スターオーシャン/First Departure

登録日:2021/09/20 Mon 23:36:33
更新日:2024/03/18 Mon 17:34:59
所要時間:約 25 分で読めます





あの星の輝きは、心の中に。



『スターオーシャン』トライエースが開発、エニックス(現スクウェア・エニックス)が発売したSFC用RPGである。
『スターオーシャン』シリーズの記念すべき第1作目。
キャラクターデザインはMEIMUが担当している。

2007年にPSP向けに『スターオーシャン1 First Departure』のタイトルでリメイク。
2019年にはそのHDリマスター版がPS4とSwitchに移植された。(詳しくは後述)


〇システム〇


テイルズ オブ ファンタジア』のスタッフによる制作という事もあり、TOPの発展形のようなシステムとなっている。
「フルモーション・アクティブバトル」と名付けられた戦闘システムは2D格闘ゲームのようなTOPの戦闘システムに奥行きを追加したもので、ファイナルファイト等のベルトスクロールアクションに近い。
シリーズで唯一「距離で必殺技が変わる」システムが採用されており、LRボタンの遠距離・近距離に必殺技を設定する形式になっている。
SFCの作品でありながら豪華な声優陣が戦闘中に喋る『ファンタジア』の長所もそのまま引き継いでおり、一度聞いたボイスのギャラリー要素もある。

フィールドマップはなく、町と町の間もダンジョンのように繋がっている。

シナリオは序盤と終盤は固定だが中盤は多少自由度が高めで、誰が仲間にいるかでシナリオが変化したり、一部のダンジョンへの寄り道を省略可能。
仲間キャラも自由枠4人に対して7人が存在し、加入の組み合わせも多彩。
町の入り口で会話イベントを発生させる「プライベートアクション」も加入キャラ次第で変化し、EDもそれによって変化する感情度次第で分岐する為、1~2周遊んだ程度では遊びきれない。

トライエースゲーの割にはバグやフリーズは基本ない…のだが、未完成の点やシナリオカットした点などが目に付く。
特にヴァン城地下の「そこは後で」と言われる謎の扉については当時のプレイヤーの頭を悩ませた。
(一周目でそのまま忘れてしまってもメインシナリオで言及される為に二周目以降に再度気づかされる。)




〇スターオーシャン1 First Departure〇

2007年12月27日に発売されたSO1のPSPリメイク作。

人気の高い『スターオーシャン セカンドストーリー』(SO2)準拠にリメイクされており、戦闘システムはまんま『SO2』と同じものを採用している。
アイテムクリエーション等も後作を参考に調整されており、「カスタマイズ」等は全く別物となった。
シナリオ面でも大筋はそのままながらSFC時点でシナリオカットの都合か唐突な展開になっていた点が修正・補強されており、「いつの間にか魔王討伐する事になっていた」なんてことはなくなった。
ムービーも追加されているが、序盤と終盤のキャラに寄らない共通部分がメインである為、それ以外は「あるキャラの離脱シーン」のみとなっている。

キャラデザがガッツリ変わっており、声優もトライエース定番の東地宏樹を除き変更された。その点では原作ファンから否定意見が上がる事も多い。
キャラデザはムービー追加に合わせてかかなり簡略化されており、SFC版ではごてごてした意匠も多かったが大体のキャラがスッキリした見た目になった。
仲間キャラも追加されており、SFC版ではNPCだったあるキャラと『SO3』のウェルチ・ビンヤードが参戦している。
また、隠しキャラクターを仲間にしやすくする(枠を空けておく)為か、フィアとティニークは6人以下の時にしか仲間にする事が出来なくなった。

SFCではフィールドマップが存在しなかったが、これも『SO2』準拠で一般的なRPGと同じようにフィールドマップが追加された。
……のだが、歩行速度が遅いのでむしろいらんと言われる事も。
バーニィを取ると大分楽になるのだが、ペリシー必須の半ば隠し要素だしね…。

