エンドアの戦い

登録日:2015/10/29 Thu 10:25:38
更新日:2024/01/11 Thu 19:43:26
所要時間:約 15 分で読めます





エンドアの戦いは、映画『STAR WARS エピソードⅥ ジェダイの帰還』で描かれた戦闘。
旧三部作シリーズを締めくくる戦いであり、当時の特撮技術の頂点に限りなく近いシーンである。

映画では「緑の月」エンドアの地上戦、宇宙戦闘機と戦艦が入り乱れる宙戦、そしてジェダイシスルーク・スカイウォーカーダース・ヴェイダーの最後の決闘が、非常にテンポよくバランスよく場面移行しつつ同時進行する。
艦艇の爆発があっさりしすぎという点を除けば、宙戦描写のクオリティはまさに空前絶後。1983年の映画なのにも関わらず、である。
特に「細いトンネルを疾走する戦闘機」というシチュエーションは、無数の映画やSTGに影響を与えることとなった。
エースコンバットスターフォックスなど、一体どれだけのゲームが細いスキマを飛ばせるようなステージをとり入れるようになったのだろうか?



以下、ネタバレに注意せよ。






前史

惑星ホスの戦いでエコー基地を失った反乱同盟軍は、惑星サラスト付近の宙域に集結し、機を窺っていた。もはや新天地を捜索・建築する余裕はなく、このままではじり貧である。
その最中、犯罪組織ブラック・サンとレイア・オーガナ姫のいざこざの中で、帝国軍が新たな要塞を開発中であるという情報が流れてくる。その情報をもとに一大諜報戦が繰り広げられた結果、なんと帝国軍は、かつて反乱軍が破壊した要塞惑星デス・スターの2号機(2番惑星?)を開発していたことが判明したのである。
(この諜報戦において多数のボサウィ族のスパイが帰らぬ者となった。それは新共和国時代の政争の遠因となるのだが、ここでは触れない)。

現在第2デス・スターはガス巨星エンドアの第4衛星(以下、エンドア4)軌道で開発の最終段階に入っているが、星をも砕くスーパーレーザーは未完成。シールド発生器も本格稼働しておらず、防御はエンドア4基地からのシールドに頼っているという。
さらに最終段階視察の為、皇帝パルパティーン自らが第2デス・スターに来訪するというのだ。おそらくは暗黒卿ダース・ヴェイダーもいるに違いない。
護衛の艦隊は未だに脅威とはいえ、ほとんどの艦隊は反乱軍捜索のために出張らっている。これ以上のチャンスはない。

折しも、以前に帝国軍のラムダ級シャトル「タイデリアム」を奪取していた反乱軍はこれを利用した攻撃計画を立案する。
作戦総指揮官はモン・カラマリ族の名将・アクバー提督
デス・スター本体への攻撃隊には、惑星ベスピンの元執行官で、紆余曲折を経て反乱軍に加わったランド・カルリジアン男爵が志願。
そしてエンドア4への潜入作戦は元帝国軍のクリックス・メイディン将軍が立案し、隊長には、今や反乱軍の英雄の一人である密輸商人ハン・ソロ将軍が志願した。



反乱軍の作戦計画

まず、タイデリアムを隠れ蓑にして歩兵小隊をエンドア4へ潜入させ、規定時刻にシールド発生基地を破壊。
破壊直後のタイミングでハイパースペースから出現した艦隊でデス・スターを奇襲。
艦隊が敵艦隊の足止めを行い、突撃艇と護衛戦闘機がデス・スター内部へ突入して内部から破壊する。

反乱軍は持てる戦力の全てを投入。
旗艦「ホーム・ワン」以下、大小様々なモン・カラマリ・スタークルーザーを筆頭に、エピソード4の冒頭やエピソード3のラストシーンで登場したCR90コレリアン・コルベット、帝国軍から可能な限り分捕ってきたネビュロンB型フリゲート、果てはほとんど非武装に近い輸送船団(戦闘機用燃料を搭載)までつぎ込んだ。
戦闘機はお馴染みのXウイング・ファイターYウイング・ファイターを筆頭に、高速機Aウイング、そして開発が間に合った重攻撃機Bウイングらが総計約70機。
その他、ハン・ソロ船長の「ミレニアム・ファルコン」を初めとする様々な戦闘艇。ミレニアム・ファルコンはランドに託され、デス・スター突撃艇に選抜された。


