登録日:2023/10/27 Fri 21:58:00
更新日:2025/01/22 Wed 22:21:56
所要時間:約 28 分で読めます
『
スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(
Super Mario Bros. Wonder)とは、
任天堂のゲーム作品の一つ。
Nintendo Switch向けに2023年10月20日に発売された。
★概要
1985年から続く長寿にして王道となる横スクロールのジャンプアクションシリーズ『
スーパーマリオブラザーズ』の系譜を継ぐ作品で、『スーパーマリオ ラン』から7年ぶりとなる新作。
グラフィックも『New
マリオ』シリーズとはまた違ったカートゥーンタッチのものとなっており、Newマリオシリーズでは見られなかった表情豊かなキャラクターを見ることができる。
その一方で、『New
マリオ』から『マリオメーカー2』に至るまでの歴代作品から受け継がれたアクションは概ねそのまま引き継いでいるのでキャラ操作などは違和感なく行えるだろう。また、『Newマリオ』シリーズから新たに『ワールド』以来となる物の上投げや、3Dマリオでは定番だった「しゃがみ歩き」も追加されている。あと今作になってようやく2Dマリオの水中でも敵を踏めるように。
『
NewマリオWii』以降同様に4人までの同時プレイも可能だが、今回はプレイヤー同士がすり抜けるようになっているためぶつかったり踏まれたりといった事故は起きないようになっている。
一方で友情崩壊ゲーっぷりが薄れたことを残念がるプレイヤーも…
本作のテーマは「ワンダー(不思議)」。
今までの2Dマリオシリーズでは想像もつかなかったようなヘンテコで奇妙な変化を見せるステージなどがメインで、
似た印象のステージが出にくく、プレイしても飽きを感じない作りになっている。
それ故にネタバレ要注意でもあるのだが…
★ストーリー
キノコ王国から少し離れた場所にある「フラワー王国」を治めるフロリアン王子にパーティへ招待された
マリオたち一行。
しかしパーティーの最中、クッパが現れフラワー王国に咲く不思議な「ワンダーフラワー」に触れてしまう。
するとクッパはフラワー城と合体した「城クッパ」に変身。手に入れたワンダーな力でフラワー王国を
荒らしはじめてしまった。
マリオたちはクッパの悪だくみを阻止してフラワー王国を救うべく、フロリアン王子と共に冒険に出るのだった…。
★登場キャラクター
◆プレイアブルキャラ
ヨッシー系とトッテンを除くキャラは全員同じ性能となっている。
性能の差別化は主にバッジシステムへ分化された。
プレイヤーキャラの変更はマップ画面ならいつでも可能。
毎度お馴染み主人公。
「
マリオ64」から「
スマブラSP」~「マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル」までマリオとルイージの声を担当してきたチャールズ・マーティネー氏がマリオシリーズの声優を降板したため、
今作からCVがケビン・アフガニ氏になっている。
こちらもお馴染み
永遠の二番手緑のヒゲ。今作ではキャラごとの性能差がないため、ジャンプ力が高かったりはしない。
マリオ同様CVがアフガニ氏になっている。
やっぱりお馴染みキノコ王国の従者。
「Uデラックス」では青が黄と切り替えの隠しキャラ枠にされてしまっていたが、今作ではどちらもプレイアブルでしっかり選択可能。
「Uデラックス」で
青キノピオの枠を奪ってプレイアブル化を果たしたキノピコも今作に登場。
なお今作の彼女の性能は
マリオなどと同じなうえ、専用のスーパークラウンも出てこないのでキノピーチにはなれない。
彼女でクッパに挑むとバトル前の台詞が一部専用のものになる。
サラサランドのお姫様。「スーパーマリオ ラン」での2Dマリオ本編復帰から6年、ついにスーパーマリオブラザーズシリーズプレイアブルに。
彼女もフラワー王国に招待されており、
マリオたちとともに冒険する。
彼女の声優も長年担当していたディアナ・マスタード氏からデゼル・フェルナンデス氏が担当している。
ヨースター島出身の
でっていうスーパードラゴンで
完全無敵の初心者救済措置。しかしパワーアップの力を借りることはできない。ダメージを受けるとノックバックする上、落下死は流石に防げないので注意が必要。
おなじみの緑に加えて
赤・
黄色・
水色の4色を操作できる。性能は全色共通。
スーパーマリオブラザーズシリーズでは今まではアシストキャラ
兼踏み台扱いだったが、
今作で(独立シリーズ以来の)プレイアブルキャラになった。
過去作と同様、敵を食べたり吐き出したりの他、ローカルマルチプレイでマリオやルイージ達を背中に乗せることも可能。
