虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム

登録日:2023/03/07 Tue 22:05:21
更新日:2025/04/29 Tue 16:47:13NEW!
所要時間約 9 分で読めるよ






これ…夢だぁ…



「虹ヶ丘ましろ」とは、「ひろがるスカイ!プリキュア」の登場人物である。


誕生日:7月16日
キャラクターソング:「わたしリフレクション」

【概要】

人間界・ソラシド市に住む中学2年生の女の子。私立ソラシド学園に通っている。通称「ましろん」*1
ピンク色のロングヘアで後頭部あたりを結い上げてシニヨンにしている。

ある日祖母から頼まれた買い物の途中、突然空から降ってきた少女、ソラ・ハレワタールと出会い、彼女と共に襲来してきたアンダーグ帝国カバトンに襲われ、彼女がキュアスカイに覚醒するところを目撃する。
そして、急にこの世界に放り出され行く宛もないソラを祖母の勧めもあり彼女を自宅に住まわせることに。


その後の第4話にて、カバトンの仕掛けた罠にかかったソラがミラージュペンを奪われた上にランボーグに囚われてしまう。敵に立ち向かえる者は誰一人いない状況の中、ソラを助けるために勇気を振り絞った所、彼女の眼前にミラージュペンが出現。「私なんかが…」と自己評価の低さが災いして一度は変身をためらってしまうも、幼馴染の聖あげはに背中を押されて奮起し、2人目のプリキュアへと覚醒したのだった。


【人物】

初対面のソラにも親身に接する等心優しい女の子*2

良くも悪くも普通の女の子ということもあり、想定外の事態には慌てふためいたり、これは夢だと現実逃避に走ることもしばしば。
特に異世界人であるソラの来訪以来、これまでの常識を覆される出来事に見舞われ続けており、激しいリアクションや顔芸を見せる事も多い。
加えてそのソラ当人が人間界の常識に疎く度々奇行に走るため、笑顔のまま固まったり困惑する場面も枚挙に暇がない。
このため、ゆるふわ系な外見や性格に反してツッコミポジションのキャラとなっている。
両掌で「T」の字を組んで「ターーーーイム!!」と叫ぶのがお約束(例:うっかり口を滑らせるソラを制止する際など)。

なお肝心の(?)ツッコミスキルに関しては、控えめながら的確かつ割と容赦のない一言が特徴。
あまりにもあからさまなカバトンの罠を目にした際は「え? どゆこと?」と好例のフリーズ顔芸を決めつつ、「昭和の罠?」というパワーワードでそのお粗末さをバッサリ。
挙句ソラがその罠にかかったことで勝ち誇るカバトンの姿に「コントかな?」と真顔でツッコんだ(エルちゃんも真顔で頷いた)。

本人の自己評価はあまり高くなく、「得意なことはない」「皆と違って将来の夢もない」と自己嫌悪に陥ることも。
しかし、相方がパワーチートのソラなのもあるが身体能力こそあまり高くはないものの、雲を模した「くもパン」*3といった創作パンを作れる等料理が得意だったり、毒キノコの判別ができる等、彼女もまた中学生レベルを逸脱したスペックを持っている。
また、ピンチになっても悪人の要求には応じない胆力を持ち、あげはが引っ越す事になって悲しみから泣きじゃくっていた中、ましろは涙をこらえて励ましたりと、普段はパニックになりがちな裏に隠れてメンタル面も非常に強い。
何よりあげはも語るように「心優しい」という性格そのものも強みになっている。

やがて第20話での一件から絵本を描くことが多くなり、第34話における美大生・紋田(実はバッタモンダー)との関わりを経て、本格的に絵本作家を志すようになった。


【家族】

祖母は第2話、両親は第3話から登場。

  • 虹ヶ丘ヨヨ
CV:塩田朋子

ましろの祖母、両親が海外赴任中のため現在はましろと二人暮らし。
突然孫が連れてきたソラを何の疑問もなく受け入れ、家に住まわせた。
他にもソラが連れてきた赤ん坊・エルちゃんのために「こんなこともあろうかと」育児セットを用意しておくなど、侮れない人物。

その正体はソラと同じくスカイランド人であり、そこでは「ハイパースゴスギレジェンド博学者」という小学生が考えたような肩書き高名な人物であり、50年前に人間界にやってきてそのまま居ついている。
いきなりその事実を聞かされたましろは「そっかあ、おばあちゃんスカイランド人なんだねぇ...」と口では理解したつもりでも頭がとても追い付かずパンク状態になっていた。無理もないだろう。
このためましろは純粋な日本人ではなくスカイランド人のクオーターということになるが、いままでそれを伝えなかったのは特に深い理由があるわけではなく「いきなり言っても信じてくれないから」とのこと。

  • 虹ヶ丘あきら
CV:高橋大輔

  • 虹ヶ丘まひる
CV:慶長佑香

ましろの両親で、現在海外赴任中。
それでもましろとはリモートで度々連絡をとっているが、父が筋金入りの親バカでその凄まじい溺愛ぶりにはましろも若干引いている。
なお、現時点ではどちらがヨヨの子供かは不明だが、どちらかは人間とスカイランド人のハーフということになる。
第26話にて一時的に帰国しているが、その際に父が「I♡MASHIRO」というプリントと共にましろの顔が描かれたTシャツを何着も作っていたことが明かされ、当のましろ本人は赤面してしまっていた。

【キュアプリズム】


スカイミラージュ!トーンコネクト!


