加納アギト

登録日:2020/05/21 Thu 23:31:00
更新日:2025/03/21 Fri 16:35:31
所要時間:約 6 分で読めます








"滅堂の牙"は、あらゆる存在を超越するッッ!!!!!!


我戦う、故に我あり


加納(かのう)アギトとは『ケンガンアシュラ』の登場人物。
通称『滅堂の牙』


●目次



【プロフィール】


通称:「五代目滅堂の牙」「拳願仕合の王」「裏武術界最強の男」「巨大な暴力の災害」
所属企業:大日本銀行(企業序列1位)→フリー
身長:201cm
体重:128kg
年齢:不明
誕生日:不明
拳願仕合戦績:157勝0敗→160勝1敗(絶命トーナメント後)
特技:あらゆる戦闘に対応できる
好きな料理:カツ丼
テーマ曲:ZiNG「The Emperor feat.らっぷびと, 濱 健人」

【概要】


物語開始時点で前人未到の157連勝無敗を更新し続ける拳願仕合史上最強の闘技者。
大日本銀行総帥・片原滅堂の護衛を務める護衛者の一人であり、滅堂の配下の最高戦力「三羽烏」の一角。
滅堂の配下の中でも最強の者に与えられる称号「滅堂の牙」の五代目。
その圧倒的な強さと戦歴から対等に渡り合える者は少ないと語られる。

2メートルを超す巨体にオールバックの髪型、そして鋭い眼光と無愛想な表情が特徴の寡黙な大男。
拳願仕合の場では首から下を覆う黒いタイツに身を包むなどファッションセンスはかなり難がある。

23年前、「もう一人の十鬼蛇二虎」によって行われた人間を殺し合わせる「蠱毒房」の生き残りであり、滅堂と恵利央によって救助された。
系列としては二虎流と無形、2つの技術を教え込まれた「第一世代の弟子」に当たる。
その後は暴走しかねない破壊衝動を抑えるべく滅堂の下でありとあらゆる教育を受け現在に至る。
しかし矯正を兼ねた教育で凶暴性が収まった反面、ある種の二重人格化してしまっており、戦いなどの場では破壊衝動の化身である「獣心」の人格を表出するようになってしまった。


【人物】


一人称は「私」、または「俺」。端的に言えば生真面目な堅物。
風貌から見ての通り一見冷酷非情だが、同時に沈着冷静で礼儀正しい人物。
強者との戦いを好む好戦的な戦闘狂で弱者は歯牙にも掛けない。一方で自身の成長の助けになった強者には誰であろうと礼を忘れない律儀な一面を持つ誇り高い武人である。また倒した相手から更に強くなって次は必ず勝つと面と向かって言われても、笑みを浮かべながら、平然といつでも挑んで来いと返している。

自身を拾い上げ今の地位に就くまで教育を施した片原滅堂には絶対的な忠誠を誓う忠臣だが世俗に疎く、戦い以外への興味も薄いのか、サブカルチャー関連の知識はゼロに等しい。
大久保のジョークに対して「ゼットンとは何者だ?強いのか?」「『ラスボス』とやらはどんな武術の使い手だ?」と疑問を呈する場面も見られた。

年齢は不明ではあるが、描写を見る限りでは40手前の可能性が高い。
日本人名を名乗っているが、関連施設で育ったことからも分かるように大陸の出身である。

身体能力や格闘センスこそずば抜けてはいるものの、『ケンガンアシュラ』の時点では強敵との駆け引きを卑怯と恥じる精神的に未熟な面も見受けられ、未だ格闘家として発展途上な一面を持つ。



【戦闘スタイル】


特定の武術に傾倒していないが、超人的身体能力と冷静沈着な頭脳に加え、打・投・極・絞、そして立ち技から寝技まで全ての技量が極限まで磨かれた恐るべきオールラウンダー。
更に超至近距離〜遠距離に至るまで全ての打撃が一撃必殺級の破壊力を誇り、且つ放つ全ての攻撃が連撃に繋がるため生半なガードでは役にも立たない怪物的強さを持つ。
ただし武術こそ修めていないものの知識や技法自体には精通しており、ムエタイやボクシング、古流柔術といった様々な格闘術の技も平然と使いこなしその道の一流の武術家とも渡り合える。