〇スターオーシャン1 -First Departure R -〇

2019年12月5日にPS4とSwitchにて発売されたHDリマスター版。

基本的にはHDリマスターが主だが、グラフィックや音声をSFC準拠の物に変更する事が可能になった。(グラだけ、又は声だけ変える事も可能。)英語音声も可能。
イベントシーンはフルボイスなので戦闘シーンしか声のなかったSFC版の流用はなく、旧声優陣による再録が行われた。
SFCの頃とはかなり演技の変わったキャラもいるが、キャラに合った演技ではあるので原作ファンとしては悩ましい所。

キャラデザはエナミカツミだが、『スターオーシャン4』『スターオーシャン:アナムネシス』とシリーズ他作で既にデザインを務めていることもあってか、原作デザインで原作寄りに上手く書かれている。
ただし戦闘中のグラフィックやムービーシーンは変えられない為、イリアやロニキス等は会話グラフィックと服装が全然違ってしまう。
また、ムービーシーンの都合もあってか、ボイスも一括でしか変更できない。(ラティだけ変えるといった事は出来ない。)

他にも「移動速度の倍速化」が可能になり、フィールドマップのかったるさも改善された。



〇ストーリー〇


自警団に所属するラティとドーン、そして幼馴染のミリーが暮らす、クラトスの町に届いた一通の手紙…。
その手紙には、人々が次々と石化して倒れていくという、思いもかけぬ、悲報が記されていた。
そして、原因究明に向かったミリーの父マルトスも、自らがこの病に犯されてしまう。
マルトスを救うため、メトークス山へ薬草を採りに向かった3人は、そこでこの世界を襲った恐るべき陰謀と、自分たちを巻き込む大いなる力の存在を知る。
果たしてそれは神の意思か?
それとも運命の悪戯なのか…。
(SFC版パッケージより)


〇登場人物〇


CVは左からSFC版/FD版

◇パーティメンバー◇

  • 主要メンバー

・ラティクス・ファーレンス CV:結城比呂(現:優木比呂)/宮野真守
初代主人公でクラトス村の自警団所属の青年。通称はラティ。
惑星ローク*1の主な種族であるフェルプール人であり、猫の尻尾が生えている。
自警団として村を守りながらも特に大きな事件もなかった為に退屈しており、冒険を夢見ていた。
が、いざ大事が発生した際には、自分が退屈を嫌ったからだと自戒する場面もあり、根はかなり真面目。
(PAの選択肢次第ではあるが)天然ジゴロな所もあり、ミリーはやきもきしている。
真面目な好青年故に好かれやすいというのもあるが。

SO4のイレーネの子孫であり、恐らくクロウの子孫。


・ミリー・キリート CV:吉田古奈美/生天目仁美
ラティと幼馴染のフェルプール人で、同じく自警団に所属している。
過去のロークへ向かう際にはぐれてしまい、パーティメンバー次第で復帰時期が変化。場合によってはかなり後になるまで復帰しない。
回復の紋章術士。
ラティとはお互いに大事に思い合う関係だがかなり嫉妬深く、ラティが他の女性に優しくしてるシーンを見て怒る事もしばしば。
綺麗な大人の女性という事もあってマーヴェルの事は理想の女性と思って慕っている。


・ドーン・マルトー CV:檜山修之/伊藤健太郎
ラティ、ミリーと共にクラトス村を守る自警団の一人でフェルプール人。
ミリーの事が好きだが、ミリーがラティを好きな事にも気づいており、自分から身を引いている。
手紙を届けた鳩を経由して石化病にかかってしまい、早々にメンバーから離脱する。その為、必殺技が設定されておらず通常攻撃しかできない。
過去へと旅立つ前に宇宙船の治療ポッドから自宅へと転送されるのだが、ドーン経由での感染は大丈夫だったのだろうか…。
ワクチンが出来た物語終盤に石化病は治るものの、ドーン外出中にロニキス達が再訪した為に最終決戦には呼ばれなかった。*2
ちなみに300年前のロークに声も見た目もそっくりな流用キャラデーンという人物が存在する。恐らくご先祖と思われる。

