登録日:2011/09/07(水) 23:21:03
更新日:2024/11/16 Sat 21:20:53
所要時間:約 4 分で読めます
○概要
メガテンシリーズ初の
アニメ化であるが、アニメの放送時間や対象年齢の関係上、明るくコメディな感じの作品。
原作の主要キャラでも、この作品では性格や設定が違う箇所が見られる。
これで女神転生シリーズを知った人が原作ゲームをプレイすると、別物と感じる人もいる。
なお、アニメの雰囲気を壊されたくない人は、『
真・女神転生 デビルチルドレン(漫画)』を読まない事を強くお薦めする。
当初は2クールでの放送予定だったが、人気が出たため4クールまで延長。
2008年にはDVD-BOXも全二巻で発売。さらに2019年にはデジタルリマスターされてBlu-rayBOXも発売された。
後に、原作ゲームがPSにパートタイムヴォイス版として移植された時も、本作の声優の内セツナ・ミライ・ルシファー・ゼットが続投している。
土曜日の朝という事もあり、この作品を見るために早起きした人も多いだろう。
また、当時は週休二日制がなく、土曜日に学校や仕事があった。
この作品を見た後に、家を出る人もいるだろう。
勘違いする人は多いが、この作品は『デビルチルドレン』ではなく『デビチル』である。
タイトルが略称なのは海外に配慮してとのこと。
(宗教上の理由でDevilの意味が重い。「Pokemon」や「バーニングガンダム」と同じ理由)
○あらすじ
新しい街に引っ越してきた主人公・セツナ。
引っ越し早々、街に突如降り注いだ石の雨により、住むはずだったアパートが壊されてしまう。
途方にくれるセツナの前に、マカイ研究家と名乗る要広海が現れる。
広海はセツナにマカイの事を教え、彼をもう一人のデビルチルドレンだと見抜き、研究所へと連れていく。
セツナはパートナーのミライと共に、魔王ルシファーと戦う為にマカイへと旅立つ。
基本的な流れは、
街に異常発生
↓
マカイへGo!
↓
原因のデビル発見
↓
何とか倒して解決
↓
コール!or消える
↓
研究所へ帰還
仲魔が増えたり、段々と敵の正体が分かってきたりと、王道な流れとなっている。
○登場人物
CV:
森久保祥太郎
主人公。熱血漢であり、まさに少年向けアニメの主人公と言えるべき性格。
戦いではデビライザーを使い、仲魔を召喚して戦う。セツナ自身も機転を利かせながら共に戦う。
最後には、戦ったデビルをコール!で仲魔にしている。
毎回着地に失敗する。
ちなみにセツナ役の森久保氏は、後に女神転生の派生シリーズ『
ペルソナ4』の
花村陽介を演じている。
放送されていた同時期にはナゾナゾの怪人も演じており、平日の朝からお馴染みだったりする。
CV:
ゆかな
ヒロイン。しっかり者であり、暴走しがちなセツナをとめるストッパー。
戦いではヴィネコンを使い、サポートに撤している。
また、行方不明になった父親を探している。
セツナとは仲が良いやら悪いやらな関係。
しかしヘカトンケイルとの戦いの際、それなりに意識してるっぽい描写があった。
CV:
井上喜久子
セツナのパートナーである
ケルベロス。
当初はルシファーに操られていたが、セツナにより正常に戻る。
戦いでは彼が主力となり、仲魔と協力しながら戦う。
プライドが高く、セツナとは喧嘩友達のような関係。
CV:大沢千秋
ミライのパートナーであるグリフォン。
ミライと同じく、戦いではサポートに撤している。
友達思いで優しい性格。
実は水と
コウモリが苦手。
CV:亀山助清
ミライの祖父で、自称天才科学者。
CV:
氷上恭子
雪だるまの姿をしたデビル。
クールとベールを除いた仲魔では一番出番が多い。
最後までセツナ達と一緒に戦った。ヒーホー。
人気が出たためアトラス自体のマスコットとして定着。一時は「プリント倶楽部」(本家)のキャラにまで出世した。
