バーン・コケコッカー

登録日:2022/09/03 (日曜日) 13:31:00
更新日:2023/02/10 Fri 00:26:16
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暴動?違うね!これは復讐だよ…



お前らにイレギュラー呼ばわりされ、ここに棄てられたレプリロイドたちの、な!




バーン・コケコッカーとは、ゲームロックマンX8」に登場するボスである。



異名:灼熱の鶏冠
CV:工藤恭造



【概要】



それがお前らの正義、か!?くだらん!


そんなものこそ、必要ないのだ…来るべき世界には、なあ!



廃棄物処理場「ドロップデッド」で働いている新世代鶏型レプリロイド。
鳥類で炎属性のボスは、「X6」のブレイズ・ヒートニックスに次いで2体目となる。

自分達の仲間をイレギュラーとして処分したイレギュラーハンターに恨みを抱いており、怒りをぶちまけてくる狂人。
曰く、処分されたイレギュラーの恨みの声が聞こえるとのこと。ゼロからは「そんなのが聞こえるのは狂ってる証拠」と一蹴されたが。

彼のステージ「ドロップデッド」は下に降り続けていく強制スクロールステージで、スクロールに遅れる、又は先行しており過ぎると1ミスになる難易度の高いステージである。
とはいえ、OPステージクリア後のデフォルトの段階でアーマー入りカプセルの場所まで行けるので、最初に攻略する候補となるステージにもなっていのだが。
加えて、彼を倒して入手できる「メルトクリーパー」はトリロビッチステージのアーマー入りカプセルの前の岩を壊す事が出来る(後述)ので、やはり序盤での攻略を推奨しているようだ。

ボスとして登場した時は、何故か画面奥の装置を蹴り続けている。



【ボスとして】



ふん、今に分かる…

狂っているのが、どちらか、な!


正々堂々とした真っ向勝負を好んでおり、体術をメインに戦う。
また、弱点武器以外の攻撃を受けると体が炎に包まれパワーアップする。
4段階までパワーアップし、攻撃力が上昇する他技の効果も変化する。
クラッキング効果のある技を当てれば1段階パワーダウンする。

弱点はアイスノー・イエティンガーから入手する氷属性の攻撃「ドリフトダイヤモンド・氷龍昇・アイスガトリング」。
当てると凍り付いて攻撃を中断させ、パワーアップも初期状態まで戻る。
Xシリーズの氷ボスはだいたい炎弱点なので初見だと勘違いしがち。



【技】



  • トサカ飛ばし

頭のトサカをブーメランの如く飛ばしてくる。
スピードは速め。


  • メルトクリーパー

足踏みに連動して地を這う炎を噴き上げる。
炎は高い位置には登ってこない。
パワー最大の時は炎が壁を反射してくる。
割と長く残るので地上行動の邪魔になる。



  • 焔降脚

上空から斜め下方向に炎を纏った飛び蹴りを放つ。
壁に当たると反射して襲ってくる。
パワー最大の時は炎を飛び散らせながら向かってくる。


  • フレイムバーナー

口から炎を吐いて攻撃する。
攻撃力は高いが射程範囲はそこまで長くない。
パワー最大の時は炎の飛距離と持続時間が伸びる。


  • 地殻変動


うおおおおお…!!!


体力を4分の1ほど減らすと、画面奥に移動して機械を動かし、地面が波打つようになり移動に支障が出る。
戻ってくるときはこちらの頭上を狙って飛んでくる。


  • フレイムトルネード


思い知れっ!


体力が4分の1(ハードでは半分)になると発動する必殺技
無敵状態になり壁の両側に炎を吐き、火柱が上がる。
これにより壁蹴りをしようとするとダメージを受けるようになってしまい、以降は地殻変動も激しくなる。




【撃破時】




あーっはっはっはっはっはっ!!


撃破すると上記の狂気じみた断末魔をあげて爆散する。
だがこれでは終わらず、マグマが下から迫ってきて上への強制スクロール始まり、レアメタルのある頂上まで登らないとクリアにならない。
そのため、このボスのみダブルアタックで倒しても特別演出にならない。



【入手武器】



いずれもバンブー・パンデモニウムの弱点。



前方に地を這って動く火柱を放ち、敵を貫通しながらダメージを与える。地上でのみ使用可能。
足場の先端に達するとそのまま下へ進んでいき、壁に当たるか一定距離を進むと消える。
その見た目はX1のチャージファイヤーウェーブに似ており、貫通ながら多段ヒットで大ダメージを与えられる。

と言いたいところだが、実際にはあちらと異なり多段ヒットが起きづらいため、一体の敵に入るダメージ量はさほど多くない。
弾速もエックスの歩行速度より若干遅く、火柱を追いかけながら敵を殲滅するような戦法はほぼ無理。
おまけに本作は段差のある地形が多いせいで、壁を登れない仕様が足を引っ張って射程の長さを活用しづらい……と、はっきり言って使い勝手はファイヤーウェーブの足元にも及ばない

アースロック・トリロビッチステージにある特定の岩を破壊可能。

チャージすると前後に炎の波を放つ。威力はやや干増しているが、地形との兼ね合いでやはり活躍できる場面は少ない。一応、盾持ちのガードロイド相手には重宝する。



  • 焔降刃(ゼロ・レイヤー)

空中で十字キー下と特殊武器ボタンで発動。炎を纏ったを真下に構えて落下する。
挙動は「X5」の断地炎とほぼ同じだが、自機の斜め下に攻撃判定があるあちらと異なり、こちらは真下にしか当たり判定がない。
しかも発動後に無敵時間が発生するといった仕様も無いため、一撃で倒せる敵以外に使うとまず確実にダメージを受けるという旋墜斬もびっくりの自爆技に仕上がっている。*1
当然、敵を見極めなければ到底使えた代物ではない。というかまず敵の真上を取ってまで真下に攻撃したい場面が無いが。

Kナックル装備時には炎を纏った飛び蹴りを斜め下に放つ「焔降脚」に変化する。こちらも注意しないと自爆しかねない。



火炎放射器を装備し、前方に炎を放出し続ける。射程はやや短いものの、離れた場所から継続ダメージを与えられる。




【余談】



同じ「バーン」という苗字?を持つレプリロイドに「X5」のバーン・ディノレックスが存在する。
設定上は何の関係も無いが、何の縁かどちらもゼロのラーニング技は炎系の下攻撃となっている。
また、ディノレックスのモチーフである恐竜とコケコッカーモチーフの鶏(鳥類)は生物学的に近いとされている。


我々は、新たな項目を追記・修正する…邪魔はさせん!

コケッ

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最終更新:2023年02月10日 00:26

*1 なお、この技を弱点とするバンブー・パンデモニウムに当てた場合、のけぞりモーションの僅かな間は接触ダメージが発生しないため比較的安全に使える。