ファイアパックン(マリオストーリー)

登録日:2023/02/05 Sun 00:00:00
更新日:2023/09/19 Tue 22:46:25
所要時間:約7分で読めます




ウキョキョキョキョキョ
キタナ まりお!

オマエタチ ワルイヤツ
ホシノセイ ヌスミニ キタ


ファイアパックンとはマリオシリーズに登場するキャラクターである。
本項目ではN64ゲーム『マリオストーリー』のボスキャラクターを扱う。

【概要】

常夏の島『ジャンボル島』にそびえたつ『グツグツ火山』、その最奥に待ち構えている巨大なパックンフラワー
パックンフラワーというと地面や土管から生えて巨大な口をパクパク……というのがよくあるイメージだろう。
しかしコイツはというと、腕のように生えた二本の触手、蛇のように長くうねったトゲ付きの茎、*1
そして何よりも煮えたぎる溶岩にも平然とする耐熱性という今までのイメージを覆すようなキャラクターになっている。
火の玉を吐く、といった程度の能力ならそれなりに先駆者がいるものの、溶岩風呂で悠然と待ち構えるパックンフラワーというのは前代未聞である。

また片言ではあるもののペラペラと喋る!見た目とは裏腹に知能も高いようである。
人名はひらがな、それ以外はカタカナ……というマリオストーリーお馴染みの「テキストだけでキャラの個性を際立たせる」演出が用いられている。
普段は通常のパックンフラワーを部下にしており、侵入者がいないか火山内をパトロールさせている。

彼曰く「星のせいを捕らえる代わりに火山を貰う」という契約をクッパと結んでいるらしい。
高い耐熱性や後述する能力も、その際にスターの杖の力によって授けてもらった能力なのだろうか?
5人目の星のせい「ネール」が捕らえられたカードを持っている。

【活躍】

捕らわれた星のせいはジャンボル島にいる──
情報を得たマリオ達は、同じく火山のお宝を目指すお荷物な考古学者チャールズと共にジャンボル島へ向かう。
島の住人のヨッシーたちや島の主のキューちゃんの助けを受け、更に世話焼きなプクプクのおプクを仲間に迎えてグツグツ火山に挑む。

一面の溶岩が広がる過酷な道、突如迫りくる大岩、深い谷にかけられたロープウェイ……様々なトラップが施された火山をマリオ達は進んでいく。
そしてたどり着いた最深部。溶岩から勢いよく飛び出したファイアパックンはマリオ達を星のせいを盗みに来た悪人と断じて敵対。
追い出してやると言わんばかりに襲い掛かってくるのだった!



オマエタチ ヤッツケル
まりお ヤッツケル!

【VSファイアパックン】


攻撃力が前ステージボスのしょうぐんヘイホーよりも1上昇した5、更に取り巻きとして2本の触手付き。
火の玉攻撃であっという間にマリオを黒焦げにする。
触手も低くない攻撃力を持ち、早々に倒せないと3回攻撃がマリオを襲うこととなる。
幸いにして触手のHPは低いので全体攻撃で一掃しよう。本体だけにしてしまえば2ステージも前に出てきたアイツより弱いため恐るに足りず。


HPを0にするとダメージに耐えきれなかったのか、大きく体をうねらせながらマグマに沈んでいった……
ともあれこれでステージ5クリアである!お疲れ様でした。

追記修正よろしくお願いします。

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 ?  ? 


……倒したはずなのだがどうも様子はおかしい。
EXPたるスターポイントこそ獲得したがバトル勝利のメッセージが表示されず、ファンファーレのBGMも途中で途切れるというおかしな現象が。
一体どうしたことか?もしかしてバグった?と訝しげにするマリオたちの耳に不気味な地響きが届き……










炎に包まれたファイアパックンが溶岩から復活。


そう、こいつは第2形態があるボスだったのだ!
連戦バトル自体はステージ1のノコブロス戦でもあったが、あちらは1戦目があからさまな前座かつ本命のノコブロスも残っていたためすぐに分かる代物だった。
一方ファイアパックンの場合は明らかに負けたようなモーションで退場、なおかつフェイクの勝利ムービーという凝った偽装付き。
おまけにクリオのものしりでも分からないイジワルな仕様。
バトルが終わって一安心したのもつかの間、慌ててコントローラーを握りなおしたプレイヤーも少なくないだろう。

こうしてマリオ達は休む間もなく連戦に突入、怒りを燃え滾らせたファイアパックンの猛攻に立ち向かう!
あとチャールズが助太刀に来るが何もできず自滅して撤退するので忘れていい。



【VSファイアパックン(第2形態)】



当然ながら相手のHPは全快、更に攻撃力も上昇して7にまで跳ね上がっており、
とどめに全身が燃えているためそのまま踏むとこちらがダメージを受けてしまう。
復活してパワーアップした火炎放射攻撃は非常に強力!素のステータスだけでいうなら次ステージボスのオズモーンや次々ステージボスのパラレラーすら上回るハイスペックぶり。

触手も攻撃こそしなくなったが、代わりにプチパックンの召喚に専念するように。
プチパックンは自爆攻撃で6ダメージという厄介な性質を持つため、長期戦は不利。ボヤボヤすると手に負えなくなる。
おまけにHPを0にしてもターン経過で復活するようになった。

