登録日:2026/01/01 Thu 00:16:46
更新日:2026/05/01 Fri 22:05:31
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【概要】
作中に登場する「
禁忌の末裔」の名で知られる
日本の暗殺一族
「呉一族」、そしてその源流にあたる中国の暗殺一族
「呉氏」、呉一族と同じく呉氏をルーツに持ち西洋へと進出した
「征西派」に伝わる秘伝の技。
秘伝という性質上、呉一族では当主の許可がなければ使用は禁じられている。
「外し」は呉一族側の呼称であり、呉氏と征西派は「鬼魂」と呼ばれている。
【仕組み・特徴】
いわゆる「
火事場の馬鹿力」。
脳のリミッターを意図的に外すことで、潜在能力を解放し、パワーとスピードを向上させる一族固有の能力。
本来、人間は脳にリミッターをかけることで力をセーブして身体の崩壊を防いでいるが、
呉氏に連なる一族は1300年以上の長い歴史の中で高名な武芸者の才女と契りを交わす・優秀な外部の種や戦闘技術を常に取り入れ続けた結果、生まれながらにして強靭な身体と戦闘力を持つまでになった。
これによって呉氏の氏族は強力な負荷に耐えうる肉体を手にしており、脳のリミッターを解除することで人知を超えた力を発揮する。
一例として
呉雷庵がこの技を使用した際の腕力は
『筋肉の殉教者』ユリウス・ラインホルトや常人の52倍にもなる筋繊維密度を持つ若槻武士さえも凌駕する恐ろしい力を発揮する。
またこの技を発動した際には全身が赤黒く変色するほどの変化を遂げ、下記の解放率が上がるほど変化が激しくなる。
「外し」自体にデメリットは無いが、非常に体力を消耗するため長時間維持し続けると発動できなくなってしまう。
解放率
「外し/鬼魂」で引き出せる潜在能力の度合い。
解放率は個々の資質に依存し、50%解放できれば優秀な部類に入る。
作中では雷庵や呉一族当主の
呉恵利央、征西派当主の
エドワード・呉やその側近達等
解放率100%の者達がそれなりに登場しているが、そもそも最大解放の100%は長い歴史の中で極わずかな者しか到達できていない領域である。
ちなみに征西派では一族の始祖・
呉黒の人格を
「回生」で受け継ぐ条件の一つに解放率100%が含まれている。
解放率は多少上げることは可能な模様だが、潜在能力や肉体スペックは個人で異なるため、解放率が同じでも解放時のパワーなどは個人差がある。
実際恵利央は90歳を超える高齢ながら100%解放を可能としているが、加齢のために全盛期より衰えており、同じく100%解放可能な呉氏宗家の呉星はフィジカルでは征西派に及ばないため、隠し武器や搦め手に力を入れている。
一方で呉の3氏族の中でも西洋方面へと進出した征西派は寒冷な地方に移ったことでベルクマンの法則が作用し、戦闘能力の向上に加え平均身長は190cm超えと大柄な体格に進化を遂げており、フィジカルでは呉氏宗家や呉一族を大きく上回っている。
特に
征西派最強の人物であるエドワードは
『ケンガンオメガ』の拳願会と煉獄の対抗戦終了前後までに真っ当な戦闘描写があったキャラの中ではケンガンシリーズで最強と
間違いなく断言できるほどの戦闘能力を持ち、
- 鬼魂を使用せずに100%解放を可能としている恵利央と宗家の呉星の2人の連携攻撃を1人であしらう。
- 外し100%を発動した本気の雷庵と恵利央のタッグによる奇襲込みの連続攻撃を鬼魂なしに余裕綽々で捌いて圧倒する
- 呉一族の中でも戦闘技術と「外し」に秀でた伶一とホリスを「有象無象」とバッサリ切って捨てる。
…など、真正の化け物と呼ぶべき強さを誇っていた。
そんな解放率だが、呉氏に伝わる「禁術」を使用することで本来の解放率以上の力を発揮させることが出来る。
この禁術は具体的な手法は描かれていいが、枷を外して無理矢理身体能力の解放率を引き上げる荒業で、これを用いれば解放率100%の使い手を量産することが出来る。
とはいえ資質以上の力を振るうことになるため死亡・障害のリスクは跳ね上がり、耐えられるのは呉でも特別な者達だけらしく、作中では征西派に対抗するために呉一族と呉氏宗家の者達にこの禁術が施されたが、その時点で8名が死亡している。
【呉氏の系譜以外の者が使用する場合】
呉氏の一族専用技ではあるのだが、実は以下の手法を使うことで呉以外の者でも鬼魂の使用もしくは鬼魂に限りなく近い状態となることが可能となる。
とはいえ1000年以上の時間をかけて肉体の品種改良を続けてきた呉だからこそ負荷に耐えられるため、呉以外の使用には当然重篤なデメリットも多数存在する。
基礎とコツの習得
鬼魂の基礎とコツをマスターすることで呉以外の人間でも脳のリミッターを解除することができる。
とはいえ肉体の品種改良をされていない普通の人間では負荷に耐えきれず死亡するのだが、深刻な肉体の損傷を度外視すれば使用が可能となる。