ゾウマリオを乗せてふんばりジャンプをしている何とも言えない光景も見られる。仲間を乗せていてもいなくてもふんばりジャンプや頬張り・吐出しが可能であり、乗っている側も変身中ならアクションが使える。ヨッシーがヨッシーに乗れば、2人で舌を出すことが可能。
「マリオU」から登場した謎多き泥棒。
初心者救済枠その2。今回のTipsでマリオたちの研究をしているという設定が判明した。
「New
ルイージ」「Uデラックス」から引き続き、無敵だがパワーアップはできない。だがバッジやヨッシー騎乗は使える。
ヨッシーの持つ固有のアクションはない代わりに、
攻撃を受けても一切ノックバックせず、障害物のダメージ判定を無視できるという特徴がある。ただし、こちらも奈落や溶岩・毒沼などのような即死要素は防げないので注意。
◆サポートキャラ
フラワー王国における
キノピオのような立場の住民。
頭が様々な色の花の蕾で、嬉しい時や水をあげたりすると頭の花が咲く。
ワールドマップのどこかに隠れている。見つけるとフラワーコインをくれる。
3Dマリオではお馴染みだった彼だが、2Dマリオ本編に出演したのは今回が初。
「さぁ!しゅっぱ~つ!」
CV:北島淳司(
日本語)
黄色~赤色のチョウセンアサガオに目がついたような花で、葉を上下に動かす事で飛ぶ事が出来る。
近づくとプレイヤーが設定した言語(デフォルトは本体設定=テキスト表示と同じ)のボイスで喋りかけてくる。
今いる場所で現在の進行に対する反応をするほか、冒険のヒントをくれることも。
ちなみに設定でボイスをオフにすることも可能。その場合
「えぇっ!? ボク、うるさかった?」と残念そうな反応をする。
喋る花つながりであのクソ花を思い浮かべた人、怒らないから手を上げなさい。
◆クッパ軍団
お馴染み
ラスボス。今作はワンダーフラワーの力で城やクッパクラウンと合体し、毒ガスのような見た目のワンダーパワーを撒き散らしながら、王国中のポプリンの家を悉く牢屋に変えるなどフラワー王国を
荒らしまわった。
彼を止めるのが今回の冒険の目的だが、周囲には雲パックンが巻き付いており、内部に突入するには各地のパレスやステージをクリアする事で入手できるグランドシードの力で雲パックンを除く必要がある。
加えて一部ステージがワンダーフラワーの力を受けて成長した
パックンフラワーによって封印されているため、道中で十分なワンダーシードを集めなければならない。
クッパに挑むには、最終決戦前の前座のごとく待ち構える4つのステージをクリアしなくてはいけない。
クッパとの最終決戦直前では、パックンや
キングテレサなどによるパレードを織り交ぜつつ、これまでにも出てきたワンダータイムの様々なギミックがメドレー式に発生する。
ちなみにこのステージのおしゃべりフラワーは通常と違い不気味な声になっている。
そして、マリオたちが目にしたのは、城のてっぺんの顔と雲の手の姿をしたクッパだった。
「会場にお集まりノ皆サマ…」
「待たセタナァ!」
「サァ ワガハイのワンダーなビートに酔いシレル準備はイイカ!?」
「この曲が終わった時 宇宙のすべてはワガハイのトリコとなるダロウ!」
「ワガハイ・オン・ステージ!!」
「ミュージックスタートだッ!」
なんと城ごとミュージックフェスの会場にしてしまった。
このボス戦は直前から登場する、リズムに乗ってせりあがる床を使ったリズムジャンプギミックを使って攻略することになる。
ダメージを与える度に動く床のパターンが変わりつつ、音符とパックンフラワーが混ざったような炎を吐くようになるなどクッパの攻撃も激しくなっていく。
リズムジャンプを決めると攻撃判定をまとった大ジャンプになって敵の攻撃も打ち消せる。BGMにノリながら敵の攻撃を対処し、クッパにくっついている弱点スイッチを狙いに行かねばならない。
なお、プレイヤーがピーチの状態で突入すると、「会場にお集まりノ皆サマ…」の部分が
「会場にお集まりノ皆サマ! そして...」
「愛しのピーチ姫よ!」
というセリフが追加される。
また、透明バッジをつけて挑んだ場合「フッフッフ…バカめ!透明になったってこのワガハイにはお見通しナノダ!」とセリフが追加される。ピーチ+透明状態で挑んだ場合でも正体が看破される。
本作のCMとして公開されたショートムービーでは、いつも通りピーチに一輪の花を贈ってプロポーズするが、突然現れたゾウフルーツでゾウピーチに変身してしまう。
最初は硬直するクッパだったが、それでも彼女への想いを一切曲げず花束を贈る
イケメンぶりを見せた。
クッパの息子。
ワンダーフラワーの力を受けて彼もパワーアップ、各々のパレスで冒険の行く手を阻んでくる。