また第一形態でHPやFPを浪費していた場合、それらも引き継いでの戦闘になる。
一気に終わらせる!と防御を捨てて大技を乱用した結果、満身創痍のまま第2形態に突入……という悲惨な事態になってしまう。
二つの形態を合わせて合計80という高いHPを持ち合わせているのも厄介なところ。

一方で炎を纏うようになった影響か、本体と触手共に水や氷の攻撃が弱点になっている
ダメージが2増える効果に加えて、2ターンの間ファイアパックンの炎が消えて行動不能になる
回復すれば再び炎が回ってしまうが、それでも相手の攻撃を阻害できる貴重な手段。仲間になりたてのおプクさんの出番である!
攻撃だけでなく防御面でも「みずのまもり」を使えばダメージ量をグッと抑えられる。
またバッヂ「アイスノチカーラ」や「ホノヲガード」を付けていれば炎があっても攻撃できるようになる。忘れずに装備しよう。

ゆきやこんこんのアイテムもおすすめ。
全体に4ダメージ与える使い切りアイテムだが、雪属性のため本ボスに対しては弱点ダメージ+2で6ダメージになり、攻撃アイテム最高値のキラキラおとしと同等になる。
使い切りではあるがアクションコマンドを成功させずとも攻撃出来るという点で苦手な人にとってもありがたいアイテムになるだろう。
ちょうどジャンボル島のヨッシー村のショップにて15コインで売られている。

…逆に言うとこれらの炎対策無しで戦う場合は頭一つ抜けた強敵と化す。
歯ごたえのあるバトルを味わいたい!という人は自ら禁じる縛りプレイに挑戦するのもいいだろう。単にバッヂをつけ忘れた人はご愁傷様です。

実はスターパワーの「ママのこもりうた」*2や「ちからをぬいて」*3も有効。取り巻きを無力化できるためこれらに頼るのも一つの手である。

なお触手のHPが残っていても、ファイアパックン本体を倒せば戦闘は終了する。
残りHPが僅かならば本体を集中攻撃しよう。



苛烈な炎攻撃をかいくぐり、復活したファイアパックンのHPをもう一度0にすれば今度こそ勝利。
流石にもう一度復活する気力は残っていなかったか、溶岩には潜らずぐったりと地面に倒れ込んで力尽きるのだった。
星のせい「ネール」も助け出してめでたしめでたし。








……と思いきや、戦闘後にまたしても異変が!
今度は地面がひび割れて瞬く間に溶岩があふれ出してくるではないか!
ネールが言うにはグツグツ火山が活性化し噴火活動が間もなく始まるというのだ。
ファイアパックンが火山の温度を上げすぎたことが原因のようだ。負けてもなおマリオ達を追い詰めるしぶとい奴である……
いずれにせよここから逃げなければ到底助からない。
連戦で疲労困憊の体に鞭打って、マリオ達は大慌てで火山からの脱出に挑むのだった。



といった風に大暴れをしたファイアパックンだったが、エンディングのパレートではキューちゃんと一緒に登場。
あの噴火活動からも無事生き残って、ジャンボル島の住人とも和解できたようだ。


偽エンディング……とまではいかないものの、偽の勝利ムービーでプレイヤーを欺こうとした演出は語り草。
更に高いステータスも相まって本作の難所となっている。
コイツに勝てるかどうかが後半のステージに挑むための指針ともいえるだろう。

【余談】

  • ファイアパックン戦のBGM『モエテマス!マリオ、カクゴ!』はバトルの舞台である溶岩地帯の熱気に満ちた雰囲気を、おどろおどろしいメロディで奏でた一曲。
    ファイアパックンの復活と同時に再び流れ始める演出も相まって記憶に残っているプレイヤーも少なくないのでは?

  • 全身燃え盛ったパックンフラワーという唯一無二の個性を持つこのキャラ。
    似たようなキャラは出ないだろう……と思いきや、7年後に後輩が登場することとなった。

  • スーパーマリオくんでもグツグツ火山のボスとして登場した……はいいものの、終始おプクに押され気味で*4、最後はおプクの水を託されたマリオのジェットふんしゃ(という名の特攻)を食らって特に復活する事もなく鎮火された。
    ちなみにこちらは片言ではなく普通に喋っている。

  • スマブラSPでは天界漫才にてナチュレ様にフルボイスで名前を呼んでもらえた。
    羨ましいぞ!同名キャラもいるけどね。

  • このステージでは火山を脱出後にステージクリアのムービーが入るのだが、RTA等ではファイアパックンを倒した後のエリアにバグで侵入する事で何度もネールに救出され噴火を繰り返す事で、「強引にステージクリア回数を稼ぎ一気にステージスキップをする」というトンデモテクニックが開発されている*5


追記修正は偽勝利ムービーに騙されないでお願いします。

画像出典:マリオストーリー/インテリジェントシステムズ/任天堂/2000年8月11日発売
(画像は2021年12月10日に配信のNINTENDO 64 Nintendo Switch Online版)


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最終更新:2023年09月19日 22:46

*1 『ヨッシーアイランド』のビッグパックンに近いビジュアル。

*2 敵全体を眠らせて行動不能にする。

*3 敵全体の攻撃力を3下げる

*4 一度焼き魚にして倒しているが、これはおプクが「みずのまもり」で作った安全地帯から出てしまったマリオを庇ったからであり、タイマンでは一方的にやられていた。

*5 同じステージでもクリア判定を踏めばそのたびにフラグが進むようで、ピーチパートもしっかり毎回進行する