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メルビン(DQⅦ)

登録日:2012/09/03 Mon 15:03:20
更新日:2026/07/15 Wed 04:31:05
所要時間:約 10 分で読めるでござる




ふたたび邪悪が 世界を包むとき
修行の成果が 活きるでござる!

ドラゴンクエストVII』の登場人物。

CV:千葉繁(DQライバルズ以降)


人物像

頭も含めて全身を鎖帷子で覆った老人だが、その正体は遥か昔、精霊と共に魔王と戦った伝説の英雄。
その存在は後世でも語られており、主にメザレでその存在を聞く事が出来る。

性格は歴戦の英雄らしく礼儀正しく真面目だが老人故のからかいの発言や、女性好きと見られる一面もある。
また、かの魔王相手に香水の匂いを感じとったり「あのような美しき者に化けるとは不届き千万」等とちょっとズレた発言も。

また、初めて魔空間の神殿に向かう時にはメルビンがホットストーンに封印されたシーンのムービーが流れる。

神と共に壮絶な戦いを繰り広げた割にはやけにレベルが低く19。RPGのお約束ではある。
しかしリメイク版にて、
「神官フォズがホットストーンの力を幾らか使ってしまったために、封印された時より能力が落ちた状態での復活になった」
と言及されているので、本来はもっと実力があったらしい。

『Reimagined』では現代ユバール編のタイミングが早くなった関係でアイラより後に加入することになり、パーティ最後のメンバーとなっている。
そして同リメイクでは、おちゃらけの目立った原作からキャラのテイストがだいぶ変わっている。
復活したばかりの自分を襲いに来たキメラの大群を一閃で全滅させる鮮烈な初登場ムービーを引っさげて登場するうえ、原作でのスケベ発言やおちゃらけの類は軒並み削除されており、渋みの極まった老紳士としての面が強調されている。
一応走り方やぱふぱふに食いつこうとしたりと片鱗は残されている。
元々オリジナル版の時点でメルビンはシリアスなシーンでふざけることはまずなかったことは留意。

戦闘面

オリジナル版

  • 習得呪文・特技(PS・3DS版)
習得Lv 呪文・特技
初期習得 イオ、バギマ、ベホイミ
ニフラム、リレミト、ルーラ
におう立ち、ステテコダンス
Lv20 ザオラル

能力値は老人故か素早さがかなり遅いが、他は肉弾戦も呪文も得意なスーパーじいちゃん。
レベル99で比較すると、力は370と主人公(400)に次ぎ、MP880身の守り230は全キャラトップ。実質死にステータスだが賢さ500は次点のマリベル(420)を大きく上回る。
ちなみにLv99メルビン+プラチナキングマスター+防具の守備力合計285以上で守備力999のカンストドーピング無しで到達する*1。もはやメタルキング並の頑丈さである。

しかし、素早さはワーストでレベル99でも165。鈍足気味とされる主人公が200、アイラが210といえばその鈍足さはなんとなくわかるだろうか。ちなみにマリベルは300、ガボは350でぶっちぎり。
この素早さをネックに思うか、後出し回復などで活かせるかというのがメルビンを起用するポイント。本当に素早さ以外は優秀な強力なキャラではある。
とはいえ本作はカジノが歴代でも特に稼ぎやすく、PS版ではグランドスラムを作るのは面倒ではあるもの、星降る腕輪を全員分揃えるのはそれほど難しくはないので、その素早さをフォローすることは十分に可能ではある。

神の騎士という出生故か、AIに任せると習得済みだとグランドクロスを使いたがる。
3DS版ではメルビンの使用するグランドクロスのみ、特殊演出が入る。

また、神さまもステテコダンスを習得している為、ステテコダンスは神直伝の奥義とよく言われる。

イオの呪文はPS版では他に習得方法が無く、完全にメルビンの固有呪文となっている。
しかしメルビンが仲間になる時期的にイオの呪文が役に立つことはほぼ無い。
3DS版では転職による習得は無いままだがマリベルが序盤で習得するようになり、呪文自体は日の目を見ているが、メルビンのイオは相変わらず遅いので出番が無い。
それどころか同じ属性で消費MP0の「いなずま」の特技が覚えやすくなったせいで陰は余計薄い。

「におうだち」の特技は使える特技ではあるが、PS版では転職で誰もが覚えられるので特にメルビンが目立つ訳では無かったが、3DS版では上級職で覚える特技呪文の仕様変更により「レベルアップで覚える」ことによりどの職になってもにおうだちが使えるままのキャラという個性ができた。
(初期バージョンのプログラムだと、とあるバグによって忘れてしまう事があるが、これはアップデートで解決できる。)

