登録日:2024/02/13 Tue 07:20:40
更新日:2025/04/15 Tue 00:48:51
所要時間:約 15 分れ読めるよ~
◆概要
お花の蜜大学附属高等学校の教員。担当教科は社会科・
倫理。初登場時27歳。誕生日は10月8日 。
ファミリーでは
楠莉・
美々美が受講している。
山女が所属する園芸部の顧問も担当している。
◆容姿
頭頂部だけ薄茶色の、黒髪ウルフカット。
地毛は薄茶の方だが、教師らしくあるために染髪。しかし髪が伸びてプリン状態になってもズボラでそのまま放置している。
ツリ気味の目と片側だけ覗く
八重歯がチャームポイント。
メリハリのきいた非常に良好なスタイルであり、大人の女性としての貫禄を見せつけている。
後述する自堕落な生活からは考えられないほどのナイスバディだが、
山女から差し入れられた野菜中心の食事や校内での清掃活動で体を動かしていることのたまものか。
校内では黒のタンクトップの上からジャージを着用し、足元は素足にサンダル履き。上着は盛大に着崩しており、
常に神々の谷間が剥き出し状態。
授業もこのままで行っているとすれば、男子生徒にとって目の毒この上ない。なお、ファスナーを上げると
パッツンパッツンで別の意味でどエラいことになる。
私服は割りとまともなものを
野澤先生のこだわりでそれなりの数を所持しており、
ナディーといい気を遣うタイミングが完全に逆である。
◆生活
実家を追い出されており、浪費癖のため部屋も借りられず校庭に張ったテントで暮らしている。風呂は運動部のシャワー室を利用。
私服などテントに収まりきらない荷物もあるため、校内のロッカーなども使っていると思われる。
テント内は当人のだらしなさもあって散らかり放題。仕事道具や飲み物の容器、下着などで無秩序に埋め尽くされている。
日々の食事も自前では十分に用意できず、
山女から園芸部で作った野菜を差し入れられ、食いつないでいる。
実家が酒屋のためお酒だけは不自由なく常備しており、
育のどこでもバットがごとくどこからともなく取り出している。常に抱えている一升瓶の銘柄は
本格焼酎「百八」。
原料に桃の花が使われた百八の両親による特別製。飲んでも酒臭くならず、体や息から花の匂いがするようになる。
こんな有様だが生活環境は改善された方であり、理事長に就任した
羽々里から校庭等の使用許可を貰うまでは学校近くの
河原で生活していた。
冬の水浴びでは手軽に生命の危機を感じていた模様。
◆性格
一人称は「あたし」。
お酒や飯、お金にギャンブルとあらゆる快楽に目がない名前通り煩悩まみれの性格。
特にお酒については常に一升瓶を持ち歩き、職場であろうと公共の場であろうと構わず飲み始めるほどで常に酔っ払い状態。
酒を断つと幻聴を聞いたり思考に酒が割り込んでくるレベルで依存している。
相手が未成年でも自前の酒を勧めたり、未成年と体が入れ替わった状態でも躊躇わず飲もうとするなど特に歯止めの効かない描写が多い。
ちなみに元喫煙者であるが、吸えない時のイライラが嫌で自発的に止めている。
欲を満たすための浪費癖も激しく、給料はあっという間に使い果たし金欠状態でいることが多い。お金のためならキスぐらいは平気でできる模様。
当然ながら性欲も強く、付き合う前から恋太郎に幾度もソッチの誘いをかけていた。ただし生活態度のアレっぷりゆえ恋太郎以前に彼氏ができたことはなく、男性経験はない。
「まあ一人れは めッッッちゃしてるけろな!!!!」
自分の生き様が大分アレである自覚はあるようで、度々「自分みたいにはなるな」と酔いも吹き飛んだような迫真の表情で他者に警告している。
他人がどんな理由であれ自分の生き方や言動を真似しようとすると必死になって止めるほど。
喜怒哀楽の移り変わりが目まぐるしい激情家。機嫌よく笑っていたかと思えば唐突に号泣してネガティブなテンションになったり、他者の美点には逐一感涙している。
酔っ払い独特のテンションに見えるが、他人の体と入れ替わってアルコールが入っていない状態でもさほど言動が変わっていないため素の性格と思われる。
加えて我慢が苦手な性分であり、欲を抑えようとすると苛立ちで周囲に迷惑をかけてしまう為、あえて煩悩を止めることなく欲望のままに振る舞っている。
一方で自発的なものではない、物質的な制限や他者の意思などによる必然的な我慢はさほど苦にせず受け入れている。
