薬膳楠莉(君のことが大大大大大好きな100人の彼女)

登録日:2021/06/30 Wed 23:06:50
更新日:2025/04/23 Wed 18:25:08NEW!
所要時間約 12 分で読めるのだ(格納部分を含めると約 21 分で読めるのだよ)


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分かったか!? 恋太郎 薬の凄さや面白さが!
楠莉は こんな素敵な薬開発が大好きなのだーー!♡


薬膳(やくぜん) 楠莉(くすり)とは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』のヒロインであり、愛城恋太郎の5人目の彼女。

CV:金元寿子(ボイスドラマ)/ 朝井彩加(アニメ版)


◆概要

お花の蜜大学附属高等学校に通う高校三年の女子生徒にして科学部部長。誕生日は4月18日 *1
100カノ初の先輩彼女キャラだが、後述するように普段の立ち回りは完全に子供のそれなので、年上らしさは唐音の胸と同様に全く存在しない。
騎士華と同じクラス(3年3組)。


◆容姿

ややクセのある赤髪にもちもちした頬、頭頂部の2本のアホ毛が特徴的な少女。アヒル口をしている事が多い。
ノーマルなデザインの制服の上から裾の長い白衣を羽織っており、緑色のビジュー付きループタイを首から下げている。
身長はよりもさらに小柄。とても高三には見えない外見だが、これにはある秘密が……(後述)


◆性格

楠莉は恋太郎の事も羽香里の事も大好きだから…

きっと“大好きな二人”が一緒に写真撮ってるとこ見るのもとっても楽しいって思ったのだ!

一人称は楠莉(くすり)
某パパの如く語尾に「〜なのだ」を付けて話す。
フットワークもノリも軽い、マイペースで明るい性格の持ち主。
薬と薬の開発が心から好きであり、ノーベルもビックリするような様々な薬を開発している
どれくらい薬が好きかと言えば、ヨダレを垂らしながら潤んだ瞳で「薬が大大大好きなのだ~~♡♡」と公言したり、知与に薬を没収された時は血相を変えて暴れ散らすくらいに好きである。絵面は完全にヤク中の禁断症状である。

「ゔゔゔゔゔ薬ィーッ!!!! 薬が欲しいのだァああ!!!!」
「禁断症状でございます」
「うぎィイイ薬ィーッ!!!! 薬をよこせーッ!!!!」

好きな事には没頭するタイプなので、実験に集中して漏らしてもいいようにオムツを常用している
そして少年誌で小便を漏らすという暴挙に出た。幸い効果音だけだし、枠外で謝ったが。
また好奇心も強く、恋太郎の風呂を覗く際は(他のヒロインたちが破廉恥な動機だったのに対して)楠莉の場合は「ちんちんがみたい」という好奇心が動機だった。

愛らしい言動だが、危険な副作用がある(強力な便秘、脱毛、自我の喪失、最悪死亡)薬を十分な周知なしで平気で使おうとしたりと完全なマッドサイエンティストでもある(一応、自分が開発した薬に対するセーフティーネットの「打ち消しの薬」は常備している)。
後述する失恋の危機の際には恋太郎を薬漬けにしようとしたことからも、自分勝手で倫理的に危ない一面が垣間見える*2。ただしこの点は物語が進むにつれ徐々に改善傾向にある。

かつてはそのぶっ飛んだ言動が原因で所属する科学部全員が出ていったことがあったため、明るい性格ながらも孤独を酷く恐れている。
そのため和が乱れる様子には敏感で、恋太郎ファミリー内で揉め事が起こると誰よりも恐怖心を露わにする。

幼い頃から祖母と一緒に観ていたため、大の相撲好き。
観るだけでなく取る方も好きらしく、よく恋太郎ファミリーの面々と相撲を取って遊んでいる。

因みに薬開発の過程で劇薬をしょっちゅう飲んでいるため、辛味に対してはかなり耐性があり、フードファイト回ではそれが役に立った。
また、同じく小柄な静や知与とは異なり結構動けるタイプで、野球やダンスも問題なくこなしていた。

