フランクリン・ビダン

登録日:2025/03/01 Sat 21 :33:50
更新日:2025/04/30 Wed 20:32:18
所要時間:約 10 分で読めます






「これで若い恋人と上手くいくね。マルガリータとかってさ…!」


「やめないか!(バシイッ)」

「本当のことだろ!?」


「フランクリン・ビダン」は『機動戦士Ζガンダム』の登場人物。
主人公カミーユ・ビダンの父親。
ヒルダ・ビダン一応は妻。
CV:石森達幸(旧TV版)/ 沢木郁也(新訳『Z』)


【人物】

職業は地球連邦軍の技術士官。
階級は大尉。
MS工学の専門家であり、ティターンズが自分達の支配の正当性を訴える為(プロパガンダ)にも必要としたガンダムMk-Ⅱの主任開発者であった。
そっくりな見た目で髪色や瞳の色も共通している東洋系のヒルダとカミーユに対して、金髪碧眼に大柄な対格と全くカミーユに似ていない
親父の遺伝子弱すぎ……とも思えてしまうが*1、カミーユの技術者としての才能は系統的にも間違いなくフランクリン譲りである。(MSの操縦センスもフランクリン譲りかも。)

全身採用としては}初のムーバブルフレーム構造のMSを開発した歴史に残るMS開発者であるものの、それ以上にカミーユのクズな毒親━━延いては、問題のある人間の多い『ガンダム』主人公の肉親関係の中でもシンプルにしてぶっちぎりのクソ親父として有名である。
物語上の扱いでも開始時点にて既に息子も妻のことも顧みずに愛人と自分のキャリアにしか興味のなくなったどうしようもない男となっていた。

尚、(これから後付けでもされない限りは)自身の生涯最大の功績にして当該作の前半の主役機であるガンダムMk-Ⅱへの思い入れなどは皆無である。
詳細はMk-Ⅱ自体の項目も参照していただきたいが、
所詮はメタ的にも番組タイトルも冠さない繋ぎの機体という扱いだったためか、旧TV版の放映時点ですらも多くのマイナス要素がある機体であるとされてしまっている。
当のフランクリンにとっても技術者としての自分の地位を固めて若い愛人を囲える位の金をくれたマシンであるにも関わらず、

あんなモノ、もう要らんでしょう。」
「ガンダムMk-Ⅱが何だ!?私は次を考えている!!」

……等と開発者直々に思いっきり毒を吐きまくっている描写となっている。

尚、技術者としては自負するだけあってか本当に優秀ではあるようで、後述の通り一時的にアーガマに身を寄せることになった時には、
Mk-Ⅱを取り戻すのではなく、直に目にしてから妙に気に入った反応を示していたエゥーゴが独自開発したという体で譲渡されたリック・ディアス(しかも、よりにもよってクワトロ機)の方を奪って
ティターンズへの手土産として自身の地位の安泰を図ろうとしている。*2

また、フランクリンがそれを知ることはなかったものの、前述までの通りで散々に貶しているMk-Ⅱはエゥーゴが1号機〜3号機を併せる形で再改修
複数の機体を同時に使えなくなった替わりに不安要素になっていた部分を修正したことで安定して高いポテンシャルを発揮できる機体として生まれ変わると共に、フライングアーマー、Gディフェンサー、メガライダーなどの優秀な支援機の開発もあって、第1次ネオ・ジオン抗争の終戦まで戦い抜く程の、フランクリンが予想もしなかった程の長期間に渡って運用されていくことになった。
更には、Mk-Ⅱの基礎設計を元に後に多くのMSの系統――特に本作に限れば真の主役機であるZガンダムを生み出すことにも繋がっている……と、技術者として残した功績は大きい。

尚、かなり調子に乗っていたということの現れなのかもしれないが、フランクリンに対する疑惑というかツッコミどころとして
カミーユがMk-Ⅱの情報や操縦方法を把握していた描写や開発経緯からも重要機密であるMk-Ⅱの諸々の設計資料やらその他を自宅に持ち帰っていた可能性が高い*3

技術者ではあるがそれなりにMSの操縦技術にも長けており、カミーユも「やるじゃないか」と思わず嬉しそうに漏らしていた程。
ただし、当人も自負していた通りで動かすのはともかく戦闘への心構えは持っておらず、いざ戦闘となるとビームライフルも撃てなかったことから↑では褒めていたカミーユに悪態を吐かせてしまっていた。
……そして、更にその後には。