例えば「お金があるのに使うのを我慢する」ことは出来ないが、「お金がないので欲しい物が買えない」ことについては諦めがつくといった具合。
「ま 人間どれだけ貧しくなっても 人への感謝だけは忘れたくないよな――ってことだ」
上記のように欲に忠実すぎる面が目立ち、自分でもダメ人間を称しているが根は律儀で他者への感謝を忘れない豊かな心の持ち主。
自己評価が低いからこそ自分に優しくしてくれる人間は特別大事にしており、恩を返すことに一切の躊躇がない。
浪費癖も自分のためばかりではなく、実家への仕送りや園芸部の備品を自費購入するなどした結果である。
実家を追い出されたのもあまりに親孝行ばかりするせいで自分の家庭も持てないことを案じられたため。
学校に住まわせてもらっている恩返しのために学校中の草むしりや落ち葉にゴミ拾いも手掛けている。
◆スペック
日頃のダメ人間っぷり故に、倫理の担当教師であることを初めて知った相手にはもれなくツッコまれている。
しかし羽々里が理事長になる前から学校に在籍していることから、
ナディーとは違い真っ当に教職に就いていると思われる。
(教頭からして
アレなので元からゆるい雰囲気である可能性も高いが)
実際に授業外の場面ではあるが、担当教科を交えて他者を教え諭す時の様子はなかなかに堂に入ったもの。
相手の本音を穏やかに引き出し、場をまとめる手腕には珍しく年長者としての風格を漂わせている。
「倫理」という概念に対しては「物事の正邪や善悪を短絡的に決めず、他者の視点や気持ちを想像し“よく考える事”」というしっかりとした考えをもっている。
ただし自分の生き方については「完璧な間違い」と断じている。
酔っ払い状態で常にデバフがかかっているようなものだが身体能力は低くはなく、足を引きずり気味ながらも山女を背負ったまま走れるほど。
アイドル回でも酒断ちに成功してからは及第点以上のパフォーマンスを見せている。
前述の清掃活動等で日常的に体を動かしているためと思われ、実家の酒屋にいた頃は力仕事を手伝っていた可能性もある。
◆恋太郎との馴れ初め
初登場は第108話。
彼女らが校庭の隅に張られたテントを話題にしていたのを機に、山女から紹介される形で出会いを果たす。
学校の敷地内で一升瓶を抱え酔いどれている衝撃も冷めやらぬままにビビーン!!となるが、その自堕落な生活っぷりに戸惑う恋太郎。
「だ…… ダメ人間のロイヤルストレートフラッシュだ……!!!!」
山女が畑仕事に行ったことで二人きりとなり、少しずつ百八の人となりを知っていく。
そんな中、百八が耐えきれなくなったように真剣な面持ちで恋太郎に何かを伝えようとする。
「もう…この気持ちを抑えられないんだ…ッ!!」
「愛城… あ あたしと…ッ」
緊迫しながらもどこか甘酸っぱい雰囲気の中、告げられたのは―――
「セッ◯スしてください…!!」
「この美しい原稿に謝れ!!!!」
1ページ丸々使っての残念すぎる発言に痛烈なツッコミで返す恋太郎。
なおも誘いをかける百八の大人の色香に一瞬たじろぎながらも鋼の健全精神で突っぱね、百八も必然的な我慢ならば仕方ないと引き下がり、その場はお開きとなる。
その後山女と合流し畑仕事を手伝う恋太郎だったが、道具が壊れたことで作業は翌日に持ち越しに。
次の日、朝早く登校し作業に向かう二人。そこには新品の道具が置かれ、百八からの日頃の礼が書かれたメモが添えられていた。
そして恋太郎は山女や通りがかった羽々里から話を聞き、百八の生活の実態や、律儀で他者への恩義を忘れない一面を知る。
すぐさま百八の元へ向かい、本人の自称や自分が内心思っていた「ダメ人間」という言葉を取り消そうとする恋太郎。
それに対し、百八は自分に優しくしてくれる人の特別さと、そんな人への感謝を忘れたくないという思いを語る。
「金なんかより 自分に優しくしてくれる人の方がよっぽど貴重だろ?」
そんな百八の心の豊かさに惹かれ、恋太郎は自分の想いをまっすぐに告げる。
その優しい言葉に恋太郎を特別な相手として意識するも、年齢差もあって冗談めかして自分の気持ちを流そうとする百八。
だが恋太郎にとって
年齢や
肩書きなどはもはやなんの障害にもならず、
すでに
彼女が20人いることも合わせて包み隠さず打ち明けた上で、付き合いたいという意思を見せる。
そして百八が嬉しさと戸惑いを交えつつ返した言葉は―――
「君… 倫理って知ってる…?」
ともあれ恋太郎ファミリーに21人目の彼女にして2人目の教員彼女が誕生した。
中村先生… 倫理って知ってる…?
