登録日:2022/11/02 23:50:00
更新日:2024/07/08 Mon 19:12:00
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エックスによって葬られてきた
数々のイレギュラーたち
彼らの復讐劇が今始まるー
覚悟はできたか?
Xチャレンジとは、ロックマンXシリーズの移植版『ロックマンX アニバーサリー コレクション』に収録されている同
ゲームオリジナルのチャレンジモードである。
概要
端的に言うと、「
過去にエックスが戦ってきたボスたちが、コンビを組んで襲い掛かってくる」といった内容。「それだけ?」と思うかもしれないが、これが中々どうして、非常に厳しい戦いとなる。
アニバーサリーコレクションが4作品ごと、2バージョン発売されているため、Xチャレンジも「Vol.1」「Vol.2」に分かれている…が、各ステージの最終戦と
BGM以外に変更は無かったりする。ただし、各バージョンにしか登場しないボスは少なくない。
全部で9つのステージ、1ステージごとに3回のバトルがあり、前述したとおり各バージョンでは3戦目の顔ぶれが異なる。そして3の倍数のステージの3戦目では、8ボスではない特殊ボスとの対決が待っている。
ライフが0になるか、トゲや穴などの即死トラップか、10分の制限時間を過ぎるとミスとして再挑戦、3回ミスすると
ゲームオーバーで1戦目からやり直しになる。
ゲーム難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の3難易度から選択可能。イージーは敵の攻撃力が低いうえに、「片方撃破でライフ回復アイテムドロップ」「バトルごとにライフ、武器エネルギー全回復」という救済措置のおかげでステージ9クリアもそこまで苦ではないが、
ノーマルからは救済措置が無くなり、ハードに至っては発売当初のゲームクリアしたプレイヤーが全世界で2桁というトンデモない難易度を誇っている。
残りタイムと残りライフによってスコアが算出され、各ステージ、各難易度ごとにオンラインで世界中のプレイヤーと競うことが可能。
一度でもステージ9をクリアすることで、全難易度でバトルを自由に選択できる「プラクティスモード」が解放されるため、そこで練習をしてどんどんスコアを伸ばそう。
選出されているボスは「
X1」~「
X6」の6作品のみで、
X7と
X8の要素は存在しない。これはこの2作品が
ドット絵でなく3Dで描写されており、X6以前と違和感が発生するためであろう。
ちなみに、
X4以降、PS作品の8ボスは両バージョン合わせれば全員登場するが、
X3以前のSFC作品の8ボスに関しては各作品から4体ずつの登場となっている。
X2の
ソニック・オストリーグのように他のボスと合わせにくいボスがいるから、という部分もありそうだが…
戦闘
BGMは、Vol.1が「X1」「X3」「X4」のボス戦のアレンジ、Vol.2が「X2」「
X5」「X6」のアレンジとなる。さらにオプションでサウンドタイプの「オリジナル」を選択することで、アレンジ前の
BGMで対決可能。
このチャレンジに挑むエックスのために新たな
アーマー、「アルティメットアーマーACver」が登場している。
見た目は白い
アルティメットアーマーながら、X5のフォースアーマーに近い性能だが、最大の特徴として「
X1~X6に登場した特殊武器をステージごとに指定された中からセレクトして装備できる」という特徴がある。
これによってボスの弱点を突くことはもちろん、例えば「X1の特殊武器でX4の敵を攻略する」といったちょっとしたクロスオーバーも可能。また、「しゃがみ」や「ゼットセイバー」も使用可能。ボスによっては新たな攻略法となることも。
ただし持っていける特殊武器は3種類であり、ステージ攻略中の入れ替えは不可能であるため、ステージ全ての敵(計6体)に対応した特殊武器を持っていくことはできない。厄介なボスの弱点を優先することをオススメする。
なお、アーマーなしでのプレイも可能。アーマーの性能上、特殊武器もなしのバスターとゼットセイバーで挑むこととなるため、さらなる試練が待ち受けることとなるだろう…
ステージ紹介
6-1 ブレイズ・ヒートニックス×
エクスプローズ・ホーネック
6-2 ブリザード・ヴォルファング×バーン・ディノレックス
6-3
カーネル×
ジェネラル(Vol.1)
ゼロ・ナイトメア×
サイコシグマ(Vol.2)
非8ボス再び。Vol.1は
