ソシャゲー/スマホゲーのガチャにおけるジンクス

登録日:2018/10/06 (木) 03:05:00
更新日:2021/01/02 Sat 15:47:59
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スマートフォンゲーム/ソーシャルゲームとは切っても切り離せない存在、ガチャ
「推し/嫁を手に入れるため」「他のプレイヤーに勝つための力を求めて」「戦力強化のため」
「SNSでマウンティングするため」「もはやガチャを引くこと自体が目的化してしまった」
…様々なプレイヤーが様々な理由で、分の悪い賭けに今この瞬間も挑んでいる。

そして「賭け」である以上、勝つ者も負ける者もいるし、誰もが「勝ちたい」と思うのは当然のこと。
ガチャに向かう際の不安や疑念を少しでも払うために、一種の「ジンクス」が生まれるのは当然の帰結であった。

逆に、どうあっても出ないことへのこじつけとして物欲センサーなんてものもある。

この項目では、多くのプレイヤーが藁にもすがる思いで見出したジンクスの数々を紹介していく。



【様々なゲームで広く言われるもの】


  • 時間帯を選んで引く
スマホゲー・ソシャゲー草創期から絶えない噂として「ガチャには出やすい・出にくい時間帯がある」*1というものがあり、
「ちょっとしたおまじない」程度の認識で実践するプレイヤーは多い。
例えばガチャ更新直後や日付が変わった直後はみんな回すので出にくいとか。
勿論本気で考察しているサイトもいくつかあるので、ガチャに挑む人はそれらを参考にしてみてもいいかもしれない。

  • 描けば出る
文字通り、迎え入れたいキャラクターのイラストを描いて一種の願掛けにする方法。おそらく初出は『艦これ』。
イラストレーターの間で流行し、特に初出となった『艦これ』のプレイヤー(提督)や、
同じDMM発のゲーム(『刀剣乱舞』や『花騎士』等)のプレイヤーにはこれを実践する人が多い。
「イラストはエロければエロいほどよい」というさらなる俗説もあり、新キャラクター実装前後のSNSでは、
そうした新規実装キャラのあられもない姿がタイムラインを埋め尽くすこともしばしば。
自分が性欲の捌け口にされてると知ったら、絶対来てくれないと思うんですけど(名推理)

また、絵心のないプレイヤーを中心に欲しいキャラクターを想ってマスをカケば出るという新説も広まっているとか。
そりゃ「出る」には違いないが…。

ちなみに小説作品(いわゆるSS)ではダメらしく、「Fate公式作品の小説を7冊も出したのに自分の作品の主人公であるエルメロイⅡ世/孔明を永らく引いていなかった*2」三田誠先生の事例がある。
また自分で描いたキャラなのに引けない例として、パズドラで風間雷太先生は「闇カーリー描いた分の報酬以上に回していますが闇カーリー出ません」との哀愁溢れる発言を残している*3

  • キャラクターにとって関わりのある場所で引く
キャラクターにとってゆかりのある場所や、作中に登場したロケーション(いわゆる『聖地』)でガチャを引くことでご利益を期待する。
下記の触媒ジンクスに近いパターンだが、触媒と違って、キャラクターの出身地次第で難易度が上下するのが難点。
特にFateシリーズを筆頭にした英雄・偉人をモチーフとしたゲームの場合、ガチャにかけるお金より聖地に向かうまでの交通費・旅費のほうが高くついてしまうこともザラにある。
あと、これはガチャではないのだが、真冬の夜中に聖地に行って目当てのキャラを手にいれようとして寒さで死にかかったなんて話もあるのできちんと旅行の計画を立てる事。

聖地とは少し違うが課金に使うiTunesカードやGoogle Playカードを特定のコンビニなどで買うと出ると言ったものもある。

「ゲームである以上、ガチャも乱数で動いているはず」という考えから、乱数の法則性を解析してSSRの出現傾向を見極めようとするプレイヤーも一部に存在する。
ガチャの出が悪かったらガチャ画面からホーム画面に一度移ってみる、ゲームを再起動してみるなど。
いわゆる「フレンドポイント」系のガチャを利用しての調整がポピュラーで、
FGOの「フレポ召喚で☆3が出たらSR以上が出やすい」という俗説がよく知られているほか、「[ゲーム名] 乱数」で検索するとガチの考察サイトが結構出てくる。

