登録日:2023/11/14 Tue 20:37:46
更新日:2025/04/16 Wed 19:36:18
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テム・レイとは、アニメ『
機動戦士ガンダム』に登場する人物であり、主人公「
アムロ・レイ」の父親である。
CV:清川元夢(TVアニメ及び劇場版)/坂口候一(THE ORIGIN)/越後屋コースケ(GQuuuuuuX)
【概要】
前述の通り主人公の父親であると同時に職人気質の強い人物である。
その為に妻である「カマリア・レイ」に対して愛情を向けることが出来ず、彼と息子が宇宙に上がっている間に愛人を作られるなど夫婦仲は冷え切っていた。
ただし息子のアムロはそんな父親のことを「自分がいなければ駄目になる」と呆れながらもついていくなど慕っており、またテムも仕事場に息子の写真を置く等、不器用ながらも気遣っている。
コロニーへの赴任にアムロを伴っていったのも、「宇宙を見せておきたい」という息子のことを思っての選択であった事が作中でも回想にて言及されている。
だがやはり親子同士で一緒にいる時代は短かった為、後にレイ一家は「お世辞にも幸福とは言い難い家庭」と扱われることもある。
職業は
地球連邦軍所属の
技術士官。
階級は大尉であるが、どちらかというと後方で兵器を開発する仕事に従事している。
経緯は不明だが最初から軍属なのではなく、技術士官として迎え入れられた専門家と解釈されることもあり、もともとはスペース・コロニーの建築技師だった、あるいは
ミノフスキー博士の弟子だったとする資料もある。
いずれにせよ、そういった分野におけるエキスパートなのは間違いないと言える。
『
THE ORIGIN』ではミノフスキー博士の直弟子という設定を採用し、技術者としての熱意から博士の死をも利用する野心的な一面も描かれている。
【来歴】
アニメ第1話から登場。
その時点で連邦軍は敵である
ジオン軍にかなり押されていたのだが、彼はその逆転となるべき新兵器開発計画である「V作戦」に深く関わっていた。
アムロら若い世代の人間が戦場に出ない為に、強力な兵器を開発して戦争を終わらせるという真っ当な考えの元で開発に携わっていた。
…のだが、
第1話で彼が息子に見せた姿は「民間人の避難より
ガンダムの搬入を優先する」という
軍人めいた言動であった。
確かに「ガンダムを完成させなければここで死ぬ避難民より多くの人間が死ぬ事になる」という考えだとするとまだ納得できるが、この辺りはやはり職人気質故の不器用さが原因であろう。
とはいえこの時、テムはテムなりに息子のことを案じており、安全な避難経路を個人的に手配したり
よくよく考えたら私情を挟んだ特別扱いをしている。
アムロもそんな父親の事は理解していたのか、ガンダムに乗った時は「すごい…親父が熱中するわけだ」と納得したような感想を述べていた。
しかし戦争というものは残酷であり、テムが危惧したように息子のアムロが少年兵として戦うこととなり…そして本人はサイド7コロニーに開いた穴から宇宙に放り出され行方不明となった。
誰もが死んだと思っていた彼であったが、後に奇跡的に生存していたことが判明する。
しかし、奇跡というものは必ずしも誰かを幸せにするものではなかった…。
第33話、アムロはサイド6コロニーの市街地で偶然父親のテムを発見する。
しかしこの頃の彼は長い間宇宙空間を漂った影響で酸素欠乏症に陥った為に
脳に後遺症が残り、軽度の認知機能低下と
記憶喪失を来すようになっていた。
あれほど戦いに赴いてほしくないと思っていた息子のアムロが
無事だったことより軍人になった事を喜ぶという言動を見せていた。
また妻であるカマリアの事を言われても全く気に留めておらず、そればかりかガンダムの性能だけを聞いてくる有り様。
それでもテムはガンダムの事は覚えており、ジャンク屋で働く傍ら、ひっそりとその強化パーツを発明していたのだ。
…のだがそのパーツは機械いじりが趣味のアムロが見ても「旧式のパーツ」であり、その場では父親の事を思って受け取ったものの、別れた後に変わり果てた父親への叫換と共に投げ捨てた。
翌日、アムロは父親に「あのパーツの効果は絶大だった」という旨のウソの報告をし、テムはその事に喜ぶが、最後までアムロに興味を持つことはなく、その会話が親子の今生の別れとなった。
その後息子と別れたテムは、
コンスコン艦隊との戦闘でガンダムが大活躍している様子をテレビ中継で見て興奮し「地球連邦軍バンザーイ!!」と子供のように叫んでいた。
なお
劇場版においてはそのまま住処を飛び出した後階段から落ちて後頭部を打って動かなくなるシーンが追加されている。
死んだかどうかに関しては公式ですらはっきりしていない。
そんなところまで息子に似なくても…。
妻であるカマリアは後にアムロがいなくなったその後も生存し、宇宙世紀0094年時点ではNGOで活動しているが、息子のことは聞かれたくないような状態であった。
とはいえ今後の歴史に登場していない事からここで死亡した扱いであることが多い。
そもそも生きていてもまともな生活を送ることは不可能だったといえるだろう。
生きていた場合『Z』のアムロが
エゥーゴに参画した時点で
ティターンズが
人質に取ろうとしないわけがなく、アムロも意識すらしない辺りお察しと言える。
なお、小説『
ベルトーチカ・チルドレン』においては大人になったアムロから”不器用なりにアムロと接していた”と、”間男を作るくせに自分の価値観を押し付ける”母親のカマリアより数段マシな評価されている。
同作ではアムロはテムが死んだと認識している事から、劇場版の流れで死亡したという扱いだと思われる。
【総評】
以上のようにアニメでは軍人としての冷酷な一面と酸素欠乏症によりあーぱーになった状態しか見せておらず、普通に見るなら
最悪な親として見えるだろう。
だが酸素欠乏症になる前は多少気難しくも人間として真っ当である。
またアムロの名台詞「親父にもぶたれたことないのに!」というセリフから考えると息子に対して理不尽な暴力もしつけと称した鉄拳制裁もしない、当時としては最先端を行く教育をしていたと見える。
