ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)

登録日:2024/09/28 Sat 10:48:00
更新日:2024/11/16 Sat 20:56:04
所要時間:約 15 分で読めます





炎の恵みに感謝を 我らの未来に安らぎを
ソレアナの太陽よ 永遠の光で我らを導きたまえ……


2006年12月21日にSEGAより発売されたPlayStation3,Xbox360用アクションゲーム。
ソニックシリーズ15周年記念作品。シリーズ初のHDソフト。

【概要】

主人公およびシリーズ1作目と同名のため、俗に「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006)」、「新ソニ」等とファンから呼ばれる。
タイトルには原点回帰の意図が込められており、新世代(第七世代)ハードでHDの世界にソニックたちが新たな一歩を踏み出した作品。
「原点」というのはタイトル的には初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』だが、ゲームシステムや随所に見られるセルフオマージュからは新世代版『ソニックアドベンチャー』を目指したことがうかがえる。

だが、第七世代ハードの経験値の不足か、『秘密のリング』と並行するためのリソースの制約なのか、15周年記念とするためのスケジュールか……理由は様々に考えられるが、とにかく作り込みの不足が目立つ。
難しい方に大味な調整が見られる敵やギミック、一部見栄えが悪かったり隙の大きいモーション、頻発する処理落ちやテンポロス、過去作と比べて明らかに足が遅いソニック達、そして何よりネオジオCDを思わせる頻発する長いロード……等々いろいろな「惜しい」が積み重なりすぎた結果、「実に残念」なゲームに仕上がってしまった。
ソニックたちとのギャップが目立つデフォルメなしの人間キャラクターの登場や、それに伴うエッグマンのデザインや振る舞いの変化など、シリーズファンを戸惑わせる要素もちらほら。

ただ、時間を超えて3主人公の冒険が絡み合うストーリー、新キャラクターのシルバー、エリス、メフィレスや既存キャラの新たな描写、HD相応に進化したグラフィック、主題歌「His World」を始めとした音楽など、順当に評価できるポイントもある。
ちなみにストーリーはシリアス寄りで「死んでもらう」「殺す」等過激な発言もあったりするのだが、意外にもCERO:Aである*1

本作の失敗を受けてか、ソニックチームは次回作『ソニックワールドアドベンチャー』で路線転換を図る。そのため『アドベンチャー』から続いた、ソニック以外にも操作感が異なる様々なキャラクターたちの視点を切り替えながら進む作品は本作で一旦打ち止めとなる。


【ストーリー】


  • ソニック編
水の都・ソレアナ公国で開かれていた炎の祭典。その最中にDr.エッグマンが公女エリスを狙って襲撃する。
ソレアナを訪れていたソニックはエリスを救出。しかし、不意を突かれてエリスを攫われてしまう。
ソニックの命を狙う謎のハリネズミ・シルバーも立ちはだかる中、
ソニックはテイルス、ナックルズと共に執拗にエリスを追うエッグマンの罠に立ち向かう。

  • シャドウ偏
連邦政府エージェントとなっていたシャドウは、Dr.エッグマンに捕らえられたルージュの救出任務に就く。
救出自体は成功したが、追ってきたエッグマンとの交戦でルージュが確保していたソレアナの秘宝・闇の帳が破損。
中から現れた黒い流体はシャドウの影と同化し、彼に酷似した姿に変化する。
「メフィレス」と名乗ったその存在は何故かシャドウを知っている素振りを見せると、2人を遥か未来に飛ばしてしまう。
シャドウは現代への帰還の術、そしてメフィレスの正体と目的を探る。

  • シルバー編
ソニックたちの時代から約200年後の未来。そこでは巨大な炎の怪物「イブリース」が世界中を火の海にしていた。
荒廃した世界でも諦めずに超能力で立ち向かう銀色のハリネズミ・シルバー。
だが、シルバーと異世界からの協力者・ブレイズの力でイブリースを倒しても、すぐに復活してしまい全く終わりが見えない。
そんな時、突如現れた謎の男・メフィレスは「過去の時代でイブリースを覚醒させる存在「イブリーストリガー」を抹殺すればこの破滅を無かったことにできる」と語る。
メフィレスの手で過去に送られたシルバーとブレイズは、イブリーストリガーであるという青いハリネズミを追う。

