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真・女神転生デビチル(アニメ)

登録日:2011/09/07 Wed 23:21:03
更新日:2026/06/23 Tue 16:20:16
所要時間:約 4 分で読めます





ゲート・オープン!マカイへGO!!



真・女神転生 デビチル』とは、2000年にTBS系土曜朝7時30分から放送されていたアニメ。
ゲーム真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書』が原作。
アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。


○概要

アニメの放送時間や対象年齢の関係上、明るくコミカルな内容になっている。
原作の主要キャラでも、この作品では性格や設定が違う箇所が見られる。

当初は2クールでの放送予定だったが、人気が出た事に加え後番組の『アニカビ』の秋放送が決まった事が影響してか4クールまで延長。
2008年にはDVD-BOXも全二巻で発売。さらに2019年にはデジタルリマスターされてBlu-rayBOXも発売された。
後に、原作ゲームがPSにパートタイムヴォイス版として移植された時も、本作の声優の内セツナ・ミライ・ルシファー・ゼットが続投している。

土曜日の朝という事もあり、この作品を見るために早起きした人も多いだろう。
また当時は週休二日制がなく、土曜日に学校や仕事があったため、この作品を見た後に家を出る人もいただろう。

遅刻しそうになって学校からコールされた思い出のある人もいるだろう。
これと前番組の『モンスターファーム』シリーズは鉄板だったらしい。

勘違いする人は多いが、この作品は『デビルチルドレン』ではなく『デビチル』である。
タイトルが略称なのは海外に配慮してとのこと。
(宗教上の理由でDevilの意味が重い。「バーニングガンダム」と同じ理由) 


○あらすじ


新しい街に引っ越してきた主人公・セツナ。
引っ越し早々、街に突如降り注いだ石の雨により、住むはずだったアパートが壊されてしまう。
途方にくれるセツナの前に、マカイ研究家と名乗る要広海が現れる。
広海はセツナにマカイの事を教え、彼をもう一人のデビルチルドレンだと見抜き、研究所へと連れていく。
セツナはパートナーのミライと共に、魔王ルシファーと戦う為にマカイへと旅立つ。


基本的な流れは、

街に異常発生

マカイへGo!

原因のデビル発見

何とか倒して解決

コール!or消える

研究所へ帰還


仲魔が増えたり、段々と敵の正体が分かってきたりと、王道な流れとなっている。


○登場人物


CV:森久保祥太郎
主人公。活発な性格で少々ズボラと、まさに少年向けアニメの主人公と言うべき少年。
サッカーが得意で、給食で大好物が3つ揃った時にはハットトリックメニューと例えた。
戦いではデビライザーを使い、仲魔を召喚して戦う。セツナ自身も機転を利かせながら共に戦う。
悪いデビル相手でも自ら向かっていく負けん気の持ち主。
最後には、戦ったデビルをコール!で仲魔にしている。

第1話で引っ越しする予定だった下宿が破壊されてしまい、偶然出会った未来と広海の家に居候することになる。
毎回着地に失敗する。
ちなみにセツナ役の森久保氏は、後に女神転生の派生シリーズ『ペルソナ4』の花村陽介を演じている。
放送されていた同時期にはナゾナゾの怪人も演じており、平日の朝からお馴染みだったりする。

CV:ゆかな
ヒロイン。しっかり者であり、暴走しがちなセツナをとめるストッパー。
戦いではヴィネコンを使い、サポートに撤している。
また、行方不明になった父親を探している。
セツナとは仲が良いやら悪いやらな関係。
要家の家事を担当しているが、煮物を焦がしたり炊飯器のスイッチを入れ忘れたりと色々失敗している様子。
しかしヘカトンケイルとの戦いの際、それなりに意識してるっぽい描写があった。

  • クール
CV:井上喜久子
セツナのパートナーであるケルベロス
当初はルシファーに操られていたが、セツナにより正気に戻る。
一匹狼のケルベロスを自称しており、犬扱いされるのを嫌う。
しかし足し算ができなかったり、突然降り出した大雪を前にして我を忘れてはしゃぐなど犬めいた点も見られる。
戦いでは彼が主力となり、仲魔と協力しながら戦う。
プライドが高く、セツナとは喧嘩友達のような関係。

