登録日:2022/11/11 Fri 22:22:22
更新日:2025/01/04 Sat 08:40:49
所要時間:約 24 分で読めます
電波人間のRPG
『
電波人間のRPG』(
THE ''DENPA'' MEN: They Came By Wave)は、ジニアス・ソノリティが2012年2月8日より
ニンテンドー3DS向けに配信していたダウンロードソフト。価格は800円(税込)。
この項目では、続編である『電波人間のRPG2』『電波人間のRPG3』についても解説する。
【電波人間とは】
現代では身の回りにありふれた存在である「電波」を縄張りにしている生物。
電波そのものと同様に肉眼では見ることができず、
ニンテンドー3DSを通してのみ見ることができる。
『電波人間のRPG』は、この電波人間を集めてパーティを作り、
ダンジョンを冒険する
ゲームである。
電波人間は縄張りとする電波の種類に応じた無限にも近いバリエーションを持ち、その見た目によってパラメータ面でも様々な特徴を有する。
例えば体の色によって属性攻撃に対する有利不利の相性が異なるほか、背の高い電波人間はHPや力が高く、小柄な電波人間は素早さや回避率が高い……などの傾向がある。
+
|
電波人間の色 |
色 |
相性 |
黒 |
なし |
赤 |
炎耐性+2 水耐性-2 |
青 |
水耐性+2 土耐性-2 |
橙 |
土耐性+2 風耐性-2 |
緑 |
風耐性+2 氷耐性-2 |
水色 |
氷耐性+2 炎耐性-2 |
白 |
闇耐性+2 |
|
また、中には体が2色の縞模様になっている電波人間も存在する。
縞模様は各色の耐性を+1ずつ引き継ぎ、弱点は無しという良いとこ取りの性能になっている。
また、一部の個体は頭部に「アンテナ」を生やしており、アンテナの生えている電波人間は「AP(アンテナポイント)」を消費することで様々な特技を使うことが出来る。
アンテナの生えていない電波人間にはAPの概念自体がなく、当然特技を使うことも出来ないが、その分ステータスが全体的に高く設定されている。
【登場人物】
主人公
男性で一人称は「ボク」。
ゲーム開始後に最初に出逢う電波人間で、プレイヤーの
ニンテンドー3DSを縄張りとしている。
隣の島に住む魔王に攫われた大切な人を取り戻す為、プレイヤーに接触してくる。
名前・見た目は既定の計25種類から開始時点でランダムに選ばれる。
そのどれもが全体的に小柄な体型をしていて、「ふっかつ」のアンテナを持つ。
システム上、主人公は常時固定メンバーとなっており、外すことも解雇することも出来ない。「ですよう」と語尾に付けるのが口癖。
あかり
女性で一人称は「私」。主人公の彼女(2は奥さん、3は幼馴染関係)で、本作のヒロイン。体色はオレンジで、アンテナは「みんなかいふく」。おだやかな性格。女性である為小柄で、非常に打たれ弱いのが特徴。尚、性別が明言されていて、名前と性別と口調と声が統一されているのは主人公とあかりの家族しかいない(一般電波人間は、名前と性別と口調や声が統一されておらず、男性名なのに女性口調、女性名なのに男性口調ということもざらである)。
魔王
主人公の恋人の電波人間である「あかり」を連れ去ったモンスター。可愛いものに目がないらしい。
主人公の家であるデンパ島の隣にある「魔王の塔」を住処としている。
魔王と名付けられてはいるが、一度主人公に負けた後は(邪法とかではなく)純粋な鍛錬で新たな力を身に付けたりと、妙なところで堅実な努力家という側面も……
地底人
色々な場所で穴を掘り、土を食べて暮らしている種族。鼻が長い。初代の頃は大人の男性の個体しかいなかった。本作はパーティ加入者以外の電波人間は登場せず、地底人が本作の名モブ役&ガイド的存在である。
地底人と名付けられているものの、割と地下エリア以外でもどこにでもいる。
何なら
ゲーム中で最も大きい集落は火山にある。
【システム面】
戦闘は近年のドラクエなんかによくあるシンボルエンカウント形式だが、プレイヤーのストレス軽減の工夫が随所に見られる。
例えば味方が通常攻撃を連続で繰り出すとき、電波人間たちが敵に一斉に襲いかかるという「総攻撃」のモーションで一括処理される。見た目にも派手で、テンポの向上にも繋がっている。
最大8人パーティの大所帯で冒険する本作品においてこの「総攻撃」が快適性に利する部分は相当大きいだろう。
また、全員が各自判断で特技か通常攻撃を使用する「おまかせ」、全員が通常攻撃を繰り出す「せつやく」のコマンドがあり、それぞれXボタン、Yボタンで一発で命令できる。
ある程度手動で行動を決めた後でこれらのコマンドを使用することもでき、例えば「足の遅いAが後攻で全体回復のアイテムを使い、他の全員は通常攻撃」といった使い方もできる。
ちなみに「おまかせ」の判断AIはかなり賢く作られており、例えば蘇生の特技持ちの電波人間がいるとして、コマンド時には全員健在の状態でも、蘇生役が行動する前に味方が誰かやられた場合はその味方に向けて蘇生の特技を使う、というようにリアルタイムの判断をしてくれる。
