求道の拳

登録日:2021/03/25 Thu 22:22:16
更新日:2024/04/27 Sat 21:31:06
所要時間:約 15 分で読めます





●目次

【概要】

『求道の拳』とは、サンドロビッチ・ヤバ子氏によるweb漫画作品。新都社の月刊コミックニートに登録されている。

ヤバ子氏が裏サンデーで連載していた『ケンガンアシュラ』とその続編で現在連載中の『ケンガンオメガ』、『ダンベル何キロ持てる?』とは世界観を共有しており、今作の登場人物や団体、登場人物の関係者も登場している。
また本作はこれら3作の前日譚に当たり、本作開始時は『ケンガンオメガ』の7〜8年前(『ケンガンアシュラ』の約6年前)にあたる。
また本作第二部は第一部の約1年後に当たる。


【登場人物】

主人公とその関係者

  • 『求道の拳』池内面太郎(いけうちめんたろう)
身長:182㎝
体重:85㎏(物語開始当時)→推定110kg以上(二部)
年齢:27歳(第1部時点)

本作の主人公。
元・新刀(にいと)流空手二段で、太山の元一番弟子*1
本編前に行われた六真会館主催の外部選手を招いたトーナメントにおいて、他流派ながらベスト8まで勝ち残った実績を持ち、周囲から「最強の外敵」ともてはやされた。
しかしそこから先は相手の強さから空手だけで強くなることに限界を感じ、トーナメントから半年後に道場を離れることを選ぶ。2度目となるオープントーナメントでは蔵地や丈二を下して準優勝を果たしている。
強力なハードパンチャーでパワーやタフネスは超一流だが、当て感に欠けるという弱点を有する。それを補うため、急所狙いを捨てて相手の体の中心を狙う打撃術と敗北からの半年間で身に着けたディフェンスに特化したグラップリング技術を融合した「全局面打撃」を考案している。
その姿は十鬼蛇王馬と同じく「求道者タイプ」の格闘家で、暮石からも手強いと評されている。
己の強さの証明と、宿敵である早鍬へのリベンジのためにオープントーナメントに臨む。
実は『ケンガンアシュラ』と『ダンベル何キロ持てる?』に登場する皇桜学園の元職員で、同学園の英文学科准教授の小津俊夫とは親しかったらしく、彼の著書に帯コメントを送るなど自身の退職後も交友を続けている模様。

  • 『怪人』暮石光世(くれいしみつよ)
身長:175㎝
体重:69㎏
年齢:26歳(『求道の拳』第1部)→34歳(ケンガンオメガ)
誕生日:12月11日
特技:骨を折ること
一言:カレーライスは世界一美味いっス
出身:鳥取県
CV近藤隆

池内の友人であるり、総合格闘技団体「Cage Fight」で5階級制覇を成し遂げたプロ選手で、同じく総合格闘家である大久保直也とは活躍の場は違うが面識はある。5人兄姉の末っ子。
六真会館オープントーナメント本戦3回戦まで進出した実績を持つ。
自我が芽生えた時から全ての物が骨の集合体にしか見えなかったらしく、骨に異常な執着を持つ。
そんな性質から関節技は超一流で、一瞬で肩・肘・手首の3ヶ所を外す、相手の攻撃を受けた瞬間カウンターで関節を外すなど人体を壊す技術においては他の追随を許さないレベル。
趣味が高じて柔道整復師となり、他にも国家資格をいくつか所持しており、MMAの報酬では食っていけないため、クレイシ道場と暮石整骨院を経営している*2
好青年だが言動の端々に狂気があり、周囲からは道を踏み外さなくて良かったと思われている。試合中に相手の骨を外した昂ぶりで勃起しているので、だいぶ踏み外している感は否めないが。
2019年時点で世界観を共有する4作全てにセリフ付で登場している唯一の人物であり、加えて他作品では本作における怪人ぶりはほぼ鳴りを潜めた常識人かつ良き兄貴的存在になっている。
第二部開始前後(『ケンガンアシュラ』の5年前)にヤクザに殺されかけていた今井コスモを助けて以来、彼から「師匠」と慕われている。
アダムや光我の指導も受けており、育成能力は高い。
また、光我を殺しかけたに対してマジギレして光我の叔父である丈二と一緒にアイサツ(物理)しに行くなど割と普通にいい師匠だったりする
ダンベル何キロ持てる?では柔道整復師として度々登場しており、街雄鳴造とは別種のトレーニングを紹介している。
それらの作品でもふとしたところで物騒な発言が飛び出し、暗殺者一族との繋がりも匂わせているあたり、根っこは変わってない様子
また本当に金欠だった頃に裏格闘技団体『煉獄』に参加していたことがある*3
名前の由来はグレイシー柔術と柔道家の前田光世から。ただ性格が性格なので一部では「クレイジーからきている」ともっぱらの噂。