レプリフォースの上層部繋がり、Vol.2ではなんとX5仕様のシグマが登場。
実はシグマの出番はココだけ。
また、1戦目はバグホールがホーネックの弱点をつけるだけでなくヒートニクスにも有効なのでオススメ。
8-1 スパイラル・ペガシオン×ブレイズ・ヒートニックス
8-2 ダーク・ネクロバット×ブリザード・ヴォルファング
8-3
メタモル・モスミーノス×コマンダー・ヤンマーク(Vol.1)
メタルシャーク・プレイヤー×タイダル・マッコイーン(Vol.2)
ここまでくれば、クリアは目前。Vol.2なら、即死の危険が大きいマッコイーンに注意。
9-1 レイニー・タートロイド×
スパーク・マンドリラー
9-2
ストーム・イーグリード×メタルシャーク・プレイヤー
9-3
アイリス×
ダブル(Vol.1)
ダイナモ×
ゲイト(Vol.2)
最終ステージ。1戦目は『
ドラゴンボール』、2戦目は『
太陽戦隊サンバルカン』が元ネタ。メタルシャーク・プレイヤーの武器メタルアンカーのチャージショットは無数のイーグリードが飛び出す召喚攻撃となっておりそれとかけた可能性もある。
そして3戦目。Vol.1ではX4でエックスの時に戦うダブルと、
ゼロの時に戦うアイリスによるタッグ。エックスでのアイリス戦は初。
Vol.2ではX5とX6でそれぞれのストーリーで暗躍した2人のタッグ。ステージ的にゲイト戦にあった即死要素が無くなっているのが幸いか。
また、戦闘
BGMが9-3専用のもの(どちらでも同一)のものに変わる。サウンドタイプ「オリジナル」の場合は、それぞれの専用
BGMが流れる。
3戦目は、どちらも「普通に攻撃が効くボス(ダブル、ダイナモ)」と「特定の条件でダメージを与えられるボス(アイリス、ゲイト)」のタッグだが、
倒しやすい前者を先に倒すと、Vol.1の場合はカーネルが出現、Vol.2では倒したはずのダイナモが復活し、攻撃を仕掛けてくる。彼らは倒さなくてもよいが、無敵であり非常に厄介。
頑張って後者を先に倒した場合は乱入者は出現しない。また、Vol.1でダブルを倒してからアイリスを倒すと、特殊な演出が…Vol.2ではダイナモが再びやられるだけで、演出としてしょぼい。
ハードで9-3をクリアするとリザルト画面に砂嵐上のノイズが入りWARNING演出が挿入され画面が暗転する。そして...
すべてのイレギュラー達が恐怖した
その心境は
体感した者のみが知り得る…
いかなる時でも最大の敵は
己自身であるー
9-4 アルティメットアーマーエックス×覚醒ゼロ
真の最終ボス。X5の名シーン、エックスVSゼロで激闘を繰り広げた2人が、タッグを組んで襲い掛かる。
エックスは最初から、ゼロは後半から、それぞれ攻撃パターンがX5当時のものと異なり、中にはX6で登場した特殊武器やアーマー、ラーニング技を利用してくる。また、幻夢零は流石に使われなくなっている。
片方だけでも凄まじい攻撃が息をつく暇も与えず襲い掛かってくるが幸いにもステージ9はカメレオンスティングを持ち込めるため慣れないうちは無敵でやり過ごすのが無難。直前のアイリス×ダブル戦またはダイナモ×ゲイト戦でどれだけエネルギーを温存できるかで難易度も大きく変動するだろう。
BGMはXチャレンジのタイトルBGMのロングバージョン。また、サウンドタイプを「オリジナル」にすることで、エックスVSゼロ時の名曲まんまで挑める。
追記・修正は難易度ハードのステージ9をクリアした方にお願いします。
- いつもはクソザコのキバトドスが少しだけ手強く感じる -- 名無しさん (2022-11-03 07:07:02)
- 好きな組み合わせカスタムモード解禁とかあったら尚よかった まーパターン的に組み合わせ難しいのいるから技術的にムリなんだろうけど -- 名無しさん (2022-11-03 07:55:48)
- もっと王道な組み合わせが欲しかった。クワンガー&ビートブードとか -- 名無しさん (2022-11-03 22:12:22)
- エックスのアーマーチェンジアタックとかゼロのピンボール斬りとか、瞬殺されながらも感心しちまったよ。懐かしい絵で新しい動きを見れるなんて素晴らしい。 -- 名無しさん (2022-11-04 09:28:44)
- ↑2同じく。 ファンメイドで作成されたX8のドット版のプレイ動画が上がってるのを見た。組み合わせしやすい奴だけでもいいからこれにそのドットでの8ボスを加えた物が見てみたくなる。 -- 名無しさん (2022-11-13 07:49:34)
最終更新:2024年07月08日 19:12