グラードン

登録日:2010/04/02 Fri 00:43:38
更新日:2025/04/12 Sat 20:42:31
所要時間:約 10 分で読めます





大地の化身と伝わるポケモン。

自然のエネルギーを求めてカイオーガと争いを繰り返したという伝説がある。



出典:ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ、OLM・TEAM KAMEI、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku、
©Pokémon ©2015 ピカチュウプロジェクト、
©2015 Pokémon. ©1995-2015 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.、東宝、2015年7月18日公開。


グラードンとは『ポケットモンスター』シリーズに『ルビー・サファイア』から登場する伝説のポケモン


■データ


全国図鑑No.383
分類:たいりくポケモン
英語名:Groudon
高さ:3.5m/5.0m(ゲンシカイキ)
重さ:950.0kg/999.7kg(ゲンシカイキ)

タイプ:じめん
特性:ひでり(場に出た直後に天候を「にほんばれ」にする。XYから5ターンの間)

HP:100
攻撃:150
防御:140
特攻:100
特防:90
素早さ:90
合計:670

努力値:攻撃+3


■概要


ルビーバージョンのパッケージを飾ったポケモン
赤い蛇腹状の鎧のような皮膚を持ち、手には鋭い爪を持つ。体の両脇からトゲの生えた二足歩行の怪獣や恐竜のような姿をしている。
更にその身体には黒い曲線のような模様がある(カイオーガレックウザにも同様の模様が見られる)。

ホウエン地方の神話でこの世界の「大地」を作り出したポケモンだと言われている。
強烈な光と熱を操る力を持ち、天候を「快晴」にする力を持つ。
大昔その力で「雨雲」を吹き飛ばし、人々を長雨や洪水といった水害から救ったと言われている。


を作り出すカイオーガとは対となる存在であり、互いに敵対している。
古代にカイオーガとの死闘を繰り広げた末、大地の底のマグマの中で長い眠りについたとされる。
目覚めると火山が噴火するらしい。
タイプ的にどう考えてもカイオーガが有利な気がするが気にするな。

その見た目や特性、カイオーガと対な点からよくほのおタイプを持っていると思われがちだが、じめん単タイプである。
ただし、ほのお技は結構多く覚える。

名前の由来は恐らく大地を表す「グランド」と首領という意味や怪獣の名称によく使われる「ドン」を合わせた物と思われる。

ちなみに全ポケモン中最も重いポケモンでもある。…だが第七世代において、さらに上を行く重量を誇るポケモンが2体も登場したため、2位どころか3位にまで陥落してしまった。

色違いは赤い部分が金色になる。
どう見てもデカいサンド


■ゲームでのグラードン


ルビーバージョンでストーリーに関わる重要なポケモンとして登場する。サファイアバージョンには登場しない。

この世界の大地を増やそうと目論むマグマ団がグラードンの力を利用しようと様々な場所でテロまがい(?)の行為を繰り返し、
プレーヤーの前に立ち塞がってくる。

そしてストーリー終盤にグラードンを操る事の出来る『あいいろのたま』をマグマ団リーダーのマツブサが入手し、
「かいていどうくつ」で眠るグラードンを復活させる。
しかしマツブサの思惑叶わずグラードンは暴走、ホウエン地方は異常気象に襲われ壊滅の危機に陥ってしまう。

しかしその後にプレーヤーが「めざめのほこら」にてグラードンと戦闘しホウエン地方の危機は回避される事になる(何故か逃げても倒した事になる)。
初期レベルは45。
捕獲タイミングはこの時のみで逃げたり倒したりすると二度と入手出来ないようになるので注意。

異常気象時のBGMである日照り(Drought)はものすごく不気味である。
低い電子音に合わせて、強烈な日差しを連想させる甲高い電子音の不協和音が鳴り響くかなり強烈なもの。
怖さのあまり「そらをとぶ」「自転車に乗る」をしてもBGMが変わらないのに絶望した人もいるのではないだろうか。

カイオーガの大雨(Heavy Rain)も怖い感じだが、こちらとは比べ物にならないほど。
(あちらはどちらかというと早めなメロディで焦りを覚えさせるものになっている)

カイオーガとグラードンがどちらも登場するエメラルドではカイオーガは「かいていどうくつ」に居座っているため、
眠っている場所が「デコボコさんどう」の中腹にあるマグマ団のアジト奥地に変更された。