  • 『空手の神』太山倍起(ふとやまばいたつ)
新刀(にいと)流空手創始者で池内の師匠*4
オネエ言葉で話し、私服も派手で仮装をノリノリで行うなどどう見ても「アッチの人」を連想させるが、実は六真会館の青とかつて戦った際に睾丸を片方潰されている
『空手の神』『牛殺し』『バイ太山』の異名を持ち、常軌を逸した修業、世界中の強豪たちとの死闘、伝説の牛殺しなど、数々の武勇伝を持つことが語られている。
『ケンガンアシュラ』では67話で回想という形で登場しており、池内*5の「これまで闘ってきた中で一番苦戦した格闘技は何か」という問いに対して「バレエダンサーとは、決して闘うな」と答えている。

  • 『天翔ける小太り』伊藤十刀斎(いとうじゅっとうさい)
身長:164センチ
体重:65キロ
年齢:37歳
出身:岩手県

兵法三大源流の一つである「春風亭一刀流*6」免許皆伝の実力者。
二次ロリ属性持ちのオタクであり、インターネットの巨大掲示板では「剣術豚野郎」のHNで活動しているが、得物を持たせれば作中最強クラスの実力を持つ。
第二部では傘の柄を相手の眼孔に引っ掛け、地面に叩き付けるというなかなか容赦のない倒し方を披露した。
池内や暮石とはオフ会で知り合っており、道場を離れた池内に何かと便宜を図る。

暮石のスパーオフ関係者

  • 有久聖(あれくせい)
「第二部」より登場した暮石の友人のキックボクサー。
元ヤンキーだが、交通事故で右膝が変形するほどの大怪我を負うも、それを乗り越えてI・K・A(国際キックボクシング協会)ヘヴィー級王者に上り詰めた苦労人で、事故で変形した膝が、現在では大きな武器となっている。
堅実なファイトでそこそこ整った顔から女性のファンはいるが、ファイトスタイルの地味さからメジャー興行には呼ばれていない。

  • 『四次元ラティーノ』ホセ()神崎(かんざき)
身長:178cm
体重:115㎏
年齢:27歳(『ケンガンオメガ』時点)
誕生日:11月2日
好きなタイプ:タレントの坂口めい。(ダンベル何キロ持てる?の登場人物であるプロコスプレイヤー)

「第二部」より登場したラテン系覆面プロレスラー。
リングネームは「エル・ニンジャ」亡き父は「ルチャリブレ」の名手だった。
この時はリアルジャパンプロレスに所属だったが、その後団体消滅に伴い、『ケンガンオメガ』では関林ジュンが所属する超日本プロレス所属として登場している他、裏格闘技団体『煉獄』のA級闘士としても活躍している。
本作終了後の活躍についてはこちらを参照。

  • 宮野(みやの)・ンケシ・シレケーリ
「第二部」より登場。
日本人と南アフリカ人とのハーフのキックボクサーだが、カポエラ使いでもある。
暮石曰く「よくわからん経歴の優男」。

  • 『喧嘩狂』鬼塚悠介(おにづかゆうすけ)
「第二部」より登場。
四国に向かう途中の池内がS県に滞在中に出会い、東京まで勝手に着いてきた押し掛け弟子。
ボクシングに似た我流の喧嘩殺法に池内も才能の塊と評している。

六真会館

  • 鮒越義心(ふなこしぎしん)
六真会館創設者。

  • 『空手界の龍虎』青賢二(あおけんじ)
六真会館二代目館長。
かつては「空手界の龍虎」「六真会館二強」などと呼ばれるほどの実力者で、最大勢力となる前の六真会館を牽引した。なんだかんだでいつも上半身裸。
かつて太山と立ち合った際に右目を潰されたため、現在は義眼をはめている。
豪快な性格で、面白ければ大抵のことは許してしまう一方で、金儲けのために目潰し以外なんでもありの異種格闘トーナメント『六真会館オープントーナメント』を開催するなど商魂たくましかったり、裏社会にも顔が利いたりと強かさも合わせ持つ。
『ケンガンアシュラ』にも回想で登場し、加納アギトへのリベンジに燃える元門下生の若槻武士にアドバイスをしている他、『ケンガンオメガ』では物語開始前に六真会館地方支部を破門された成島光我に集団で「指導」しようとして逆に半殺しにされた支部長と門下生全員を破門にしている*7

三強

  • 『モンゴロイド最強の男』辰吉勝也(たつよしかつや)
身長:195㎝
体重:126㎏
年齢:38歳
段位:五段
口癖:「鍛錬が足りん」

モアイ像のような見た目が特徴の男。自他ともに認めるゴリラ。
防具越しで放った正拳一発で相手に重傷を負わせるほどの驚異的な打撃力と生半可な攻撃なら逆に砕ける異常な耐久力の持ち主。浅い切り傷なら筋肉を締めて止血できてしまえる。
三強の中でも頭一つ抜けた実力を持っているが、トーナメント10連覇達成後は大会から遠ざかっていた。
求道の拳においても随一の化物と言っても良い戦闘力のため、なんと作中で出た六真会館オープントーナメントのある試合に至るまで生涯で一度も全力を出したことが無かった。
説教をしようと力加減を間違えたり丈二成島の秘密をうっかりバラすなどおっちょこちょいな一面も持つ。
裏に生きる闘技者と比べてもおそらく上位に入る強者で、作者曰く「絶命トーナメントでも優勝戦線に食い込める」とのこと。

