怪獣王ゴジラ(漫画)

登録日:2016/10/14 Fri 00:45:59
更新日:2022/07/12 Tue 16:10:25
所要時間:約 13 分で読めます




怪獣王ゴジラ』とは、ゴジラシリーズの漫画作品。1992年頃に講談社の『デラックスボンボン』誌にておよそ一年間連載された。
作者は河本ひろし。それに加え、ストーリー構成(原案&シナリオ担当)として安井尚志が参加している。
レイモンド・バー主演版『ゴジラ』の邦題とは同タイトルだが、直接の関係はない。

ゴジラVSビオランテ』から続く平成VSシリーズが、高年層の怪獣ファンから若年の子供層まで人気を博していた当時、
その勢いに乗って小学館のコロコロコミック、講談社のコミックボンボンなどといった児童向けホビー誌でも
ゴジラシリーズがこぞってピックアップされており、その人気絶頂真っ只中、DXボンボン誌において展開された作品。

基本的な世界観は、作品連載当時の『VSキングギドラ』から『VSモスラ』辺りまでの設定に沿っているものの、
映像作品との一番の違いとして、1955年の『ゴジラの逆襲』と1984年版『ゴジラ』の二作を境目にパラレル分岐した
昭和ゴジラシリーズと平成ゴジラシリーズが一つの世界観として統一されていることが挙げられるだろう。
そのため、ゴジラ自身の設定は平成VSシリーズに準拠しながらも、歴代の東宝怪獣も有名どころからマイナーまで続々登場、
後述する理由で平成版100m規模のゴジラと同じフィールドに立ってガチンコ勝負するという姿が拝める。

また、本作のゴジラは平成版の個体(俗にいう4代目)であり、映像作品では人類の敵としての側面も併せ持っているのだが、
この漫画では直接人類に積極的な危害を加えることなく、暴れまわる怪獣を見つけては喧嘩を売り買いするというキャラ付けがされ、
むしろ人類側も積極的にゴジラの戦局に協力するなど、どちらかと言えば昭和シリーズの2代目に比較的近い、
人類の味方として立ち回る「正義の怪獣王・ゴジラ」と言っても過言でないヒーロー的な描かれ方がされている。
コロコロ系列誌で連載された坂井孝行のゴジラシリーズとはまた違う、ゴジラのヒーロー性と怪獣同士のガチ勝負に魅了された読者も
決して少なくはなく、ゴジラ関連作品では極めてマイナーながらも、根強いファンを誇っている作品でもある。

また、怪獣の鳴き声に日本語訳が付いているのも大きな特徴の一つで、これによって各怪獣の性格やスタンスの掘り下げがより明確に行われている。
これは子供の読者が感情移入し易いようにという担当編集のアイデアだったとのこと。
あと、女性キャラ自体が少ないのと数年後に本誌で連載されたはるかにすごいののインパクトの前に話題に上ることは少ないがおっぱいもすごい。まあ先生は当時併せて巨乳エロ漫画誌でも連載してた方なので

単行本はボンボンコミックスより全2巻が発売された。現在は相当なプレミアだが、安く買う機会があれば是非手に取ってみてほしい。
惜しむらくは、1巻収録の連載第5回(VSアンギラスのエピソード)に明らかな乱丁が一箇所ある点だろうか……


あらすじ

かつて某国が核実験を繰り返し、今では無人となった太平洋サタン環礁の何処かに存在する「鬼山島」……
そこに隠された秘密の研究所を根城にする悪の科学者・マッド鬼山は、世界を我が物とすべく野望を巡らせ、
かつて地上で暴れまわった凶悪怪獣の痕跡などから遺伝子を採取し、強化されたクローン怪獣として現代に蘇らせる。

その頃、伊豆大島に訪れたゴジラ好きの少年・神子日出雄と、その兄であるGチーム隊員・神子陽介は
ここ最近、近辺で頻発する家畜や人的被害の犯人がゴジラではないかという疑いを持つが、
果たしてGチームの作戦で海中より炙り出された犯人は、30年ほど前に退治されたはずの地底怪獣バラゴンであった。
地底怪獣のはずのバラゴンが、海中を自在に闊歩し、更に全長100メートル規模にまでなるという異常事態にGチームすらも歯が立たない。
だが、その時海面から姿を現し、バラゴンに敢然と立ち向かった者こそ、最強の怪獣王・ゴジラであった。

