登録日:2015/10/28 Wed 22:23:16
更新日:2025/04/02 Wed 09:41:38
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「周囲に満ちたフォースを感じるのじゃ。
ここにも。ほらあそこにも。そこにも! 木々にも、岩にも、至るところにある!
そうとも! この大地と、船のあいだにも、フォースはある!」
フォースとは映画
スターウォーズシリーズに存在する用語である。
初期は
理力という訳がつけられたこともあるが、現在ではほとんど使われていない、
語呂が悪いし。
概要
フォース。
それはあらゆる生命や自然の中に含まれるエネルギー体の総称であり、劇中ではこれらを知覚し働きかけることで様々な超常現象を起こすことができる。
その性質上、生命体の感情や精神の影響を強く受ける特徴がある。
自分に内在するフォースに関しては、アニヲタ的に言えば
H×Hのオーラが近いと言ってもよい。
しかしフォースの本質は、冒頭の
ヨーダの言のように
自分以外の森羅万象にも満ちている、言うなれば大気にも近い存在である点が決定的に異なる。
世間一般ではフォースについて「技能の名称」と捉え、いわゆる
超能力と同列に扱う解釈も少なくないが、厳密には正確とは言い難い。
本来どこにでも存在し、誰もが持っており、干渉もできる力であるが、目に見えないこの力を認識するためには特別な素質や訓練が必要となる。
このフォースを操るものたちを
ジェダイあるいは
シスと呼ぶ。
厳密には、作中でフォースを操る者がだいたいどちらかに所属しているだけで、
ジェダイでもシスでもないがフォースを使える人物というのもけっこういる。
暗黒面に落ちてジェダイの戒律も破棄したが、シスにも所属していないという
「ダークジェダイ」もその一つ。
フォースを操る者自体を差す単語はあいまいで、非公式に「フォース感知者(Force-sensitive)」「フォースの使い手(Force-user)」と呼ばれることもある。
フォースの力を引き出すには、ある種の精神修行や独自の技術が必要となり、フォースに精通した者たちは研鑽を続けてきた。
精神に起因する力であるぶん、大きな感情の揺らぎに伴って大きなフォースを操ることも可能だが、より高精度で強大なフォースを制御するには、相応の自制心が必要となる。
フォースを扱う上で絶対的に欠かせないのは、強い意志と集中力である。
熟練の
ジェダイはたやすくフォースを扱っているように見えるが、実際にはそれは精神修行によって鍛え抜かれた意思が成せる業なのだ。
そして、後述のミディ=クロリアンなどの先天的な要素もあるが、なにより
ジェダイにとっては、精神を集中できる環境と時間が必要になる。
そのため、低レベルの電撃などの刺激や、酸素不足などの肉体的苦痛を伴う状況は精神集中を乱し、フォースの繰りを困難にするため、
ジェダイたちにとって一番の敵である。
巷で言う奥義ブラ=サガリなどのように、不意に辛うじて崖にぶら下がっているような苦境に立たされて尚、冷静に精神統一してフォースを繰ることができるのは、よっぽど成熟した
ジェダイのみと言ってよい。
逆にシスが教えるように、苦痛やそれによる憎悪、激情をバネとして、フォースのパワーをより強く引き出す方法も存在する。
ドゥークー伯爵は
サヴァージ・オプレスにわざと電流を流して苦痛と激怒を引き起こさせ、その状態で精神を集中させることで、より強大なパワーを引き出させた。
しかしこれはあくまでパワーだけで、そのパワーをうまく洗練して効率的・集中的に使うテクニックはやはり別種の精神修行で磨かなければならない。
サヴァージのように脳筋気味で精神的な集中力に欠ける場合、シスでもそのフォースの技は雑になる。
フォースを操る者たちの多くは、後述のように、自分自身のフォースを引き出すか周囲のフォースを自身に取り込んで身体を強化し、周囲のフォースに干渉して念動力を引き起こすことで、戦闘や問題解決の手段としている。
いわばいかにフォースの流れに上手く乗るか、という性質のフォースの繰りである。
しかし、真にフォースに精通した者同士の戦いでは、そうしたフォースと一体になって身を委ねるだけの姿勢は、戦いにおける序の口に過ぎない。
この次元に達すると、その力の源たる周囲を取り巻くフォースの流れそのものをいかにして自身の支配下に置くか、いわばフォースの制空権の争奪戦に突入する。
この争奪戦に敗北してしまえば、「自分はフォースの流れに身を委ねて上手く力を引き出し、フォースの適切な導きを見出している」つもりだったが、実際には「相手が生み出したフォースの流れに翻弄されて、相手の掌上で転げ回っているだけだった」という事態に陥りかねない。
相手がフォースを動かす原動力でもある、感情の機微をいかに理解できるか、という人間の精神と、それを通じてのフォースへの理解度が、勝敗を分かつ要因となる。
フォースを操る素質は、科学的な方面からは細胞に含まれる
ミディ=クロリアンという共生生物の数値で示されるのだとか。
アナキン・スカイウォーカーはこのミディ=クロリアンによって生まれたと言われる男で、ずば抜けて高い数値を持ち、強力なフォースを操ることができた。
しかし全身火傷による肉体の損失によって
ダース・ヴェイダーとして知られるサイボーグの姿になって以降は、その力が大きく失われそれを裏付けるようにミディ=クロリアンも大幅に減少している。
また、元来生命や自然の中に存在するものなだけに、人工物である機械との相性は最悪。
細胞一つ一つに加護がある生物と比べて無機物・機械は遥かにフォースの干渉を受けやすく、例えば戦闘中にドロイドを念動力で吹き飛ばしたり浮かせるのは、同じことをヒューマノイドに仕掛けるよりも比較的容易である。
一方で、身体にフォースを行き渡らせて加護を受けることに慣れたフォースの使い手が、自分の手足など身体の大部分を機械に置き換えざるを得ないほどの致命的重傷を負った場合は、一挙手一投足に違和感が伴い動き辛くなるなど、非常に大きな後遺症に苛まれることとなる。
これもまたサイボーグとなったヴェイダーの力を削ぐ一因であったが、その上でルーク以外大半の
ジェダイを圧倒する実力を保っているのが彼のヤバさを物語っている。
フォースがもたらす力
作中ではフォースによってさまざまな力が発揮されている。
白兵戦における瞬間的な先読みから、遠い未来のことを見通す未来予知まで、ありとあらゆる事象を見通すことができる。
多くは、森羅万象が干渉することで常に影響を受けるフォースの流れの変化を読み取り、それを観察および考察して、次に起こる出来事を読み取る。
つまり「未来を見ている」というよりは、「現在の情報を正確に分析したうえで、状況から辿る結果を予想する」、一種の高速演算に近い。
しかも、具体的に何が起こるかを察知するというよりは、「何時どの方向から危機が到来する」「どのタイミングでどのルートを走り抜ければ安全か漠然と見える」といった虫の知らせのような直感が働く現象として現れることが多い。
そのため、フォースの導きが何を意味するかを理解するには、更なる深いフォースとの一体化や俯瞰的視点で状況を考察する必要がある。
こうした能力故に、漠然と未来予知に従うのは「何となくノリと雰囲気でフォースを使ってる」状態に等しく、上述のフォースの制空権争いに敗北していると、「相手に導かれるまま、自分が有利になると思い込まされた行動をとり続けて自滅する」ことにもなり得る。
ただし、アナキンが見た予知夢のように、意図せずに具体的な光景として未来を見る者もいる。
この予知夢を見る
ジェダイは太古には少なからずいたようだが、20BBYごろにはその能力を持つ
ジェダイは極限られた存在となっていた。
しかし、これも決して万能
というわけではなく、予知を行う者の願望が反映され都合良く切り取られた未来が見えてしまうことや、後述するダークサイドの妨害によって未来を見る目が曇ってしまうこともある。
そうでなくても予知した未来までの過程がすっ飛ばされて見えてしまうため、
未来を見ることができてもそれを解釈することが何より難しいとされている。
悪い未来を予知したのでそれを防ぐために行動したところ、予知通りの結果やより悪い結末を招いてしまうこともある。
このように未来を見ることは危険を伴っており、
