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U.S.S.(バイオハザードシリーズ)

登録日:2020/07/13 Mon 18:46:00
更新日:2026/06/02 Tue 00:25:43
所要時間:約 17 分で読めます





U.S.S.とは、バイオハザードシリーズに登場する組織である。


概要

正式名称はUmbrella Security Service…即ち、アンブレラの保安警察である。
保安警察とは、アメリカ等で手続きにより認められる一企業が保有する警備組織で、フィクションではほぼ100%悪役である。

その例に漏れず、このU.S.S.も主な任務は暗殺・証拠隠滅であり、紛うこと無く悪の組織と言える。

隊員達は同じくアンブレラ傘下の傭兵組織U.B.C.S.とは違い、ほぼ全員が正社員とほぼ同じ待遇であり、社への忠誠心が強い。

作品毎に装備は異なるが、黒装束に黒いガスマスク、黒いヘルメット、サブマシンガン(主にH&K MP5)を装備しており、ストーム・トルーパーのような没個性的な戦闘員感が凄い。

シリーズ中ではアルファチーム、デルタチーム、第二分隊、ヨーロッパ研究所第三警備部隊が登場するが、詳しい部隊編成は不明。また、2003年に倒産して以降の末路も不明。

ラクーン事件が関わる作品では大体登場しているが、直接プレイヤーの敵として登場するのは『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』のみで、同作はU.S.S.に焦点を当てた作品でもある。


登場作



主なメンバー

◆U.S.S.司令部

登場作:『ORC』
ORCにおける本名不明のU.S.S司令官。男性であること以外は一切不明。
他のアンブレラ幹部と寸部違わぬマジキチで、ウイルス回収命令に失敗した際に失敗の全責任を新設直後かつ外様のルポらデルタチームに押し付けて嫌味を交えながら、一連の事件の証拠隠滅の為、新デルタチームを指揮する。

28日(チャプター4)までは冷静さを保ち指揮していたものの、29日(チャプター5)からは上層部から相当突かれているのか焦りが見られ、警察署にある証拠を消し戦線を離脱する直前にレオン&クレアが到着。至急始末するように指示するもののレオンに逃げられてしまうと遂にブチ切れて狂い出す
新デルタチームを見捨て大量のハンタータイラントを投下して見境なく殺そうとしたり、しばらく(丸一日)無言になって放置したり、最終的には「殺せ、殺せ、殺せ!!」しか言わなくなる。

上記の暴挙から新デルタチームからも不信感を抱かれ、最終シナリオにてレオンを助ける選択をした場合、デルタチームは「レオンを殺してほしければ契約の3倍の報酬を出せ」と要求*1。当然そんな要求をアンブレラ側が飲むわけもなく「ラクーンシティごと息絶えろ」と吐き捨てデルタチームを完全に見捨てた。

アルファチーム

◆コードネーム:ハンク/異名:死神

登場作:『2』『RE:2』『UC』『DC』『ORC』(『3*2 『4*3 『CODE:Veronica*4
U.S.S.といえばこの人で、アルファチームのリーダー。白人の中年男性であること以外の素性は一切不明。
マーシャルアーツや偵察能力を会得している。任務第一のプロフェッショナルで無能と判断した相手は見捨てる非情さを持つ。一方、有能と判断した仲間(後述のルポら新デルタチームの面々やゴースト、ナイトホーク等)は身を呈してでも守ろうとする一面もあり、また部下の失敗に対して叱責しつつも、司令部にはうまくフォローして伝えたりと、物騒な異名に反して人としてはいたって常識人である。

『バイオハザード2』の隠しミニゲームに登場して以来、度々ミニゲーム中に登場する人気者。
『2』では対人防弾プロテクターを装備していたが、それ以降の作品では防弾ベストを着用している。
ロックフォート島で訓練を受けた経験があり、訓練用のタイラントの運搬任務にも就いていた。
後述のベクターの師匠であり、設定上は二人の実力は互角である。