パーティメンバー復帰はリメイク版においてもかなわず、 ネット上では『Q.ドーンは仲間になりますか? A.ド━━━━('A`)━━━━ン!!!』等とネタにされていた。
アナムネシスにおいてサービス終了直前の最終キャラとして実装され、その際にようやく必殺技が設定された。


・ロニキス・J・ケニー CV:岡森諦/浜田賢二
宇宙船カルナスの艦長を務める地球連邦の大佐。当然、地球人。
イリアと共にレゾニアによって撃ち込まれた石化ウイルスの調査に来たのだが、本来人が全くいないはずの夜のメトークス山頂に薬草を求めたラティ達がいた為、意図せず現地の人間に遭遇してしまう。
石化病は薬草では治る程度の物ではないと分かっていた事に加え、ドーンが重症化してきていた為、3人と共にカルナスへと戻りドーンの病状を調査する事となった。
後にレゾニアから亡命を求めてきた人間によりウイルスの保菌者が判明するが300年前のロークにしか存在しない事が分かり、一か八かで惑星ストリームのタイムゲートを使って過去へと向かう事を決意する。
その際、ロニキスとミリー、ラティとイリアでゲートに入るタイミングがずれてしまった為、ラティ達とははぐれる事になってしまった。
過去に到着後、ミリーから紋章術を教わった事で紋章術士となる。ミリーとは逆に攻撃魔法のみに適性あり。

既婚者だが妻を亡くしており、現在は独身。
それもあってイリアとの関係は踏み込めずにいるところもある。
SO2の主人公クロードの父親であり、その前提があるリメイク版ではイリアとの恋愛要素が補強された。


・イリア・シルベストリ CV:山崎和佳奈小林沙苗
ロニキスの副官で地球連邦所属の軍人。やはり地球人。
タイムゲートに入る直前に躓いてしまい、ロニキスやミリーとはぐれる原因となってしまう。
結果としてラティとの二人旅になってしまい、ゲーム中においてはラティと最も長く旅する仲間となる。

ロニキスの事が好きだが、恋愛は奥手。
さらにロニキスが朴念仁な所もあるので余計にうまく進まないでいる。
FD以降はその点をウェルチにからかわれる事が多く、ウェルチと喧嘩するPAがやたら多い。

ロニキスが一番好きなのは確かだが、ラティと長い事旅を続けた事もあって、ラティの事もかなり好意的に見ている。
場合によってはEDで「もし艦長よりも先にラティと出会っていたら…」といった場面も存在する。
というかその場面もあって、「クロードはラティとイリアの子供説」なんて噂もされた。(クロードの剣技がラティに近いのもある。)
一応書いておくが、種族の関係でラティが父親はまずありえない。

「これなら満点よね」「80点くらいかしら」など、戦闘後に結果から点数を付ける癖は息子のクロードに受け継がれた。


  • サブメンバー
・シウス・ウォーレン CV:東地宏樹/同左
過去ロークを旅するいかつい雰囲気の大柄な戦士。トライエースの東地宏樹推しはここから始まった。
虎を先祖とする種族ハイランダーであり、虎のような紋様が体にある。
過去ロークでラティとイリアが最初に出会う仲間キャラであり、荷物運びの依頼の際に一時的に同行する。
依頼終了の際に仲間に加えるか、そのまま別れるかの選択肢が出るが、豪快ながら頼りになる兄貴分的な性格、パーティメンバーが少なく戦力的にも貴重といった点等から、初見では特に別れる理由もなくそのまま本加入させる人が多い。
しかし隠しキャラのアシュレイとは二者択一であり、アシュレイ加入が条件の隠し要素がSFC版から存在しPSP版で増えたので、それを知った後は逆に別れる事が多くなってしまう。