当時としては息子に甘すぎるような描写、もしくは「教育」する時間すら取れないと取れる描写であり、
ブライトなんかは「殴られずに一人前になった人間はいない」等と言う時代であったがそれはそれ。
どこか放任主義であったが完全にほったらかしにしていたわけではなく、忙しい中でも会えるときにはちゃんと会っており、息子がだらしない一面を見せたなら叱るなどしていたようだ。
そして何よりアムロから尊敬されており、彼もまた父親と同じような技術屋の方面に向かうこととなる。
後にアムロは、根っからの技術屋であり誤解されやすいモスク・ハンと対話することになるのだが、少しの会話で互いに理解するシーンもある。
それもまたアムロが人間的に成長した結果であると共に、そういった技術屋である父親テムと付き合っていたからこそ出来たのだろう。
今では彼のエキセントリックな言動は事故によるものというのもファンに浸透しており
「単に不器用なだけ」「
アノー夫妻ほどではないがガンダムの主人公の親としてはわりとまとも」として評価されている。
しかし1979年当時のアニメの親は「父親は頼りになる存在で、母親は慈愛に満ちた存在」である事が多かった。
なので再登場したと思ったら狂っており最終的に静かな別れをした父親と、自分勝手な意見ばかりぶつけて息子と離別した母親というのは斬新すぎる描写であり、当時の子供たちに衝撃を与えたと言える。
逆に
ライバルである
シャアの両親だが、死別しているものの息子との関係性は悪くなかったようである。
特に母親は
彼の性癖を歪ませる程魅力的な存在だった。
故にアムロとシャアでは「
お母さん」の意味が天と地ほど違うのは最後の最後で2人の関係に大いに響くこととなる。
- カミーユ・ビダン(機動戦士Ζガンダム):アムロの両親を更に悪化させたような駄目親。
それでもカミーユは母であるヒルダとはまだ和解の気持ちがあり、彼女が死んだ時にはかなり気落ちしていた。なお父のフランクリンについてはゲームからも「完全無欠のダメ人間」と称されている。
余りにもひどすぎるためか、後年の『機動戦士Ζガンダム Define』ではかなり改善されている。
- ジュドー・アーシタ(機動戦士ガンダムΖΖ):蒸発。ふたりともシャングリラ外に出稼ぎに行ったまま消息不明となってしまっており、結果的にアーシタ家で給料をもらっているのはジュドーひとりの兄ひとり妹のリィナひとりの家庭になってしまった。ただ言うほどジュドーが親のことを悪く言っているシーンは少なく、シャングリラ・チルドレンとして身に着けた可能性もあるにせよそれなりに善悪の線引きやきちんとした倫理観に則って行動していることも多いことから、少なくとも上のTV版フランクリンよりは普通の親であったのだろう
前作が酷すぎただけだなこれ。
- リョウ・ルーツ(ガンダム・センチネル):軍人である父親は一年戦争で死亡、母親はALICEの開発に夢中で息子に全く構えなかった…というわけで彼は母親に反抗的でチンピラな性格に育ってしまう。
ただしある程度の教育はされてたのか、ところどころで真人間のような描写も見せている。
- アルフレッド・イズルハ(機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争):両親が不和で母親「ミチコ」はしつけが厳しく、父親「イームズ」は別居中であった。
…が、12歳の少年である彼が1人でジオンの部隊に入り浸るという作劇の都合上だった為か、最終話では家族全員が和解した。イームズはその数少ない台詞が知らずのうちにアルに多大な影響を与えてしまった。そして小説版では事実上シリーズ構成を務めた(当時は単に「構成」とする作品が主流)結城恭介氏の逡巡の末、そんな息子に対しある意味では救いとなる一言を掛けるシーンが追加。
- シロー・アマダ(機動戦士ガンダム 第08MS小隊):サイド2の8バンチコロニー「アイランド・イフィッシュ」の出身・・・ということで一年戦争開戦時のブリティッシュ作戦において家族全員が毒ガスの犠牲となった辛すぎる過去を持つ。クリスマス休暇を家族と楽しんでいた最中ということなので恐らく家族関係は良好だったのだろう。じゃないとレイシストと記載しても間違いじゃないほどのジオン嫌いにならないし
まぁその後すぐジオンの女兵士とロミジュリするわけだが。
- バナージ・リンクス(機動戦士ガンダムUC):父・カーディアスには一族の事情もあって幼少期から操縦訓練を受けさせられ、反発した母・アンナ(父の愛人)に連れ出される。
円満とは程遠かったが、アンナの死後、カーディアスは遺志を汲んでか庇護しつつも直接は関わらないというスタンスを維持し、彼らなりにバナージを案じていた。
宿命はバナージを捉えて離さなかったが、両親から受けた愛情は受け止めており、初出撃の際はそれを半ば無駄にしてしまったことを謝罪している。後に搭乗しているシルヴァ・バレト・サプレッサーがわざわざビームマグナムを撃てる構造にしてあるのも、ファンの考察では「これしかカーディアスの遺品が手元に残らなかったから、仕事道具として手元に置いておきたいのでは?」とも。
- ハサウェイ・ノア(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ):MS母艦の艦長を歴任してきた伝説級の艦長ブライト・ノアという父親と、一年戦争時代にブライトの副官的存在として彼を支えのちに結婚したヤシマ財閥令嬢のミライという母親を持ち、グリプス戦役中にティターンズに拘束されかけるというトラブルに見舞われるものの両親の愛情を受けて育つ。
そんな彼の人生を狂わせたのは、初恋である一人の少女との出会いであった…。
主人公達の中でも有数の「主要人物同士」かつ「まとも」で、さらに「どちらも健在」な両親であるのに、その結末は全主人公の中で一番悲惨といえるだろう。
- シーブック・アノー(機動戦士ガンダムF91):前述の通り良い両親を持つ。
仕事に夢中すぎて家族との触れ合いが若干なおざりな親…とテムの女性版みたいなモニカを母に持つが、夫であるレズリーはそんな妻に理解を示し子育てを行う歴代屈指の父親の鑑として描かれている。その為にシーブックは若干ヤンチャながらも真っ直ぐな少年に育ち、またモニカも自分が夫のおかげで好きに研究できたことは理解しており、レズリーの死後に素直に息子たちに謝罪し息子の想いを察したアドバイスを送ることで和解した。