【劇中でのフランクリン】

初登場は第2話。
Mk-Ⅱ盗難の件にてバスクジャマイカンに呼ばれた場面にて登場。
例の「あんな物、もう要らんでしょう」という問題発言が飛び出し、面子と秩序を考えないズレた発言にバスク達すらも呆れさせる。*4

第3話では諸々の目撃情報と聞き取りからカミーユがフランクリンとヒルダの息子と分かったことから人質とされるためにアレキサンドリアに招き入れられる。
ヒルダと顔を合わせたのが気まずかったのか案内役の兵士に毒づいていた。

その後、ヒルダ共々にカミーユがMk-Ⅱを盗み出したと聞かされて既に発進しているアレキサンドリアの中で事実上の軟禁状態に。
ヒルダと対面する気まずさから本に集中したフリをしていたものの、一応はカミーユを心配するヒルダに話を振られては無視する訳にもいかずイライラしていた所に
マルガリータの名前まで出されたことで激昂してヒルダの頬を思いっきりビンタしている。(勿論、悪いのはフランクリンである。)

――そして、ヒルダを()にした生身のヒルダをカプセルの中に閉じ込めて宇宙空間に放り出すという最悪の作戦が実行され、何も知らされていなかったフランクリンはMk-Ⅱと共にアレキサンドリアに拿捕されたカミーユよりヒルダの死を聞かされて項目冒頭のやり取りに……。
「フフフ…◯ックス!」「やめないか!(バシイッ)」

尚、この時の親子の――というかフランクリンの聞くに堪えない恥ずかしい話はブリッジにいるバスクにも筒抜けであり、
ヒルダを殺した犯人が周囲に居るティターンズ――延いては、最高責任者のバスクと確認して一応は抗議に向かうも、ここで盗み聞きしたばかりの話を元に「愛人にとっては都合がよかったのではないのかね?」と、一瞬で切って捨てられて何も言い返せなくなっている。
その浅ましい人間性は、ヒルダを半ば確実に犠牲にするという非道な作戦を執ったバスクやジャマイカン、その他のアレキサンドリアのブリッジクルーからも軽蔑しか湧かない唾棄すべきものだったようで、
空気を察して余計に何も言えなくなり、スゴスゴと引き下がらざるを得なくなるという更に情けない姿を視聴者に晒すのであった。
…逆に言えば、あのバスクやジャマイカンですら、フランクリンの事を愚劣な男だと軽蔑しているという事である。

【フランクリンの最期】

その後、Mk-Ⅱ(3号機)を盗んだカミーユが自分を殴った女みてぇな名前のガキだと漸く一致したことで、
罪悪感を誤魔化すためにもヒルダを殺害したことを詫びるフリをしつつ大人気なくも嘲ったジェリドの地味ながら技ありのファインプレーもあってかエマが完全にティターンズを見限る決意を固めることに
バスクから3号機を取り戻したことで遂に揃った、Mk-Ⅱ全機での初の作戦行動の指揮を任されたエマ・シーンは、
これ幸いにとカミーユとフランクリンを助け出すついでに3機のMk-Ⅱを持ってのアーガマへの脱走を決意。
尚、この時に解放に来たエマにフランクリンが「断ったら?」と聞く場面がある。
恐らくは、エマはフランクリンが臆しているのかと捉えて銃を向けたのだと思うが、当然のようにフランクリンとしてはティターンズ側に居た方が安全(安泰)と思っていただけのことであり、
両者の思惑や価値観は真逆である。

しかし、そんなフランクリンが割とノリノリでエマの命を賭けた父子を救出しての脱走という(フランクリンからしてみれば)茶番劇に付き合っていたのは、
前述の通りで最初からリック・ディアスを盗んでやるつもりだったため。
前述のマルガリータの件で肩身の狭い思いをしても━━というか、そのマルガリータの元に帰るためにもというか。

尚、フランクリンがリック・ディアスのことしか考えていないのは、こんな状況なのに空気を読まずにカミーユにリック・ディアスも操縦したのかを聞いたり、
アーガマに迎え入れられた後で感謝もせずにリック・ディアスに駆け寄っていたことからも丸わかりである。

