アルビナス(ダイの大冒険)

登録日:2021/10/28 Thu 19:21:05
更新日:2021/11/09 Tue 21:51:10
所要時間:約 5 分で読めます






私にとってはハドラー様のご存命こそが最大の望み…!!

…たとえこの身がどうなろうともあの方の生命だけは守りたい…!!



アルビナスとは、漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物である。
CV:田村ゆかり(2020年版)
●目次

【概要】

ハドラーが禁呪法を使いオリハルコンの駒より生み出したハドラー親衛騎団
その中でもアルビナスは最強の駒『女王(クイーン)』から創り出された存在である。
ハドラー不在の際には親衛騎団のリーダー役を務める。特にヒムとの仲はさながら姉弟のよう。


【人物】

ハドラーに女性が男性に向ける恋慕と呼んでも差し支えのない感情を抱いているが、あくまで自分は駒であるとして“女”と呼ばれることを否定し、忠義のためと言って彼のために戦っている。
男性的な「戦士の誇り」といった価値観をあまり重視しておらず、時にはハドラーの意に反した行動を取ることもある。
ヒュンケルとバランの決闘に割って入ってでもハドラーの敵を排除しようとする、ハドラーが大魔王バーンに反旗を翻した後でもバーンによる助命に望みをかけ率先してダイ一行を始末しようとするなど独断行動も多い。
しかし、それも全ては愛するハドラーのためであり、ハドラーのプライドを傷つけてでも彼を守ろうとしたからである。

北の勇者ノヴァがヒムとの勝負で明らかに圧されつつも悪あがきしようとした際、「これ以上主賓(ダイ)を待たせるのも失礼」とニードルサウザンドを食らわせた。
ある程度相手の誇りを尊重する他のメンバーと違い、格下に対しては非常にドライである。

彼女が特に賢明だったのはザボエラに対する判断であろう。
ザボエラがハドラーに無断で妖魔士団を率いて出撃したことについてヒム達が幽閉という措置で済ませていた中、アルビナスはただ一人「いずれハドラー様に害を成すに違いないので即刻処刑すべき」とハドラーに進言していた。
これに対しハドラーは「ザボエラも自身の超魔生物化のために尽力したのは事実でそのために息子も失っている」という理由で温情をかけていたのだが、結果的にはそれが仇となった。
成長したハドラーの器の大きさを示すシーンでもあるが、相手はハドラーが思う以上に煮ても焼いても喰えぬ奴だったのだ…。

死の大地ではメドローアの危険性を考慮してか、ヒュンケルはヒムに任せ自身はポップと戦おうとしていた。
もっともこの時はトベルーラで逃げる彼を追いかけていただけで、黒の核晶の爆発という危機もあり大した攻撃をすることもなく戦闘が中断している。

ハドラーがバーンに反逆した際は他の仲間共々ミストバーンキルバーンに拘束されてしまうが、その状態でも「自分から目を離せばその瞬間に黒焦げにする」とキルバーンを脅しつける不敵さを見せた。
この時、闘気すら込められていない鎌を突き付けれた程度で動きを止める様子について読者から疑問を呈されることがあるが、彼女の思想を鑑みれば当然のことである*1


【戦闘力】

「ヒムは最弱なのか」といった主旨のことを聞かれた際は、「チェスの駒にはあるのは役割の違いで優劣ではない」としていたが、実際は本人も親衛騎団最強の戦士を自負している。
非常に高い機動力が特徴で、屈指の実力者であるヒュンケルでも簡単には攻撃を当てられないほどのスピードでチェス同様戦場を縦横無尽に移動する。
ギラ系の呪文を得意とし、普段は手足をドレスで封印しているが、いざという時は戦闘形態にトランスフォームできる。
ちなみにこの戦闘形態、かなりエロい若干乳首の部分が尖ってるので人間でいえば多分ノーブラ。これはハドラーが実はムッツリスケベだったのかアルビナスの内に宿る「女」がそのような形を取らせたのかもしれない。

