浦和ハナコ(ブルーアーカイブ)

登録日:2023/08/09 Wed 19:03:00
更新日:2025/03/25 Tue 22:02:04
所要時間:約 20 分で読めます





浦和ハナコです。これから色々とよろしくお願いしますね。
……はい、それはもう「色々」と。



浦和(うらわ)ハナコは、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の登場人物。

●目次

【プロフィール】

学園:トリニティ総合学園(2年生)
部活:補習授業部
年齢:16歳
誕生日:1月3日
身長:161cm
趣味:徘徊
イラスト:Hwansang(通常)、Mx2J(水着)
CV:豊田萌絵


【人物】

豊満なスタイルで、清楚な雰囲気を醸し出す少女。
トリニティの1年生でありながら3年生の秀才クラスでも難しいとされる課程を含めた全ての試験で満点を叩き出した「完膚なきまでに天才」ヒフミ談)で、キヴォトス屈指の頭脳の持ち主。

トリニティの生徒会「ティーパーティー」次期有力候補として注目を集めた彼女はシスターフッドを筆頭に様々な派閥から勧誘されるようになる。

しかし、派閥争いのために自分を利用しようとする連中に嫌気が差して退学*1を検討していた彼女は、権力闘争と策謀から逃れるために……

先生は脱ぐの、お好きではないのですか? 私は結構好きでして、時々、全部脱いだ状態で校庭を歩いたりもするのですが、そうするとえも言われぬ気持ちになるんです……。
※靴を脱いだ直後の発言

いっそ、トリニティ全体で流行ったら面白そうですね。
みんなで一斉に脱いでしまって、晴れやかな気持ちで登校する……ふふっ、想像するだけですごい景色だと思いません?


“裸足で登校っていう話だよね……?”

いえ、裸で登校するお話です。は・だ・か・で♡
全員が一糸まとわぬ姿で、■■を■■のも■■にして、■■してないかどうか■■で■■■■に■■してもらって■■■■■■■■■■るんです。



校内を水着(学校指定)で徘徊礼拝堂に水着で現れるなどの蛮行を繰り返す痴女として振る舞いで、彼女の思惑通り、才媛としての評判は地の底に堕ちた。


トリニティに非常に強い嫌悪感を持っているため、強めの悪口が出てくることもしばしば。
「気の触れた者、愚か者として振る舞う」ハナコもまた「本性を隠し、権謀術数で他人を思うように動す」トリニティ色に染まっている

見方を変えると、猥褻言動はあくまで他の目的ありきの一種のストレス発散。格好の獲物とばかりにもう一人の淫乱ピンクや純真なマリーをからかい倒すこの「ファッション痴女」が、どこまでがホンモノなのかはハッキリしない。

補習授業部では、猥褻言動を除けば物腰穏やかで真っ当にお姉さんポジション。ヒフミの好むモモフレンズには愛想笑いで対応しているが、共通して純真さを持つ彼女たちとその関係性を守りたいという気持ちも強い。猥褻言動を除いたハナコを極力温かく受け入れようとする先生も好ましく感じているようだ。



エデン条約編の中でも具体的には言及されないが、ティーパーティーの一角、百合園セイアとは交流を持っている模様。
退学を思い直したきっかけがセイアの助言であった様子で、そして見た目はともかく学年は上で、トリニティの環境では「様」付けで呼ばれることすら多い生徒会長に対してしれっと「セイアちゃん」と呼んでいるのである。





愛用する武器はアサルトライフル「オネストウィッシュ」。
その名前の由来について聞いても、ハナコは教えてくれないらしい。
デザインの元ネタになったのはヒフミと同じく「L85A2」とみられるが、後継種の「L85A3」の意匠も組み込まれている。
"Honest Wish"……「無垢なる願い」といったところか。



【ストーリー】

+ メインストーリー エデン条約編・最終編
上述の経緯のためトリニティ上層部の機密事項を色々知っており、そんな人間が体制に反抗的で、色々な意味で何をしでかすかわからない不穏分子となっていることがナギサによる嫌疑の要因となっている。
まあ、危険視されてもしょうがないところではあるだろう。

これより補習授業部となる4人が正義実現委員会の室内に集められる中、

こんにちは。もしかして、私のことをお探しでしたか?
↑服装:スクール水着

という登場によってその場の空気を圧倒した。
この後出てくる「ドンパチやって大立ち回りの末に身柄拘束」のアズサに「水着で徘徊の末に身柄拘束」の罪で対抗できてしまう驚異の存在である。

そんなこんなで試験の準備に勤しむ中、ハナコはなんと、学業能力に問題のあるアズサ・コハルに対してナチュラルに助言を行い始める
ハナコが元々は優等生であるという情報もまだ知らないヒフミは驚き、自分のように何らかの事情があって試験を落としたのか、それなら安心だと思い込むが――

ヒフミ:72点
(ボーダーは60点)
アズサ:32点
コハル:11点

ハナコ:2点


2点!!?!?!?!?