【登場人物】

主要人物

CV:金丸淳一
「走り出さなきゃ何も始まらないんだぜ」
冒険大好きのハリネズミ。
今回の目的はほぼ常に「エリスの救出」なため、王子様チックな言動が多め*2
『アドベンチャー2』から舞台裏や真相解明は他ルートに任せる傾向があったが、本作では真の敵の存在すら最終盤までほぼ知らなかったという渦中にして蚊帳の外っぷり。
わけもわからずにシルバーに命を狙われるわ、一度本当に殺されるわと、いつになく散々な目に遭う。

CV:遊佐浩二
「僕の未来は 僕が決める」
過去を清算し、連邦政府エージェントとして生きる究極生命体。
今回は彼を待ち受ける「未来」と対峙することになる。
またカオスコントロールを真似されるが、彼も彼で新技を披露しており格下げ感はない。
本作からアニメ『ソニックX』よりゲームに逆輸入されたリミッターの設定が登場する。

  • シルバー・ザ・ヘッジホッグ
CV:小野大輔
「未来世界の為に、貴様をここで討つ!」
新登場の文字通り銀色のハリネズミ。額から広がるように逆立つ毛が特徴。*3
絶望的な状況でも決して諦めない不屈の心の持ち主。
のっけから騙されてソニックを殺しに来る、という衝撃のデビュー。藁にも縋りたくなる状況かつ真偽の確かめようもなかったので仕方なくはあるが。

超能力(念力)の使い手で、周囲の物体や自分を浮かせたり、敵を拘束したりと自由自在。
その威力は一度捕えられればソニックをして振りほどけない程。「無駄だ(It's no use)!」と数多のソニックをハメ殺した本作最強のボス候補。
そしてやっぱりカオスコントロールを使える。
一方でフィジカルは流石にソニックたちには及ばず、高速走行やスピンジャンプは出来ない。

操作の方向性と未来からやってくる設定ゆえかパーティゲーム等を除き(日本国内に限り)本作が唯一のプレイアブルとなっている。

  • エリス
CV:坂本真綾
「だから私がこの国を守るの。 それがどういうことか少し解った気がする」
本作のヒロイン。若くして公女「エリスⅢ世」としてソレアナ公国を治める。
エッグマンの魔の手から自分を救うソニックに親愛の情を抱くようになる。

ソニック編では彼女を抱えて進行するステージがあり、通常時とは違った操作を要求される。

かつて亡くなった父から『泣いてはいけない』と命じられて生きてきたがその理由は…?

アミーゴキャラクター

ステージの途中で一時交代したり、エクストラステージやボス戦で操作する仲間キャラクター

CV:広橋涼
「もちろん助けに行くんでしょ?ボクも手伝うよ」
お馴染みソニックの相棒。エリスの救出に同行する。
今回はトルネードの出番が無く、ムービーにも話の都合でいたりいなかったり。

しっぽ攻撃を封印した為攻撃手段はダミーリングボムのみ。出てくるダミーリングが本物のリングと見分けがつかなかったり、処理落ちしやすかったりと少々扱いづらい。

  • ナックルズ・ザ・エキドゥナ
CV:神奈延年
「ガラクタどもがたんまりお出迎えしてくれたもんでな」
すっかり「ソニック一行の一員」が板についてきたハリモグラ。
遅れて合流し、共にエッグマンに立ち向かう。

パンチがかなり大振りになった点を除けば比較的従来に近い操作感。足場が狭くその1点が響きやすいが。
なんと操作可能キャラで唯一、リザルト演出が没(ナックルズでゴールするミッションがない)という憂き目に遭っている。