まあ、やってる人のほとんどは内部の乱数の仕組みが分かってない上でそれっぽい策を考案しているだけなので実は乱数調整という行為にすらなっていないことも多いのは黙っておこう。
普通、課金ゲームでは、ガチャの処理は開始から景品入手まで全てサーバー側で行われる。
その乱数を調整する方法があるとすれば、最低でも全ユーザーのガチャ開始秒数をミリ秒単位で制御しなければならない。よってあくまでジンクスなのである。
「解析できた」というのは当人の自称に過ぎないので、盲信するよりは「SSRが出やすくなるおまじない」程度の認識でいたほうがいいだろう。

  • ゲーム内のオブジェクトを目安にガチャを回す
  • キャラクターを強化した際に「大成功」したらガチャを回す
ゲーム内の要素をガチャのきっかけにするパターン。
前者は「ガチャ画面のオブジェクトの明滅・拡大縮小を目安にタップすると出やすくなる」というもので、
後者は、キャラクター・ユニットを強化した際に、「大成功」が出たらガチャを回すと高レアが出やすい、というジンクス。
その手軽さから実践するプレイヤーの多いポピュラーなジンクス。
先述の乱数調整など、何らかの理由付けがされている場合もある。
有名なのはFGOの「光源教」*4など。
パチンコ等にも「当たるタイミングでは特定の兆候がある」という例があり、それらと似ている。

  • 単発で回す
10連単位でガチャを回すのではなく一回一回単発でガチャを回すことでお目当てを狙う(だけ)。
10連ガチャを回す場合は単発10回に比べて何らかのおまけが付く場合が多いが、そうでない・その恩恵が薄いタイトルに多い手法。
他のジンクスとの複合になることも多い。
途中で目当てのものが出ればそこで終了、余計なガチャ石の出費を押さえられるのが利点。
中には10連で瞬く間に有償石が消えてくのが耐えられないから単発で引くなんてちょっと悲痛な叫びも。

  • 無欲で引く
物欲センサーを発動させなければ出るのではという理論。物欲センサーの項目も参照。
要は目玉を欲しがらずに、何なら 「出なくても良いや」くらいの気持ちで ガチャを引くということである。
ちょくちょく「あるものを狙っていたら別の強い高レアキャラを引き当てた」「ガチャを回すために使うアイテムが1回分余ってたから回したら目玉を引き当てた」などという事態が起きることからそれなりに信じられているジンクスである。
目玉を当てるために欲まみれになって何十連もドブってる人の横でやると最も恨まれる引き方でもある。
尤も、無欲で引くと言ってもガチャをやる時点で欲があるのだからそう簡単にねじ伏せられるものではない。
というか、世界中の坊さんが無欲になるために修行しているのにあっさり無欲になれたら誰も苦労しない。
というわけで次項の方法が出てくる。

  • 第3者に回してもらう
自分でガチャをやろうとした時点で物欲センサーは不可避なのだから、欲のない別の誰かに回してもらえば…という発想から生まれたであろうジンクス。
「回す人がゲームのことを知らない方がセンサーを回避できる」と言われることが多い。
また、「周囲の引きのいい人に回してもらう」「猫や犬にガチャボタンを押してもらう」という派生もある。

  • ドラちゃんボロン教
ツイッター上で爆発的に普及したジンクス。
きっかけはbotアカウント「5%の確率で性器を露出するドラえもん」で、
このアカウント自体は「2時間に1回ひみつ道具の名前をつぶやき、約5%の確率で『チンポ(ボロン』とつぶやく」という名前通りの誰得botだったのだが、
17年に入ってから「botがチンポを出したときにガチャを回すとSSRが出た」という報告例がぽつぽつ上がるようになり、ジンクスの一種として爆発的に普及。
結果、ジンクス最盛期にはbotのフォロワー数は20万を突破。
ひみつ道具ツイートのリプ欄には「早くチンポを出せ」というはたから見ると変態のソレにしか聞こえないリプが殺到、
いざチンポを出すと様々なゲームのガチャのスクショと、感謝と怨嗟の声が渦巻くというわけのわからない光景が日常茶飯事となっていた。