笑い声は「くすり くすり」という名前と掛けた銀河一可愛らしいもの。


◆真の姿

これが楠莉の本当の姿なのだよ
「不老不死の薬」の失敗作の影響で 普段はあの姿だがね

ラスボスみたいなもん作ってた

実は普段の子供のような外見は仮の姿
本来の姿は赤いロングヘアポニーテールに纏め、四角縁のメガネをかけた巨乳の女性。
トレードマークのアホ毛とアヒル口はそのままで、右胸元には黒子がある。地味に語尾も「〜なのだよ」と大人っぽくなる。
普段の小さい姿は開発に失敗した不老不死の薬を飲んだ際の副作用によるもので、肉体年齢は8歳。加えて服用時未成年であった事から、精神年齢も相応に下がってしまっている。

魅惑的な体型だが、メガネに頼る位に視力も落ち、髪も胸も研究の邪魔になるので色々不都合との事。
セーフティーの「打ち消しの薬」を飲む事で一時的にこの姿になれるが、失敗作の副作用が強すぎるのか長時間は姿を維持出来ない。
精神年齢も実年齢相応になるが、元が元なので傍目では変わったようには見られない。距離感も近いままなので色々と目のやり場に困る。

「あ そう言えばオムツ替えなきゃ」
「そのビジュアルでオムツの話とかすんのやめてもらえます?」

ただしこんなでも精神年齢の推移は起きているようで、18歳の肉体では無邪気な遊びに恥ずかしさで紅潮するレアな姿も見られる。15歳の精神年齢できゃっきゃしてた静の立場が……
但しヤクに対してはどちらの姿でも同じ様に甘えている根っからのおばあちゃんっ子である。


◆恋太郎との馴れ初め

初登場は第10話。
本来の姿で化学室にて実験をしていた最中に、偶然すれ違った恋太郎と目が合いビビーンと一目惚れする。
翌日、運命の相手を探すために恋太郎がやってきた際にはこっそり惚れ薬入りのお茶を飲ませ、恋太郎をわがものにしようと無邪気に画策。
しかし恋太郎は薬の力ではなく自分の気持ちで受け止めたいと薬を吐き出そうとする。
恋太郎が苦しみ出すと薬の拒絶反応が出たと思い、薬の効果を打ち消す効果を持つ薬を口移しで飲ませた。
その際に本来の姿に戻った事で運命の人だったとわかり、お互いに土下座告白して恋太郎と交際スタート。

…と言う次第でございまして… 薬膳楠莉さんを新しい彼女として迎え入れさせていただいてもよろしい

やーやー よろしく 薬膳楠莉なのだ!

新規紹介の際にも全然物怖じしない態度で、他の彼女たちに気前よくお近づきのしるしとして薬をプレゼントしている。
しかし楠莉の手違いにより既存の4人の彼女がキスゾンビと化して一悶着あったときには、周囲の人に迷惑をかけてしまうことへの恐怖心から一度は薬開発そのものを辞めると早まってしまうものの、「何があろうと絶対に解決して見せますっ!!」「俺は自分の“大好き”に一直線な楠莉先輩のことが大好きなんです……!!」という恋太郎の覚悟を聞き、自分らしさを認めてくれる恋太郎に心から感謝し、正式に5人目の彼女になった。


……楠莉は…… ……楠莉は……ッ!!
薬も恋太郎も 大大大大だ~~い好きなのだーーーっ!!


◆恋太郎ファミリー加入後


例として
  • 自分も含めた彼女達6人の魂シャッフル
  • 自分も含めた彼女達の幼児化(3回開催)
  • 静の歌によるカラオケ・クライシス
  • 羽々里の髪による第二次バイオハザード
  • 恋太郎とのキスによる彼女達10人の美しさブースト
  • 唐音のツンデレ喪失によるキャラ変
  • 闇鍋からの大乱交100カノブラザーズ
………など。

更に恋太郎に対してはありとあらゆる薬を飲ませて実験台にしており、非常に頼りにしている様子。やっぱりマッドである。
恋太郎のフィジカルおばけっぷりはこの人の薬品による魔改造の結果では……と囁かれているとかいないとか。