  • ルージュ・ザ・バット
CV:落合るみ
「これでもアタシ、有能なトレジャーハンターですから」
シャドウの相棒なトレジャーハンター兼エージェント。
未来の様々な出来事に衝撃を受けつつも、シャドウをサポートする。

滑空攻撃やキックは封印し、攻撃はボムのみ。隙が大きいので戦闘は慎重にやる必要がある。

CV:楠大典
「約束の時ダ。手ヲ貸ソウ」
エッグマンに作られながら彼を憎む最強ロボ。いつもと声の調子が違う。
ルージュの依頼を受けてシャドウを援護。メフィレスやイブリースの脅威を知ったこともあり、破壊だの排除だのは抑えめに。
耐用年数200年超と驚きの耐久力を発揮した。

今回は射撃主体なのだが、ガンマ等と比べると少々癖が強い。

  • ブレイズ・ザ・キャット
CV:高森奈緒
「青いな」
異世界の皇女。
再びソニックの世界に来る際に時間のずれが生じたらしく、シルバーの時代に来訪しそのまま彼に助力する。
「ソニックラッシュ」を経て精神の余裕を得たのか、厳しくも優しくシルバーの背中を押す。こう見えて彼と同い年なのだが。
ソニックが災厄の引き金ということには困惑していたようだが、結局対面する頃には真相が明らかになっていたので胸の内はあまり語られない。

3Dデビューし、ソニックに迫るスピード高速でステージを駆け抜ける。シルバー操作時にはESPアクションに付いてこれず何度も落下の悲鳴を上げることも……

  • エミー・ローズ
CV:川田妙子
「恋をすると女の子はみんな変わるの」
いつも通りソニックを追ってソレアナまで来た。
一応シルバー編のアミーゴなのだが、彼の目的を知って当然袂を分かつため同行期間は短い。
どちらかというとソニック編のサイドエピソード的な立ち回り。ソニックとは別の形で新キャラクター達に影響を与える見せ場はある。
乙女の勘で本当にソニックの行き先を言い当てるのはちょっとコワいが、信頼と愛情は本物であることも見せてくれる。

今回はハンマースピンが出来なくなった一方、二段ジャンプと何故かステルスを習得。エスピオにでも教わったのだろうか?

その他


CV:大塚周夫
「私はその力でもって、世界の因果を統べる王となる」
毎度おなじみマッドサイエンティスト。
外見のデフォルメやコミカルな様子が本人・メカともに抑えられている。OPでエリスを襲ったのがGUNのメカかと初見時に勘違いした人もいるのでは?
ただ、そもそもIQ300の悪の科学者という設定や本作の雰囲気にはマッチしているし、『アドベンチャー2』および『シャドゲ』の延長線上として見ればそこまで違和感はないかも。

CV:坂詰貴之
「『今』が壊れていると言うなら『過去』を変えてしまえばいいのさ」
ソレアナに伝わる「闇の帳」に封じられていた黒い影。
シルバーを焚きつけつつシャドウを挑発することで、ソニックにはほぼ警戒されることすらなく本懐に近づく狡猾な黒幕。わりと回りくどい面もあるけど
シャドウたちの魅力を引き出した名悪役っぷりや、シリアスなはずなのにどこかシュールな言動がプレイヤーの心を掴んで妙な人気を得た。

  • イブリース
未来世界で破壊の限りを尽くしている災厄の炎。
何度倒しても復活する永遠の炎の正体とは……?

  • ???