冷蔵庫キングフロスト曰く大きいフロストは強いフロストなのだとか。
CV:
釘宮理恵
可愛らしい姿をしたデビル。別に
ツンデレでも後の
りせちーでもない。
クールを気に入り、自分から仲魔になった。
マスコット枠なのかジャックフロストと一緒に出る事が多い。
あまり強くないが電気(ジオ)を操ることができ、多少無理をすればヴィネコンの充電も可能。
一家に一台位欲しいレベルである。
CV:川田伸司
物語中盤から仲魔になったデビル。
中盤以降の主戦力となる。
実は姿はゲーム版の没デザインの方のネオスフィンクスである(漫画版に出てくる方がゲーム正規採用版に違い)。
CV:くまいもとこ
後半から登場した謎の少年。
敵か味方か分からない言動をとるが……。
○敵キャラ
CV:
置鮎龍太郎
前半におけるマカイの支配を企む悪のデビルの親玉。
セツナとミライにより、倒されて封印されてしまう。
ゲーム版と違い血のつながりとかそういうのは無く、単なるボスキャラと言った具合。
CV:
岩田光央
ルシファーの部下の、白い狼の姿をしたデビル。
オカマ口調で話し、毎回セツナ達の邪魔をする。
過去にケルベロス一族を滅ぼした張本人でもあるが、その時はかなり凶悪な人相である。
本編第一話までに何があった。
最後は「消える」
CV:
高木渉
ルシファーの部下の、忍者の姿をしたデビル。
ござる口調であり、フェンリルと行動を共にしている。
やはり最後は「消える」
CV:
梁田清之
後半から登場。
ルシファーが倒れた後に頭角を現し、「一番多く領土を獲得した者がマカイの支配者となる」という契約の元マカイを支配しようとした「悪デヒル三人衆」の1人。
暴力と破壊により力づくでマカイを支配するという方針で配下を送り込む。
屈強な見た目と、その見た目通り暴力さえあれば何でも解決できると考える脳筋。
アギ系の魔法が得意。
CV:高塚正也
「悪デヒル三人衆」の1人。
緻密な策略を練って知的にマカイを支配するという方針で配下を送り込む。
頭脳派を気取り落ち着いた態度を取りながらも、それ故に慇懃無礼で神経質な性格。
知略に拘る割にはパイモンの配下の方が知恵を巡らせてるとか言ってはいけない。
ザン系の魔法が得意。
CV:長沢美樹
「悪デヒル三人衆」の紅一点。
「他者から富を搾り取る」ことでマカイを支配するという方針で配下を送り込む。
高価な物が大好きな、狡猾で強欲な性格。
気怠げなコギャル口調が特徴だが、切れると拡声器で怒鳴り立て八つ当たりするなど非常にヒステリックな所がある。
ジオ系の魔法が得意。
〇余談
後に、同じデビルチルドレンの『光の書・闇の書』を原作にしたアニメ『真・女神転生 Dチルドレン ライト&ダーク』が2002年にテレビ東京系列で放送された。
スタッフは前作とほぼ同じだが、前半26話までは前作の下請けだったアクタス、後半は諸事情でスタジオコメットがアニメを制作。
しかし、こちらはあまり人気が出ずに終了。
おまけに終盤3話は『炎の書・氷の書』を下敷きにしながら打ち切りエンド。所謂『続きはゲームで!』という奴である。
これが祟ったのか不明だが、こちらは前作のようにDVDおよびBlu-rayがいまだに発売されていない。アクタスから諸事情でスタジオコメットに変わった事による問題が響いているのだろうか…?
そんな『ライト&ダーク』ではあるが、あの
宮野真守がアニメ声優として初出演した作品だったりする。
そういう声優の歴史的な意味ではかなり貴重な声が聞ける作品だったりするが前述のように円盤が発売されていないので視聴困難。
どうしても視聴したければレンタルビデオ店でレンタル落ちしたものを入手して見るしか無いが、やはりそれでも視聴は難しい。
同じボンボン世代のヒーローである
サイボーグクロちゃんも円盤化はされていないが、動画配信サービスで配信され視聴困難の状況を脱しているので、どうかそちらでも良いので是非……。
追記・修正、コール!!