クワイ=ガン・ジンや後の
ヨーダは未来にばかり目を向けることの危うさを説いている。
なお、未来は常に変化しているため必ずしも予知した通りの未来が訪れるとは限らない……とされているのだが、実は作中で予知が覆った事例はほとんど存在しておらず、後述の「狭間の世界」のように未来が初めから決まっているかのような描写も存在する。
このことと合わせると、作中で語られる「未来は常に揺れ動いている」とは実際は「未来予知の解釈の難しさ」を示すための言い回しなのかもしれない。
念動力
手を触れずにものを動かす能力。
- 押す場合はフォース・プッシュ
- 引き寄せる場合はフォース・プル
- 首を絞めることをフォース・チョークやフォース・グリップ
などと呼ぶこともある。
用途は実にさまざまで、遠くにあるスイッチの開閉や、戦闘中に手放した
ライトセーバーの回収、物をぶつけるなど。
賭けのイカサマや女性を口説くのにも使える。
動かす力や射程はフォースを操る力量によって異なり、未熟な場合は近くのちょっとした荷物を持ち上げる程度が限界だが、達人ともなると沼地に沈んだ戦闘機を持ちあげたり、高速で相手に投げ飛ばすくらいは楽にこなす。
最終的に時間をかけて全神経を注げば、飛行中の戦闘機を正面衝突させまくったり、真偽は不明だが戦艦を破壊することすら可能なほどのパワーとレンジに至る。
「
グリーヴァス将軍がこれで吹っ飛ばされる」⇒「ぐおおおおお!!」⇒「
ゴキブリスタイルでシャカシャカ
逃げる」の流れは様式美。
ジェダイの常套手段として比較的周知されているため、クローン戦争期には対
ジェダイを想定し、強力な磁石などによってフォース・プッシュの対策をドロイドに施す例も見られた。
その他、自身が落下したり、搭乗機が墜落した際にも、落下速度を和らげて衝撃を緩和するのにも利用できる。
では、空中浮遊や飛行は可能か…と言えば、一応不可能ではない。
ただし、実際に浮遊らしき行為を実践していたのは後述のザ・ワンズと呼ばれる種族くらいのもの。
彼らですら本格的に大空を飛び回る場合には、翼を生やし怪鳥に変身するなど別のフォースの技も併用している。
また、以下は小説版での言及になるが、EPⅡのオビワンも「高低差数百メートルの位置から落下してる最中には、さすがに速度を落とし切れずに地面に激突死する」と判断していた。
更に強大なフォース使いだった
ダース・プレイガスですら「ジェットパックが必要になるような浮遊じみた大跳躍は、自分のフォースでは無理がある」と判断せしめるように、強力なフォース使いその人ですら、自身の窮地を脱せるほど重力に逆らうのはおいそれとできる芸当ではないらしい。
EPⅥで反応炉に投げ込まれた皇帝の場合、資料によってはフォースを駆使して戻ることも不可能ではなかったようだが、この場合ヴェイダーは生命維持装置が壊れて瀕死だったにもかかわらず、彼が死力を振り絞ってフォースで妨害し続けた結果、そのまま成す術無く落下して死亡したということになっている。
その他レジェンズでもフォース・フライトという技を使う
ジェダイはいるが、これさえ大ジャンプに近い物となっている。
探知
念動力と並び、
ジェダイやシスの代表的な業である。
フォースと一体になったり、自身のフォースを周囲に投げかけたりして、周囲の状況を把握することができる。
深く集中すれば、戦闘宙域一帯のあらゆる物体の位置関係を把握でき、砂漠の中から小さな生物を探す芸当はもちろん、卓越した使い手ならば、何光年も離れた対象の座標でさえ大よそで特定してのける。
「通信による座標の特定」という大きな補助はあれど、艦単位で離れた部下の位置を詳細に特定し、なおかつ首をへし折るなどという超遠距離干渉までやってのけるヴェイダーやシディアスら、シスの暗黒卿のそれは神業と言っても過言ではない。
それ以外にも、密林地帯にいるときに周囲の環境をいながらにして探り、ひどい獣道を避けて一番楽に歩ける道を探るなどの利用法も可能になる。
とは言えこの能力も常に万能とはいかず、戦闘中や不測の状況下など、不覚にも精神統一できない状況では索敵範囲や精度も大きく落ちる。
身体能力の強化
脚力や腕力の強化。
主には自身の内なるフォースを呼び起こしたり、周囲のフォースを取り込んで、体内を満たす方法を用いる。
機械等による義肢にはこの方法は使えないが、上記念動力の応用で義肢の動作を補助してやれば疑似的に再現は出来る。
作中で発揮される大ジャンプなど、アニメ・漫画や
ゲームのような激しいアクションはこの恩恵であり、ヨーダや
ダース・シディアス、
ドゥークー伯爵といった老人ですら例に漏れずそれを享受している。
熟達したジェダイマスターであれば握力で岩を握り砕くことも容易い。
治療
上記身体能力強化の延長にあたる技術。
自身に対して自律的に心身を回復させる効果は無論、毒への抵抗を高めたり鎮痛効果を発揮させ治癒力を促進させることは、高練度の
ジェダイであれば、時間さえ十分にあれば造作も無い。
他者に対しても高度な医療設備が無いと不可能な施術をフォースで代用することも可能だが、
対象となる生物の生命力をリソースとする再生促進に類するもののため、衰弱し切っていると手の施しようがない。
加えて、フォースによる適切な治癒力活性化や施術をするにはその生物の肉体の構造を知っている必要があるので、この術を他人に扱えるのは
ジェダイの修練と医学の知識を兼ね揃えた者に限られる。
そして何より、
作劇的な利便性を抑制する&辻褄合わせの為だが、ライトセーバーや溶岩等に晒され続けて細胞組織が完全に灼けて死滅し切ってしまった場合、フォースによる治癒促進も不可能となる。
ダース・プレイガスは長年の研究によりこれを極め、肉体の再生治療はもとより
若返りや死者蘇生までやってのけている。
プレイガス曰く「死んでも霊体になって生き延びるなんてのは邪道。一度も死なない者を不死というのだ」とのことで、これが彼の秘法とされる。
またレジェンズ小説「帝国の影」では、ヴェイダーが長年の修行の末、短い時間ながら完全なる呼吸を取り戻す場面がある。
当然この時点でヴェイダーは細胞組織を完全に焼かれ、フォース使いとしての能力を大きく失ってはいたが、「もっと修行を積めば、この呼吸も肉体も完治させられるだろう」と実感してもいたほどである。
読んで字の如く、フォースによって見えない壁を造る。
念動力の近縁とでもいった技術である。
レジェンズにおいては、エネルギーを吸収して拡散させる技法と定義している。
かなり強いフォースが扱えないとこの芸当を実用的な域にまで上げることは困難だが、シスとしての技巧を修得したヴェイダー卿は、片手をかざすだけで
ハン・ソロのブラスターピストルのビームをこともなげに防いでのけたほか、より高出力なブラスターライフルを反射させる高等技術を実戦において使用していた。
またレジェンズとなった2D版クローン大戦において、オビワンが相手のブラスター弾を手に集約させて消滅させて防いでいたり
手の平の先に壁を作り、実態弾の直撃を交わす技法を披露している。
人知を超えた存在である後述のザ・ワンズに至っては、ブラスターとは比較にならない出力の
ライトセーバーであろうと、その刀身を腕でたやすく防いだり、素手で掴んで無理矢理仕舞い無力化する、といった業すら可能とする。
他人の心を読む力。
感情の起伏の影響を受けたフォースの揺らぎを認知する、といった仕組みのもので、未来予知に通じるものがある。
固い絆がある者同士なら、遠く離れていてもこれで交信ができる。
正史(カノン)では、一部の
ジェダイは物に秘められた記憶を読み取ることもできるとされている(センス・エコーと呼称されることも)。
ただし感情の動きを読み取っている以上、相手が強固な意志で感情を抑えている場合や、本人の意思とは関係なく行動させられている・その行動に対して特別な感情を抱かないなどで頼りにならないこともある。
これが原因で共和国末期の
ジェダイは
クローン兵に仕込まれた裏切りを察知することができず滅亡に繋がっている。
後年の作品である「クローンウォーズ」にて、このことが掘り下げられている。
マインドトリック
他人の心を操る能力。尋問の際に自白させるのにも有用。
作中では見張りや検問を追い払うのによく使われているが、誰にでも通用するわけではなく、強固な意志を持つ者の心を操ることはできない。
