月野うさぎ/セーラームーン

登録日:2011/12/19 Mon 23:22:09
更新日:2025/01/25 Sat 22:11:21
所要時間:約 21 分で読めます


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セーラーコスモス 女版野比のび太 蟹座 蟹座の救済 金髪ツインテール ※土曜朝7時30分です。 ※少女漫画の主人公です お団子頭 そして鈍器 ちびうさの母 どうも息子がお世話になってます なかよし作品主人公 やっと立った項目 セーラームーン セーラー戦士 チート ツインテール ドジ ドジっ娘 ネオ・クイーン・セレニティ プリンセス プリンセス・セレニティ リア充 三石琴乃 世界の破壊者 中学生 主人公 元祖プリキュア 前口上 動物に優しい 北川景子 原点にして頂点 国民的ヒロイン 天使の笑顔 女王 娘との不和←ブラック・ムーン終盤まで 子供に優しい 愛すべきバカ 戦う姫 数奇な運命を背負った女 月に代わっておしおきよ 月の王女 月光刑事 月野=ロム=うさぎ 月野うさぎ 母親 沢井美優 泣き虫 王女 知らぬ者はいない 美少女 美少女戦士セーラームーン 荒木香恵 衛の嫁 金髪



月に代わっておしおきよ!


月野うさぎ/セーラームーンは『美少女戦士セーラームーン』の主人公。

CV:三石琴乃/荒木香恵(旧アニメ第1シリーズ第44~46話(最終話)、第2シリーズ第1〜4話)(三石が急病で無念の一時降板を余儀なくされたための代役)
演:沢井美優(実写版)、
大山アンザ(現ANZA)→原史奈→神戸みゆき→黒木マリナ(バンダイ版ミュージカル)、
大久保聡美→野本ほたる(ネルケ版ミュージカル)

誕生日:6月30日
星座:蟹座
血液型:O型
誕生石:真珠
好物:アイスクリームとケーキ
苦手な食べ物:ニンジン
特技:ごますりと泣き落とし
趣味:食べることと寝ること、ゲーム
好きな色:白
将来の夢:お嫁さん
好きな宝石ダイヤモンド


物語開始時は麻布十番中学校に通う14歳、中学二年生。
第3部(旧アニメでいうセーラームーンS)から三年生になった。
原作では第4部、旧アニメではセーラースターズで十番高校に進学した。

丸い二つのシニヨン(お団子)がついた超ロングのツインテールで、
金髪と思われがちだが設定上は黄髪。(実際にバンダイ版ミュージカル初期は黄色いウィッグが使われていた)余談ではあるが、彼女の前髪は中の人繋がりなあるキャラクターに流用されている。

雑誌記者の父・謙之と専業主婦の母・育子、小学生の弟・進悟との4人家族で、東京都港区麻布十番に住んでいる。
太陽系のセーラー戦士で弟がいるのはうさぎだけである。(内部太陽系四戦士とセーラーサターンは一人っ子、外部太陽系三戦士の家族構成ははっきりしない)

明るく元気だが、ドジで泣き虫でおっちょこちょいという昔の少女漫画の主人公にはよくいるタイプ。
遅刻・居眠り・早弁・赤点常習者で、廊下に立たされながら早弁する強者。食いしん坊キャラで美味しいものを食べることが大好きだが、人並みに太りやすいことは気にしている。
運動音痴で、勉強と家事もかろうじて美奈子に勝っているレベル。
ゲーセン「クラウン」の常連だが、そこまでゲームが上手いわけではない。

料理は無印の頃はダメダメだった。そもそも料理した事があるのかというレベルでまことを怒らせた。
ダークキングダムとの決戦前に家族に作ったカレーは辛すぎて食べられたものでは無かったが、Rで衛とちびうさのために作ったカレーは見た目はともかく味は良かったらしい。
その後も不器用なのは相変わらずで、お菓子作りはよく失敗している。

特技が「泣き落としとゴマすり」の甘えんぼで、進悟に「バカうさぎ」呼ばわりされたり*1と、長女の威厳はほぼ皆無。(でも、無印の頃は姉として進悟を助けるエピソードが多い)
しかし、愛情深く優しい性格で、いつも友達に囲まれている。

