ダブル(ロックマンX4)

登録日:2022/06/20 Mon 23:22:35
更新日:2025/06/01 Sun 22:35:17
所要時間:約 1 分で読めるデシ





新人ハンターの、ダブルという者デシ。

先輩、レプリフォースがクーデターをおこしたデシ!

ダブルとは『ロックマンX4』に登場するキャラクター。


【概要】

イレギュラーハンター第17精鋭部隊配属の新人のハンター。

エックスルートのみ登場する。

小太りで頭身が低く可愛らしい顔立ちが特徴的。

エックスの部下になり、エックスの行動をサポートし、オペレーターを務めることになった。
ちょうどXの前の文字がWなので、そのネーミングはまさにエックスの後輩と言うポジションにピッタリである。

C級程度の実力を持つ。オペレーターとしての高い情報収集能力を持つが、慌てん坊でドジな性格をしているため、荷物を運んでいる最中によくこけることがある。口癖は「~デシ」。

そんな彼であるが、エックスの部下のハンターたちからは「全くドジだな。」などと茶化されながらも可愛がられていた様子。


【漫画版での活躍】

(何故かレプリフォースに紛れ込んで耐熱スーツを拝借して)帰還したエックスの記念パーティーにて初登場。
エックスを尊敬しており自身の大容量メモリの7割がエックスのデータで埋まっていると自己紹介し、前回のシグマとの決着のことを知りたいと質問攻めにするが、
エックスは覚えていないと返答。さらに「憎むべき24大ボス」との発言を「未来のため誇りのために騙されて戦っていた仲間もいた」と諭され反省。
そのときイレギオンが出現して街を破壊し、エックスの指示で各部隊長に出動を要請し、街の破壊状況を調査するが、
そこで敵の残骸からレプリフォースの部品を発見。ハンターたちがカーネルを追うことになる。

また、ゲームでは一切絡みの無かったゼロとも僅かながら会話をしている。
現場検証で「これだけの証拠があればレプリフォースの有罪は確実」と箱一杯になった証拠品を見せるが、ゼロはそれを弾き飛ばす。
その直後我に返り謝罪するのだった。

レプリフォース蜂起の後はフロスト・キバトドスの戦いで負傷したエックスを励ますときに登場するが、
それがフローズン・バッファリオを喪ったことをエックスに思い知らせた上に「力」に偏った励まし方をしたことで
エックスがライドマシンに乗って特攻した挙句、粉々に爆発した基地の中からエックスのバスターだけが発見されるという結果を招くことになってしまう。




追記・修正お願いするデシ。

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エックス「…ダブル! おまえ… なぜ、こんなところに!?」

…ククク。フアーッハッハ!

イレギュラーハンターもレプリフォースも、アマちゃんぞろいさ。

ま、おかげでやりやすかったがね。

エックス「…な、なにをいってるんだ?ダブル、どういうことだ!」

あの世でゆっくりかんがえな!死ね、エックス!






ダブル(ロックマンX4)

登録日:2022/06/20 Mon 23:22:35
更新日:2025/06/01 Sun 22:35:17
所要時間:待ってたぜ…約 3 分で読めるこの時をな!





【真の概要】

しかしその正体はシグマによってイレギュラーハンタースパイとして送り込まれたイレギュラー。

液体金属製の体*1を持っており、上記の姿と真の姿であるエックスよりも大きな頭身と両腕に武器の液体金属ブレードを持った戦闘形態になることができる。そのため、「ダブル」という名前が付けられた。

上記の性格はエックスの性格を研究した上で信頼されやすくする為の偽りのものだった。本来の性格は残忍で好戦的であり、戦闘力は特A級ハンタークラス。

ハンターとして活動している裏では様々な情報操作することでイレギュラーハンターとレプリフォースの対立を煽っていた。

シグマからイレギュラーハンターが宇宙に出たレプリフォースを追うために宇宙に行こうとする前に始末するように命令され、エックスの部下たちの目の前でその邪悪な本性を現した。

本性を現した後はその部下たちを惨殺し、現場を誤魔化した後にエックスを直接始末するためにファイナル・ウェポンに乗り込む。そして進入したエックスに本性を現して挑むも敗北。

エックスにスパイとして送り込まれていたことを明かして「あばよ、エックス!あの世でまってるぜーッ!」と言い残して死亡した。



…ダブル!おれは、おれは!しんじてたのに!!



