氷上恭子

登録日:2012/05/10(木) 03:49:14
更新日:2023/06/17 Sat 04:17:18
所要時間:約 4 分で読めます




マウスプロモーション所属の女性声優。
旧・江崎プロモーション時代から所属している古株声優のひとり。

生年月日/1969年1月11日
血液型/A型
出身地/兵庫県宝塚市→神戸市(高校時代)


1992年に『コボちゃん』の白川および小池アキラ役としてデビュー。

以降、現在まで様々なアニメで脇を固める名バイプレーヤーとして活躍中である。

演じる役は主に保護者的役割を持つ年上の女性……要は母親や、お姉さん役が多い。

ちなみに出身地からも解る通り一族郎党よりの生粋のトラキチ(いわゆる阪神タイガースファンの事。タイガースは兵庫県の球団)である。





-とってもご機嫌ななめだわ!-
-勝手に斜めでも横にでもなっていろ!-








………






さて本題と参りましょう。




現在のアニメ界では、だいたい上記の説明で片付くかもしれない。
実際、今ではそれだけしか知らない若いアニヲタも多かろう。

しかし、そんな彼女にも実はその名を知らしめた代表作が、いくつか存在する。
その中でも最初に名が上がるのが




しかも現在では、ウェディングピーチと同じ戦闘美少女モノであるプリキュアシリーズにてラブさんやよいちゃんの母親役として活躍中。

正直このジャンルのファンにとっては心憎いネタ配役と言える。
また、この事がどれだけ奇跡に近いか、また、それを成せるという事がそのまま彼女の実力を示しているとも言われる。

特にラブさんとの「ダブルピーチ」は密かに胸を熱くしたファンも多いとか。
さすがに母娘変身は(というか母の変身すら)無かったが……

ウェディングピーチを演じていた当時より同じ兵庫・神戸出身という事で宮村優子と仲が良いと言われる。
実際、宮村とは『ピーチ』だけでなく『ラムネ&40炎』『エトレンジャー』、エヴァのゲームでも共演している。


『デ・ジ・キャラット』では、うさだヒカル(ラ・ビ・アン・ローズ)役を演じたが、
これは共演する同じ事務所の後輩である沢城みゆきや新人の真田アサミ*1指導するようにとの上層部の措置であったと言われている。
(よって沢城・真田の実質的な師の一人にあたる)


同事務所の増田ゆき、小島幸子と声優ユニット「Chiffons」を組んでいる。
またウェディングピーチ時代は番組の企画から前述の宮村とゆかな、今井由香の4人で声優ユニット「FURIL(FURIL')」を組んでいた。
『ラムネ&40炎』では宮村とコンビでTV版とOVAの主題歌を担当している。


他に井上喜久子・池澤春菜・金月真美といった若い人たちとも仲がいい。
本人いわく気儘でマイペースな気分屋かつ怠け者だと言うが責任感があり面倒見が良いために共演者・同業者から慕われやすい。


早い話が宮村らと同じく90年代のアニメバブルおよび声優ブームにおいて中核を成したアイドル声優のひとりであり、
それにとどまらず現在でも活躍している実力派声優のひとり、と言って差し支えないと思われる。


ちなみにタイガースファンとしては、実は野球そのもののゲームルールや進行には疎く近年の選手は覚えきれていないという。
が家族ぐるみで応援してきた思いから「80~90年代の暗黒時代をリアルに体感してない人にタイガースを語られたくない」とも語る側面を持つ。


【出演】
※キャリアも長く多岐に渡るため主だったものを挙げていく。

【アニメ】

【ゲーム】
  • 香蘭(火魅子伝)
  • 山岸マユミ(新世紀エヴァンゲリオン 2nd impression)
  • シーラ・シェフィールド(悠久シリーズ)
  • 高嶺響(月華の剣士)
  • ウェンディー・ライアン(サイキックフォース)
  • ニーナ(Ⅲ以降のブレスオブファイアシリーズ)
  • ルーナ、女神アルテナ(LUNAR SILVER STAR STORY)
  • 姫川琴音(ToHeart)
  • レラ(サムライスピリッツ零)

【ドラマCD】







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最終更新:2023年06月17日 04:17

*1 しかも2人とも、この作品がデビュー作で、しかも主演抜擢という現場にとってみれば非常に不安のある状態で