しっかり者の・ルナが相棒な点からも、美少女版野比のび太と言っても良い存在(中の人は旧アニメ後21世紀版のび太のママ役を演じている更にのび太のママもとある話でウサギに変身した事がある)。

蟹座のデスマスクに苦しんだ多くの蟹座生まれを救ったキャラクター。
中学生なのにピアス(恐らく真珠)をしているが、これは原作者の趣味らしい。

地場衛/タキシード仮面とは会うたびに喧嘩する犬猿の仲だったが、前世と正体を知ってからは衛を一途に愛している。

物語当初はゲームセンターで働いている古幡元基を気に入って、「彼がタキシード仮面様だったらいいな」と思っていた。同級生の海野ぐりおにも告白されていた。
(アニメでは衛も火野レイ/セーラーマーズと付き合っていた)
イケメン好きでジェダイトやネフライトも正体を知る前は目がハートになっていた。

Rでは、記憶を取り戻してからは衛一筋である。魔界樹編ではエイルの仮の姿である銀河星十郎に惚れられたが特に彼に関心を示さなかった。
(星十郎がまことともデートしようとしていると聞いた時は怒っていたが)
ブラックムーン編ではネオ・クイーン・セレニティに懸想するプリンス・デマンドに拉致監禁された上にキスされそうになり、
(旧アニではタキシード仮面の妨害で未遂。原作・Crystalではキスされている)
涙を流した。…今見るとお茶の間が気まずくなる事必須のシーンである。

Sでは原作ではみちるへの嫉妬で衛から心が離れはるかに心が移りかけたことがある。
が、アニメでは衛とくだらない事で喧嘩(衛が自分の誕生日の事を忘れていると思い込んだ)時に、はるかに言い寄られたが全力で逃げた。

アニメスターズでは衛が留学後音信不通となり(実際は出発直後ギャラクシアに拉致・スターシードを抜かれ消滅させられた)、
クラスに編入した星野光/セーラースターファイターに想いを寄せられた。
こちらも星野からは終始逃げ腰であった。


最初期はルナの指示のもと、セーラー戦士のリーダーとして「幻の銀水晶」を持つプリンセスを探していた。
アニメ無印の頃は他のセーラー戦士と違って戦うのを嫌がり、戦闘中に号泣・逃走することが頻繁にあった。(タキシード仮面が来ればやる気を出す)

そんな中でも女性蔑視的なジェダイトに怒りを露わにして亜美、レイとの団結でジェダイトを退けたり、
ネフライトに誘惑され危険な恋に熱を上げる親友のなるちゃんを本気で心配したりと成長していく。(この辺りは原作と設定の異なるアニメ独自の見どころである)

自分が探していた月のプリンセスの生まれ変わりだと判明し、自分を庇った地場衛が敵に拉致・洗脳されてしまい、火野レイ/セーラーマーズに叱咤激励される。

無印ラストでは自分を守った仲間たちの死を目の当たりにして現実逃避するが、彼女たちの魂に励まされ、
「みんながしてきた事を無駄にしたくない」という思いから、逃げずに一人で戦う決意をした。
最終決戦では衛も死亡してしまい、「みんなとみんなが信じた世界を守りたい」とスーパーベリルに立ち向かい、
仲間の魂と銀水晶の力でスーパーベリルを封印したが、同時に自身も命を落とした。
死の間際の「普通の生活に戻りたい」という願いを叶えた銀水晶によって、衛と仲間たちと過去の地球に転生する。

Rでは未来の娘であるちびうさが現れ、衛を取り合うなどで喧嘩していたが、
ブラック・ムーンに狙われたちびうさを守る母性本能に目覚めていく。

Sでは一際輝くピュアな心の結晶を持っていたが、タリスマンの持ち主では無かった。
後に自分だけピュアな心の結晶を狙われずに落ち込む美奈子に、
ルナは「そりゃあうさぎちゃんは純粋に衛さんのことが好きだけど。純粋に食べることもお寝坊も好き。それに純粋にお勉強が大っ嫌いだから、純粋にさぼりたがるわぁ。
でもお、それがピュアな心って言うのなら。そんなのただのお馬鹿さんでしかないわぁ」と慰め(?)ている。