実はアストラル王国の騎士団長ライアスの息子で、若くして騎士団の隊長を務めていた事もある。
ライアスとしては親の欲目抜きでの抜擢だったのだが、周りからは非難の目で見られ、シウスも自身の実力にまだ自信が無かった為、団を抜けて旅に出てしまう。
そのせいで幼馴染のフィアとの仲は拗れてしまっている。


・フィア・メル CV:吉田古奈美/豊口めぐみ
アストラル騎士団所属の女騎士。
シウスと同様ハイランダーであるため、騎士という立場でありながら容姿は野性的で装備も軽装。
「レイブンソード」という、回転させたナイフを飛ばす剣技の使い手。
孤児であり、子供の頃にシウスの父ライアス団長に引き取られたため、シウスとは幼馴染であり兄妹のような関係。
シウスの事は好きなのだが、シウスがライアスの信頼を裏切って団を抜けてしまった事には憤慨しており、再会した際には冷たい態度をとってしまう。分かりやすいツンデレ。
そういった点を利用されたのか、ラティ達がアストラルを訪れたタイミングで変身能力のある魔物にフィアの姿でライアス襲撃事件を起こされてしまう。
シウスかアシュレイが仲間にいれば事件を解決し、フィアの名誉とライアスの命も助かるのだが、どちらもいないと殺人犯として投獄されてしまう。
投獄状態のフィアを脱獄させる事で早期に仲間に入れる事も可能だが、このルートでは奥義を覚えられないし、EDでもフィアの嫌疑は晴れないままとなる。
PSP版では脱獄状態限定の追加PAを起こすとEDで団への復帰も可能になった。


・ヨシュア・ジェランド CV:檜山修之/福山潤
背中に翼の生えたフェザーフォルクという種族の紋章術士。
攻撃回復どちらの魔法も使える万能タイプ。(どちらも特化キャラには及ばないが終盤でも問題ないくらいの性能はある。)
フェザーフォルクは山奥に暮らし人里には出てこない種族なのだが、子供の頃に大きな「深紅の楯」を持った騎士に両親を殺され妹と生き別れており、仇である「深紅の楯」を追っている。
求める姿を見る事が出来ると言い伝えられている「真実の瞳」があると噂されるパージ神殿でラティ達と出会い、選択肢次第で同行する。
落ち着いた物腰の青年だが、妹の事となると激高する一面も持っている。
PSP版からはペリシーに(食欲的な意味で)狙われている。
SFC版の檜山氏のある意味キャラに似合わない「キュアッッオーーール!」というテンションの高い詠唱は必見。
…なのだが、CVが変更されたFDはおろか、SFC版でのCVで再収録されたFDRでも落ち着いた詠唱に代わってしまった。
まあキャラ設定的にはテンションの高いSFC版がおかしいので、当然といえば当然だが。

SO4に登場するサラは(おそらく)ヨシュアとエリスの叔母。


・マーヴェル・フローズン CV:野中希/桑島法子
ラティ達とはぐれたロニキス、ミリーが300年前のロークで共に旅をしていた女性。
両親と兄の仇である「深紅の楯」を追っている。
ロークに暮らす人々のような尻尾や翼をもたず、オーブを飛ばして攻撃する「レイヴンオーブ」という技術を使う等、謎の多い女性。


・アシュレイ・バーンベルト CV:井上和彦若本規夫
魔界大戦の三大英雄の一人で300年後のラティにも知られている程の有名人。隠しキャラクターの一人。
種族はシウスやフィアと同じくハイランダー。
過去の戦いで左腕を失っており、現在は右手のみで戦っている為、一部の奥義は習得済ながら使用する事は出来ない。