そしてケンガンアシュラ終盤では「無形」と「武」を自在に切り替えて相手を翻弄・圧倒するファイトスタイルに変化。
その力は「タイプの異なる達人二人と交互に戦うような苛烈さ」と例えられる。


だがアギトの真の脅威は「異能」とまで呼ばれる域に達した常識離れした学習能力と成長速度からくる「進化」と「適応」
これによって例え自身を追い詰めるような力量を持つ相手であろうと、戦いの中で急激にパワーアップし対応を可能とする。
その常軌を逸したポテンシャルから対戦相手を殺害せずとも、戦意と心をへし折ってしまうことで精神的に再起不能に陥らせる副産物が発生している。


一方で完璧超人という訳ではなく欠点もそれなりにある。
まずあまりに強すぎるせいで互角以上の戦いをしたことがないせいか、強者に追いつめられると精神的に脆いという弱点を指摘され、更に自分にとっても不利と悟りながらも敢えて相手の土俵で戦おうとする傲慢さ故の慢心という欠点を抱えていた。
それ故に一部の者からはその戦い方を「横綱相撲」と揶揄されることも。
また「進化」と「適応」を行う為にはある程度相手と打ち合う必要がある為若干スロースターター気味。
本人の傲慢にも似た気質も合わさって強者相手だと受けに回りやすいという全体的な欠点を持つ。

そして黒木戦で見せた2つの型の切り替えにも、試合が進むうちにコンマ数秒の隙が発生する欠点が露呈。
さらに全く別種となる2つの武術を習得しているが故に、単体での完成度で見れば1つの武術に特化した相手とは相性が悪いという致命的な欠点も生まれてしまう。
武術について詳しく無い人から見れば「隙のない二刀流』と見えるが、武術家の最高峰たる黒木からは『無形』と『武』を使い分ける戦闘スタイルを2つの戦闘スタイルの完成度がまだ完璧では無いことを「不完全な二刀で戦うようなもの」と例えており、そしてこれがアギトの「最大の弱点」と言われている。
だがこれらの欠点は隙の出るタイミングで蹴り技を放つ形で擬似的に克服、更にケンガンアシュラからケンガンオメガにかけての2年間の放浪と修行の末、遂に2つの人格の統合を経て「切り替え時に生まれるタイムラグ」という欠点を克服するに至った。
タイムラグをなくして自在に『無形』と『武』を使い分けるアギトの戦いを見た黒木に、「今のお前と戦った場合、私でも確実に勝てる保証は無い」とまで言わしめている。

既に作中最高位の強さを手にしており、ある意味高止まりの状態にあったが、"繋がる者"申武龍の戦闘を間近に目撃し「さらに上」を認知したこと、再びの敗北を経験したことなどが絡み合い、短期間で「壁を超え」て無形の練度や打撃のレベルを更に向上させた。


流派『無形(むけい)

二虎流を捨てた「もう一人の十鬼蛇二虎」が考案したとされる独自の戦闘術。
膨大な手数の選択肢と型に囚われない予測不可能な動きを駆使し、あらゆる敵の戦法に対応する「特定の型」を一切持たない変幻自在のファイトスタイル。
システマのような型のない異様な動きを取るが、システマに似ているようで実際は全くの別物。
ずば抜けた自在性と対応力の高さが最大の特色で、更に持ち前の「進化」と「適応」によって対戦相手の技術すら取り込んで糧としていく為、戦いを重ねれば重ねるほど手がつけられなくなっていく。

文字通り何でもありとも言える武術だが、技の選択肢が多すぎるが故に有効な攻撃方法を取捨選択する過程で僅かながら動きに遅れが生じてしまうという欠点を持ち、一つの武術に特化した達人相手には相性が悪い。
加えて相手の使う技術の難易度が高過ぎた場合その技術の習得は不可能であり、ケンガンオメガでは、長年に渡って投げ技を磨いて来た最高峰の投げ技の使い手である嵐山十郎太の『振り』に対し、王馬から「真似出来るか」と聞かれた時は無理と即答している。
更に体力の消耗が激しくなるにつれて隙も大きくなっていく。