いくらなんでも涙が出るほどに少なすぎる……。
そもそもスター・デストロイヤーとまともに撃ちあえるのが大型のモン・カラマリクルーザーしか存在しないのである。



作戦の推移

潜入~イウォーク族との邂逅

ソロ、チューバッカ、レイア姫、C-3POとR2-D2、そして土壇場で帰還したルーク・スカイウォーカーを乗せたタイデリアムは無事エンドアに潜入する。
この時、ルークとヴェイダーは互いの存在を感知し合っていたのだが、ヴェイダーはあえてタイデリアムを通した。


シールド施設に向けて移動を開始したソロ達は敵のスカウト(歩哨)を始末しようとするが、ソロが小枝を踏み折ってしまったことであっさりばれる。このハリソン・フォードの演技はじわじわ笑えるので一見の価値あり。
スピーダー・バイクで逃走したスカウトを追い、レイア(と咄嗟にしがみついたルーク)も残されたバイクで急発進。ルークは並走するバイクの乗手を叩き落としてバイクを分捕るが、その様子を見た別のスカウトがバイクで追いかけてきた。

ルークは追撃をレイアに任せ、華麗なオーバーシュートを決めて増援組の背後をとり、一機を撃墜。
残る一機と壮絶なチキンレースを繰り広げ乗機を失うが、ライトセーバーで銃弾を弾き返し、すれ違いざまに機首を切断して勝利する。
抜いたからには殺す」と言わんばかりの抜刀の瞬間は恐ろしくカッコいいので、是非映画で確認してほしい。スカウトもそのまま逃げればよかったものを……。

一方レイアもチキンレースの果てに勝利し(この辺やはり兄妹である)、気絶。
何かにつつかれて目覚めた彼女の前には、エンドア4の原住種族であるイウォーク族の少年・ウィケットがいた。


ソロは兵士たちに定刻までの潜伏を命じ、ドロイド2体とルーク、チューバッカを連れてレイア捜索に向かった。
だが、ソロ達はイウォークの仕掛けた狩りの罠にはまり、捕えられてしまう。
ところがイウォーク達は金ぴかのC-3POを神様だと勘違いし、3POを即席の御神輿に乗せて崇めるのだった。



ルーク投降~ソロ達の包囲

棒に手足を括られ、ナマケモノ状態でイウォークの村に連れてこられたソロ達。そこにはウィケットに助けられたレイアもいた。
イウォーク達はソロ達を神への供物にするべく、を起こし始めた。3POとレイアの説得にも耳を貸さない彼らを鎮めるため、ルークは3POをフォースで空中浮遊させて「神の怒り」を演出する。
私にあんな力が……ねぇよ

3POとR2はこれまでの戦いのことを語り、イウォークの協力を取り付ける。イウォーク達も突然現れた侵略者たちに苦慮していたのだ。
即席の宴会が始まる中、ルークは一人佇む。ヴェイダーをフォースの光明面へ連れ戻すため、彼は単身投降することを決めたのだ。
レイアはそんなルークの身を案じるが、ルークはレイアに自分たちが兄妹であることを伝えてその場を去った。
会話の内容を知らないソロは、やはりレイアはルークのことを好きなのだと勘違いし、柄にもなく沈む。


地上から連絡を受けたヴェイダーは基地に降り立ち、投降してきたルークと再会する。ルークは説得を試みるが、その声は届かなかった。


襲撃の日。イウォークの若者がスピーダー・バイクを奪い、スカウト達が見事に釣られた隙をついてソロ達は基地へ侵入する。一時はコントロール室を制圧するも、一斉に現れた新手の前に、一同は拘束されてしまう。
ちなみにソロに爆弾をぶつけられて階下に叩き落とされたダイヤー大佐を演じるのはサウンドデザイン担当のベン・バート氏。更に言うと、この基地は突貫工事の影響で絶縁処理がてんでできておらず、転倒して生身で床に触れれば感電死する危険な区画が山ほど存在する。さすが帝国クオリティ。


艦隊強襲~It's a Trap!!