そして第1次試験不合格によって強制的に移行された合宿では、ハナコがまず合宿所となる廃校の掃除から始めることを提案。
その意見に賛同し、確実「汚れても良い服に着替えて」集合するが――

各々が体操着に着替える中、水着で来た。

お待たせしました、みなさん早かったですね?
アウトーーーーーー!!!

「『汚れても良い服』だし、他に人もいないのだから見た目も問題ない」という何気に正当性はある反論をしたが、ウケ狙いだったのか結局体操着に着替えたらしい。

一通りの掃除を終えた後は、残された荒れ果てたプールも掃除することを提案する。
プールを貸し切り状態にして遊ぶというロマンのある提案に、何かハナコの目が怖いのを置いておきつつ「濡れても良い格好に着替えて」集合するが――

各々が水着に着替える中、制服のまま来た。

あんた掃除の時は水着でどうして今度は制服なの!?本当にバカなの!?「濡れても良い服」ってあんたが言ったんじゃん!?
これが「濡れても良い格好」ですよ?
もうあんたが何言ってるか分かんない!制服が濡れても良いの!?
コハルちゃん、これは各々の美学の問題かもしれませんが……
水着と制服、どちらの方が濡れた時に「良い感じ」になると思いますか?

と言いつつ「下に私物のビキニを着てきた、あとスクール水着の方は洗濯してしまったので無い」と主張して押し通し、水着姿でプール掃除をする青春サービスシーンが始まるのであった。

だが翌日の夜。

よく思い出してみてください、コハルちゃん。私が昨日プールで着ていたものを……
あれは、本当に 水 着(・・) だったと思いますか……?


!?!!? み、水着じゃなかったら何なのよ……!?
最近の下着はデザインがかなり充実していますし、一目で水着かどうかの判断は難しいと思いませんか? それに、ペイントという線も……♡

などと言いつつ、「しかし、もし水着じゃなかったとして何が問題なのか。見た目で水着と区別がつかなかったならあの時は水着であるのと変わりなく、実は下着だとしても、その真実を証明することはできないのだから」といったことを捲し立て、コハルをからかい倒す。

な、なに言ってるのかわかんない……け、結局どういうこと!?
あの水着可愛かったですよね、という話です♡


……なるほど、五つ目のあれか。

キヴォトスに伝わる「七つの古則」の一つ。
「楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか」*2……アズサはその一つだけをなんとなく記憶しているという。
ヒフミはその存在すら知らないくらいには一般に認知されていないそれを、明らかに学があるとは言い難いアズサが口にしたことで、ハナコは何か合点がいった様子を見せる。
と、ギャグシーンかと思ったら、エデン条約編の物語全体に関わるキーワードが登場して本筋が進行する超重要シーンとなっている。
……あと、このシーンは後にもう一度回想され、先生がエデン条約編屈指の名台詞を放つ前フリとなる。



後日、ヒフミに「後で相談をしたい」と言われた夜……先生の部屋を訪ねてきた人物を出迎えると、そこにいたのはハナコだった。

水着の。

水着なことは「パジャマなので」と当たり前のことのように流され、ハナコが訪れたのはヒフミと同じく現状についての相談をしたいからであった。
しかしそこで昨日より少し遅れてきたヒフミと鉢合わせてしまい、水着のハナコを見て何か誤解をして(ここまで何度も脱いでるのを見てて今更誤解しなくてもよくない?)Unwelcome Schoolしてしまうのはともかく……

……ヒフミちゃん、今「昨日より遅い時間」って言いましたね!? つまり昨晩も来たということですよね!? そうなんですよね!?
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!? また後で、はダメですよね!? どうすれば良いですか、今晩はやめた方が良いですか!? 知らなくてごめんなさい間に入ってごめんなさい空気壊してごめんなさいっ……!?
待ってくださいヒフミちゃん、詳しく教えてください! 昨晩はおふたりで何をしていたんですか、今晩は何をする予定だったのですか!? ぜひ説明を、いえ、いっそ今から私の前で実際に再現を……!!