尤も和解する前のモニカは「女性の社会進出」に固執し、子供達を「産みたくて産んたわけじゃない」とまで言い放つ程であったが、和解しただけで良い親に挙げられる時点でガンダム主人公の家族関係の複雑さが見て取れる。
なおシーブックもまた後に父親となるのだが言うことを聞かない息子達に難儀しているようだ。
- トビア・アロナクス(機動戦士クロスボーン・ガンダム):実の両親はトビアが幼い頃に事故で既に死亡しているがコロニー開発に携わっていた両親を誇らしく思い、故にスペースノイドとアースノイドの争いを見過ごせはしないというトビアの戦う理由の一つになっている。
両親の死後は親戚に引き取られていたが、そこでも「実の息子と分け隔てなく育ててくれた」と真っ当に愛されていた事がうかがえる。
「実の息子がしっかりしてるから自分が行方不明になって悲しみはしてもそれが長くは続かないと思う」という理由でおそらく生存を一度も伝えていないトビアの方がある意味ドラ息子である
またトビアも後に父親となり子どもが2人誕生している。2人ともトビアなりに温かく育てているが木星国内での複雑な立ち位置とトラブル続き故に苦労の連続である。
- ウッソ・エヴィン(機動戦士Vガンダム):両親ともに何かしらの啓示を受けて「特別な子供」として見られており、幼少期からハードな教育を施されていたが、母のミューラはちゃんと息子への愛を持っていた。
一方父親は本当にスペシャルとなった息子とうまく接する事が出来なかった上に、最終決戦中に姿を消すというどうにも人としてもアレな言動を見せている。
もう一方で漫画版では当初は「戦いが終わるまでは父親に戻れない」と意識してウッソを無視してジン・ジャナハムとして振る舞っていたが、息子の窮地を目の当たりにしていてもたってもいられず命がけで庇う等、不器用ながらも真っ当な父親としての側面が強くなっている。
- フォント・ボー(機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト):両親ともスペースコロニー関連の技術者であり、物語開始時には学生のフォントと離れて暮らしている。
重要機密を知るフォントを誘い出すべく両親が追われる身となった際には急いで駆けつけようとした他、逆にフォントが窮地に陥った際には両親も救援に協力している様子が描かれており良好な関係が見られる。
しかし苦肉の策として冷凍睡眠に入った結果15年もの間音信不通となってしまった。目覚めた後に再会した描写はなく、両親がどうなったのかは不明。
- アッシュ・キング(機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST):父親は名家出身であったが祖父に結婚を反対された結果駆け落ち。その後両親ともアッシュが物心つく前に戦乱で亡くなっており、両親のことは人づてにしか知らない。
両親の死後は母方の親族に引き取られ、住んでいたコロニーが襲われる事件を経て父方の祖父アンクル・キングが身元を引き受ける。
事業家としての性格が強いものの孫のことは大切にしており、アッシュも苦手意識を感じつつも祖父を慕っていたが、祖父アンクルが連邦軍の大量破壊兵器に手を貸したことが悲劇に繋がる…。
- ロラン・セアック(∀ガンダム):直接登場しないが、キャラクターデザイナーのあきまん氏による「ターンエーガンダム 月の風」では黒歴史を研究している父親が登場している。
- ドモン・カッシュ(機動武闘伝Gガンダム):そもそもの目的が冷凍刑にされた父親を救うために動いている。母や兄にも敬意を持っており、ある事件が起こらなければガンダムシリーズでも類を見ない仲良し家族となっていただろう。
科学者気質な家族には馴染めず脱走したりもしているが、その本心も憎しみや寂しさではなく「強くなって家族に認められたい」と言ったものであった。
またドモンにはもう一人の父親と呼べる存在もおり、作中では戦い合うも最終的には和解した。
彼自身も後の展開で「ドモンもまた、良き父親となった」ことが示唆されている。
- ヒイロ・ユイ(新機動戦記ガンダムW):裏設定レベルであるが実父にOZのスナイパーであるアディン・ロウ、母親にアオイ、養父にリーオーの開発者であるセイス・クラークという3人の親を持つ。親子として接した時間は決して長くなかったが最低限の愛情はあり、ヒイロはこの3人から様々なものを受け継いでいる。
だがアフターコロニーという時代はあちこちでテロが頻発する世紀末な状況だった為に漏れなく死別している上に、ヒイロも幼少期に「兵器」として育てられたために、彼が親をどう思っているかはわからない。
ただしセイスの開発したリーオーに関しては非常に気に入っている節がある。
ちなみに強靭な身体は母親のアオイ譲りだとか。
- キラ・ヤマト(機動戦士ガンダムSEED):実母のヴィアはまともだが実父であるユーレン・ヒビキがガンダム史上最悪レベルのマッドサイエンティストであり、妻の非難に耳を貸さず他人どころか息子ですら実験に使うという非道な研究を繰り返してきた。
ユーレンはその野望に焼かれるかのように行方不明となり(遺体が確認できていない為こう言われているが、ヴィアと共に状況的に、かつ生きていたら何かしらの行動をするはずのキャラが何もしていない為死亡した可能性が高い)、キラ本人はその後ヴィアの妹カリダとその夫ハルマに引き取られ、普通の息子として育てられる事になる。この夫妻とは死別もしていなければ関係が悪いという事も無く、DESTINY時代でもカリダと共に暮らしている。
むしろ生まれが複雑すぎるキラを引き取り、実は養子である事も稀すぎる才能も全く悟られずに愛情を注いで育て上げ、ついでに多忙な両親と離れていた幼少期のアスランや父を失ったラクスの面倒を見て2人からも慕われるなど、本当に懐が深い人達である。
