黒崎コユキ(ブルーアーカイブ)

登録日:2024/09/17 Tue 00:16:07
更新日:2025/04/02 Wed 14:50:26
所要時間:約 10 分で読めます






にははは……!大きな力だあ……!
え?大いなる責任?何ですかそれ?



黒崎(くろさき)コユキとは、ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』に登場するキャラクター。

●目次



【プロフィール】

学園:ミレニアムサイエンススクール(1年生)
部活:セミナー
年齢:15歳
誕生日:2月14日
身長:149cm
趣味:運試し、脱出
イラスト:MISOM150
CV:乾夏寧



【人物】

ミレニアムサイエンススクールの生徒会に相当する「セミナー」の一員。……「だった」生徒。
ピンク色の巨大なツインテ*1にしいたけ目が特徴的。
元々はユウカによってその特異な能力を買われセミナーにスカウトされたが、とある理由からセミナーをクビにされ、さらにはセミナーの監視下で拘留中というとんでもない経歴。

コユキの持つ特異な能力、それは「直感で暗号システムを解除してしまう」という「摩訶不思議な演算能力」(ユウカ談)。
その能力は、ミレニアムの超高性能演算機でも解読に時間がかかるような暗号を瞬時に解読してしまうほど。
すなわち、彼女の前には如何なる電子的障壁も意味を為さない。
テクノロジーが比較的発達しているキヴォトスにあってはとてつもない破格の能力である。


そして、そんな神にも悪魔にもなれるような大いなる力を有した彼女はどんな人物であるかというと……




お金なんて無くなったらどこかから貰ってくれば良いじゃないですか?

もしミレニアムの金を使い切ったらどうすんだよ?

他の学校があるじゃないですか。

(絶句)……ってか、てめぇはそもそも誰かのお金を勝手に使うってのがおかしいとは思わねーのか?

いえ別に。何かおかしいです?
お金は巡り巡るものじゃないですか。ただ寝かせておく方がどうかと思いますよ?



絶望的に倫理観が欠如している。
言うなれば、「明日は明日の風が吹く」という言葉を悪い意味で体現している人物。

そんな人間に「どんなセキュリティも解除してしまう能力」が合わされば、何が起きるかは想像に難くないだろう。
ストーリー中では「ミレニアムが破産寸前になるレベルでセミナー名義の債権をバンバン発行し、そこで得た金をギャンブルに注ぎ込む」という某メジャーリーガーの通訳も真っ青なレベルの凶行を働いている。
それどころか無くなったら他のところから取ってくればいい、と一切の後ろめたさや躊躇も無く平然と宣っているなど折り紙付き。
それ以外にも数多くのトラブルを引き起こしていたためにセミナーをクビにされたのである。
当然、連邦矯正局送りになってもおかしくないどころか退学すら考えられるほどのトラブルメーカーだが、腐ってもミレニアムの生徒会であるセミナーの一員。
当然ミレニアムの機密情報にもある程度触れてしまっているため迂闊に自治区外に出すことができず、やむを得ずセミナーの監視下で拘留しているのである。

しかしセキュリティを難なく突破してしまう能力を悪用して何度も脱走しており、その度に学区内で指名手配され、C&Cに捕獲されて再度収監……というループを繰り返しているため、「白兎」というコードネームで呼ばれている。
ただ戦闘能力は非常に低く、曰く「中学生レベル」。
それを補えるほど高度な計画を立てられるわけでもないため、どうにかできることはできるわけである。

なお『反省部屋』とは謳っているが、この問題児は如何なる電子ロックも解錠するので、仕方なく銀行の金庫室という物理的な外部ロックが掛けられる区画を採用している。

ただし、人格自体は単なる「人懐っこいイタズラっ子」の域を出ず、決して悪人とは言えない
……まあ、イタズラ感覚で上記のようなことをやらかすから問題なのだが。
倫理観の欠如が発露していない時は人並みに話が通じるし、
イタズラで先生の秘密を覗いてやろうと部屋に侵入した結果ものすごい量の薄い本*2を発見してしまった際には、本気で申し訳なさそうにしながら「用事を思い出した」と立ち去るなど、人の心がわからないわけでもない。
要は善悪の区別をつけられない子供、最も端的に言えばクソガキというだけのことである。
また、ノアに弁明の矛盾を突かれるのがだいぶ堪えるあたり、悪いことをしている自覚が本当に全くないわけではないのだろう。言い逃れは自己防衛の一面があり、本当に心の底から悪びれていないなら突かれて痛い部分もないはずである。
また、割とビビりな面もあり挑発が過ぎて先生を本気で怒らせてしまった際には途端に怯えていた。

