登録日:2025/04/11 Fri 16:13:56
更新日:2025/04/19 Sat 07:09:20
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サンボ(Pokey)とは、スーパーマリオシリーズに登場するキャラクターである。
牛丼も
ロックバンドも関係ない。
概要
クッパ軍団の一員である
サボテン。ペーパーマリオシリーズではサボテンのお化けやら怪物やら呼ばれている。
作品によって大きくデザインが異なるが、基本的にはトゲの生えた球体が重なったようなデザインをしている。
ただしアドバンス2の裏ワールドでのデザインは明らかにサボテンじゃない。
色合いは緑か黄色がほとんどだが、赤や青、白い個体もいる。
たいていは3~5段重なっているが、たまにもっと重なっている個体もいる。また、頭だけでも動ける。
現在のデザイン(黄色で疎らに大きめのトゲが生えている形状)は
New スーパーマリオブラザーズ Wiiで完成された。
口こそあるが、基本的に表情は動かない。
サボテンなので大体は砂漠のステージで出てくる。
2D作品
攻撃手段は無く、マリオにじわじわと近づいてくる。
基本的に頭にトゲが生えているため踏むことはできない。
胴体を攻撃すると一段ずつ下がっていくが、頭部を攻撃すれば一気に倒せる。しかし一部作品では頭から倒しても下の段が頭に変化する。なぜだ。
大体の作品でファイアボールが有効だが、マリオワールドでは無効化していた。ヨッシーに食べてもらうのが主な対抗手段。
アイスボールを当てると胴体がバラバラになって凍結する。
どの部位でも食える
ヨッシーは天敵であり、更にWii・Uでは
BGMの「ファ」の瞬間に
全身がミカンになるという驚愕の生体が発覚した。
この状態でヨッシーで食べると一気に喰らえる上にフルーツ判定で一気にメーターが貯まる。
USAではサボテンでも問題なく上に乗って持ち上げる事ができ、根本を狙えば一気に倒せる。
障害物などの地形を無視して動く。だからと言って地面のないところは
空中浮遊して移動するのはいくらなんでも無視し過ぎであるが。
3D作品
スーパーマリオ64から登場する。
動きは基本的に2D作品と同じだが、頭さえ倒せば胴体も同時に倒せる。ドロップは100枚コインに有用な青コイン1枚。
なおサンボのグラフィックは3Dではなく植木と同じく一枚の絵。なので
常にカメラ目線固定である。
こっちみんな
サンシャインでは頭から花が咲いており、以降の作品でもたまに咲くようになった。
元祖RPGには登場しなかったが、ペーパーマリオシリーズやマリオ&ルイージRPGシリーズには登場する。
トゲが生えているためやはり踏めず、ハンマー主体で攻撃やカウンターを行うことになる。
オリガミ兵の個体は口部分がベロンベロンになっている。
スーパーマリオワールド以降に出された作品なのだが、どういうわけか初代から長らくの間、体が重なった従来のサンボが存在しなかった。
「サンボ」とだけ名の付いた種もいるにはいるが初登場が3-5とやや遅い上、見た目も従来のサンボと異なる。
中には鉢植えに乗って移動する個体も存在。ある意味、体が重なった従来種の代わりに思えなくないが、こちらは一定間隔でピョンピョン跳ねる特徴を持つ。
その代わり、近似種は2-1から登場。中でも投下物や攻撃用の砲弾として使われる球体型のサンボは妙に出番が多い。
『
GC』のカラカラさばくや『
DS』のサンサンさばく、『
Wii』のカラカラいせきといった砂漠のコースにてお邪魔キャラとして登場する。
また『Wii』のマリオカートチャンネルから期間限定で遊べた大会の一つでは、いちお邪魔キャラながら
巨大化してイベントボスとして登場するというまさかの抜擢を受けている。2025年現在、この巨大サンボは正規手段で挑むことの出来ない幻の存在。
「ドッスンさばく」の砂地獄の中心に鎮座し、ボムへいを投げ込むことで胴体を縮めていく。被弾した胴体の球はちぎれてステージ中を転がり回る為、流砂にハンドルをとられる中慎重にかわしながら攻撃する必要がある。
頭部のみになった所に着弾させるとその頭も転がり出すので、そこにもう一度ボムへいを当てるとようやく撃破。このタイムを世界で競うという大会だった。
最新作では運転しているとの噂が…?というかどうやって運転してるんだ…?