かくしてゴジラ&Gチームと、マッド鬼山が差し向ける怪獣軍団との激闘の日々が幕を開ける……


登場人物


  • 神子 日出雄(かねこ ひでお)
本作「人間」サイドの主人公。怪獣、特にゴジラが大好きな少年。
ゴジラが人や動物を襲うことはないと固く信じており、防衛軍が凍結されたゴジラの殺処分を決めた時には涙で枕を濡らすほど。
その愛ゆえにゴジラへの造詣は誰よりも深く、その窮地に際しては奇策を提案してゴジラの命を救う事も多い。
伊豆大島でゴジラとシーバラゴンの戦いを目撃した事を切っ掛けに、以降も兄と共にゴジラを追いかける事となり、
対キングゴジラ戦ではアドバイザー役としてマシーンGの操縦者の一人として参加、最後まで戦局を見届ける役割を務めた。

  • 神子 陽介(かねこ ようすけ)
日出雄の兄で、安全保障室直属「Gチーム」に所属する一佐。階級から恐らくは自衛官。
怪獣災害が起こった際には真っ先に対峙する身であるが故に、怪事件の犯人をまずゴジラと疑ってかかりがちだが、
マッド鬼山の野望を食い止めるためにあえてゴジラに助力する事も多い。
対キングゴジラ戦ではマシーンGのメインパイロットを務めた。

  • リンダ・ミラー
国連科学委員会に所属する女性科学者で、ナイスバディの美人。
マッド鬼山がゴジラを凍結して国連を脅迫した際にGチームと接触する形で初登場、日出雄の提案を受け入れてゴジラを救う作戦に協力した。
その後もマッド鬼山の引き起こす怪獣事件に対して日出雄、陽介らと度々共闘する事となり、対キングゴジラ戦ではサブパイロットとしてマシーンGに同乗している。
怪獣知識の面で日出雄に頼っていたり、ナイフ投げでマッド鬼山の変装を暴いたりと、何の専門の科学者なのか結構謎。
ちなみに『キングコングの逆襲』のスーザン役の女優さんと同名。
後年、おっぱい恰好については作者自身も手掛けた同人誌『怪獣王チャンピオンまつり』において、尾頭さんから突っ込みが入った

  • マッド鬼山(- おにやま)
本作通しての悪役で、怪獣の強大な力を利用し、世界を征服せんと目論む悪の科学者。
かつては怪獣の研究家として名を馳せていたが、やがて我欲に溺れ、
怪獣を人間がコントロールできる生物兵器として世界中に提供しようと目論んだため、国際指名手配を受けるに至った危険人物。
現在は太平洋サタン環礁の鬼山島に拠点を置き、かつて暴れまわりながらも退治された怪獣の痕跡を世界中から採取、
オリジナルよりも遥かに強大な力を持った複製体として復活させ、その力で世界を我が物としようと企むが、
その最中でゴジラやGチームに幾度も野望を阻まれる事となり、彼らに対して憎悪を燃やしてゆく。

こんなマッドサイエンティストでも家庭を持ったことはあったようで、作中では瓜二つの姿をした子孫が、25世紀からタイムマシンで現代に来訪してマッド鬼山に協力している。
その時の戦いでゴジラの放射熱戦でタイムマシンごと撃墜されるが、重傷を負いながらも間一髪逃れていたようで、25世紀の技術でサイボーグ化して生還。
ガイガンを直接操縦してゴジラと戦った時にG細胞を採取、造り出したクローンゴジラを素体として究極の怪獣『キングゴジラ』を創造。
自分自身の頭部をその瞳に移植する事で同化、名実共に地球最強の怪獣に君臨せんと目論んだが……

作中最大の悪役にして外道でありながらも、現代科学を超越したレベルのバイオテクノロジーやロボット工学などを駆使して
強力な怪獣を産み出さんとするその情熱は、ベクトルは違うとはいえゴジラに対する日出雄の姿と重なった読者も多い。
実際作中では日出雄たちを差し置いてアバンに登場したりと、物語の構成上マッド鬼山の視点から展開が進むことも多く、
ある意味ではゴジラや日出雄に並ぶ、本作「悪役」サイドの主人公と言えるかもしれない。


登場怪獣


(オレは負けない なぜならオレは……無敵の怪獣王だからだ!!)
本作「怪獣」サイドの主人公にして、言わずと知れた地上最強の怪獣王。設定的には概ね平成VSシリーズの4代目に基づく。
その気質は暴れ者……というよりは闘いを求めて流離う武闘家気質に近いものがあり、
マッド鬼山が怪獣を暴れさせるたびに、強敵の匂いを嗅ぎつけて世界各地、あらゆる場所に神出鬼没に出現する。
本作では人間に直接危害を加える描写は、マッド鬼山に洗脳された時期を除いて描かれず、
どちらかと言えば昭和シリーズの2代目に共通する「正義のヒーロー」的な立ち位置となっているのが特徴。
(氷漬けにされかけたときに、無人とは知らない原潜を迷わず破壊したことはあるが)