総括すると長期戦や絶命トーナメントのようなハイレベルな連戦には向かない短期戦向けの格闘法。
故にこれらの弱点を突ける同格の存在相手だと不利に陥ってしまう。
使用中は禍々しい笑みを浮かべるのが特徴。後にこの貌は抑え込まれたアギトの第二人格「獣心(破壊衝動)」が発露した一種の暴走状態であったことが明かされた。
また先代牙であった王森によれば無形とは完成形の格闘術ではなく、あくまで「完成形に至るための過程」であると述べている。

リアルチャンピオンシップ時点では人格の統合は対抗戦以上に進み、無形使用中でも禍々しい笑みを浮かべることは一切なくなった。
相手の攻撃をスライムのように受け流す動きはより洗練され、強力な崩し技であってもまるで水飛沫のような動きでいなすことが可能になっている。


流派『武』

王森との闘いで気付かされた『無形』の抱える欠点を解消するべく、新たに編み出したファイトスタイル。
今までに習得した数多の武術を融合させた技と、「先の先」を併用することで相手を圧倒する。
無形とは反対に敢えて使う技の選択肢を絞ることで技のタイムロスや隙を極限まで減らしているのが最大の特色で、無形の長所だった自在性と柔軟性こそ低下するもののそれを補って余りある反応速度を得た。
無形がアギトの暴力性の発露ならばこちらはアギトの理性の発露と言える。


  • 特注(オーダーメイド)
無形というファイトスタイルの真骨頂。
試合映像などで得た対戦相手のファイトスタイルや情報を基に対戦相手の武術に「適応」、対戦相手を倒す事に特化した対戦相手専用の武術を即興で編み出し運用する技術。
劇中では「対ガオラン・ウォンサワット用武術」を披露。
相手を止めるのではなく、打ち終わりや打ち始めを「抑える」ことで攻撃を封じ、直後に投げや突きで追撃するファイトスタイルを編み出した。

  • 不壊(フエ)(仮)
二虎流の金剛ノ型にある技と同じ、筋肉を締めて打撃に耐える防御技。
正式名称は不明。
ガオランや黒木の猛攻に耐えるために使用。

  • 対の先
相手の行動の起こりを見極め、同時に動きつつ先手を取る技術。
所謂先読みの技法の一つ。

  • 後の先
相手の行動の終わりを見極め、カウンターを行う技術。

  • 先の先
相手の気の起こりから攻撃の瞬間を見極め、相手が動く前に動いて回避・迎撃を行う技法。
対の先や後の先といった武術における攻撃の先読み技術の極致。
無形を封じ『武』を会得した事で手に入れた。

  • 脱力
無形での防御技の1つ。
水天ノ型のように相手の打撃が命中する瞬間、脱力によって衝撃を散らしダメージを無効化する。

  • 龍弾(りゅうだん)
アギトの持つ技でも最強の必殺技
その実態はほぼ零距離から放たれる寸勁。
最小限の動作で最短距離を突く最速の打撃であり射程も相応に短いが、間合いに入れば最後回避も防御も至難の域。隙も小さく、龍弾を撃ち込んで続け様に飛び膝蹴りを喰らわせる連撃に繋げることもできる。
『武』との相性は抜群だが、『無形』では使用不可能という欠点を持つ。

  • 龍脈(ドラゴンベイン)
リアルチャンピオンシップで披露された、地中を這う龍のように人体の急所を狙い撃つ新技。
相手の筋肉の繋ぎ目を狙う高等技術を伴い、筋肉の殉教者であるユリウスにすら一方的な有効打となる。

  • 昇龍(ドラゴンライジング)
小手返しで動きを封じた状態から相手の顎に向かって繰り出す膝蹴り。

  • 双龍弾(そうりゅうだん)
龍弾を防御して不発にできるほどの強者への対抗策となる「二匹目の龍」
技としては至極単純で、龍弾を止められた際に続けざまにもう一つの拳で龍弾を放つ
アギトが二度の敗北を経て模索し続けた末に得た新たな力。発勁というよりフック。



【作中の活躍】


ケンガンアシュラ


誰が呼んだか「拳願仕合の帝王」!!!

