バラライカ

登録日:2024/07/15 Mon 09:52:00
更新日:2025/02/18 Tue 13:14:58
所要時間:約 4 分で読めます





балалайка(バラライカ)


1.弦楽器

ロシアの弦楽器の一つ。バララーイカとも呼ばれる。
3つの弦が張られており、三角形の共鳴胴を持つ。
主に右手の指で弾いて演奏される。

現在の形は19世紀に、ロシアの音楽家ワシーリー・アンドレーエフ他により改良されたもの。


2.BLACK LAGOONの登場人物

ロシアのマフィアの大幹部。体中に火傷の跡がある。
詳細はバラライカ(BLACK LAGOON)を参照。


3.カクテルの一種

ウォッカがベースのカクテル。カクテル言葉は「恋は焦らず」
ロシアをイメージして作られたからか、ベースにウォッカが使われている。

材料はウォッカ・ホワイトキュラソー・レモンジュースを【2:1:1】で混ぜ合わせて作れる。
透明な色合いで中辛口。口当たりは良いらしい。
/!\お酒は20歳になってから飲みましょう。


4.Landreaallの登場人物

本名はアニューラス・バラライカで通称「アン」
主人公のDX・ルッカフォートを王にするために追いかけ回している。


5.武器のニックネーム

ソビエト連邦のサブマシンガンPPSh-41のニックネーム。
由来は1.で、形状やけたたましい発射音を同楽器に見立てていたと思われる。
バラライカ呼びは主にドイツ軍によるもので、日本軍は同じ弦楽器である「マンドリン」とも呼んでいたらしい。


6.お笑い芸人

かつてプロダクション人力舎に所属していたお笑いトリオ。
メンバーは「滝裕次郎」「松澤仁晶」「山本佳希」で、1998~1999年に活動していた。


7.日本の楽曲

月島きらり(CV: 久住小春〔モーニング娘。〕)の2枚目のシングルにして、アニメ版「きらりん☆レボリューション」の2代目オープニングテーマ
先代OPは「恋☆カナ」。

本項目では7.を中心に解説する。

作詞 BULGE
作曲・編曲 迫茂樹
演奏時間 3分40秒
発売日 2006年10月25日

概要

そもそも「きらりん☆レボリューション」とは、小学館の漫画雑誌「ちゃお」で連載されていた少女漫画であり、主人公の月島きらりが人気アイドルに憧れて自分もアイドルになるべく頑張るという内容である。

なので曲の内容も少女漫画らしい乙女チックなもの。途中に挟まれるコーラスが妙に耳に残る。
コーラスの担当は高尾直樹、すやまちえこ、ninita。

本曲の楽器にそのバラライカが使われているわけではない(と思われる)が、曲調はロシアの民謡風に近い。
ダンスにもコサックダンス*1のような振り付けが入っている。

このシングルCDの初回限定盤にはミルフィーカードが、通常盤の初回仕様にはスペシャルステッカーが封入されている。

音ゲーへの収録は長らく無かったが、2014年にmaimai GreeN PLUSで初めて収録された。
光吉猛修によるカバー。

歌い手の久住小春は当時モーニング娘。のメンバーであり、アニメに参加したときの名義は「月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)」であった。
ちなみに彼女が唯一声優として参加した作品が、このきらレボだった。

令和の現代で話題に上がることはあまりなく、知る人ぞ知る曲という感じだろうか。



追記・修正は歌詞を正しく歌える人にお願いします。



この項目が面白かったなら……\ポチッと/





























よかったのか ホイホイスクロールして




















裏の概要

…とまあ、ここまでは普通のアニメソングという扱いのはずだったのだが、
阿部高和迷言やらないかと曲タイトル「バラライカ」の語呂が似ていたが故に、キャラを置き換えた替え歌が2007年にニコニコ動画に出現。
多大なる風評被害…どころかその替え歌そのものが本家だと認識する人*2まで出てくるくそみそな有様になった。
結果として本曲は知られざる名曲などではなく、史上最大の風評被害曲という立ち位置として、知らない人はいない非常に有名な曲となってしまった。
動画内で踊る阿部3人のインパクトは凄まじい。

あまりにも有名になりすぎた結果、替え歌の作者自らが
※「バラライカ」等の本家動画において、私の名前や替え歌の歌詞をコメントすることはお控えくださいますようお願いいたします。
と警告する程にまで影響を及ぼした。
関係ない場所での乱用はしないように気を付けよう。

本家(もちろんバラライカのこと)の踊ってみた・歌ってみたもあるので安心しよう。
コネクト*3烈車戦隊トッキュウジャー*4LOVE TOGETHER*5と並ぶ風評被害曲の代表としては有名かもしれないが。
海外でもそのダンスが浸透しているとの噂が…


余談

先述の通り、『バラライカ』は光吉猛修歌唱バージョンがmaimaiに収録されている…のだが

+ ところでこのジャケットを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく……くそみそです……


一応補足しておくと歌詞は原曲のままなのでそこは安心してほしい。
でもMVはやたら雄々しい。


2024年(重要)に配信された「新・やらないか」のOP「Kuso♂Miso☆カーニバル」には上記の替え歌動画のオマージュが多数見受けられる…
どころかサビの歌詞も踊り*6も滅茶苦茶似ているが、そもそもの元ネタはこのバラライカ。つまり…
ちなみに楽曲(もちろんバラライカの(ry )の版権元に許可を求めたが拒否られたらしい。当たり前だ



最後に、この曲(もちろん(ry )の歌い出しでは「バ ラ ラ イ カ」言わない。そこは本来コーラスの部分である。
他にもサビの部分は「ライラ カイカイ」と歌うのが正解であり、「バラ ライカイ」ではない。
歌ってみた動画でも間違えている人がちょくちょくいるため、自分も歌おうと思う場合は要注意。

あの曲は比較すると結構本家に寄せているため気付かれにくいのだが、知ってる人には確実にあの曲に影響されたとバレるのでちゃんと歌詞は覚えましょう。



ちょっと危険なツイキ、バラライカ(やらないか)

この項目が面白かったなら……\ウホッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 2006年
  • バラライカ
  • きらりん☆レボリューション
  • オープニングテーマ
  • 迫茂樹
  • 月島きらり
  • 久住小春
  • BULGE
  • アニソン
  • 謎の中毒性
  • 楽曲
  • 弦楽器
  • 曖昧さ回避
  • カクテル
  • ロシア
  • 恋は焦らず
  • アニューラス・バラライカ
  • Landreaall
  • BLACK LAGOON
  • 替え歌
  • 楽器
  • ニコニコ動画
  • ニコニコ全盛期
  • 光吉猛修
  • maimai
最終更新:2025年02月18日 13:14
添付ファイル

*1 ただしコサックダンスはウクライナの文化なのは内緒。

*2 流石にこの辺はネタで言っている人の方が多いだろうが…

*3 2022年に投稿された某音MADメドレーにより、ヤマダ電機のテーマ共々風評被害に遭った

*4 某YouTuberのカバー動画を切り貼りした動画がきっかけで公式MVのコメント欄がモラルのない視聴者による語録などで埋まることとなり、その結果コメント欄が閉鎖された

*5 この曲を手掛けた某音楽グループのボーカル担当の顔が某ホモビ男優に似ていると一部で話題となり、その結果YouTubeやニコニコ動画に投稿された某音楽グループの動画のコメント欄が殆ど某ホモビの語録等で埋まるという事態となった

*6 現代のCG技術とは違う、どこか黎明期のMMDを彷彿とさせる妙にぎこちないモーション