  • 『ミスターワンマッチ』武藤真也(むとうしんや)
身長:176㎝
体重:104㎏
年齢:35歳
段位:四段

三強の一人。
普段は建設会社で働いている。
成島丈二とはよく試合をする仲だが、近年負け越しているため武藤からすると成島の方が強いとのこと。ただし成島の方も「あいつは俺より強い」と武藤を褒めた事がある。
豪快な人物で、空手家でありながら正面からの喧嘩じみた殴り合いを得意とする。
第二部では仕事が忙しいため有給が取れたら遊びに来ると言っており、六真会館が謎の集団から襲撃を受け抗争中という現状にもかかわらずその言動から
「多分アイツは事情をよく理解できてない」と館長から評され、戦闘力以外での残念な側面を見せつつ実質フェードアウト状態となった。

  • 『毒蛇』成島丈二(なるしまじょうじ)
身長:184㎝
体重:96㎏
年齢:34歳(『求道の拳』第1部)→ 42歳(ケンガンオメガ)
誕生日:6月2日
趣味:美味しい物を食べること
モットー:やるなら徹底的
段位:四段

前トーナメント優勝者で、それまでも7大会連続で決勝戦に進出するも、同じ三強である辰吉に敗れ続けていた。
時折気になったことを話の流れも気にせず何度も繰り返す言動や、空手バカ一代に影響されて山籠もりを開始したり、左目に変なマスクを着けてそれが似合っているか怪我人に聞いてた時期があったり…
モノローグでは真面目なことを考えていたりもするのだが、一言でいえば異常にマイペースで天然な変人。
その一方で禍根が残る喧嘩はなるべく避けたいという考えの下、喧嘩を売ってきた相手は復讐する気も起きないほど徹底的に破壊する一面も。
山籠り中に遭遇したヒグマとの戦闘で左目をほぼ失明しているが、何故か極端に視野が広がっている。
本人曰く「神の左目」と呼んでいるがおそらくは、通常の視力を失うことで「観の眼」*8や「岡目八目」*9などの極意を無意識に体得してしまったのだと思われる。
なお、左目についた疵は夫婦喧嘩の時に妻に負わされたもので、ヒグマとは無関係である。
競技ではなく、より純粋に空手を極める為」に数年前から試合に出てはいないが、打撃の技術では暮石のはるかに先を行っており、拳1つ分リーチが短いというフルコン空手の弱点を感じさせない強さを誇る。
毒蛇の異名は彼自身が編み出した経穴・関節部を手足の指先で突き相手の自由を奪う打撃技「毒蛇」から。
『ケンガンアシュラ』に登場する若槻武士とは同期である他、『ケンガンオメガ』の主人公である成島光我の父親(現在失踪中)のはとこで、光我とも面識がある。
以前は光我に六真会館の地方道場を修行先に提示する等面倒を見ていたが、光我がその修行先の支部長や兄弟子を半殺しにして出奔してからは疎遠となっており、
光我本人も『ケンガンオメガ』作中で丈二本人と会う事になった際は「殺されちまう」と本気で怯えていた
ただし、そうなった原因がそもそも支部長が仕掛けた喧嘩だったと言う事から丈二自身も割とそんな支部を紹介してしまった責任を感じており*10
最終的にはめんどくさくなってたとは言えしっかりと必殺技に関してのアドバイスをする、同じく光我の師匠である暮石と一緒に光我を半殺しにした蟲の部隊の長にアイサツ(物理)しに行くなどしている。
その性格から読者間では『繋がる者』と似ていると言われており、実際に戦鬼杯会場で対面した際にはその瞬間に意気投合し、すっかり飲み友達と化し、彼からも親しみを込めてか「丈ちゃん」と呼ばれている。
その後、『繋がる者』の正体が露見し別れを体験した……と思いきや普通に付き合いが続いており、拳願仕合への参加を断る代わりに拳願会の面々に『繋がる者』の倒し方を知る者として『繋がる者』本人を紹介した


四段

  • 『至高の空手家』海原道山(かいばらどうざん)
身長:179㎝
体重:75㎏
年齢:32歳
段位:四段

少年部から入門している古株で、辰吉とは同期。
単純な能力は面々に劣るが優れた空間把握能力を持っており、相手の間合いを潰したりしながら攻撃を封じる「至高の空手」の使い手。
北九州に拠点を持つ「美食フーズ(株)」の若会長で、普段は社交的だが食が絡むと人が変わり、仕事優先で大会には殆ど参加していなかった。
第二部では繁盛期のため抗争への参加を断っている。
ちなみに「美食フーズ(株)」の社長は弟の士郎で、それぞれ元ネタは『美味しんぼ』の海原雄山と山岡士郎だが、こちらの兄弟仲は良好な模様。