◆ファミリー加入の経緯
…と言う次第でございまして… 盆能寺百八先生を新しい彼女として迎え入れさせていただいてもよろしいでしょうか……!
紹介されて早々に、その
カイジの世界から来たかのような生活っぷりと倫理教師という役職のギャップにツッコまれまくる。
それでもかねてから世話になっている羽々里や山女への感謝を述べたことで根の善良さを理解され、ほどなく受け入れられた。
百八の方も自分に友好的な態度を取ってくれたファミリーメンバーの優しさに
「心清ッッ」と感涙。
そんな彼女のより親交を深めたい気持ちに応える形で
本気こどもビールを使った“
飲み会ごっこ”が提案される。
だがその夜、ファミリーの夢の中に出版業界の大いなる存在が登場。コンプラ的な面から本気こどもビールの使用が禁じられる。
しかしそんなことで彼女の望みを諦める恋愛モンスターではなく、あらゆる力技を用いてメンバーを酔ったような状態に。
トドメに全てのコマに「※アルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません」の文言を貼り付け、飲み会ごっこが開催された。
妹「許されるんれすか!? そんなのれ」
楠莉「残念ながらこの漫画はゴリ押し以外の解決方法を知らないのら」
一部の心配をよそに飲み会ごっこは和気あいあいと進行。百八も羽香里とのドスケベトークを皮切りに皆と馴染んでいく。
他の面々もいつものノリを更に暴走させたり、普段とは違う一面を見せたりと大盛り上がり。
※アルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません
楽しい時間はやがて過ぎ去り、すっかり酔い潰れ(たみたいになっ)て眠りこける彼女たち。
そんな彼女らを恋太郎は自身も酔っ(たみたいになっ)てフラフラになりながらも一人ひとり丁寧に布団に寝かしつけていく。
運ばれる途中で目を覚ました百八は、酔い潰れても一人で寝床に戻るしかなかった過去を思い返し、改めて愛されている現状を実感する。
※アルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません
「らめら…恋太郎…」
「…しゅきしゅぎる……っ」
「…百八先生…」
酔いとは異なる理由で顔を染めた百八に恋太郎も気持ちを抑えられず、二人は初のキスを交わすのだった。
※アルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません
「よ~し じゃ~エッチするか~!!」
……そんなキレイな終わり方をするはずもなく、周りで他のメンバーが寝ているにもかかわらず誘いをかける百八。
恋太郎の鋼の理性すらも瀕死に陥り、出版業界の大いなる存在再臨の危機と思われたが、百八の寝落ちにより難を逃れるのであった。
※アルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません
◆ファミリー内での人間関係
他の
成人組同様、年齢差もさほど気にされることなく仲良く過ごしている。学校で数年間勤務しているだけあって加入以前からの顔見知りも多い。
ファミリーの集い場である屋上でも当然のように
飲酒しており、他の
彼女らのやり取りを肴にするように楽しげに鑑賞していることも。
欲望への忠実っぷりや生来のだらしなさで基本的にボケ寄りの立ち位置。酔い潰れては年下に面倒を見られることもしばしば。
ただしその自由闊達な生き様に学びや憧れを抱くメンバーもいる。その都度「
あたしみたいにだけはなるな!!」とツッコんでいるが。
またなぜか花園家の面々との関わりが多めである。
顧問を務める園芸部の部員にして先輩彼女。そして日々の食生活を支えてくれる生命線たる大天使。
顧問と部員として少なくとも2年以上の交流があり、肉親や同居人を除けばファミリー内で最も付き合いの長いペア。
