ウェブ・スパイダス

登録日:2022/07/03 (日曜日) 19:02:51
更新日:2022/07/13 Wed 15:19:39
所要時間:約 4 分で読ませる訳にはいかんのだ!





我々をイレギュラーと決めつけおって!

ここからは通さん!命が惜しくば立ち去れ!




ウェブ・スパイダスとは、「ロックマンX4」に登場するボスである。


異名:密林のゲリラコマンダー
CV:二又一成




【概要】


レプリフォースゲリラ部隊隊長のクモ型レプリロイド。
常に逆さ吊りの姿勢のため、直立時の姿は不明。

イレギュラーハンター第0部隊に所属しており、ゼロの元同僚(ゼロは隊長なので厳密には元部下)。
ムカデハチといい、第0部隊は毒虫だらけである。

レプリフォースは反乱を起こした際にはジャングルの奥でビーム兵器を警備している。


ゼロは上司ながらタメ口で接する等親しかったようだが、現在はレプリフォースの理念に従っているようで、彼との対決も辞さない覚悟だった。
逆にエックスとは面識がないようで、イレギュラー認定されたことにご立腹であった。




【ボスとして】



ここを通すわけにはいかんのだ!


ゲリラらしく隠れては姿を現しての攻撃を得意とする。
とはいえパターンは比較的読みやすく、ステージにフットパーツもあることから最初に攻略されやすいボス。
ただし攻撃力は初期ライフで受けるのはキツめなので注意。


弱点スラッシュ・ビストレオから入手する「ツインスラッシャー」。
直接当てるよりも糸を切って地面に落下させることで大ダメージを与えられる。

ゼロの疾風牙も弱点だが、地上限定の技なので常にぶら下がっているスパイダスにはほぼ当てられない。*1
他の技で対抗しよう。


【技】



この攻撃…かわせるか!?


  • 体当たり

天井にある木々に身を隠しながら、頭上から落ちてくる。
出現前に葉っぱが落ちてくるので読みやすい。
この後は戻るかライトニングウェブを放ってくる。
画面外にいる状態でも当たり判定が消えておらず、こちらの攻撃も当たる。


  • ライトニングウェブ


「それっ!」


電気のクモの巣を飛ばしてくる。
ある程度の追尾性能があり、当たると動きを封じられて持続ダメージを受ける。


  • 巨大ライトニングウェブ


「絡めとってくれるわ!」


体力が減ると画面中央に巨大な蜘蛛の巣を張る。
この状態ではスパイダスは常に画面内に居座るが、他の攻撃が避けにくくなるのに注意。
「鼻毛取ってくれるわ!」ではない



  • 蜘蛛型メカニロイド放出


「行けい!」


4匹の蜘蛛型メカニロイドを放出する。
蜘蛛は攻撃で破壊できる。




【入手武器】



  • ライトニングウェブ(エックス)

少し飛んでから展開する、電気を纏った蜘蛛の巣を発射する。
この巣は壁として利用することができ、ひと蹴りで消滅するが疑似的な2段ジャンプが可能。
アームパーツを取るのに必須で、ショートカットにも利用できる。
また、ギガデスやメタルホークといった一部の体力が多い雑魚敵に大ダメージを与えることができる。

しかし、基本の攻撃力はノーチャージのエックスバスターの4分の1という誰が使うんだと言いたくなるような性能で、敵を貫通する割に多段ヒットもしない。
前述のように一部の敵に特効をもつものの、連射不可能なためわざわざこれを使うより他の武器で処理した方が早い。

チャージすると巨大な網を発射し、更に大きく展開していく。
攻撃範囲こそ広いが、攻撃力は通常版と変わらず、1体の敵に最大3回までしかダメージを与えられない。
壁として利用することもできないため、使いどころは皆無。


スプリット・マシュラームの弱点であり、左右を移動するパターンにハメることができる。シグマ第二形態にも有効。
また、雷系武器という事なのか、クラコレのXチャレンジではミニジオンにも有効だったりする。


  • 雷神撃(ゼロ)

地上で必殺技ボタン。ゼットセイバーに電気を纏わせ、前方に突きを放つ。
リーチは長いが隙が大きめ。通常攻撃からキャンセルして出すこともできる。

こちらはマシュラームに加え、マグマード・ドラグーンやスラッシュ・ビストレオにも大ダメージを与えられる。


漫画版での活躍】





このウェブ・スパイダス、ゲリラ隊長として勝利し

生き残るためなら何でも利用するがね!