復活後は死闘を繰り広げながら天災を起こすカイオーガとグラードンの姿が見られる。
その様子をよく見ると、戦場のほとんどが水場である中、グラードンはせいぜい自分の足場分の大地しか確保出来ていない。ダメ押しに雨が降っており天候の取り合いにも負けている。
どう見ても劣勢であり、グラードン涙目…とよくネタにされる。
ただ、一応彼(?)の名誉のために言っておくと、そもそも本作においてマップ上の海の色は2色存在し、
明るい部分は波乗りのみ可能なエリア、深い色の部分はダイビングが可能なエリアとなっており、
後者のエリアについてはカイオーガもせいぜいグラードン側の大地分と同じ程度しか確保出来ていない。
さらに、グラードンは映画などでは普通に海に浸かりながら歩いたり戦闘してるシーンがあるので、意外と海への適性を持っている可能性はある。
ゆえに、ダイビングができない程度の深さの海(浅瀬)ならば、カイオーガと互角に渡り合えるという見方も可能ではある。
後の「オメガルビー」で引き起こされた異常気象の日照りがパワーアップしており、水耐性はおろかカイオーガの異常気象でないと水技自体が通用しないようだ。(これはカイオーガ側も同様)

尚、BGMは大雨(Heavy Rain)が採用されているため、日照り(Drought)はルビー版でしか聴くことができない。
結局その後はプレイヤーに呼び出されたレックウザの手により二匹の戦いは止められ何処かに消え去ってしまう。天の助けとは良く言ったものである。

その後は殿堂入り後にランダムで入口が変わる「りくのどうくつ」で戦闘or捕獲可能。
ランダムで変わる入口は「てんきけんきゅうじょ」の研究員に話しかけると確認出来る。
レベルはルビーよりも高い70。
万一、逃げたり負けても部屋を出ればすぐ復活するのでご安心を。


ジョウト地方が舞台の『ソウルシルバー』では、
レッド撃破後にオーキド博士からカントー御三家のいずれかを貰った後、
ポケモンじいさんから『べにいろのたま』を受け取ることができる。

「うずもれのとう」に行くとグラードンが出現し、捕獲可能(ハートゴールドはカイオーガ)。
レベルは50。

ポケモンじいさんは空と陸と海を結びつける遺跡の謎を解き明かしたいと考え、珠を主人公に託した。
ホウエン地方の友人から譲り受けたとのことだが、おくりびやまの老夫婦のことを指しているのかは不明。
珠はそれぞれ複数存在するのか、そもそも珠は危険ではないのか、と考えるプレイヤーもいるハズ。


アローラ地方が舞台の『ウルトラサン』では、
ウルトラスペースゼロの洞窟ステージで捕獲できる。


■対戦でのグラードン


禁止伝説らしく150もの攻撃と、140もの防御を誇るガチムチ性能のポケモン。
物理耐久だけ言えば鋼の身体を誇るディアルガよりも硬い。
一方で特殊方面は伝説のポケモンの中では控えめ。素早さも90と激戦区にある。

元専用特性の『ひでり』は強力なのだがカイオーガの『あめふらし』と比べて一致技を強化するわけではないので最高火力では大きく劣り、自身の受ける恩恵が少ない。
むしろ『ようりょくそ』持ちのくさポケモンに「ソーラービーム」を撃たれたり、等倍で受けてしまうほのお技のダメージを増やしてしまったりとマイナスに働く事も多い。
(とはいえ、コイツが出場出来るルールで『ようりょくそ』持ちのくさタイプはあまり見ないが)

晴れの恩恵を受ける技の内、「ソーラービーム」をグラードン自ら使う意味はヌオーメタ程度。
一方、炎技は特殊技だが二刀流・撃ち逃げ型で高火力を期待できる「オーバーヒート」「ふんか」、重い体重と相性の良い物理技「ヒートスタンプ」から選択でき使い勝手は悪くない。
威力安定の物理技「フレアドライブ」を使えないのがやや残念なところか。

またカイオーガと対なポケモンなのにタイマンだとタイプ相性的にまず勝てない…
更には、サブウェポンとして採用しているケースが多い「くさむすび」は、その重量故に最大威力で受けてしまうので、
カイオーガ対策のついでに昇天させられる場面も度々あった。

しかし伝説戦ではグラードンのような物理特化な能力を持つポケモンは貴重で、
カイオーガには出来ない「つるぎのまい」や「ロックカット」等の強力な積み技も使う事が出来るのは大きな利点。