「死神」(The Death)*5の異名は危険な任務でも一人だけ生き延びることから。
ちなみに、3のエピローグにてヘリパイロットであるナイトホークから「またあんただけかよ、死神」と毒づかれていることから、同じ様な状況での脱出は1度や2度では無いと思われる。

1998年9月23日、フランス支部所長クリスチーネ・アンリの極秘指令を受け、アルファチームを率いてラクーンシティ地下の研究所「NEST」を襲撃し、Gウイルスの奪取に成功するが、逮捕する予定だったウィリアム・バーキン博士を部下が銃撃して致命傷を与えてしまったことで全ての歯車が狂う。
流石に冷静さを欠いたのかバーキンの生死確認を怠った結果、自身に隠し持っていたGウイルスを注射しG生物と化したバーキンに逆襲され、部下を皆殺しにされてしまった。
しかし、それでも10月1日に町に戦略ミサイルが打ち込まれる前にヘリパイロットのナイトホークに回収され任務を達成した。
アンブレラ崩壊後の動向は不明だが、『リベレーションズ』のレイドモードにて、クリスとタッグを組んだ場合、「会うのは初めてだな」と言われる事から、傭兵としてBSAAからの依頼でもこなし活動しているのかもしれない。

必殺技は相手の首をへし折るネックツイスト(処刑)。

◆コードネーム:ナイトホーク/異名:ローン・ウルフ

登場作:『2』『RE:2』『UC』『ORC』
アルファチームのヘリコプターパイロット。男性であること以外は一切不明。『UC』や『RE:2』での会話の内容からするとハンクとは既に知り合いである様子。

『UC』にてコードネームが判明し、詳細が判明したのは『ORC』からで、赤を基調とした戦闘服が特徴。”ローン・ウルフ”の異名を持ち、ヘリのパイロットとしてだけでなく、個人戦闘力も非常に高い。
ローン・ウルフは一匹狼を意味するが、異名に反して気さくで仲間想いな人物であり、ハンクから自分を置いて脱出しろと促された時も「置いていくわけにはいかない」「ちくしょう…」と反応したり、自身も滅菌作戦に巻き込まれかねない危ない状況ながらも「死神に会いたくなった」と、結局戻って回収しにきてくれた。

◆ルーク

登場作:『OB』
アルファチーム隊員。詳細不明だが、G-バーキンの逆襲を受け死亡。

◆コードネーム:ゴブリン6

登場作:『UC』『ORC』
アルファチームの隊員。声からして女性隊員である模様。
NEST襲撃の際は地上で待機していたためG-バーキンに襲われずに済んだが、10月1日には地下水道で負傷して動けない状態に陥っており、救援を要請して「見捨てないでくれえぇぇぇぇぇ」と悲痛な叫びをあげていたが、「ここは戦場だ、運命は自ら切り開け」と、ハンクに見捨てられた*6

◆J・マルチネス/コードネーム:ゴースト

登場作:『2』『RE:2』『ORC』
アルファチームの新人隊員。逮捕する予定だったウィリアムに致命傷を与えた張本人。粛清されかねないミスを冒したが、ハンクのフォローで司令部には「ウィリアムが抵抗したためやむを得ず射殺した」*7と報告された。
その後G-バーキンの逆襲を受け死亡。死体からはバーキン襲撃の一部始終のビデオを回収する事ができる。

IFシナリオ『The Ghost Survivors』では辛くもバーキン襲撃から生き延びており、エイダが紛失したGウイルスを偶然拾って、クリーチャーだらけのNESTから単独で脱出して見せるなど、ハンクが庇っただけある高い生存能力を持つ。だが結局G-ウイルスをエイダに取り返されてしまい、その後の生死は不明である。

◆A・カークパトリック

登場作:『RE:2』
アルファチーム隊員。ウィリアムから奪ったGウイルスとTウイルスが入ったアタッシュケースを運搬していたが、下水道にてG-バーキンの逆襲を受け動けなくなった上、目の前で同僚を殺され、ウイルスも奪い返され、更に止めもさされた可哀想なやつ。死体からはその一部始終を収めたビデオを回収できる。事切れる直前の台詞から仲間思いであるようだ。