ドカンロック平原:操作キャラサイズが大きくなったり小さくなったりする。
モックモック高山:足場が滑りやすくなったりネバネバして動きにくくなる。
ヒデリー砂漠 :水中戦に。後半では床が棘に覆われる。
マグマノ樹海 :1回ダメージを与えると逆光になり、足場が乗っている方向に動くようになる。2回ダメージで分身を2体作る。3回目で前述のワンダーを同時発動
コース開始直後に登場。「超すごいワンダー」と称し、2体のクリボーやパンチギミックを巨大化させ襲いかかる。と思いきやパンチ攻撃を喰らい自滅、カメックに心配される。
毎度おなじみクッパ軍団の魔法使い。
本作でも自慢の魔法で飛行戦艦を召喚してくるが、彼との直接対決はない。
★アイテム
パワーアップアイテムはプレイヤーごとに1つだけストックできる。
「
3Dワールド」のように、プレイヤーが増えるとストックの枠が増える。
お馴染みの通貨。100枚集めると1UP。
特定の場所に行くことで出現するものもある。
オデッセイに登場したローカルコイン風の紫色のコイン。
通常のコインと同程度のサイズの1コイン、各ステージに3つずつ点在する大型の10コイン、ワンダー中に出現する小さな0.1コインの3種類が存在し、1UP用の通常コインと異なりショップでの通貨として用いられる。
10フラワーコインはNewシリーズの「スターコイン」に代わる収集要素となっている。
最大999枚までストック可能。
1UPキノコの価格を見る限り1フラワーコイン=20コインらしい
お馴染み赤いキノコ。
身長2ブロック分のスーパー状態になり、ダメージを1回だけ耐えられる。
こちらもお馴染みの花。
取るとファイア変身になり、ダッシュボタンでファイアボールを投げて攻撃できる。
初登場。ゾウの牙と耳を象ったリンゴのような見た目。
取ると更に大きなゾウ変身になり、ダッシュボタンで鼻を振って攻撃できる。
初登場。見た目は花弁が紫、葉が青緑になったファイアフラワー。
取るとアワ変身になり、ダッシュボタンでアワを前方に繰り出す。攻撃や踏み台など色々な使い方ができる。
初登場。
ドリルのようなキノコ。
取ると
ドリル変身になり、地形に潜り込んで安全に移動できる。頭上からの敵を防ぐことも。
スーパーキノコ、ファイアフラワーに並ぶお馴染みの星。
取ると一定時間無敵状態になる。無敵状態の間に敵を倒していくと8体目以降は1UPになるのも変わらず。今作ではスター無敵中は近くのコインを引き寄せる仕様も追加されたうえ、あるステージのワンダー中はまさに流れ星のごとく大量投下される。
場所は限定されるが、「通常は1コインしか出ないが、スター状態の間に叩くとスターが出るブロック(通称連続スター)」も健在。
これをうまく利用して無敵状態のまま駆け抜けるステージもある。
お馴染みの緑キノコ。
取ると残機+1。なんでも屋のポプリンからも購入でき、最終的には99個セットで購入できるようになる。
ワンダーフラワーの力を元に戻すアイテム。
ステージをクリアする毎に1つ、ワンダー化地帯の最後にもう一つ、そして裏ゴールを見つける事で3個めが手に入る。
各地のなんでも屋でも1箇所1個ずつ100フラワーコインで売っている。
また、フラワー王国各地のパレスには巨大なワンダーシードである「グランドシード」が保管されている。
集めたワンダーシードやグランドシードはクッパ軍団からフラワー王国を取り戻し、道を切り開いて次のステージに進むのに必要。
★ワンダーフラワー
本作の目玉要素である不思議な花。各々の土地のエネルギーを蓄えて育ち、ワールドごとに違う色をしている。
エネルギーを解き放つことで不思議な現象(ワンダー)を引き起こす。
ワンダーはステージ内にあるワンダーシードを取るか、一部のステージではそのままゴールするかで解除される。
<ワンダーの一例>
★パワーアップ
マリオ以外のキャラクターも変身するため、パワーアップ形態の呼称は○○変身に統一されている。
操作に関してはデフォルトのボタン設定(ジャンプ:A・B、ダッシュ:X・Y)で記述しています。
初期状態。この状態で1ダメージ受けるとミスになってしまう。
通常状態。(チビ状態で)スーパーキノコを取ると等身が2ブロック分に大きくなる。
レンガブロックを下から叩いたり上からのヒップドロップで壊せるようになる。
ダメージも1発分耐えられるが、ダメージを受けるとチビに戻る。
基本的にスーパー以降のパワーアップ形態ではダメージを受けてもチビではなくスーパーに戻るようになっている。
奈落/溶岩/毒沼や地形挟まれは当然ながら一撃アウト。
初代からの伝統パワーアップ。
ダッシュボタンで地面を跳ねて高速で進んでいくファイアボールを投げる。スピンジャンプをすれば左右両方に投げれる。