そして、整備班に(ウザい位に)細かく注文を付けている――風を装ってレーザートーチを手にしてから、
部下達へのお小言の注意に現れたアストナージを脅してクワトロのリック・ディアスのコックピットに案内させてから乗り込むと、アレキサンドリアへの逃走を図るのだった。

しかし、この余りに軽率で信念のない行動がフランクリンの破滅となった。

リック・ディアスで外に出たフランクリンを、エゥーゴカラーに改修されたMk-Ⅱに乗り込みアポリーとロベルトを伴い追跡するクワトロ。

フランクリンの接近を察知してアレキサンドリアから出撃するジェリド率いるハイザック隊――。


追いついたクワトロが先ずは無傷でフランクリンを確保しようとするも、フランクリンが抵抗している内にハイザック隊が到着して本格的な戦闘の渦中に(自分が原因で)巻き込まれるフランクリン。
当初こそ、敵の登場でアドレナリンでも爆上がりしていたのか「自分の設計したマシンで敵のマシンの実戦テストができるとはな。技師冥利に尽きる!」……等と
マルガリータのアダルトアニメみたいな構図を思い浮かべてイキり立っていたフランクリンだったが、保護してもらいたいティターンズ側からも攻撃され、
更には近くまで来ていたこともあってかアレキサンドリアからの艦砲射撃までもが始まりオロオロするフランクリンに、
整備の為に左腕を外されていたMk-Ⅱ(1号機)に乗って出撃してきたカミーユが抑えにかかる!


「撃つのか!?親を!」

「親に銃を向ける……そんな風に育てた覚えはない!」

「私だって親の務めは果たしてきた!」

「それを私の立場も考えずに!」


「子供の言い分だってあるんだ!」

「あなたは!」


「ガンダムMk-Ⅱがなんだって言うんだ!私は次を考えている!……そんなものに、そんなものに━━破れるものではないんだぁぁぁ!」


しかし、カミーユからの呼びかけに対して更に混乱するフランクリン。
引き剥がされて思わずビームライフルを構えたカミーユだが、息子に銃を向けられたフランクリンは構えただけで撃てないカミーユとは対照的に
さっきまでの台詞を言っておきながら銃を向けるだけでなく容赦なくビームピストルを乱射する。そういや前にも富野作品で親が子に銃を向ける展開があったような......

しかし、そこで予期せぬ流れ弾(劇場版では艦隊砲撃)がリック・ディアスの腹部を貫く

ジェネレーターを貫かれたことによる閃光の中でコックピットから這い出たフランクリンは目の前のカミーユに助けを求めるかのような動きを見せるが、次の瞬間にリック・ディアスは爆散。
フランクリンは無言のまま爆風に飲み込まれて吹き飛ばされ死亡。今度は父親を失ったカミーユの慟哭が宇宙に木霊するのだった。

毎度毎度思うのだが、リック・ディアスのコクピットは頭部にあるのに、何故肝心な時に限って脱出ポットが機能しないのだろうか。

【ファザーコンプレックスの果てに】

ヒルダの喪失による母の愛情への渇望ほどには解りやすくはないものの、矢張りカミーユは父の愛情も憧憬も渇望していたと分析される。
まぁ、作中にもクワトロにアムロにブライトと、少し捻くれた女性陣に比べるとカミーユに“父親”として接しようとした年上の男達は居たものの、
カミーユが何処かで吹っ切れたような様子を見せていたこともあってか*5、途中で一人前と認めることで役割を変えつつ別の人間関係を構築しようとしていた面も。*6

なので、退場した後はヒルダに比べると振り返られることが“無かった”印象だが、小説版ではシロッコとジ・Oとの戦いの中でフランクリンの幻影を視ている

【小説版では】

大まかな流れはTV版に近いが、発艦前にレコアにコックピットハッチに取り付かれ、射殺されてしまう
レコアとしては取り敢えずは威嚇射撃で大人しくさせる心算だったらしいが、動いているMSのハッチにしがみ付きながら撃った為に間違えて顔面に当ててしまった
カミーユは嘔吐する程のショックを受けつつも「親父の愚行が全面的に悪い。レコアさんは悪くない。」とレコアを擁護する態度を取ったが、却ってレコアを追い詰める結果になってしまった。
その結果、レコアのジャブロー潜入→連邦軍に捕まって暴行&レイプフルコースとなる訳だが、「クワトロ・バジーナは軽く付き合う分にはいいが深入りするとかえって齟齬が生じる」と心得ていた上に「フランクリン殺しの天罰を受けている」と罪悪感に縋る形でTV版より精神的なダメージを抑える結果となり、そうとは知らない味方モブが恐怖のあまり隣で手を握ってきたのを我慢することで吊り橋効果的に男性恐怖症の克服に成功。カミーユとファの痴話げんかを傍らで微笑ましげに眺めながらブライトとも気軽に会話できるようになるなど、敵対して業を重ねることなくフェードアウトできた。正に人生塞翁が馬