デビュー戦以来、拳願仕合新記録の157連勝を更新中!!!新たな伝説と屍の山を築いた男ッッッ!!!

……満を持しての入場ですッッッ!!!

身長201㎝!体重128㎏!拳願仕合戦績157勝0敗!企業獲得資産7兆7060億8300万!

大日本銀行代表闘技者!


“滅堂の牙”加納アギトォォーッッ!!!!


大日本銀行の代表闘技者として拳願絶命トーナメントに出場。
一回戦でムジテレビの代表闘技者である大久保直也と対戦。
表格闘技の絶対王者vs裏格闘技の絶対王者による夢のカードは観客を沸かせた。

大久保直也。心より感謝しよう。また一つ俺は強くなった。お前のおかげだ


二回戦では自身が戦いたいと思っていた八頭貿易の代表闘技者であるガオラン・ウォンサワットとの対戦。
ボクシング史上最強とも謳われるボクシング界の絶対王者であるガオラン・ウォンサワットを相手の土俵であるボクシングで迎え撃つ。
両者の間で目にも止まらぬ高速パンチが飛び交うも、流石に打撃戦では分が悪く、劣勢に立たされたアギトだったが、「特注(オーダーメイド)」で「対ガオラン・ウォンサワット用武術」を披露。
対するガオランも自身がムエタイで鍛えた蹴りと『打の極み』を解禁。生殺の領域での戦いでアギトを相手に打撃戦で優位に立つも、運悪く右の拳を骨折してしまう。
拳を骨折しても尚も闘いを続けるガオランだったが、最後はアギトが大久保との戦いで習得した複合によって、打撃勝負を捨てたアギトの投げ技に不意を突かれ敗北した。

ガオラン・ウォンサワット「貴様を打撃で凌駕すること」最後まで敵わなかった

……強敵だったぞ。過去の誰よりも

三回戦前に滅堂からの指示で王森と代表を懸けた試合を行い、その試合を通して従来の『無形』の欠点に気付かされたと同時に、新たに『武』のファイトスタイルを編み出した。
三回戦では乃木グループの代表闘技者である初見泉と対戦。
己へのリベンジに燃え絶好調のコンディションで臨む初見を相手に終始優位に立ち続け、自身が編み出した技である「龍弾(りゅうだん)」を打ち込み大ダメージを与える。
二度の「龍弾」を受けてもなお倒れず迎え撃とうとする初見だったが、『無形』封印することで会得した武の境地「先の先」により、動く前にハイキックがクリーンヒットし敗北した。

礼を言おう。貴様の犠牲が私を進化させた

そして準決勝。
モーターヘッドモータースの代表闘技者である黒木玄斎と対戦。
「武の理の権化」とまで評される達人の黒木に対し、アギトは『無形(むけい)』と『武』という自身の二つのファイトスタイルを瞬時に切り替えることで黒木に食らいつくも、戦法の切り替わる瞬間の「虚」を突を突かれ、更に必殺技と言える「龍弾」を見切られ利き腕を破壊されてしまう。
尚も闘いを続けるアギトだったが、利き腕を失った状態で勝てる相手ではなく準決勝にて敗退した。