殆どの敵に有効だが、メット等一部の敵には効かないのも従来通り。
今作では新たにしゃがみながらファイアボールを投げる事ができるようになった。
他にも炎を使って暗闇を一時的に照らし、足場を確認するなどの応用が可能。
マリオが動物に変身するのは「
スーパーマリオブラザーズ3」のタヌキやカエル、「
New スーパーマリオブラザーズ Wii」のペンギンなど前例が沢山あったが、今回のゾウマリオは今までの着ぐるみのような姿とは違い
丸々太ったゾウそのもの姿になる。
もちろんピーチやデイジーも例外でなく、
ゾウ化の副作用でスカートからドロワーズが丸見えなのも合わせ多くのファンに衝撃を与えた。
ダッシュボタンで長い鼻を振り、敵を弾き飛ばしたりブロックを破壊できるほか、水のあるエリアでは鼻に水を溜めて水を撒く事もできる。
また体が縦3×横2ブロック分と大きく、その分パワーがあるため土管などを押すスピードが早く、大きいサイズの甲羅を持つこともできる。
なお、縦2ブロック分の隙間は自動でしゃがんでくれるので、入れなくなるということはない。
小ネタだが、ノコノコやメット、トゲゾーなどの甲羅を5回連続リフティングする、ズラカルが吐き出す実を5回弾き返すとコインが5枚降ってくる。
「New
マリオU(デラックス)」の「アワちびヨッシー」のような能力。横に真っ直ぐ進むアワを放つ。ファイア変身同様、スピンジャンプ中やしゃがみ中もアワを放つことが可能。
敵を包んで倒したり、アワを足場代わりにジャンプできる。また泡は壁を通り抜けるので壁越しの敵にも当てることができる。
メットやカロンなど、ファイアボールが効かない敵にも有効だが、巨大な敵には無効。
頭に
ドリルが付き、地面や天井に潜って移動できるようになる。更に
頭突きで直接攻撃できるようになり、頭上からの攻撃にも耐えられるようになる。
ヒップドロップ時は
ドリルが下向きになり、トゲの敵すらも潰せる。
★バッジ
チュートリアルコースのクリアか、フラワーコインで購入することで「バッジ」をフロリアンの王冠にセット、装備品として付ける事ができる。
バッジはコース開始前やミスしたときに付け替え可能だが、複数セットはさすがに無理。
オレンジ色の花弁が5つのバッジで、アクションの追加や強化を行うバッジが該当する。
残機消費無し・規定バッジ固定のバッジチャレンジコースをクリアするとそのまま貰えることが多い。
最初に手に入るバッジ。パッケージでルイージも使用している。
滞空時間を伸ばす空中スピンのかわりに、空中でR/ZRを押し続けるかコントローラーを振り続けている間、帽子をパラシュートにしてゆっくり降下できる。
時間と共に降下速度が上がっていくが、再展開するとリセットされるため連打で滞空時間をさらに延ばせる。
ちなみにすべてのバッジがどのキャラでも恩恵を受けられるようになっているが、
帽子を持っていないマリオ/ルイージ以外のキャラがこのバッジを使うと専用の帽子パラシュートを取り出す。
1度のジャンプごとに、最初のカベキックが真上に飛ぶようになる。
カベ登りジャンプ発動から同じ壁に張り付いてカベキックを行っても通常のカベキックになる。
操作感の変化の割合が大きいので注意が必要だが、うまく使えば登りづらい場所の10フラワーコインをゲットできる。
なお、今作は壁キック版スピンジャンプも存在するが、そちらには効果が発揮されない。
逆に言えば、1回目は壁スピンジャンプ→2回目でカベ登りジャンプ+カベキックと温存して使うことも可能。
水中でRボタンを押すかコントローラーを振ることで素早く泳ぐことができ、
加速中はスーパー以上なら体当たりでブロックを壊すこともできる。
ただし敵への攻撃判定はない。(余談だが、今作では棘がない敵を水中でも踏める)
ジャンプ時の滞空時間が通常よりも長くなる。
過去作に例えると、USA等のルイージやマメマリオの挙動に近い。
ヨッシーの場合はバッジの効果が発動した後にふんばりジャンプに移行する。
マリオUSAのように、しゃがんで力をためることで高くジャンプできる。
ヨッシーならふんばりジャンプと組み合わせて無理やりゴールフラッグ最高点という使い方も。
タイミングよくジャンプすることで2段目のジャンプが高くなる。
このバッジの存在故か、今作ではタイミングよくダッシュジャンプを繰り返しても3段飛びができない。
(当然だが)バネの達人バッジに比べて自発的に発動可能なため、使い勝手はこちらの方がよい。
1秒ほど走り続ければ速度が少しアップ。
足をとられる砂地でも問題なく走れる。
こちらもジェットランの達人バッジと違い自発的に発動可能。
こちらも空中スピンを差し替える。空中でRボタンを押すかコントローラーを振ることで蔓を伸ばし、壁に張り付ける。