同時刻、ハイパースペースから出た反乱軍艦隊は攻撃準備を完了。
ゴールドリーダー:ランドの元、レッドリーダー:ウェッジ・アンティリーズ、グリーンリーダー: アーヴェル・クライニッド、グレイリーダー: ソートン・ホームが点呼。ウェッジの号令の元、XウイングとBウイングはSフォイル可変翼を展張する。

だが、ミレニアム・ファルコンの副操縦士であるサラスタン族のニエン・ナンは妨害電波が流されていることに気付く。襲撃がバレている。
攻撃隊&艦隊はすぐさま反転するが(ちなみにBウイングの出番はこのカットで終わり)、その避退先には宇宙を埋め尽くさんばかりのTIE戦闘機隊、そしてスーパー・スター・デストロイヤー「エグゼキューター」を筆頭とする帝国艦隊が待ち構えていた。
一体何枚のフィルム・セルが重なっているのかわからない多重合成で、反乱軍を文字通りすり潰そうと殺到するTiE。一隻で惑星を制圧できるスター・デストロイヤーはどう少なく見ても20隻は集結している。
どうにか粘ろうとする反乱軍だったが、その士気を打ち砕くかのように、なんとデス・スターからスーパーレーザーが発射され、モン・カラマリクルーザーを血祭りに上げた。


全ては皇帝の罠だったのである。


ルークはその様子を、デス・スターの皇帝謁見塔という最悪の特等席で見せつけられていた。
したり顔の皇帝は手元に置いたルークのライトセーバーをぺちぺちやりつつ、ルークを容赦なく挑発する。
何をしておる! 余に怒りの剣を振り下ろすのだ! さぁ早くせい!

遂にルークはフォースでライトセーバーを奪い、光刃を抜く。すかさずヴェイダーが皇帝を守り、最後の戦いが始まった。
皇帝役:イアン・マグダーミドの邪悪な笑みはとても当時30代だったとは思えないが、特殊メイクのせいだけではあるまい。


反撃開始

基地裏口に引っ立てられたソロ達突入チームを出迎えたのは、全員が万歳をさせられている警戒チームと、その数倍近くのトルーパーに将校、ガショガショ歩き回るAT-STウォーカーだった。が、何故かドロイド2体とイウォークは見当たらない。
その時、彼らから離れたところで3POが叫び、帝国軍の気をそらした。確保部隊が3POとR2を取り囲むと同時に、イウォークの角笛が鳴り響く。
あちこちに潜んでいたイウォーク達が、一斉に矢や石つぶてを雨あられと降らし始めたのだ。帝国軍は大混乱に陥り、反乱軍は武器を取り戻すと基地施設側へ猛ダッシュ、付近の遮蔽物を確保して籠城を開始した。
あと一歩の所で裏口はロックされてしまい、R2が開錠を試みるが電力の逆流トラップにかかりショート。ソロはドアパネルをぶっこ抜き、手動で回線を繋ぎ始める。完全にインディ・ジョーンズである。いやルーカス監督もあっちの製作に関わってるけど。


この一年で、ルークはヴェイダーに匹敵する腕前に成長していた。出来るだけルークを無傷で捕えたいヴェイダーが手加減をしているという事情を考慮しても、明らかにルークはヴェイダーを押している。
しかしルークはまだ怒りに呑まれてはいない。時には光刃を収めながら、粘り強く説得を続ける。
今、貴方の心の中では、善と悪の心が戦いを続けているんだ
自分から武器を捨てるとは、愚か者め!


そして、ランドもやはり諦めてはいなかった。2隻目のモン・カラマリクルーザーが叩き潰される中、ファルコンは先陣を切って敵艦隊に向かっていく。
そう、近づくんです! スター・デストロイヤーに張り付いて、零距離射撃を浴びせるんです!
それではこちらも、スター・デストロイヤーの集中砲火を受けるぞ!
デス・スターに撃たれるよりマシです! 上手くいけば道連れに出来ますよ!
ファルコンが、Xウイングが、Yウイングが、ネビュロンBが。敵を盾にしてスーパーレーザーを封じるべく、決死の接近戦を開始する。