命令に従っているだけの下っ端やチンピラなんかにはよく通じるということ。
意志の強いヒューマノイドが相手でも、極めて強いフォースで働きかければ強引に自白させるなどの強制力を発揮するが、
ジェダイにもシスにもそれができる者はほとんどいないし、対象にも多大な負担をかけるので
ジェダイはこの使い方は極力避ける。
……あくまで極力である。
例外として、凶悪犯罪者の
キャド・ベイン相手に、切迫した状況で評議員メンバーがやったことがあり、拷問じみた苦痛を彼に与えていた。
そこまでして結局失敗した
その他、雑踏の中でも周囲の気を自分以外の別の対象へと反らして、自分の存在を悟られにくくする、といった応用的な技法もある。
…が、この精神干渉能力に対しては強い耐性を持つ種族がいる。
メタいことを言うと簡単にマインドトリックが通じると物語的に困るキャラはそんな種族であることが多い。
フォース・ライトニング
指先から青白い稲妻を放出して敵を攻撃する。
別名としてシス・ライトニングという呼び方もされることがある。
暗黒面のフォースによって発揮される破壊の力であり、シスの暗黒卿(特にシディアス卿)が得意とする攻撃手段。
これを使った以上はすなわち、「暗黒面に堕ちた者」と断定できる訳ではないが、かなり強い負の感情を引き出さねばならないため、生粋の
ジェダイがまともな精神状態で使った例は無い。
一応、使うだけならまともな
ジェダイでもできるが、パワーが大きく落ちるという記述もある。
通常は青い稲妻状だが、シディアスはより強力と思われる紫色のライトニングも使用可能。
フォースによって素手で受け止めることも理論上は可能だが、
ヨーダくらいの強力なフォースの持ち主でもない限り実際には不可能。
ライトセーバーで防ぐこともできるが、真の暗黒卿が行使する稲妻を防ごうとするとかなり強力な反動が来るので、いずれにせよフォースによる身体能力の強化などは欠かせない。
シディアス卿はアニメや
ゲーム等も含めてメインウエポンの如く多用しており、ライトニングといえばシディアス卿のイメージを制作側も意識している模様。
ただ、実は彼が本編においてこの技で直接的に誰かを死に至らしめたことはない。
メイス・ウィンドゥは直撃を受けたが、窓から摩天楼に吹っ飛ばされた瞬間に悲鳴を残しており、電撃が直接の死因ではないと思われる。
ただしこれに関しては、シディアス卿は相手を嬲るためにわざと威力を落としているためでもあり、フォースの抵抗力がない生物がこの稲妻を受けると、あっさりと焼死体が出来上がる。
EP9で完全復活を果たした時には、レジスタンスと人民の連合艦隊と自身が密かに用意していた大艦隊「ファイナル・オーダー」との艦隊戦の最中で
レジスタンス側の戦力をだけを狙い撃つように過去最大規模のライトニングを放ち、ほぼ全てを行動不能に追い込むという、戦略兵器級の破壊力を堂々と披露している。
レジェンズ(非正史)分類となった昔のゲームでは、「嵐の中、避雷針を使って落ちてきた雷を自分に集め、自然の雷と自らのフォースを組み合わせた特大のフォースライトニング」をヴェイダーに食らわせ、瀕死状態にまでさせた技もある。
霊体化
ジェダイがたどり着くひとつの極致。
死後フォースと一体となり、霊体となって永遠の存在となること。
クワイ=ガン・ジンが死後に習得してあの世から意識のみだが帰還しており、オビ=ワンや
ヨーダはその教えを受けさらに発展させたことで、死に際に身体を消滅させ、霊体として存在を維持できるようになった。
アナキンはその教えを受けたわけではないが、フォースによって生まれた彼は自然と行うことができたのだそうな。
正史(カノン)とレジェンズ共に、シス卿も真似事は出来る。
生者への干渉力、と言うより有害度は
ジェダイのそれより高いものの、
ジェダイの霊体と違い、特定の地に活動圏が限られる地縛霊、もしくは特定の物質に憑りつく悪霊めいた存在でしかなく、ダース・ベインの地縛霊は
ヨーダに一蹴されている。
その状態から肉体を再生させて生き返っちゃうシスも出てきたけど。
雷雲をフォースで操り雷を落とす。
これもフォース使いの極致にあると思われる技術の一つ。
EP8における
ヨーダの霊体や後述のベンドゥのように、霊体化ができるレベルの卓越した
ジェダイしか行った描写はない。
ヨーダは巨木を焼き払い、ベンドゥはフォースの意思に任せた無差別攻撃によって帝国軍の地上部隊に壊滅的な打撃を与えるなど、当然その威力規模は桁外れ。
レジェンズにおいては、シスの暗黒卿もフォースの嵐という形で力を行使する場面もあるが、指向性がないだけに扱いを誤ると自滅する、フォース・ライトニングよりも遥かに危険な技である。
物体の転移
フォースを通じ空間を越えて━━場合によっては時間すらも越えて、物体や生物が転移する。
「能力」というよりは「現象」に近い偶発的なものであるが、作中では複数回発生している。
意志や感覚が遠隔伝達されるケースも有り、その例が強固なフォースの絆による繋がり「フォース・ダイアド」で結ばれていた
レイと
カイロ・レン。
EP8やEP9ではその斬新過ぎる描写で視聴者に衝撃を与えた。
これと全く同一の現象であるかは不明だが、『
反乱者たち』のとある回では惑星ロザルの北半球から南半球へ一瞬で移動する現象が起こっており、後述の「狭間の世界」の入り口がロザルにあることと無関係ではないと思われる。
この他にも作品によって、動物を高度に制御したり幻影を見せる等、多種多様な能力が登場している。
なお、現在ではレジェンズ(非正史)として扱われるが、
エンドアの戦いから十数年後を描いたスピンオフ作品には別の銀河からやってきたフォースの外にいる生命体、ユージャン・ヴォングという種族が登場する。
彼らは上記能力のうち、ライトニングのような物理的に破壊する能力以外の直接作用は一切効かない。
なにこのチート。
しかもユージャン・ヴォングの持つ価値観は戦争を避けられず、ルーク率いる新ジェダイオーダーは苦戦を強いられることとなり、新共和国も一時コルサントを失った。
ライトサイドとダークサイド
フォースを語る上で欠かせないのがライトサイドとダークサイドというふたつの概念である。
明瞭に区分することは困難な感情に左右される力である以上、フォースの性質を大別することには作品内外で異論が出ているが、ざっくり言ってしまえばライトサイドは光・善、ダークサイドは闇・悪を象徴する存在であり、フォースを操る者の通念である。
ライトサイド
光明面とも呼ばれる。
善意や慈悲を重要視し、他者を救うためにその力を行使する。
怒りや憎しみといった負の感情を抑制し、理性や調和に基づいて行動している。
ジェダイはその象徴ともいえ、彼らは銀河の平和のために宇宙の各地で争いの鎮圧や調停などを行っていた。
まさに正義の味方といった存在であるが、時に正しさへの執着や傲慢さ、人心の不理解を代表とする人間性の喪失へと繋がる欠点もある。
「どういう心境であればライトサイド足り得るか」という明確な定義は実際のところ無きに等しい。
旧共和国時代の
ジェダイ・オーダーは感情の無いひたすら平静な心でいること、いわば無心の境地に基づきフォースを扱うことを是としていが、あまりにも長く続いたこの
ジェダイの正義は組織を頑迷にしてしまった。
闇に堕ちることを避けるため、負の感情から限りなく遠いところに留り、執着的な愛情の一切を手放すことに努力を割き続けた結果、愛ゆえに苦悩する人間の心情も、そうした感情の末にダークサイドに堕ちた人間が操るフォースの流れも、本質的には何も理解出来ないまま、旧
ジェダイ・オーダーは自滅に繋がる道を進み続けてしまった。
ダークサイド
暗黒面とも呼ばれる。
悪意や敵意といった攻撃的な感情を糧としており、己の欲望のためにその力を行使する。
ダークサイドを象徴する存在といえば
シスの暗黒卿であるが、ダークサイドに堕ちたジェダイ、通称
ダークジェダイも存在する。
ダークサイドの力を使う者はすなわちシスである、と認識している者は作中にもいるがこれは誤解である。
ただ、軽視できない自己負担により、ダークサイドに深く入り込んだ者≒殆どのシス卿はすべからく独特な黄目への変化・肉体の劣化といった外見症状を負っているのも特徴ではある。
フォースの制御にはさまざまな体系的技術があり、シスはそれに関する研究を重ねてきた。
分かりやすく言えば、単なる堕ちた