R~Sまでの過程で「すべてを救う戦士」としての使命感を持つようになり、生来の優しい心を大きく伸ばし、銀水晶と共にパワーアップを重ねていく。


原作ではドジで泣き虫な性格は次第に影を潜め、美しくカリスマ性のある女性として成長していった。
スターファイターによると「プリンセスは守られて強くなっていくもの」らしい。
原作とセラクリでは躊躇なく敵を浄化技溶解したり塵化させて抹殺しているが、旧アニメではなるべく和解しようとしているのが大きな違いである。

戦士としての使命感が強い原作に対し、「crystal」初期では恋愛脳のスイーツにしか見えなかったりした…。


◆プリンセス・セレニティ

うさぎの前世。
太古の昔、に存在した王国シルバー・ミレニアムの王女。
原作では銀髪だが、アニメではうさぎと同じ黄髪。実写版では黒髪。
額に月の王族の証である三日月の印があり、真珠のピンやパールとレースがついた白いエンパイアドレスを身につけている。
モチーフはギリシャ神話の月の女神セレーネ。
名前の「セレニティ」は英語で平穏や静けさを意味するほか、晴れの海の英語名が「Sea of Serenity」。
ちなみに、ドレスの元ネタはクリスチャン・ディオールのPalladium Dressと思われる。

当時地球全土を治めていたゴールデン・キングダムの王子、プリンス・エンディミオン(前世の衛)と種族の壁を越えて恋に落ちるが、
シルバー・ミレニアム崩壊を企むクイン・メタリアの扇動によって地球の民が月に攻め込んだ際、
唯一正気を保ち争いを止めようとしたエンディミオンが自分を庇って落命するのを目の当たりにし、
絶望のあまり彼の後を追って自ら命を絶ってしまった。
(旧アニメではエンディミオン諸共クイン・メタリアの攻撃によって命を落としている)
その後、母親のクイーン・セレニティによって地球に転生した。

シルバー・ミレニアムのプリンセスが持つ「幻の銀水晶」はうさぎの体内に封印されており、
初めてプリンセスとして覚醒した際に涙の結晶として出現した。
旧アニメの4部終盤と5部終盤では背中に白くて大きな天使の羽が生えている。
旧アニメの5部終盤では背中には白くて大きな翼と封印の剣を持ちながらギャラクシアに挑むも戦いたくないプリンセス・セレニティは剣を持ちながら逃げ続けるだけでギャラクシアの容赦ない攻撃が続き、プリンセス・セレニティも言葉で必死に説得を続けますが逃げきれなくなり遂に封印の剣が誤ってギャラクシアに突き刺さってしまいますギャラクシアは封印の剣を叩き折り、ちびちびは力尽きて消滅してしまいます。


◆ネオ・クイーン・セレニティ

うさぎの未来の姿。
原作では銀髪だが、アニメでは(ry
「幻の銀水晶」の力を放つ王冠と、蝶の羽を思わせる白いリボンドレスを身につける全能の女王。

物語内で描かれた全ての戦いが終わった後「幻の銀水晶」の力で地球人は不老長寿になり、世界も一変。
未来都市クリスタル・トーキョーを建国後、22歳で女王に即位し、その後10世紀近くを生き続けている。
(旧アニメではドン引きしたスタッフ達によって地球規模の大変動で10世紀近いコールドスリープの後、うさぎが「幻の銀水晶」の力で再生させたとされる)

夫は衛(キング・エンディミオン)。娘はちびうさ(うさぎ・スモールレディ・セレニティ)。
ちなみに再生と誕生を司る「幻の銀水晶」の性質の関係か、シルバー・ミレニアムの一族(太陽系を治める者の家系)は代々第一王女しか産まないらしく、うさぎもちびうさ以外に子供はいない。
女王として、また母として威厳を兼ね備えているが、
旧アニメではちびうさ宛ての手紙が平仮名ばかりだったり、面倒な行事への出席を仮病を使って(衛と一緒に)サボる等、学力の残念さや面倒くさがりな部分は相変わらずの模様。



ムーン・プリズムパワー!メイクアップ!


ムーン・クリスタルパワー!メイクアップ!


ムーン・コズミックパワー!メイクアップ!


ムーン・エターナルパワー!メイクアップ!



