登録日:2010/10/13 Wed 01:04:04
更新日:2023/09/18 Mon 02:15:33
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2006年10月から2007年3月まで放送されたテレビアニメ。話数は25話だが、DVD最終巻に26話が収録されている。
原作
ゲームのプロデューサーである
寺田貴信をシリーズ構成に置き、劇中に出てくる機動兵器が全てCGで描かれているのが特徴。
また、ゲーム版の特色だったお色気・コメディ要素が省略され、ストーリー中のシリアスさが強調されている。(ただし、
予告ではかなり
声優が暴走している)
戦闘シーンも
ゲーム中の性能よりも設定を徹底的に重視しており、特に
サイバスターの能力が高性能に描写されている。
その活躍ぶりは凄まじく、AM以上の機動力で動き回り、サイフラッシュで敵を壊滅させ、ヴァルシオンすらほぼ一撃で倒す。
リュウセイ「オイ、自重しろよ」
物語はゲーム版の
リュウセイ編シナリオをベースにしているが細部が変更されている。
主な変更点
前作で問題になった
BGMアレンジだが……やはりファンの期待に応えられる物ではなかったらしく好評の声は少ない。
地上波放送という媒体であるためOVAであった前作以上に視聴者を増やす事になった。
しかし、残念ながら更なる悪評を生んでしまう。
ストーリーの進行や、各機体のCGモデル、演出などの微妙さもあるが最大の問題点はやはり戦闘シーンである。
PTの空を飛べない設定を忠実に守りすぎた事(画面映えの問題か、海面でホバーしたりするが)と相手が空を飛ぶAMという関係から、戦いのメインは見た目が退屈な撃ち合いになっている。
いざ、格闘戦を行っても突撃系の攻撃ばかりで
ロボットアニメ特有の「殴り合い」がほとんど無い。
そんな本作も進歩を続け後半になり、敵がエアロゲイターに変わった頃には戦闘中にそれなりに動くようになり、演出も進歩を見せるようになった。
スタッフ頑張った……とは思うのだが、やはり戦闘シーンの退屈さを隠しきれず結果「スパロボアニメは
黒歴史」というジンクスがファンの脳裏に刻まれる事に。南無。
誤解の無いように言うが本作は
ゲームを忠実に描写した内容である。
なのに風当たりが強いのは、そもそも
ロボットアニメファンはロボットをCGで描く事を嫌う傾向が強いため、その事に対する
アレルギー反応が最大の原因だと思われる。
また今回から
ゲーム中の戦闘アニメのカットインでは制服や私服だったメンバーにもパイロットスーツが設定されたが、そちらのデザインもあまり評価が高くない。
ATXチームや連邦一般組などはまだ許容範囲なものの、チームTDはアストロノーツということを考慮したのだろうが金魚鉢をかぶってるとしか思えない超絶絶句デザインで、しかもそれが
ゲームに逆輸入されたため、ファンから怒りを買った。
- 最終話にてクォヴレーと共に本作オリジナルの機体DiSRX(ディスアールエックス)が登場する。
半壊していた
SRXがクォヴレーの力で再生した姿であり、ディス・レヴを動力源に使っているのか、通常時以上の出力を発揮して
セプタギン(
サルファのズフィルードの顔が無くなったみたいなの)を破壊した。
寺田プロデューサーによると
ゲームには登場しないらしい。
追記・修正お願いします。
- 一時はスクエニがCG担当すればいいのにと考えたことがありました… -- DiSRXの復活まだか! (2015-01-05 22:47:21)
- 電撃大王で連載されたコミック版ではアタッドが全裸姿になってたな -- 名無しさん (2016-12-27 02:38:00)
- 第一話と最終話は満場一致で「!?」ってなるアニメ。 -- 名無しさん (2022-06-01 19:25:07)
最終更新:2023年09月18日 02:15