そんなわけで、実父については最悪だったが義両親はガンダムシリーズ屈指の聖人だったという極端すぎるパターンであったとされていたが、ユーレンよりもさらにやべー毒親の存在が明らかになった事で「ユーレンは子供に変な理想を託そうとは思ってなかったし、子供が才能を伸ばして望む将来を掴めるようにするのは親の愛として納得できるので全然マシだった」と映画の作中ではなにもしなかったのに評価が回復した。
他にも「胎児を犠牲にしたのは唾棄すべき邪悪だが、あそこでやらなければ更に遺伝子操作の失敗が多く、誰かがやらなければならなかった」「小説版においてアウラに対してめっちゃまともな事を言っていた」「キラの才能自体は並外れているが容姿はイケメンよりであるが絶世の美男子というわけではなく、これは妻のヴィアがユーレンにとって最も美しい存在だった、もしくは『人間は中身が肝要』と思っていた為」「C.Eの倫理観がもう最悪なのでこれでも彼はまだマシなほう」と、考えれば考えるほど狂ってはいるが家族のことは思っていたと思わしき描写がいくつも存在している。
というわけでキラはなにげに「(育ての)両親が健在」で終わった珍しいキャラクターである。と言いつつDESTINYの時ハルマは未登場の為に安否が心配されていたが『FREEDOM』にてカリダと共に墓参りをしたり、キラ、そしてラクスと一緒に写っている写真が登場したので生存が確定。それどころかもしかしたら義理の娘になるかもしれないラクスとも家族として付き合いが無事続いているらしい。
- シン・アスカ(機動戦士ガンダムSEED DESTINY):オーブから逃げる際に流れ弾により家族を失う。妹のマユに関しては彼女の携帯電話に録音された声を聞いて思いを馳せるなど情愛を見せるが、両親に関してどう思っているかは不思議と語られていない。おそらくは「普通の少年が思う」程度の感情はあったとは思われる。
それゆえにオーブそのものに対しては複雑な感情を抱いているシーンも多い他、『FREEDOM』では上官や上司に加えてオーブまでも荒らそうとした勢力に対してシンの怒りがとうとう爆発するなど、本人なりに受け止められるようになった様子である。
- 刹那・F・セイエイ(機動戦士ガンダム00):アニメでは死体描写こそないものの幼い頃に誘拐と洗脳を受けた結果、自分の両親を殺害してしまうというガンダムシリーズでも唯一無二の悲惨な過去を背負っている。
後に洗脳が解けるが「なぜ俺はあんなことをした」と心の底から後悔しており、刹那の最大のトラウマにして戦争を憎む最大の理由にもなっている。
両親を殺害した場面が刹那の夢の中で出てきた際には「今までどこにいたんだ」と父親は帰ってきたソランを驚きながら迎え入れている他、母親はマリナと声が似ているという設定もあって思い返す場面は何度かあり、少ない描写ながら両親から愛されていたことがうかがえる。
ただし放映コードの面でこれらは「暗示する」「よく観ると考察できる」程度に抑えられているため、本wiki内では裏設定の項目で「事実上明言はされていない設定」にカウントしている。
- フォン・スパーク(機動戦士ガンダム00F):家族揃ってコロニー開発等で下働きする宇宙労働者で、父親の「ロバーク・スタッド」はかなり献身的で善良な父親であった。がある日事故で死亡し、息子である彼はその復讐のためにひた走ることとなる。この事から父親思いではありそうだが、成長した彼は誰に対しても挑発的なテロリストとなっている。
それもまた父親のような存在を生み出さない為なのと仇を探すためなのだが、父が求めた姿かどうかはわからない…。
- フリット・アスノ、アセム・アスノ、キオ・アスノ(機動戦士ガンダムAGE):話が進むたびにその主人公の子供が新たな主人公となる内容の為、特に「親子」の描写が強く、正直ここで一言で表せられない複雑怪奇な関係となっている。ただし最終的には落ち着くところに落ち着いてはいる。
キオ編フリットの毒親(毒祖父)っぷりがネタにされることも多いが、実際には「今は戦時中でかつ交戦中の艦内である以上、不用意な発言は慎め」「実は生きてるのに一回も親に連絡しない息子がどこにいる」、果ては必ずキオの意見をすべて聞いてから怒り始めるなど、意外に親心として解釈するとものすごーく不器用なのは事実だが普通だったりもする。
- 三日月・オーガス(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ):劇中ではストリートチルドレンになった経緯が語られず、親についても不明だったが監督曰く「5歳の頃に技師の両親と死別し、預けられた養護施設の環境も酷い物だった為脱走した」という裏設定があるらしい。
エピローグではアトラとの間に息子が生まれているが、三日月自身は息子の誕生を待たずして戦死した為、「親」としての対面は叶わなかった…。
- アルジ・ミラージ(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼):彼もまた突如殺された家族の為に戦っている。回想シーンでは母親はアルジを逃がすために「ミーナ(妹)はもう逃げているから貴方も逃げなさい(意訳)」と彼の妹思いな側面も理解して死地から逃がそうとしていた為、家族としては真っ当だったのだろう。
- ベルリ・ゼナム(ガンダム Gのレコンギスタ):母親「ウィルミット・ゼナム」が登場。実の母親ではないもののベルリの為なら意外な行動力を見せるなど「良き母親」と言える。
「親」というものの書き方が独特な富野ガンダムシリーズにおいては至極真っ当な母親であり、ある意味では監督の心境の変化が見て取れる。
ベルリも彼女の事を「時刻表の遂行にしか興味がない」と言いながらも慕っており、至って非常に良好な親子関係と言える。なお実の両親については「かつての名家であるレイハントン家」として一纏めにされており人格などは定かではない。
- スレッタ・マーキュリー(機動戦士ガンダム 水星の魔女):母親のプロスぺラ・マーキュリー(エルノラ・サマヤ)もレギュラーであり、お茶目な言動を見せる彼女に絶句したりするも、彼女の言った『逃げたらひとつ、進めばふたつ、手に入る』という言葉を旨に生きている。そのプロスペラもスレッタに関しては復讐の道具に使うなど怪しい一面はあったものの、復讐よりも自らの娘の為に動くなど、過激かつ超不器用でついでに本編ラスボスを務めたながらも最後には母親としての責務を果たし、スレッタが自ら構築した人間関係についても(無事に戦後を迎えられたメンバーに関しては)結局は全般的に認めた。どうやらミオリネとはその後は普通の親交を持っている模様(父親ではなく総裁としてのデリングとは別の観点からアドバイスを出している?)。