常在戦場で異常に張り詰めているアズサや、「たかが落第」にしては妙に気張っている先生とヒフミを純粋に慮っていたハナコは、事情を知る2人から「実は全員が試験に受からなければまとめて退学」ということを知らされる。
それを知って、これまでの試験の点数はわざとであったことを告白し、他人を巻き込むのは本意ではないと今後は善処することを告げる。
さらに、まだそれ以上のことは話していないのに推察で現状の把握をしっかり済ませてしまうという知性を見せつける。
一方、わざと落第する行動に至った経緯およびハナコの過去については「個人的な理由であり言えない」と突っぱねた。

ちなみに、その直後の第3次模試の点数は、69点だった。

この後の第2次試験からナギサによる妨害が本格化し、ハナコも本気モードに。
勉強のサポートをしながら以降の模試では何の遊びもなく常時100点を出し、90点にまで引き上げられたボーダーを正面からねじ伏せる態勢を整えていくが、最終日になって事情は急変。
試験会場が正義実現委員会による厳戒態勢を敷かれた……のは序の口、アリウス学園によるナギサ襲撃計画が試験当日に前倒しとなり、その尖兵である「トリニティの裏切り者」アズサは全てを打ち明け、そして自らが襲撃計画を防ぐつもりであることを表明。
それを受けたハナコは、アズサだけではなく自分もまた補習授業部での日々に感化されたことを遠回しに明かす。
そして、ハナコの主導で「ナギサを襲撃から守りながら試験も正々堂々とクリアし、全てを解決する」ための作戦を練るのだった……

ナギサの補習授業部に対するあれこれ、特に妹分のヒフミを切り捨てようとしたことがよほど気に障っていたらしいハナコは、計画上特に必要のないヒフミの捏造発言を吹き込み、ナギサにトラウマを植え付けた。
そういうところがトリニティしぐさなんだよなあ……
また、縁のあるシスターフッドに対して身を切って交渉し、助力を引き出すことで戦力の問題を解決している。
この後現れることになる「黒幕」の正体については薄々勘付いていたようだ。*3


続く3章では冒頭にてシスターフッドとハナコを交えた会話の中で、先の一件で助力した代わりにいざという時にはハナコの助力を約束するという取引をしていたことが明らかになる。
その助力の機会はすぐに訪れ、アリウスによるエデン条約締結の阻止、もといエデン条約の乗っ取りが始まる。
ハナコは状況解決のためにシスターフッド側から奔走し、散りばめられたピースからアリウスの真意にいち早く気がつく物語上の役を担うなど、その知性を存分に発揮することとなる。



最終編でも、キヴォトスの危機に際してエデン条約編3章と同じように裏方として活躍。
シスターフッド・救護騎士団、駆けつけたアリウススクワッドによる実働部隊の指揮を担当するが……

さ、サクラコ様……? その格好は……いったい……!?
……そ、その衣装は……

さ……サクラコさん!?

これは最後の聖徒会長が残した、ユスティナ聖徒会の礼装……
……ええ。これが私の覚悟です。

シスターフッドのリーダーである歌住サクラコは、特別な礼装を着て姿を現した。
旧トリニティの支配者にしてシスターフッドの前身、しかし忌まわしき過去の体現でもあるその礼装を決戦のため自ら身に纏う、覚悟の現れであった。


なお、デザインは尋常ならざる切り込みのハイレグレオタードである。

これまで続いてきた憎悪の連鎖を断ち切り、新しく――

――サクラコさん。

(BGM:「Unwelcome School」)

それが……「覚悟」なのですか!?
その、破廉恥(・・・)な衣装が!?
それが本当に! シスターフッドが引き継いだ、聖徒会の意志なのですか!?
その……つまり、これから、シスターのみなさんにその衣装を着用させるということなのでしょうか!?
そ、そう……なのですか!?
わ、私は……そのような格好は……あう……。

着るのにかなりの覚悟が必要とされる、ギリギリラインのハイレグレオタードを……!?
歩くたびに後ろ姿が気になって仕方ないであろう、非合理的な布面積のデザインを……!?

それが本当に……サクラコさんの覚悟だとおっしゃるのですか!?