手動コマンドでは生存者に対して(後攻蘇生狙いで)蘇生をコマンドすることが出来ない仕様もあって、このことは地味に重要。
また、敵が複数いる場合は各敵の相性や残り体力などをある程度融通して攻撃先を判断してくれる。
……あくまである程度、なので過信は禁物であるが。
【デンパ島】
主人公の住処であり、冒険の拠点となる島。下画面から以下のメニューを選べる。
アンテナ塔
3DSのカメラ機能を使って、周囲にいる電波人間達を捕まえる施設。
基本的にはこれで仲間の電波人間を集めていくことになる。
捕獲対象の電波人間のLvは主人公のLvとほぼ同じになる。
また、特に稀少な特技を持つ電波人間は光るエフェクトで強調される。
電波人間ハウス
仲間にした電波人間がまとめて入る宿舎。パーティ枠と控えメンバー枠は区別されている。
メインパーティは最初は4人までしか編成できないが、
ゲーム進行で8人まで編成出来るようになる。
控えメンバー枠は1部屋につき15人まで収容可能。最初は1部屋までしかないが、ダンジョンの宝箱から専用アイテムを持ち帰ることで
最大8部屋まで拡張される。最終的には主人公を除き
合計127人の電波人間を収容可能になる。
冒険中に得た経験値はハウスにいる電波人間にも入っていく為、その場その場で気楽に入れ替えが可能。
ハウス内では電波人間の情報の確認や装備の付け替え、さよなら(解雇)や後述の
パソコンで使うQRコードの生成、そして「話を聞く」が可能。
「話を聞く」で引き出される台詞は電波人間毎に設定された性格によって大枠が変化する。やたらバリエーションが豊富で、時間帯による変化や特定の祝日にのみ発生する特別な会話なんかも用意されている。
精霊のほこら
電波人間ハウスで解雇したり、
ダンジョン内で戦闘不能になったまま拠点へ帰還して昇天した電波人間は、彼らが元いた縄張りの電波へ送還されることになる。
精霊のほこらは専用アイテムの「お供え物」を消費することでその「別れた電波人間」を手元に呼び戻すことが出来る場所。
お供え物はショップで購入できるが、要求されるお供え物の数は
呼び戻す電波人間のLvに応じて増加していく。
全滅した高Lvパーティのメンバーを全員呼び戻したりする場合には金銭的な負担もさることながら、
祠とショップを何度も行き来する地味な重労働を強いられることになる。
デンパ島のどうくつ
最初の
ダンジョン。地下を通して魔王の塔へ繋がっている。
ショップ
最初の
ダンジョンで地底人に会うことで建設される施設。
アイテムを購入/売却できる。これを使わないと特に中盤以降は攻略難度がえげつないことになる。
ゲーム進行度に合わせて一部品揃えが変わる。
船着き場
最初のダンジョンクリアで建設される施設。
デンパ島のどうくつ以外の
ダンジョンへはここから行ける。
最初は筏移動で行ける範囲も狭いが、
ゲーム進行に応じて移動手段が筏→船→クルーザーとアップグレードされ航行範囲が拡大する。
パソコン
序盤のダンジョンから専用アイテムを持ち帰ることで建設される施設。パソコンを建設……?
電波人間のQRコードを読み取ることで、その電波人間を仲間に出来る。
ネットの海には様々な電波人間のコードが多く転がっているので、野外で3DSを振り回すのが大変な場合はこちらから引っ張ってくるのもアリ。
ただしQR製の電波人間は初期Lvが1であり、更に別れた場合は「精霊のほこら」から呼び出せないので注意。
ミュージアム
序盤の
ダンジョンから専用アイテムを持ち帰ることで建設される施設。
一度でも発見したことのある電波人間のアンテナの性能を観覧できる。
【主なダンジョン】
風の森
風属性攻撃や麻痺の状態異常を扱う敵が登場。
強雑魚「ウィンドビー」が蔓延る毒沼エリアの先には、宝箱が大量に設置されている。
ストーリー上、
ダンジョンそのものを無視することも可能。
……とは言ってもここを通らなければ
ずっと6人で旅をすることになるので酔狂プレイの域を出ないが。
海底洞窟
水属性攻撃や毒の状態異常を扱う敵が登場。
地底人の集落を抜けた先のエリアには毒付き全体攻撃を連打する鬼畜エイ「ポイズンレイ」が出現する。ぶっちゃけボスよりも凶悪。
ストーリー上、
ダンジョンそのものを無視することも可能。
魔王の塔
闇属性のモンスターが頻出。
最初の目標となるダンジョン。一応「デンパ島のどうくつ」をクリアした時点で攻略を始められるが、
ぶっちゃけ無謀でしかないので上の2ダンジョンを先に進めて戦力を強化した方が良い。
中層以降は
物理攻撃を無効化する「ゴースト特性」を持つモンスター「ゴースト」が出現。対策無しでは痛い目を見る。
ボスエリア手前では経験値が多いが固くて逃げる「
メタルスライム」ポジションの敵である「
にゅうし」が出現し、序盤における稼ぎ場となる。
しゃくねつ火山
炎属性のモンスターが多数登場。
ボスも含め、
水属性の攻撃が出来ると大きく難易度が下がる設計となっており、弱点を突くことの重要性を教えてくれる。
道中各所にいる地底人から情報を集め、長老から出される奇妙な諺の問題に答える必要がある。
オアシスへの道
土と風の2属性のモンスターが登場。