  • 『国家暴力空手』十津川敬司(とつがわけいじ)
身長:179㎝
体重:75㎏
年齢:42歳
出身:北海道
段位:四段

かつて青賢二と共に「六真二強」と呼ばれ、三強登場以前の六真を牽引していた強者。本業は警察官
フルコンタクト空手黎明期に伝統派空手のスタイルを流用して生み出された、遠い間合いから一気に距離を詰めて攻撃するスタイルを持つ。
高い実力を持つが、激しい運動を好まないこともあり、近年はほとんど大会に参加していなかった。

  • 『空手サイボーグ』高山力(たかやまりき)
身長:180㎝
体重:82㎏
年齢:33歳
段位:四段

どんなに痛烈な打撃を受けても耐える根性の持ち主。
三強の一人である成島丈二(と若槻武士)とは同期で丈二をライバル視しており、前大会でも彼に敗北していることから、トーナメントでの復讐を誓っている。
実はプロレスマニア。

三段

  • 『空手貴族』本山仁(もとやまじん)
身長:177㎝
体重:64㎏
年齢:28歳
段位:三段

前トーナメント準優勝で、伝統派空手「上等館」出身。
4年前に六真会館に移籍し、異例の速さで三段に昇格した実力者だが、才能を持ちながら自身の欲のなさゆえに異名には『空手王になれなかった』という皮肉も含まれている。
コピーの天才で、技を覚えるのがとても上手く物によっては見ただけで覚えてしまう。
両手を広げた「鳳凰」と呼ばれる独自の構えを持つ。
『ケンガンアシュラ』に登場するアンダーマウント社社長秘書の本山ほたるの兄。
本編のトーナメントで精神が大きく成長し、第二部では成島・武藤と並ぶ「新・三強」の一人に数えられている。

  • 『浪速の凶犬』亀田(かめだ)やすし
身長:167㎝
体重:52㎏
年齢:35歳
現住所:大阪府
段位:三段

眼を狙った攻撃、肘打ち、投げ技を得意としている。

  • 蝶野健介(ちょうのけんすけ)
段位:三段

オープントーナメントの主審。


二段

  • 『怒りのアナーキー空手』獅堂菱安(しどうひしやす)
身長:183㎝
体重:82㎏
年齢:26歳
段位:二段

『ケンガンアシュラ』に登場する坂東洋平と同じく関節の可動域が異常に広い特殊体質の持ち主。
パンクが趣味で、オフでは革ジャンを着込んでいる。
空手に心酔しているが、伝統空手等他の流派は見下している。

  • 『津軽の超人』和嶋研一(わじまけんいち)
身長:173㎝
体重:75㎏
年齢:24歳
出身:青森県
段位:二段

前大会ベスト8。辰吉相手の試合で最後まで立っていられた数少ない人物。
前髪で目が隠れたワカメヘアーが特徴。作者の画力の変化からか、第二部ではメカクレを除けば十鬼蛇王馬に近い容姿だった。
同郷のバンド「人間椅子」の大ファンで、メタルしか聴かないが音楽が絡むと食いついてくる。
『ケンガンアシュラ』に登場した洪小虎と同じく脳内麻薬を操作することで痛覚を遮断することができ、普段は寡黙で大人しいが、能力を使用すると一転して攻撃的になる。

  • 『牙を持った豚』太田正男(おおたまさお)
身長:184㎝
体重:161㎏
年齢:31歳
段位:二段

腕相撲では六真最強(左腕のみ)。
実は『ケンガンアシュラ』に登場するアンダーマウント社社長の太田正彦の弟。

  • 『アンドー・ザ・ジャイアント』安藤礼(あんどうれい)
身長:223㎝
体重:236㎏
年齢:30歳
段位:二段
得意技:ベアハッグ

初段

  • 『厚木の暴れん坊』赤西勉(あかにしつとむ)
身長:175㎝
体重:75㎏
年齢:27歳
段位:初段
現住所:神奈川県本厚木

現役の大学院生で、長髪に出っ歯が特徴。
かつて地元でクスリの売人をフルボッコにしたことから、現在の異名がついた。
成島の顔の傷について、辰吉からうっかり教えられてしまった。

  • 『電撃戦士』南部竜太(なんぶりゅうた)
身長:166㎝
体重:58㎏
年齢:22歳
出身:千葉県
段位:初段

黒帯に上がったばかりだが、館長命令でトーナメントに参加。
躰道経験者で小柄な体を生かしたトリッキーな動きで敵を翻弄する。
しかし軽量が災いして空手では結果を残せていないが、元は千葉最大の武闘派珍走団「水爆オナニーズ」の特攻隊長を務めていたので実戦は得意であり、喧嘩の腕前は太鼓判を押される程。
その特徴的な容姿からか、Tシャツのロゴとして『ケンガンアシュラ』内でもたびたび登場している。