しばらく張り付いているとずり落ちるので注意。
カベキックから同じ壁に張り付くことで片面カベキックができ、延々と登ることが可能。
崖ギリギリに張り付くと崖を上がることができる仕様と組み合わせて、様々な場所に登ることができる。
マリオファミリーも出ているこのシリーズの次回作におけるつかみ及びワイヤー復帰候補
空中スピンを強化し、スピンで上方に浮くことができるようになる。
いわば2段ジャンプであり、アクションバッジの中では無条件で飛距離と高度を伸ばすことができるため、汎用性ではトップクラス。その代わり入手は大分あとになる。
本作はゴールポールの最高点を掴むのも各ステージのコンプリート要素に入っているので、それにも役に立つ。
ヨッシーだとフロートスピンのあとにふんばりジャンプ、あるいはその逆も可能。
実はこのバッジをうまく活用することでクッパを素早く倒すことができる。RTAでは必須テクニック。
青色の花弁が4つのバッジで、アクションを変えずに攻略のサポートを行うバッジが該当する。
ワールドマップ上のショップで販売されていることが多い。
自分から敵を倒した際に追加でコイン+3枚を獲得できる。
残機稼ぎに有効。
スタート時にちびだった場合、自動でスーパーキノコの効果が発動する。
ハテナブロックから出るアイテムはスーパー状態でないとフラワーなどが出てこない伝統仕様故、シンプルながらもバカにできない能力。
ハテナブロックにたどり着くまでが大変なステージやそもそも一切ないステージでは一部のパワーアップステージより有用。
!ブロックがコース上に出現し、高所などの行きづらい場所に到達しやすくなる。
加えて一部の!ブロックを叩けばアイテムがでることがあったり、穴が塞がれたりと初心者に安心のイージーモード要素。
一部の高難易度ステージでは一切出現しないのはご愛嬌。
実は最初のステージにはこのバッジを付けている時にしか行くことのできない隠し部屋がある。
奈落・毒沼・溶岩といった強制ミスゾーンに触れても、1回だけ自動ジャンプで復帰可能。
「Uデラックス」のキノピーチの特性に近い。
手拍子=BGMのリズムに合わせて連続でジャンプするとコインが手に入る。
4回連続でジャンプすると4コイン、それ以降は1コイン手に入る。
コイン集めならば他のバッジのほうに比べ非効率だが、BGMに手拍子や合いの手が入るのが楽しいためBGM愛好家に人気が高い。
ワンダーフラワーや10フラワーコインなどの収集アイテムが近くにあると青いエフェクトで知らせてくれる。
コンプリートの頼れる相棒。隠しゴールへの通路に近づいた時にも反応する。
スター無敵中でなくても常に、周辺にあるコインを吸い寄せて獲得できる。
ボーナスステージなどで使っても良いし、通常のステージ攻略でも無理にコインを取りに行った結果のミスを減らせるようになる。
スーパーキノコを含む全てのパワーアップアイテムが必ずゾウ変身効果に変わる。中間ポイントにも適用。
ゾウと相性が良いor専用のちょっとしたギミックがいくつかあるので、そういうステージを狙い撃ちするのにうってつけ。
全てのパワーアップアイテムでファイア変身が(ry
遠くから倒したい敵が多いステージに。
全てのパワーアップアイテム(ry
バブルや骨系の敵が多いパレスステージで効果てき面。
空中の敵を遠距離から攻撃したい場合もファイアよりこっち。
全ての(ry
ステージによっては潜行状態で厄介な敵やギミックをスルー出来る場合や、隠し部屋・隠しゴールにたどり着ける場合もあるため、そういったときに役立つ。
黄色と紫色の花弁が6つのバッジで、かなり癖の強いバッジが該当する。
通常のステージ攻略で用いると難易度は相当上がるため、
縛りプレイの要素として機能する。
ほとんどのアクションバッジ同様バッジチャレンジステージをクリアすることで貰えるが、たどり着くまでの道は険しい。
貰った直後のステージの中には、相性が最悪で難易度が急激に跳ね上がってしまうものもあり、腕に自信があるからと王子の勧めに応じて付け替えて挑むと地獄を見ることも。
ダッシュボタンを押さなくても強制的にスピードアップバッジの速さでダッシュ移動をし続ける。
スピードアップバッジは1秒ほど走り続けないと効果が出ないが、こちらはすぐにトップスピードに達する。
一度走り出せばその場に留まることもできなくなるが、しゃがみ入力で減速できる。その場でジャンプし続けたり、Xボタンを長押しすればその場に留まることができる。
さらに崖から飛び出した場合少しだけ空中を走り、その間に空中ジャンプや空中パネル設置も可能。空中での最高速も上がる。
クセは強いが達人バッジの中では実用的な一品。特にハナチャンレースやフレンドレースなどでのタイムアタックに最適。RTAにも活用されている。