道中は複雑なワープエリアとなっており、正しい道順で進まなければ奥に辿り着けない。
一応、事前に「しゃくねつ火山」をクリアしておけばヒントが追加される。
氷の島
氷属性のモンスターが多数登場するが、大型モンスターのアイスドラゴンは
炎のブレスも吐けるという
あからさまに相性補完を意識した初見殺しがある。
これ以降のダンジョンでは、下方向の移動手段が階段ではなく
落とし穴となっており、進むと簡単には引き返せなくなる。
ボスの「アイスデーモン」はHP減少で
こおり付きの高威力全体攻撃をガンガン連打してくるようになる、中盤における大きな壁となりうるボス。
風吹かすだけで常時グースカ眠っているオアシスの色違いも少しは見習って欲しいものである
この進行度において強力な消費アイテム「無敵
バリア」が店売りされていないのも難化に拍車をかける。
闇の遺跡
闇属性攻撃の他、厄介な状態異常を扱う敵が多数登場。
挑戦するには前の3ダンジョンをクリアしてどう見ても紙っぺらにしか見えない3つのオーブを集める必要があり、ここをクリアすれば第1エンディングとなる表向きのラストダンジョン。
全モンスター中最高クラスの経験値を獲得できる「えいきゅうし」が出現し、終盤以降の稼ぎ場となる。
ガーディアンタワー
第1エンディング後に挑める真のラスト
ダンジョン。
挑戦するには同じくクリア後
ダンジョンである「火口の風穴」と「ストレンジフォレスト」のクリアが必要。
3階毎にいる中ボスを
計5体乗り越えるまで
ワープホール(中継地点)が一切存在しないという極めて長丁場のダンジョン。
最上階ではガーディアンこと「ルーク」「クイーン」「キング」による怒濤の3連戦が待ち受ける。
最上階付近ではゴールドを多く落とす「
きんば」が出現するため、金策には最適。
ちなみに物語本筋には関与しないが、地下エリアには主人公への強烈な私怨を糧に作中最強の存在となった魔王が棲んでいる。
電波人間のRPG2
『電波人間のRPG2』(THE ''DENPA'' MEN 2: Beyond the Waves)は、ジニアス・ソノリティが2012年9月26日よりニンテンドー3DS向けに配信しているダウンロードソフト。価格は1,000円(税込)。
『電波人間のRPG』の正統な続編としてリリースされた。
【ストーリー/登場人物】
本作は前作『電波人間のRPG』の後日談。
再びカメラを通してプレイヤーに接触してくる主人公の電波人間。
彼は前作ヒロインの「あかり」と結ばれ、子供2人と新天地で平穏無事に暮らしていたが、最近現れたサルに自宅の畑を荒らされて困っているらしく、退治の手伝いをお願いされる。
前回と比べて呼び出しの案件が格段にショボくなっている気がするが気にしてはいけない
主人公
前作ストーリーで「あかり」と結ばれた後、子供2人を設けて新天地「デンパタウン」で平穏無事に暮らしていた。
畑荒らしのサルを懲らしめるが、その後突如現れたボスザルに今度は妻子を纏めて攫われる羽目に。哀れ。
今回は前作から一新された計16種類の候補からランダムに選ばれるが、前作のデータがある場合は主人公を引き継ぐことも可能。
あかり
主人公の奥さんで本作のヒロイン。
ラスボスを倒すと、仲間に加入する。テルとルナの良き母でもある。両親は3で登場するみちる(赤)とひのわ(黄色)だが、両親に顔も体格も似ていない。
テル
男の子で、一人称は「僕」。主人公とあかりの息子で、ルナの兄。体色は黄色で、アンテナは「たくわえる」。ある程度ストーリーを進めて、救出するとパーティに加入する。主人公がプレイヤーによって顔も名前も違う為、父親には似せられないので、妹共々母親似である。真面目な性格で、幼い妹を常に心配している。兄妹共々、2のデータがあれば、3でも呼び出せる。
ルナ
女の子で一人称は「ルナ」。主人公とあかりの娘で、テルの妹。体色はピンクで、アンテナは「ステルス」。甘えん坊で泣き虫でおしゃまな、幼女らしい性格。テル同様、ある程度ストーリーを進めると、パーティに加入する。
ちなみに『3』ではメロンが好物という設定か追加されている。
魔王
前作であかりを連れ去ったアンチクショウ。今作でも登場。
前作で魔王の塔を追われていたはずだが、主人公がデンパ島からいなくなったからか元の居場所に戻っている。
+
|
劇中での動向 |
実際にはあかり達を誘拐したのは本作のラスボス・邪悪の魔女を筆頭とする「組織」であり、彼は直接は関与していないのだが、魔王の塔に殴り込んできた主人公達に一連の事件の黒幕扱いされて一方的にボコられる。まあ残念でもないし、当然だが……
魔王は世界全土に勢力を拡げる「組織」に服従を示したことで組織の幹部である「六神官」の末席に加わり、ほとんど更地の島しかないデンパ島周辺の領地を与えられた。
しかし、あかりに危険が迫っていると知った後は組織のやり方に反目し、独自に動き出すことに。
最終的には邪悪の魔女の怒りに触れたことで地の獄に落とされるが、主人公に助け出された。
……と、疑いが晴れた後のストーリーでは終始真面目な味方役に徹しているが、第2エンディング後にあかりを連れて会いに行くと いつもの魔王を見ることが出来る。