その誰もが羨むような天賦の才についても、軽く考えているというか、恵まれたものとはあまり思っていない様子。
それもそのはず、彼女にとってこの能力は極端な話、「手を動かす、息をする」という行為と同レベルのことであり、人が「自分はなぜ呼吸ができるのか?」という事を理解していないのと同じように彼女自身なぜこの芸当ができるのかわかっていない。どうして他人ができないのかも理解できない。
コユキ目線では幼児でも簡単な謎解きと超厳重な財務セキュリティは何も変わらない、回せば開くドアノブと同義。彼女の倫理観の無さも、厳重にしまわれているという事が分からないために「簡単に触れる所に置いてあるんだから重要なものじゃない」と考えてしまうことが一因にあるだろう。

セミナーではその能力を活かした業務を回されていたが、雑用にこき使われていると感じ「退屈」「面白くない」と切って捨てている。
解錠ではない通常の計算等もミレニアム生らしく並以上にできる口ぶり。だが、それこそ計算では屈指の鬼才のユウカが。記憶と記録ならノアがいる。周りのみんなは「すごい人」ばかりで真っ当に能力を活かしているのに、周りのみんなは自分を「電子解錠できてすごい(呼吸できてえらい)」と言う。
周りから見れば神業でも、セミナーという特別な場でひたすら「◯」を書くようなあまりにも簡単な作業ばかりやらされるようなものであり、かといって他に自分ができる業務はセミナーなら誰でもできる水準しか残らない……と思うと彼女の不満もなんとなくわかるかも。
能力を悪用しまくっているのはその反動という側面もある様子。

そうした点から、能力でなんとかできず自分では制御できない運任せなものが好きで、カフェで効果が高い贈り物はボードゲーム
運任せで生きている代償なのかツキに見放された時はとことんダメだったりする。


愛用する武器はマシンガン「マリ・ガン」。
一度修理に出した時に色を変えたらしく、現在は髪色と同じピンク。以前は黄色だったようだ。
些細なことを気にしない持ち主に似て非常に頑丈なのだとか。
デザインの元ネタになったのは1957年からアメリカ軍に制式採用された汎用機関銃「M60機関銃」とみられる。
ベトナム戦争に投入された際には部品の故障やジ ャ ム(弾詰まり)、全弾撃ち尽くすまで発射を続けるといったトラブルだらけであった。
幾度かの改良が加えられたものの抜本的な改良には至らず、別の機関銃に取って代わられるようになった。
しかし改良自体は続けられていたため、2014年には「M60E6」がデンマーク陸軍の制式機関銃として採用されている。

なお敵と味方でマガジンのついている向きが左右逆になっており、非常に作り込まれている。
また名前の由来は、カードゲームにおいて手札の引きが悪い時に、条件を満たせば引き直しができるルール「マリガン」とみられる。



【メインストーリーにて】

初出はイベントストーリー「船上のバニーチェイサー」。
セミナー名義で債権を発行し、ミレニアムが破産寸前という事態になった際にC&Cが召集され、コユキの捕獲を依頼する。
しかしコユキの逃亡先が「オデュッセイア海洋高等学校」*3を構成する一隻「ゴールデンフリース号」であった。
一応オデュッセイア側に連絡は入れたものの、ゴールデンフリース号は治外法権とでも言うべき状態であり、生徒会でも内部の動向を掴めていないのである。
生徒会も手が出せない領域とはいえ他校の自治区ということもありバレたら学校間の問題になるのは間違いないため、ユウカからは「静かに」コユキを捕獲するよう依頼され、
C&C一行はバニーガール姿で潜入作戦を行うことになる。
先生もユウカの依頼でC&Cの見守り役としてついてきているが、こちらはバニースーツではない

+ イベントストーリー「船上のバニーチェイサー」
大量の債権発行の理由、それはミレニアムから自由になるため。
ゴールデンフリース号の船内におけるVIP待遇である「Sランク」になるため、船内のプレイラウンジ(要はカジノ)に債権で得た膨大な金額を注ぎ込んでいたのである。
ミレニアムの資金が底を尽きたら、他の学園からかっぱらう予定だったらしい。

