登録日:2011/05/07 Sat 02:49:29
更新日:2025/02/04 Tue 22:19:00
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日笠 淳(ひかさ じゅん)は東映所属のプロデューサー。
役職はシニアプロデューサー兼テレビ第二営業部長代理。
東京大学法学部卒業。
東映入社。当時は主に一般ドラマのプロデュースアシスタントを担当。
以降は特撮ドラマのプロデュースで活躍する。
余談だがメタルダー
次回予告の「
こいつはすごいぜ!」は日笠の発案。
基本的に「プロデューサーは作品で自分を語るものでありインタビューで語るものではない」、と言うのが持論であり、単独インタビューが少ない。
○交流
そのキャリアから交流は広く、荒川稔久、
小林靖子、
會川昇、
武上純希といった戦隊常連の脚本家の大半とは仕事を共にした経験がある。
監督では諸田敏、渡辺勝也を重宝している。
○担当作品
○作風
担当作品を見れば分かるのだが、作風が一定しておらず作品毎に主なファン層が変動する。
これはストーリー構成を脚本家に一任するのが日笠の基本的なスタンスだからである。
特撮ファンからは「日笠は脚本家を放し飼いにする」とまで言われており、番組制作には口を出さず、自分はスタッフの意見を纏める役に努める。
ただ、念入りにスタッフの意見を引き出そうとするため制作会議が長引く事が多いらしい。
このような体勢であるため、彼が担当した作品はメイン脚本家の特徴やクセがダイレクトに発揮されるのが特徴。
脚本家の個性によるが非常に好みの分かれる物もあれば、万人に受ける物もあり、それらの評価は極端な物が多い。
しかし、総じてキャラや物語にブレが生じないため、ファンにとって印象深い物となる。
平成ライダーシリーズでは唯一の担当作品。
基本的に放置主義の日笠だが、第1話の試写会で
「流石にこれはダメだ」と思ったらしく、すぐにテコ入れを指示した。
また、『
仮面ライダー龍騎』で広がった仮面ライダーの概念を掴みきれず、『
仮面ライダークウガ』及び『
仮面ライダーアギト』からのフォーマットに頼るしかなかったことも後のインタビューで語っている。
しかし、『剣』は後年になってシリーズの中でも高い評価を得たため、再登板を望む声もあるが、
連続ドラマ物は構成にかなりの労力が必要らしく、再び手掛ける事に関して本人は否定的である。
○『ゴーオンジャー』終了後
ホームページにて「プロデューサー生活25年、初めて監督陣に自分より年上の人間がいない状況を経験した」と語った。
その際に『ゴーオンジャー』を担当し、プロデューサーとして完全燃焼した事を発言。
後進に道を譲るため現場から退く旨を語った。
しかし、2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』にて再び登板している。
尤も、この登板に関してはファンの大半から戦隊シリーズを10年ぶりに手掛ける若松豪のサポートのためだと見られている。
その後は担当した戦隊の10周年作品にクレジットされたり、ドンブラザーズの映画に出演していた島崎和歌子氏、姜暢雄氏と話に来たりと仕事ではないが現場に顔を出したりしている様子。
○余談
長年、「歴代スーパー戦隊の戦士が集結する映画」を作る事を希望していたが過去の戦隊の知名度から実現は困難と見られていた。
そして2011年、晴れて
後輩プロデューサー主導で制作・日笠はノータッチという形で
実現した。
追記・修正お願いします。
- 他のPに嫌気が差した時にはこの人(の作品)がおすすめ -- 名無しさん (2014-01-03 01:03:58)
- 名作多いなあ。 -- 名無しさん (2014-01-03 01:10:37)
- 社長就任、おめでとうございます!! -- 名無しさん (2014-07-12 20:08:02)
- 響鬼の途中で高寺が降ろされた時、誰かが言っていた。「言い訳しながら働くのが高寺、自分語りしながら働くのが白倉、黙って働くのが日笠」。 -- 名無しさん (2014-08-01 17:55:54)
- 良作、たくさん造ってるよね。高寺や白倉や武部や宇都宮に比べて勧めやすい作品が多い。そして燃え作品も。 -- 名無しさん (2014-08-01 20:18:49)
- シリーズものの場合、前作を踏襲するのは得意だけど発展させるのは苦手っぽい。 -- 名無しさん (2014-08-01 20:20:45)
- 一時期やたら2chの特撮板で叩かれてたのは何だったのだろうか… -- 名無しさん (2019-12-01 15:40:47)
- ニチアサにはもう戻る気ないのかな?白倉Pたちはカムバックしたけど -- 名無しさん (2023-04-20 13:57:17)
最終更新:2025年02月04日 22:19