|
地底人
引き続き登場。長老以外は全員同じ顔で見た目も数パターンしかなかった前作からバリエーションが大幅に増加。
女性や子供の地底人に加え、商人や庭師や研究者、幽霊の地底人なんかもいる。
主食は相変わらず土だが、合わせる食べ物の嗜好によって魚派と野菜派の二派に分かれており、両派閥の溝は割と深い。
【前作からの主な追加/変更要素】
フィールドマップ
前作では拠点から直接ダンジョンを指定して潜るシステムだったが、今作ではフィールドマップを歩いて世界を旅する形式となった。中盤以降は船が解禁され、一気に行動範囲が広がる。
ただし、フィールドではダウン状態で戦闘終了すると問答無用で昇天するので注意。船解禁時点から暗い海域や妖精の大陸といった危険地帯に行くことも出来るが、基本的には無茶である。
また、一度行ったことのある街や施設、
ダンジョンへは
ジャンプができるようになり、手軽に一瞬で目的地に行ける。
農業
本作では敵からのドロップ、宝箱、一部の店などで「種」が手に入る。
自宅や町にある畑に植えると(水をやらなくても)時間経過で成長。
収穫期に達した植物は一定時間で枯れて摘み取るほか無くなってしまうが、水を与えると延命できる。
+
|
植物の種類 |
栽培できる植物は主に以下の3種類に分類される。
パンジー、ガーベラ、あじさい、バラ、すずらんの5種が該当。
すずらんは2色、それ以外は12色が存在し、観賞用だけでなく後述の「ペイント剤」の材料になる。
前作にも存在した ドーピング用アイテム。
本作では量産する場合 種から育てる必要がある。種自体を食べることは出来ない。
まあ種自体は最終的に店売りされるようになるので、実質敵ドロップ限定だった前作よりは大分マシだが……
メロン、レモン、にがうり、とうがらし、しぶがき、ぶどうの6種が該当。
これらは世界に3ヶ所ある「エサ場」で使い、モンスターをおびき寄せるために使う。
設置した餌の種類によって現れるモンスターが変わり、ここでしか戦えないモンスターも存在する。特にぶどうは高額で、レアなモンスターが出現する。
花卉とステータスの実も餌として利用可能。
|
釣り
「釣り竿」と「釣り餌」を持っていれば各地の水場で魚釣りを楽しめる。
釣った魚はそこそこの値段で売却でき、終盤までかなり有用な資金源となる。
水場ごとに釣れる魚が違い、珍しい魚のいる水場も存在する。
属性・電波人間の色
新しい属性として
電気属性が追加され、また電気属性に強い
黄色の電波人間が追加された。また、敵も味方も光/闇の両属性を扱えるようになった。
これに伴い、一部の既存の色の相性関係が見直された。
また、中盤以降は先述の花卉を消費して電波人間の体を染める「ペイント剤」を作成可能になり、ダンジョンやボスに合わせて好きに色を変えることが出来るようになる。
作成にはかなりの数の花卉が必要になるが、それに見合うだけの効果を発揮する。
更に、前作続投組+黄色を合わせた通常の8色以外にも、特殊な4色である紫、銀、金、桃も存在する。これらの色の電波人間は電波人間キャッチではほとんど出現しないので、基本的にはペイント剤を使って得ることになる。
特殊4色の内、紫以外の3色は相性面以外にも特殊な効果を有している。
+
|
電波人間の色(2) |
色 |
相性 |
特殊効果 |
黒 |
なし |
なし |
赤 |
炎耐性+2 水耐性-2 |
青 |
水耐性+2 電気耐性-2 |
黄 |
電気耐性+2 土耐性-2 |
橙 |
土耐性+2 風耐性-2 |
緑 |
風耐性+2 氷耐性-2 |
水色 |
氷耐性+2 炎耐性-2 |
白 |
闇耐性+2 光耐性-2 |
紫 |
光/闇耐性+3 それ以外6耐性-1 |
銀 |
火/水/氷耐性+2 闇耐性-2 電気耐性-4 |
防御力2倍 |
金 |
火耐性-2 それ以外7耐性+1 |
獲得ゴールド1.2倍 |
桃 |
全耐性-3 |
誘惑 |
|
余談だが、縞模様はペイント剤で再現出来ないので相変わらずレア。
ただし、相性関係は単なる各構成色の平均値に変更された為、前作で存在していた明確な優位性も失われている。
なお、紫、銀、金、桃を含む縞模様は存在しない。
すれちがいランプ
3DSの「すれちがい通信」を活かした要素。
本作のストーリー本筋には絡まないオマケ要素として、自宅にある不思議なランプを使って内部全面が暗闇に包まれた「暗闇のどうくつ」を探索するコンテンツがあるのだが、初期状態ではランプの上限点灯時間が30秒しかなく、到底奥までは辿り着けない。
ではどうすればいいのかというと、このランプは
3DS本体の緑ランプが1回光る……もとい、すれちがい通信を1回行う毎に
点灯上限時間が10秒伸びるという性質を持つ。
要するに、すれちがい通信を多く行うほどに当該
ダンジョンの攻略において有利となる……という仕掛けである。
暗闇のどうくつは世界に4ヶ所あり、各推奨進行度に対して高価・稀少なアイテムが手に入りやすかったり珍しい敵が出現したりする、お得な
ダンジョンとなっている。
特にクリア後相当の難易度を持つ「暗闇のどうくつ3」には、