カイオーガの場合は強力過ぎる『あめふらし』を前提としている場合が多いが、一度天候を変えられると極端に火力が低下してしまう。
それに対してグラードンは端から天候の恩恵に与ることは期待出来ないため、良く言えばより安定性があるとも言える。
XYからは特性で変更された天候も5ターンまでしか持続しない仕様になったので、この傾向は今後より強く見られることだろう。

実際のところひでり持ちなのにじめんタイプなのも決してデメリットだけではなく、味方との相性補完を取りやすいメリットにも繋がっている。
例としてひでりの恩恵を受けられるほのおポケモン、くさポケモンと組んだ状況で考えると
  • ほのおやくさを対策しつつひでりにタダ乗りしようとする相手ほのおに対してはグラードンが有利
  • グラードンとくさをまとめて叩こうとするこおりは味方のほのおポケモンが有利
  • グラードンやほのおの天敵となるみずは味方くさポケモンが有利
と、三体で互いの弱点を補い合える関係となる。

伝説は浮いているポケモンが少なく「じしん」が一貫しやすく、かつバンギラスかくとうタイプといった伝説戦でも通用する一般ポケに強いため需要が高い。
クレセリアがいばキーやトリルでグラードンをサポートする通称「グラセリア」は有名。
BW2ではシンオウ竜の隠れ特性『テレパシー』が解禁され構築しやすくなったことも追い風。

飽くまでカイオーガと比べての相対評価でネタにされているだけでグラードン自体の強さは決してネタではないのだ。
カイオーガがみず技の威力で全てをねじ伏せる単体戦力特化ポケモンだとすれば、グラードンは味方との連携を重視する主人公タイプのポケモンと言えるだろう。
ぶっちゃけてしまえば先述の「エメラルド」におけるイベントと、カイオーガ自体に不利を取ってしまうが故のイメージ、後述の晴れ特性持ちの後輩の登場などで必要以上に貶されている感はある

事実、禁止伝説が解禁された2004年大会は決勝で2人ともグラードンを使用してミラーになったり、
2010年大会はグラードン率いる晴れパがカイオーガを打ち破り優勝している。やはり大地の力は偉大である。
04のチャンピオンはカイオーガも入れていたが
相手の方が強かろうが、仲間との連携による絆の力で勝利をもぎ取る少年漫画的ポケモンといえるかもしれない。


メインウェポンはゼクロム殺し用タイプ一致の「じしん」
サブウェポンは相性補完に優秀な「ストーンエッジ」
晴れと合わせて役割破壊に優秀な「だいもんじ」「オーバーヒート」「ほのおのパンチ」「ヒートスタンプ」
ラティ等の浮くエスパーに有効な「シャドークロー」
問答無用の役割破壊「じわれ
等々。

晴れとのコンボにより溜め無しで撃てる「ソーラービーム」はカッコイイのでついつい使いたくなる。

が、グラードンの特攻は伝説の中ではあまり高くなく、
一方でカイオーガの特防はとても高いので「ソーラービーム」で弱点を突くより物理技の「じしん」で攻撃したほうが威力は高い。4倍弱点狙い用になるだろう。
また、「10まんボルト」や「かみなり」も覚えるが対人戦においてはほぼ使われない*1

剣盾のダブルバトルでは禁止級伝説が2体使えるシリーズ12ルールに入った辺りから台頭し、非ダイマックス運用メインのグラードンと「ブラストバーン」採用型「サンパワー」キョダイマックスリザードンを軸とした晴れパが流行。シーズン28にはグラードン自身の使用率が8位まで伸びている。


HOME連携で参戦を果たした第9世代。
新たに「かみくだく」「ボディプレス」「しねんのずつき」「ロックブラスト」「ねっぷう」を習得。
更に「おにび」「まきびし」等の補助技も習得可能に。なんと「てだすけ」までできる
一方で前世代で入手したばかりの「ヒートスタンプ」が没収されてしまった。折角ダイマックスも無くなり通りが良くなったのだが……。
が、流石に実質的な第三のメインウェポン剥奪は酷であると判断されたのかDLCのわざマシンで無事に返して貰った。
また、この世代では同作では同じく晴れを展開できる上に素早さと攻撃性能で勝るコライドンの参戦。一応あちらはフェアリーに対して弱すぎると言う問題があるのだが、そもそも環境のフェアリーの種類が少ないため弱点と言う程弱点になっておらず、やはり先輩なのに後塵を拝している点は否めない。
そのためか、シングルでも採用されていると言えば採用されているのだが場作りがメインのいまいち振るわない立ち位置。
ダブルバトルの方ではシングルに比べるとだいぶ元気。肝心のコライドンにダブル特有の弱みが多い一方、こちらはやはり「だんがいのつるぎ」が強みとなる。
「こだいかっせい」持ちのパラドックスポケモン達の追加で相方にも恵まれており、ダブル屈指の強豪であるハバタクカミタケルライコ達の攻撃面におけるバリューを伸ばしつつ弱点の一貫を許さない点も評価点。
一方伝説枠としては明確にバドレックスが苦手な他、上から「てっぺき」や「ワイドガード」を放ってくるザマゼンタも今作で台頭したこともあり、伝説枠を1匹しか割けないレギュレーションGではそのコライドンを下回る程度には順位面では伸び悩んでしまった。
また今作では非伝説枠に「だんがいのつるぎ」+「ヒートスタンプ」をほぼ通さないペリッパーが増えた事もあり、処理能力を高める為に「かみなりパンチ」の採用率が伸びていることは特徴と言っていいだろう。