◆コードネーム:トーフ(豆腐)

登場作:『2』『RE:2』
人間大の巨大な豆腐。もう一度言うが豆腐である*8。武器はコンバットナイフのみ。
ハンクと同じく「死神」と呼ばれていたり、所属がU.S.S.のはずなのに被っている帽子がS.T.A.R.S.隊員のジル・バレンタインのものだったり、日本語で関西弁を喋ったりとその正体は謎に包まれている。

『RE:2』はまさかの”亜種”が多数登場した。

デルタチーム

◆デルタチームリーダー

登場作:『0』
幹部養成所再利用計画のために調査隊として派遣されたデルタチームのリーダー。男性であること以外は一切不明。
Tウイルスに汚染された養成所に通じる黄道特急列車を発進させるが、ジェームス・マーカス擬態した女王ヒルに操られた変異ヒルの群れに襲われ、部下共々ゾンビ化した。

新デルタチーム/ウルフパック

『オペレーション・ラクーンシティ』の主人公達。
ハンクが身を呈して守ろうとするなど、設定上、隊員一人一人がハンク並の能力を持つ超人集団。
それぞれ固有スキル(特殊能力)をもっているが、大抵はハイテク装備に依存したもので、身体能力に関しても「静かに素早く動ける」といった現実味のあるものが大半だが、隊長のルポだけ明らかに人間離れしており、もはやハンクとは別の意味で超人。

◆カリーナ・レスプル/コードネーム:ルポ/異名:狼の母

登場作:『ORC』
フランス国籍の白人女性。38才。AB型。青い瞳で茶髪。
新デルタチーム「ウルフパック」のリーダー。フランスの元特殊部隊員で、「狼の母」の異名を持つ。
ヘルメットを着用せず顔全体を覆う青いバイザーと鼻から下を覆うガスマスク、首から胸元まで肌が露出した独特なコスチュームが特徴的。ヘルメットは装着していない。
一児の母で、子供に暴力をふるうDV夫を徒手空拳で殺害。裁判では正当防衛が認められ無罪を勝ち取るも、就職ができず、困っていたところをアンブレラにスカウトされ、自身の子供にいい学校、いい食事、いい医療を提供出来る程の報酬を条件に入社した。
上記の一件や仲間を蘇生する際の「仲間は死なせない」というセリフからも分かる通り、仲間思いで面倒見がいいらしく、その経歴や戦闘力、性格から部下達からも慕われており、ヤベェ奴が多いアンブレラの人間の中では珍しい常識人。接近戦ではハチェットを使用する。

常識人だが、身体能力は完全に人間をやめており、銃の扱いは部隊内一で、人間離れした超速リロードを会得しているほか、特に防弾装備を纏っている様には見えないのに銃撃のダメージを軽減する人間離れした頑健な肉体を持つ超人。また、一定時間身体を白く輝かせて☆無敵*9☆になったり、原理不明の燃える弾丸を発射したり、重機関銃の反動を怪力でねじ伏せリコイル(反動による手振れ)を7割弱も軽減したりするとんでも母ちゃんである。
ストーリーでも対人戦でも、とりあえず彼女かバーサを選択すれば間違いない。というか必須。

必殺技はアッパーからのストレートを放つ徒手空拳で、鍛え上げた軍人だろうがゾンビやクリムゾンヘッドの群れだろうがまとめて吹っ飛ばしつつ即死させるという未来のクリスゴリス並の怪力を披露してくれる。というか多分ゾンビ一体にビビってた当時の細マッチョクリスになら勝てる。因みに他のウルフパック隊員達の必殺技(即死技)は刃物や爆弾、Tウイルス注射などを用いた、現実的かつ「そりゃ死ぬよな」というものであるため、素手で屈強な兵士やクリーチャーを屠り去る彼女が一層浮いている。
隊長であるため司令部と直接会話することが多く、作中で最も台詞が多い。