■セーラームーン■

月に代わっておしおきよ!でお馴染みの、愛と正義セーラー服美少女戦士。
原作によると、愛と正義の星・月を守護に持つ神秘の戦士。
衣装は大きく変化しているが、顔や髪型は特に変わっていない。(顔は単に作画の都合上変えてないのかも知れないが)
にも関わらず敵に気づかれないのはみんなの疑問。っていうかお約束。
原作者の武内直子はセーラームーンを銀髪に設定していたが、担当編集に「地味すぎる」と反対され、今の形になったらしい。

たかが衛星ごときが…とは誰もが一度は思うことであろうが、西洋占星術の星の原義に則っているらしい。

最もベーシックなスタイルは、
○襟とスカートが青(または紺)
リボン、髪飾り、チョーカー、ロングブーツ、グローブ縁のリングが濃いピンク(または赤)
○白い羽ピン
○ティアラ(無印~Rは赤い宝石が嵌っていたが、S以降は月の王家を表す白い三日月の宝石になる)

変身用のブローチはシリーズごとに変わり、プリンセス・セレニティへの覚醒後はブローチの中に「幻の銀水晶」を収納し、変身や技を使う時に「幻の銀水晶」を使用している。
原作だと最初期には、正体を隠すためかセーラーVと似た白いゴーグル(仮面舞踏会用の大きな眼鏡のようなもの)をかけていたこともある。

敵サイドが彼女の変身シーンを見るなどして正体を知るともれなく死亡フラグが立つ。


◆戦闘力


前述のように変身前のうさぎは運動音痴であり、更に攻撃手段のほとんどが物理的な攻撃力に乏しい浄化技であるため、基本的に逃げ専。
よって統合的な戦闘力は、セーラー戦士10人の中でも下位の方である(まぁちびうさ共々プリンセスだし仕方ない)。
原作では中盤以降は雑魚敵も一蹴する等、出来る子と化しているが、旧アニメでは雑魚戦は初見、基本逃げるのが定番。

しかし、彼女にしかない浄化能力で最後には主人公らしく活躍する。
土壇場の爆発力も凄まじく、特に各章のラストボス戦で他の戦士が倒れ、自身がボロボロになっても不屈の意志で立ち向かう。

「幻の銀水晶」は、月の王女であるうさぎの心に連動して再生と浄化の力を発し、邪悪なエナジーを浄化したり、ビームで惑星を吹き飛ばすこともできる。
想いの強さによって全知全能に等しい効力を発揮するが、
銀水晶はうさぎの生命力の源であり、銀水晶の力を完全に解放する=うさぎの死を意味するため、銀水晶の力を使いこなせていない初期は本当に最終手段だった。

原作のセーラー戦士は命の源であるスターシード「セーラークリスタル」を宿しており、
うさぎのセーラークリスタルは、「幻の銀水晶」を何度もパワーアップさせ、銀河系最強の再生力と浄化力を宿した「シルバームーン・クリスタル」である。


◆セーラームーンの能力・技


○超音波

初期の泣き虫だった頃のうさぎの得意技。
泣き叫ぶことで頭のお団子から超音波を発生させる。


変装

変身ペンで変身する他の戦士とは別に、ブローチで変身するセーラームーンの特典のようなもので、
変装ペンで「ムーンパワー!○○になーれ!」と呪文を念じることでなりたい姿に変装できる。
美奈子がセーラームーンに変装する際にも使われた。
原作のセーラーV時代の美奈子のクレッセント・コンパクトと似たような感じ。


○セーラームーン・キック

セーラームーンのキック。そのまんますぎる。


○ムーン・ティアラ・アクション

原作ではムーン・フリスビーという技名だったが商標的にアウトー!だったため改名。
原作新装版(及び新アニメ「Crystal」)では同じく商標の問題から「ムーン・ティアラ・ブーメラン」に改称されている。

のティアラを飛ばして攻撃するセーラームーン最初の必殺技で、光に包まれたティアラをブーメランのように投げつける。
旧アニメ無印の頃はマーズの炎やジュピターのとの複合型もあった。
シリーズを重ねるごとに出番は減っていったが、旧アニメにおいて全シリーズ共通で使われた唯一の技。
セーラースターズではティアラがなくなったのでティアラを飛ばす代わりにピザを投げた。