大混乱するシスター一同をよそに、サクラコの覚悟(誤)を受け取ったハナコも覚悟を決め、通信越しに制服を脱ぎ捨てて水着姿(いつもの)に。
水着は元から着用済みなわけで、こんな状況でも脱ぐタイミング狙ってたなコイツ。

ハナコのこの行動で「覚悟」の話の流れがすっかりそっち側に行ってしまった。
…が、ヒナタやマリーの反応を見るに「サクラコが言う本来の覚悟の意味」はあまり伝わっていなかったようなので、ある意味「よく言った」的な状態かもしれない。
ハナコは本来の意図も理解してそうなのでタチが悪い。


それはともかく、「ウトナピシュティムの本船」にもオペレーターとして補習授業部では唯一同行し、目立つわけではないが最後まで出番がある。
設定の都合上、テクノロジー絡みの会話はミレニアム組ばかりが喋りがちなのだが、普通に混ざってくる…どころか、一番肝心な「ウトナピシュティムの本船に何故攻撃が通じないのか」のカラクリを見抜いて突破口を提示したのもほかならぬハナコであるなど、その知性は留まるところを知らなかった。

+ イベント
「どたばたシスターと古書館の魔術師」では本人が関わるわけではないが、ハナコから没収した「カーマスートラ」*4たまたま先生が持ったままだったせいで、
ヒナタのうっかりで崩れ去った経典の存在を誤魔化すため、先生が急場凌ぎのダミーとして経典を収納する箱の中に入れてしまい、もし経典の修復および差し戻しに失敗したら経典を読み上げる予定のサクラコが社会的に終わるところであった。
これに関しては別にハナコは(カーマスートラを持ち歩いてた問題行動以外は)悪くないが……



「晄輪大祭」イベントでは、前編「ON YOUR MARK @MILLENNIUM」の本筋には登場しないものの、そのラストで

――まもなく、選手宣誓が行われます。
選手代表は、アビドス高等学校の「奥空アヤネ」選手と――
――トリニティ総合学園の「浦和ハナコ」選手です。

というその後に待ち受ける絶望を示唆するオチで前編が終わる。

そして後編「Get Set,Go!」では、冒頭から当該シーンが始まることに。
「他人の視線など気にせず、自分に素直になれば良い」「目に映る相手をキュウリやニンジンだと思えば」などとアヤネの緊張を解しつつ壇上に上がったハナコは――

晄輪大祭は、様々な学園の生徒が武器を置き、お互いの素肌をぶつけ合って親交を深める友愛の場……。

それはつまり……■■と同じでしょう?

前々から思っていたのです。お互いの素肌をぶつけ合うだなんて……晄輪大祭はなんと淫らなお祭りなんだろうって……うふふっ。
ですが、私はとても良い機会だと思っています。所属やちょっとした先入観で、お互いの気持ちは容易く理解できなくなってしまいますが……身体は正直なものですから。
キヴォトスの生徒が集まって仲良く■■■■をする姿は、まさに泰平なるキヴォトスを目指しく様であり――

うふふっ……■■、■■です! みんなで■■いたしましょう!
激しく、もっとお互いを求めて! ■■を! ■■を! ■■を――!!


なお、選手宣誓は放送上なかったことにされたものの出禁などは免れ、競技では大転がし、入れ、おレースなどで活躍を見せたとのこと。運動能力が高そうな描写はないのだが、なんなのそのスケベパワーは
因みに例の宣誓をぶち込んだ理由として、直前にハナコがアヤネの緊張をほぐしたことに対してアヤネが「トリニティの気品を感じる」と褒めたのが地雷だったからとまことしやかに囁かれている。アヤネからすればとんだとばっちりである。



「どたばたシスターと古書館の魔術師」の続きとなっている23年夏イベ「隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~」ではメインキャラとして登場。
前回のラストで修復した経典をこっそり複製していたことがバレたウイがサクラコに問い質されていたところに水着姿で(深夜)通りすがり、事態を丸く収めさせるため、「シスターフッドによる調査が進んでいない、無人島にある遺跡の調査をウイに依頼し、代わりに複製の件は不問とする」という提案をする――

……という名目で、この一件の関係者でもあるヒナタや先生、そして適当な名目で誘い出したコハルを連れ、そしてなぜかみんな水着姿にされつつ調査に励むのであった。
コハルに関しては本人からしたら全くわけのわからない状況であり、理由を問われると

