斉木國春

登録日:2020/09/26 Sat 19:35:50
更新日:2023/04/13 Thu 22:12:52
所要時間:約 4 分で読めます




國春「頼むクスえもん、会社までテレポートさせてくれ!!」

楠雄(ダメだ)

國春「頼゛む゛か゛ら゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

楠雄(藤原っぽく言ってもダメだ)



斉木國春は漫画『斉木楠雄のΨ難』の登場人物。


【プロフィール】

身長:175cm
体重:64kg
年齢:39歳
誕生日:5月13日
血液型:B型
特技:上司へのヨイショ
備考:ダメリーマン
CV:岩田光央
演:田辺誠一


【概要】

斉木楠雄と斉木空助の父親で、斉木久留美の夫。
茶髪とメガネが特徴で一人称は「僕」。
何度か転職をしたらしいが、現在は社名の縁起が悪すぎる出版社を偽装した闇金の「終焉社」の『週刊少年コニャック』の編集者を勤めている。


【人物】

優柔不断でだらしがない性格。
某小学生の如く楠雄の超能力に依存気味で、何か困ったことがあれば「クスえもん」と呼んで楠雄に泣きつくのがお約束になっている。
楠雄はコーヒーゼリーを奢ることを条件に仕事上のミスなどは処理してくれるが、(甘やかすともっとろくでもない大人になりかねない)と基本的には國春の頼みは聞かないようにしている。
編集者としての仕事については本人は誇りを持っているのだが、原稿にコーヒーを溢したり漫画家へのアドバイスが適当過ぎたり仕事内容をド忘れしたりとかなり失敗が多い。

そんな國春の唯一と言っていい程の特技は「靴舐め」。
上司の靴を舐めるよく今日まで生きてこれたなことで何とか稼いでいるようで、國春曰く「100万円は75靴舐めしないと稼げない額」らしい。どんな算出方法だ。ていうかよく給料もらえたな
挙げ句の果てに、「靴を舐めるフリをして靴磨きをすることが15年間の社会人生活で唯一培ったスキル」と自負する始末。
しかし、「終焉社」が一時的に倒産した時はこのスキルのお陰で助かっている。15年間何をしてきたんだ。

また、クリスマスに自宅でサンタクロースのコスプレをしたり猫型ロボットのワープにデレすぎて這いつくばったり、オンラインゲームでは女性のフリをした所謂「ネカマ」であるなど残念さと共に気持ち悪さは枚挙に暇がない。
趣味はフィギュアのコレクションとプラモデル作りだが、たまに楠雄が暴発させた超能力の被害に遭っている。

だが、家族に対する愛情はかなり強く超人の息子2人にも1人の親として接している。
妻の久留美の事は誰よりも愛しており、危険なジェットコースターに乗る際には「オレの事はいい。母さんを助けてやってくれ」と楠雄に頼んでいる。ママの子だなといったのは密に密に。
そしてフレンドリーな性格なので、燃堂力海藤瞬などとは「欧米のホームステイパーティー」並みに早く打ち解けている。

ちなみに、メガネを外すと何故か目が4になる。


【人物関係】

斉木久留美
最愛の妻。
結婚してからもう20年も経過するが、未だに新婚夫婦のように仲が良い。
同時にバカップルでもあるのでよく楠雄に呆れられている。
新年には「生まれ変わっても一緒になれますように」と願うのが恒例行事。宝くじで2億円当たるように願っていたのは密に密に

そんな2人でも極々稀に夫婦喧嘩をすることもある。
作中では2度行っているが、その理由は「久留美が勝手にコーヒーゼリーを食べたことに激怒した國春が家中の窓ガラスを叩き割った」ことという妖怪ウォッチで見たような理由と、「どちらがより深くパートナーを愛しているか」ということ。
ぶっちゃけかなりしょうもない。
しかも、心の中ではお互いを想いあっているままなので不毛以外の何物でもない。もっとも久留美の騙されやすさには思うところがあるのか楠雄が詐欺に引っかかるとママの子だなと言ってバカにしていた。