互いに人への感謝を忘れない律儀さの持ち主。それ故に百八からの身銭を切っての感謝の表れに申し訳なく感じてしまっている面も。
「優敷はあたしの女神様だよ…!! おかげさまで毎日生きれております…!!」
職場の上司にして先輩彼女。校庭等の使用許可を出して生活レベルを上げてくれた恩人でもある。
それぞれ己の欲に忠実な者同士のため、特にスケベ展開では年長者の威厳も何もなく二人揃って暴走することもしばしば。
唐音「バカ2人参戦」
ただし百八が欲に目がくらんでいる際には、羽々里が金の力(物理)で正気を取り戻させることも。
「花園理事長は聖母のように心の広い…ッ!!」
先輩彼女にしてファミリーのドスケベ仲間。
百八が加入してすぐの飲み会ごっこでは一人遊び大好きなことを互いに暴露し早々に意気投合。
その後もお互いの淫夢を日々語り合い、ついには文章に起こして交換日記にまでしている。そしてオカズに使っている。
「今日のブツです ――今回のはすごいですよ」
「こりゃ今夜も朝までかな…」
先輩彼女なメイドさん。加入時に羽々里への感謝を述べたことで当初より好感度は高め。
自分よりも他者の幸せを優先する性分のため、百八の生き様は「自分の気持ちを大切にすること」の大きな指標となっている。
凪乃と一緒に出かけたデート回で二人の気持ちにすれ違いが生じた時は、百八が見事に取りまとめてみせた。
それ以来、「百八のような人間になりたい」と思うほどに尊敬の念を懐いているが、当人からは「あたしみたいにはなるな」と断固拒否されている。
「分かったか?芽衣 あたし達の行きたい所は――“芽衣が行きたい所”だよ」
効率重視の先輩彼女。
芽衣と一緒に出かけたデート回では、効率にとらわれ自分の気持ちを見失っていた所を百八に教え諭される。
以来、百八を「効率的に有意義を貪る人間」と尊敬(?)するようになり、教科としての倫理にも興味を持つようになる。
芽衣ともども百八のような人間になりたいと望むが当人は自分の生き方を「完全な間違い」と捉えているため都度阻止されている。
「心を大切にしたいって気持ちが先走って 心を置き去りにしちゃ――本末転倒だろ」
お姉様命の自称妹メイド。共に単行本の表紙を飾った連番彼女ペア。(第13巻)
だらしない百八の面倒をしょっちゅう見ており、小言を言いつつも甲斐甲斐しく世話を焼いている。
酔い潰れた百八をテントに送り届けたり、テント内の掃除をしたり、朝はわざわざ起こしに行ったりともはやお付きの
メイドといえるレベル。
百八の方は若くして働いている
妹を素直に感激し尊敬しており、日頃の感謝も合わせてしばしば抱きついたり頭を撫でたりと親愛の情を向けている。
酔っ払いのテンションもあり
妹の側は鬱陶しがったり(芽衣を差し置いて)姉ぶらないでとツン気味の対応をするが、百八自身には姉ぶっているつもりはなく
百八に姉みを感じているのは妹の方である。
「妹は偉いな~ そんな歳で働いてて」
年齢差も生徒と教師という立場も物ともしない恋愛モンスター。
出会った当初こそ「ダメ人間のロイヤルストレートフラッシュ」とその自堕落っぷりに慄いていたが、彼氏となってからは「酒飲みながらのギャンブルに勝る快楽はない」という残念な発言すら笑顔で受け止めている。
百八からは羽香里以上にどストレートなエッチの誘いを受けており、一度は恋太郎の理性を陥落寸前まで追い詰めている。
無理に食い下がることこそ無いものの、機会は常に狙っている模様。複数人でのKOZUKURIもバッチコイ。
「お姉さんにおいで♥ 恋太郎♥」
追記・修正はアルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取せずにお願いします
※本記事の作成は摂取して行われました。
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最終更新:2025年04月15日 00:48