- キッズステーションの放送で妹がはまってた -- 名無しさん (2013-08-14 21:07:51)
- ここでいうことじゃないかもしれないけど、Dチルのほうのアニメの後味の悪さはやばいよね・・・ -- 名無しさん (2013-10-29 23:34:06)
- ↑でもレナは可愛い -- 名無しさん (2013-10-30 00:39:30)
- 学校からコールには不覚にも笑った。 -- 名無しさん (2014-01-10 12:16:05)
- ライト&ダークはなにを考えてぶつ切れエンドにしたのか… -- 名無しさん (2014-01-10 13:04:49)
- これの次カービィ -- 名無しさん (2014-01-10 13:23:13)
- アニメで知ってボンボンのあの漫画を見ると重くて胃もたれする -- 名無しさん (2014-01-10 14:12:38)
- フェンリルとアバドンコンビにゃ毎回笑わせて貰ったぜ -- 名無しさん (2014-02-07 11:02:34)
- 死ぬほど見たかったのに実際に見たら思ったより面白くなかった -- 名無しさん (2014-04-13 00:38:31)
- ↑良くも悪くも王道な子供向けアニメなストーリーだからな -- 名無しさん (2014-04-20 23:55:26)
- キッズステーションで弟と一緒にハマってしまった。子供っぽいけど最近の子供向け重苦しいからこういうのが見たかったっていうのがある -- 名無しさん (2014-08-05 14:37:48)
- そして八時からは途中まで「サイボーグ クロちゃん」が・・・ち、ちきしょー(涙目)!! -- 名無しさん (2014-10-02 18:59:20)
- これ見てなかったら、メガテンやペルソナと出会えなかっただろうな。 -- 名無しさん (2014-10-02 20:50:03)
- アニメ1回だけ見たがあった~♪ -- 名無しさん (2015-08-11 16:38:13)
- これで初めてメガテンを知った。 これはあくまでも派生作品なんだよなぁ… -- 名無しさん (2015-08-11 17:07:31)
- もう15年前か・・・ -- 名無しさん (2015-08-11 17:25:06)
- 原作と性格が違ってもどの刹那もイケメソ。後半はゼットとアッー!な展開になるが -- 名無しさん (2015-08-15 12:03:04)
- 2クール以降から同じ仲魔しか使わなくなったのが残念 -- 名無しさん (2015-08-15 13:02:07)
- OP両方とも好き -- 名無しさん (2015-08-15 15:35:38)
- ↑間違えた「見たことがある」だった -- 名無しさん (2015-09-07 18:44:25)
- デビチルって元ネタが『モンスターチルドレン』なの? -- 名無しさん (2015-12-23 09:16:55)
- 未来とは特にフラグあったかな? -- 名無しさん (2015-12-23 09:42:02)
- 漫画から入っただけに、アニメの健全ぶりにビックリした。 -- 名無しさん (2016-02-19 18:07:53)
- フェンリルとアバドンがロケット団ばりにマヌケな悪役してて大好きだったな -- 名無しさん (2016-03-03 12:54:52)
- 今テレ玉でサイボーグクロちゃんと一緒に(曜日違うけど)再放送始まったな -- 名無しさん (2016-05-07 07:25:30)
- キングフロストが「大きいフロスト、強いフロスト」って言うたび何故か某有名RPGのロンゾ族が頭の中をよぎってたなw -- 名無しさん (2016-05-07 08:01:35)
- ↑3ドロンボー一味も同じレベル -- 名無しさん (2016-05-10 08:27:16)
- ↑6 あったと思うよ -- 名無しさん (2016-05-10 11:24:42)
- 漫画とのギャップに愕然とした記憶 -- 名無しさん (2016-09-19 14:30:01)
- クール「オレの年は17歳です」 -- 名無しさん (2016-12-03 20:10:38)
- そういや、ベールの中の人引退しちゃったよね。どうして? -- 名無しさん (2016-12-23 15:24:22)
- なんでも何もそんなの声優さんの都合だろ。そもそも声優の仕事は安定してないんだから他にやりたい事が見つかったのなら辞める人がいてもおかしくない。 -- 名無しさん (2016-12-23 16:08:43)
- 主題歌が本当名曲 -- 名無しさん (2017-01-15 18:33:38)
- 廻れメリーGo-Round めくるめくFutureってな具合に歌詞もスタイリッシュだったな -- 名無しさん (2017-02-15 02:23:19)
- 異世界に行って事件解決し、人間界に戻るってのがデジモン02に似ているな。今更だけど。 -- 名無しさん (2017-04-23 17:36:18)
- ↑の続き 02のデジモンとデビチルのデビルは操られているのが多くて、主人公と仲間たちが解放するのも共通しているよな。 -- 名無しさん (2017-04-23 17:50:50)
- 俺と同じくこのアニメでメガテン知ったって人結構いるようで嬉しい -- 名無しさん (2017-04-23 18:44:17)
- 大沢さんは結婚を機に活動を停止、ほぼ引退したよ -- 名無しさん (2017-04-23 20:45:39)
- 要広海博士の中の人、ご冥福祈ります。 -- 名無しさん (2018-08-23 09:05:50)
- 本性を現したゼットの顔芸、改めて見てみると・・・怖い -- 名無しさん (2020-02-12 01:47:26)
- 前半に出てた同級生たちが後半でいなくなっちゃったの残念だったなあ。セツナとミライの事知って協力してくれたりとかいい奴らだったのに -- 名無しさん (2021-03-12 19:45:59)
- 俺がメガテンにハマったきっかけ。 -- 名無しさん (2021-03-12 20:39:59)
- セツナ、フェンリル、アバドンは鬼滅の刃に出演している。ミライちゃんも是非登場して欲しいな! -- 名無しさん (2021-04-04 06:34:55)
- 刹那の中の人である森久保さんが、後にペルソナ4の花村陽介を演じると思うと、森久保さんはメガテン関連と縁が多いな -- 名無しさん (2023-06-09 18:43:58)
- 本作のジャックフロストはデジモンテイマーズのクルモンのライバル的な存在かも。 -- 名無しさん (2024-11-16 21:20:53)
最終更新:2024年11月16日 21:20