ジェダイは怒り狂って負の感情をまき散らすように暴れるのに対して、シスの暗黒卿は冷静に負の感情を収斂して、より広く深い力を引き出す傾向にある。
これは己の感情や欲望の赴くままに行動していた古代のシスが
ジェダイに滅ぼされた結果、わずかな生き残りが感情や野心を巧妙に隠すことを学び、千年もの間
ジェダイの目を逃れて力を蓄え続けたための変化による。
ダークサイドの使い手にとっては、主に
ジェダイが扱うライトサイドの源である無心やそれに基づくフォースも理解の範疇であり、
ジェダイの技術も長年研究し続けた。
単にダークサイドだけを使うというより、ダークサイドとライトサイド、双方ともに操るのがシスの理想像というべきか。
それゆえに、ライトサイドの使い手よりも広いフォースを認知できると自負している傾向があり、それはある程度事実である。
これについては「暗い洞窟から外の世界を見ることはできるが、逆に外から洞窟の中を見ることはできない」と喩えられている。
しかし彼らはすべからくして、自己愛や攻撃性が災いして他者を想って命を懸けるような純粋な愛情には疎くなり、その愛に起因するフォースへの対処が遅れがちになる…という大きな欠点も持ち合わせている。
ある者は妻の愛に気付けぬまま妻を手にかけ、また
ある者は子を想う一人の父に還った
怪物の翻意に気付けず打ち破られ、
ある者は救いの手を伸ばす父親に一度背を向けた。
代表的なフォースの概念
フォースの在り方を考察する上での概念は複数存在するが、カノン作品とレジェンズ作品で大きく設定が異なる。
長くなるが、それぞれ分けて説明する。
「リビング・フォース(生けるフォース)」と「コズミック・フォース(宇宙のフォース)」の二つがあり、これらはフォースの状態を指す。
基本的にフォースはこの二つの状態の間を行き来する、銀河規模の海流のようなものとして扱われており、この二つの中間に位置する存在がミディ=クロリアンとされている。
人間を含む生命体に宿るフォース。
所謂生命力のようなものであり、フォースの芸当のうち身体能力強化などはこちらに属しているほか、続三部作の根幹にある設定である「フォース・ダイアド」もこちらに属する。
生きとし生けるもの全てが持ち、死ぬことによって下記のコズミック・フォースへと還るとされる。
レジェンズにおけるリビングフォースとは意味がかなり変わっており、それに伴いリビング・フォースを重視していたクワイ=ガンの台詞の意味にも変化が生じることとなったが、「コズミック・フォースを通して見える未来に依存しすぎることを是としない」という意味では彼の思想にほとんど変更はなく、上手く再設定してみせたと言える。
宇宙全体を流れるフォース。
冒頭のヨーダのセリフにある「周囲に満ちたフォース」の台詞を元に設定された概念。
これの流れを読むことが未来予知などの能力であり、クローン大戦中のように宇宙のフォースのバランスが暗黒面に偏っていくと光明面の使い手は未来を見通すのが難しくなっていく。
所謂「フォースの冥界へ旅立つ」とは、コズミック・フォースへと還ることを表しており、霊体化はコズミック・フォースに溶け込んだ後も意識を保ちミディ=クロリアンを通じて生者(=リビング・フォース)との交信を可能とする術のことである。
エンドアの戦いでフォースのバランスが保たれたことで安定・休眠期に入りフォース感応者に働きかけなくなったとされており、ヨーダらの霊体がEP8で「久しぶりに」現れたことや、レイが自身のフォースの才能をほとんど自覚せず育ったのもその影響である。
逆にフォースの根源とされるほど濃密なフォースが流れる聖域モーティスではクワイ=ガンの不完全な霊体でも姿を伴って現れることができた。
「リビングフォース」と「ユニファイングフォース」の二つがある。
うちリビングフォースはカノンのものと名前は同じだが、カノンのリビングフォースはフォースの状態を指す言葉であるのに対し、レジェンズのリビングフォースはフォースをどう捉えるかの考え方を指す言葉である
かなり長くなるが、以下で考え方を細かく解説していく。
これは、生命体とフォースの結び付きに着目して、自他共にフォースの一部であることを強く意識する概念である。
フォースと付き合い、扱う姿勢としては、観察者が知覚できるその時点限定のフォース、いま在る状況を重視する。
ありていに言えば、この観点は、フォースを巨大な森、人間を含む個々の生物を森を構成する樹や枝葉と見立てている。
そして、リビング・フォースを信奉する者は、個々の樹や葉に実際に観察し手で触れて考察することで、土地一帯の地質など、森全体の状況を診断しようとする。
より大まかに言えば、手の爪の色形から各臓器など人体の健康状態を推察するようなものだと思ってよい。
深く丁寧な考察に加えて、個々の生物に付き合うだけの度量や根気があれば、リビング・フォースに従おうとする者は、最適解と言えるものに近付くことも可能になる。
しかし宇宙全体のフォースが光に満ちていて、容易に未来を見通せたころのジェダイにとって、これは悠長で不確実な姿勢でしかなかった。
個々の樹なぞいちいち見なくても、小高い丘から森全体を見渡して、葉の色や樹の色つやを軽々診断できる、優れた洞察力を皆持っていた(と少なくともジェダイたちは自負していた)のだから、リビング・フォースに過度にこだわる者は、かつてのジェダイにとって視野狭窄ですらあった。
フォースの意志を知ろうとして、取るに足らない下等生物にしか見えないものとも積極的に触れ合おうとする
クワイ=ガン・ジンがジェダイ評議会から理解を得られず、倦厭されていた理由はこれである。
しかし、後の世になるとこのリビング・フォースの重要性が一気に増した。
銀河共和国の政治的限界による銀河規模の人心の荒廃と、暗黒面のフォースの使い手が本格的に活動を始めたことで、光のフォースの使い手たちの、フォースに対する洞察力が一気に鈍ったためである。
深い霧が立ち込めてしまっては、小高い丘から森を眺めようとしても、もはやなにも見えなかった。
ジェダイは共和国の治安維持のためにも迅速な状況把握と外交的処理、権威の維持を求められていたため、従来の方針が過ちだったとは言い切れない。
しかし、このリビング・フォースをより重視する方針に転換するのが遅れたことは、ジェダイ滅亡に繋がってしまった。
ヨーダがルークに修行をつける際に諭していた通り、いま自分が生きる時を大切にして、自ら熟考してベストを尽くす。
下記のユニファイング・フォースに則った方がよい場合も大いにありうるが、この生き方こそがリビング・フォースの肝である。
これは、平たく言えば、ただひたすらフォースそのもののみを見つめる姿勢を指す。
この概念の信奉者たちは未来に注視する傾向がある点で共通しているが、フォースを動かす感情に対するスタンスはさまざま。
そして、旧共和国時代のシス再来を契機に、ユニファイング・フォースの捉え方には(あくまでジェダイから見れば)変化が生じている。
まず、変化前から言及する。
先述の通り、フォースの扱いに熟達した者であれば、何者かの妨害でもない限りは、理屈の上では未来視も含め、森羅万象を知ることができる。
そのため、フォースが光で満ちていた頃のジェダイたちも
「ただ周囲を取り巻くフォースにのみ気を配って、未来を見ていれば全部解決できる」
という姿勢を堅持していた。
この姿勢は、先述の通り、自分が精通していない感情に基づくフォースの使い手が現れれば、簡単に瓦解する脆弱なものでしかない。
しかし、ユニファイング・フォースにはもう少し先があり、これが変化後。
精通していない感情でフォースの繰りを邪魔されるということは、言い換えれば、どちらの感情も持ち合わせていれば、フォースの中に霧で曇ったように見えない、触れない部分なぞ無くなることも意味する。
という姿勢を貫けば、そこには光も闇も無く、一切の障害も無いフォースがそこにある。
これが、旧共和国におけるシスの再来以降の、ユニファイング・フォースの基本的な考え方である。
この考えは、いわば「光と闇があわさり最強に見える」ため、本当に実行できるなら理想的ですらある。
……本当に実行できるのならば。
感情を持つ生物である以上、「ただフォースのみを見てフォースに殉じる」なんて真似ができるのは解脱し切ってヒューマノイドを辞めた仙人くらいのもの。