基本的に剣士の装備が中心になるが、生粋の剣士であり年齢も若い主人公やアイラと比べると一部の重量のある装備が使えない。
代わりに杖やローブといった魔法使い・僧侶系の武器も装備できる。というか、割合的には「魔法使い系の装備大半+戦士系の装備をある程度」といった方が正しい。
英雄の杖はメルビンのみが装備出来る強力な武器だが、実は殴る度にMP3を消費する。
とはいえ、PS版でもリメイクでもメタルキングの剣を装備できるため終盤は全く装備には困らない。というか実はフエーゴの兜以外の精霊武具を装備できる。
最強の剣であるオチェアーノの剣も主人公には準最強の専用武器である水竜の剣があるため、メルビンに回すのは有効な方法。
防具も店売りで強力な耐性のあるドラゴンローブがあるのも大きい。
このように装備に困ることは実は全くない。どこまでも隙のないじいさんである。

Reimagined版

  • 習得呪文・特技(Reimagined)
神の兵士
Lv 呪文・特技
☆1 気合いため
ステテコダンス
☆2 ニフラム
シールドアタック
☆3 やいばくだき
☆4 メタル斬り
☆5 さみだれ斬り
☆6 ゾンビ斬り
☆7 ドラゴン斬り
☆8 天下無双
ガードカウンター
※加入時点でマスター済

バースト:かばうの極意+…最もHPの低い仲間をかばってカウンターする

アイラの加入が早くなり*2、最後の仲間となった。
呪文・特技習得の仕様が変更され、職業による習得となった関係上、メルビンには「神の兵士」という初期職が用意された。
神の兵士は戦士よりもステータス補正がやや劣る代わりに、戦士よりも習得特技の数が多めという特徴を持つ。
ちなみにステテコダンスは「神の兵士」専用技。ますます「神直伝の奥義」というネタに拍車がかかってしまった。

これ以外にもいかにもゴッドハンドルートを目指してくれと言わんばかりに加入時点で既に戦士、武闘家、僧侶をマスター済なので、すぐにバトルマスターとパラディンに就くことができる。ここからさらに魔法使いをマスターさせれば、魔法戦士と賢者の条件を満たし、勇者の条件も満たしやすい。
ちなみにゴッドハンドルートは小説版が元ネタだろうか?

ステータス面では相変わらず素早さがワーストの低さできようさ*3はガボに次いでブービー。HPもアイラとほぼ横並びに下がった(というよりはアイラが迫ったというべきか)。
一方で身の守りとかいふく魔力が最も高く、力とMPも主人公とマリベルに次ぐ。
意外な部分としてこうげき魔力もワーストのガボと同等と低めとなっている。
身の守りとかいふく魔力の高さから、回復もできるタンク役(時々攻撃に参加)としての役割が適任か。
ガボが装備がある程度解消されたといえ、クセの強いステータスとなっていることもありスタメンとしては競合相手となりがち*4。入れ替えがないため格差が開くことはないので、そのあたりはプレイヤーの好みだろう。

親友だったニコルの霊から託された専用武器「メルビンの剣」が初期装備となっており、この時点で最強の攻撃力*5
復活後に魔王から送り込まれたキメラの大群を1人であっという間に蹴散らし、「伝説の英雄」としての実力を見せつけてくれる。

注意として、マリベルの離脱はなくなったが、後半にメルビンが単独行動となり離脱するのはそのまま。
魔王復活後の合流時にレベルは上昇して復帰するが、職歴はそのまま。
先述した実用的な職歴についてはこの離脱期間を考慮したものと思われる。
ちなみにリメイク版で言及された弱体化設定は本作では言及されていない。もし弱体化してなおこれならどれだけ強かったのか…。

略歴

魔王との戦いで敗北を悟った神はメルビンを石の中に封じ込めて後の世への財産として残した。
その石は物語開始時点では主人公の叔父であるホンダラが触ると暖かい石という理由で「ホットストーン」と名前をつけて所有している。
このホットストーンはゲーム序盤にホンダラが寝ている隙に奪う事も出来るがその後に勘づかれ、知らないフリをしようが殴られて(2ダメージ)強制的に奪われる。

そして砂漠の城クレージュリートルードを経て、ハーメリアをクリアして魔法の絨毯を手に入れた頃にメルビンを復活させる事が出来るようになる。

この頃にはホットストーンは世界一の大富豪ブルジオが買い取っており、紆余曲折あって主人公一行はブルジオを同行させて復活の祭壇がある世界一高い塔を登る事になる。

そしてホットストーンを世界一高い塔の頂上で掲げる事によって、英雄メルビン(とマーディラスへの石版)が復活するのであった。

魔王戦後は復活した神の居城クリスタルパレスにて騎士達の長を務めるが、どうにも怪しい発言がある神が気にかかり、その事が元で反逆者と見なされ出奔、コスタールで目覚める事になる。