『
夢島』と『
大地の章』に登場。緑色。
最初は3段で、剣で攻撃すると1段ずつ無くなっていく。
フックショットやブーメランを当てると即死する。
ハテナの実を当てると
段が増える。
派生種
他にも様々な亜種がいるので追記求む。
サンシャインに登場する青いサンボ。
近づくと地中に埋まり、頭から種を飛ばして攻撃してくる。
倒すには水をかけてひるませる必要がある。
ペーパーマリオRPGに登場する毒を持つサンボ。見た目や特徴はサンボマミーと同じ。
出現場所が遺跡じゃなくなった都合で名前変えただけとか言わない
Newマリで登場するサンボのボス個体。
ミイラのように体中に包帯を巻いている。頭を踏むことができる。
口から玉を発射したり地中移動をしたりする。
マメマリオでトドメを刺すと…?
スーパーマリオギャラクシーに登場。見た目はまんま頭部に花があるタイプの普通のサンボ。
近付くとその長い身体を叩きつけて攻撃してくる。トゲトゲの胴体と背の高さにより、スピンもジャンプもそのままでは効かない。
少し前にいたキノピオのアドバイス通り、硬いココナッツをスピンでぶつけて胴体を崩せばよい。
何気に作中1か所しか登場しない希少種。
同じく「ギャラクシー」に登場。赤い身体とトゲのない胴体が特徴。
こちらはその見た目通りスピンが有効で、その名の通り胴体が攻撃によって一つずつ弾け飛ぶ、従来種に近い性質を持つ。
背を低くした所に頭部を攻撃すれば倒せるが、もたもたしていると砂に潜って胴体を再生させてしまう為、頭部のみにすることに拘らず適当な高さで仕掛けるのが吉。
バック宙から直接頭部を踏みに行くこともできるが、ちょっとリスキー。
デカいサンボ。
モートンがハンマーでかっ飛ばしたり、下記のボスサンボ(ロイヤルシール抜き)とタッグを組んで挑んできたりする。
スーパーシールのボスとして登場する巨大なサンボ。
ロイヤルシールの力によってギラギラ輝いている。
普通に戦ってもなかなかダメージを与えられない。しかもハンマーで攻撃しようにも阻まれる。
どうにかして体を減らせないだろうか?周辺に何かヒントがあるかもしれない。
ちなみに体力が少なくなった際に数ターン遅延すると、自らに花を咲かせて回復する。
雪でできたサンボ。雪だるまのようになっており頭部にバケツを被っている。
トゲがないため踏むことができる。
散らばった胴体は雪玉になり投降武器として使える。ただしファイアボールだと溶けてしまい残らないので注意。
因みにWiiU版3Dワールドでは頭部をGamepadで数回タッチすることでも倒せる。
マリメ2ではサンボを雪原スキンに配置すると自動的にこいつに変化する。
オリガミキングに登場する超巨大なサンボの張りぼて。
太陽香の香りに誘われ現れた。
竜巻を起こす能力を持ち、竜巻の内部をバトルフィールドにした。
巨大だが機動力が高く、ブーツカーでないとまともに逃げられない。
弱点は球体の下部に付いているオリーのシール。
倒すと爆散し、考古学者キノピオを救出できる。
近似種
ヨッシーアイランドに登場。
口からトゲの生えたサンボ玉を放つサボテン。
ヨッシーが近付くと狙いを定めてサンボ玉を1発放ってくる。このサンボ玉は地形に着弾すると破裂して消える。
ヒップドロップによる振動やタマゴなどを当てると気絶するが倒す事はできず、炎や氷のブレスでしか倒せない。
ヨッシーアイランドに登場する一組のサボテン。
下のサンボが頭に載せたサンボ玉をヘディングで一定間隔で飛ばして楽しそうに遊んでいる。
ヨッシーの各種攻撃で下のサンボを倒すことは基本的に出来ないが、上のサンボ玉を食べるか倒すとヘディング対象を失い、一定時間凹んでしまう。その隙に通り過ぎよう。
なお、上のサンボ玉は失われても一定時間経つと頭からニョキニョキと生えてきて、再度ヘディングを始める。
ヨッシーアイランドに登場。
腹部分に模様のあるサボテン。出現地点にヨッシーが近づくといきなり上から降ってくる。
ただ、その場に降ってくるだけで攻撃も移動もしない。障害物のような敵である。
タマゴを当てると転がっていき、壁に当たると倒せる。
ちなみに初代の内部データにはマトサンボが上に3体重なって出てくるタイプが存在する模様。
3体全てをきちんと倒さないと一定時間ごとに新手が降ってくるという障害物要素を強めたタイプのようだ。
ヨッシーアイランドに登場。
タマゴフラワーの亜種で、タマゴの代わりにバウンドする緑色のサンボ玉を吐き出す花。
見た目はタマゴフラワーと同じなので外見からの区別が付かない。