潜入作戦では一度は気づかれることなく接近するも、アスナが持ち前の豪運を発揮しゲームで大当たりを引いてしまい、その様子が船内放送されてしまったためにコユキにC&Cの潜入がバレてしまう。
無理やり捕獲しようとするネルだったが、一応は客であるコユキに不審者扱いされて船員を呼ばれてしまい、やむなく交戦するも数の暴力に押されて拘束され、続々とC&Cメンバーは投獄。
投獄されるC&Cを目の前に勝ち誇るコユキだったが、そこにアスナが現れる。SランクのVIP客として。
どうやら天性の豪運で途方もない金額を注ぎ込んでも出なかったSランクを引き当てたらしい。
多少お金を払う必要があったが自由の身となったC&C一行と、一転窮地に立たされたコユキの船内ドタバタ追跡劇(バニーチェイサー)が始まることに。

結局コユキは逃亡劇(という名のネルの鬱憤晴らし)の末にお縄となりミレニアムに護送。
今度は電子セキュリティではなく直径10mの正六面体ガラス張りの部屋に軟禁され、さらには監視役も含め電子機器類の持ち込み一切禁止という徹底したアナログ環境での拘留となった。



なお、メインストーリーVol.2第2章に関わるもっと巨大な横領事件の発覚が、黒幕がこの一件を体よく隠れ蓑にしたため遅れるという事態も引き起こしている。

+ 最終編
第2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」では、ミレニアム近郊に出現した「第5サンクトゥム」とその守護者ホド(色彩)の攻略をセミナーとゲヘナ温泉開発部が担当することになったが、リオが残したセキュリティシステムが難解だったため、解除のために一時釈放される。
本人的にもとっくにセミナー追放済みという認識だったが、緊急時とはいえここで復帰という運びになった。
なお、服装は捕まった時のバニースーツ姿のままとなっている。着替えたがらない程度には結構気に入ってるらしい。

しかし先の一件でよほど酷い目に遭ったからか、はたまたコワモテ揃いのC&Cに追いかけ回されたことがトラウマになったのか、自ら反省部屋に引きこもりたがるようになってしまった。
ノアから反省しているかと聞かれた際も、「不可抗力」「破られるようなセキュリティが悪い」と悪びれる様子は一切なかったが、

コユキちゃん……反省、しているんですよね?

コ~ユ~キ~ちゃ~ん?

と、ニコニコ笑顔のノアに詰められ渋々反省部屋を出た。
ノアの超人的な記憶力によって過去の発言を秒単位で覚えられ、矛盾があればそこを詰められ言い訳が効かない事もあって「たまに本当に怖い」とかなり苦手にしているらしい。
逆に言うとユウカは根の甘いところを見抜かれて舐められていると思われる。

おまけに当たり前のようにその後の直接戦闘にも駆り出され、こき使われた。
一時復帰に伴い制服姿に着替えさせられており、この後にこの姿でキャラ実装という形になっている。緊急事態なのにわざわざメッシュも落とされている。


最終編後は恩赦ということか一応自由の身(もちろん、何かやらかせばその度に反省部屋送りだが)になっているようだ。


+ イベントストーリー「秘密のミッドナイトパーティー~オニの手は鐘と共に~」
またしてもセミナーの予算を横領していたことがバレてしまい、いつものように反省部屋に幽閉されることに。
しかし何だかんだ甘いユウカの情けとガス抜きを兼ねて、ユウカとノアは反省部屋での年越しパジャマパーティーを計画する。
……のだが、そうとも知らずコユキはこっそり先生を呼んで年越しを遊んで過ごそうと企んでいた。
奇しくも同じくユウカに叱られたばかりで遊ぶどころではない先生を、横領した金で購入したムシクイーンの新弾カードパックの開封をエサにビデオレターが送られてくる薄い本の如く煽って呼び出したのだが、程なくしてユウカとノアがパジャマパーティーの誘いのため反省部屋を訪問。
慌てて先生とカードパックを隠すコユキだったが、ノアから段ボールの配置が違うことを指摘されカードの件がバレてしまう。
逃走したコユキと辛くも見つからずに済んだ先生は偶然合流し、さらには「何故か」先生の居所を知っていたコタマとハレの助力も受けて、ユウカ&ノアとのドタバタ鬼ごっこが始まることになる。

先生を誘う時の「これから怒られるとしても、それは来年のことだから、今の自分には関係ない」という滅茶苦茶な理屈に始まり、
コユキの倫理観や厚かましさに直で接したコタマとハレはドン引きして一度「……その子も一緒じゃなきゃダメなの?」と途中でやる気を失うほどであった一方、
「先生の運気を借りたおかげだから」と出たレアカードをお裾分けしたり(根本的に他人の金で買ったものなのは置いといて)、絶体絶命の危機に陥った時は自分が犠牲となり先生を隠し通すことを選んだりと*4
(絆ストーリーでも見られる通り)コユキなりに先生を慕っていることが感じられるまともな一面も見られる。

結局、最初から全て分かっていたノアの掌の上だったため2人とも捕まってしまい、特にコユキは盛大なおしおきを食らったものの、
最終的にはヴェリタスも交えての年越しパジャマパーティーを満喫したのだった。



【性能】


結果良ければすべてオッケー! ってね?

