飯田天哉

登録日:2016/04/12 Thu 23:59:10
更新日:2025/04/19 Sat 14:35:19
所要時間:約 4 分で読めます





言ったろ緑谷くん 君に挑戦すると!!


飯田(いいだ)天哉(てんや)は、『僕のヒーローアカデミア』の登場人物。
CV:石川界人

飯田‘sアイ:四角い。
飯田‘sメガネ:四角い。
飯田‘s全身:足の速さに対応可能なムキムキボディ。
飯田‘s手:妙な動きで相手を翻弄する。
飯田‘s足:ズボン履くときちょっとつらい。

──「僕らのヒーロー解体新書」より

●目次

◆プロフィール

ヒーロー名:インゲニウム
個性:エンジン
誕生日:8月22日(しし座)
身長:179cm
血液型:A型
出身地:東京都
好きなもの:勉強、ビーフシチュー

◆概要

雄英高校ヒーロー科1-Aに所属する生徒で、見た目通りの真面目な優等生。
上述の通り眼鏡や目がとても四角く、がっちりとした体つきの体格を持つ。
ふくらはぎに生えたエンジンや、後頭部を刈り上げたヘアスタイルが特徴。

私立聡明中学校出身(かっちゃん曰く、「クソエリート」)で、家族全員がヒーローという恵まれた環境に育っている。
法や規律を守る兄「インゲニウム(飯田天晴)」のようなヒーローになりたいという事から、たとえ相手が教師であろうとも、間違った部分があれば正確にそれを突き付けてくるしっかりした部分がある。

…が真面目過ぎて時々おかしな方向へ進んでしまうことがあり、例えばクラス委員長を決める際には堂々と手を挙げて立候補しつつも「多数決で決めるべき」と提案した*1他、
授業で模擬戦を行った際には、ヒーローではなくヴィラン側になったことで、悪役になりきろうと人の悪い笑みを浮かべたりしており、実際には真面目バカと言うべき性格をしている。


真面目や!!! byお茶子


また、別段手を動かす必要がない、会話中や歯磨き中といった場面でも(空いている)手を忙しなく動かすという癖があり、
特にアニメでは、感情が昂って腕を激しく動かしたりするシーンで漫画とは違って実際に動くため、色んな意味で目が吸い寄せられる。

入試試験で出久が騒いでいた所を厳しい目で注意し、彼からは苦手意識を持たれていたが、入試試験のカラクリに気づいた飯田本人は(勘違いを含めて)出久に謝罪。
以後、彼にとって特に仲の良い友人の一人となる。
なお、彼は出久に尊敬の念も抱いており、自身の兄と同じように出久も超えるべき目標と見ているが、出久当人は普通の友人として接してもらいたい様子。

なお、本来の一人称は『僕』なのだが、坊ちゃん扱いされるのが嫌なので普段は『俺』にしている。
ただ、激昂したりすると『僕』に戻る。

ヒーロー名『インゲニウム』は元々は兄が名乗っており、その兄から受け継ぐよう頼まれたもの。
当初はまだそれには足りないとして襲名を拒んでいたが、ある出来事を経て正式にインゲニウムを名乗るようになった。
なおingeniumの意味はラテン語で「才能・賢さ」といった意味で、「エンジン」の語源となった言葉である。
ヒーローコスチュームは兄の物に倣ってか、メタリックシルバーのバイクを模した装甲になっている。
コミックスの解説コーナーによれば、「将来なりたい姿がはっきりしているため、見た目重視」のコスチュームであるとのこと。



個性:「エンジン」

(50m(メートル)じゃ3速までしか入らんな…)

飯田天哉 “個性”「エンジン」

見たまんまだ!脚が速い!