  • 『悪童』押尾岳(おしおがく)
身長:184㎝
体重:80㎏
年齢:21歳
現住所:北海道
段位:初段

六真上位の実力を持ちながらも傷害の前科もあり、トーナメント発表までは刑務所に収監されていた。
そのため普段は服役中だが、六真のパイプによって有事の際は無条件で釈放されるという破格の待遇を受けている。
しかし六真会館を心から敬っており、犯罪覚悟での仇討には六真に迷惑が掛からない様事前に辞表を提出したり、同門が人質に取られると銃を向けられないなど義理堅い一面を持つ。
躊躇なく目突きを行うなど非常にケンカ慣れもしており、相手の急所を的確に狙った連続打撃「拳の流星群(メテオストライク)」が得意技。

その他

  • 『七色の蹴りを持つ男』山田健太郎(やまだけんたろう)
身長:188㎝
体重:88㎏
年齢:29歳

六真会館所属で、前トーナメントでは池内を倒しベスト4となった因縁の相手。
女子大生に強い思い入れがあること以外は作中では数少ない常識人で、いつも館長の無茶振りに付き合わされている。
多彩な蹴り技が持ち味。

  • 竹雅春(たけまさはる)
汚れ仕事を一手に引き受ける六真会館の裏の顔「春秋」のひとり。
表の顔は警察庁刑事局暴力団対策部次長兼警視長。
その後昇進した模様で、後のの時系列にあたる「一勝千金」「ケンガンオメガ」では警視総監として登場している。

  • 谷川貞秋(たにがわさだあき)
春秋」のひとり。
谷川総合病院の院長で、『ケンガンオメガ』でも同院院長として登場。

オープントーナメント参加者

  • 『プロレスの神様』蔵地駆吾(くらちかるご)
身長:184㎝
体重:110㎏
年齢:40歳(『求道の拳』第1部)→ 48歳(ケンガンオメガ)
誕生日:10月25日
大好物:モツ煮
口癖:ファンタスティック
CV:吉田真澄

超日本プロレス』所属のプロレスラーで超日三銃士の一人。
既に40代ながら、池内を上回るパワーと驚異的なタフネスを誇る。
その体はウェイトトレーニングではなく、自重で行う高回数のトレーニングによるもの。
トーナメントでは1・2回戦をプロレス技だけで勝利し、3回戦で池内と対戦するも、池内の持つ最大の一撃に耐えきれずに三回戦敗退となった。
第二部では卍軍団の構成員に襲われて右前腕部骨折の重傷を負うも、テーピングを施して戦線に復帰する。
『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』にも登場しており、『ダンベル何キロ持てる?』にも2020年に一コマだけ登場しているなど、後作への登場は暮石に次いで多い。
両作に登場する関林ジュンの兄弟子かつ大先輩で、実は関林もトーナメントではセコンドに付いており(『ケンガンアシュラ』での関林の回想はトーナメント敗北後の出来事)、関林に語った「プロレスラーがプロレスを信じなくてどうすんだ?」という言葉は関林のプロレスに対する考え方に大きな影響を与えることとなった。

  • 『獅子王』子安慎五郎(こやすしんごろう)
身長:194㎝
体重:132㎏
年齢:39歳
フルコンタクト空手第二位の組織『冥動会館』トーナメント6連覇を果たした絶対王者。
六真会館三強の一人である辰吉との対戦を以前から希望していたが、長年にわたる団体同士の争いの関係で成立していなかった。
六真トーナメント一回戦最終仕合でついに辰吉との直接対決が実現。両者とも生涯初の全力での戦いとなり、辰吉と互角の攻防を繰り広げたが最後は判定負けとなった。
同じく六真三強の武藤とは顔見知り。
必殺技として変形の正拳突き「冥王の魔槍」を持つ。

  • 村上浩次(むらかみこうじ)
身長:175㎝
体重:102㎏
年齢:38歳
フルコンタクト空手第三位の組織『我道館*11』の王者。
辰吉を倒すためにトーナメントに参加した。

  • 『キックの悪魔』沢本正(さわもとただし)
身長:176㎝
体重:71㎏
年齢:25歳

立ち技格闘技最大の興業「剛-1グランプリ」三連覇を果たし、ムエタイなどの他流派との戦いにも勝利している実力を持つキックボクサー。
賞金目当てで六真会館のトーナメントに参加した。

  • 『武神再誕』宗龍神(そうりゅうしん)
身長:185㎝
体重:80㎏
年齢:25歳

砲撃の如き剛法(打撃)と林の如く相手を包む柔法(関節技)から成る剛柔一体の拳法「砲林寺拳法」創始者の孫で三代目総裁。
1947年に祖父・宗堂珍(そうどうちん)が一代で築き上げた技術を再現したほか、自身の技の構築も怠っていない。
かつて六真会館とは些細な紙面のやり取りから団体同士の抗争にまで発展したことがあり、その因縁から六真会館を敵視している。
六真トーナメントに出場し、成島丈二に敗れた以降は六真とのわだかまりもすっかり消え、外部講師として度々会館を訪れている。