無論そればかりではなく、自分らしく居座らせてくれる恋太郎ファミリーの事は大好きなのでメンバーの事を大事に思った行動もしている。

恋太郎ファミリーに何らかのトラブルが発生した時には、自作の様々な薬品を使って率先して解決に挑んでいる。
特に静や知与ともども不良達に因縁をつけられた際には「磁石人間になる薬」をぶちまけて2人を助けるというファインプレーを見せた。

また、先述したように無邪気な子供の姿とグラマラスな大人の姿を使い分けられるため、「マスコット枠」と「お色気枠」を両方こなせるという少しずるいポジション。

以上のように、話を回す上で非常に重宝する為、この作品の自由度の高さに大きく貢献しているヒロインと言える。
比較的早い段階で加入した事を指して、一部では「100カノの『リアリティのブレーキ』をぶっ壊した存在」と評されているとか……。


◆恋太郎ファミリー内での関係

基本的に天真爛漫な言動なので、ファミリー内の誰とでも隔てなく関わることができる。
その中でも、ロリ仲間の静や知与、楠莉を利用して自分の欲求を満たそうとする羽々里との絡みが多い。

特に静とはちびっこ同士で気が合うのか行動を共にすることが多く、恋太郎や羽々里を筆頭とした他のメンバーから目の栄養にされている。

「そんなにかわいいか〜?」
「サンリオ名乗っても許されるぐらいかわいいですよ」
「あんたサンリオのなによ」

知与とは保護者役になろうと頼もしい一面を見せるものの、普段は知与の方がしっかりしているので効果はイマイチ。
ただ、知与曰く大人時の雰囲気が亡き母親に似ているようで本来の姿の楠莉を「お母さん」と呼んでしまったことも。

「夢でも見てるのだね?」

羽々里からは皆を赤ちゃんにして愛でたい等、度々自分の欲求を押し通すための手段として薬を使用されている。そして自分も被害に合う。
薬に関わらない時は割と落ち着いている事も多く、最近は胡桃と並んでサブツッコミ役になる事もあり、彼女が増えていくにつれてツッコミに徹する機会が増えている。キレた時やツッコミを入れる際は「~なのだ」口調が消えて乱暴なものになる。

「泣かすぞこら」
「このクソガキ!!!!」
「妖怪なんていろいろいんだろ!!!!」「グロくねー奴連れてこい!!!!」

◆薬膳家

家族構成は父と母と祖母の四人家族。
家族達も楠莉と同様に薬剤師であり、これまた楠莉と同様に全員が全員失敗作の不老不死の薬を飲んでいるので非常に若々しい……を通り越して幼々しい家庭。
恋太郎からの通称は「楠莉バニアファミリー」。ただし祖母が飲んだ薬だけは成功作に近い特殊な薬であり、打ち消しの薬が通用しない仕様になっている。

  • 楠莉の父(通称:パパ莉)

認めてやる てめーが楠莉を世界一大切に思ってるって事だけはなぁ

実の父親。
娘同様に8歳児の肉体になっている。語尾は「~なのさ」もしくは「~なのさね」
娘の事は大事に思っており、人目を憚らずに「娘は世界一可愛い」と発言する親バカぶりだが、楠莉からの扱いは割とぞんざい。父親と娘の関係はそんなもんと言われればそれまでだが……
そのためか15股 *3 状態になっている恋太郎には割と辛辣に当たる(初期の唐音を見れば分かると思うが、これが正常な反応である)。この頃になると読者と彼女達の感覚が麻痺しているよね。
打ち消しの薬で元の姿に戻ると、超人ハルクを彷彿とさせる人間離れした筋骨隆々の大男になる。 なんでも自らの肉体を使った薬の人体実験の結果、打ち消しの薬でも戻らなくなってしまったらしい。
その筋肉は見せかけではなく、作中で薬膳家を襲ってきた暴漢が放った拳銃の弾を傷一つなく受け止めたりパンチ一振りで暴漢をお星様にしてやった。そして自身の義母も恋太郎の彼女になってしまった。
親バカ同士での争いが発生するため、知与の父とは犬猿の仲。