○ムーン・ティアラ・スターダスト

洗脳された人達を元に戻す。
一回しか使わなかったレア技。一回きりだったのはおそらくムーン・ヒーリング・エスカレーションと効果がかぶっていたから。


○ムーン・ヒーリング・エスカレーション

初代鈍器ムーン・スティックによる必殺技。旧アニメでは妖魔にされた人を浄化できる技で、原作と新アニメでは「ムーン・ティアラ・スターダスト」とほぼ同じ技。
旧アニメでは、浄化された人は両手を上げて「リフレーッシュ!」と叫ぶ。
ムーン・スティックには銀水晶をセットするくぼみがあり、銀水晶装着時は敵を完全に消し去ることも可能。


○セーラー・ボディー・アタック

セーラームーン版天空×字拳


○ムーン・プリンセス・ハレーション

ムーン・スティック(旧アニメでは無印最終回で紛失した)に代わる二代目鈍器、キューティ・ムーン・ロッド(原作ではムーン・ロッド)による必殺技
旧アニメでは浄化された人は「クレンジングー!」と叫ぶ。


○ムーン・スパイラル・ハート・アタック

未来のうさぎから貰った(旧アニメではうさぎと衛の愛の力で現れた)三代目鈍器、スパイラル・ハート・ムーン・ロッドによる必殺技
旧アニメだと商品化前提のためか、音がおもちゃっぽい。高速回転した後にハートを飛ばして攻撃する。
やられた敵は「ラブリー!」と叫ぶ。

「ムーンスパイラルゥゥゥハァァァァァァァァタッダァァァッ!!!」



クライシス!メイクアップ!

ムーン・クライシス!メイクアップ!



■スーパーセーラームーン■


第3部(旧アニメではセーラームーンS)から登場した、セーラームーンのパワーアップ形態。
Sでは通常のセーラームーン変身+伝説の聖杯による二段変身が必要だったが、
SSではペガサスの力でいきなりスーパーセーラームーンに変身できるようになった。

スカートが白ベース+グラデ裾に変わったほか、腰のリボンが蝶の意匠を思わせる白いひらひらしたものになり、袖にも透明な飾りがついた。


◆スーパーセーラームーンの能力・技


○レインボー・ムーン・ハート・エイク

ムーン・スパイラル・ハート・アタックのスーパーセーラームーン版。
旧アニメだとやられた敵は「ラブ、ラブリー!」と叫ぶ。
原作ではちびムーンとの合体版「レインボー・ダブルムーン・ハート・エイク」もある。


○ダブル・セーラー・キック

セーラーちびムーンと一緒にキックする。
フィッシュ・アイにあっさり避けられた。


○ムーン・ゴージャス・メディテイション

万華鏡(旧アニメではペガサスの力でスパイラル・ハート・ムーン・ロッド)が変化した四代目鈍器、カレイド・ムーン・スコープによる必殺技
旧アニメでは当初技名が決まっておらず大声で叫んで攻撃していたり、ちびムーンがペガサスを召喚しないと使えないという致命的な不便さがあったり…。
既にペガサスがいれば即座に使えるが、ペガサスを狙われると技を使えなくなる。
やられた敵は「ステージアウトー!」と叫ぶ。



ムーン・エターナル!メイクアップ!

シルバームーン・クリスタルパワー!メイクアップ!



■エターナルセーラームーン■


スーパーセーラームーンがさらにパワーアップした最強の形態。
ダイアナ曰く「クイーンに最も近い力を持つ姿」。
惑星すら滅せるギャラクシアと互角に渡り合う力を持つ。

スカートは黄・赤・紺の三段重ねになっており、襟の色が濃い。
袖は丸型でピンク。ブーツは白。胸のリボンは羽根型で腰のリボンは細く長い赤リボン
背中からは大きい重くて邪魔そうな天使の翼が生えている。
また、ティアラが無く、代わりにシルバー・ミレニアム王家の証である三日月マークがついているのが特徴。
セーラームーンの最強形態のはずなのだが、ティアラが無くなった事による戦闘力低下のせいで、エターナル・ティアルを手放してしまうと完全に丸腰になってしまうのが弱点
デザインした直子姫は水でもかぶって反省してください。