井上氏はセツナとミライのクラスの担任の教子先生も兼任している。

  • ベール
CV:大沢千秋
ミライのパートナーであるグリフォン。
同じ言葉を繰り返してしゃべるのが特徴。
ミライと同じく、戦いではサポートに撤している。
友達思いで優しい性格。
実は水とコウモリが苦手。

  • 要広海
CV:亀山助清
ミライの祖父で、自称天才科学者。
よくある発明家キャラであり、研究に没頭して珍奇な作品をこしらえたりする。
しかし時にはヴィネコンの充電を怠りデビチルの2人がマカイから帰れなくなるなど、周りが見えなくなってしまう悪癖がある。

ぶっ飛んだ人物ではあるがミライには大切に思われており、日付を間違えていたものの授業参観に来てくれた時には喜ばれていた。

  • ジャックフロスト
CV:氷上恭子
雪だるまの姿をしたデビル。
クールとベールを除いた仲魔では一番出番が多い。
雪でできた体ゆえに炎が弱点でだが、プチフロストやイチゴフロスト達のために身を挺して戦う勇気を見せたこともある。
最後までセツナ達と一緒に戦った。ヒーホー。
人気が出たためアトラス自体のマスコットとして定着。一時は「プリント倶楽部」(本家)のキャラにまで出世した。
冷蔵庫キングフロスト曰く大きいフロストは強いフロストなのだとか。

  • メッチー
CV:釘宮理恵
可愛らしい姿をしたデビル。強烈な電撃を放つことができる。
別にツンデレでも後のりせちーでもない。
クールを気に入り、自分から仲魔になった。
マスコット枠なのかジャックフロストと一緒に出る事が多い。
あまり強くないが電気(ジオ)を操ることができ、多少無理をすればヴィネコンの充電も可能。
一家に一台位欲しいレベルである。

  • スフィンクス
CV:川田伸司
物語中盤から仲魔になったデビル。
中盤以降の主戦力となる。
実は姿はゲーム版の没デザインの方のネオスフィンクスである(漫画版に出てくる方がゲーム正規採用版に近い)。


  • タカジョーゼット
CV:くまいもとこ
後半から登場した謎の少年。
敵か味方か分からない言動をとるが……。


○敵キャラ

ルシファー軍団

  • 魔王ルシファー
CV:置鮎龍太郎
前半におけるマカイと地上界の征服・支配を企む悪のデビルの親玉。
善良なデビルに悪のエネルギーを送って紋章を刻むことで支配下に置いているが、紋章を用いていない直属の配下も幾人か存在する。
セツナとミライにより、倒されて封印されてしまう。
ゲーム版と違い血のつながりとかそういうのは無く、単なるボスキャラと言った具合。

  • フェンリル
CV:岩田光央
ルシファーの部下の二足歩行で歩く白狼のデビル。
オカマ口調で話すオネエキャラであり、毎回悪いデビルで悪事を働きセツナ達の邪魔をする。
岩田氏のハイテンションでノリノリな演技で悪役ながら憎めない人物になっている。
普段はギャグを飛ばすこともありコミカルな印象だが、過去にケルベロス一族を滅ぼした張本人でもある。
その時はかなり凶悪な人相であった。本編第一話までに何があった。
マグナ系の魔法が得意。
最後は「消える」。

本編ではアバドンとタッグを組んでルシファーが操るデビルの作戦を監督・補佐をする現場監督役を担うが、ルシファー軍団壊滅後はアバドン共々悪デビル三人衆の元に転がり込み、以後三人衆配下のデビルの補佐・監督・雑用を一手に引き受ける下働き業務を担うこととなる。

  • アバドン
CV:高木渉
ルシファーの部下で忍者の姿をしたデビル。
ござる口調であり、なぜか四文字熟語を多用するボケ寄りのツッコミ担当。
アギ・ブフ系の魔法を操る他、バフ系魔法の他パララマのようなデバフ系の魔法も扱うなど搦手にも長ける。
やはり最後は「消える」。

  • ヘル
CV:竹本英二
ルシファー直属の部下の1人で、自称「氷と雪の支配者」。
全身が氷でできた怪獣のような相貌を持つ。
基本ギャグキャラなフェンリル&アバドンとは異なりギャグ要素ゼロのシリアス系中ボス。
ブフ系の魔法が得意。