獲得ゴールドの非常に多い「きんば」、獲得経験値の非常に多い「むしば」が大量に出現する
廃人の聖地とも呼べるエリアがあり、クリア後の稼ぎには欠かすことの出来ない場所となる。
一応、ストーリー終盤になると暗闇のどうくつ外部に点灯上限時間を60秒も伸ばすアイテム「ランプじかんアップ」を落とす敵が現れるので、すれちがい無しでも制覇自体は十分可能。
仮に今から始めてもコンプリートに支障は出ないので安心して欲しい。
通信対戦
3DSの
Wi-Fi通信で
全国のプレイヤーの電波人間たちと対戦できる機能。
ゲーム中盤から行ける「コロシアム」という場所で可能。対戦はリアルタイムではなく、相手は全国のプレイヤーの組んだパーティを使用した
CPU。相手と戦うときに自分のチームが登録・更新され、他プレイヤーたちの対戦相手となる。
勝つたびに専用のメダルがもらえ、一定数がたまると貴重なアイテムがもらえる。
CPUが相手をしてくれるため、いつ挑戦してもすぐに対戦でき、発売から時間が経っても過疎化しにくい。
しないとは言ってない
+
|
その他の追加/変更要素 |
- 装備品が「服」と「装備」の2種類のみだった前作から「服」「首」「背中」「腕」「足」の全5種類となり、また全ての装備品が外見に反映されるようになった。
- 不要なアイテムを3つ投入し、新たなアイテムを生み出す「リサイクルの壺」。投入するアイテムのレアリティ(★1~★7)の合計値が多いほど金がかかるが、レアリティ上位のアイテムが出現しやすい。
金を積みさえすれば通常では入手困難なアイテムも入手できるので、コンプリートを目指すプレイヤーの心強い味方となる。
- 敵のドロップがドロップ率によって「普通」「レア」「激レア」の3階級に分類され、各階級のドロップ率を増加させる装備品が登場した。レアは10倍、激レアは50倍まで倍率を重ねることが出来る。
- ちなみに激レアのドロップ率は最も低いもので1/16384。倍率極振りでも330体に1回程度の確率。
- 標的の両隣にいる敵にも攻撃が及ぶ「3体攻撃」が追加。アンテナにも3体攻撃の特技が追加されている。
- 中盤以降は標的の2つ隣まで攻撃する「5体攻撃」を行ってくる敵も出現する。
- 電波人間のコマンドに「防御」が追加。使用ターン敵からのダメージを半減する行動。
- 一括コマンドが「おまかせ」「かいふく」「こうげき」の3種類に変更。
- 「おまかせ」は前作と概ね同様だが、行動判断の選択肢に復活の薬や傷薬といったアイテムの使用が含まれるようになった。また、HPが残り少ない電波人間は防御をすることもある。
- 「かいふく」は回復・防御系の特技やアイテムを重点的に使用する命令。ピンチに陥った時に有効
だが、そういう状況ではちゃんと手動でコマンドして立て直した方が懸命。
- 「こうげき」は前作の「せつやく」と同様で、全員が通常攻撃を行う。
- 状態異常の種類が大きく増加。「やけど(火)」の他属性版にあたる「みずびたし(水)」「かんでん(電気)」「どろだらけ(土)」「かぜっぴき(風)」「のろい(闇)」や、一定ターン経過後に戦闘不能になる「寿命」など。
- 属性の状態異常はスリップダメージや行動不能だけでなく該当属性によるダメージを倍加させる効果も加わり、放置の危険性が増した。
- 全体的に戦闘テンポが改善。ターン終了時の状態効果のスリップダメージや解除の演出が種類毎に一括で行われるようになったり、敵が同一の味方に対して連続で通常攻撃を行う場合も「総攻撃」として一括処理されるようになる、など。
|
【デンパタウン】
西の大陸の南端に位置する主人公達の新たな住処であり、冒険の拠点となる街。
前作の「デンパ島」のポジションだが、メニュー形式だった前作とは違い、直に歩いて施設間を移動する。
タウンと言う割には物語開始時点では主人公一家4人しか暮らしておらず、驚くほど閑散としている
余談だが、前作舞台であるデンパ島周辺は登場こそするものの、物語開始前に敵組織のデモンストレーションで丸々消し去られるという悲惨な扱いを受けている。
持ち主が組織傘下に入ったからか「魔王の塔」「氷の島」だけは健在だが、それ以外の地上構造物は全て消滅か壊滅状態という有様である。
アンテナ塔
電波人間を捕まえる装置。前作とほぼ同様。
なお、当シリーズは作品毎に電波の記号化方法が異なるため、
同じ場所で捕獲を行ったとしても前作とはまるっきり異なる面子が出現する。
どうしても前作と同じ面子で冒険したい場合はQRコードで引っ張ってくるか、
ゲーム序盤で解放される「引き継ぎ屋」を利用しよう。
電波人間ハウス
電波人間が入る宿舎。概ね前作と同様だが、控えメンバーの装備を纏めて外す、直前の装備パターンを再度装備するといったコマンドが用意され、より利便性が増している。
また装備の追加によるコーディネート需要に伴ってか、電波人間を様々な角度から撮影できる機能なんかもある。
今作では控えメンバーが街の各ポイントをランダムに徘徊するようになり、ストーリー進行度に応じた会話が見られるようになった。
精霊のほこら