【Defineでは】

一方の『機動戦士Ζガンダム Define』では妻のヒルダ共々リックディアスの奪取を命じられたカクリコンの手でカプセルに閉じ込められ宇宙空間に放り出されそのまま殺されてしまう
その際の走馬灯から、原作とは違いヒルダやカミーユとの関係は険悪ではなく仕事の合間にカミーユも世話をしていた模様。不倫も描写されなかったし、愛人の名前すら出なかった。
原作ではフランクリンのパソコンの盗み見からMS工学の知識を得ていたカミーユだが、こちらではヒルダが仕事の合間を縫ってカミーユに装甲材についてレクチャーしていた節があることから、
フランクリンの方もカミーユのMSがらみで何らかの教育をしていた可能性はある。

【ギレンの野望では】

ギレンの野望シリーズでは、ただの技術者なのに登場。
ティターンズにて登場。ガンダムMk-Ⅱの開発に関わっており、ジャミトフに対してテストパイロットの派遣を要請する。これを通すと原作通りにカミーユ達によってMk-Ⅱが強奪され、バスクによるガンダムMk-Ⅱ奪還を兼ねたエゥーゴ追撃が提案される。
追撃させると案の定フランクリンは死亡するが、許可を出さない場合はエゥーゴを見逃すこととなり、フランクリンが生存。10T後に条件*7を満たしていると戦闘員としてティターンズに加入する。あなたも何やってるんです!そんな組織で!
一度加入すればイベント等には絡まず、大尉としてジャミトフの指揮下に入る。息子であるカミーユとも特殊会話さえあれど躊躇なく戦うし、エゥーゴ打倒後にはアクシズやネオ・ジオンとの戦いにだって参加してくれる。
適正の無い戦艦以外なら好きな兵器に乗せることが可能。技術者だったはずが、ガンダムタイプやモビルアーマーすら乗りこなす*8マルチロール親父となる。

また、技術者やメカマニアの集う勢力「テム・レイ軍」にも参戦。
フランクリンも自ら作り上げたガンダムMk-Ⅱと共に加わっており、少佐に昇格している。
冒頭ではガンダムによる変革を実現させた息子を例に上げ、技術者でも世界を変えられると語るテム・レイと、家を放置して愛人を作るなど、当たり前の理由で息子と折り合いの悪いフランクリンとの会話がある。科学の力で解決できるだろう、とテムは語る。
実際、テム・レイ軍にはカミーユも加わるので親子での共闘が実現する。少なくとも、世界への献身によって息子を振り向かせられたようだ。これで息子ともうまくいくね!
加えて、テム・レイ軍は深刻な指揮官不足であり、後述の特性も相まって少佐であるフランクリンの存在は有益である。

能力に関しては一般兵並で、戦果には期待できない。また、少佐に昇格すると指揮範囲が発生する。初期から大尉なので狙いやすい。妻や息子そっちのけでマルガリータと不倫できる程の魅力値に加え、指揮値も最終的には11*9に到達するので、どうやら指揮官としての才能もあったようだ。アクシズの脅威Vでは指揮バグ*10があるので、少佐になると全軍を率いる。

【余談】


尚、富野御大の作品では敵味方問わず親子関係で何らかの軋轢がある描写がされることが多いが、どちらかというと父親よりも母親の方が親として問題がある*11描写がされがちな*12彼の作風では珍しく、
ビダン家は父親の方がダメ人間度がひどい描写がされている。
カミーユと聖戦士ダンバインショウ・ザマは夫婦仲が冷え切り父親の方は不倫しているところまでは共通している。
但し、こちらの不倫相手のヨーコ・川原はショウに姉のように接してくれる存在でシュンカもチヨと違いショウの親離れを受け入れ妻と袂をわかちヨーコを選ぶなど妻と比べて親の情がある描写がされ、
戦えないので最終決戦をテレビ中継で見ていた。