レアリティ:★3
戦術的な役割:STRIKER
ポジション:BACK
クラス:アタッカー
武器種:MG
攻撃タイプ:神秘
防御タイプ:重装甲
市街地:S→SS(固有武器3) 屋外:D 屋内:B
装備品:グローブ/ヘアピン/腕時計

EXスキル:トリッキーな変数 COST:4
円形範囲内の敵に対して爆弾1個を投擲。「銃弾」「電界」「爆炎」の出目によってダメージ倍率が変動

ノーマルスキル:1人だと思いましたか!?
30秒毎に、敵1人に対してダメージ。対象の近くに別の敵がいた場合、付近の敵2体に対して同じダメージ
発動後すぐにリロード

パッシブスキル:ミラクルを信じてますか? → ミラクルを信じてますか?+(固有武器2)
攻撃力を割合で増加 → 攻撃力を固定値で増加し、さらに攻撃力を割合で増加

サブスキル:カオス理論
EXスキルの発動と同時に、使用した爆弾の種類に応じて攻撃力を割合で増加(40秒間)



最終編での登場に合わせて恒常ガチャで実装。ピックアップタイトルは「解に導く番狂わせ」。
神秘属性の範囲アタッカー。
コユキの性格をそっくり反映したようなランダム性の強い性能が特徴的。
中コストで放てる範囲攻撃EXスキル、40ヒット×3人と多段攻撃を撃てるノーマルスキルは任務でも取り回しが効きやすい。
さらにノーマルスキルの跳弾はシロコのEXスキルのように敵を倒したら別の敵にシフトする特徴があるため、配置次第では3人以上の敵を仕留められる。
多段ヒットスキルということもあり、合同火力演習やイベントのChallenge任務等の「被ダメージ1固定」の敵に対しても刺さる。
実のところEXスキルはさほどブレが出る効果ではないが、サブスキルの方はハズレを引くととことんハズレという、これまたコユキの性格を反映したものとなっているが、それでも持続時間が長いのはポイント。

総力戦では、攻撃属性で有利が取れ、かつ雑魚処理が必要なゴズの前半戦に出番がある。
攻防で有利が取れるペロロジラに対しても置物要員として採用の目はあるが、戦地適性の高い市街地戦が無いためメインを張るほどには至れない。


なお、初登場となったバニースーツ姿についてはキャラとしては未実装。
C&C4人のバニーが復刻含めて優先された、というか復刻時点でまだ通常版も出てきていなかったのでタイミングがなかったという面もある。
「秘密のミッドナイトパーティー~オニの手は鐘と共に~」ではパジャマ姿が登場し、こちらではキャラとして実装されたのがユウカとノアの2人だけで、この手の衣装違いは通例なら3キャラなことが多く、同じ部活の3人セットにもかかわらずコユキだけ未実装となっている*5




【余談】

  • 実装されるまでバニースーツ姿という明らかにイレギュラーな立ち絵しかなかったという奇特な経緯がある。
    最終章で再登場した際も当初はバニースーツのままだったが、前後の会話を見るかぎりバニーチェイサー終了後から最終章までのあいだずっと反省部屋にブチ込まれていた模様。
    • なお後出の制服姿が最初にプレイアブルとして実装され、初出であるバニースーツ姿は現在未実装となっている。
  • アズサのばにたす顔「(ᓀ‸ᓂ)」や、コハルのAA「꒰𑁬(⸝⸝ↀᯅↀ⸝⸝)໒꒱」に代表されるように、コユキにもその類のAAがある。