シウスとは二者択一になっており、シウスの加入を断った上で少し寄り道をすると出会う事が出来、条件を満たすと加入する。
上記の通り初見プレイではシウスはそのまま加入させる人が多い為にまず出会えず、2周目以降もそれを知らないとなかなか出会えない。
アシュレイを仲間にすると物語の裏側が多少見えるようになり、シウスがいると終盤のメインシナリオでしか出会えないライアスに早々に出会う事が出来、シウスの団脱退の経緯やフィアとの確執をライアス視点で聞く事ができる。
また、「深紅の楯」についても魔界大戦を共に戦った戦友としてある程度の事情を知っており、マーヴェルに関連して「深紅の楯」の話も聞く事が出来る。
パーティメンバーで唯一アスモデウスを見知っているが、アスモデウスとの初遭遇シーンでは物語の都合でメイン4人しか会話に参加しないのでアスモデウスの事を教えてくれない。

アシュレイの旅の目的は自身の技術の継承者を探す事であり、条件を満たすとラティが「皇竜奥義」を習得する。
SFC版では全画面攻撃というチート臭い攻撃なので、習得すると一気にヌルゲーと化す。まぁ、闘技場の攻略だけで手に入る七星奥義の時点でかなりヌルゲーになるけども…。

SO4では両腕があり若く全盛期のアシュレイと闘技場で戦う事が出来、大戦の英雄とまで呼ばれた強さを味わう事が出来る。


・ティニーク・アルカナ CV:藤崎卓也/鈴木千尋
隠しキャラクターの一人で、SFC版では物語の本筋に一切関わらない唯一の加入キャラ。
普段は小さな眼鏡をかけ中華服を着た好青年なのだが、リカントロープという興奮すると人狼に変身してしまう種族であり、戦闘中は狼の姿で棍を振るう。
条件を満たすと闘技場で乱入してくるので、倒すと仲間に加える事が出来る。


・ペリシー CV:山崎和佳奈/田村ゆかり
隠しキャラクターの一人で、フェルプールの祖先と言われる「レッサーフェルプール」の少女。ネコミミ。
フェルプールより猫の要素が強く残っており、手先、足先は猫のものであり、言動も16歳の割に幼い。
だが、衣装は胸元の開いたワンピース水着のようなボディースーツと中々の露出度。
序盤のメインシナリオ中にヴェルカント(海賊)に捕まった状態で出会える。
助け出した後も人間を嫌っている為に港で逃げ出してしまい、その際オカリナを落としていく。
終盤に条件を満たすと加入させる事が出来るのだが、イベント発生場所に気づきにくく、メンバーを一枠空けておく必要がある為、フィアやティニーク辺りでメンバーが埋まってしまっていると加入させる事が出来ない。

PSP版ではその条件の緩和のためか、フィアとティニークが6人以下でないと加入できない(一枠空いた状態になりやすい)ので、世界中を回っていれば加入はさせやすくなった。

ペリシーを加入させるとシリーズ恒例となる「バーニィ」を手に入れるフラグが立つ。
バーニィを入手するとバーニィに乗って敵に合わずに高速移動ができるようになる。




・エリス・ジェランド CV:-/植田佳奈
PSP版からの追加キャラでヨシュアの妹。
金髪のフェザーフォルク。


ウェルチ・ビンヤード CV:-/半場友恵
PSP版で追加されたSO3からの乱入キャラ。恐らくFD人
マップ上の目印も何もないある森の中に作業場を作っており、ある程度シナリオが進んだ後でそこを訪れるとウェルチに会う事が出来る。*3
遭遇イベントの時点で強制加入イベントが発生する為、その後の選択肢で加入を断っても強制的にパーティに加わってくる。
その為、ペリシー加入を目指していた場合等はトラップになってしまう事も。
逆に最初からメンバーがいっぱいだと加入できず、メンバーが減ったら加入したいような事を言うが、メンバーを減らしてから来ても加入しない。