現在はアカウントの永久凍結のためかブームは収束したものの、「5%の確率で性器を露出するドラえもん」自体はアカウントを変え存続しており、静かながらこのムーブメントは続いているようだ。
バリエーションとして、「バラバラになった文章や画像を出すbotがそろったら引く」というジンクスもある。

  • 出るまで回す
最強最悪にして最後の手段もはやジンクスでもなんでも無いただの力技である。
今日も「出るまで回せば実質確定」「出るまで回せば確率100%」などと意味のわからないことを呟きながら、確率の沼へと引き込まれていく人が跡を絶たない。
しかし、ガチャを規定回数回せば確定でお目当てのキャラなどを手に入れることができる所謂「天井」が実装されているゲームでは、「出るまで回せば実質確定」「出るまで回せば確率100%」というのはあながち間違いではない。引けずに天井まで行った時点で実質敗北でもあるが
なお、当たりが1%のガチャを見て「100分の1だから100回引けば…」と思いがちだが、実際には「何度引いても確率は1%のまま」なので「100回で3割強、200回で1割、400回で1%程度」で全てハズレの可能性がある。




他にも「幸運なキャラクターをパートナーに設定してからガチャる」「手を洗うなど身を清めてから回す」など、マイナーなジンクスは数え切れないほど存在する。



【特定のゲームで有名なもの】


『Fateシリーズ』の
「サーヴァント召喚の際、召喚したい人物と関わりのあるアイテムを『触媒』として用意することで呼び出すサーヴァントを指定できる」という設定にあやかったジンクス。
出自故に『FGO』のプレイヤーが信じていることが多い。

神秘に縁のない一般人である我々が聖剣の鞘だのヒュドラの毒矢だの用意できるはずがないので、
基本的には、該当キャラへの愛の深さを示すためにキャラクターグッズやキャラクターの設定における好物を用意して「触媒」と称する場合がほとんど。
それらがスマホやPCの前に積み上げられた様はまるで新興宗教の祭壇か何かである
また、Fateシリーズを筆頭にした英雄・偉人をモチーフとしたゲームの場合は、原典となった人物の遺品が残っていることもある*5ため、
それらを収蔵した美術館・博物館でガチャを引けばご利益がある…かもしれない。

亜種として、アーサー王の墓に出向いた人がいた。結果は7万円爆死。旅費でガチャ引いとけばよかったのに。
しかし、これは仕方がない側面も。アルトリアさん、少なくともSNではまだ死んでないんだから。

まさかの新パターン「自分が触媒」。「本人触媒」とも。
元は「カルデア・ラジオ局」で、Fateシリーズでセイバー(アルトリア)の声優を務める川澄綾子女史から語られたエピソード。
マーリン実装時、どうしてもマーリンが引きたかった川澄氏は、
アルトリアの声で「マーリン、来てください!」と言ってから回してみた所、本当に出てしまったという。
後に水着アルトリアも「シュート!」と叫んでガチャしたら引き当てることができたらしい。
またイリヤ役の門脇舞以女史も60連でイリヤを4枚引き当てるというこれまた凄まじい本人触媒エピソードを同番組内で語っている。

余談だが、後に公式の外伝作品『Fate/strange Fake』にて「自分自身を触媒にしてサーヴァントを召喚する」という離れ業を行ったマスターが登場している。

  • 深夜2時教(FGO)
上記「時間帯を選んで引く」の『FGO』における派生。
stay night』の遠坂凛の「午前2時が彼女の魔力のピーク」*6という設定にあやかって「深夜2時にガチャを引く」というもの。

  • 舞教(FGO)
ニトクリス役の田中美海が発案し、自らも教祖として実勢しているもの。
ガチャを引く際に踊りながら引くと虹演出となりレアサーヴァントが出やすいとの触れ込みだが最近の成績は芳しくない。