……コハルちゃんと海に行けなかったから……それが、ずっと気がかりで……
だから、せっかくなのでコハルちゃんとも遊びたいな、と思って……。

と、あまりにもあけすけにぶっちゃける。あけすけすぎて冗談に見えるほどの発言だが、以降の動きを見ても純然たる本音だと思われる。
かつて(現実で言う2年前)ヒフミとアズサが2人で夏の思い出を作っちゃってそのまま終わっていたことを気にしており、この一件にかこつけてコハル共々夏の思い出を拵えてしまおうという算段だったのだ。
……ただ、複数のことを一挙に解決するために見事な策を練ったはいいが、「コハルは知らない人たちと水着でエンジョイできるような気性ではない」という部分は、ハナコ視点では実感しにくいのもあってか甘く見ていたのではという感がある。

なお、なんとハナコは遺跡の正体について初めから目星がついていたらしい。
このイベントの出来事は、正真正銘ウイの実績と夏の思い出作りでしかなかったのである。



【性能】


ちゃんと、受け止めてくださいね?

レアリティ:★2
役割:SPECIAL
ポジション:BACK
クラス:ヒーラー
武器種:AR
攻撃タイプ:貫通
防御タイプ:特殊装甲
市街地:A 屋外:D→B(固有武器★3) 屋内:A
装備品:シューズ/ヘアピン/ネックレス

EXスキル:禁じられた遊びを始めましょう COST:5
円形範囲内の味方に対して持続回復を付与(8秒間)

ノーマルスキル:固くなあれ♪ → 固くなあれ♪+(愛用品T2)
20秒毎に、HPが最も低い味方1人の防御力を割合で増加(13秒間) → 20秒毎に、HPが最も低い味方2人の防御力を割合で増加(13秒間)、さらに回復

パッシブスキル:ヤル気マンマンです → ヤル気マンマンです+(固有武器★2)
治癒力を割合で増加 → 治癒力を固定値で増加し、さらに治癒力を割合で増加

サブスキル:一緒なら恥ずかしくありません!
味方の治癒力を割合で増加



低レアリティのスペシャル・ヒーラーの一人。
スキル名が酷い。

しかし、この回復スキルは文面ではわかりにくいが場所に設置するタイプであり、持続時間中に味方が移動すると無駄になってしまう。
そのため、通常任務を始めとして使いにくい局面が多い。
そのうえコスト5と重い。パッシブ・サブがいずれも治癒力を高めるのも相まって回復量自体はかなり高いが、ブルアカの回復EXは回復量が少なくても回転が早い方が何かと便利である。
ノーマルスキルも、HPはそもそも初期値の差があるのもあって、実際にピンチな守りたい味方にちゃんと飛んでくれるかどうか安定しないし、元々の防御力が低い生徒は本当に低いため気休め程度なことも。
サブの治癒力増加は汎用性の面でも難がある。ヒーラーやシールド持ちでもなければ治癒力があっても意味がないので、他のヒーラーの回復力も上げたいという特殊な局面でしか輝き難い。
……という感じで、全体的にゲームシステムとの噛み合わなさが目立っており、ハッキリ言って使いにくさは否めない。
尤も、低レアリティヒーラー・シールダーはセリナを除けば総じて使いにくいところがあるので、露骨に劣るわけではないが。

という感じであったが、2023年10月に愛用品が実装される。
なお、品目は「怪しげな文学書」。よく没収されているらしい。
Tier2効果でノーマルスキルの対象が2人に拡大、そして回復効果が追加
回復量自体はEXの回復総量の1割強程度と微々たるものだが、元のスキル間隔が短いおかげで前述した「小回りのきく回復」そのものなので見た目より優秀。
強キャラとは行かないまでも、低レアの利点込みでヒーラーとして選択肢に加えられる程度まで評価が見直された。
初心者先生にとっても相当助かるのだが、初心者では愛用品Tier2が難しいのが玉に瑕。

フリクエだと上記の仕様が祟りEXスキルを使うタイミングが難しく、総力戦ではコストの重さからタイムロスに繋がるリスクがあるので、上位ランカーを目指さずクリアだけが目的か多凸前提の超高難易度で使われる程度なのだが、
合同火力演習でかかしの回復がクリアに関わる「突破演習」や、戦闘中盤から被ダメージ量が大きく増え、かつ広範囲回復が重要な制約解除決戦「セトの憤怒」の高階層では高確率で採用されている。