  • 『王国の守護者』井護流(いごながれ)
身長:187㎝
体重:86㎏
年齢:29歳

琉球空手の一つであり、新刀流の源流である「中地流」の使い手。
三戦の構えを精錬させた「(イージス)」、鍛錬した指先による抜き手「(トライデント)」、歩法「オルフェウス」、死角攻撃「ロキ」などの技を持つ。
琉球空手、特に自身が学ぶ中地流に異常なプライドから本土の空手や日本古来の武術、競技・興行化した格闘技を見下しており、「自身の(流派の)空手こそ本物であり、他は全て偽物」という価値観を持っている一方、
自身の技名には空手に相応しくない英語や西洋の神話名称を多用するなどネーミングに関しては残念なセンスの持ち主。
なお、「中地流」は「天地流」という唐手から派生した武術にあたり、黒木玄斎が扱う「怪腕流」も「天地流」から派生している。
六真トーナメント後は考えを改め、外部講師として六真会館を訪れる関係になっている。

  • 永田学(ながたまなぶ)
身長:182㎝
体重:108㎏
年齢:29歳

レスリングフリースタイルの猛者。
クロアチアのキックボクサーやロシアの総合格闘家に喧嘩を売って半殺しに遭ったらしい。
最近、故郷に銅像が建った。

  • 『凶帝』早鍬左馬斗(はやくわさまと)
身長:180㎝
体重:70㎏
年齢:28歳

ムエタイ使いにして池内の宿敵。大きく伸ばした前髪が特徴。
ムエタイ仕込みの肘撃ち・膝蹴りが得意で、生命にかかわりかねない技も躊躇なく扱う。パワーは並の格闘家だが、スピードや反射神経で補っている。
自らの風貌だけでなく、パワーやスピードを増加させ常軌を逸した強さを得る「殺戮モード」と呼ばれる状態がある。必殺技は肘鉄で相手を切り裂く「肉を切り裂き骨を断つ(ジャック・ザ・リッパー)」で、暮石の鼻に傷を付けた。
日常的に野試合を行っているため公式試合には出ていなかったが、賞金と強者を求めてトーナメント参加のオファーを受けた。

黒目と白目が反転しているという特徴を持つが、実は呉一族から派生した一族の末裔という設定があり、左馬斗は呉雷庵と互角にやり合える程の実力を持っているらしい
呉雷庵に負けず劣らず狂暴、凶悪な人格をしており、苛立つと暴れたり格闘家を襲ったりする傍迷惑な人物だが、意外とムエタイそのものにはこだわりや愛着があるようで自分の強さだけでなくムエタイ自体の強さを自慢することも多い。

  • 笹田剛士(ささだつよし)
身長:169㎝
体重:78㎏
年齢:27歳

総合空手「千道会」所属。
作中の登場人物の中では小柄ながら、道場では敵なしだった。

  • 名島羽人(なじまはねと)
身長:185㎝
体重:85㎏
年齢:35歳

元クルーザー級ボクサー。
現在は喧嘩代行業で生計を立てている。

  • 『水道橋サンダーロード』真備覇楽(まびはぐら)
身長:185㎝
体重:85㎏
年齢:35歳

世界第二位の規模を誇るボクシング団体「WBU(世界ボクシング連合)」所属のミドル級日本王者。
世界に通用するともいわれている実力者だが、彼の尊敬するボクサーがその13戦目で疑惑の判定で敗れたため、防衛戦を13戦行うまでは世界に挑戦しないらしく、現在12戦目。
高速ジャブ「神速のブリッツ」、体幹を活かした「超速のトロピカルサンダー」、人の領域を超えた速度のストレート「最速のサンダーデスショット」などの必殺技を持つ。
実はガオラン・ウォンサワットと同じく『ダンベル何キロ持てる?』に登場する「光栄ボクシングジム」に所属している。

  • 『白髪の喧嘩師』大門兵都(だいもんへいと)
身長:188㎝
体重:95㎏
年齢:36歳

武雲(ぶうん)」の用心棒。
六トーナメント参加者で唯一格闘技経験がなく、本人曰く生まれついての強者。
第二部では無所属となっている。

  • 『日本一のバカ息子』初見良三(はつみ りょうぞう)
身長:175㎝
体重:78㎏
年齢:30歳

初見流忍術道場「武人館」館長。自称「ネオNINJA」。
合気道の生ける伝説とされる初見剛一郎の息子。父からも天才と言わしめる武の才を持つが、お世辞にも武術を真剣にやっているとは言い難い。
武術の才能は本物で、理論はあっても実際できるものが少ない合気をほぼあらゆる方向からの攻撃に対し使いこなし、更に鍛錬によって手先が鋭利になっていたりしている。
なお10年間武道ではなく忍者ごっこをしていた状態で上記の状態なため、凄いのか不真面目すぎるのかわからない代物となっている。
『ケンガンアシュラ』に登場する初見泉とは遠い親戚。

  • 『史上最強の横綱』花山光司(はなやまこうじ)
元・平成の大横綱・高値乃花(たかねのはな)で、実の兄で元横綱・馬鹿乃花と共に一大相撲ブームを巻き起こした。
その才能は兄をも凌駕しているが、兄との確執や相撲協会との対立、度重なる暴力事件などのスキャンダルを起こし、五年前に相撲協会から破門されている。
『ケンガンアシュラ』に登場する鬼王山尊の尊敬する人物。