ヒントバルーンでプレイヤーキャラに助言を与える何者かの声。

【ゲーム内容】


ソレアナ城下町等のタウンとACTステージを行き来する。

タウンにはストーリーの途中、または寄り道として挑むレースや謎解き等のタウントライアルがある。
ACTステージやタウントライアルは評価に応じて報酬リングが獲得でき、これを使ってショップで強化アイテムを購入する。
『アドベンチャー』では淡泊だった探索要素のボリュームを増し、人々とソニックたちの交流を描いている。その反面、自由な行き来はほぼ不可能だったり、タウントライアルはだるいものも混じっていたりと新たな問題も。
特にソニック編のHeyこと「アリストの挑戦」は悪い意味で伝説級。

各主人公のアクション


  • ハイスピードアクション
ソニックはもちろん高速でステージを駆け抜けることがメイン。
レインボーリングやリングの道が多く、スコアもタイムとリングボーナスの比重が高め。そのため高ランクは特に無駄の無いプレイが求められる。

ステージ後半ではソニックが自動で疾走する超高速パートになる。
上手く操作できればかなりのスピード感なのだが視界が狭い、操作性が悪い、敵やトゲは勿論普段は何ともない壁や障害物に当たってもリングを落とす、更には壁ジャンプのモーションが不自然とストレスになりやすいポイントが多いのが難点。
ショップでジェムを買うと解放されるアクションも使いどころが限られており、いずれも次回作以降で練り直されることになる。

  • ガジェットアクション
シャドウはバギーカー等の武装ビークルを多用して道を切り開く。
生身で進む際はソニックと比べて敵が多く、連続攻撃やカオススピアによる麻痺を駆使して蹴散らすことになる。
撃破スコアは稼ぎやすいが、その分被弾でのリングロスも起こりやすい。
新アクション「カオスブースト」はゲージが続く間パワーアップ。『シャドゲ』OPで披露したワープアタック等が使えるようになる。

ビークルの配置や使い勝手はまちまち。特にバギーは乗りにくく横転しやすい難儀な代物。
もうちょっと気軽に乗れれば、あとルージュも乗せてやれという声が多い。

  • ESPアクション
シルバーは念力で敵やオブジェクトを動かしたり、自分を浮遊させる(レビテート)などしながら進んでいく。
ジャンプ移動やギミック操作が中心で、他2人とは一風変わったアスレチック的なステージ構成となる。
工夫次第ではかなりのショートカットが可能だが、適度に道中スコアも稼ぐのが高ランクの鍵。

アクションとしての完成度は決して低くないのだが、ソニックシリーズの主人公格としては少々異質という声もあるとか。


ACTステージ

全9ステージ。各主人公で通るステージの順序やルート、ギミックが異なる。

  • WAVE OCEAN
城下町近くの海岸。波のお陰か、泳げないソニックも少しは水の上を進める。
構成はシンプルだが、桟橋を破壊する懐かしの?巨大なシャチには要注意。
シルバー編ではブレイズのみが踏破する。

  • DUSTY DESERT
市外の一方面に広がる砂漠。
砂に沈むと一巻の終わりなので、不思議な力か乗り物が必要。
遺跡内部ではアミーゴの力を借りてスイッチを操作しながら進む。
シルバー編の巨大なビリヤードの球を使った仕掛けはプレイヤーの技量と忍耐力が試される。
ACTステージでエミーを操作するのはここのみ。

  • WHITE ACROPOLIS
エッグマンが基地を構えた雪山地帯。
随所に置かれたサーチライトに照らされると増援が来てしまうため、隠れるなり壊すなりしながら進む。

  • CRISIS CITY
シルバーの時代の都市……だった場所。
イブリースによりその全ては廃墟となっている
断絶した道路や崩落したビルの間を飛び越えながら進む。
終盤のダメージギミックが厄介で、リングボーナス維持最大の壁となる。特にソニック編は自動で高速ダッシュしながらあらゆる方向から飛んでくる障害物をかわす事になるため、かなりの技量と忍耐力が試される。

当時次世代機と称されたPS3・360のスペックを活かした炎や荒廃した街の描写は見事の一言。本作ならでは、と言える代表的なステージの一つで、『ソニックジェネレーションズ』ではこのステージがアレンジされて登場する。

  • FLAME CORE
未来世界の火山。
イブリースの影響で活発化しており、屋外では溶岩流や火山弾が道を阻む。
火山内部は暗く足場が不安定。無理に突っ切ろうとすると痛い目を見るため、特に初回は慎重な進行が望ましい。