◆ミカエラ・シュナイダー/コードネーム:バーサ

登場作:『ORC』
ドイツ国籍の白人女性。金髪。34才。B型。
新デルタチーム隊員の1人で衛生兵を担当する。何故かこの人もヘルメットを着用していない。危ないよ!?
元看護婦で、痛み、痛覚に対する執着が強く、激痛で人が叫ぶところが大好きというドSであり、これが原因で看護婦を解雇された。
生物解剖が趣味らしく、人体に関する該博な知識を持っており、その技術は麻酔無しで切開手術を行える程(患者の精神面のケアについては当然無視)。その技術を活かしてプロの拷問者としても契約を請け負っていて、拷問対象を死の淵まで追い込んでは引き戻し、目当ての情報を得ては闇ルートでアンブレラに値引き無しで売っている。
ヤベェ部分が目立つが、蘇生時は「必ず治してあげるよ、信じな」という台詞から以外と仲間思いな一面もある

接近戦ではマチェーテを使用する。必殺技はそのマチェーテで相手をブッ刺して転倒させてから、さらに突き刺し即死させつつハーブを生成するという残虐なもの。
必殺技でハーブを生成しやすい他、通常1個しか持てない救急スプレーを4つまでストックでき、さらに味方の感染を治癒したり、一定時間移動速度と銃の命中率向上、またはダメージを9割も軽減するスキルが選択でき、これらは自分にも使う事ができる為、ヒーラー職ながら撃ち合いも強い万能なお姉さんである。
NPCだと操作キャラクターが負傷すると何度でも救急スプレーで治療してくれる。

◆クリスティーン・ヤマタ/コードネーム:フォーアイズ

登場作:『ORC』
日系アメリカ人女性。28才。A-型。
新デルタチーム隊員。
ヘルメットを着用していないし、鼻より上が露出してる。ゾンビの血とかドバドバ浴びてるけど大丈夫!?
ウイルス学のスペシャリストでナード。他人の感情や命には無関心なサイコで良くも悪くもアンブレラの人間らしいキャラ。
前線で戦うようなタイプには見えないキャラだが、「世界で起こっている暴動を勉強し、アンブレラの最新型ウィルスで実験を行うのにはU.S.S.が一番」と考え、U.S.S.に入隊した。

Tウイルスやクリーチャーを操る怪しい薬とそれらを発射するアンプルシューターを常備し、時に任務に支障が出るレベルで人体実験をしまくるヤベェやつ。一方でこのヤベェ能力はクリーチャーを相手する際にはとても頼りになる。
PVでは仲間が呼ぶのも無視してウイルスのサンプルを採取していた。

必殺技は相手にウイルスの変異種を注射し、クリムゾンヘッド化させて完全支配下に置くという、人物像と合致したぶっちぎりで残虐なもの。
NPCだと操作キャラクターが感染すると抗ウイルススプレーで治療してくれる。

◆ヘクター・ヒヴァース/コードネーム:ベルトウェイ

登場作:『ORC』
プエルトリコ人(恐らく黒人)男性。29才。B-型。
新デルタチーム隊員。元軍人の大柄な男で片足が義足であり、この部分は当たり判定がない。良かった‥‥‥ヘルメット被ってる‥‥‥けど君だけなんかゴツくない?
爆破のエキスパートだが、「爆発こそ真のユーモア」という信念の元にブービートラップで上官を爆殺した前科を持つマジキチなため、軍法会議ものの問題となり陸軍工兵部隊を追放された。
U.S.S.に入隊後も相変わらず問題を起こしているようで、『ORC』での任務の目的の一つは彼の「処分」だとも言われている。

『コールオブデューティー』シリーズのジャガーノートを彷彿させる対爆装甲服に身を包んでいるため手榴弾が至近距離で爆発しても微動だにしない上、爆発によるダメージを軽減させる。
粘着手榴弾や地雷を無限に所持してるガチでヤベェやつである。
ただ『ORC』では感染したキャラクターや高難易度だとフレンドリーファイアが発生してしまい、下手な扱いをすると別の意味でもヤベェ奴扱いされかねない扱いの難しいキャラクターでもある。