大抵は「光と闇が合わさり最強の俺Tueeeeee」と言う思想に傾倒しがちで、
ダース・シディアスを含むシスの暗黒卿もこのユニファイング・フォースの信奉者である。
フォースを扱う方針としては実用的だが、フォース(がもたらす未来図)以外の全てを軽視しかねない危険性も孕んでいた。
ちなみに「フォースにバランスをもたらす者の予言」はこのユニファイングフォースに属するらしいが、クワイ=ガンはリビングフォースを重視しながら予言をも重視しており、師のドゥークーから「そりゃ矛盾じゃないか」と突っ込まれていた。
フォースの起源
聖域モーティス
宇宙のあらゆる場所に偏在するフォースであるが、その流れが特に強く、フォースの源として考えられていたのが聖域モーティスである。
アウター・リムの外側の未知領域の更に外側にあるワイルド・スペースに存在するモノリスを介して行き来できるが、その立地上普通なら到達することは到底不可能である。
『クローン・ウォーズ』劇中では古代
ジェダイの形式の救難信号がモノリスから発信されたことで、その発信源を探るべくオビ=ワン・アナキン・アソーカの
問題児一門3名がここへ向かうこととなった。
あまりにもフォースの流れが強いため、基本的に微かな声を送るしかできなかったクワイ=ガンの霊体も唯一モーティスでは姿を伴って現れることができた。
ただ、霊体化の概念など知るよしも無い当時のオビ=ワンやアナキンは、あくまでもクワイ=ガン本人ではなく記憶が見せた幻影だと考えていた。作中ではアナキンを誘い込もうとするサンがアナキンの亡き母シミの幻影を利用したりもしていたため、そう考えるのも無理のない話ではある。
近年では、EP8の監督であるライアン・ジョンソンが制作にあたってモーティス編を改めて見直したことや、EP9の没案ではモーティスが決戦の舞台となる予定であったと判明したことでもちょっとした話題となった。
ザ・ワンズ
モーティスに住むフォースの化身である種族。
父・息子・娘の3人がおり、息子はダークサイド、娘はライトサイドを象徴する存在である。
ちなみに名前はなく、作中でも息子(サン)とかファーザーとかで呼ばれている。
そのフォースによって発揮する力は人智を遥かに超えており、普段宇宙から自らを隔離している彼らが迂闊に外界に出れば、宇宙のフォースのバランスが狂って崩壊を来しかねない。作中世界で「神」と形容されている唯一の存在でもあり、まさに超常の存在である。
彼らの後継者たりうるのは、同じくフォースの化身と言える(生身のころの)アナキン・スカイウォーカーのみだったと言われている。
ファーザー
光と闇それぞれを司る娘と息子をモーティスに封じ込めることでフォースのバランスを保っている、一家の長。
自身の寿命を察知しており、既に老いの影響により本気で戦ってもサンに押し負けるまでになっている。
ゆえに自分に代わってフォースのバランスを保つ後継者を探しており、その素質を持つ「選ばれしもの」とされるアナキンを呼び寄せるべく救難信号を発したのがモーティス編の切っ掛けである。
サン
暗黒面を司る「息子」。
シスかと問われた際は否定と肯定の両方で応じた。
シスではないが、その力を体現する存在であるため。
その力はザ・ワンズ三名の中でも更に上位であり、
相手を強制的に暗黒面に落とし洗脳する芸当すら可能。
来訪した三人の
ジェダイを利用して外に出ることを画策しており、アナキンを暗黒面に落とすべく、アソーカを暗黒面に落としてアナキンとオビ=ワンにけしかけた。
自身を止めようとするドーターと互角の戦いを繰り広げ、止めに入ったファーザーをも圧倒。
邪魔者であるファーザーの排除に王手をかけるが…
ドーター
光明面を司る「娘」。
父の指示を聞き入れており、兄の出奔を阻止しようと動く。
戦闘シーンは少ないが劇中ではサンと拮抗する力を見せている。
いざと言う時のためモーティスの祠に存在するザ・ワンズを殺せる力を持つ短剣(!?)をオビ=ワンに取りに行かせていたが、操られたアソーカにより奪われてしまい、短剣はサンの手に渡ってしまう。
サンがファーザーを刺し殺そうとした瞬間、ドーターが割って入ったことでドーターが死亡する。
しかしサンは宿敵とも言える光明面の化身を偶然とはいえ討ち取ったことを喜ぶどころか、妹を自らの手で殺めたという事実に絶叫しながらその場から逃亡した。
これは暗黒面の化身たるサンにも人を愛する心があったことを意味している。
洗脳の後遺症で死に瀕していたアソーカはドーターの最後の力をアナキンの手で与えられたとこで蘇ったものの、アナキンはサンを野放しにはできないと判断し、討伐を決意。
クワイ=ガンの霊体の導きでアナキンはサンの元へと向かったが返り討ちに遭い、それどころか
幼い訓練生を虐殺し、
妻を締め上げて師との殺し合いで四肢を失い、
機械の怪物に成り果てる未来のヴィジョンを強制的に見せられ暗黒面に落とされてしまった。
アナキンをも手中に納めたサンは最後の仕上げに今度こそファーザーを殺害すべくドーターの墓へと短剣を取りに行く。
しかしその隙にファーザーがアナキンを未来予知の記憶を消した上で正気に戻し、オビ=ワンとアソーカと共にサンを待ち構える。
戻ってきたサンはファーザーとの最後の決戦に臨み、ファーザーにジェダイ三人が加勢してもなお軽々と圧倒したが、隙を突いて短剣を掠め取ったファーザーはそれを自らの胸に突き立てた。
誰よりもその瞬間を望んだはずのサンはかつてドーターを殺めた時のように慟哭。
取り乱しながら父に駆け寄り、その腕の中に抱き寄せられるが……
それこそがファーザーの作戦であり、ファーザーから目線で合図を受けたアナキンによりサンとファーザーはライトセーバーに貫かれ、ファーザーの自害により不死性を失っていたサンは父の裏切りを責めながら死を迎えた。
子達の後を追う間際、ファーザーはアナキンが選ばれしものであることを確信し、今成したことを銀河でも同じように成せば必ず予言は成就すると告げて息を引き取った。
こうしてザ・ワンズ全員が死亡したことでフォースのバランスは保たれた。
だがそれは同時に、一度バランスが崩れれば
再びバランスを取り戻すのは困難であることも示していた……。
モライ
ザ・ワンズ…特にドーターと深い関わりがあるとされる、小鳥型クリーチャーのコンヴォアの中の一個体。
アソーカがドーターの最後の力を与えられて蘇ったゆえか、彼女の行く先々にいつの間にか現れては見守っている。
コンヴォア自体は割と銀河中にいる小動物であるが、モライはどういうわけか後述の
狭間の世界にも出現しており、ザ・ワンズ関係だけあって只者ではないことは間違いない。
アソーカ曰く「命を救われたこともある」という。
『クローン・ウォーズ』シーズン7
最終回や『
マンダロリアン』のアソーカ登場回にもこっそり出演している。
狭間の世界
英語表記は「world between worlds」
彼らザ・ワンズはモーティスの神々とも呼ばれ、フォースを信仰する者達の間でも隔絶した存在として認識されていることがうかがえるが、ファーザーの懸命な秘匿の甲斐あってかジェダイやシスの書物等にその姿が描かれた例は非常に少ない。
その数少ない例の一つが『反乱者たち』に登場した惑星ロザルのジェダイ・テンプルの壁画であり、この壁画はフォースにより構成されたある種のメタ世界である狭間の世界への扉となっている。
世界と世界の狭間
狭間の世界は
スターウォーズ世界のありとあらゆる時間・場所に通じる無数の扉とそれらをつなぐ道で構成されており、スターウォーズらしからぬ白黒のツートーンで描かれているのが特徴的な異空間。
この世界の性質を示すかの如くシリーズの他作品から引用されたボイスがバックにたびたび流れており、ヨーダやクワイ=ガンやオビ=ワンのセリフの他、
フォースを感知できないチアルートや、遥か未来の人物であるレイやカイロ・レンのセリフまでもが確認されている。
扉から見える景色にはなんと観測のみならず過去干渉が可能(おそらく未来も可能)であり、どうやってか現れたモライに導かれてシーズン2におけるマラコアでの決戦の瞬間を扉から覗き込んだエズラが絶体絶命のアソーカに思わず手を伸ばしたことで、死ぬはずだったアソーカは死から逃れた。
スターウォーズのみならず創作物そのものにおける一種の禁じ手とさえ言える芸当であるが、実はこれですら愛する者を死から救う術足り得ることはない。