馴れ初めは、20年前に修学旅行生だった久留美を燃堂の父親のナンパから偶然助けた所、お互い苗字が同じだったことで「僕は将来この人と結婚する!」と運命を感じ久留美は顔を見られて気持ち悪さを感じていたとの事。佐藤さんは運命の人だらけじゃねーか。

斉木楠雄
超能力者の息子。
先述の通り、しょっちゅう超能力をあてにされているため國春の事は大体はぞんざいに扱っている。そのためか本人も楠雄の不幸を見て笑うこともある。
ただし、國春は楠雄の超能力には驚いた事はあるが楠雄本人を化け物扱いしたことは一度たりともない。
久留美に比べると描写が少ない上、國春本人も自覚が無いので分かりづらいが楠雄の事は久留美と同じぐらい愛している。
また、時には楠雄に説教をするなど父親らしい一面も見せている。
そんな憎めない一面もあるからか、楠雄は(せいぜい働いて僕を養ってくれ)と久留美程ではないが感謝の気持ちを抱いている。

斉木空助
天才の息子。
こちらも國春の事を見下しており、ことある毎に弄り倒している。
ちなみに、楠雄達が現在住んでいる家は空助がプレゼントしたものだが、息子から家を貰うわけにはいかないと思った國春は80年以上のローンを組んで購入している。こち亀の連載期間の2倍の年月である。

斉木熊五郎
厳格+ツンデレでお馴染みの久留美の父親で國春の舅にあたる。
國春の事は100%ツンで接するなど本気で嫌っており、「消え失せろ」だの「ダニ」など酷い暴言を吐いている。
まあ、冷静に考えてみれば愛する娘が修学旅行先で男とデキて帰ってきたという状況なら嫌いになるのも無理はないかもしれないが…。
しかし、國春はシャンパとは違い熊五郎に嫌われていることは悲しんでいるも熊五郎を嫌っているわけではなく、彼から邪険に扱ったお詫びに眼鏡を渡された際は「ありがとうございます!」とお礼を言うなど義理の息子としての礼儀を果たしている。

燃堂力
ご存知愛すべきバカ。
燃堂のド悪党顔に当初は恐がっていたが、内面はバカ純粋な少年だと分かると直ぐに打ち解けた。

照橋心美
ご存知完璧美少女。
この漫画の例に漏れず彼女の美貌に驚愕していたが、実は一度もおっふをしたことがない。
流石愛妻家の鏡である。

・鬼松獄哉
CV:家中宏

『週刊少年コニャック』の編集長。
遅刻してきた國春に4、5発ビンタを浴びせたり、靴を舐めさせたりとかなりのパワハラ上司だが、『コニャック』のファンにはかなり優しい。
中の人はバイクに乗ると性格が変わるこの人でもある。

・東夢叶
『コニャック』の漫画『あわよくば三太郎』の作者。
食べ物を渡さないと家に入れさせないという獣のような人物。
國春は5年以上担当しているが、名前を忘れられることもある。
名前はこの漫画家とは関係ない。

・白神筆吉
CV:阪口大助

『コニャック』の漫画『サイレントサイボーグ』の作者。
巻末コメントでは荒々しい文体だが、実際は小心者で陰気。
國春が担当編集になってから、クールな主人公が突然暑苦しくなったり、何の脈絡もなく敵とラグビーボールをしたりと迷走という名の超展開が続いた結果、作品の人気がガタ落ちしてしまう。
白神はこの状況を良しとしていないものの、中々意見が言うことができなかった。
だが、オアシスという名の女性キャラクターが貧乳であることは頑なに譲らない。
最終的には國春に憑依した楠雄が(()のアドバイスは全部無視しろ)と告げた事で問題は解決したが、國春の事は相変わらず嫌っている模様。
中の人はメガネが本体の人でもある。


【余談】

國春の担当声優の岩田光央氏と久留美の担当声優の愛河里花子氏は実際の夫婦である。



「助けてくれ楠雄!パソコンにコーヒー溢して追記・修正が出来なくなった!」

(いい加減コーヒー飲みながら作業するのやめろ)

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最終更新:2023年04月13日 22:12