前作の「お供え物」制から普通に金銭を支払って呼び戻す形式となり、煩わしさが解消された。
ショップ
今作では世界各地にショップがあるので、品揃えの変化は無くなった。
ゲームが進行すると地下に植物の種専門の店舗がオープンする。
パソコン
前作とは異なり、最初から利用可能。それ以外は特に変更点は無い。
ちなみに前作の電波人間のQRコードも問題なく読み込める。
ミュージアム
アンテナだけでなく、モンスターやアイテムの情報も観覧出来るようになった。特にモンスターにはここでしか見られない説明文(フレーバーテキスト)も用意されている。
プレイ環境によってはクリア後まで解禁出来ないこともある
主人公の家
各地の街での「宿屋」に該当する施設で、HP/APを全回復できる。当然、無料で利用可能。
ただ、よりにもよって街の入り口地点から真反対の側にあり、アクセスが良いとは言えない。
【主なダンジョン】
山のどうくつ
西の大陸を横断する山を抜けるための洞窟。
最初の
ダンジョンということで短めだが、途中パーティメンバーが一定人数以上で無ければ開かない宝部屋がある。中盤以降に回収可能。
海底トンネル~魔王の塔
東の大陸の南端にある洞窟で、組織が近隣の「港町」から攫ってきた地底人達を強制労働させて作ったトンネル。
その先は、前作の拠点である
デンパ島の地下へ繋がっていた。勿論そこから魔王の塔にも繋がっている。
3つの
ダンジョンは内部的には一繋ぎの
ダンジョンとして扱われているらしく、ワープホールの判定等も共有されている。
登場モンスターは海底トンネルは水、デンパ島は土で占められている一方で魔王の塔は何故か
やたらバラエティ豊かになっており、統一感はあまりない。
また、
前作で狩られまくった影響なのかにゅうしは出現しなくなった。
本作ではにゅうしのような稼ぎ用エネミーはエサ場や特殊
ダンジョン、エクストラダンジョンが主な出現場所になり、前作ほど手軽に遭える存在ではなくなっている。
ピラミッド
東方の砂漠の村の近くにある建造物。雷の神官が封印されている。
登場モンスターは電気属性と土属性が混ざっている。
ストーリー中盤開始くらいの時期のダンジョンだが、後半エリアでは前作のクリア後ボスが2体も雑魚敵として登場する。出現範囲、実力共にさほどでもないが、サイズがサイズなので「圧」が凄い。
入り口は4つの石像が立っており、それぞれ正しい向きに並べることで入り口の門が開く。
像の正しい向きは砂漠の村の地底人達が知っているが、どういうわけか1人噓つきが混ざっており多少の推理が必要。
入り口だけでなく内部に関してもスイッチを押したり岩を運んだりと謎解きギミックがてんこ盛りである。
大火山
地図の北東の果てに位置する火山。邪悪な洗脳を受けて炎の神官となったしゃくねつ火山の守護神がいる。
入り口にある業火を消す「魔法の火消し」を手に入れる為、事前にピラミッドの攻略が必要。火消しが置いてある場所が絶妙に意地悪で分かりにくい。完全ノーヒントという訳ではないが、ここで詰んだプレイヤーも一定数いるという噂……
最初のフロアにボスへの門があり、謎解きの為に上層フロアを一巡りして戻ってくるという珍しい構成のダンジョン。
例によって炎属性のモンスターばかりだが、1体だけ水属性の大型モンスターが混ざっている。
とはいえ、出現範囲がかなり狭いのでそこまで脅威にはならない。
水の神殿
大昔に海底に沈んだ神殿。暗い海域内の特定の座標で数秒間待つことで姿を顕す。内部には水の神官と攫われた家族の1人が……
挑戦するには研究者の情報から座標を推理し、その場所に赴く必要がある。
入った時点では内部のほとんどが水没しているが、仕掛けを解くことで水位が下がり階下へ進めるようになる。
内部は名前通り水属性のモンスターが多い……と思いきや水属性と風属性の複合であり、攻撃属性を電気だけに寄せていると思わぬ苦戦を強いられる。
なお、「座標」はプレイヤーによって異なり、いくつかの候補点からランダムに選ばれる。
選ばれる座標によっては自宅から10秒足らずの場所に出現することもある
氷の島
前作でも登場した
ダンジョン。氷の神官が封印されている。
道中は
ほぼ直線状にしか進めない滑る床を始め、
壁に接触するだけで砕け散る雪玉を運ぶフロアや、
猛吹雪が吹き荒れ長時間留まれないフロアなど、他のダンジョンにも負けない個性的なギミックが追加されている。
落とし穴に落ちた先にあるペナルティフロアには、あの
アイスドラゴンがわんさかいる。
ボスは前作でプレイヤーにトラウマを植え付けたアイスデーモンだが、何故か氷で殴るだけで攻撃が単調化するようになり弱体化している。
邪悪の洞窟
六神官を倒した先にあるスイッチを全て押すことで接続される、周囲を高い山に囲まれたラスト
ダンジョン。
長大な道中で
計4回の中ボス戦が挟まれる、前作の「ガーディアンタワー」のようなダンジョン。ただし中継地点はちゃんとある。
雑魚敵は主に闇属性と氷属性の複合で、厄介な状態異常が満載。特に高速で全体に凍結と麻痺を撒きまくる「スリープレイ」は脅威。
洞窟だが進行方向は
上方向であり、抜けた先には邪悪な大地が広がっている。