過去を変えれば現在に影響が出て「過去干渉を行ったエズラ」の存在が揺らいでしまうタイムパラドックスが生じるため、身を挺して仲間を逃したケイナンの犠牲を変えることはできず、勢いで助けられてしまったアソーカもシーズン2の時代に戻った後はタイムパラドックスを最小限に留めるため反乱運動に復帰することはせず、実に
エンドアの戦いより後の時代まで隠遁し続けることを選んだ。
師であるケイナンを失ったエズラがフォースの導きにより辿り着いた世界であるという経緯からしても、ここでエズラが得たのが都合の良い
過去改変などではなくケイナンの死を受け入れ乗り越えることであったのも当然と言えよう。
だがそれでも銀河を根幹から揺るがし得る力であることに変わりはなく、ケイナンの死の瞬間を映し出していた扉は突如変貌し、
銀河のどこかでシスの秘術を行うシディアスの元へと繋がった。
空前絶後の力として狭間の世界への入口を追い求めていた
ダース・シディアスはエズラがアソーカを救ったように、自分をエズラに引きずり込ませることで狭間の世界への侵入を試みていたのだ。(つまりもしエズラがケイナンを救おうと手を伸ばしていた場合……そういうことである。)
シディアスはエズラを無理矢理協力させるべく攻撃を仕掛けたがアソーカの加勢により逃亡を許してしまう。
なお、このアソーカはシーズン2のマラコアからそのままやってきた存在であるため、ほんの数十分のうちにモール・ヴェイダー・シディアスと元も含めて三人のシス卿と連戦している。
アソーカと二手に分かれてシディアスの猛攻からなんとか逃れたエズラは、狭間の世界が帝国の手に落ちるのを防ぐべく、壁画にフォースの思念を送り込み、それに応じるかのように壁画の中のザ・ワンズが俯いて崩れ落ちて壁画ごと寺院も崩れ去ったことで狭間の世界は永遠に閉ざされることとなった。
なお、原語表記である「world between worlds」だが、ある作品にて別の表記の同一存在が示唆されている。
後に「アソーカ」でも世界と世界の狭間らしき空間が登場。
とある人物が戦いに敗れたアソーカを鍛え直す為にアソーカを呼び寄せた。
EP9『スカイウォーカーの夜明け』クライマックス、
レイがジェダイの先人達の声を聴きその力を宿すシーンが
狭間の世界を利用したものである可能性がEP9小説版にて示唆されている。
同作の原語版では、レイがジェダイたちの存在を感じ取った先が「place between places」と表記されているのである。
あくまで一考察に過ぎないものではあるが、この説が本当であるならばシディアスはかつて自分が狙いながらも手中に納められなかった力で滅ぼされたことになるが果たして…?
その他
ホイルスのシャーマン
クワイ=ガン・ジンが霊体化を習った。
裏設定に近く、「ホイルス」が団体名や種族名なのか地名なのかあるいは信仰対象なのかも詳細は不明だが、SW自体が『ホイルス(ウィル)銀河史』なる歴史書からの引用であるとも言われる。
ダソミアの魔女
古代
ジェダイの末裔で魔法のようなフォースを使う。
暗黒面に堕ちたナイトシスターという分派もあり、クローン・ウォーズではダソミアの魔女そのものがナイトシスターのように描写され、
ダース・モールはその奉仕種族「ナイトブラザー」の出身と設定された。
またマザー・タルジンレベルになると対象者を暗黒面から強制的に帰還させるなどの離れ業もやってのける。
主に薬品や呪文詠唱によって補助し、自らやその場にいる者のフォースを利用してあらゆる技を実行する。
クローンウォーズではまさに呪いの類の描写がされており、ドゥークー伯爵の毛を編み込んだ人形を薬品の中に入れ
遠方にいる当人を苦しめたり、遺体に薬品とフォースを流し、自律的に稼働させたりとおぞましいこの上ない技を駆使する。
【テイルズ・オブ・エンパイア】では武器に詠唱を行い、ライトセーバーに対抗できるオーラをまとわせたりする者も確認されている。
フォースの女官
『クローン・ウォーズ』において
クワイ=ガン・ジンと
ヨーダが霊体化を習った人物。
五人いるように見えるが、同一人物の違う側面(喜・怒・哀・楽・平常)をそれぞれ表しているとも言われる。
ミディ=クロリアンの故郷・フォースの惑星で
リビング・フォース
と
コズミック・フォース
を説き、その中間を行き来するのが霊体化の原理であると説明している。
ベンドゥ
『反乱者たち』に登場した惑星アトロンに住まうフォースの使い手。
ライトサイドを【アシュラ】 ダークサイドを【ボガン】と呼び、自身を「その中間にいる存在」と称し、
ジェダイとシス双方の知識にも通じる。巨体ながらアトロンの景色と同化することで長く眠っていたがアトロンを訪れたアソーカやケイナンたちのフォースに刺激され目を覚まし、以降は彼らと語らい様々な助言をする。
なお味方ポジションではあるものの、本人はあくまでフォースを扱う先人としてアドバイスしているだけであり、実際は
ジェダイにもシスにも肩入れする立場にはない。
そのためアトロンのチョッパー基地が危機に陥った時も「
ジェダイが滅ぶこともフォースの意思かもしれない」と手を貸そうとはせず、フォースで巻き起こした嵐により帝国と反乱軍両方を無差別攻撃することでフォースの意思に任せるという
正直ツンデレとしか思えない手段を取った。
最後は嵐の中心に本体がいることを見切ったスローン大提督の指示によりAT-ATの大群の集中砲火を受けて倒れるが、ブラスターでスローンにとどめを刺される間際にスローンの破滅を予言したのちフォースと一体となり姿を消した。
名前の元ネタはEP4初期稿の
ジェダイの没案から。
エング=ティー
フォースはダークサイドとライトサイドではなくさまざまな色であると考える種族。
過去
ヨーダに治療を求めて訪れた人物に、ルークの修行で忙しかった
ヨーダが紹介した。
タンドの魔術師
ジェダイから追放された
ダークジェダイが惑星コリバンのシス種族を支配したときコリバンから惑星タンドに追放されたシス魔術師の末裔。
EP4の直前ごろ、パルパティーンに走った逸脱者によって壊滅させられた。
ラカタン無限帝国
共和国より昔にダークサイドの力で大帝国を支配していたが、被支配者の反乱とラカタがフォース感知能力を失う致命的な疫病により帝国は瓦解。
ホロクロンはこの文明による発明で、破壊兵器など色々な遺物が登場する。
知的生物の負の感情(ダークサイドのエネルギー)を利用して稼働する【スター・フォージ】というあらゆる兵器の製造工場を開発し
銀河を征服していった。
情報は殆どレジェンズ化しており、近い名称として【ラカタ】がドラマ【キャシアン・アンドー】に登場する程度となっている。
イサラミリ
知的種族ではない小動物だが、周囲(人一人は軽く入る)をフォースの空白域にしてしまう能力を持つ。
懐に忍ばせておけばフォースの使い手の目から逃れられるため、色々と便利に使われる。
ヴォーンスクルー
イサラミリの天敵である猛獣。
上記の能力はこの動物に対して身に着けたもの。
インペリアル・ナイト
レジェンズにおける
銀河帝国の末裔に当たるフェル帝国に仕える騎士団。
ロイヤルガードに似た赤い装甲服と全員同じデザインの銀白色の
ライトセーバーを使う。
基本的にライトサイドで、皇帝が暴走した場合は主君押込の権利も持つが、帝国の存続が危うくなるようなことは禁じられている。
ちなみにローン・フェル皇帝もインペリアル・ナイトである(レイアとハンの長女が後の初代皇帝と結婚している)。
そればかりかレジェンズには
フォース能力を持つ無生物
も登場することがあり、フォースエネルギーに反応し、内部に溜め込む性質を持つ
アルトゥシアン・クリスタル
は
人工的なフォース感知者を生み出すために用いられ、
オビ=ワン・ケノービはパダワン時代にクワイ=ガン・ジンから貰った「川の石」の持つフォースによる記憶保持機能のおかげで犯罪シンジケートによる
洗脳の危機を免れたことがある。
ちなみに
ドラゴンクエストシリーズには「りりょくのつえ」という武器があるが、あれは要は「フォースの杖」である。
現在は良く知られた公式イラストが存在するが、初期の
攻略本では
まんま木製のライトセイバー
という色々危険なデザインで掲載されていたこともあり、つまりはそういうことである。
そのリミッター解除版である光魔の杖が光刃を発生させるのはこれを意識しているのかは定かではない。