池田秀一氏によればTV版の担当声優である石森達幸氏は富野監督からはレギュラーと聞かされていたが*13、上述の通り5話で退場となった*14。また当時のアフレコは画が完成していない状態で、最期のシーンは富野からは「混乱した感じで、騒いでください」と言われるも、どういう状況かわからず、テストの際に「死にたくな~い! レギュラーだって聞いたのに~!」と叫んでいたという。

“カミーユ精神崩壊シリーズ”と呼ばれる定番のMAD作品でも有名。
寧ろ、こちらから本編に入るとフランクリンの人間としてのクズさに驚くレベル。
あんな酷いMADでツッコミ役をやっている方がまともな人間に見えるなんて……。
というか、パラレルとはいえDefineにてちゃんと父親しているフランクリンが描写されるとはMAD制作者も夢にも思わなかったのでは

Ζガンダムのバイオセンサー設定の初出である小説版『Ζ』では「カミーユの父の遺産の技術」とされているが、アナハイム製のΖにそれが装備されている点やMk-IIから引き継いだにしても純連邦製の機体にサイコミュが搭載されている違和感など決定的な矛盾ではないにしろ微妙に噛み合わないので公式も辻褄合わせに苦労している様子


「いけませんか!?こんなこと言って!でもね、僕は両親に追記修正をやって欲しかったんですよ。そう言っちゃいけないんですか?子供が!?」

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最終更新:2025年04月30日 20:32

*1 まぁ、有色系人種の特徴の方が色濃くなるのは常識的な描写なのだが。

*2 劇中でのカミーユの台詞からフランクリンは次は「ジオン系の技術を取り入れたい」と考えていたとのことで、正にそれをいち早く叶えている上にガンダリウムγ製のリック・ディアスはフランクリンにとってはマイナス要素が目立つMk-Ⅱよりも遥かに価値があった。

*3 一応、カミーユが研究施設の警備兵と顔見知りであることから“データを盗んだ”のが自宅ではない可能性もあるが。尚、小説版では明確に持ち帰ってしまってる扱い。ダメやん。

*4 ガンダムMk-IIは反ジオンを掲げるティターンズにとって「象徴」とも言うべき機体であり、それを理解せずに「あんな物」呼ばわりするフランクリンは、バスクたちから異端扱いされても仕方が無い話である。

*5 カミーユがシナリオの進行と共に落ち着いた替わりにカツ・コバヤシが問題児ポジに。結局、上手く扱いきれずに登場回数が減らされてしまった感があったが。

*6 クワトロ=シャアに至ってはカミーユが壊れそうになっている状況すらもニュータイプとしての覚醒には必要(自分が壊れても次世代の未来を拓くのが理想)だと考えていた節がある。━━いや、期待しすぎやて無理言うな。

*7 組織の善悪度に当たるアラインメントを中段階程、Chaosに寄せる。

*8 グリプス戦役以降のパイロットの殆どはMA適正があるので、フランクリンにも適応されたのだと思われる。

*9 ジャマイカンやウッディ大尉と同じ値。実はそこまで悪くない数値。

*10 少佐以降に発生する指揮範囲が、強制的に大将と同じ範囲に拡大される不具合。

*11 初代のカマリアは間男を作るくせに自分の理想を押し付ける、聖戦士ダンバインのチヨは地位のためにヒスになって息子を拒絶する、Vのミューラにしても抗争が本格化するまでは子育てはしていたが自分の理想を押し付けすぎ

*12 F91では母のモニカは愛情はあるんだが仕事に熱を入れすぎというテム・レイレベルの不器用な親な一方で、父のレズリーがモニカに理解を示し子育てを引き受けるという包容力を見せ最後は息子を自己犠牲で救うというシリーズ屈指の親の鑑として描写された

*13 石森達幸氏で富野作品と言えば『伝説巨神イデオン』での敵方の主人公とも呼べるドバ・アジバである。そりゃあ今回も重要な役どころでレギュラーが回されると自負しても不思議でも何でもない。

*14 ファーストのテム・レイ役の清川元夢氏も『Gガンダム』の頃に「レギュラーと聞いていたにもかかわらず、1話で宇宙に吸い出されて行方不明になり、酸素欠乏症になって再登場した後、劇場版で「今度は大丈夫だから」と聞くも、階段から落ちて死亡した」ことを今川泰宏に語ったことがあった。