登録日:2021/03/04 Thu 16:23:26
更新日:2024/12/23 Mon 17:37:50
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【プロフィール】
異名;八代目滅堂の牙
所属:大日本銀行(企業序列1位)
護衛者別働隊「殲滅部隊」(
ケンガンアシュラ)→八代目滅堂の牙(
ケンガンオメガ)
身長:173cm
体重:68㎏
年齢:27歳
誕生日:6月3日
今年の目標:猫背を治す
【概要】
拳願会会長にして企業序列第1位である大日本銀行総裁でもある日本経済界の
影の黒幕・
片原滅堂が率いる私設部隊「
護衛者」において、滅堂の息子・
片原烈堂が率いる別働隊「殲滅部隊」隊員で烈堂の副官的存在。
元々は護衛者五番隊の隊長だったが、烈堂の誘いで殲滅部隊に加入した。
六番隊隊長・名和とはライバル関係らしい。
「三朝」はコードネームで本名は不明。由来は恐らく
鳥取県三朝町から。
人物
大柄かつ屈強なメンバーが多い護衛者の中では比較的小柄だが、護衛者トップクラスの美形。
烈堂の拳法の師であるが、シスコン全開の烈堂には呆れることが多い。
また烈堂のことは「若」と呼ぶが、烈堂が護衛者入りする以前は「坊っちゃん」と呼んでいた。
【戦闘能力】
護衛者から選抜された選りすぐりの集団である「殲滅部隊」所属で
加納アギトから次期「滅堂の牙」に推薦されている烈堂の拳法の師であることからその実力は非常に高く、
徒手の戦いなら殲滅部隊で断トツとされ、狭い空間での戦闘に特に長けているらしい。
流儀は「シラット」。
徒手による拳法のみならず、武器術の体系も含む東南アジア発祥の総合武術。
シラットと同じ東南アジア武術のムエタイを「剛」とするなら「柔」の動きが特徴で、攻撃のみならず、防御、捌きにも用いる「肘」は、独特かつあらゆる武術と一線を画する。
三朝は主に肘捌きで相手の体勢を崩す技を得意とし、小柄な体格かつ軽量ゆえに馬力はヘヴィー級には及ばないため、体格で勝る相手を確実に仕留めるために急所を的確に狙い撃つ技術を磨いている。
軽く殴っただけで岩にヒビを入れる程の打撃力と体格という的の小ささもあって「鉄壁」の防御を有し、相手の読みのことごとく裏をかいて「意識の外」から意表を突いた攻撃を加えることで、体格差を超えたダメージを与える。本人曰く『強さに関し、持っているものを上手く使えば早々負けることはなくなる』
加納や若槻や王馬だけで無く「
煉獄」絶対王者で拳願会でも最強クラスの
ロロン・ドネアも「
三朝の実力は脅威だ。この俺とて、楽には勝てぬだろう」と認めているなどその実力は本物なのだが、戦闘などでは勝負をすぐには決めず、ギリギリまで遊んでしまう悪癖がある。
【劇中での活躍】
ケンガンアシュラ
トーナメント最終日では烈堂と共に会場内の警備を担当していたが、暴走した
桐生刹那による凶行にて護衛者が二名が命を落としたことから招集され、殲滅部隊として犯人の捜索を開始し、その途中で刹那を下した
十鬼蛇王馬と山下一夫に出くわし、事情を聞いて刹那の身柄を託される。
ケンガンオメガ
前作の頃までは脇役ポジションだったが、
今作ではなんと八代目「滅堂の牙」となって再登場した。
六代目「滅堂の牙」となった弓ヶ浜ヒカルが滅堂を裏切って煉獄へ移籍したため、烈堂の推薦で後任となっていた。アギトは烈堂が「牙」を継ぐべきだと考えていたが、烈堂からは「自分よりも適任とのこと」
滅堂が対抗戦に牙を派遣することを公表したことで、煉獄との対抗戦メンバーとなり、本番では第4試合で時間経過とともにリングを覆う光の範囲が狭くなり、範囲外に出たら失格というスペシャルマッチが行われることになり、特殊なルール故に誰が出場するか決めかねていたところ、
と自ら立候補した。
曰く「自分みたいな新人に大事な局面を任せるのは不安だろうから、序盤のうちに出ておこうと思った」とのこと。
自らリングインした三朝に対して弓ヶ浜は、
(馬鹿が!わざわざ先に出てきて俺を誘ってるつもりか?行かねえよボケ)
(滅堂の腰巾着共 俺とテメーらじゃ格が違うんだよ)
と高みの見物を決め込もうとするも、
と煽ることで煽り耐性ゼロの弓ヶ浜をブチギレさせてリングに引きずり出すことに成功し、新旧「滅堂の牙」対決に持ち込んだ。
試合序盤は弓ヶ浜の暴言をあえて受け流しつつ、スペシャルルールを利用した押し出し場外を狙う作戦に付き合って自滅を待ち、時間経過でリングが狭まり弓ヶ浜が自らの巨体を活かしにくくなったタイミングで反撃に転じて、シラット特有の肘技で猛攻に出る。