追記・修正はフォースを極めてからお願いします。
- あの銀河限定の超能力で、他の銀河の者には通用しないんだっけ? -- 名無しさん (2015-10-28 22:27:29)
- ↑確かそうだったはず。別の銀河出身のユージャン・ヴォングはフォースの外にいる存在だからフォースが通じなかったっぽい。 -- 名無しさん (2015-10-28 22:52:13)
- この力好き -- 名無しさん (2015-10-28 22:55:06)
- とはいえフォースとはユージャン・ヴォングたちの神様が作り出したものと彼らが納得したおかげで両種族は結果的には分かり合うことができた -- (2015-10-28 23:17:53)
- 確かユージャンヴォングはフォースを無くした種族じゃなかったっけ?元々、フォースを持ってたけど肉体改造の悪習のせいでフォースを無くしたんじゃなかった? -- 名無しさん (2015-10-29 00:02:20)
- ダソミアの魔女と惑星コリバンの原住民のシスについては書いてないのか…。誰か詳しい人いたら教えてください -- 名無しさん (2015-10-29 00:05:42)
- ↑x2 ユージャン・ヴォングのノム・アノアが予言者を名乗ってユージャン・ヴォングの下位グループの連中を使って自分の思想、フォースはユージャン・ヴォングの神様の魂の欠片という考えを下位グループとジェダイ・ナイトに広めていた。最終的に下位グループの中ではその理論が確立された、って話だったはず -- (2015-10-29 00:24:45)
- ↑あのエセ教祖のでっち上げが本物の宗教になっちまうなんてフォースで予知を使っても予測できんわな。 -- 名無しさん (2015-10-29 02:57:53)
- つまりカラテだ。 -- 名無しさん (2015-10-29 07:21:13)
- 良い項目だから、度々加筆修正されたらいいな。 -- 名無しさん (2015-10-29 08:08:42)
- 特にフォースの主導権争いの項目を見ると、エピ3でメイスを除いたマスターが瞬殺されたのがわかる気がする。ダークサイドを殆ど知らないからシスの動きを読み切れなかったってことか -- 名無しさん (2015-10-29 08:29:59)
- ミディ=クロリアン云々は後付けらしい。フォースは神秘の力だと認識していたものにはやや酷評 -- 名無しさん (2015-10-29 13:37:54)
- フォースの力を見せてやる -- 近藤 (2015-10-29 17:24:25)
- 世代的に理力といったらビックリマンを思い出す -- 名無しさん (2015-10-29 21:07:11)
- ザ・ワンズとユージャンは本編ジェダイとシスならやばい存在だけど古代のジェダイとシスならカスに等しい存在なんだよな。 -- 名無しさん (2015-10-29 21:16:15)
- 気になったんだけれど、ライトサイドとダークサイドのフォースって併用出来るのかな?一方に偏るのではなく両方使うって感じで -- 名無しさん (2015-10-29 21:34:10)
- ↑ 理屈の上では強い自制心があれば両立出来るから、試そうとして気付けば堕ちた奴なら腐るほど居る -- 名無しさん (2015-10-29 21:51:14)
- ↑2 併用できるというよりは光と闇どちらも扱えるのが理想だし、扱えるはずなんだよな。フォース色々言ってても結局はみんな生きてるんだから良いとこも悪いとこもあってこそなわけで、「激しい感情は悪いことしか起こさない!絶対ダメだ!」ってなった結果がメイスとかの滅びた共和国ジェダイだから。因みにフォースを操る(才覚のある)者を指す言葉としては「フォース=センシティブ」(Force-Sensitive)っていうのが一応はある。外伝小説・漫画が初出の設定かも知れないけど。 -- 名無しさん (2015-10-29 22:49:09)
- まさに「きたないはきれい、きれいはきたない」だな -- 名無しさん (2015-10-29 22:52:31)
- ジェダイもシスも共通して「愛」の感情を避けているのが気になる。実は「愛」を理解するのがフォースを理解する上でかなり重要なんじゃ -- 名無しさん (2015-10-29 23:29:48)
- 結局力(生命)とかの流れみたいなもんなだから正しい正しくないは無いのよね。バランス云々も両者ほぼ壊滅だし -- 名無しさん (2015-10-29 23:31:50)
- ↑×2ジェダイから見れば愛情は理性で制御出来ず、他の感情を引き出しかねない。シスから見れば愛情は憎悪等の負の感情と対極の感情だからね。まあ、その二面性こそがフォースの本質なんだけ…。 -- 名無しさん (2015-10-29 23:43:48)
- アナキンを見れば分かるように元来フォースにライトサイドやダークサイドなんて区分は存在しない。ジェダイやシスはフォースという巨大な木の枝先にぶら下がった果実しか見ていないからフォースの本質を掴めなかったんだろうな。 -- 名無しさん (2015-10-29 23:59:55)
- 惑星ダソミアの原住民たちには潜在的にフォースを使える能力があったがそれを発現させる技術がなかった。でもダソミアに追放されたアリヤという女ジェダイが追放された約300年位前から状況が変わる。 アリヤはフォースの予知を使って原住民たちが恐れていたランコアの襲撃を回避し、ジェダイの戦闘技術でランコアを仕留め、狩猟技術を原住民たちに教える。 -- (2015-10-30 10:38:42)
- (続き)結果アリヤは原住民たちのリーダーになり、男が全くランコア対策の役に立たなかったことであの星は女性上位男性総奴隷の文化になった。アリヤが気に入った男と儲けた娘にジェダイの修行を教えた結果フォースを発現させ、以後アリヤの娘達が中心になってフォースの遣い手になりそれがダソミアの魔女たちになった。簡単に言うとこうなる -- 名無しさん (2015-10-30 10:39:17)
- 付け加えるとダソミアには1000年前に銀河で2番めに大きいシス・オーダーがあった -- (2015-10-30 10:42:35)
- なお、魔女の中には暗黒面の力を操るナイトシスターという部族がいたが絶滅してる。 -- 名無しさん (2015-11-01 08:50:04)
- ↑5ルークはそのことについて、「フォースはひとつで光と闇は統合されてる。でもダークサイドは現実に存在している。」って言ってるな。 -- 名無しさん (2015-11-01 14:07:02)
- ↑心の火だな。 -- 名無しさん (2015-11-01 18:18:53)
- ユージャン・ヴォングには直接フォースが効かないけど、フォースが空洞の空間を探知したりフォースで物をつかんで投げつけたりはできる。そして一番重要なのは、例えフォースが使えなくてもジェダイはフォースに仕える者であるということだとルークは語る。 -- 名無しさん (2015-11-01 21:59:40)
- 大昔に集団で超新星爆発起こしてた「タンドの魔術師」もいたっけか。あとEP1より遥か昔、ラカタという種族がダークサイドのフォースを利用したテクノロジーで無限帝国を築いてた。 -- 名無しさん (2015-11-02 00:08:46)
- イサラミリが住む惑星には三百年以上もジェダイとシスは訪れなかったみたいだけど、よっぽどフォースを無力化されるのを嫌っていたんだな -- 名無しさん (2015-11-04 23:39:50)
- ↑「ジェダイが頼ってる能力の大半が役に立たなくなる。それだけでも不安をもたらすには十分」って言うジェダイがいたからね。↑3のセリフはそれに対して言われたものだけど。 -- 名無しさん (2015-11-05 19:05:11)
- インペリアル・ナイツはシャドウ・アカデミーの流れ? -- 名無しさん (2015-11-07 23:17:30)
- スピンオフだけどダークサイドを操るものgaって -- 名無しさん (2015-11-07 23:38:21)
- スピンオフ設定だろうけどダークサイドを操るものが全てシスなわけじゃなく、ダークサイドを使う者の中の一派がシスって呼ばれてる。 -- 名無しさん (2015-11-07 23:41:33)