どっかの
ロンダルキアとは違いこの大地上に雑魚敵は登場せず、あとは前座のボス戦と
ラスボス戦を残すのみである。
地の獄
第1エンディング後に挑めるエクストラダンジョン。
生きている間に大きな罪を犯した者が死後行くと言われている場所。
内部はワープゾーンが大量に設置されている……とは言っても、法則性は分かりやすい部類のものであり、長さも大したことはないため最奥まで行くのにそう苦労はしない。
問題は雑魚敵で、全体的に光属性の通りが良いものの
使用属性はてんでバラバラで、加えて
死後の世界だからか
全ての雑魚敵がゴースト特性持ちという
魔境。
後半になると
3属性の全体攻撃を最大2回行動特性から撃ちまくってくる「レインボーミスト」が
最大5体同時に出現したり、
異常なまでの高火力・高耐久と最大3回行動特性を持つ「あんこくりゅう」に襲われたりする恐ろしい場所である。
電波人間のRPG3
2013年8月7日、本シリーズの第3作として『電波人間のRPG3』(THE ''DENPA'' MEN 3 The Rise of Digitoll)が発売された。価格は『2』と同じ1,000円(税込)。
【ストーリー/登場人物】
本作は初代の過去の時系列で、主人公とあかりは幼馴染関係である。また、あかりの両親やドローン(過去の魔王)も登場する。また、『2』同様、前々作をプレイしたデータがあれば、主人公を引き継ぐ事が出来る。テルとルナは通常プレイでは出現しないが、『2』で彼らを救出したデータがあれば、『呼び出し研究所』で引き継ぐ事が出来る。
時系列は『3』→『1』→『2』→『FREE!』である。
主人公
毎度おなじみの電波人間の少年。『3』は初代の過去の話である為、主人公とあかりは今のテルよりも年上と思われる。あかりとの現時点での関係は幼馴染で、あかり救出後は彼女を意識するようになり、二人の馴れ初めのきっかけになっている。尚、主人公の両親は登場しない。体色はプレイヤーによって違い、アンテナは「ふっかつ」固定。
あかり
毎度おなじみの電波人間の少女で、本作のヒロイン。主人公の幼馴染。序盤でさらわれ、クリア後にパーティに加入出来るようになる。いくら助けても
マリオに惚れない
ピーチ姫と異なり、さらわれた彼女を助けた事が、二人の恋のきっかけである。穏やかで優しい性格で、魔物の泥のモンスター・ドローンには同情から優しく接していたが、これがドローン(後の魔王)に長い間執着される結果になってしまった。体色はオレンジ色で、アンテナは「みんなかいふく」。
『FREE!』にも登場する。
テル / ルナ
主人公とあかりの未来の子供たちである兄妹。『呼び出し研究所』の引き継ぎ後、過去の世界に呼び出された後は個別の家に住み、主人公とあかりを「
○○さん」「あかりさん」と呼び、タイムパラドックスを起こさない為に、二人の未来の子供達である事は内緒にしている。テルの体色は母方の祖母のひのわのものを受け継いでいる。体色はテルが黄色でアンテナは「たくわえる」、ルナがピンクでアンテナは「ステルス」。
『FREE!』にも登場する。
みちる
ヒロイン・あかりの父で、テルとルナの母方の祖父。妻はひのわ。考古学者で、一人称は「僕」。ルー大柴氏のような英語交じりの
日本語で話す。体色は赤で、アンテナは「かいふく」。あかりの髪型は父のものを受け継いでいるが、後の外伝『FREE!』の出生設定ではあかりは両親に顔も体格も似ていない。尚、あかりの体色(オレンジ)は両親(赤と黄色)を受け継いでいる。
ひのわ
ヒロイン・あかりの母で、テルとルナの母方の祖母。当初は怪我をしていて冒険に行けず、デンパ島の店で店番をしていたが、ある程度ストーリーを進めると怪我が完治してパーティに加入する。体色は黄色で(孫のテルも彼女の体色を受け継いでいる)、アンテナは新アンテナの「つかまえる」。
『FREE!』にも登場する。
ドローン/魔王
元は泥のモンスターだったが、(同情からではあるが)優しく接してくれるあかりに恋心を抱くようになり、彼女を誘拐した。一人称はドローン時代は「おれ」だが、魔王に覚醒してからは「私」に変化した。尚、彼が落とすドロップアイテムはあかりに関する為、この点からもあかりへの執着心の強さがうかがえる。本作で主人公とあかりとは幼い頃からの付き合いである事が判明した。
尚、主人公とあかりとドローン(魔王)の関係は、『ポポロクロイス物語』の『
ポポローグ』の時系列のピエトロとナルシアとガミガミ魔王の関係に酷似している。
『FREE!』にも登場する。
地底人
電波人間と共存する別の種族であり、電波人間の隣人的存在。本作ではたどたどしい口調は地上訛りと判明し、「はじまりの一族」は別の文化を築いて来た為、地上訛りではなく、流暢に話している。
外伝の『FREE!』では設定変更され、全ての地底人が「はじまりの一族」のように、流暢に話している。
妖精
電波人間と共存する別の種族その2。電波人間には妖精が見えるが、大人の地底人には妖精が見えない。その為彼らとは交流出来ず、住む場所も限られている為、出番と隣人ポジションは地底人には劣る。♀固定ポケモン同様、女系の種族の為か女性しか登場しない(尚、リサイクル屋の店員は僕っ娘である)。