  • 極大成功教(FGO)
サーヴァントを強化した際にまれに発生する「極大成功」が発生した際にガチャを引くと出やすいというもの。カルデアラジオ局のパーソナリティである大久保瑠美が率先して布教活動に勤しんでいる。

『デレステ』初期に多く見られたジンクス。
本作は音ゲーであるが、おまけ要素として「事務所」と呼ばれる部屋をカスタマイズし、そこに好きな家具やキャラを配置する事が出来るという機能がある。
そして事務所には千川ちひろのデスクが必ず置かれる事になる。
それを 家具の一つである「アロマディフューザー」で取り囲む という方法である。
ちひろさんがアロマディフューザーの噴出する蒸気で炊かれている様に見える事から ちひろ蒸し 又は 蒸しちひろ と命名された。
実際にこれをきっかけにガチャで目当てのアイドルを引き当てたという報告はあるが、当然ながら因果関係は証明されていない。
アロマディフューザー自体が高い家具ではなく簡単にできるのも流行った理由と言われている。

彼女は元々は本家において 「鬼!悪魔!ちひろ!」「死の商人」「運営の犬」 などとあらぬ疑いを掛けられて銭ゲバのイメージが付いており、
色んな意味で恐れられているちひろを「隔離すれば出やすくなるのでは?」と言われ、部屋の隅に追いやられパーティションなどで囲み隔離されていた。
このおまじないが発展していったものが現在のちひろ蒸しで、隔離する為のものにアロマディフューザーが使われたのが始まりと言われている。
公式にもネタにされ後に追加された家具の「ウッドアロマディフューザー」の説明文には 「祈りの儀式に使われているという噂も……。」 と書かれている。

副産物的に、 大量の蒸気を浴びてびしょびしょになってしまったちひろ という 非常に煽情的なイラスト も多数描かれた。

主に『スクフェス』でまことしやかに語られているジンクス。
画面をきれいに拭き取り、ガチャを引くボタンをキスでタップするとURやSSRが出やすくなるというもの。
当然のことだが因果関係なんてからっきしもないおまじない。
傍から見ると非常にキツい光景が展開されるため、自分の容姿について第三者からの著しく高い評価が得られていない限り、やめたほうが無難。
声優等がネタ前提でやってる訳でもない限りはイケメン美女がやってもキツい絵面だろうが

  • 丸勘(スクフェス)
上記「キャラクターにとって関わりのある場所で引く」のスクフェス版。
……とはいってもコンテンツ本編に直接出ている聖地ではなく、舞台である沼津市にあるというだけなのだが。
沼津港にある「丸勘」というお店で食事や買物をした後にガチャを引くと良いものが出やすくなるというジンクス。
丸勘効果はスクフェスだけでなく、FGO、デレステ、ミリシタ、ガルパ、グラブルなどほとんどのスマホゲーに対して有効らしい。
結局これもジンクスだけどね!

  • 毎時4分にガチャを引く(スクフェス)
上記「時間帯を選んで引く」のスクフェス版。こちらは毎時4分にガチャを引くと高レアリティのカードが出やすくなるというもの。特に24時4分、メンテナンス明け直後の16時4分が効き目が強いんだとか。
これも因果関係は証明されていないおまじない。

アズールレーンではSSRを引いた際に、そのサーバーの全体チャットに誰が何を引いたのかのログが表示される仕様となっている。
そのため、そこに欲しいSSRが複数出た場合に引く…というもの。
乱数調整の一種ではあるがアズールレーンのガチャ(建造)は「引く→建造時間まで待つ(アイテムでスキップ可能)→結果確認」という流れとなっている。
その関係上、ご対面のタイミングでログが出る故に割とタイムラグがあったりするので結局の所、因果関係は不明。



様々なジンクスを書き連ねたが、言うまでもなくこれらは何の確証も取れていないオカルトにすぎない。
「ジンクスを守ったのにSSR出なかった!!」と言われても、当wikiは一切責任を持てないのであしからず。
やはりリアルマネーこそ最強。ハッキリわかんだね



「こんな方法で推し/嫁を引き当てた!」という人は追記・修正をお願いします。

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最終更新:2021年01月02日 15:47