ボタンを押さなくても勝手に高くジャンプし続ける。
ジャンプボタンを押し続けているとさらに高くジャンプできる。
2ステップジャンプよりもほんの少し高だけく跳べ、敵や障害物を踏みつけた時のジャンプ力も上がる。
名前や挙動から
ギャラクシーのバネマリオを思い出した人は多いはず。
一部のステージでは下の透明より難しくなる。
自キャラが見えなくなる最高難易度の縛りプレイバッジ。
なお、敵からも見えなくなるのでこちらに気づくと動作するキャラが動かなくなったり、ボスの自機狙い技がこちらを狙わなくなるといった効果もある。クッパJr.にも見えていないらしく、気配だけを感じ取っているという専用セリフがある。
しかし、透明な足場が見えるようになるライトに当たっている間だけ効果がなくなって姿が見える。
真の最終ステージを完全クリアすることで入手可能なバッジ。
ステージ開始時や各種アクションの際に誰かの鼻歌が聞こえてくる。
★オンラインプレイ
近くのプレイヤーとローカルマルチプレイを行う、あるいは
Nintendo Switch Online会員ならば、インターネットに接続してオンラインプレイを有効化すると、コース上でいいことが起こるかもしれない。
具体的には通信上の他プレイヤーが現在プレイ中のライブゴースト、または過去の記録であるリプレイゴーストとして表示され、互いに干渉せずに勝手に進むことができる。
このゴーストが見えている場合、ミスになるとタマシイとなり、すぐに他のプレイヤーやパネルに触れることでそのまま復帰できる。その他にもライブゴーストの人にアイテムのストックを分け与えたりすることも可能。
もしかすると、見知らぬ誰かが隠し通路の場所を教えてくれたり、復活やアイテムのプレゼントで難関の突破を手伝ってくれたりなど素敵な出会いをするかもしれない。
仲間を邪魔してしまうことは一切ないため、腕に自信がなくても安心。
しゃがみ+Xボタンで地面にパネルを配置すれば、それを仲間が通ることでタマシイからの復帰ポイントになる。難関エリアの前後に置いておけば皆から感謝されること請け合い(せり上がる毒沼などに沈まなければ、の話だが…)。
誰かに手を差し伸べたり、共にゴールポールにたどり着いて得られる
経験値はハートポイントとして蓄積され、表示される。直接的な見返りはないが、時には善行に勤しむのもいいだろう。
通常はランダムマッチングだが、最大12人のフレンドを接続して合同で遊んだり、1つのステージを競争したりということも可能。1つのステージに表示されるのは4人までとなる。
★ワールド
本作の舞台となるフラワー王国は全部で7つ
+1のワールドで構成されており、それぞれのワールドにあるグランドシードを入手するのが目的となる。
マリオたちはW1『ドカンロック平原』から冒険を始め、W3までは順番に攻略していくことになるが、W4~6に関しては攻略順が自由になっており、どこから進めても良い。
マップ画面では開けた場所なら自由に動き回ることができ、コースの攻略順もある程度自由にすることが可能。そのため、序盤にも難しめのステージが点在している。
先に進むためにはワンダーシードを集め、
パックンフラワーでグルグル巻きになったコースやルートを解放しなければならないが、高難易度のステージを避けても
ラスボス面まで行き着けるだけの量を集められる点は3Dマリオシリーズに近い。
冒険のはじまりとなるワールド。
最初のワールドらしく草原ステージがメインとなっており、コースの難易度も簡単なものが多め。
雲に包まれた山岳地帯。
地上は雪原コースで構成され、後半から「New
マリオ」シリーズのワールド7のように空中コースを進むこととなる。
また、今作における飛行船はお馴染みとなったマリオ3の
BGMではなく、マリオメーカー初代スキン版
BGMのアレンジが使用されている。
その名の通り黄金の滝が流れる和風の秘境。
このワールドではボス戦がなく、ポプリン師匠からグランドシードを受け取るために「試練」と称して様々なコースを踏破することとなる。
W2までと比べて、奈落の上を進んでいくコースが一気に増えてくる。前半の山場。
後半自由進行のワールドの一つ。
「New
マリオ」シリーズにおけるワールド2のように砂漠地帯となっており、白砂漠の中に宮殿がそびえ立っている。
クッパJr.の仕業で深刻な水不足に陥っているという。
森林が生い茂る地表から下へ進むとあちこちに遺跡が眠っている。
このワールドでもボス戦がなく、仲間想いのポプリンの依頼を受け、最深部にいるポプリンたちを捜索するのが目的。
終盤ワールドらしい火山地帯。
やはり
クッパJr.の仕業でマグマの温度がどんどん上がっていってるという。