■ゲンシグラードン



自然のエネルギーによってゲンシカイキし 本来の姿を取り戻す。その力はマグマを生み出し 大地を広げる。



出典:ポケットモンスターXY、67話『最強メガシンカ~Act Ⅲ~』、
2013年10月17日~2015年10月29日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』にて登場する本来の姿のグラードン。
ゲンシカイキと呼ばれているが、XYから登場したメガシンカとは少し違う。

ゲンシカイキとメガシンカの相違点
  • メガシンカとは別カウントのため両立可能
  • 持たせるアイテムはべにいろのたま(あいいろのたま)
  • 場に出した瞬間にゲンシカイキが発動

  • 種族値
HP:100
攻撃:180
防御:160
特攻:150
特防:90
素早さ:90
合計:770

特性:おわりのだいち(天気が「おおひでり」になる)

タイプは新たにほのおタイプが追加。
発表当初は晴れの恩恵が受けやすくなるとはいえ、ほのおタイプはご存知の通りみずに弱くカイオーガに余計弱くなるため、あまり評価されなかった。
……が、特性の詳細の発表で評価が大きく変わる。


『おわりのだいち』の効果
  • 『はじまりのうみ』『デルタストリーム』以外の天候変化は不発になる
  • ゲンシグラードンが場に出ている限り有効
  • みずタイプの攻撃が無効になる
  • その他は日差しが強いと同じ
  • 特性『ノーてんき』『エアロック』で無効化される

本来4倍に受けるはずのみずタイプの攻撃が全く効かなくなる。
12年間タイマンで勝てなかったカイオーガと遂に真っ向勝負が可能になったのだ。
しかも上記通り自身も晴れの恩恵を受け、特攻も大きく上昇した(なんと普通のカイオーガと同等レベル)ため使える技が大きく広がり、特に速射になる「ソーラービーム」がヤバい。
おまけにタイプと特性のおかげで弱点はじめんタイプのみ。

特防は高くないが、防御力はかなり高いため、不一致の地震程度ではダブルだと確3以上になりかねない。
ゲンシカイオーガやメガレックウザしか天候の書き換えはできない。
たとえ書き換えられても地面技は威力が落ちないため、カイオーガと違いそれなりに動けることは変わりない。

また、専用技として「だんがいのつるぎ」を習得。味方を巻き込まない「じしん」で、威力も120とかなり高い。
地面技で同じ効果を持つグランドフォースより威力が高く、ORAS時代はジガルデ涙目とも言われるほどであった。
(ただし、命中率は85なので必ずしも上位互換ではないし、SMではあっちも色々強化されたので、今は単純比較が難しいが)

伝説解禁戦であるジェネレーション・ショウダウンではジュニアとマスター共にカイオーガやレックウザを抑えて使用率1位になった。
だんがいの刺さりやすさや使い勝手のよさはもちろん、弱点がじめんのみというのはやはり強い。またメガシンカとは別枠というのも強さの一つ。

主な対策は天候を奪うかじめんが効かないひこうタイプや特性『ふゆう』を入れるか。『ノーてんき』持ちを出しても良い。
ただこれらの対策をしても最高の相棒であるクレセリアのサポートでその対策の対策をされたり。
まあ、グラセリアは元々あった戦法なので結構読まれやすく止められやすいのだが。特に『ふゆう』+ほのお半減+エスパーに一致抜群を取れるギラティナ(オリジンフォルム)には注意。