ちなみにスレッタの遺伝上の父親はエルノラの夫のナディムになるのだが、ナディムはスレッタ誕生以前に死んでいるので「父親」としてスレッタに絡むことがなく、本編でも占いで家族関係の話になった際「小さい頃死んだと聞かされただけで何も知らない」とスレッタ本人が説明していた。
なおスレッタが主人公の『水星の魔女』には毒親も多ければ良き親も多く、これもまた「親子」という形を書ききった作品と言えよう。
- アマテ・ユズリハ(機動戦士Gundam GQuuuuuuX):母親のタマキはやや過保護な点が目立ち、アマテ自身も母親に強く出れないところはあるものの、(先行上映時点では)親子仲は特段悪くはなく、家庭環境はシリーズ屈指の良好さ。反抗期はあるとしてもグレるほどの要素は現状見受けられないにもかかわらずアマテが数々の違法行為に首を突っ込みつつある。
【外部作品での扱い】
…と言いながら、テム・レイ本人は実は外部作品ではほとんど出てきていない。
一方、
ギレンの野望シリーズではアクシズVのオマケシナリオ、新ギレンの野望ではDLCでそれぞれ主役としてプレイ可能。
アクシズVでは奇跡的に酸素欠乏症にならず、生還したテム・レイが
各勢力の技術者を集めて新たな勢力を立ち上げ、ティターンズ、アクシズに挑むというもの。副官はなんと
フランクリン・ビダン。勢力の特徴としてほぼ全ての機体がスパイ行為による設計図の盗用イベント無しでいきなり開発出来る他、プレイの進め方次第ではアムロ、カミーユも加入しそれぞれの親との共演を実現出来る。
所属メンバーはギニアス、ウッディ大尉といった
死亡したはずの亡霊や、使用機会の少ないマイナーキャラクター、加入条件が若干難しい強化人間シリーズやジュドーなどが多く、図鑑を埋める点でも便利なシナリオ。
テム・レイ自身は技術者だった為に能力は低め。それでも大将なので指揮は可能。パイロットがいない部隊に付ければ活躍する。ただし、戦力が合流し始めると、階級が高い指揮で上書きする都合で、徐々に肩身が狭くなる。最終的にはテム・レイ軍で階級の高い人物…ギニアスか、少佐に昇格したシロッコ辺りに指揮権利を奪われ待機するハメになる。
また、ガンダムにテム・レイを乗せることで、フル装備仕様に改修出来る。
スーパーナパームやビーム・ジャベリン、ハイパーハンマーといったマイナー兵装を山程抱えた本作オリジナル仕様。限界値も200%!
乗りこなせればグリプス戦役にも通用する、ハイスペック機体。
このフル装備ガンダムは、テムの
専用機なのだが、テムを最大まで鍛えても、能力値の都合で
専用機補正が効果を発揮することは無いし、そもそも燃費が悪すぎるので趣味の機体となっている。
使い方としては、ジオン公国で鹵獲できた場合は、エースパイロットを搭乗させると爆発的な火力を生み出す。
新ギレンではサイド7襲撃時にプロトタイプガンダムに「私が開発したのだから私が一番上手く扱える」と搭乗しザクを撃退するところから始まり、ジャブロー帰還後は技術試験部隊として独自に活動することになる。
また、大活躍したのが『SDガンダム スカッドハンマーズ』。
ほぼ主人公のような扱いな上にアムロ以外のホワイトベースクルーが全員出てこない関係上、最も喋るテム・レイとなっている。
まぁ酸素欠乏症になってないのに狂っており「論理的に言って…」という枕詞から変なこと言い出すわけのわからない存在となってるが。
他に主役級の活躍をする作品として、
細井雄二による漫画『RX-78誕生秘話』では、
捕虜となったザクのベテランパイロット・アルガに
ガンダムのひな型の持つ潜在能力と現状の有様を見せてガンダム完成への協力を依頼。
その熱意に絆されたアルガはデータ採取に協力し、やがてテムの持つアムロの写真を見てガンダムの事を自分の息子と呼ぶまでに交流を深めたが、
アルガは技術者であるテムに考えの及ばなかった「息子が祖国に弓を引く責任」を感じており……。
横井画伯の描くSDガンダムシリーズでは狂っている原因が酒となっており、
ジークジオン編(SDガンダム外伝)では破損した
三種の神器を騎士ガンダム本来の鎧と組み合わせてバーサルアーマーに生まれ変わらせるという、
素面であれば凄いことをやる人となっている。
他にも何故か同じ顔のキャラが複数登場し、円卓の騎士編では賢者アントニオとして要所要所で
ブリティス円卓騎士団を導く。
残念ながらOVAではギャグ場面しかない予言者アレクサンダーと家老ウォンとしてのみ登場している。
武者○伝ではシャチョーこと鎧丸の経営する「鎧王グループ」の前身企業「鎧王工業」の創設メンバーとして
そっくりさんの「テムさん」が登場している。
ちなみに他のメンバーは『ガンダムW』の
ガンダム開発者をモチーフにしている。
劇薬に劇薬を混ぜ合わせたのかな。
なおメンバーのうちテムさんだけはシャチョーとは面識がなかった(あるいは忘れていた)ようで、メンバーの紹介シーンではシャチョーが「アンタだれっ!?」と驚いていた。
【機動戦士GundamGQuuuuuuXのテム・レイ】
「技師長!味方のモビルスーツが味方を攻撃しています!」
「攻撃?どういう事だ…誰がコクピットに居る」
一年戦争のifの世界を描く作品にて、シャアにガンダムを奪われた際に登場。
その新型MSの余りにもキレのある動きに、原作と同じながら意味は真逆の言葉を述べた。
コロニーに穴は開かなかった為に外に投げ出されることはなかったが、結局出番は無くなった。
と思いきや一年戦争から6年後。
ジオンのMSは武装リミッターをつけ民間に払い下げられ、クランバトルという戦いに使われている。
その際のリミッターを外す違法パーツが登場するのだが、その姿は明らかにテム・レイのパーツ。
裏でだが割と流通していることから、テム…もしくはその息子の姿が見え隠れする。
ただパーツの形が似ているだけのファンサービスかもしれないが。