  • 毒針
小手調べと言わんばかりに劇中初期に使った攻撃。
不意打ちの一撃だがすぐに解毒しなければ即死するほどの猛毒が含まれている。
  • ニードルサウザンド
極大呪文級の威力にまで圧縮した後に棘状にしたギラ系の呪文を拡散せて無数に放つ弾幕攻撃。
直訳すると『針千本』。
  • サウザンドボール
後述のトランスフォーム後に扱うアルビナス最大の必殺技。
ニードルサウザンドを球状に固めたエネルギー球一つ一つがベギラゴン級の威力を誇り、それらを相手目掛け間髪入れずに投げつけ対象を爆砕する。


【来歴】

◆決戦

バーンパレスではマァムレオナの二人を相手取る予定だったが、レオナはゴメちゃんの妨害によって連れ出せなかったため、マァムのみとの交戦となる。
ハドラーの事情を知ったマァムは戦いを止めることを提案する。

……マァム あなたがそういう人で良かった…

アルビナスはそんな彼女の優しさに触れて心を開き───

……私の嫌いな…虫唾の走る良い子ちゃんで良かった…!

おかげでためらいも無く殺せます…!!

なんてことにはならなかった。
アルビナスは自分の独断でアバンの使徒たちを始末し、その恩赦としてバーンの超魔力でハドラーを救ってもらおうと考えていたのだ。
なおも説得を試みようとするマァムだったが、アルビナスは一切聞く耳を持たず、最終的に戦うことを決意。
その対決では、より速度に優れた戦闘形態を解放、激戦を繰り広げた。
戦闘形態の機動力は実際のクイーンの駒と同様、圧倒的な機動力を誇り、「自分が本気を出せばダイやヒュンケル達だろうと容易く蹂躙してハドラーを守ることが出来る」とすら豪語してのける。
実際、この形態のアルビナスのレベルは58。覚醒を遂げたハドラーや彼と最後の戦いに臨むダイでさえそれぞれレベル61とレベル55なので、かなり高い水準にある。
魔法はロン・ベルク作の魔甲拳で効かなくなるが、それでも武闘家のマァムが目で追えないほどの圧倒的なスピードでほぼ一方的に痛めつける。
作中でもこれほどスピードが強調された敵は数少なく、彼女の速さはラーハルトに迫るか同等のレベルに達していると思われる。
しかし、「クイーンは迂闊に動かすな」というチェスの定跡通り「速すぎるが故に、万が一カウンターされると大ダメージになりやすい」欠点を持っており、普段手足を封印していたのもこのためであった。
マァムはあえて地面に仰向けに倒れることでアルビナスの攻撃を正面限定にし、突っ込んできたアルビナスの前に大量の破片を発生させ、アルビナスの体中に大ダメージを与える。
なおもマァムに襲い掛かるアルビナスだが、マァムに見えるほどに速度が落ち、圧倒的な破壊力を持つ猛虎破砕拳の直撃を受けてついに核を砕かれ敗北した*2
激闘の末にマァムに敗れ、死せんとするハドラーの事を託し、この世を去った。…いい女である。

後にコンビニコミックスで明らかになったが、ハドラーからは(仄かにではあるが)愛情を抱かれていたらしい。
会話の内容から親子愛とも取れなくもないが、彼女のことを想うと相思相愛だったと信じたいものである。
マキシマムの下につかなくて本当に良かった…。




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最終更新:2021年11月09日 21:51

*1 朽ち行くハドラーの救済だけがアルビナスの望みであり、それを叶えられる可能性を持つのは大魔王ただ一人。アルビナスとしては、大魔王が万が一にも倒れてしまったり大魔王の不興を買って、ハドラー延命の可能性が断たれてしまう行動を採る訳にはいかないので、そもそも大魔王やその側近達と交戦する意欲が無い。

*2 ヒュンケルに負けた時のラーハルトと似た形になる