ステージ内も当然ながらマグマが大半を占めており、いつでも気の緩みが命取り。
フラワー王国の中心に位置する諸島。
各ワールドを結ぶ中継地点の役割を担っており、各ワールドクリア後はこのワールドのコースに挑むこととなる。
諸島ということだけあり、水中面が多い…と思いきや、後半は平地面がメインとなる。
城クッパのコースは、実はこのワールドのパレスという扱い。
本作にもやっぱりあったシリーズ恒例の激ムズコース大集合ワールド。
最初は各ワールド1つにスペシャルコース1つずつという形でしかこのワールドを垣間見ることはできず、
いずれかのSPコースをクリアしなければワールド中央への道は開けず、またワールド中央から挑めるコースや、それをクリアした先にある
表向きの最終コースにもことごとくパックンフラワーが陣取っている。
そしてメダル『達成の証』を4つ集めた人のみが挑める真の最終コースは
3Dマリオで見られた超激ムズコースの2Dマリオ版とも言えるような壮絶なバッジチャレンジメドレーが待ち受ける…。
オンラインプレイの力も借りつつ、行けるところまで駆け抜けるべし。
★コース
本作ではコースの通し番号表示が廃止され、代わりに名前と星1~5個の難易度が表示されるようになった。
1つのコースにつきワンダーシード2~3個の入手、10フラワーコイン3枚の入手、ゴールポールの頂点に掴まる、という3種類の収集要素がある。
コースセレクトに置いて、全て達成できたコースやワールドにはチェックマークがつく。
なお、このチェックマークとは別に、特定の条件を満たすことでメダル『達成の証』が貰えるようだが…?
通常コースとは異なる特殊なコースも存在する。
コインを集めると音楽が鳴ったり、敵を利用してアイテムを取るなどの謎解きをしたり、ほぼ一画面1マップぐらいで終わるような一発ネタ的ミニステージ。
しかし、これにもしっかりワンダーシード1個が配置されている。
特定のバッジを装備したチビマリオ状態でスタートし、ゴールまで向かうコース。
このコースではミスしてもマリオの残機が減らず、バッジ能力のチュートリアルにもなっている。
未所持のバッジを使うバッジチャレンジをクリアした場合、使いっぷりが見事だったということでそのバッジを獲得することができるほか、
クリア時には王子がそのバッジに付け替えるかどうか縛りプレイ用達人バッジであっても毎回確認してくれる。
ローラースケートを履いた大きなハナチャンと、どちらが先にゴールできるかを競うレースコース。
先にゴールできればコースクリアとなり、ワンダーシードが1つ手に入るが、
言うまでもなく自分などの記録を相手にしたタイムアタックは何度でも行える。
敵キャラ軍団を倒すタイムを競うバトルロイヤルなコース。
最初の部屋では好きなだけ変身アイテムを取得でき、土管をくぐるとスタート。敵キャラ1種類が集団で配置された部屋に入り、敵を全滅させると次の部屋への土管が解放される。3~5つの部屋を突破すればゴールとなり、ワンダーシードが貰える。
ゴール部屋にたどり着くまでのタイムがコースごとに規定3段階の記録を切っていれば、それに応じた枚数の10フラワーコインが手に入る。
何もない広いマップのコース。ゴールもない。
…ように見せかけて色々な仕掛けが隠されており、その中に入っているフラワーを起動して5枚のワンダーピースを集めるとワンダーシードが1つ手に入る。
隠れハテナブロックや特定の操作キャラでないと見えないブロックが多く配置されているほか、このコースの近くには上記オンラインモード設定を開けるスイッチが必ずあるため、実質オンラインプレイ推奨コース。
★余談
- 2Dマリオ初の試みとして、一部のワンダーなどを除いてコース自体に残りタイムが設定されていない。
またスコアも「マリオランド2」と同様に廃止されており、敵を倒した時はスコアではなく「Good」などの表示になっている。
敵を連続で倒すごとにGood→Great→Super→Fantastic→Excellent→Incredible→Wonderful→1UP
の順に変化し、8体連続になって初めて見返りが出る仕様になっている。
- 任天堂公式ページの開発者インタビュー「開発者に訊きました」によると、ゲーム中にスポーツ(マリオカートアーケードとか)の試合実況のようなものが流れる仕様が検討されていたらしい。
なんとツンデレモードの実装まで検討されていたのだとか。
容量等の都合により残念ながら実装は断念されてしまったものの、その名残としておしゃべりフラワーが登場することになった。
- ワンダーフラワーを使用した際の視覚的インパクトからか、ついたあだ名が「ガンギマリオ」。