とはいえどちらかというとマイナー気味な
ゲームにしか登場しないテム・レイ。
なのに彼の知名度は不思議と高い。それは
アムロ・レイの父親という特異な存在であると共にもう一つのこれがあるからだろう。
【テム・レイの回路】
劇中でアムロに「こんなもの」扱いされたこの回路。
実際その構造は見る限り「中華製パチモノ家電」の如くスカスカ仕様であり、素人目に見ても「ショボい」以外の感想が浮かばない代物である。
余程衝撃的だったのか様々な作品でネタにされており、テム本人がいないのにパーツだけ出演ということも多数存在する。
SRWでは『
α』『
α外伝』に「性能が下がるが
修理費が10になる」という、
強化パーツの中でも
呪われているのかも分からない変な効果で登場。
因みに仕様なのかバグなのか、ガンダム(と
G-3ガンダム、
ガンダム試作1号機)に装備すると性能だけ下がって修理費は変わらない残念なことになる。
α外伝ではこの仕様はなくなった……と思いきや、
Gファルコンに装備すると
ガンダムエアマスターバーストの性能だけ下がるバグがあるので、注意。
ちなみに、α外伝のバザーでは、定価は50BSだが、出品時は2000~3000BSとかなり高額に設定されており、売却価格にもそれが反映されるため、必要ない場合は売るタイミングを間違えないようにした。
Gジェネでは
何が起こるかわからないという珍妙な効果。
スカッドハンマーズでは名義こそ親父の回路だが全能力にプラス補正が入るというガチパーツ。今作の彼は酸素欠乏症ではないので頭も冴え渡っているのだろう。
かの『
トニーたけざきのガンダム漫画』ではいかなる経緯からかシャアが入手し、「同じ開発者が作ったいわば兄弟のような存在だから』ということでガンダムを誘き寄せ鹵獲するための
寄せ餌として使用された。
シャアの目論見通り、ガンダムはアムロの操縦を受け付けず回路に引き寄せられ
百均のザル罠にかかったが、なんやかんやで作戦は失敗。
その後シャアの思いつきでゲルググに使用されたが、
装着直後に機体が暴走し大爆発。シャアもあえなく病院送りとなった。
もしガンダムに使っていたらどうなったかは想像に難くない…
そしてなんとリアルにも登場した。
「
一番くじ」の『機動戦士ガンダム 脱戦士編』の景品の一つ「こんなものHUB賞」として、テム=レイの回路を再現した
USBハブが製作されているが、
敢えて当時よりも古い規格にコストを掛けてダウングレードしたという変なところに力を入れたものとなっている。
…だが昨今のテム再評価のアオリを受けてかこの回路の扱いも段々と良くなっていき『デイ・アフター・トゥモロー』では後にアムロの
ハロのパーツにテムのパーツが使用されているといったフォローがされている。
また前述のSRWでも上記の効果の他、久々に登場した『
OE』では防御力が下がり燃費が悪くなるが攻撃力の上がるパーツという、癖はあるが使いどころはあるものになった。
本作ではメリット・デメリット共に強くなった「テム・レイ回路S」という上位版も存在する。
そして、現状最新の登場となる『
30』では移動力と射程、運動性と照準値が上がる普通に使える優秀なパーツとなった。
本作ではシナリオ上でもこの回路をベースに
アナハイムが発展させたものが
Hi-νガンダムに搭載されているという設定があり、数十年の時を超えて再び父の開発したガンダムに乗る息子という構図が完成した。
【余談】
- 初期設定ではアムロの出身地は鳥取地方となっているが、そう考えるとテム・レイもしくはカマリア・レイが日本人という可能性がある。
ただし宇宙世紀においては「純粋な日本人は珍しい」という設定があるなど人種や民族の混淆がかなり進んでおり、非日系人が日本在住であっても別段不思議はない。
- 冒険王版ではザク2匹ともパンチで退治してコロニーの外壁に穴を開けなかったため吸い出されることもなく、これまた無傷のパオロ艦長らと初陣を飾ったガンダムを見上げていたが、以後ホワイトベースに搭乗している形跡はなかった。
おそらく直後のムサイ艦からのミサイル攻撃によるサイド7完全破壊で……
- 演じた清川氏は他のガンダムシリーズにも出演しており、『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』でマッドサイエンティストのクルスト・モーゼス、『機動武闘伝Gガンダム』でヒロインの父親のミカムラ博士を演じている。2人ともどこかテム・レイと共通点がある不思議な配役となっている。
- ちなみに『新世紀エヴァンゲリオン』ではある意味ではテム以上に不器用な父親である碇ゲンドウ…の親友である冬月コウゾウ役も演じている。なおゲンドウの息子のシンジくんもスパロボで「父さんにぶたれたことがない」と原作者公認で言ってたが、こちらも「殴るどころか会話すら出来ていない親子」という感じが見て取れる。
そしておとなになったアムロはそれを見て複雑な感情を抱いていた。
またブライトも成長しているため単に殴っただけでなく「碇シンジという14歳の少年」を1人の男として扱った結果となり、アムロもしっかりとフォローしていた。
- ちなみに「当時のロボットアニメでは異質な両親」と書いたが、富野監督作品というくくりではそれほど異質とはいえない。
例えば『聖戦士ダンバイン』のショウ・ザマの母親は高い地位に付きながらも息子とうまく付き合いきれておらず、父親は息子を放任して不倫中…だが再会した後に父親としての責任に遅すぎながらも目覚める…という複雑な関係。
『無敵鋼人ダイターン3』の破嵐万丈に至っては母親は自らの命を犠牲にしてまで息子を救おうとするが、父親はそんな母や兄ですらも野望のために犠牲にしようとする野心家となっている。富野監督の作風は常に尖ったものとなっているが、特に「家族」の扱いに関しては彼以外に理解は難しいと言える。- そして「富野の書くエキセントリックな親」はガンダムから約20年後の『ブレンパワード』で絶頂を迎えるが、以降はそれほど強烈な親キャラは出ていない。
良記事が量産されるようになれば君のような修正者が追記しなくとも私の項目は終わろう……
ええい追記修正はいい!ガンダムを映せ、ガンダムの戦いぶりを!
