アットウィキロゴ

もょもと(ドラゴンクエストⅡ)

登録日:2020/04/14 Tue 19:47:00
更新日:2026/08/07 Fri 22:24:28
所要時間:約 3 分で読めます




もょもととは、『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』の主人公の名前でも特に有名なもの。
どうやってこの名前を発音するのかは謎。ファンには「もよもと」と言えば大体通じる。

概要

ドラクエはⅡまでは、今で言うセーブ機能がなかった。
これはファミコン本体に保存機能がなく、カートリッジ側にバッテリーバックアップ機構を搭載する必要があったため。
その代わりに『復活の呪文』と呼ばれる、パスワードによるセーブシステムが搭載されていた。
王様や神父様からこのパスワードを聞いて、メモして、ゲームを再開する際に入力するとそっくりそのまま再現されるというものだった。

そんな復活の呪文だが、インターネットで成型文型のものも出回り、様々な未来を予言した。
ドラクエⅡはそこまで予言が多かったわけではないが、以下の復活の呪文を入れるとこのもょもとが復活するのだ。

ゆうて いみや おうきむ
こうほ りいゆ うじとり
やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

なんとも適当感溢れる復活の呪文だが、これで最強の主人公が復活してしまうのである。

この呪文で再現される状況

この化物スペックのローレシア王子がサマルトリアの地に爆誕する。
この状態で聖水を振りかければ殆どのモンスターとのエンカウントを封じる事ができてしまう。

攻略上のメリット

  • ザラキメガンテ以外の要因でローレシアの王子が死ぬ事が中盤付近まではなくなる*1
  • テパに行けば25000Gのはやぶさの剣をすぐに買える
  • ルプガナに行けば船をすぐ貰える(ただしこのレベルならグレムリン2匹など瞬殺できるはずなのでほぼ意味はない)
  • 5つの紋章の中でも面倒な物が入手済み
主にこの4つが嬉しい点だろう。
Lv1の刺客おおなめくじトリオ、ローレシア大陸最強のキングコブラ、そしてムーンペタから延々立ちはだかり続けるマンドリル……
それどころか物理攻撃系の敵なら海底洞窟まで脅えず悠々と歩けるだけでも、通常プレイとは別天地と言って良い。
特に命の紋章は悪名高きロンダルキアへの洞窟に置いてあるので、回収する手間が省ける。

攻略上のデメリット(注意点)

  • DQⅡ本来の楽しさが無くなる
  • サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女は未加入なので育てなければならない
  • アイテムは一切持っていないので装備は整えなければならない
  • 何より名前が変
他の2人は普通にプレイした時と同様の手順で加入するので、もょもとだけでガンガン進むとまず2人の棺桶を引きずる羽目になる。
もょもと頼みのゴリ押しでロンダルキアまで行けなくもないが、流石にそこまで。
その場合、他の2人のレベルは15あるかどうかという悲惨な状況になる*2
そのため最後までもょもとだけで()り抜くしかないのだが、ハーゴンはともかくシドーを倒すのはもょもとであっても、というかレベル50のローレシアの王子でもかなりの運ゲー&耐久戦になる。
結局他の2人もきちんと育成しなければ真っ当なクリアは望めないのだ。

もっともそれでも破格のステータスには変わりないし、装備はなくとも金は潤沢にあるので問題にはならない。
さらに仲間2人はレベルが上がるまでやる事もないので武器も要らないし、防御してればいいので生存率も上がる。
もょもと自身も素手で充分敵を屠れる強さであり、390Gの「くさりがま」でも装備していればロンダルキアより前の敵は完封可能。
ちょっとだけ待って770Gの「てつのやり」を買い、後でサマルトリアの王子に譲る方針でも構わない。
真っ裸のままでも炎のほこらぐらいまではゴリ押しできるし、船とラダトーム経由で竜王の城の「ロトのつるぎ」も手に入る。
そのため目的地に向かうまでの道中で仲間のレベリングと小銭稼ぎはサクサク進むので、デメリットと言うほどのものでもない*3
そもそも本来当たり前の要素に過ぎないのだ。

ちなみに船入手の直後から訪れることが可能なザハンで「きんのカギ」を手に入れれば、もょもと用の装備を買う必要がほぼ無くなる*4
サマルトリア城で「ロトのたて」、デルコンダルの武器屋で「ガイアのよろい」がタダで手に入るからである。
兜は最強の「ロトのかぶと」が手に入るまでは「てつかぶと」しかなく、サマルも装備できないので不要である。