岩本先生の漫画版ではゲームのセオリー通りの一番手として登場。
こちらでも元ハンターで、ゼロとは同僚だった。
恐らく副隊長であるホーネックより立場は下だったと思われるが、彼とは違いゼロとは対等に付き合ってきた模様。
ゲリラらしく手段を選ばない一面があり、自分とゼロの関係を知らないエックスに嘘(この時ゼロは独自にレプリフォースを攻撃しようと独断専行中)を教えて動揺させる一面も目られた。

レプリフォース大戦が始まった直後にジャングルにビーム兵器を配置し、調査にやってきたハンターたちを捕らえ、ゾンビ状態にしてエックスを襲わせる。
彼等を気遣って攻撃できないエックスを甘ちゃんと評し、猛攻を加えながら心情を吐露する。


それはシグマの反乱でレプリフォースが動かなかったのはハンター上層部の見栄のせいであり、その陰で復興に務めていた自分達をイレギュラー認定した事への怒りだった。*2



そしてその怒りをビーム砲に乗せて発射しようとした時、それでも人間達を守ろうとするエックスの一撃を受け大破。ビーム砲も沈黙する。
だが結局力を振るう事でしか解決できなかったエックスは嘆く。



いつ終わる!!


いつ終わるんだよ!!


いつ戦いが終わるんだよーっ!!



終わらない…ね



エックスの叫びに応えたのは、半壊状態で外れかかった首を手に持ったスパイダスだった。




お前の言う『争い』は決してなくならんね…


人間が不完全である限り、
人間に作られた俺達も不完全なのは当然だね…


その当然の結果を人間がイレギュラーとして否定し続け、
貴様のようなエセ英雄が産まれる世の中である限り…
レプリロイドによる独立は叫ばれ続けるね…


俺達の1号機が発明された時から人間との関係は決まってたのさ




俺達…レプリロイドは…


現世(うつしよ)にいながら…


無間地獄をさまよう…


機械仕掛けの…デク人形…さ…





そう言い残し、スパイダスは機能を停止した。
エックスはそれは違うと自分に言い聞かせ、遅れてその現場を見ていたゼロも今の自分には冷徹さが必要だと自分に言い聞かせて元同僚の死を悲しむことはなかった。



幸いと言うか、この漫画はX4で最終回を迎えるため、ある意味エックスの願いは果たされたと言える。それまでエックスは更なる悲劇と闇を見ることになるが。
ゲームの方は終わらずにこの後も4回も戦いが起き、その後も友が眠りについたり自分の模造品が更なる戦いを呼び起こしたりとよりハードな展開を迎える事になる。

また、作者は違うが池原版ロックマンでは「人間は心も体も不完全なんじゃそれを助けてもらうには今はロボットしかいない…今はロボットたちが悪い人間に利用されることもあるが未来ではきっと人間達を正しい方向に導いてくれるロボットが現れると信じている…いや私たちがそういうロボットを造らなきゃならないんだ!!」という発言があるが、その結果生まれたのがスパイダスのいう「デク人形」だったのは皮肉なものである。




追記・修正は無間地獄を味わってからお願いします。

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最終更新:2022年07月13日 15:19

*1 一応、後半の攻撃パターンでスパイダスが一番下の位置に来たタイミングで当てることはできる。

*2 反乱の鎮圧後に大損害を出しながらもハンターが世論に称賛され、レプリフォースの方は逆に「非協力的な軍隊」と糾弾されていた。