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イーザンバロン・V・ナス寿郎聖

登録日:2026/04/07 Tue 00:06:40
更新日:2026/06/17 Wed 06:42:47
所要時間約 7 分で読む必要があるな






世界の均衡など……永遠には保てぬのだ

ここらで一度大きく掃除する必要があるな


イーザンバロン・V(ブイ)・ナス寿郎(じゅろう) とは、漫画『ONE PIECE』の登場人物。



【プロフィール】

本名:イーザンバロン・V・ナス寿郎
年齢:不明
身長:不明
肩書:五老星・財務武神
所属:世界貴族イーザンバロン家
悪魔の実:不明*1
覇気:不明
出身地:不明
誕生日:不明
星座:不明
血液型:不明
好物:不明
刀:初代鬼徹*2
初登場:単行本25巻・第233話・『世界最高権力』
CV:緒方賢一*3


【概要】

世界政府最高権力五老星の一人。
肩書は「財務武神」

《同星達》


【人物】

丸眼鏡をかけた禿頭の老人。
他の五老星とは異なり、スーツではなく白い和装を纏っており、一人だけ髭も生えていない。
コートの色は薄緑色。
そういった外見的な差違から印象に残りやすく、そして初登場から常に刀を抱えていた事もあり、五老星がその力を見せる前から「戦ったら強いのではないか」と読者から予想されていた唯一の人物でもある。
他の五老星が動揺している場面でも泰然自若としていることが多く、大物感を漂わせている。
愛刀の手入れをしている描写がある。


【戦闘能力】


小娘一人に国を滅ぼす力を与えるとは……

愚かな謀反を!!ベガパンク……!!

獣形態(仮)

白骨化した馬の妖怪「馬骨」へと変身する。
外見は赤い鬣を持つ白骨化した巨大馬で、背や顔が人肉の如き色合いの布のようなもので覆われているのが特徴。
サンジの強化された外骨格を嚙み砕くほどの咬合力も持つ。
馬の姿から跳躍力と走力に長けており、跳躍は数百m上空の「研究層(ラボフェーズ)」に届く。
走力は漫画では伝わりづらかったが、アニメ版での描写はガチで速かった。
で、その肝心のスピードがどれぐらいかって?
ルッチやコビーといったサイファーポールや海軍、四皇や海賊などが使う六式の「剃」の速度が電車から新幹線だと例えると、この人の場合は、最高速度のジェット機くらい速い。
劇中で海兵が海岸線を望遠鏡で確認時に、たまたま立ち止まっていた姿を捉えたが辛うじて「うま…?」と認識する程度で即座に走り抜けると「消えた!?」と驚愕していた。

マジでそれくらいの差があります。
他の五老星共々動物系の覚醒した能力者が纏う羽衣のようなものは確認できるが、悪魔の実の能力であるのかは現状不明。
また、五老星共通の不死身の再生力を持つ肉体とテレパシー能力も持つ。

人獣形態(仮)

ナス寿郎聖が他の五老星と大きく異なる点は、彼自身が最上大業物12工の一振り「初代鬼徹」を愛刀とする卓越した剣士である事。
その為、完全に獣型となって暴れまわる他の五老星と違い、ナス寿郎聖は基本的に下半身だけを変身させたケンタウロスのような姿で戦う。刀もこの形態になると比例して大きくなっている。
馬骨の脚によるスピードと、人間の上半身による剣術を兼ね備えたその姿こそが、イーザンバロン・V・ナス寿郎聖の基本的な戦闘スタイルなのである。

その剣術たるや、エッグヘッドの巨大な研究層(ラボフェーズ)を両断する飛ぶ斬撃を放つなど、ミホークを彷彿とさせるほど。
また、エッグヘッドの海岸周りで海軍を攻撃していた数十…下手すると数百体ものパシフィスタを超スピードで駆け回りながら一体につき一太刀でパシフィスタを全損させることなく、伝達回路のみを切断・凍結させるなど剣士としても超一流と言えるほどである。

ブルックと同じような冷気を帯びた斬撃を使う事もできる。ブルックの凍る斬撃は黄泉の冷気をこの世に伝えたものだが、ナス寿郎聖が同じ原理で使用しているのかは不明。

覇気に関しては詳しくは描写されていないが、初代鬼徹の刀身は黒く染まっているように見え、ゾロと打ち合った際には覇王色がぶつかり合った時のような稲妻が生じていた。


【劇中での活躍】

名前が判明する前の行動はほぼ五人一緒なので五老星の項目を参照。


◆エッグヘッド編

ベガパンクによる世界中への配信を防ぐため、サターン聖に召喚される形でエッグヘッドへと襲来。

召喚後は即座にエッグヘッドの外周で海軍の船を迎撃していたパシフィスタⅢを、目にもとまらぬ速度で駆け抜けながら凍る斬撃で脳への伝達路を凍結させて行動不能に追い込み、ものの数分で全機を無力化した。
パシフィスタは一機作るのにも莫大なコストがかかるため、海軍は破壊してしまえば大損害になる事もあって手を出しあぐねていたが、ナス寿郎聖は無力化しつつも破壊はしないというパシフィスタへの理想的対応を行った形。