【派生ユニット】

  • ハナコ(水着)

いっぱいかけちゃいます♡

レアリティ:★3
役割:STRIKER
ポジション:MIDDLE
クラス:アタッカー
武器種:AR
攻撃タイプ:振動
防御タイプ:重装甲
市街地:S→SS(固有武器★3) 屋外:A 屋内:D
装備品:帽子/ヘアピン/腕時計

EXスキル:たっぷりかけちゃいますね♡ COST:2
扇形範囲内の敵に対してダメージ。「水ゲージ」が1つ以上の場合、EXスキルをすぐにドローした後、水ゲージを1つ差し引きます。

ノーマルスキル:上手に受け取ってください♡
30秒毎に、円形範囲内の敵に対してダメージ。さらに防御力を割合で減少(20秒間)(範囲内にいる間だけ効果を維持)

パッシブスキル:真夏に隠された本音 → 真夏に隠された本音+(固有武器★2)
攻撃力、会心ダメージ率を割合で増加 → 攻撃力、会心ダメージを固定値で増加し、さらに攻撃力、会心ダメージ率を割合で増加

サブスキル:準備は万端です♡
自身を除く味方がEXスキルを使用時、水ゲージを40%チャージ。
100%チャージされる毎に、攻撃力を割合で増加(20秒間)(水ゲージのチャージ数は最大2ゲージまで)



2.5周年記念募集の限定生徒として登場。ピックアップタイトルは「しどけなく水面揺らす十日」。
以降の周年限定募集でも闇鍋枠で受け入れることが可能。
ストライカーでアタッカーと、全く面影のないタイプになった。
まさかの周年枠としての登場は驚きの声が多かったが、とはいえ1.5周年も水着生徒だったし、そのホシノとはメインスト組・ピンク・年長・実力を隠した振る舞いと共通点も多かったりして。
でも、そもそも平時から水着で現れる女の(水着)とは……?


濡れ透けワイシャツ姿であった。

水着じゃねぇ!!!

……と言っても、実際には下に着ており、胸からピンクのビキニが透けている。
「うふふっ。水着だと思えば、水着ですよ♡」
そして濡らすためなのか水の出せるホースを持参し、さらに胸下に巻きつけることでボリュームを強調。
ハナコらしいと言えばらしい高度に計算されたドスケベデザインで参戦と相成った。一方、コハルは華奢な体と特に工夫もない水着姿だが謎の線一つで話題を集めた。
さらには表情も、見た目だけなら清楚に見える通常版と同一人物とは思えないほど目を細めた妖艶な雰囲気になっている。
表情差分でも元の目つきに戻ることはなく細いままで表情変化する。



なお、透けているのはトップスだけで、
ワイシャツで巧妙に隠された下半身は、透けてないしシャツ以外の布地の存在が全く確認できない。
水着じゃなくてはいてないと思えば、それははいてないから。
これは立ち絵だけではなくSDキャラもどうやっても下半身の衣を確認できない作りで、EXスキル使用時はハナコの正面を捉えているが露骨な謎の光が下半身を遮るという徹底っぷりである。
なお、透過や読み込みラグの発生等によってSDモデルでは本当にはいてないという報告がある。

イベント内での振る舞いも特徴的だが、そのあたりは上のストーリー項を参照のこと。
絆ストーリー第1話が「今日は安全日です」というタイトルでプレイヤーを愕然とさせた。
ちなみに、「この無人島では先生をからかうつもりはないので、(発言的な意味で)安全ですよ」という意味である。
……正確には「先生と二人の時」という条件であり、他の面々と合流したら普通にやり始めているので言うほど安全な日でもないが。

性能面での最大の話題性は、初の攻撃タイプ:振動持ちであること。一体ナニが振動してるんですかね?
既存3タイプに一方的に有利を取る弾力装甲の弱点を突ける待望の第4攻撃タイプであり、その希少性からの活躍が期待される。
……しかし裏を返せば、弾力装甲というその性質ゆえに登場時点では全然普及していないレア属性に対してしか弱点を突けないということであり、今後の弾力装甲の登場率に依存する面はある。
ただし、その点を考慮してか振動タイプは既存3タイプと異なり、特殊装甲に対しても弱点よりは控えめな1.5倍ダメージを与えられる「劣化神秘タイプ」として機能するようになっている。