そして何より、こいつの場合特殊炎技の威力も滅茶苦茶高い。
なにせ特攻は(素の)カイオーガと同等。そのスペックから放たれる「ふんか」もまた凶悪無比である*2
これもあって一時は同じグラードンミラーを避ける為に特殊型が考案され、運用される時期もあった。ちなみにWCSにおいてもそれなりにいた。
が、そうすると特防160を誇る相方・カイオーガが受けに回りやすくなる、レックウザに対する有効打が薄くなる等やはり問題も出まくる。
結果、当初は微妙扱いされたゲンシカイオーガが復権。グラードンは元鞘である物理型中心に戻る事になった。
やはり慣れん事はするもんじゃないと言う事か

ちなみに対ほのお技は 自身の特性の都合上半減で収まらない(3/4) 為注意。
レシラムをゲンシグラードンで受け出しで簡単に止める…なんてことは できない (確2で落とされます)。

ちなみにでかいサンドだった色違いはゲンシカイキするとカイオーガ共々黒くなる。

ストーリーではマツブサが『べにいろのたま』を強奪してグラードンを復活させる。
が、リメイク前と同じくコントロールできず主人公が持つ『あいいろのたま』で主人公がグラードンの制御に向かう。
「めざめのほこら」でマツブサからもらったスーツで制御したグラードンに乗って溶岩を渡るシーンがカワイイと話題に。

その後、別の場所に移りバトルになる。
ちなみに下画面がノイズ状態になり、Oパワー等が使えなくなる。
レベルは45。

「だんがいのつるぎ」はもちろん、ほのおタイプが加わったうえ、日差しがとても強い状態で放つ「ふんえん」の威力も馬鹿にならないので、
早めに倒すか体力をぎりぎりまで減らし、ボールを投げまくってゲットしよう。
出会った場所に拘りたい(=捕まえたい)場合、デコイとしてオススメなのがイベントでゲットできるラティオス。特性『ふゆう』で「だんがいのつるぎ」をスカせる他、「ふんえん」を半減で受けられるため。
メガシンカした上で『スペシャルガード』を積めばそうそう落ちない。その隙に削りを済ませボールを投げまくるべし。

倒しても殿堂入り後に復活するが、復活する場所は最初にグラードンがいたところではないので注意。
この戦いの後、マツブサから『べにいろのたま』がもらえる。

ちなみに今作の『べにいろのたま』と『あいいろのたま』は形が変わり、べにいろのたまにはΩ、あいいろのたまにはαが刻まれている。
また、それぞれのたまはリメイク前とは違い役割が逆になっている。

おまけにグラードン(カイオーガ)との戦闘BGMは原作のアレンジに加え、GBA時代の音楽も混じっている。 


■その他


  • スマブラX』ではモンスターボールから登場。フィールドに居座り接触すると吹っ飛ばす。だがデカいものの、移動はほとんどしないので、広いフィールドだと無意味なことも……ちなみに使用している技は「オーバーヒート」。


  • ポケモンサンデー』ではゴルゴ所長の後半の主力として登場。ニックネームは「ドンコニシ」。ホウオウの「マコトくん」とよく一緒に登場し、「じしん」と「ブレイブバード」で攻めるパワープレイを得意としていた。他にも相手のカイオーガの『あめふらし』を無効化する為に出し逆転したということもあった。


  • マフィア梶田中村悠一の「わしゃがなTV」』にてアキネイターを使ってそれぞれの嫁を探そうという企画を行った際に、中村悠一が質問で選んだ内容の末に現れたのはゲンシグラードンだったため、中村悠一の嫁という妙な事になった。なお、2回出てきた

  • 『おわりのだいち』は通常版のグラードンのひでりがゲンシカイキした事により本来の力(特性)だと思われがちだが、『オメガルビー』でまだゲンシカイキしてない通常グラードンの引き起こした異常気象は『ひざしがとてもつよい』状態。つまり通常のグラードンの時点で持ち合わせている能力のようだ。この事を考えるとカイオーガもそうだがトレーナーの戦闘や対戦時の通常グラードンの力(特性)は何らかの要因で本来の力を発揮できていないか、幾分セーブされている状態の模様。流石伝説ポケモン本来の力は凄まじいというところか。



グラードン「ゴジラじゃねぇよ」
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最終更新:2025年04月12日 20:42

*1 特に後者は天候が晴れだと命中率が50に落ちる

*2 なお、「ねっぷう」は覚えない為、ダメージ蓄積後の炎範囲攻撃が欲しい場合は味方を巻き込む「ふんえん」を使うことになる