パシフィスタ無力化後は、パシフィスタに命令を出していたボニーを抹殺するため襲撃。
乱入してきたサンジに顎を蹴り上げられ顔面が発火。
即座に首だけを獣型へと変身させサンジを噛み砕こうとするが、オイモとカーシーによって取り押さえられ、「巨人みたいな未来」へと変身したボニーを含めた面々と交戦する。

しかしベガパンクの配信が始まり、封じておかねばならない世界の真実を語りだしたため、ボニー抹殺から配信停止に変更。
最早なりふり構わず全ての生体反応を潰すためにオイモの体を踏み台に跳躍し、エッグヘッド上層の研究層を飛ぶ斬撃で両断。
軟禁されていたサイファーポールとセラフィムが落ちてしまうも、ピーター聖によって救出された。

そのまま上界の研究層に向かってサニー号へと襲い掛かったが、今度はゾロが割って入りナス寿郎聖を攻撃。
それを察知していたナス寿郎聖は攻撃を刀で防いだが、その際お互いに鬼徹を使っている事にゾロと共に驚いていた。
サニー号が海に出るのを妨害するが、(アトラス)が身を挺してナス寿郎聖をサニー号の進路から引きはがし、ナス寿郎聖は(アトラス)を両断したが、「特別サービス」と称する(アトラス)の自爆に巻き込まれて再生に時間を要してしまい、サニー号は爆風に後押しされ、海まで届いてしまった。
それでも海に落着する前に両断しようと空中で追撃を仕掛けたが、鉄巨人「エメト」の発したジョイボーイの凄まじい覇気によって強制的に変身を解除された上にマリージョアに強制送還され、追撃は不可能となった。


【余談】

◆デザインのモデル?

「インド独立の父」と称される「マハトマ・ガンディー」説がよく挙げられる。
「非暴力」「不服従」を掲げ、暴動やゲリラ戦といった暴力に訴えず、インドを英国の植民地支配から独立に導いた人物だが、それに反してナス寿郎聖は五老星屈指の武闘派となっている。
なお、ガンティーは対英独立後のインド(ヒンドゥー教)とパキスタン(イスラム教)の分離独立問題で「融和主義」を掲げたがうまくいかず、ついに身内のヒンドゥー教徒により暗殺された。
名前の由来は金星を意味する「ヴィーナス」のもじりと思われる。女性的な印象が強いのでひねりを加えたのだろうか。

ちなみに余談の余談ではあるが声優を担当する緒方賢一繋がりでらんま1/2の早乙女玄馬とは
白い和装・眼鏡・そしてハゲ頭と共通点がかなり多い
しかし性格や社会的立場、特に金銭面に関しては完全に真逆である。

◆『馬骨』について

妖怪絵巻『土佐お化け草紙』に描かれている妖怪。火事で焼け死んだ馬が化けた妖怪とされる。
一度死んだものが化けた妖怪という点からナス寿郎聖は黄泉の冷気らしきものを使っているのであろうか。

◆初代鬼徹

ナス寿郎聖の愛刀が初代鬼徹であることは上述したが、実は原作では明言されたわけではなく、前述の通りエッグヘッドでゾロが一目みて驚いた程度(2026年4月時点)。コミック版ではナス寿郎聖もゾロの三代鬼徹を見て吹き出しでは2人同時に「「鬼徹!?」」と言っているように見えたがアニメではゾロだけが反応しているようになった(一応、ナス寿郎聖もゾロの攻撃を防いだ瞬間に「ん?」と反応はしている)。
しかし、刀の鍔や柄の部分がゾロの持つ三代鬼徹とよく似ていた為、登場当初から初代鬼徹ではないかとの考察は存在していた。
そして「一番くじ ワンピース 未来島エッグヘッド~Burst of Energy~」の紹介ムービーで初代鬼徹である事が確定した。

◆人気

五老星の中で異彩を放っていた人物であったこと、エッグヘッド編での戦闘シーンで読者からは「かっこいい」と好評。
アニメエッグヘッド編のOPでは本エピソードで主要人物であるサターン聖は例外として、他の五老星は獣形態のカットインぐらいだったが、彼だけは人獣型で抜刀する1シーンを貰っている。
ONEPIECEカードゲーム第13弾において、五老星のカードイラストを書き下ろした同じジャンプ作者である芥見下々氏からも名指しで「ナス寿郎聖を描けたのよかった」とコメントしていた。




それより今は”追記””編集”だ。

項目の修正を急がねば…穴一つとて甘く見るな

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最終更新:2026年06月17日 06:42

*1 馬骨に変身する能力を保持しているが、これが悪魔の実の力なのかは作中で名言されていない。

*2 一番くじ ワンピース 未来島エッグヘッドの紹介PVで判明

*3 ドレスローザ編に登場したトンタッタのガンチョ役も担当