不利を悟った弓ヶ浜からの反撃を許さず完璧に捌き切り、弓ヶ浜が突きを放った瞬間に弾き、続けざまに脳天に一撃を加えた。
三朝に対し罵声を浴びせる弓ヶ浜に地獄を見せると告げ、弓ヶ浜を圧倒。彼の腕を叩き落とし、一時腕の自由が効かなくなる負傷を負わせた。
更に膝の一撃を顎に加え、あらゆる攻撃をいなしながら反撃し、一方的な展開に持ち込み、弓ヶ浜の喉を手刀で叩き、悶絶させ、リング上を転げ回らせるなど、急所の多い頭部へ打撃を集中させ、最後は顔面に拳を叩き込み、顔面を陥没させほとんど傷を負うこともなく新旧牙対決を制する。
テメェは、二度と見たくねえ、日陰で怯えて生きていけ。
そう吐き捨てながら三朝はリングを去っていった。
控室に戻ると謙遜しつつも皆に温かくで迎えられ、特に牙の先輩でもあり新たなる牙の実力を見ようとしてたアギトからは非常に爽やかな笑顔で『"牙"の名に恥じぬ実力を見せた』『御前もお喜びだろう』と彼から名実共に8代目牙として認められた。
当初は加納は弓ヶ浜に対する制裁役をやるつもりであったが、かつての自身部下が弓ヶ浜に殺されたことで、加納に弓ヶ浜への制裁役を自身にやらせて欲しいと頼んでいた。
最も次話の冒頭でヒカルからは反省の色が微塵も感じられない台詞が出るが
【余談】
作中では七代目については語られていなかったが、後に鷹山が一時的に七代目を務めていたことが判明した。
二代目・三代目の「滅堂の牙」も詳細不明ではあるが、七代目に関しては弓ヶ浜が比較的早期に煉獄へ移籍し、それから2年弱で三朝が八代目「滅堂の牙」に就任しているため、鷹山は約1年前後とかなりの短期間で滅堂の牙を退任していることになる。
追記・修正は猫背を治したい方がお願いします。
- 三朝みたいに小柄な奴が「技」を駆使して大柄な奴と闘う展開って好きなんだよな。 -- 名無しさん (2021-03-04 16:57:52)
- シラットは喧嘩稼業でも強キャラが使ってたから強い武術の印象 -- 名無しさん (2021-03-04 20:40:49)
- 烈堂 -- 名無しさん (2021-03-04 22:08:16)
- ↑途中送信失礼 烈堂もシラット使いだろうしそろそろ戦闘シーン見たくなるな、徒手では三朝がダントツって言ってたから武器術の方が得意なのかな? -- 名無しさん (2021-03-04 22:09:28)
- ヒカルくんがキャイイイでキャウッッッしてた分鉄壁の防御と的確な攻撃で余裕を見せる三朝がよりかっこよく見えた -- 名無しさん (2021-03-05 04:06:29)
- 8巻の表紙になった八代目。 -- 名無しさん (2021-03-05 09:14:32)
- ↑煉獄側で表紙になったのは今の所ホセ(3巻)とカーロス(7巻)だけど、ヒカルくんの表紙も見てみたかった気もする。 -- 名無しさん (2021-03-06 12:26:32)
- 三朝強すぎ、スペシャルマッチじゃなくとも十分勝てただろと言える位の勝ち方だった・・・それに比べてヒカルは形無しにも程がある。某最強生物の台詞を引用するなら『精進せい』この一言に限る。 あと余談の所の四代目『牙』の姓は『大森』でなく『王森』だったはずだが? -- 名無しさん (2021-05-16 01:24:37)
- まあ成長性込みで選ばれたヒカル君と普通に実力で牙に選ばれた三朝じゃ勝負にならないよね -- 名無しさん (2021-07-09 16:29:56)
- 三朝の拳願仕合戦績が気になるな。あと結局七代目の牙はどんな人なんだろう。 -- 名無しさん (2021-07-09 16:56:24)
- 体格がコロポックルなのに肘でコツンコツンすると攻撃さばけるファンタジー生物の三朝出すなら無駄に変顔対決してたアギトとヒカル戦わせたほうが良かったよね??? -- 名無しさん (2022-07-28 12:44:16)
- 三朝は新キャラ勢の中だと一番人間でしょ。使う武術は作中描写含めて現実的だし -- 名無しさん (2022-08-15 19:58:57)
- 最新話で七代目判明したね。項目に反映するのは1週間空けてからお願いします。 -- 名無しさん (2023-09-25 02:48:46)
- 周りがデカいだけで173㎝はチビではない。 -- 名無しさん (2024-10-22 12:27:13)
最終更新:2024年12月23日 17:37