決着

地上戦ではイウォークの被害が拡大していた。だが、チューバッカと2人のイウォークがAT-STの奪取に成功したことで状況は好転する。ちなみにチューバッカに操縦席から引きずり出されてポイ捨てされたワッツ副操縦士を演じるのは、映画の共同制作者のロバート・ワッツ氏である。
丸太のハンマーや足払いなど、イウォークの原始的トラップも効果を上げ始めた。AT-STの装甲はトタンか何かだろうか。

多分これだ、開けるぞ!
威勢よく宣言したソロはその上の対爆ドアを閉めてしまう渾身のギャグを披露。そうこうしている内にレイアが肩を撃たれるが、レイアはそのまま反撃して2名のトルーパーを射殺。付近をあらかた制圧したチューバッカも戻ったことで、ソロは帝国兵に変装して基地内部に通信を送り、見事に扉を開けさせた。


ルークが手加減して勝てる相手ではないと判断したヴェイダーは、ルークの怒りを煽り始めた。
貴方とは戦えない」と訴えるルークの心を読み、妹の存在*1を知るや、代わりに彼女を暗黒面に引き込もうというのだ。
思わずブチ切れたルークはゴリ=オシ光刃を煌めかせ、ヴェイダーを怒涛の勢いで追い詰める。殺陣の足さばきがめちゃくちゃ? 言うな
とうとうヴェイダーの右手を叩き斬ってしまったルークを、皇帝は満足げに笑いながら称える。運命に従えと。
怒りに支配された心に父を殺した罪悪感が加われば、もはやルークは暗黒面に墜ちる。

だが、ルークはすんでのところで自分を取り戻す。ヴェイダーの腕から覗く機械の断面。かつての父も、この瞬間の自分と同じだったのだ。
ルークは皇帝に向き直り、自分のライトセーバーを投げ捨てて誇り高く言い放った。




いや…… 決して暗黒面には墜ちない
貴方の負けだ、陛下。僕はジェダイだ。かつて、父がそうだった様に

……よかろう。ジェダイよ



遂にルークを見限った皇帝は、フォース・ライトニングで容赦なくルークを攻撃する。
苦痛にのた打ち回りながら、父に助けを求める息子。父の中で何かが変わった。
ヴェイダー……否、アナキン・スカイウォーカーは背後から皇帝を抱え上げ、そのまま謁見塔のメイン・シャフトへ放り込む。
かつて愛する妻を救いたい一心で暗黒面へと墜ちていった男は、愛する息子を救うために光明面へと帰還したのだ。
こうして選ばれし者、アナキン・スカイウォーカーはかつてジェダイを滅ぼし、そして今またシスをも滅ぼすことで「フォースにバランスをもたらす」という予言を成就させたのだった。
だが、アナキンもフォース・ライトニングの巻き添えを食って生命維持装置を破壊されていた。弱弱しく呼吸する父に、息子が寄り添う。


脱出~ジェダイの帰還

シールド基地は木端微塵に爆破され、遂にシールドは喪失。ルークの盟友ウェッジのXウイングを先頭に、デススターに取り付いた突撃隊が次々と内部へ突入を開始する。ファルコンを「傷一つなく返す」と約束したランドだったが、デカいパラボナアンテナはぶつかって吹き飛んでしまった。修理代発生不可避。
パイプとフレームの超精密プラモデル・トンネルの中にカメラを入れ、「ぶつけて壊しながら」撮影した、後世のSF映画やSTGに多大な影響を与えた伝説の特撮である。恐ろしいことにCG補正を行った特別編とオリジナル版に差がほとんどない。これが83年の映画とか嘘だろ!?
アクバー提督は時間稼ぎの為、エグゼキューターへの集中攻撃を指示。艦橋のシールド発生器を破壊した直後、操縦不能になったアーヴェルのAウイングが艦橋に特攻。操縦中枢を爆風でミックスされたエグゼキューターはデス・スターの引力に引かれ、その表面に突き刺さった。