PAでは恋に恋して男漁りに励んでおり、男女関係で奥手なイリアの事は散々からかって喧嘩しまくっている。
EDではラティを逃した事を悔やむ姿を見る事が出来る。




  • その他の人物
・ライアス・ウォーレン
魔界大戦の三大英雄の一人。
現在はアストラル王国の騎士団長を務めている。
シウスの父親であり、悪気はなかったがシウス出奔の原因を作ってしまった人。
シウスを加入した際はシウスが拒絶している事もあって家に入れずほぼ出会う事が出来ないが、アシュレイを仲間にするとかなり会話が増え、ライアスの家にも入る事が出来るようになる。
どちらも仲間にしないとフィアに化けた魔物によって殺されてしまう。

SO4にも登場。


・デル・アーガスィ CV:-/青山穣
「深紅の楯」と呼ばれる赤く巨大な楯を持った魔界大戦の三大英雄の一人。
アシュレイ、ライアスとは魔界大戦における戦友。
現在は世界各地を旅している。
ヨシュアとマーヴェルの仇であり、数々の悪事に手を染めた人間だが、実態としては本作中でも特に悲惨な運命を辿った一人とも言える。



・アスモデウス CV:-/置鮎龍太郎
異空間に居城を構えた300年前のロークの魔王。
多数の魔物を生み出し、ロークの各王国へと侵攻している。
かつての魔界大戦では3人の英雄により魔界へと追い返されたが、最近また侵略が活発化している。
未来のロークへと撃ち込まれた石化ウィルスの元となった保菌者であり、その細胞を求めてラティ達が過去を訪れる事となった。


・ジエ・リヴォース CV:井上和彦/速水奨
物語冒頭、惑星への攻撃をしたレゾニアの裏にいた存在であり、惑星ファーゲットを支配する独裁者。本作のラスボス。


◇その他◇

・旧異種族
かつてロークにいたとされる超技術を持った人々。


・旧異種族の遺物
  • 真実の瞳
持ち主が望む光景を見る事が出来ると言われており、パージ神殿にあると噂されている。

  • 現身の鏡
映し出した物の複製を作り出す力を持つと言われている鏡。

  • 刃なき剣
アストラル王国に伝わる伝説の剣。2本存在する。


・惑星ファーゲット
荒れ果てた荒野で歪な植物が育つ荒廃した惑星。
現在はジエ・リヴォースによる独裁政治が敷かれている。


・タイムゲート
惑星ストリームに存在する別の時間へと移動が可能なゲート。
ロニキス達が惑星探査中に偶然発見したが、歴史改編の危険性から使用は禁止されている。
ゲート自体に高度なAIが設定されており、目的をゲートが判断して許可が出ればゲートが開くようになっている。

本作中では正体不明の超高等技術だったが、SO3にてFD世界へと繋がるゲートであると判明した。
使用者の目的がエターナルスフィアの歴史の流れに対してどう影響するかを判断し、問題なければ過去へのゲートを開いていたものと思われる。


・バーニィ
後作でも登場する裏技高速移動手段。
人より大きなまん丸い兎であり、人を乗せて素早く移動することが出来る。
じっとしている時は石像のように固い。
ペリシー曰く「ずんぐりむっくりでむっちゃらもっちゃらでつぶれあんまんみたいでかわいー」


〇余談〇


  • SFC版は96年7月というPSも出て数年という時期のSFCソフトという事もあり、「スーパーファミコン最後のオリジナルRPG」を謳ってCMを流していた。
 …が、この後にもSFCソフトはまだしばらく発売されており、オリジナルRPGも出ている。

  • かぢばあたるによる漫画版も月刊少年ガンガンにて連載された。単行本1巻分の短期連載の為、序盤と終盤のみに焦点が当たっており、過去ロークのキャラは本編には一切登場しない。
 …が、作者も心残りがあったようでコミックスのおまけ漫画やカバー裏のほんの少しだが過去のキャラも描いている。



タイムゲートで過去に戻って追記・修正をお願いします。

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最終更新:2024年03月18日 17:34

*1 地球側でつけていた惑星名

*2 漫画版では本調子でもないのに無理についていこうとした為、ラティ達にベッドに縛り付けられた。

*3 早く来すぎると誰もいない。