必殺技は粘着手榴弾を相手の顔に無理やりくっつけてからフロントキックで突き飛ばし、爆殺させるというもの。

◆ウラジミール・ボドロフスキー/コードネーム:スペクター

登場作:『ORC』
ロシア人男性。34才。AB-型。
新デルタチーム隊員の一人で、アンブレラ欧州支部から異動してきた。
カタツムリみたいな暗視ゴーグルを装備。(良かった、この人もちゃんとヘルメット被ってる‥‥‥。)
冷戦時代に活躍した元工作兵だが、一般人を付け回しては弱みを握り、強請り集りを重ねた挙げ句祖国を追い出された……という他メンバーに比べて微妙にセコい過去の持ち主。ねっとりした喋り方が特徴で変態的に感じるが、言っている事はわりとマトモなのが多かったりする。

情報集積能力に長け、各種センサーや特殊ゴーグルにより敵の位置を特定する能力を持ち、地味だが戦場においても情報アドバンテージを得れるのは大きく、味方に1人居ると非常にありがたい存在。
必殺技は相手の顔面に身体を回転させながら思い切り閃光手榴弾をぶつけるという、スタイリッシュなもの。

◆コードネーム:ベクター

登場作:『ORC』
日本人男性。30才。O型。
新デルタチーム隊員。ヘルメットは着用していない代わりに、光学迷彩機能が備わったフードとスーツを纏っている。
PVでの扱いから『ORC』の看板的存在。あのハンクの弟子でありマーシャルアーツと偵察能力を会得し、実力は設定上互角。

忍者の如く無音で素早く走れるほか、プレデターの如く光学迷彩で背景に溶け込んだり、アラーム機能付きの閃光手榴弾を無限に所持している。
イメージ通り奇襲が得意なキャラクターで、超反応のNPCやクリーチャーを相手するキャンペーンモードでは活かしづらいが、対人戦ではその移動速度や隠密性からモード問わず活躍が見込める優秀なキャラである。

接近戦ではククリナイフを使用。
必殺技は相手の首をナイフで掻き切りつつ、殺した相手の姿に変装するというもの。

第二分隊

◆ロドリゲス大尉

登場作:『OB2』
第二分隊長。黒髪オールバックの白人男性でサングラスを着用。
シナリオ「突破」にてアンブレラ職員のカーター、リンダと共に謀反を起こし、試作B.O.W.ニュクスが封印されたコンテナをヘリコプターで強奪する。
研究職のカーターとリンダとは畑が違うため、どういった経緯で共に謀反を起こすことになったかは不明。ニュクスをどうするつもりだったのかも不明だが…どこぞへの手土産にするつもりだったのだろうか。
10月1日0時に全権限を剥奪された上、トミー・ニールセンとアーノルド率いるU.B.C.S.部隊から命を狙われる。
脱出直前という土壇場でリンダがアンブレラ開発センターに一度引き返すという無茶を言い出し、「刻限までに戻ってこない場合は置いていく」という条件付きで彼女を待つ事に。
U.B.C.S.が証拠隠滅兼生存者対策に敷設した地雷原とゾンビその他クリーチャーに包囲された上に狙撃の危機に晒され続け、更にミサイル発射が迫る最中待ち続ける*10度胸は流石というかなんというか……。