黒木玄斎……いつの日か必ず……借りは返すぞ……


拳願絶命トーナメントの後は準決勝で黒木玄斎に敗れた事で『牙』を辞し、鷹山から貰い受けたバイクで見聞を広める旅に出た。

ケンガンオメガ

2年後の『ケンガンオメガ』ではアメリカでモーテル暮らしをしながらバイクを駆っており、「AG」というあだ名でバーの店主から呼ばれている。
額には黒木との闘いで受けた傷痕が残っている。オールバックの髪型は相変わらず。
会いに来た氷室涼に冗談を返すようになるなど、以前のような堅物ではなくなった。しかし滅堂への忠誠心は相変わらずで、対抗戦に関しては当初は自身の闘っていた理由が滅堂への恩に報いるためであり、今は滅堂が拳願会の会長では無いことから出場には乗り気では無かった。
しかし氷室から滅堂が対抗戦に八代目の『牙』を出すことを聞かされ、更に自身が旅に出ていた間に起きた、六代目『牙』の弓ヶ浜ヒカルが滅堂を裏切って煉獄についたことを知ると凶悪な笑顔で激怒し、拳願会代表の誘いに応じた。

その後の対抗戦では弓ヶ浜ではなく*1、六番手として煉獄「三鬼拳」の一人「呂天(ルゥーティエン)」と対決。
この対戦でアギトが「もう一人の十鬼蛇二虎」の弟子であり、呂とは兄弟弟子だった事が判明。
アギトよりも完成度の高い『無形』と呉一族の秘技である『外し(鬼魂(グイフン))』を併用する呂に苦戦するも、二年間の修行によって『武』と『無形』が切り替わる瞬間に僅かに「虚」が生まれるという欠点と『蠱毒』によって生まれた『獣心』を克服したアギトの敵ではなく、最後は『無形』と『外し』の併用によって暴走を始めた呂に龍弾を叩き込み勝利した。


対抗戦の2年後は、フリー闘技者として拳願仕合に参戦。
ロロン・ドネアと共に成島光我に武を指南するなど、交友関係も広がっている。
煉獄でロロンと並ぶ「双王」として呼ばれ、拳願仕合に移籍していた嵐山十郎太とリアルチャンピオンシップトーナメント出場権を掛けて対決。「振り」からのグラウンドに対しては即座に腕ひしぎで返し、打撃を交える戦法に対しては無形+武の高速切り替えで翻弄するなど、互角の応酬を見せる。
また、この仕合では嵐山にボディスーツを破られたことで、上半身を脱いで素肌を見せるというアギトの戦闘には珍しい姿を見せた。
目まぐるしい攻防の末、最終的には嵐山が仕掛けた変則袖車で意識を落とし、二度目となる拳願仕合での敗北を喫した。


次の登場は黒木が政府関係者の依頼で"繋がる者"申武龍の抹殺を依頼された際。
黒木がアギト・ロロンを伴うという類を見ないドリームチームで滞在ホテルを訪れ、アギトは夏厭と交戦。
途中で黒木の雇い主が失脚させられたことで退却を要求され、決着がつくことはなかった。


リアルチャンピオンシップトーナメントでは、嵐山と共に拳願会代表として参戦。嵐山との仕合には敗れたものの、最終的には別口で行われた二徳や関林らとの代表選考を勝ち抜いたことで同等の権利を獲得した模様。
一回戦ではD4代表として出場したユリウス・ラインホルトと対決。先のドリームチームで繋がる者という「壁の向こう側」を知ったことが切っ掛けでアギトの実力は更に向上しており、ユリウスを圧倒する。
戦いの中でユリウスにも「壁超え」が伝染し、アギトの打撃を耐え抜いて懐に捕えようとしたものの、最後は「昇龍」を顎に受けて決着となった。
二回戦(準決勝)ではロロン・ドネアとの王者対決が実現。観客の目に止まらないほどの高速・高レベルの攻防を繰り広げる。
ロロンが挟み込んだ左腕により黒木以来の龍弾不発(はじけず)となったが、即座に「双龍弾」をクリーンヒットさせ、薄氷ながら敗北経験からの模索が結実したと言える勝利を掴んだ。



【余談】


作者によると名前の由来は『仮面ライダーアギト』から。
またファイトスタイルは、無形以外だとパンクラチオンが候補にあったらしい。




追記修正は『滅堂の牙』になってからお願いします。

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最終更新:2025年03月21日 16:35

*1 後輩の八代目『牙』三朝が自分にやらせてくれ(弓ヶ浜が裏切った際に三朝の部下を殺害していた)と事前に懇願しており譲った形