と、父さん……酸素欠乏症になって……
- 普通の父親としては落第もいいとこだけど「アムロ・レイ」の父としてはほぼ完璧、みたいな印象 -- 名無しさん (2023-11-14 20:50:10)
- ↑アムロは尊敬してるみたいだし一度も体罰してなく中卒+ニート暮しの息子を許したりと正直ちょっと甘い所はあったかもしれないけど息子おもいの父親だったと思う。 -- 名無しさん (2023-11-14 21:01:36)
- 「アムロ、ハンマーで打ち壊せ!」 -- 名無しさん (2023-11-14 21:06:52)
- オリジンアニメでは良いお父さんだったなぁ -- 名無しさん (2023-11-14 21:12:08)
- SEEDのギャグマンガでも後ろ姿でカメオ出演している -- 名無しさん (2023-11-14 21:12:35)
- アノー夫妻は「親の片割れが(父レズリー)もう片方(母モニカ)のテム・レイ気質を理解し子育てを引き受け割とうまくいったレイ家のIF」にみえなくもない -- 名無しさん (2023-11-14 21:30:34)
- アド・ステラ世界の子供達が見たら羨ましがりそうではある。 -- 名無しさん (2023-11-14 21:41:14)
- カミーユ「意外といい父親だったんだな、アムロさんの父親。・・・あれ、涙が・・・。」 -- 名無しさん (2023-11-14 22:21:48)
- うむ、論理的に言って良い項目じゃないか -- 名無しさん (2023-11-14 23:22:32)
- ↑2 ダメ親父の巣窟たる富野ワールドにおいても上から数えた方が早いダメっぷりだからなフランクリンは… -- 名無しさん (2023-11-14 23:24:25)
- テムが飾ってたアムロの写真も最近の物っぽかったしあんまり構ってはやれなかったけどしっかり息子のことは見てたって事よね。まかり間違ってもフランクリンと比べてはいけない -- 名無しさん (2023-11-15 00:16:43)
- ↑まともな範疇だが技術バカのテム、息子は好きだが浮気性のカマリア。富野「せや、混ぜて強化したろ!」みたいな感じだな -- 名無しさん (2023-11-15 00:18:52)
- 職業柄や時勢を考えたらちゃんと息子と接してるほうよな。自宅にあんまり機密資料持ち帰っちゃいかんが -- 名無しさん (2023-11-15 00:20:56)
- ギレンでもアクシズVと新ではまともなテムが使えるぞ。 -- 名無しさん (2023-11-15 00:48:39)
- ガンダム無双のキャラ事典では事切れたと書かれていたから死亡説とってたっぽい -- 名無しさん (2023-11-15 00:49:17)
- 富野監督の書いた小説だと死亡扱い 最近のダムA漫画とかでもその扱いが多いね -- 名無しさん (2023-11-15 01:29:52)
- オリジンによるとミノフスキー博士の弟子でガンダムだけでなくガンキャノンも彼の設計した機体 -- 名無しさん (2023-11-15 05:43:47)
- 嫁さん愛せなかったあたりはアレ(とはいえ劇中描写を見るにカマリアに全く瑕疵はないってわけではなさそうだが…)とはいえガンダム世界の父親ランキング作ったら中間ぐらいには収まるんじゃなかろうか?ワーストは…フランクリンかハンゲルグ、鉄仮面あたりか? -- 名無しさん (2023-11-15 05:59:33)
- スカッドハンマーズだとハンマーキチになってて笑った -- 名無しさん (2023-11-15 06:03:40)
- ↑2アナザーには息子すら自身の持論の実験台にして改造し、さらにはクローンとしてクルーゼを作り上げた”ユーレン・ヒビキ”という怪物がいたな・・・戦争で亡くなったがアスカ家の父親はまともそう -- 名無しさん (2023-11-15 06:28:49)
- 回路は自爆持ちに持たせて底力発動させるために重宝しました -- 名無しさん (2023-11-15 06:54:56)
- 危機的状況での阿吽っぷりに日ごろの関係性出てるよね ウマが合ってたんだろうか -- 名無しさん (2023-11-15 08:29:42)
- アムロが父親を嫌っていたなら、機械いじりを趣味にしたり親父の仕事への理解を示したりはしなかっただろうと考えると、親子としての交流描写が少なかっただけで悪くない関係だったことは推測できるよね -- 名無しさん (2023-11-15 09:24:06)
- 人間的にはまともだし -- 名無しさん (2023-11-15 09:36:25)
- 次作のカミーユの親父がシリーズ屈指のアカン男だから相対的にも真っ当な親に見える -- 名無しさん (2023-11-15 09:40:25)
- 親子関係は壊れた父の姿を見て涙を流すアムロが全てだと思うよ -- 名無しさん (2023-11-15 11:06:19)
- ↑と思ってもう一回確認してみたら声は泣いてるけど、涙流してなかった、悲しみの割合は多いと思うけども -- 名無しさん (2023-11-15 11:12:32)
- 1話でアムロが「軍艦に避難できないか父に頼んでみる」とか言ってる当たり没交渉ではないんだよな…普通に父親に甘えられる関係ではありそう。 -- 名無しさん (2023-11-15 11:27:22)
- 多分この人がアムロを厳しく育てて必要とあらば殴っていたと思われる世界が冒険王版ガンダム(嘘) -- 名無しさん (2023-11-15 19:06:37)
- 思春期真っ只中に親父は仕事で多忙で母親は不倫中っていうわりと最悪な家庭環境でアムロがグレなかったのってどう考えてもこの人のおかげよね。夫としてはともかく父親としては100点超えてね? -- 名無しさん (2023-11-15 19:30:29)