エンディングによってはニュクス強奪に成功するが、グッドエンドではリンダ達を見捨ててヘリで脱出を試み、トミーにスティンガーで狙撃され、何とか回避するもニュクスを収容していたコンテナを吊るしていたワイヤーが切れてしまい、仕方なく一人で戦線離脱し生還する。
アンブレラ開発センター地下から地上への脱出後、ロドリゲスの離陸時間になると本当に置いていかれてしまうが、刻限を過ぎても少しだけ待ってくれるので滑り込み*11で間に合うケースもある。これがツンデレか…
更にミサイル発射前にリンダ不在のままヘリに到着すると「リンダを探して連れて来てくれ」と頼みながらヘリ内の物資を融通してくれたり、ミサイル発射告知後はリンダがいようがいまいが、ヘリ内部に到着さえすれば彼にとって助ける義理は無いどころか、ウィルスに感染しているため乗せる事自体がリスキーな主人公達市民を乗せて脱出させてくれる。*12
「突破」はエンディングが4つに分岐するがその何れに於いても生存が確定しており、主人公が同乗せずともカプコン製ヘリコプターの宿命から逃げ切った豪運の持ち主。
主人公達を救った点については彼にとっての利用価値を見出したか、逃げ惑っているだけの市民を殺害してでも証拠隠滅を図ろうとするアンブレラの方針に思うところがあったのだろうか。

ヨーロッパ研究所所属第三警備部隊

◆ロドリゴ・ファン・ラバル

登場作:『CV』
パリ研究所の第三警備部隊長。シリーズ中で唯一、真っ当に保安警察隊員としての役割をこなすネームドキャラクター
元ロックフォート島の原住民である屈強な黒人男性。ある日突然やって来たアンブレラに島を占拠され(合法的か非合法的かは不明)、行き場を失い仕方なくアンブレラに入社した。

ラクーンシティ壊滅・消失後、パリ研究所に潜入してきたクレアを逮捕しロックフォートへ連行するが、ちょうどウェスカー率いるH.C.F.(アンブレラのライバル組織)によって島で生物災害が引き起こされ、自身も負傷してしまう。
故郷の無残な姿を目の当たりにした結果、全てがどうでもよくなり、クレアを牢から解放した。
クレアが手にいれた止血剤で一命を取り留めるも、後に地下墓地で悲しみに暮れていたところをB.O.W.「砂虫」に襲われ丸呑みにされてしまう。 
偶然居合わせたクレアの兄クリスに助けだされるも、家族の墓の前で絶命した。

関連人物

ウィリアム・バーキン

アンブレラの上級職員である白人男性。36才。金髪。青い瞳。
彼が登場する作品には大体U.S.S.も関わってくる。

ラクーンシティ地下の巨大研究施設「NEST」の所長で、GウイルスとTウイルスをウイルス兵器として完成させた天才科学者。
親友アルバート・ウェスカーに次いでアンブレラから離反しGウイルスを米軍に売ろうと企てるが寸前でU.S.S.の襲撃を受ける。本来は逮捕される予定だったが、ゴーストが誤って銃撃してしまい瀕死の重傷を負う。
しかし、ハンクが生死確認を怠ったため、最期の悪あがきで自身にGウイルスを注射した結果、G生物「G-バーキン」へと変貌を遂げる。
注射の現場に居合わせた妻のアネットも情あるいは科学者としての好奇心によって彼に止めを刺す事を躊躇してしまった結果、ハンク、ナイトホーク、ゴブリン6以外のアルファチームを壊滅に追い込む。
その最中にアルファチームが強奪したTウィルスが市街地の地下下水道で漏洩、バイオハザードの決定的な引き金を引きながらG生物の生殖本能に従い娘のシェリーを探し始めた。

現時点の「正史」である『RE:2』では、29日~30日の間にレオンやクレアと幾度も対峙し、撃退される度に変異していき、最終的にはNESTの自爆に巻き込まれて死亡した。
一方、『ORC』の世界線ではG生物化直後、アルファチームを速攻で虐殺し、更にハンクとルポら新デルタチームを執拗に追い回し、あのハンクを二度もぶっ飛ばしたりした。29日には政府特殊部隊スペックオプスの選抜チーム・エコーシックスと交戦、シェリーを執拗に追いかけていたが撃退され、消息不明となった。

ちなみに、作品によってはU.S.S.の襲撃に備えており、『ORC』ではU.B.C.S.隊員の一部を、『RE:2』では全身に防弾プロテクターを装備した警備隊をNESTに配備していた。