かと言って、使い道が乏しく使いにくいキャラなのかというと全くそういうわけではない。
単純にコスト2の扇形範囲攻撃EXスキルという時点で強い。
しかも有用扇形範囲攻撃の雄であるモモイ(ですらコスト3である)のそれと同等以上の広範囲であり、しかも軽い範囲攻撃持ちが希少な傾向にある神秘相当の運用ができることから痒いところに手が届く。

……というのは実装当初の評価で、その奥には秘められた真の評価が潜んでいた。
単純に威力がコスト2範囲攻撃にしてはめっちゃ高いのである。
ダメージ半減となる重装甲相手でも雑魚散らしとして通用するダメージを出せるくらいに。
そのうえで軽いことから想像以上の汎用性を誇っており、範囲攻撃が欲しい戦闘全般で頻繁に採用が検討される存在と化している。
任務では当然無双できるため、周年の時期にブルアカを始めて彼女を引いた初心者先生にとってもキャラ自体にはドン引きかもしれないが極めてありがたい性能である。

後半部はユニークなテキストだが、水ゲージは他の生徒のEXを2.5回使うごとにチャージされ、この条件を満たすことでハナコEX使用後、本来は3回他のEXを使った後に回ってくるハナコEXが即座にまた回ってくるというもの。ドロー! 痴女(モンスター)カード!!
連射する価値が十分以上にスキルであるし、アコ・ヒマリなどの短時間バフの恩恵を容易に連続で受けられる利点があり、さらなる強みを発揮できる。
ただし、メインで使いたくない時に「スキル回し」としての運用ができないという無視できない欠点も。
即ドローの条件が整うと「もっと激しく、いきますよ!」と言ってくれる。

それ以外のスキルはダメージを稼ぐ方向でまとまっており、また通常アズサなどのようなNS防御デバフ要員としての素養も持ち、高難度コンテンツへの意識が高い。
「同種のスキル系統による同一効果のデバフは重複しない」仕様になっているが、ハナコの場合は範囲内にいる間だけ維持される「設置型」のスキルとなっており、直接付与するタイプのデバフとは両立が可能
要はホシノ(水着)EXと同種。

総力戦では、戦地適性・攻撃属性・防御属性の全てで噛み合うクロカゲに対し優位に立てる。
もちろんペロロジラやゴズ(前半)といった範囲攻撃が重要になる特殊装甲ボスにも起用が見込める。
それだけならともかく、雑魚処理が重要になるとはいえ相性不利のケセドですらお呼びがかかるほど。最高難易度のTormentで、それも戦地適性最悪の屋内戦ですら、である。機械に海水ぶっかけたら壊れるのはそう
水着ハナコの本質は、「低コストで広範囲かつ高火力のダメージをばら撒く」という数字の暴力なのである。
前述の通り初の振動範囲アタッカーだが、あまりにも強すぎて後発の振動範囲アタッカーは純粋なアタッカーとしての部分はほぼハナコに食われてしまっており、
なんなら単体アタッカー役もハナコで間に合わせられることがあるが、さすがに単体用では最適解として暴れるほどではない。

同時期のイベント報酬であるコハル(水着)と同時に出撃させると、いつもの掛け合いを思わせるデフォルメアイコンが出てくる専用演出がある。
性能的にはあちらは神秘範囲アタッカーで、コハルが刺さる局面の多くはハナコも得意であるため、実戦でも併用できる余地はあるだろう。

【余談】

大天使「ハニエル」がモチーフではないかとみられる。
「ハナコ(Hanako)」という名前の音に加え、主に性愛を司り、ギリシア神話の愛の神「エロス」及びローマ神話の愛の神「クピードー(キューピッド)」とも同一視される。


追記・修正したい、ですか……。私のことを思うがままにしたいなんて、まあ……♡

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最終更新:2025年03月25日 22:02

*1 ブルアカの世界観として、「学園を離れる」=「祖国を離れる」に近いくらいの重みはある。

*2 楽園を出ていこうとする人はいないはずなので、楽園の外から「楽園が実在すること」の証明をすることは不可能なのではないか、という命題。

*3 そもそも冷静に考えれば裏切り者候補のアズサを手引きした人物が分かっていれば自然と騒動の黒幕にたどり着けるのだが、ナギサはあらゆる状況のストレスで疑心暗鬼かつ冷静さを失ってるため気づけずにいた

*4 我々の歴史において実在する古代インドのエッチな本。