- 刹那の両親も良い人達だったっぽいのが曖昧ながらも描写されている。だからこそ刹那自身が両親を殺した事を最後まで後悔していた。 -- 名無しさん (2023-11-15 19:57:43)
- バンディエラでは酸素欠乏症になった後の登場なのにまさかのパワーアップを担う重要キャラに -- 名無しさん (2023-11-15 20:25:03)
- デイ・アフター・トゥモローのアレは、昔貰った同じパーツがハロに組み込まれてるだけで、サイド6のパーツとは一切関係ないぞ。 -- 名無しさん (2023-11-15 23:35:21)
- 酸素欠乏症になったり息子がすごすぎるせいで目立たないけどこの人も結構な天才よね、ガンダムの主設計者だし、装備的に携行ビーム兵器の開発にも関わってると思われるし -- 名無しさん (2023-11-16 06:37:56)
- ガンダムシリーズの主人公で判明している親の所にマフティーがないのは何でだろう。あとアルとかセイとかもないね。 -- 名無しさん (2023-11-16 07:47:47)
- 父親は一見ダメっぽいけど実際は息子のことを思いやってるのに対し、母親は一見子煩悩に見えて実際は他に愛人がいるという対比 -- 名無しさん (2023-11-16 10:00:01)
- ↑2ウザい。そう思うなら自分で追加しろ。 -- 名無しさん (2023-11-16 10:23:20)
- 本人の望みに反して殆どのガンダムは少年兵が乗ることになるのは辛いところだ -- 名無しさん (2023-11-16 22:33:19)
- ↑大人がそうさせている面もあるんだよな…比較的まともな味方側ですら本来守られるべき子供を死地に向かわせている。ガンダム以外でもゲッター・マジンガーにファフナー等いろいろあんだよね。 -- 名無しさん (2023-11-17 11:29:12)
- アニメだけ見た範囲でもよくよく考えたらカマリアのほうが親としては酷いよね -- 名無しさん (2023-11-17 12:10:02)
- オリジンで『ガンダムが完成し量産されれば息子と同い年の少年達を徴兵しなくてもすむ』と1話でテムがブライトに言う台詞があるんだけどこれってテムなりに息子と同年代の子供を想う親の気持ちだよね -- 名無しさん (2023-11-19 00:34:30)
- アノーア艦長が子供の頃のジョナサンのクリスマスカード貼り付けて親やれてる気になってたのは最近のアムロの写真貼ってたテムの対比だろうか -- 名無しさん (2023-11-19 04:02:09)
- ↑5 リアルロボットだったかよそのコメント欄にあった意見だけど、子供(表面上諦めただけで実は大人も?)の持つ成長の夢としての巨大ロボット物の文脈に少年兵の文脈を接いだから混乱してる感はあるね -- 名無しさん (2023-11-19 09:23:29)
- 一人で作ったわけじゃないけど鹵獲したザクを参考にガンダムを作れるのは普通にチート -- 名無しさん (2023-12-18 16:50:48)
- 小説版のベルチルでアムロが両親に捨てられた自分が父親になれるなんてと感激してたけど、母はともかくテムに関しては誤解的なのが悲しいな(アムロの方が事故で変わり果てたのを見限ったような感もある) -- 名無しさん (2024-02-08 14:34:19)
- ウルトラマンスコット対ババルウ星人。 -- 名無しさん (2024-05-11 03:35:22)
- 総評のガンダムシリーズの主人公の親の評価だけど、主人公に限定してるからあの程度で済んでるけど、主人公以外のキャラの親にも範囲を広げたら項目一つくらい作れそうだな -- 名無しさん (2024-08-17 16:15:55)
- ジークアクスのPVに出てきたそれっぽいものは……本編の役割を考えるとそういう事なのか……?(ネタバレになるので言えない) -- 名無しさん (2025-01-19 08:19:10)
- Gジェネでもジェネシスの頃にはスパロボで言うSアダプターと化していたこんなもの -- 名無しさん (2025-01-21 18:58:25)
- なんというか、富野監督にとって「親」という存在は主人公を引き立てる上で邪魔な「不純物」として見てる感じがするな… -- 名無しさん (2025-03-02 08:30:00)
- 格納部分が結構な文章量になってるんで「ガンダム主人公の父親キャラ」みたいなのに分離しても良さそう -- 名無しさん (2025-03-07 17:10:15)
- 少なくとも酸素欠乏にならないから運命は変わってるな。だいぶ。 -- 名無しさん (2025-03-10 23:37:09)
- ↑3 ザンボットやF91、Gレコみたいにまともな親が出てくる作品だっているから決して邪険にしているわけではない…と思いたい。 -- 名無しさん (2025-03-20 22:13:22)
- カミーユの両親はぶっ飛びすぎてて逆に現実味ないダメな親だけど、アムロの両親(というか特に母)は絶妙にリアリティあってこっちの方が「こんな親は嫌だ」って感じなんだよな。不倫まで行かなくても別居状態とか仕事熱心で家庭を顧みずとかだとこんな感じになってる家庭も現実にいるだろうし -- 名無しさん (2025-04-15 15:10:48)
- ↑普通にテムレイは(ガンダム内でも)良い父親だろ、ブライトに打たれるまで一度もアムロを打った事ない、ガンダムに初搭乗した時は「親父も夢中になる訳だ」とアムロも納得してるから父子揃ってメカニックオタクな上オリジンでサイド7に向かってる時にアムロに会えると喜んでる時点でダメ親は節穴だろ -- 名無しさん (2025-04-15 15:20:49)
最終更新:2025年04月16日 19:36