ふくらはぎにあるエンジン状の器官からエネルギーを放出し、文字通りのブースト加速で高速移動を可能にする事が出来る個性。
走るたびにギアがどんどんチェンジするため、長期戦向けの能力だと言えよう。
しかし速度を上げるにはかなりの距離を走らなければならないので、短距離走では三速までしか入らないようだ。
戦闘においてはその機動力と脚力を生かした強力な蹴り技を主体として戦う。
ちなみにエネルギー源は100%オレンジジュース(炭酸はエンストするのでNG)

後に『マフラーを引き抜き、その状態で鍛錬を積むとより高負荷に耐えられるマフラーが新たに生えて来る』という特性が明かされた。
マフラー引き抜きには激痛と出血を伴うものの、それに耐えた事で彼の能力は更なる成長を遂げている。

因みに彼の一家は皆同系統の個性であり、兄は肘に同様の器官がある。

余談だが、彼が上記のナレーションで“個性”を紹介、解説される初めてのキャラクターである。

【必殺技】

  • レシプロバースト
上記の弱点を克服する大技。彼が独自に編み出したものではなく飯田家に代々伝わる必殺技である。
無理やりトルク数を上昇させ、速度を急激に上げるいわばニトロターボのようなもの。
同時に「間違った使い方」でもあり、この技を使うとエンストを起こし、しばらく個性が使えなくなってしまうため、文字通り『最後の切り札』とも言えるような物である。

  • レシプロターボ
上記の特訓を経て獲得した新たな必殺技
パワーを底上げしつつ負荷と燃費を最小限に抑える事でレシプロバーストの時間制限を克服し、10分間に渡って最高速度を維持する事ができる。
その挙動は疾走というよりスピードスケートライダーキック膝立ち状態でのブーストダッシュに近い。
出久の見立てでは、直線速度はグラントリノ以上。
ただし、あまりのスピード故に本人も細かな制御が効かないのが難点としており、実際に最高速度での挙動は単純な直線になりがちだが、
初披露した戦闘では障害物の間を縫って高速接近→正確に敵の頭を蹴り抜く→更に倒れている味方を拾って離脱する、という流れを淀みなく実行しており、
喰らった相手も「制御が効かないと言っている割には」と、その的確な挙動に舌を巻いていた。


【委員長について】

第12話にてクラス委員長の多数決を行った際、「いざという時の判断力や胆力が優れているから」という理由で彼は出久に1票を投じ、自選とお茶子含め3票を得たことで見事出久は委員長になった(副委員長は八百万)。
そうして昼食のランチタイムの中、お茶子も交えて自身の身の上を話す彼だが、突如警報が鳴る。
校内にマスコミ共が乱入してきたのだ!(オールマイトへのインタビュー目的の為)

詳しい事情を知らない生徒たちは大パニックになり、彼らは次々と押されていってしまう。
そんな中飯田のとった行動は…


皆さん…大丈ー夫!!


なんと彼はお茶子の個性で無重力状態になり、個性でそのまま非常口上の看板に着陸。
非常口のポーズをとりながらそのまま大声で生徒達に安静を呼びかけたためパニックは収まったのだった。
その後マスコミは後から警察に補導されましたとさ。



バッドマスコミュニケイション!!! byプレゼント・マイク
q(■■)p



その後の委員会にて、上記の行動を出久から評価された彼は新しい委員長になったのだった。(あと上鳴から「非常口」のあだ名を受け取った)




『僕のヒーローアカデミア すまっしゅ!!』


見ろォ!人がゴミのようだ!!

どこへ行こうというのかね

見せてあげよう ラピュタのいかずちを!

模擬戦の回でヴィランになりきるシーンでは、なんとみんな大好きな大佐のパロディを見せてくれる。
なお、実際には音声が届いていないので、これは上鳴と耳郎のアフレコなのだが、想像図として現れた飯田の姿は完全に大佐そのものである。
ちなみに、当の二人はちゃっかり滅びの呪文を唱えている。

この回以外にも、真面目系ボケキャラとして普段以上のギャグを見せてくれる。
特に委員長として頼られるとヘブン状態となり、自分を律する為に自分からバケツを持って廊下に立つという無駄に真面目な男。








追記・修正頼んだぜ、非常口!

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最終更新:2025年04月19日 14:35

*1 ついでに言えば、実際に多数決となった際、委員長になりたいという強い気持ちがあり、自己推薦も可能であるのに、自身が委員長に相応しいと思う人物を推薦している。