続々とデス・スターから退避する帝国軍。ルークはアナキンを抱えてなんとかラムダ級シャトルの一隻にたどり着くが、アナキンの体は限界を迎えようとしていた。
最期にこの目でお前の顔が見たい」という頼みに答え、ルークは父の仮面を外す。30年前に炎で焼かれ、醜く腫れ上がってしまった蒼白な顔……。
優しく微笑んだ後、レイアへの遺言を託したアナキンは遂にその波乱に満ちた生涯を終える。ルークは父の亡骸を前に、ただ泣くしかなかった。
ちなみにルークの腰にはしっかりライトセーバーが戻っている


ウェッジとランドはデス・スターの中枢にたどり着いた。ちなみに床と天井に張り巡らされたパイプの材料はその辺の釣竿である。
まずウェッジ機がクールにプロトン魚雷を叩き込み、副反応炉を破壊。続いてファルコンがありったけの震盪ミサイルをぶち込んで主反応炉を破壊する。
崩壊を始めたデス・スターから、ルークはラムダ級シャトルで間一髪脱出。直後にウェッジ機も離脱に成功する。最後にファルコンが炎の中から飛び出し、安全圏に退避した直後、デス・スターは爆散した。


エンドア4の地表からも砕け散るデス・スターが確認された。皆が勝利を喜ぶ中、ソロはレイアの前から潔く身を引こうとしていた。
行けよ。わかってるさ
勘違いしているみたいね……? 兄なんです
驚き、続いて喜びの表情を浮かべるソロ。遂に彼、そしてレイアに春が来たのだ。


エンドア4に着陸したルークは、父の亡骸を荼毘に付していた。あえてヴェイダーの仮面をつけたまま燃やされるアナキンの亡骸。
1人悲しみをこらえるルークの頭上を、祝賀飛行のXウイング編隊が飛び去っていく。


イウォークの村で行われる戦勝祝賀会。イウォークも、人間も、モン・カラマリも、サラスタンも、皆が勝利を祝いあう。トルーパーのヘルメットは打楽器と化している
再会しがっちり抱き合うソロとランド。そして帰還したルークはレイア達とハグし、ウェッジ達とも力強い握手を交わす。
そうした彼らをオビ=ワン・ケノービヨーダ、そして光明面に帰還したアナキンの霊体が温かく見つめていた――。



特別編の変更点

1997年公開の『特別編』では、敵味方共に艦船や戦闘機の数が増やされたり、光学合成が上手くいかず色がおかしくなっていたレーザーの補正が行われている。
が、色調補正以外はオリジナル版と殆ど遜色がない。当時の技術スタッフの技量の高さたるや、推して知るべし。

アナキンの火葬シーン後には銀河各地で帝国敗北を祝う市民の姿が描かれる。
クラウド・シティ、タトゥイーン、そしてコルサント。特に設定だけが存在し、小説作品だけで描写されていたコルサントはこれが初の映像化となった。
新三部作が完結した後に発売されている現在の映像ソフトでは、タトゥイーンの後にナブー首都・シードが追加されている。

最後の祝賀会では音楽が変更された。
オリジナル版はイウォークの民族音楽調の牧歌的な音楽。特別編では暖かなコーラス曲。どちらがいいかは視聴者次第。
また、新三部作完結後バージョンでは最後にルークを見守るアナキンの霊体がセバスチャン・ショウからヘイデン・クリステンセンに差し替えられている。
「アナキンは50代で死んだのになんで若いヘイデンなんだ、おかしいだろ。」
「おっさんが父親の愛をジェダイへと帰還したんだから、父親にすらなってない若い頃じゃなく、おっさんで出ろ」
「そもそもセバスチャンはいい感じにおっさん臭出しておっさん二人と緑の爺さんが仲良く談笑してるのが良い場面なのに、ヘイデンがあんまり笑ってるように見えねーよ
と酷評する意見が多いが、
一方で新しい年齢層のファンからは「最後にヨーダの隣に出てきたおっさん……誰?」となることも事実なので、一概に否定はできない。

なお、そもそもアナキンは現行の設定ではあんなに歳とってないのだが、当初の設定では(当時の設定の)オビ=ワンと同年代のつもりだったらしい。

最後にマスクをとったセバスチャンの瞳も、ヘイデンと同じ色に補正されている他、眉毛も焼失した設定を反映し消されている。




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最終更新:2024年01月11日 19:43

*1 それがレイアであることまで分かったのかは不明