ガボン(マリオシリーズ)

登録日:2025/05/09 Fri 13:06:32
更新日:2025/05/11 Sun 11:18:38NEW!
所要時間:約 5 分で読めます




ガボンとは、『スーパーマリオ』シリーズに登場するキャラクターである。
英語名はSpike*1


概要

クッパ軍団の一員である、ずんぐりした体型のカメ。
緑の体色と青いモヒカン、たらこ唇が特徴的。

「シューリンガン」と呼ばれるトゲ付きの鉄球*2を口から吐き出し、それを投げつけて攻撃する。
また、作品によってはトゲ付きのローラーを転がすこともある。
小柄だが力持ちであり、自分の体より大きいものも軽々と投げてくる。
基本的にどんな攻撃手段でも倒せるが、鉄球などを掲げている時に踏まないよう注意。

初出は『スーパーマリオブラザーズ3』で、同期にはテレサボムへいドッスンなどがいる。
かなりの古参キャラではあるのだが初登場以降はなかなかお呼びがかからず、『ヨッシーアイランド』や『ペーパーマリオ』シリーズなど一部外伝作品に登場するくらいの地味なキャラであった。
しかし『NewスーパーマリオブラザーズWii』で久々に本編に復帰してからは出番が増加し、『3Dワールド』や『ワンダー』などにも登場。
『マリオパーティ10』では初めてプレイアブルキャラとなり、『マリオパーティ ジャンボリー』や『マリオテニス エース』、『マリオカート ワールド』に参戦するなど遅咲きながら着実に出世している。

見た目は初出からあまり変わっていないが、『ヨッシーストーリー』ではモヒカンがない代わりに赤くて分厚い唇のすっげぇキモイデザインとなっている。


派生種

  • アイスガボン
Newスーパーマリオブラザーズ』で初登場。5-1にのみ登場する。
鉄球の代わりに雪玉を投げて攻撃する。
本作に通常のガボンは登場しないため、ちゃっかりガボンの本編復帰より先に登場している。
体色は水色でニット帽や手袋、ゴーグルを身に着けている。ちょっとペンギンっぽい。
クラッシャーやチュウチュウほど再登場には恵まれていないが、その再登場は『ペーパーマリオ スーパーシール』及び『オリガミキング』とどちらも良くも悪くも話題になった作品のため、『New』初登場キャラの割には知名度は高め。

  • ロックガボン
『NewスーパーマリオブラザーズWii』で初登場。
鉄球の代わりに岩を投げて…というより落として攻撃する。
体色は青、モヒカンは緑で通常のガボンとは色合いが逆転している。

  • ファイアガボン
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』で初登場。
体色は赤で、直進するファイアボールを投げて攻撃する。

  • ガボンへい
マリオストーリー』で初登場。
後述するドガボンの配下であり、城の警備を担当している。
他作品のガボンよりも大きく、身長はマリオと同程度。
シューリンガンを投げるのではなくメイス状の武器にして持っている。
普通に戦うとHP・攻撃力ともに高めの厄介な相手だが、居眠りしている者も多くゆっくり歩けば起こさずに通り抜けられる。

スーパーペーパーマリオ』にも登場。
こちらではメイスを踏むとダメージを受けてしまうので注意。

  • ホワイトガボン
『マリオストーリー』に登場。
ガボンへいの上位種であり、サムイサムイ山やクリスター神殿に生息している。
寒い地方に適応したのか体色は真っ白で、氷系の攻撃は効かない。
炎属性が弱点なのでカメキのファイアコウラなどで倒そう。

  • カゲガボンへい
『スーパーペーパーマリオ』に登場。
ウラ100部屋ダンジョンに生息している全身真っ黒のガボンへい。
HPが非常に高い。


個別キャラ

『マリオストーリー』に登場。
クッパの配下であり、「ふじみのドガボン」の異名を持つ巨大なガボン。
詳細は個別項目を参照。

ペーパーマリオRPG』に登場。
ウーロン街にある闘技場のプロモーター。
詳細は個別項目を参照。

  • ホッスィー
マリオ&ルイージRPG』に登場。
星くずヶ原の大魔王を自称する緑の太ったカメ。
大砲にはまったクッパを助ける対価として100コインをマリオたちに要求し、その後平気で約束を反故にするなど金にがめつく外道な性格。
種族は不明だが、鉄球を投げてくるなどガボンらしい特徴がある。



追記・修正は鉄球を避けながらお願いします。

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  • Spike
最終更新:2025年05月11日 11:18

*1 『レッキングクルー』のキャラクターであるブラッキーは後にスパイクに改名したため、英語名が被ってしまっている。そのためあちらはForeman Spike(スパイク親方)と呼ばれることも多い。

*2 フーフーパックンが飛ばしているのと同じもの。名前は恐らくジュゲムと同様に落語の「寿限無」の一節から。