ひろがるチェンジ!


プリズム!

PRISM

きらめきホップ!

HOP

さわやかステップ!

STEP

はればれジャンプ!

JUMP

ふわり広がる優しい光!キュアプリズム!


ましろが変身するプリキュア。イメージカラーは白。


長いピンク髪はさらに伸びて明るくなり、新しくリボンが追加。服装は白のドレスで、スカートの中央が青くなっている。
手には白い長手袋をはめ、足にはピンクのフリル付きショートブーツを履いている。
全体的な見た目は実にアイドルっぽく仕上がっている。
それもあってか、変身後のポーズがとてもあざといピースやコーラルがなんぼのもんじゃい


戦闘スタイルは手から白い光弾を発射して戦う遠距離型。
掌に中型の光弾を生成して直接撃ち出す攻撃方法と、両手で作った光球から機銃の如く小型光弾を連射する攻撃方法とを使い分ける。
光弾を着弾させてから爆破・炸裂させるという芸当も可能で、目眩ましの効果もある。また、炸裂させずに足場にしたりもできる。
また、仲間に光弾を譲渡して投擲武器として使用してもらうといった芸当も可能。
基本的には光弾で牽制したり弾幕を張りつつ、必要に応じて接近戦を仕掛けるタイプ。

アイテム

  • スカイミラージュ/ミラージュペン
メインの変身アイテム。
スカイの項目を参照。

  • スカイトーン
スカイミラージュと共に生成されたもう一つの変身アイテム。
手のひらサイズの宝石のような形をしており、キュアプリズムへの変身には、白色の「スカイトーンプリズム」を使用する。
なお、これらのアイテムは妖精ポジであるエルちゃんから完全に独立しており、離れていても使える。


使用技

  • ヒーローガールプリズムショット
キュアプリズムの必殺技
両手を頭上に上げ、巨大な光球を作り出し相手に投げつける。
浄化技として使われているのは現状初変身回と第47話のみ。
ちなみに技名の「ヒーローガール」の部分はキュアスカイの必殺技名を敢えて真似たものだそうな。

  • プリズムシャイン
第43話で披露したプリズムショットの強化版。
一際大きなプリズムショットを発現させ、そこから放つ太陽の如き眩い光で闇に囚われた相手の心を照らす大技。
暴走するバッタモンダーの心を照らして鎮静化させ、そのままマジェスティックハレーションに繋げて浄化した。
第48話では暴走するカイゼリンに対して使用するが、1発目は光が届かず失敗。しかし、スカイとマジェスティが時間を稼いでいる間に力を溜め続け、最大パワーで放った2発目でようやくカイゼリンの心を照らすことに成功した。
続く第49話では、闇に染まった姿になりつつもダークヘッドの支配に抗ったスカイに対して至近距離から放ち、ダークヘッドをスカイの身体から分離させて元の姿に戻し、さらにはカイゼリンの傷をも完全に癒した。


【余談】

  • 演じる加隈氏は「ヒーリングっど・プリキュア」にてラビリンを演じていたが、妖精役で年間通して出演した実績を持つ声優が、プリキュア変身者の役で再登板した初の事例となった。これに対し、共演者であった悠木碧氏を始めとしてヒープリ出演者からは祝福のツイートが送られている。なお加隈氏はプリキュアシリーズのオーディションを何度か受けており、一度目は縁が無く、二度目はラビリン役で初参加、三度目で虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム役を射止めた経緯があり、二度目の時は「ラビリンを受けたら、もうプリキュアとして作品に関わることはできないのでは」という気持ちを抱いてマネージャーに確認したこともあったそうである。

  • 初変身は第4話と、2号キュアとしては前作先輩と並ぶ遅さである。

  • 次回作の『わんだふるぷりきゅあ!』第32話にも、映画の宣伝も兼ねて出演。次回予告では登場は伏せられており、完全なサプライズであった。




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  • 過去作のOGが演じたプリキュア
  • ホワイトヒロイン
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  • 驚きの成長ぶり
最終更新:2025年04月29日 16:47

*1 主に幼馴染の聖あげはや、学校のクラスメートが呼んでいる。

*2 1話でカバトンに破られたソラの大事なメモ帳の代わりにも新しいのをプレゼントした。

*3 第3話に登場。第一パンから実際に商品化されている。