その後、現代世界が切り取られて封印された時は、エスタード島にいる主人公らとは別で単身コスタールでの活動を開始する。
まずはエスタード島に閉じ込められ移動手段が無い主人公たちのために、謎の神殿の旅の扉復活のために聖なる種火の入手を計画する。
この一人旅の時に出てくる敵は単体でしか出現しないので、初代ドラクエの如くタイマン*6となる。

無事聖なる種火を手に入れてエスタード島に転送した後は、四精霊が復活し世界の封印が解けた後の合流となるため、精霊を復活させる旅には関わらない。

魔王を倒した後は、神の兵の子孫が住む天上の神殿に残る事を決めた。

3DS版で追加されたストーリー石板「幼き大神官の思い出」では、彼が封印されている時の力の一部をフォズが使ってしまったために、以前より弱い状態で復活した旨が語られており、世界一高い塔の入り口の封印を解く活躍をする。
クリア時にはその力を凝縮したひかりのたまが手に入る。
「若き日の英雄」では若き頃の彼が天上の神殿にてニコルなる人物と談笑している。
……それだけでシナリオは何もないが、前述したニコルの霊の元ネタはまちがいなくこれだろう。


外部出演

◆漫画版

ユバール地方終了辺りで打ち切られたが、賢者ベゼルの回想でベゼルやもう一人の人物と共に魔王と戦っている様子があった。
また、フォロッド編にて登場したオリジナルのからくり兵ブレミンの意識はメルビンが原型である*7
ブレミンはオヤジギャグが好きなキャラだが、メルビンも登場していたらそのようなキャラ付けがなされていたのだろうか。

小説版

2巻の中盤から登場。小説版はブルジオが登場せず、ホンダラが直接世界一高い塔に同行した。
復活時には既にパラディンに就いており、神の兵は戒律によって転職を禁じられていたが、後にゴッドハンドに転職する。

マーディラス編においてはゼッペルのイオナズン等の極大呪文をにおう立ちで一人で受ける男気を見せる等、マーディラス編はメルビンがメインであった。
また、古い時代を生きた人物としての知識を見せる場面も時々ある。

最終決戦はコスタールで手に入れた英雄の杖を携えてアルテマソードを放ち、とどめとしてアルスと共にギガスラッシュを放って戦いを終わらせた。

途中アイラのプリンセスローブの着替えを手伝おうとする場面は*8完全にエロジジイであった。ちなみに結局ガボが手伝った。

◆DQMBV

アーケード版ではメルビンのカードは存在しないが、マリベルのとどめの一撃にて登場。
マグマの杖が制御仕切れず火柱に囲まれたマリベルを救うが、その後踏み台にされる。

また、家庭用ではメルビンのカードも登場。
SP攻撃は世界一高い塔の入口で無心攻撃を放ち精神統一する。

とどめの一撃は他のVII勢と同様に砂漠地方の石版から出現するが、メルビンの場合は本人ではなくホットストーンが出現、その後世界一高い塔の前で割れてメルビン(と石版)が現れる。
にしても出身地がホットストーンってあんた……。

そして木に神速の剣技を放って葉っぱ一枚切り取り、それで口笛を吹いて怒涛の羊withガボを呼び寄せる。
メルビンも羊に乗り突撃するのだが……


ドガッ


マリベルが横から乱入、メルビンは何処かへと吹っ飛ばされる。
そしてそのままマリベルを乗せた羊は敵へ突撃するのであった……双方、マリベルのせいでメルビンの扱いが酷い。
まあ、カードが無いガボやロクに登場すらしていないアイラよりはマシ。

また、トルネコのおっさん呼びではアーケードの時はいなかったが、家庭用でメルビンも追加された。

リッカのとどめの一撃では右奥、テリーの後ろ辺りにいる。



さあ アニヲタどの。
追記・修正を続けるでござるよ。

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最終更新:2026年07月15日 04:31

*1 PS版ではガイアーラの鎧+メタルキングの盾+メタルキングヘルムで合計255、ここに守備力+30以上の装飾品(ゴスペルリングor水のアミュレット)で達成。3DS版でははんにゃのめん(+255)があるのでメルビン以外でも可能だが、実用性のある範囲内で可能なのはやはりメルビンのみ。

*2 砂漠の城クリア〜ハーメリアの間

*3 会心・呪文暴走確率にかかわる

*4 アイラはスーパースターや踊りのサポートが優秀、マリベルと主人公は言わずもがな

*5 ラッキーパネル除く。またパネルの武器にはない追撃効果が発動する

*6 ただし、モンスターを呼ぶモンスターの場合はその限りではない

*7 ブレミンの名前はメルビンのアナグラム

*8 周りの気持ちをほぐす意味合いも多少あるが