- シスは元々フォースを持っていた種族名だがジェダイ黎明期に追放されたダークサイド派が流れ着いて支配し、共和国相手の戦争で(星間飛行技術を失って忘れられた傍系を残して)滅び、映画に出てくるのは後にその秘術を発掘して悪堕ちしたジェダイが開いた一派 -- 名無しさん (2015-11-08 02:46:16)
- リビングフォースとユニファイングフォースについての説明も欲しいな。特に前者は説明読んでもよくわからんかった。 -- 名無しさん (2015-11-12 20:07:02)
- 光も闇も許容して生きるには人間の器は小さすぎるって事なんじゃないの?ライトサイドダークサイド問題って -- 名無しさん (2015-11-12 21:00:01)
- 多分そうなんだろうね。フォースっていう大きな力に人間を透かした時、どうしても影が出来る。それがダークサイドなのかも。 -- 名無しさん (2015-11-12 21:05:18)
- 生き物の生き方に良いも悪いもないけど、人間は正しく生きようとしたがるからフォースに二面性が生まれるんじゃないだろうか? -- 名無しさん (2015-12-01 12:42:39)
- NJOシリーズの最終巻では、自然はバランスを保っていたけど知的生命体がダークサイドを生み出してしまったと言われてた。よってバランスはそこにあるものではなく、努力して保たなければならなくなった。 -- 名無しさん (2015-12-01 23:04:54)
- ルークはNJOでは山さえ動かすまでに至ったり、ベイダーによるとデス・スターの一撃さえ止められるらしいし、スゲーなフォース -- 名無しさん (2016-01-13 21:42:59)
- 要は極めに極めれば何でもできる能力 フォース使えない人にとっては、フォースグリップとかマジ鬼門だよな 回避も防御もムリとかヒデェ -- 名無しさん (2016-02-07 13:48:21)
- レジェンズ作品では遺伝子操作でミディ・クロリアンを増やしたら発狂したという例があるそうだ -- 名無しさん (2016-03-05 08:32:12)
- フォースの未来予知って未来ではなく運命予知だよな。予知する未来がほぼ確定した運命の道筋だから避けられないし避けようとするとドツボにハマって事態が余計に悪化する -- (2016-07-21 23:55:39)
- タトゥイーン砂漠にしたのってラカタらしいな -- 名無しさん (2016-09-04 03:08:12)
- スター・ウォーズ テールズという短編集のジェダイ・ドロイド スキッピーという短編ではR5-D4(EP4でラーズ一家が最初に買おうとして爆発したドロイド)は実はフォースで未来を見てR2D2をルークの所にやるために自害したって話があるらしい。(後の作品では戦争の英雄ルークとフォースとの運命的な出会いが誇張された伝説という扱いにされたらしいが) -- 名無しさん (2017-01-04 10:42:49)
- 光と闇、双方を超越するという発想はないのだろうか? -- 名無しさん (2017-01-06 10:40:35)
- PSO2で言えばフォトンみたいなものか -- 名無しさん (2017-01-13 23:49:50)
- ↑フォトンは自分から制御するけどフォースは(極めた人でなければ)どちらかといえば受け身の姿勢で流れに乗るのが基本だからちょっと違うんじゃなかろうか -- 名無しさん (2017-01-24 19:08:51)
- 光も闇も超越してこそのフォースでは? -- 名無しさん (2017-10-01 18:49:39)
- ジェダイの教育は悪く言えばパダワンを無菌人間として育てるのが前提なんじゃね? -- 名無しさん (2017-12-23 02:46:46)
- 最後のジェダイのフォース観は過去作で提示された色んなことをうまく纏められてた気がする。 -- 名無しさん (2018-01-07 12:19:00)
- 他の作品のネタだが、闇(暗黒面)を抱いてェ、光(光明面)となるッ!!て人はいないのが不思議だ。 -- 名無しさん (2018-07-28 23:10:31)
- 他作品と言えばダイの大冒険の光の闘気と暗黒闘気の関係もそんな感じだな。使い分けるとか体内で両者を競わせて強くするとかはあったけど超越はしなかった -- 名無しさん (2018-07-29 07:38:23)
- ライトサイドもダークサイドも愛を軽視してるが、アナキンは愛の為に行動してバランスをもたらしたって考えると面白い -- 名無しさん (2019-12-24 11:00:30)
- ジェダイもシスも、フォースの神秘に対して「宗教」という方法でアプローチしているのが良くないと思う。これだと基本的に教義の正しさを証明する方向にしか探求が進まないので、理論への反証が行われにくいし手付かずになる領域も多くなる。それに秘密主義的な評議会の性質は一般人にフォースやジェダイへの疑念を引き起こし、共和国崩壊の要因にもなった。フォースは感知できるものが限られるとはいえ歴とした物理的な作用を持つ力なのだから、科学的なアプローチでもっとオープンに探求すべきだと思う。そして研究結果を武力以外の方法で社会に還元してゆくべき -- 名無しさん (2020-02-14 10:53:22)
- ダース・プレイガスがそこんとこ研究してるな。「“フォースは神秘に満ちた形で働く”などと口にするのは、自分の無知をさらけだしているようなものだ。適切な知識と不断の努力により解き明かせぬ神秘など存在しない」だってさ -- 名無しさん (2020-02-14 11:21:24)
- ……こう言うとあれだけど、プレイガス卿がパルパティーンに会わずドゥークー伯爵をもっと早期に弟子に迎え入れてれば誰にとっても一番利があったんじゃないかなって -- 名無しさん (2020-02-14 12:32:10)
- ジェダイでも、プロ・クーンはフォースライトニング的なパワーを使えるという設定らしいが。 -- 名無しさん (2020-03-27 23:23:02)
- レゴスターウォーズホリデースペシャルの元ネタってもしかして狭間の世界だったの? -- 名無しさん (2021-01-19 22:40:40)
- 統合のフォースのとこでさらっとジオウIIへのリンク貼られてるけどン我が魔王ってジェダイ的にもシス的にもヤベーイ人材なのではさら -- 名無しさん (2021-01-20 20:12:05)
- 生命や自然の力だから、機械とは相性が悪いんだっけ。そう考えるとフォースにとって良くないことは暗黒面が宇宙を支配することよりも宇宙中に機械が広がっている今の状況なのかな。 -- 名無しさん (2022-08-05 02:02:56)
- 生身状態と霊体化状態どっちがフォースの力強いんだろ? -- 名無しさん (2022-11-07 00:58:13)
- ↑レジェンズ化する2013年以前の解説だが、フォースという大河と個としての執着力や影響力は低下せざるを得ないから、結局生身状態の方が現世への影響力は大きい -- 名無しさん (2022-11-07 02:23:12)
- もうね、本編は一旦これを綺麗に忘れちゃった方がいいと思うんだ。NTやPFみたいな”過剰な期待”にしかなってないんだ -- 名無しさん (2023-04-19 12:21:34)
- スターウォーズの根幹なんだから忘れるわけにいかないでしょ -- 名無しさん (2023-09-27 07:19:59)
- スターウォーズとはフォースによって導かれる物語なので、いなくても成り立つことができるニュータイプとは訳が違う、過剰な期待ってなんなんだよそもそも -- 名無しさん (2023-10-12 10:58:14)
- 作品の出来はともかく新シリーズのフォースはなんでもアリって批判されるけど、じゃあ古代シスとかもっとチートだけどどうなんだ? -- 名無しさん (2024-05-26 20:27:00)
- ↑7の時点で古代シスはダース・ベイン以外非正史になってます -- 名無しさん (2024-08-17 07:58:24)
最終更新:2025年04月02日 09:41