  • KINGDOM VALLEY
かつての王城があった「王家の谷」
現在は無人の城や塔が残るだけだが、不思議な風の道などがまだ機能している。
無人だからって塔やステンドグラスを壊したり、城壁の内外を飛ぶ鷲に運んでもらいながら進む。
主人公間で進み方の個性が大きく出るステージ。ショートカットのしどころも多い。

クライシスシティとは別方面でグラフィックの美しさが活かされており、体験版にも使用された。
『ソニック×シャドウジェネレーションズ』の『シャドウジェネレーションズ』ではこちらが採用された。

  • TROPICAL JUNGLE
王家の谷とは別方面の密林地帯。
足場が狭い場所が多く、うっかり開始直後に溺れることも……
シャドウ編ではルージュのステージとしてのみ登場。滑空で簡単に通れるものの油断は禁物。

  • RADICAL TRAIN
鉄道の線路と貨物ターミナル。
前半は珍しく全主人公でほぼ共通。ソニックとシャドウはミッションの都合で急ぐ必要がある。
ステルス能力を持ったロボが現れるようになるが、ぶっちゃけうっすら見えるので然程脅威ではない。
むしろバルカン持ちが多いのが厄介。

  • AQUATIC BASE
王家の谷から繋がる海底基地。
10年前はソレアナの研究施設だったが、現代ではエッグマンが占拠して秘密基地にしている。
磁力装置やレーザーを避けさせる液体金属球といった独特なギミックが特徴。そして何故かシャドウ用のバイクがある。
敵の密度が高く、特にソニック編は最終面のため難所が続く。


余談

  • 海外での人気やMOD文化から積極的に作られているソニックシリーズのMODだが、本作は特に顕著でファンメイドのリメイクが進められている。
    • 特にアルゼンチンのプログラマーIan "ChaosX" Morisが中心となって手掛けたPC向けの『P-06』と言うリメイクはUnityで1から作り直した物で、グラフィックが更に綺麗になった他本作の多くの問題点を解消させており、非公式ながらも非常に評価が高い。なんと 英語版のWikipedia(外部リンク) に項目が出来ている程。
    • なお同作は2024年現在ソニック・シャドウ・シルバーのアクションステージのみ完成した状態である。
  • 海外のソニックシリーズの公式YouTubeアカウントがシリーズ25周年を記念して、それまでのソニックシリーズの軌跡をまとめた『 25 Years of Sonic the Hedgehog!(外部リンク) 』と言う動画を投稿している。
    • 内容は1991年のデビュー作から順番にメインシリーズをソニックのドット絵ないしイラストとタイトルロゴと共に簡単に作品を紹介すると言う内容なのだが、本作の紹介文はかの悪名高い「NOW LOADING…」の一言だけで済まされてしまっている。
      • しかもフォント・アニメーションもきっちり再現する徹底ぶりである。

今の項目に不足があるというなら、追記・修正すればいいのさ
だが そんなことは……
できるとも! 何たってこの項目は利用者が自由に編集できるんだからねェ


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ソニック
  • ソニックシリーズ
  • PS3
  • Xbox360
  • ゲーム
  • ソニックチーム
  • 2006年
  • 新ソニ
  • ソニック・ザ・ヘッジホッグ
  • セガ
  • SEGA
  • シリアス
最終更新:2024年11月16日 20:56

*1 まあ流血しないとはいえ人間を銃撃できていた『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』(略称『シャドゲ』)ですら全年齢だったりしたのだが。ただし『シャドゲ』同様海外のレイティングは「ESRB:E10+(10歳以上対象)」「PEGI:12(12歳以上対象)」とソニックシリーズにしては高め。

*2 本作のコンセプトの一つとしてソニックのクールさをより引き立てる方法として、それまでアニメ『ソニックX』くらいでしか描写があまりなかった人間との絡みがアプローチされている。

*3 これはヤマアラシをモチーフにしたからだとか。ちなみにこの部位のファンからの通称は「もみじ」らしい。