  • 元々は中国語圏の文字であり、日本語だと「ケイ」「キョウ」もしくは「あか(るい)」と読む。
    中国語圏において、困り顔に見えるインターネットミームとして急速に拡散し、ブルアカユーザー間ではコユキの泣き顔表情差分とよく似ていることから定着した。
    囧<うあぁああああ──なんで──!
  • 「はっちゃー!」という謎の掛け声を発することがよくネタにされている。後にボイスに字幕表示機能がついたが、この掛け声は表記はそのまま平仮名で「はっちゃー!」であり、意味不明のままだった。その意味については当の担当声優すら「わからない」と公式に発言しており、長らく議論の対象となっている。開発元たる韓国語で「헛차」(ホッチャ)、意味合いとしては「どっこらしょ」「よっこいしょ」といった意味合いのスラングがあることが判明しており、翻訳の際にこれを意味合いではなく音自体を写した(例えば「AIEEEEE!」を「きゃー!」「ひえー!」等ではなく「アイエエエ!」と訳する*6ようなもの)ことで生まれたものと考えられる。
    いずれにせよ「掛け声」には違いないので明らかな誤訳とは言い難いため、翻訳担当にスラングが伝わらなくてこうなったのか意図的なのかは謎。
    • 謎の掛け声として他に「あいどべー!」と言われるものもあったが、こっちは字幕で「追い込めー!」の空耳であったことが判明している。
  • コユキの能力の元ネタはコンピューターのコマンドの1つ「sudoコマンド」と考えられている。
    root権限と呼ばれる、あらゆるコマンドを自由に使える非常に強力な権限レベル*7を、このコマンドを使用することで一時的に使えるようにするというもの。
    当然時間経過で失われるものであるが、要は「本来力を持たない者であっても、強制的に巨大な力を得る」というものである。
    しかしこういったシステムは不届き者によって濫用されやすく、システムの不具合やトラブルを引き起こしてしまうため、そのシステムで初めてsudoコマンドを使用すると、以下の警告文が表示される。
あなたはシステム管理者から通常の講習を受けたはずです。
これは通常、以下の3点に要約されます:
#1)他人のプライバシーを尊重すること。
#2)タイプする前に考えること。
#3)大いなる力には大いなる責任が伴うこと。
  • コユキはこれらの警告を守れていない「不届き者」である。
    また、項目冒頭の台詞もここから取られたものと考えられる(というより、当該台詞の存在がこの説の主な根拠と言うべきか)。
    • 同様の格言はスパイダーマンで引用されているのが有名で、それを連想したという声も多い。いずれにせよ大本は同じだが。
  • サジェストでは「コユキで抜くと濃いのが出る」というワードが出てくることがちょくちょくある。
    実際に出るかは人それぞれだとして、何故コユキだけこんなことが言われているのかと言うと、X(旧Twitter)にてブルアカ攻略情報を名乗っておきながら「コユキで抜くと濃いのが出る」とひたすらポストし続ける謎のbotアカウントが発見され一時期話題になったため。
  • 二次創作ではよく先生の遺書を見せられて脳がバグっている。
    先生がもし突発的な事故などで自分の身に何かあった時のために(最終編の後だと特に)引継ぎ資料や遺言などを残しておく…という話において、それが紙にしたためてどこかの引き出しにしまっておくにせよ、PC内にパスワードをかけて置いておくにせよ、それが本当にその時が来た時以外で誤って誰かの目に触れる事があるとしたら、コユキが勝手にパスワードを解除した時くらいしか無いからだ。
    なんなら、先生もコユキへの遺書はコユキが勝手に解除するのを想定して遺書の冒頭で「いたずらで開けたならこの先を読まないように」と前置きしたり、また万が一の場合は他の生徒への遺書のパスワード解除を頼まれる事も。
    普段おちゃらけている子が突然激重シリアスな話を突き付けられるというギャップも、コユキが遺書を見る役として抜擢されやすい理由の一つ。




追記・修正はsudoコマンドの使い方を熟知した先生がお願いします。

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最終更新:2025年04月02日 14:50

*1 バニーガール姿の時は金メッシュを入れている。

*2 先生の名誉のため補足しておくと、本人曰く、押収品であり私物ではないらしい。

*3 多数の船舶から構成される学園で、ミレニアムともそれなりに交流がある。余談だが、晄輪大祭は元々オデュッセイアの生徒が体力鍛錬のために船上でやっていた体育祭が起源と言われている。なおオデュッセイア高等学校が出てきたのはこの一度きりだが、T9装備品はオデュッセイアに関するものらしい

*4 途中で言っていたように、コユキと違って本来居ないはずである先生が見つかってしまうと「先生を呼んだ」という余罪がバレるせいもあるかもしれないが。

*5 諸説あるが2024年の開発内のゴタゴタでゲーム内スケジュールに遅れが出てることが判明しておりそのしわ寄せで未実装で終わったと思われる。

*6 厳密に言うとこの例は「正しい発音をあえて無視して文字を直訳」という要素もあるが。

*7 Windowsで言う管理者権限レベルよりも強い