◆シェリー・バーキン

ウィリアムの12才の娘。
「正史」ではクレア・レッドフィールドレオン・S・ケネディに保護され、G生物化した父に胚(寄生体のようなもの)を植え付けられるもワクチンによりG生物化を免る。
レオン達と共にラクーンシティを脱出直後、米政府にレオン共々逮捕され、長い軟禁生活を送る羽目になる。

『ORC』の世界線ではルポら新デルタチームの最終保護対象となるが、エンディングによって結末は変わり、レオンとクレアを殺された上に新デルタチームに逮捕されるか、司令部と決裂した新デルタチームからレオン、クレア共々見逃される。
更なるパラレルワールドであるスペックオプス側のストーリーではディーアイ率いるエコーシックスに保護され、無事に町を脱出する。

◆ニコライ・ジノビエフ

アンブレラの傭兵部隊U.B.C.S.のD小隊B分隊長。ロシア人。
建前上は他の隊員と同じく市民救出任務のためラクーンシティに投入されたが、実際にはアンブレラから証拠隠滅や要人暗殺、B.O.W.の戦闘データ収集等の密命を受けた「監視員」と呼ばれる工作員で、捨て駒扱いの他のU.B.C.S.隊員と違い、正社員やU.S.S.隊員に相当する厚待遇を受けている。

「正史」ではハンクのライバルと言われつつも、U.S.S.との絡みは無かったが、『ORC』では司令官セルゲイ・ウラジミールの命令に従いルポら新デルタチームを執拗に妨害する。
チャプター2では当初新デルタチームと情報を共有するなど敵対はしなかったが、途中ニコライの暴挙が発覚してからは本性を現し、新デルタチームに大量のリッカーやゾンビを嗾け殺しにかかる。
その後のチャプター3でも度々デルタチームを妨害し、中盤では人間でありながらボスとして二度も立ちはだかる……が、その戦法は高所という優位な場所からライフルで狙撃したり手榴弾を投げてきたりゾンビの大群をけしかけて来たりと、非常にムカつくもの。最終的に司令から「奴は目標ではない」からと無視して任務を遂行するように言われ、チャプター3以降は登場しない(なら何故わざわざ相手にしたのか…)。

『ORC』の『HEROS MODE』では(作中敵対していたのに)U.S.S.チーム側のプレイアブルとして使用できるのだが、選択できるスキルが1つ違う以外はベルトウェイ(工作兵)と変わらず、工作兵自体が扱いにくい兵種である為、弱キャラ扱いされており、さっさと死んでルポに転生して戦った方が強いと言われる始末。本編での強さやタフさはどこへいった…。


レオン・スコット・ケネディ

白人男性。茶髪。21才。R.P.D.所属巡査。
『バイオ』を代表する主人公の1人……だが、この時点では警察学校を卒業して間もない着任初日の新人警官に過ぎない。

「正史」ではU.S.S.との絡みはないのだが、U.S.S.に集点を当てた『ORC』では最重要ターゲットとして描かれており、U.S.S.はラクーン事件の証拠隠滅の為、ラクーン市警の関係者の抹殺を命じられていたのだが、レオンも警官というだけで執拗に命を狙われる羽目になる。いや、着任初日の警官が署長の裏事情を知ってる訳ねぇだろ!!と全プレイヤーがツッコんだ。
しかし、後に「2」と同様にNESTへ進入し真相を知ったため、最終的には最優先ターゲットになる。
U.S.S.隊員達からは彼に逃げられたが為に散々な思いをするハメになった為、恨まれているのだが、同時にアンブレラ上層部に対し不信も抱いていた為、彼らと取引する材料としても利用される事になる。

最終シナリオ「終着点」にてボスとして二度も立ちはだかる。
一戦目は高台からライフルで狙撃という、ニコライを彷彿させる戦法で対峙するが、彼の居る高台へのハシゴを登ることで次のシーンへと強制的に移行できる。
しかしレオンの足元には米軍によるバリケードとクリムゾンヘッドの大軍が押し寄せており、近づくのは容易ではない。