マッド鬼山の作戦で氷漬けにされたり、タイムワープ光線でゴジラザウルスの姿に戻されたりしながらも
闘志を失うこと無く果敢に敵に立ち向かうその姿は、まさしく無頼漢そのもの。
2代目とも(映像作品の)4代目ともまた一味違ったその姿を見て、幼心に惹かれた当時の読者も少なくないのではなかろうか。
キングギドラIII世戦では、後年のバーンスパイラル熱線の先駆けとも言える新技「ヌクレアタイフーン」を披露した。

「ゲゴゴゴゴッ(ならばこれでもくらいな)」
マッド鬼山が世に送り込んだ人工怪獣の第1号。
かつて30年ほど前、白根山に出現した地底怪獣バラゴンの体組織を素体に、マッド鬼山がクローニングして復元した怪獣で、
地底怪獣であるバラゴンに海棲能力の付加、イッカククジラを連想させる巨大な角を生やし、
更にVSシリーズゴジラと肩を並べる100メートル規模の体躯と、徹底的に魔改造染みた強化がなされている。
作中では伊豆大島近海に出没、島の動物や家畜、更には人間の乗った客船を襲うなど暗躍し、Gチームの作戦で炙り出される。
Gチームの猛攻すらも跳ね除け島に上陸しようとするも、続いて出現したゴジラと対峙。
果敢に挑むも一角を圧し折られた挙句、放射熱戦で焼き尽くされて敗退した。

かつてゴジラの細胞から産み出された植物怪獣ビオランテを、マッド鬼山が複製した怪獣。
地中に張り巡らせた触手を檻のようにしてゴジラを拘束、更に援軍で出現したメガロと共にゴジラを襲ったが
陽介たちに力の源である水源を見破られ、そこからのパイプを潰されて一気に弱体化。
ゴジラに引き抜かれてメガロに投げつけられた挙句、邪魔者とばかりにメガロの殺獣レーザーで跡形もなく消し飛ばされてしまった。

「ギガガエガ(ゴジラよ このドリルできさまをギタギタにしてやる!!)」
マッド鬼山が複製した怪獣の一体で、海底人の守護神と言われたメガロを現代に蘇らせたもの。
地熱火炎ナパームに殺獣レーザーなどといった武装を身体に仕込み、ネオ・ビオランテに縛られたゴジラを一方的に攻撃するも
弱体化した相方を用済みとばかりに始末した矢先、ゴジラに自慢の角を叩き折られ、放射熱戦で葬られた。

「ゴ…ゴ…ゴジラ……ゴジラニ……フクシュウ……」
かつてブラックホール第三惑星人が建造したロボット怪獣メカゴジラを、マッド鬼山が自身の手で全長100メートル規模に新造した機体。
東京湾~木更津を跨ぐ川崎海底トンネルの工事現場に潜んでいたオリジナル個体の電子頭脳をマッド鬼山が回収し、素体としている。
当初はゴジラの外装を被って、東京湾の石油コンビナートに出現。正体が露見した後、追って姿を見せたゴジラと対決する。
メカニコングと二対一でゴジラを苦しめるも、Gチームの攻撃で弱体化した相方を倒され、自身も最期は大破した頭部から電子頭脳をむき出しにし
「ゴジラは破壊不能」の結論を出し、放射熱戦で完膚なきまでに破壊される。

ドクター・フーが製造したロボット怪獣をマッド鬼山が新造したもので、こちらも全長100メートル規模にパワーアップしている。
石油タンクに隠れてゴジラを怪力で不意打ちし、更に日出雄のクラスメイトや教諭を人質とすることでGチームの妨害すらも遮断した。
……が、実は人質はホログラムで投影された幻影で、その絡繰りを見破られたことでGチームの攻撃を受けて損傷、弱体化した所をゴジラに倒される。
合成スタッフを務めていた川北紘一お気に入りの怪獣であることから、何度かゴジラ映画にも登場が予定されたが、権利が東宝だけではなくRKOにもあるややこしい状態の為、現時点でゴジラとの絡みは本作のみ。

その空挺能力を活かし、爆弾を抱えて目的地を爆撃する「生体爆撃機(バイオボンバー)」としてテロ活動に動員される。
ゴジラ殺処分の報酬という口実で、南太平洋全域の領有権を国連に要求したマッド鬼山の命で世界中を爆撃の射程に収めるが
日出雄の提案を受けたリンダの作戦で復活を果たしたゴジラに翼をもがれ、返り討ちにされた。