本作では女王しか白い服を身に付ける事が許されず、下位妖精はピンクや青や黄色の服を着ているが、外伝である『FREE!』では設定変更され、女王以外も白い服を着ている者もいる。
【前作からの主な追加、変更要素】
モンスターを捕獲し、召還して攻撃できるようになった。全モンスターに有効でボスも捕獲出来るが、ボスやレアな敵は捕獲確率が非常に低い。
『2』までは主人公一家以外は家を持っておらず、電波人間ハウスに住んでいたが、本作では個別の家を持ち、デンパ島と居住島に住む様になった
- 4段階進化アンテナ
- 2属性アンテナ
- 課金アイテム「ジュエル」が登場し、課金システムが導入された
- ボスと再戦出来る「再戦の館」が登場
- 新施設、「バザー島」「レンタル島」「探検隊の基地」などが追加
- 部屋の模様替えや、釣りのゲーム形式化など、生活要素も強化
- 村に入ると、自動的に体力が回復するようになった
- フィールド上の敵のレベルが表示されるようになった
- コロシアム環境の大幅な変化
- 電波人間がキャッチ中にペイントボールを投げて来るようになった
【デンパ島】
・主人公の家
・呼び出し研究所
・オートアンテナ塔
・居住島
・ペイント屋
・リサイクル屋
・畑島
・レンタル島
・バザー島
・コロシアム
・探検隊の基地
【主な町、村、施設】
・火山の村
・釣り人の島
・ジュエルショップ1~3
・隠れ家
・大砲の村
・商人中継ポイント
・温泉の村
・タルクの小屋
・雪国の集落
・妖精の泉
・砂漠の村
・地底の町
・北の砲台
・西の砲台
・東の砲台
・地下の牢獄
・モルガのアジト
・森林の村
・トネリコの小屋
・ジュエル有料販売所
・妖精の里
・海上の砲台
・鍵職人の家
・偶像研究所
【主なダンジョン】
・ドローンの洞窟
・デンパ諸島
・妖精の泉
・最初の大陸
・悪のアジト周辺
・悪のアジト
・西の大陸
・火山周辺
・火山
・暗闇の洞窟1~3
・海
・妖精の大陸
・闇の遺跡
・秘密の泉
・水の神殿
・北の暗い海
・真実の泉
・ジュエル鉱山
・風の塔
・ドローンの新居
・ガーディアンタワー
余談
その後の電波人間
翌年の2014年7月23日には本シリーズの第4作(ナンバリングを冠しておらず、ナンバリングシリーズと変更されている設定も多いので、続編と言うよりは外伝と言った方が正しいのかもしれない)として『
電波人間のRPG FREE!』が発売された。シリーズでは異色の
基本無料の作品。詳細は当該項目を参照。
2017年2月28日にはスマホゲームとして『New 電波人間のRPG』もリリースされたが、約2年後の2019年5月8日をもってサービスを終了したため、現在は遊ぶことが出来ない。
更に3DSの1~3及びFREEに関しても2023年3月28日をもってニンテンドーeショップからの新規購入が不可能となった。
これにより、今では全ての作品が新規に遊べないシリーズとなってしまった。
2024年2月21日のニンテンドーダイレクトで、2024年中にSWITCH版で『New
電波人間のRPG FREE!』というタイトルで『FREE!』の続編が配信される事が発表された。同年7月22日に配信された。
主人公は「こうた」で固定。
本シリーズのナンバリング作品は全て
体験版も配信されていた。
体験版では電波人間の捕獲、本編の始め~第1ダンジョンクリアまでを大きな機能制限なく遊ぶことができ、更にセーブデータを製品版に引き継ぐことが可能。
3DS用ソフトでは当たり前になったこの「
体験版からデータを引き継げる」という仕様であるが、その第1弾は『電波人間のRPG』だった。
『電波人間のRPG2』『電波人間のRPG3』『
電波人間のRPG FREE!』はその人気及び攻略要素・コレクション要素の多さからか後に
攻略本が出版されている。
特に『電波人間のRPG2』は
ダウンロード専用ソフトでは初の攻略本化となった。
価格はそれぞれ998円/950円(税抜)で、ソフト本体とほぼ同じ。
また『
電波人間のRPG FREE!』は「完全
攻略本」と「完全
攻略本プラス ステージ1~20増補版」の2種類が発売されている。
追記・修正は電波系な方にお願いします。
- うわ懐かしい -- 名無しさん (2022-11-11 23:46:17)
- 今まで項目なかったのか。Switch移植に期待だが電波人間の捕獲システムをどうやって落とし込むか -- 名無しさん (2022-11-11 23:47:00)
- ↑スマホ版は電波から電波人間を生み出すんじゃなくてGPSの情報で生み出してたけど、switchにはGPSすらないから厳しそう... -- 名無しさん (2022-11-14 16:46:10)
- 3の記事の追記希望。 -- 名無しさん (2022-12-11 16:01:33)
- 遅くなったけど、初代の12周年おめでとう! -- 名無しさん (2024-02-20 11:37:34)
最終更新:2025年01月04日 08:40