◆エターナルセーラームーンの能力・技


○スターライト・ハネムーン・セラピー・キッス

第5部(旧アニメではセーラースターズ)での武器、エターナル・ティアルによる必殺技
ちびムーンとの合体版「スターライト・ダブルハネムーン・セラピー・キッス」もある。


○シルバー・ムーン・クリスタルパワー・キッス

旧アニメのみ使用。ちびちびの力で強化された武器、ムーン・パワー・ティアルから放つエターナルセーラームーンの最大必殺技
やられた敵は「ビューティホー!」と叫ぶ。


○シルバー・ムーン・クリスタルパワー・セラピー・キッス

原作のみ使用。
武器から放つ技の形を保ったものの中では最強の浄化技



■プリンセス・セーラームーン■


実写版にのみ登場した形態。
プリンセス・セレニティの人格が宿っており、プリンセス・ハープにも変形する一振りの剣を武器としている。
その力は凄まじく、ベリルの全力の攻撃すら軽々と撥ね除けた。
うさぎの精神が哀しみや怒りを抱え切れずに暴走した際に現れる。
前世において、プリンス・エンディミオンが目の前で命を落とした哀しみに耐え切れず、
銀水晶の力を暴走させてクイン・メタリアを生み出し、世界を滅ぼした張本人。
世界を滅ぼしてしまうほどに強いエンディミオンへの感情を引きずっているため、情緒不安定な部分があり、味方をも攻撃する危険な姿である。
尚、前世、現世と2度に渡り世界を滅ぼすという後年のマゼンタの破壊者さんプリキュア大好きおじさんもビックリの暴挙を行っている。






以下ネタバレ






■セーラーコスモス■
CV:北川景子(セーラームーンCosmos)

原作のみに登場する、セーラームーンの真の最終形態にして究極の姿。
銀髪のハート型シニヨンツインテール、純白のマントとセーラーコスチュームを身にまとっている。
ネオ・クイーン・セレニティの時代よりも更に先の、気が遠くなるほど遥か未来の戦士。
コスモスとは秩序・宇宙を意味し、額には三日月のマークが存在しないことから、
もはや月の戦士ではなく、宇宙全体の秩序と平和を守る女神のような存在となったのだろう。

自らを星になり損ねたもの達と称する全ての邪悪の元凶で、悪のセーラー戦士に進化した生命体「セーラーカオス」との未来永劫続く戦いに疲れ果て、
カオス、延いてはカオスが同化した「ギャラクシーコルドロン」――すべての星が生まれる場所であり、すべての可能性が生まれる場所を、
過去の自分の手で消滅させる(=宇宙の緩やかな滅亡と引き換えに有限の平和を手に入れる)ため、現代へとやって来た。

実はある人物の正体であり、つまりその人物=未来のうさぎなのである。

うさぎが今のまま遠い未来まで生き続けた末の姿なのか、それとも一度以上転生したのか、あるいは何処かで分岐した先の未来にいたのか、
それは明らかにされていない。
ただ一つ言えるのは、セーラーコスモスとなった未来のうさぎの傍には衛や仲間たちがおらず、独りで戦い続けていることである。

セーラーギャラクシアとの戦いで一度は全ての仲間を奪われたうさぎについて、
「『ここ』での私もやはりずっと孤独だった」と語っており、
本編中のうさぎ自身の行く末が彼女と同じものかは不明だが、少なくとも彼女が逃げ出した未来の世界では、最愛の衛や仲間たちが彼女の傍にいられない状況にあるのは間違いないだろう。

なおアニメ版スターズに当たるバンダイ版セラミュ『永遠伝説』では、
シルバームーン・クリスタルの力で発動させる全セーラー戦士の究極合体技「セーラーコスモス・アタック」が登場している。






前述の通りセーラーコスモスは原作のみ登場だったが、2017年のネルケ版セラミュ『Le Mouvement Fatal』への登場が決定。
ビジュアル公開とともに、先代セーラームーン役の大久保聡美がセーラーコスモスを演じることが発表され、世界中のファンを喜ばせた。
そして劇場版美少女戦士セーラームーンCosmosでは実写版セーラームーンで火野レイを演じた北川景子が声を担当した。



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最終更新:2025年01月25日 22:11

*1 ちなみに進悟はセーラームーンの大ファン。しかし姉がそのセーラームーンであることには全く気づいていない。