ドロンキング

登録日:2019/02/22 Fri 01:27:37
更新日:2025/03/22 Sat 11:20:11
所要時間:約 3 分で読めます





ドロンボーのフィナーレを飾る最後のメカはその名も、ドロンキングよ~!


ドロンキングは平成版ヤッターマンに登場する、ドロンボーの最終決戦メカ。


【制作経緯】

これまで何度もヤッターマンに倒されながらも、願いを叶えるために集めたドクロリングをドクボンに掠め取られ、後を追ったドロンボー一味だったが、見失ってしまったのちに無人島で一休みするうちに互いの願いを馬鹿にして仲違いしてしまい解散を宣言する事態に。
今まで何をしていたんだろうと、これまで幾度となく倒され理不尽におしおきを受けた日々を振り返るうちにドクロベエ様との出会いで自分たちが変わったことを思い出し、


「こんなとこでへこたれてるんじゃドクロベエ様に笑われるよ」

「何度突き落とされても這い上がるのがドロンボー魂よ」
「僕ちゃんたちの最後の意地見せてあげましょう」

「なんとしてもワイらの手でドクロリングをドクロベエ様に渡すでまんねん」

「そうと決まればさっさとボンを追いかけるんだよ」

「あらほらサッサー!」


どうにか立ち直った3人だったが、先週メカが壊れた状態から着の身着のままでドクボンを追いかけており無人島には材料もなく、ボヤッキーが取っておきの秘密兵器と取り出したのは携帯電話


「もしもし大河原ちゃん、ボヤちゃんですけど?」


なんとタイムボカンシリーズだけに留まらず日本アニメ界を代表するメカデザイナー・大河原邦男にメカを発注。

どこからか生えてきたFAXで最初に送られたのはモザイクがかかった白くてゴツゴツした放送できない物


「大河原ちゃん!こんな白くて角の生えてるロボット放送できないわよ!他のにしてちょうだい!」


続いてお出しされたのはモザイクの上に更にドクロマークで自主規制された青くて丸いロボットだった。


「あっやだぁ、ド○○も~ん!!」

「待てぇの○太~!!」

「邦男?日本アニメ界を敵に回す気?(怒) ボクちゃん達にふさわしいメカがあるでしょ!」


とうとうブチ切れたボヤッキーがドロンボーにふさしいメカという要望を出し、OKが出てオタスケサンデー号によってプラモが運ばれ、王道復古で流れた「さんあく18年」を更に重ねた年月を加えアレンジした「さんあく30年」をBGMにボヤッキーとトンズラーによって組み立てが行われた。


【デザイン】

ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーをモチーフにした顔を持つ三面の人型メカ。
足はなく、代わりに大型の推進器が組み込まれている。

「足はないでまんねんか?」
「あんなのただの飾りなのよ」

大きさはヤッターキングと同程度だが、プラモの箱には1/144と記されていたので本来ならとんでもないスケールだったことになる。


【活躍】

絵コンテを読みドクボンの行き先を把握したボヤッキーによってドクロ島まで飛行し、
ドクロリングとアイちゃんを取り戻すために迫るヤッターマン1号に向けてビームを放ちドクボンを救出。

1号を守り足止めを買って出たヤッターキングと戦闘を開始。

顔を回転させ切り替えることでドロンボーの能力を発揮する機能によって、
まずはトンズラーの怪力でキングを吹き飛ばしドクロ島にめり込ませ、
続けてボヤッキーのハイテクビームガンを連射、
トドメにドロンジョのおっぱいミサイルを放つも、
ヤッターキングは爆炎の中から飛び出しウォーターサーベルで斬り掛かる、ドロンキングも負けじとビームサーベルを展開し互角の鍔迫り合いを繰り広げる。

ドロンボーがミサイル型の脱出装置でドクロベエの元に向かったため、ヤッターキングの足止めに残りフェードアウト。


最終話ではヤッターキングとの戦いがもつれこみドクロ島内部に突入。最終的にはドクロベエが宇宙に帰った衝撃で崩れ始めたドクロ島からの脱出のために、お約束の自爆ボタンによって大爆発を起こし、その衝撃でドロンボーを島から脱出させた。


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