  • アゼル
CV:木内秀信
ベリアル共々マカイに封印されていたルシファー軍団随一の実力者。
下半身が双頭の竜になった異形の竜人のような姿を持つ。

  • ベリアル
CV:土屋トシヒデ
アゼルと共にマカイに封印されていたルシファー直属の配下。
「m」の文字を思わせる仮面だけしかない奇妙な頭部と、筋骨隆々な体躯の巨人のような姿を持つ。


悪デヒル三人衆

後半から登場。
ルシファーが倒れた後に頭角を現し、「一番多く領土を獲得した者がマカイの支配者となる」という契約の元マカイを支配しようとした強大な悪のデビル達。
ルシファーの紋章を凌ぐエネルギー量の悪の紋章の呪縛で、善良なデビルを支配下に置き操っている。
新興勢力故かルシファーとは異なり、配下は全て紋章で洗脳したデビルのみで構成されている。
加えて利害関係だけで連んでいる関係上仲間意識は欠片もなく仲はギスギス。
1人が作戦に失敗した場合、出撃しなかった残る2人が失敗した者をボロカスにこき下ろし、嬉々として小馬鹿にしたり皮肉るのがお決まりの流れになるほど。

  • デモゴルゴン
CV:梁田清之
「暴力と破壊により力づくでマカイを支配する」という方針で配下を送り込む。
屈強な見た目と、その見た目通り暴力さえあれば何でも解決できると考える短気な脳筋の荒くれ者。
脳筋故に勢いとノリで無計画に暴れることも多く、似たような気質を持つパイモンとは案外良好な関係を築いていた反面、効率を重んじるビビサナとは犬猿の仲。
アギ系の魔法が得意。

  • ビビサナ
CV:高塚正也
「緻密な戦略を練って知的にマカイを支配する」という方針で配下を送り込む。
一見落ち着いた態度を取りながらも、素顔はプライドが高く神経質な性格の頭脳派気取り。
自身の知恵に絶対の自信を持つためかデモゴルゴンとパイモンを見下す傾向も強く、効率を重要視しているためノリと勢いで動きがちなデモゴルゴンとパイモンとも仲は険悪。
知略に拘る割にはパイモンの配下の方が知恵を巡らせてるとか言ってはいけない。
ザン系の魔法が得意。

  • パイモン
CV:長沢美樹
悪デヒル三人衆の紅一点。
「他者から富を搾り取ることでマカイを支配する」という方針で配下を送り込む。
高価な物が大好きな、悪知恵の働く狡猾で強欲な悪女。
軽いノリと気怠げなコギャル口調が特徴だが、キレると拡声器で怒鳴り立てたり乗っているラクダに八つ当たりするなど非常にヒステリック。
ジオ系の魔法が得意。


〇余談

後に、同じデビルチルドレンの『光の書・闇の書』を原作にしたアニメ『真・女神転生 Dチルドレン ライト&ダーク』が2002年にテレビ東京系列で放送された。
スタッフは前作とほぼ同じだが、前半26話までは前作の下請けだったアクタス、後半は諸事情でスタジオコメットがアニメを制作。
しかし、こちらはあまり人気が出ずに終了。
おまけに終盤3話は『炎の書・氷の書』を下敷きにしながら打ち切りエンド。所謂『続きはゲームで!』という奴である。
これが祟ったのか不明だが、こちらは前作のようにDVDおよびBlu-rayがいまだに発売されていない。アクタスから諸事情でスタジオコメットに変わった事による問題が響いているのだろうか…?
そんな『ライト&ダーク』ではあるが、あの宮野真守がアニメ声優として初出演した作品だったりする。
そういう声優の歴史的な意味ではかなり貴重な声が聞ける作品だったりするが前述のように円盤が発売されていないので視聴困難。
どうしても視聴したければレンタルビデオ店でレンタル落ちしたものを入手して見るしか無いが、やはりそれでも視聴は難しい。
同じボンボン世代のヒーローであるサイボーグクロちゃんも円盤化はされていないが、動画配信サービスで配信され視聴困難の状況を脱しているので、どうかそちらでも良いので是非……。


追記・修正、コール!!

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最終更新:2026年06月23日 16:20