…彼の裏切りと死は信頼していたエックスにも、大きなショックを受けることになった。

彼の死後、本来の主であるシグマは「ダブルはスパイとして、よくやってくれたよ!」と言っていることからシグマにはかなり信頼されていた様子。
その時のエックスの「…おのれ…よくも!」という怒りの吐露は、人の気持ちを弄んだこと。
それもエックス自身のみならず、他ならないダブルをも翻弄した身勝手さに対する怒りに他ならないであろう。

弱点武器は名前が「ダブル」だからか、ストーム・フクロウルの「ダブルサイクロン」。ただし攻撃を受けても怯まず、体から液体金属が飛び散り、増援の回転カッターや浮遊砲台に変形されるため、機能しづらく苦戦することになる。
そのため、エックスバスターのチャージショットで戦ったほうが楽である。「初見のボスはまず弱点武器を探す」という、エックス(というよりロックマン一族)の基本戦術を潰しにかかる辺りもこれまた「ダブル」らしい。
ただしバスターはチャージしないと弾かれる関係上、ダブルサイクロンを正確に当てられれば早く決着するのは秘密

同じく「2」を意味するスラッシュ・ビストレオのツインスラッシャーは全く効かないのであしからず。


【技】

  • デビルスラッシュ
掛け声とともに飛び上がることで、天井に上がり、腕を突き出すことで、落ちて体当たり。その直後に地面に着地して突進して襲う。

  • 回転液体金属ブレード
液体金属のブレードを回転することで攻撃。2回も投げることも可能。

  • 巨大衝撃波
腹部から放つ巨大な光波。

  • カッター
ダブルサイクロンの攻撃で飛び散った液体金属が反撃のために変形したものであり、回転式になっている。

  • 浮遊砲台
こちらも飛び散った液体金属が反撃のために変形したものであり、下方向に光弾を発射する。


岩本版

「やらかした犯行自体は見過ごせないが悪意自体は無い」という理由でエックスに身柄を保護されるところだった*2スプリット・マシュラームの前に現れ、自らの手で破壊。
その時は真の姿での登場であり、当時のエックスはそいつこそがダブルであることを知る由もなかった。

最終決戦の場、デスフラワーにてエックス&ジェネラルと遂に交戦。アルティメットアーマーを装備したエックスを圧倒し、
ここでオペレーターのダブルと同一人物であること、シグマが糸を引いていたことを(顔だけ仮の姿のめっちゃシュールな姿で)暴露。
エックスを嘲りながら切り刻むが、怒れるエックスの予想外のパワーで液体金属の体を一撃で引き裂かれ、露出したコアを砕かれる


【余談】

真の姿は本作が発売されるまで伏せられていたため、プレイヤーにも本性を気付かれなかった。ただし、強いて言えば名前や行動などから勘の鋭いプレイヤーには怪しまれたぐらいか。

ゼロルートのみに登場するアイリスに比べたら影が薄いが、しかし

  • 実はスパイだったこと。
  • 実はシグマの配下だったこと。
  • 上記の通りエックスにも大きなショックを受けたこと。
  • レプリフォース大戦が大惨事となった中心人物の1人であること。

とこのようなことから作中では重要なキャラクターの1人でもある。

あとはダブル=Wは確かにXの前の文字で、後輩ポジションにピッタリなネーミングでこそあれ
シリーズファンからすればW=毎度おなじみの迷惑ハカセもイメージできたことから
そこで「こいつ敵じゃね?」と思えてきたファンもいるのではなかろうか?


また、弱点は前述の通り皮肉にも自分の名を冠するダブルサイクロンだったりするのだが
その風圧で自身の液状ボディの破片が飛び散り余計にめんどくさくなる、と
そのあたりでも実にいやらしい意味での二面性を発露している。
素直にバスターオンリーで応戦した方が精神衛生上よろしいか?




追記・修正は本性を現してからお願いします。

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最終更新:2025年06月01日 22:35

*1 シグマが前作のアシッド・シーフォースのアルゴリズムを利用して作ったかどうかまでは不明。

*2 そのあたり実にワイヤー・ヘチマールの件でDr.ケインに諭された経験を持つエックスらしい発想である。