  • 楠莉の母

楠莉は薬膳家の薬学の絆が詰まった—— 紛れもない薬開発の天才なのよ

実の母親。
娘同様に8歳児の肉体になっている。実年齢は55歳。
語尾に「~なのよ」と付けて話す。活発な一面の目立つ娘と異なり穏やかな性格。
素の姿は年齢相応ながらも美人。
実は、楠莉の父とは作中で公言されている数少ない恋太郎ファミリー以外の1対1の運命の人カップルであり*4、夫婦仲は極めて良好のようだ。
因みに作中では明言されていないものの、薬膳家が「代々薬開発が趣味の家系」である事、楠莉ママが後述するヤクの娘である事から、楠莉パパがハルク化したのは楠莉ママが以前作った薬が原因である可能性が高い。


楠莉の母方の祖母で恋太郎の16人目の彼女。御年89歳のアラナイ彼女であり、こちらも楠莉バニアファミリーと同様に不老不死の薬で幼子の姿を取っている。元夫(楠莉の祖父)とは既に死別している模様。
代々薬開発が趣味の家系の出身であり、その昔は戦地で薬を作っていた、とのこと。
楠莉は特に彼女に懐いており、重度のおばあちゃんっ子である事がヤクの登場回で判明している。どれくらい懐いているのかというと、ヤクを老衰で死なせたくなかったからあの不老不死の薬(の失敗作)を作ったほど。
その薬のおかげでヤクの延命には成功したが、ヤクが服薬ダジャレではないしたのは不老不死の薬の失敗作の中でも、より完成品に近い強力なモノだったため、打ち消しの薬を飲んでも老婆の姿には戻らず、終始合法のじゃロリ状態のままでいる。本人曰く、後80年は生きるつもりでいるらしい。歳が歳なので美少女or美幼女と呼ぶべくか、美老婆と呼ぶべきか悩みどころである。
ヤクが恋太郎ファミリー入りしてからは、時節「楠莉のおばあちゃんを取っちゃヤダー!」みたいな態度を見せる様になったため可愛さと女児らしさが5割増しになっている。特に幼児退行してばぁば呼びする騎士華や楠莉に隠れてこっそり肩を揉んでいる紅葉あたりが要注意対象。
ただし彼女の横文字や機械への無理解ぶりには流石に頭を抱えている。


◆余談

  • 名前の由来は「薬膳料理」「薬」から。

  • 第133話で当時の恋太郎ファミリー全員の誕生日がヤケクソ気味に全公開される前から、牡羊座 *5生まれであることが判明されており、高校三年の春で既に18歳になっている事から、誕生日は4月2日〜4月19日の間であると推測されていた。

  • 「ペン太郎」というペンギンのキャラクターのファンであり、劇中では度々絡みがある。因みにこのペン太郎、バーコード風の眉毛のせいか恋太郎に雰囲気が似ているため、後にファミリー全員に気に入られている。アニメ第1期OPでもペン太郎の便箋や隠し絵を用いていた。第2期EDに至ってはペン太郎が動く。ただしアニメ本編では尺の都合でペン太郎についての話がカットされてしまった(実質初登場のカラオケ回で「原作参照」と書き文字が出ている)。

  • 「楠莉」という字が変換に手間取るという事もあり、読者からの通称はシャブ先輩。ただしその通称に反してシャブの経験はまだであるという。あってたまるか。
    • アニメ版では放送コードの関係で台詞内の「シャブ」がピー音で暈された。ラピュタや嬉ションは良かったのに……
    • 因みに本編では祖母のヤクが顔合わせ回の時に「薬膳シャブ」呼ばわりされた事も。


  • 楠莉の作った薬の一覧

「んふふ~! じゃ~そんなにかわいい楠莉達が追記・修正してあげるのだ~!」

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最終更新:2025年04月23日 18:25

*1 第133話にて判明。由来は『発明の日』からだと思われる。

*2 高2の時に選択した倫理の授業も、テストで赤点を取らなかったのがのが不思議なくらい理解しておらず、知与から「マジで倫理観必要な人じゃないですか!」と突っ込まれている。

*3 パパ莉が初登場時の彼女の人数

*4 他の例は呉莉羅連合総長&ユウ君のカップルなど。

*5 第29話より。因みに音速ババア、もとい教頭先生も牡羊座。