因みにスーパーキノコのモデル、ベニテングダケには幻覚作用を持つイボテン酸が含まれているが…
これらワンダーな内容とその鍵となるワンダーフラワーについては今までにない新しいことをやりつつも「今までの2Dマリオで積み上げてきた世界の常識が崩れる」のを防ぐ目的があるとのこと。
追記・修正はワンダーフラワーをキメながらの力を使いながらお願いします。
- 項目名ブラザー「ス」になってますけど -- 名無しさん (2023-10-27 23:09:53)
- おしゃべりフラワーのボイスを中国語にしてはいけない -- 名無しさん (2023-10-27 23:17:22)
- 作成者さんが消したコメント読みましたが画面の上ではなく左メニューの新規作成から作成すれば最初からテンプレが入力されているので今後項目を作成するときはそちらを使った方が良いと思います -- 名無しさん (2023-10-27 23:20:08)
- おしゃべりフラワーが「綺麗な花火だったね❤️」ってデートしてるやつ好き -- 名無しさん (2023-10-27 23:55:13)
- ライブ配信を見ているとSFC版のドンキーコングシリーズを意識しているかのようなステージが多いとかいう配信者がいたような気がするのは何故? -- 名無しさん (2023-10-28 01:54:09)
- ↑記憶しっかり 自分はギミック周りにリターンズ系列のドンキーコングを感じたね、影絵ステージとかモロにだし -- 名無しさん (2023-10-28 03:16:19)
- ガンギマリオ以外にも「ラリオ」だの「マリオオーバードーズ」だの、ワンダーフラワー=チョウセンアサガオだのゾウマリオ=ピンクの象だの、SNSでのお薬ネタがカオスすぎる -- 名無しさん (2023-10-28 03:44:44)
- 花と虫って蜜吸ったり花粉を運ばせたりとかで互いに共存共栄してるから、花の国の王子が虫であることは別にそんな不自然というわけでもなかったり -- 名無しさん (2023-10-28 10:59:33)
- ショートムービー見る限りピーチにちょっかい出そうとしてて、うっかり触れたワンダーフラワーに飲まれた感じよな。地味にあの花ヤバい -- 名無しさん (2023-10-28 11:14:17)
- オンラインで邪魔し合わないのほんとに有能 助け合いって大事ね -- 名無しさん (2023-10-29 11:02:55)
- 今でこそ慣れたけどゾウピーチとゾウデイジーが最初に発表されたときは衝撃だったな…スカート丈もかなり際どいことになってるんだが本人たちは気にしてないんだろうか -- 名無しさん (2023-10-29 12:40:14)
- PVの時はお喋りフラワーの存在が邪魔そうに見えたけど、いざ遊んでみると絶妙な塩梅で言葉をかけてくれるからいつのまにか大好きになってる自分がいた -- 名無しさん (2023-10-29 14:56:56)
- ところどころ改造マリオの影響を受けてそうな要素がチラホラとある気がする -- 名無しさん (2023-10-31 17:25:14)
- ヨッシーやトッテンだと取れないアイテムとかあったり、最悪入った瞬間何もできることなくて出ざるを得ないコースとかあったりするからコンプは不可能なんだよな、そこが不満 -- 名無しさん (2023-10-31 18:26:23)
- オンラインで、左にゾウマリオ右にしゃがみヨッシーのパネルを隣接して置いてはならない -- 名無しさん (2023-11-02 16:04:50)
- ボスのバリエーションが乏しいが惜しいと思った。ラスボス除くとクッパJrと戦艦コースのボスしかいない -- 名無しさん (2023-11-07 10:30:39)
- おしゃべりフラワーの声がピピニーデンの人だったとは… -- 名無しさん (2023-11-10 12:10:18)
- 当たり前だがマリオとワリオに出てくるワンダとは全く関係無い -- 名無しさん (2023-11-10 12:27:12)
- マリメシリーズでこれのギミックとか敵とか使えねーかなぁ。 トロンポリンとかガジガジとかぜひとも使ってみたい -- 名無しさん (2024-01-13 13:06:43)
- キノコ王国も姫が人間(異世界人)だし星の子の「ママ」のロゼッタも人間だし、この世界ではそんな珍しくないのかも知れない -- 名無しさん (2024-03-01 17:18:08)
- ボスに関してはコクッパ達が出てきてもよかったんだけどねぇ。サンボワームみたいなオリジナルボスはもう出してくれないのかな..... -- 名無しさん (2024-06-11 22:43:03)
最終更新:2025年01月22日 22:21