  • 柳狼拳(やなぎろうけん)
身長:182㎝
体重:70㎏
年齢:30歳

元・六真会館所属。
かつて後輩相手に強請をしていたことを獅堂にバラされ、辰吉にボコられて六真を追い出されたことから、獅堂を逆恨みしている。
六真を抜けたあと中国拳法の一つである「獣拳*12」を学んでいるが、第一部では獅堂を倒した暮石を奇襲したところ返り討ちに遭い、第二部では卍軍団の一員として憎き獅堂と対峙したところ実力差は完全に上だったため、二発でKOされるなど完全な噛ませ犬である。

卍軍団

  • 『顔のない男』卍助清(まんじすけきよ)
いつもマスクをかぶっている男。
第一部では「超党派武術連盟」代表となっていたが、実際は極端な秘密主義の古武術「日ノ本無双卍流」現当主。言動は若々しいが年齢は不明。
非常に狡猾で暗器の扱いにも長けており、己の野望のために様々なな格闘家・武術家に接触しながら暗躍している。

  • 『鋼鉄の爪』振壺獲陸(ふりつぼえりく)
卍軍団幹部。元・超日本プロレス所属のプロレスラーで超日三銃士の一人。
坊主頭にオネエ口調で話すなど、『ケンガンアシュラ』に登場する義武啓郎に似ている。
オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。

  • 『人間発電機』古野参丸(ふるのさんまる)
卍軍団幹部で、元・超日本プロレス所属のプロレスラーで超日三銃士の一人。
オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。

  • 『軟派デッドエンド』平藤露死夜(ぺいとうろしや)
卍軍団幹部で、「剛-1グランプリ」ヘビー級王者。
ナルシストかつエゴイストであり、卍を含めた自分以外の格闘家・武術家を見下している。
戦いの中で最適な戦法を編み出す「修正力」に優れている。
オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。

  • 『陰獣』信濃川乱歩(しなのがわらんぽ)
卍軍団幹部で現役の傭兵
徒手格闘および武器術、いずれも一流と言われている。
オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。

  • 『拳の探究者』数馬肇(かずまはじめ)
卍軍団幹部で、空手と中国武術を融合させた「数馬流空手」の代表。
オープントーナメントで試合を観戦していた人物の一人。
獅堂と和嶋を襲撃したことで報復として門下生全員を叩きのめされ、自身も押尾らの襲撃を受けるが、卍の介入によって持ちこたえる。
しかし独善的な行動によって反逆分子と見做され事故を装う為走行中のトラックの前へと突き飛ばされ撥ねられてしまった。
その後生死不明。

  • イワナコフロフ・ドリチンビッチ
卍軍団幹部で、格闘団体「ハイクラス」ヘヴィー級王者。
ステロイドの常習者でもある。

  • キム・モルゾニコフ
卍軍団幹部。

  • 『中国拳法の巨人』下田満男(しもだみつお)
卍軍団幹部で、中国拳法「雷氣拳」の使い手。

  • 平尾正輝(ひらおまさき)
卍軍団幹部候補。
ボクシング使いで、的確な戦力分析を買われている。

  • 石崎達也(いしざきたつや)
卍軍団幹部待遇で、「数馬流空手」師範代。元・冥道会館四段で子安慎五郎の元兄弟子。
六真会館の本山らに門下生共々叩きのめされる。
平尾曰く、卍軍団の全構成員を把握していた模様。

四国の武術家

  • 『虎殺し』山本勝流(やまもとまさる)
年齢:60歳

「斬る」ことに特化した貫手を可能とする「虎倒流」創設者にして現代表。かつて虎を倒したことがあるらしい

  • 雨内陽(あまないよう)
足の徹底した鍛錬と独自の運足法による蹴りを重視する「雨内流空手」代表。

  • 馬場零(ばばれい)
田鳥流拳法」代表。

  • 堀正(ほりただし)
武神流空手」代表。

  • 羅司谷雷王丸(らじやらいおうまる)
獅子神空手」代表。

  • 『空手王漂流譚』佐山(さやま)・ブルミン・英幸(ひでゆき)
始末屋兼拳法家。
かつて太山と戦ったことがある。
池内が苦手とする「テクニック偏重型」であり、見た目に反してフットワークは非常に軽やか。

  • 梅河原菊千代(うめがわらきくちよ)
梅河原流合気道」代表。
本物の合気使いでもあるが、「イージーゲイナー」と呼ばれる一般人と比較して筋肥大速度が異常に早い体質の持ち主。
普段は骨格の負担を考慮して封印しているが、有事の際に食事等で一気に筋肉を肥大化することができる。
あくまでも骨格は常人とそう変わらないので、肥大した時の戦闘可能時間はおよそ3分としている。