「グオオオ~~~ッ!(力がみなぎるぜ!)」
マッド鬼山が発掘したアンキロサウルスの完全骨格を素体に、25世紀人のタイムワープ光線で産み出されたもの。
当初はマッド鬼山の作戦で博覧会に展示されていたが(なお、その時点で既に命を宿しているかのような描写があった)、
そこからタイムワープ光線で肉体が時間遡行したことで恐竜アンキロサウルスとして蘇生、
更にマッド鬼山の投与した怪獣進化促進剤で数億年分の進化を瞬時に遂げ、怪獣アンギラスへと変貌した。
タイムワープ光線でゴジラザウルスに退化してしまったゴジラを圧倒するも、爆発のエネルギーで元に戻ったゴジラに逆転され、
ゴジラに徹底的に叩きのめされた挙句、Gチームの用意した対怪獣ミサイルで文字通り「怪獣花火」となる最期を遂げた。

「キュルルルン!(ゴジラよ今度は空から地面に叩きつけてやる!)」
マッド鬼山が宇宙の彼方から呼び寄せた怪獣の一体で、翼を振動させて外見を透明化させるという固有能力を有している。
その神出鬼没ぶりでゴジラを翻弄したが、一瞬の隙を付いて翼を破壊されてしまい、
挙句、ゴジラの放射熱戦のバリエーション技「ヌクレアタイフーン」で首を2本吹き飛ばされ、這う這うの体で宇宙へと逃げ帰った。

南太平洋のリゾート地に出没し、人々を無差別に襲撃。
マッド鬼山のバイオテクノロジーにより、同じ甲殻類の近縁である昆虫の巨大な羽根を付加されている。
海中・空中と縦横無尽に飛び交う強敵だったが、ゴジラに羽根を剥ぎとられ、放射熱戦で粉砕された。
が、その真の目的は体内に仕込まれた液体窒素で、ゴジラを凍結させることにあり……

宇宙から呼び寄せられた怪獣の一体で、マッド鬼山がコクピットで直接有人操縦して操る。
遠隔装置によりコントロールされたゴジラと共に街で暴れまわり、Gチームに洗脳を解かれたと見るや
キングギドラにエビラと連戦で消耗したゴジラを圧倒するも、陽介の奇策でゴジラがエネルギーを補給した事で形成逆転。
ゴジラに引き裂かれてしまうも、マッド鬼山は脱出装置でガイガンの首ごと脱出、ついでにG細胞も持ってかれてしまった。

既にゴジラとの戦いで落命した後で、その遺骸がほぼ無傷のまま、北極の海底で氷漬けになっていた。

  • クローンゴジラ
マッド鬼山がガイガン戦で採取したG細胞を基に造り出したゴジラのクローン体で、本物と寸分違わぬ外見を有している。
北極の海底でバトラの遺骸を採掘して翼を剥ぎ取った後、キングゴジラの素体となる事に。

  • キングゴジラ
「オレはこのキングゴジラにすべてをかけた!そして自分の脳をこいつに移植して最強の怪獣を作りあげたのだ!!」
「オレは地球の帝王になったのだ~~っ」
クローンゴジラを中核とし、背中にバトラの翼を移植、両腕をキングギドラの首に置き換えた、正真正銘マッド鬼山の最高傑作と言うべき怪獣。
胴体にはビオランテが仕込まれ、更にはマッド鬼山自身の脳髄が組み込まれており*1、言うならば文字通り彼が「怪獣」へと変貌した姿だと言える。
たとえキングギドラの首をつぶされてもG細胞の再生能力で再生する。…どうなっているんだ*2
ありとあらゆる怪獣の力を組み込んだこの姿を持ってして、地球最強の怪獣王として世界を手中に収めようと目論んだ。

殲滅能力は極めて高く、国連の戦闘機編隊を返り討ちにした後、ゴジラをも串刺しにして抹殺。
そのまま市街地を強襲し焦土と変え、陽介たちが決死の想いで操縦するマシーンGをも粉砕したが、
落雷のエネルギーで蘇ったゴジラと対峙し、大黒島の火山裾野で決着を迎えることに……

  • マシーンG(ゴジラ)
Gチームが国連科学委員会の協力のもと建造した、対キングゴジラ用戦闘マシーン。
メカゴジラ……もとい、ロボットゴジラと言って相違ないフォルム*3を有し、強力なメーサービームも主力武器として内蔵。
陽介、日出雄、リンダが操縦してキングゴジラと壮絶な空中戦を繰り広げたが、あと一歩の所で力及ばず撃墜される。
連載時期にはまだ企画はなかったが、奇遇にもこの後に製作される『ゴジラVSメカゴジラ』を彷彿とさせる存在でもある。



追記・修正は、タイムワープ光線で先祖返りしてからお願いします。

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最終更新:2022年07月12日 16:10

*1 厳密に言うと片方の眼球内部にマッド鬼山の頭部が搭載・接続されている。

*2 当時はまだない設定だが、キングギドラの首にもオルガナイザーG1が流れ込んでいるのだろうか。

*3 一般的なメカゴジラと比べ、肩や腕がたくましく胸を張った姿勢をしている