体も存在しており、こちらはアーマリオンとして生まれ変わっている。


リオン・タイプV

スペック

形式番号:DCAM-004V
全長:20.1m
重量:37.1t

概要

機動性を高めたリオン。カラーリングは灰色。
アサルトブレードを所持しており、他のタイプのリオンが苦手としている格闘戦ができるようになった。


リオンのバリエーション



コスモリオン

スペック

形式番号:DCAM-004C
全長:20.8m
重量:39.4t

概要

コロニー統合軍が主に使用する宙間戦闘用リオン。
大気圏内用の装備を外し、宇宙空間での使用に特化した設計になっている。
また、パイロットの能力次第では地上で運用できる。まさかのトロンベ仕様が存在する。


コスモリオン・タイプF

スペック

形式番号:DCAM-004CF
全長:20.8m
重量:39.4t

概要

コスモリオンの武装強化型。
武装の性能が上がっているが大幅な変化はない。


コスモリオン・タイプV

スペック

形式番号:DCAM-004CV
全長:20.8m
重量:41.7t

概要

コスモリオンのカスタム機種。タイプFを上回る性能を持つ。
宇宙空間では視認がしづらい黒いカラーリングになった。まさかトロンベに影響されたのか?


ランドリオン

スペック

形式番号:DCAM-004L
全長:19.2m
重量:33.3t

概要

地上用リオン。まさかのキャタピラ走行である。
本機は拠点防衛用に作られており、専用のレールガンを持つ。
一応テスラ・ドライブで飛べるのだが、空中戦には適していない。


シーリオン

スペック

形式番号:DCAM-004S(RAM-004S)
全長:20.9m
重量:34.3t

概要

水中用リオン。
水中で使えないのか最初からレールガンは持っていない。
主な攻撃オプションはマルチジェット・ミサイルのみ。
ランドリオン同様に飛行も可能、あくまで短時間の間だけ。

貧弱な機体には見えるが、連邦軍では採用されている。
まあ、水中戦特化型のPTがいない連邦軍には必要ではある。


レリオン

スペック

型式番号:RAM-013
全高:20.5 m
重量:39.1 t

概要

名称は「リファイン(洗練)・リオン」の略。

相次ぐ戦乱において、リオンシリーズ全体が次第に力不足となっていったため開発されたリオンの直接の後継機。

性能はリオンよりも大幅に向上しており、両肩部にはブースターを増設、機体各部にあるサブスラスターによって、機動性はガーリオンをも凌駕する物となっている。
腕はパーソナルトルーパーと同じく人間の手のようになっているため手持ち武器もリオンより多く使用可能。

従来のリオンから操縦性もさほど変更されてはいないので、リオンに乗り慣れているパイロットであっても容易に機種転換が可能。

封印戦争前にはガイアセイバーズへ優先配備され、封印戦争後は通常の連邦軍にも配備されているのが確認できる。


マスカレオン

スペック

全高:20.6 m
重量:48.2 t(タイプN)、53.2 t(タイプC)

概要

レリオンに追加で装甲・武装を施した機体で名称は「マスカレード(仮面舞踏会)・リオン」の略。

原形機が解らない程に外見が大きく変わっており、特に大きな差異として脚部に踵とつま先が存在する。
通常仕様(タイプN)の他、砲戦仕様(タイプC)の二形態が存在。

パーソナルトルーパーを仮想敵に据えた模擬戦等でガレリオンとレリオンの相手役を務めた試験機であるのだが、役目を終えた後はより多くの実戦データ取得を狙った社長:ミツコの意向で反連邦勢力などのテロリストに横流しされた。

なお、イスルギ重工は建前として「非合法手段でレリオンのデータを入手した組織が独自に開発した機体」と言い張っている。

増加装甲による恩恵で徒手空拳による格闘戦に耐えられる剛性の向上、脚部に増設されたミサイルランチャー」やタイプCの両肩に装備された「FTレールガン」など火力はレリオンより高くなっているため、運用次第ではレリオン以上の戦闘力を発揮する事も十分に可能となっている。

なお、パーソナルトルーパーのパーツを追加したリオンシリーズという意味ではアーマリオンに近いコンセプトの機体と言える。


追記・修正をお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • スーパーロボット大戦
  • アーマードモジュール
  • ディバイン・クルセイダーズ
  • 地球連邦軍
  • リオンシリーズ
  • スパロボ
  • リオン
  • OG
  • スパロボOG
  • イスルギ重工
最終更新:2024年10月04日 14:05