  • 赤城丈蔵(あかぎたけぞう)
剛術使いで、四国最強といわれる男。
正確な年齢は不明だが、80歳を越えているとは思えない筋肉の持ち主で、池内以上のパワーを誇る。

我藤組

  • 三笠不忍(みかさしのばず)
我藤組六代目会長。

  • 郭大成(かくたいせい)
我藤組若頭。

  • 渡次郎(わたりじろう)
我藤組二次団体・指切組組長。

  • 平田辰爾(ひらたたつみ)
我藤組三次団体・坂口会若頭補佐→平田組組長。

  • 『首領殺し』成美清(なるみせい)
我藤組構成員兼始末屋。

その他

  • 初見剛一郎(はつみごういちろう)
年齢:98歳

初見良三の父で、打撃を徹底して鍛え上げる初見流合気道の開祖。
かつて太山と六真会館館長の青との戦いにおいて、立ち合い人を務めたこともある。
『ケンガンオメガ』では実は呉一族当主である恵利央とは旧知であることが判明した。

  • ターザン坂本(さかもと)
「週刊鉄の格闘技」編集長。
7年前、タイで早鍬左馬斗の「真の殺戮モード」を目撃する。

  • 堀田正史(ほりたまさふみ)
倭流拳法」師範。
オープントーナメント出場の為、腕試しに光栄ボクシングジムに道場破りをするが、真備に返り討ちにされる。

  • 岩井勝圭(いわいしょうけい)
冥道会館代表。

  • 『クリチバの屠殺人』ネイサン・ベウリャン
格闘団体「ハイクラス」四階級王者。
ステロイドの常習者でもある。

  • 油座仏茶(あぶらざぶっちゃ)
格闘団体「Cage Fight」のヘヴィー級王者。

  • ドン・カイザー
イワナコフロフ・ドリチンビッチのマネージャー。

  • 『知られざる絶対王者』南原揚々(なんばらようよう)
身長:172㎝
体重:72㎏

インディーズフルコンタクト空手道「黒蓮会館」二段で、オープントーナメント五年連続優勝者。

  • 西島良輔(にしじまりょうすけ)
「光栄ボクシングジム」所属のボクサーで、WBUクルーザー級世界ランキング5位。

  • アダム・サンダーソン
青が対卍軍団用に呼び寄せた助っ人。
普段は帝都大学で客員教授として西洋哲学を教えている。


【用語】

  • 六真会館
世界最大のフルコンタクト空手団体。会員は約200万人で、現館長は二代目にあたる青賢二。
門下生にはクレイシ道場へ出稽古に来ている者もいるが、先代館長の意向で裏社会と関わったら破門という掟があり、現役の門下生では裏格闘技などに参加している者はおらず、かつて門下生だった若槻も拳願仕合参加にあたり形式上は破門されている。
あくまでも「門下生のまま裏格闘技と通ずる」ことを御法度にしているので、若槻も修行の場として時々訪ねていたり、光我の闘技者採用試験のために道場を使わせていたりと裏社会との繋がり自体は存在している。

  • 冥道会館
フルコンタクト空手第二位の規模を誇る組織。

  • 我道館
フルコンタクト空手第三位の規模を誇る組織。

  • 卍軍団
「第二部」より登場した表裏問わない格闘家・武術家で構成されている謎の組織。
オープントーナメントから一年半後、表で活躍する格闘家・武道家たちへ襲撃を行いだした。

  • 我藤組
「第二部」より登場。日本最大規模の指定暴力団。
大規模格闘技興行の8割をフロント企業が運営し、直接運営していない小中規模の興行でも警備費などの名目でみかじめ料を徴収している。
『ケンガンアシュラ』までの間にこの組の幹部が阿古谷清秋によって処刑されている。






追記・修正お願いします。
この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 求道の拳
  • サンドロビッチ・ヤバ子
  • 六真会館
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 世界観共有
  • オープントーナメント
  • web連載
  • 新都社
  • 月刊コミックニート
  • 後作の前日譚

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月27日 21:31

*1 不良だったころに太山に叩きのめされ強制的に入門させられた。

*2 本人曰く「効率の良い人間の壊し方を勉強していたらいつの間にか治す方になっちゃってた」とのこと

*3 ランクは不明だが、ファイトマネーを得ていたことからB級上位以上と思われる。

*4 道場を立ち上げる際に、当時グレていた池内を叩きのめして無理矢理弟子とした。

*5 姿はシルエットとなっており、「一番弟子」と表記されている。

*6 現実に実在する兵法三大源流とは異なるとのこと。

*7 『ケンガンオメガ』で光我が本部道場を訪れると、失態の埋め合わせとして上級者向けの稽古への参加を許可している。

*8 一点を注視するのではなく全体を観る。

*9 当事者よりも第三者の方が状況を冷静に捉えられるという意味の言葉。

*10 後に支部長や半殺しにされた先輩達は全員破門されている程

*11 『ケンガンアシュラ』にも我道館所属の空手家が登場する。

*12 3つの獣の構えをしてから王図(おうず)の型と名乗るなど、完全にモチーフは仮面ライダーオーズ。