その後、追い詰めたレオンを「処刑する」か「守るか」の選択を迫られた際、「処刑する」を選ぶとラスボスとして立ちはだかる。
S・D・ペリーのノベライズ版と同様に武器はデザートイーグルで、高威力・高精度な射撃、手榴弾投擲、さらに新人警官とは思えないCQCで攻撃してくる。
体力は1100もあり、リッカー約五体分のタフネスである上、防弾プロテクターにより胴体に受けたダメージ半減させる。さらにヘッドショットで与えられるダメージは人間の敵はあのニコライも含めて全員5倍と決まっているのに、何故かレオンだけ3倍と少なく、タフさに拍車をかけている。流石原作人気主人公といったところか…。
一応ムービー中ではルポ達が常にレオンやクレアを制しているため、設定上は後のエージェント時代ならともかく、この時点ではルポ達の方が遥かに強いと思われる。
因みに、ルポならスーパーソルジャー(一定時間無敵・スパアマ・攻撃力二倍)の能力を使うことで完封できるし、難易度によっては瞬殺できる。ただし、その場合は手榴弾やデザートイーグルの銃撃を食らっても微動だにしないルポと蜂の巣にされてもなかなか死なないレオンというシュールな絵面になる。
なお「守る」を選択した場合、レオンと共にU.S.S.を迎え撃つことになり、この手強いレオンが味方になるわけなので、「処刑」に比べ遥か楽にストーリーを終える事ができる。

『ORC』でのレオンの強さは敵としてだけでなくプレイアブルとして使用できる『HEROS MODE』でも目立っており、 HEROESキャラクターで唯一のスーパーソルジャー持ちで、それ以外にも高性能レーダー、銃撃ダメージ軽減スキルを持つなど、非常に強力なキャラクターとなっている。




追記、修正は豆腐をポン酢で食ってからお願いします。

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最終更新:2026年06月02日 00:25

*1 この司令官を見てもわかるようにアンブレラはいくら有能な人材であろうが、任務失敗や意に添わなければ平気で殺されたり粛清対象になる程、人命を軽視した会社である。この為デルタチームが任務を達成できなければ司令官も連帯責任で粛清対象になる可能性も高く、一連の暴挙への報復も兼ねてこのような吹っ掛けレートを要求したのだと思われる。

*2 クリア後に見られるエピローグのみ。地味だが貴重な素顔で出演している。

*3 ミニゲームのマーセナリーズのみ。2と似たような出演だが、完全にお祭り的なミニゲームであり、ストーリーには一切関係ない。

*4 ファイルに名前のみ登場。ロックフォート島で訓練していたことが明かされる。

*5 英語では作品によって「Grim Reaper」だったりする

*6 もっとも、この時ハンクは脱出直前かつ町への滅菌作戦により時間もなく、自身から遠い場所とあってはもうどうすることもできず、やむを得なかったという事情もある。

*7 事実ウィリアムは懐から拳銃を取り出そうとしていた。

*8 『2』での豆腐は厳密にはデバック用のオブジェクトを再利用したもので、イラストと違い四角ではなく凹状のへこみがあって豆腐にも見えなくはないという外見であった。しかし『RE:2』では実際の木綿豆腐をスキャンして造型した完全な豆腐となった。

*9 一定回数ダメージ無効・スーパーアーマー・攻撃力150%上昇というスバラシイ状態

*10 しかも下手に動くと狙撃の恐れがあるせいか、ミサイルが発射されるまで離陸準備すらしていなかった。

*11 地雷原の突破&スーパータイラントの襲撃&足を撃たれて担がないとまともに動けないリンダを護衛しながらヘリに向かう事となるのでかなり困難だが

*12 実際、『OB1』のシナリオ「決意」では、飛行中のヘリ内で主人公がゾンビ化してしまうエンディングが存在する