余談

  • もょもと復活の呪文は、ほぼ全部に小ネタが入っている。
    • ゆうて い…ゆう帝。当時の少年ジャンプに存在したゲーム紹介コーナー『ファミコン神拳』での堀井雄二のペンネーム。
    • みや おう…みや王。『ファミコン神拳』スタッフの1人、宮岡寛のペンネーム。ゲームデザイナーとしても活動しており、DQIIでもダンジョンデザインを担当。つまりロンダルキアの悪夢の元凶
    • きむ こう…キム皇。『ファミコン神拳』スタッフの1人、木村初のペンネーム。DQⅡの制作にも参加しており、「風のマント」は彼による命名。
      • この3人はFC版DQⅠにもこっそり出演している。
  • ほ りいゆ うじ…堀井雄二。当時は本名で活動することはあまりなかった。
  • とり やまあ きら…鳥山明。ドラクエのキャラクターデザインを担当。

  • とはいえ、実際のところこれは意図して仕込まれたネタではなく、この呪文でもょもとが復活したのはまったくの偶然
    • 現代、すでにDQ2の復活の呪文は解析が済んでおり、ある程度は自由に望む呪文を作ったり、望む状態のローレシア王子を復活させる事ができる。
    • データとして意味がある文字列は「ほりいゆう」辺りまでで、残りは調整で入っているだけである。このため、別パターンの復活の呪文で同じデータを復活させられるものがあったりする。
      • 例えばこの呪文で復活させた後に即座に復活の呪文を聞くとかなり短い呪文*5を教えられる。

  • この復活の呪文は『銀魂』の登場人物の名前に仕込まれている。

ドラクエⅪ

この呪文を入力するとレベル18のもょもとが復活する。
普通DQⅠ・Ⅱの呪文で復活した場合のレベルは1〜5なので、破格の扱いである。
流石にレベル48はちょっと鍛えれば表エンディングのクリア域なのでバランスブレイカーすぎたか。
そうでなくとも本作はレベルが上がりやすいので仲間にすぐ追いつかれる。

それでもギラホイミを覚えているので序盤の神の岩の試練は楽にこなせる。
また、ローレシアの王子のレベルを一定以上に育てたドラクエⅡの呪文をドラクエⅪで使うと福引券が貰える。当然所持。
ちなみにこの呪文で始めると最初のOPムービーをスキップできるという唯一の特典がある。


HD-2D版ドラクエⅡ

ふっかつのじゅもんが実装されていないのでもょもと王子の勇姿を拝むことはできない。
しかし、ローレシアの王子を名前を「もょもと」にすると残り2人のデフォルトネームが「すけさん」と「アイリン」になるという素敵な小ネタが仕込まれている。サマルトリアの王女ことマカロンに関しては変更なし。
名前決定の際のデフォルトネームが変わるだけなので、メダル皇帝の島にいる命名神マリナンの神官に変更してもらえることも可能。
ちなみに小説版や漫画『モンスターズ+』の名前を入れても未対応。「ロラン」はお菓子の名前でもあるので実はデフォネームがお菓子で統一となるのだが。




追記・修正はレベル48で降臨してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月07日 22:24

*1 ロンダルキアまで行くと痛恨で100を超えるダメージを叩きだすモンスターがいるので油断はできなくなる。また本作の聖水やトヘロスの敵封じは仕様上ギガンテスとアークデーモンには絶対効かないため、こいつガラ入った敵パーティとは普通に遭遇する。

*2 ずっと棺桶放置していたならさらに低レベルだが、ザラキ乱発・痛恨必殺・キラマ無双を単独で抜けるなら肉盾要員がいるだけでも全然違うし、サマルのザオリクは生命線なので大方の人はLv25までは育てるだろう。

*3 購入も「はやぶさのけん(25000G)」「ちからのたて(21500G)」「まほうのよろい(4300G)」ぐらいで、バグ技ではかぶさにしないなら剣も諦めて力の盾による回復役に回す方が良い。そういう意味では力の盾を3人分は欲しいか。

*4 ロトの剣は本作では最強武器ではなく中堅。初めてロンダルキアの洞窟を攻略するなら「ひかりのつるぎ」を購入するのもありだが、もょもとなら洞窟内で「いなずまのけん」を拾うまではロトの剣で充分戦える。

*5 例えば「あへろ ねずぞ なちてろ たくむ るあめ もや」の18文字。