初代だと4-6・6-7にしかいないレア敵だが、うっかりタマゴを補充しようと近づいてダメージを受けた人も多いだろう。
タマゴフラワーと同じくヨッシーがタマゴを6個持った状態だと何も出さない。
ヨッシーアイランドに登場。
風船に吊るされて現れるサンボ玉。
ヨッシーが近づくと切り離されて落下してくる。地面に落ちるとボヨンボヨンと僅かにバウンドし、そのまま画面外に消える。
落下して画面外へ消えた場合は倒した事にならず、食べるかタマゴをぶつけるかしないとスクロールで再出現してしまう。
ちなみにサンボ玉には二種類あり、この風船サンボ・ヘディングサンボ・サンボフラワー・おさるさんが武器として使うサンボ玉は緑色。
ほうだいサンボ・ポンキーパックンが口から放つサンボ玉は黄色と、双方で色が異なる。
ヨッシーアイランドに登場。
鉢植えに乗ってジャンプするサボテン。
鉢植えを持たず這いずるように動くサンボもいるが、他のサンボが乗ってない鉢植えを見つけると乗っかり、ピョンピョンとジャンプする。
舌を当てると鉢の方を食べてしまい、本体がそのまま近づいてくるがタマゴをぶつけると本体が倒され、鉢植えが虚しく残る。
サンボ本体も鉢植えも食べてタマゴにする事が可能。
「マリルイ2」より。その名の通り全身が骨になったような姿の亜種。
植物なのに白骨化しているほねパックンはよく突っ込まれるが、サンボがその先駆者だったことはあまり知られていない
自身の胴体を食べ吐き出して転がしたり、口からの火炎放射で攻撃してくる。
「マリルイ3」より。こちらはその名の通り頭の下に歯が3つ積み重なったような姿のそっくりさん。
横からの衝撃や突風に弱く、あっさりと胴体を失いひっくり返った頭部だけになってしまう。この状態だと「ドクターマリオ」の青ウイルスによく似た虫歯菌を吐き出して攻撃してくる。
クッパのバキュームで歯を吸い込んで食べるとDEFアップの効果が得られる。入手時期がすぐ近いのもあり、その実験台として置かれた敵とも言える。
追記修正はミカンを食べてからお願いします。
- マリルイRPG3にはハガサンボンという亜種がいる。「歯が3本」というわけで秀逸なネーミング -- 名無しさん (2025-04-11 16:23:28)
- 『夢工場ドキドキパニック』及び『スーパーマリオUSA』のサンボ、崖から飛び出るとそのまま空中浮遊してくるという驚きの姿が… -- 名無しさん (2025-04-11 18:18:55)
- イバラ「ムシ」、設定をガン「ムシ」 -- 名無しさん (2025-04-11 21:45:37)
- 実はサボテンには骨があるんですよ(あんな形じゃないけど) -- 名無しさん (2025-04-11 21:57:10)
- 64だとポリゴンじゃなくて2Dスプライトで表現されてるせいで常時こっちみんな状態になっている -- 名無しさん (2025-04-11 22:02:32)
- 黒人表現がNGになった虎がバターになるやつでもロシアの格闘技でもない -- 名無しさん (2025-04-11 22:09:21)
- ドクサンボがあるならマリオストーリーのサンボマミーも有り? -- 名無しさん (2025-04-11 22:24:21)
- ウシに話題性とられたけどこっちの参戦もインパクトデカい -- 名無しさん (2025-04-11 23:14:33)
- 小さい頃はハナチャンの仲間かと思っておりました -- 名無しさん (2025-04-11 23:16:05)
- スーパーマリオワールドではタイミングを合わせることでヨッシーにザンボを一気飲みさせることができる。 -- 名無しさん (2025-04-12 11:26:25)
- ゼル伝ふしぎの木の実でも登場してるのは、デザインがマリオのものと地味に似てないから続投させてたのかな -- 名無しさん (2025-04-12 17:12:34)
- >スーパーマリオUSAを通じてスーパーマリオワールドから -- 名無しさん (2025-04-13 10:44:32)
- ↑これだけど、USAの発売ってワールドより後じゃなかったっけ -- 名無しさん (2025-04-13 10:45:00)
- ↑国内ではそうだけど海外で「スーパーマリオブラザーズ2」としてはワールドより先に発売された。 -- 名無しさん (2025-04-13 11:13:32)
- カート運転できたのか… -- 名無しさん (2025-04-18 00:04:26)
最終更新:2025年04月19日 07:09