作中では身体スペックも戦闘の実力も
間違いなく劇中でもトップレベルの強者である
呂天が呉氏以外で初めて鬼魂を使用し、96%解放を成し遂げたが、その後遺症として2年後も身体の一部が鬼魂発動時のような状態となり、点滴を受け続けていた。
「ヘルズゲート」の使用
世界観を共有する作品『
ブルーウルスス』に登場した
違法薬物を用いた手法。
「ヘルズゲート」は南米原産のある植物の種から作られる薬物で、幻覚作用や交感神経興奮作用を誘発する成分が含まれており、アステカ文明では祈祷に用いられていたらしい。
これだけならただの違法薬物なのだが、原料の種をある薬品と掛け合わせると興奮作用が爆発的に増大し、脳のリミッターを完全に外してしまう。
簡単に言うと
「品種改良されてない一般人でも訓練無しに手軽に「鬼魂」と同じような状態になれる薬」なのだが、そもそもが幻覚・興奮作用のある違法薬物のため、
耐性のない者は一錠飲んだだけで幻覚作用で錯乱状態となった上に興奮作用で身体能力が全解放され死ぬまで暴れ続けるバーサーカー状態となる。
実際過去に
格闘家でもないただの不良少女が「ヘルズゲート」を大量摂取した際には素手で乗用車をバラバラにしたという。
この薬は世界観を共有し『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』『ブルーウルスス』などの前日譚にあたる『
求道の拳』に登場した
暴力団「我藤組」がゲートウェイドラッグとして売り出そうとしていたが、我藤組にとっても想定外の効果が出たため製造計画は白紙となり、証拠隠滅のために製造方法も破棄されたとされる。
その後は『ブルーウルスス』より7年前に我藤組組長や幹部が逮捕されて壊滅しているが、そのどさくさに紛れて流出した「ヘルズゲート」の製造方法レシピを何者かが手に入れて製造を続けている疑惑が出ている。
【作中での使用者と解放率一覧】
|
解放率 |
所属勢力 |
備考 |
| 呉恵利央 |
100% |
呉一族 |
|
| 呉雷庵 |
|
| エドワード・呉 |
征西派 |
|
| ハワード・呉 |
|
| アラン・呉 |
|
| ファビオ・呉 |
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| ソロモン・呉 |
|
| ウィレム・呉 |
初登場から2年の間に100%解放に至っている。 またウィレムは生まれつきの超人体質。 |
| クラース・呉 |
|
| 呉星 |
呉氏宗家 |
|
| 宗家の人間3名 |
禁術使用により100%解放可能となっている。 |
| 呂天 |
96% |
蟲(二虎一派) |
作中では呉氏以外で初めての使用者 |
| 呉迦楼羅 |
85% |
呉一族 |
|
| 呉ホリス |
80%→まもなく100% |
『ケンガンオメガ』でのエドワード戦から2年の間に禁術使用により解放率を上げている。 |
| 呉玲一 |
50%→100% |
| 呉堀雄 |
65% |
|
| 呉風水 |
28% |
眼球周りに外しと思しき技を使い視力を強化している描写がある。 |
| 呉変造 |
19% |
|
| ショーン・呉 |
70%前後〜80%手前 |
征西派 |
単行本キャラ紹介によると、調子の良い時は80%手前まで解放できたとのこと。 |
【余談】
「憑神」との関係
もう一人の十鬼蛇二虎によると
二虎流奥義
「憑神」は呉一族の「外し」に対抗するために考案された技術とされていたが、実際はかつて
臥王鵡角が所属していた蟲の下部組織「
我王」が「
繋がる者」を殺すために開発した絶技をベースに鵡角が開発したもので、呉一族への対抗手段というのは鵡角の方便である。
類似技
『
求道の拳』に登場する
「凶帝」早鍬左馬斗は
呉一族から派生した一族の末裔という設定のため、「外し」に酷似した技「殺戮モード」を使用できる。
また『
一勝千金』に登場する
「星の子供達」の一人・
紫藤うたの使う
「ウォークライ」は一種の自己暗示で戦闘能力を100%引き出すことが可能となっているが、脳のリミッターを外しているのかは不明。
追記・修正は100%解放を達成してからお願いします。
- エドワード戦までは強バフだったな。繋がる者登場してからは技術>>>>>フィジカルなのが固まったから、前借り共々肩身が狭くなったけど -- 名無しさん (2026-01-21 00:29:15)
- ↑いうても前借りと違って体力使う以外にデメリット無いから出し得なのは変わらんで…と思ってたらいきなり前借りと同じデメリット生やされて一気に産廃化してて笑っちゃった -- 名無しさん (2026-02-21 22:47:21)
最終更新:2026年05月01日 22:05