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神炎皇ウリア(遊戯王OCG)

登録日:2011/03/16 Wed 23:47:36
更新日:2026/10/07 Wed 20:48:23
所要時間:約 6 分で読めます






神炎皇(しんえんおう)ウリアとは、シャドウ・オブ・インフィニティにて登場した、特殊召喚モンスター。

テキスト

神炎皇(しんえんおう)ウリア
星10/炎属性/炎族/攻0守0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示の罠カード3枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の永続罠カードの数×1000アップする。
(2):1ターンに1度、相手フィールドに裏側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる(この効果の発動に対して魔法・罠カードは発動できない)。
その裏側表示カードを破壊する。


概要

【三幻魔】と呼ばれるモンスターの一体で、アニメ遊戯王GXに於ける原作の三幻神《オシリスの天空竜》のオマージュ的存在。
ちなみに《オシリスの天空竜》の攻撃力は「?」だが、こちらの攻撃力は0である。

アニメ内では三度使用され、いずれも他の三幻魔と同時に使用されていた。

王様もビックリである。

また、最初期の頃は効果がアニメオリジナルの物でカードイラストが三幻神と同じオリジナルカラーだった。
アニメではコストにしたり墓地にあったりする罠カードはなんでもよく、また墓地にいる時、手札の罠カードを墓地に送ることで何度も復活できた。


OCGのモンスターは自分の効果によってのみ特殊召喚できる。
初心者やアニメ視聴者は勘違いしやすいので注意。


召喚条件として、表側で表示されている3枚の罠カードを墓地に送る必要がある。
表側の罠カードであればなんでもいいため、《メタル化・魔法反射装甲》や《鎖付きブーメラン》のような装備カード扱いの罠カードでも召喚は可能。
ただし、永続罠をそのまま使うよりも手間がかかる上、後述するウリアの効果には永続罠が必須であるため、基本的には永続罠カードを使い特殊召喚することになる。

アニメでは罠カードをセットし、直後セット状態のまま生贄にして特殊召喚していた。


二つの効果があり、(1)は攻撃力が自分の墓地の永続罠の枚数×1000アップする効果。

召喚条件として永続罠カードを3枚送るため、実質的な最低攻撃力は3000。
ここから更に永続罠が破壊されたり、ウリアを再び特殊召喚するなどして墓地に永続罠が溜まるとウリアの攻撃力は更に上がっていく。
特に《アポピスの化神》などの罠モンスターとの相性が良く、デッキを特化させる事で、容易に10000超えの攻撃力を手に入れられる。


(2)は、相手の伏せカードを破壊する効果。

通常魔法《ナイト・ショット》とほとんど同様の効果だが、こちらのほうがやや強力。
伏せカードのみ破壊するが、対象となった伏せカードを、発動を許さず一方的に破壊することが可能。
この効果の発動宣言から、相手は魔法・罠カードでチェーンする事ができないので、非常に強力。
ただしモンスター効果のチェーンは許してしまい、その後に魔法・罠カードの発動は可能という抜け道も存在する。

場合にもよるが、《次元幽閉》等の攻撃誘発型の罠カードを完封できる。
かつては優先権のルールが現在と異なり、特殊召喚してすぐにこの効果を使え、《奈落の落とし穴》すらも発動を許さず一方的に破壊できていた。
現在は特殊召喚後に相手に優先権が渡るためこの戦い方は不可能で、効果を発動できずに《奈落の落とし穴》に引っかかる。


デッキを特化した際の戦闘能力の高さから、初登場当時から特化構築【神炎皇ウリア】が研究されてきており、三幻魔の中でも非常に評価が高かった。
他二種類の幻魔も「《幻銃士》などの展開やモンスター効果に優れた悪魔族を駆使する《幻魔皇ラビエル》」「永続魔法によるロックや【宝玉獣】との混合が優秀な《降雷皇ハモン》」といった形で専用構築が色々練られていたが、永続罠の一枚のパワーの強力さやコンボ性の高さから《神炎皇ウリア》はそれぞれの三幻魔の特化構築の中でも特に人気が高かった。

先程も挙げた罠モンスターを中心としたデッキにおいては、まさに“切り札”と言うべきモンスター。
加えて、他の強力な永続罠カードも無理なく優先して採用できる様になる。

しかし反面、デッキを特化させない限り使用は無理としか言いようがなく、総合的に見て使いづらいカードと言える。

だが、大甘巨乳……もとい大艦巨砲主義者には堪らない、ロマン溢れる攻撃力は魅力的すぎる。
理論上、相手の場をがら空きにして八枚以上永続罠カードが墓地にある時に召喚、殴るだけで勝てる。
非常に漢らしいカードだと思わんかね?



2020年には、「ストラクチャーデッキ - 混沌の三幻魔」による三幻魔の大幅強化が入り、ウリアの召喚サポートやサーチ手段が大幅増加。
《失楽園》による強固な耐性付与や、各種召喚神の効果による召喚条件無視の特殊召喚を習得し、罠がフィールドにない状態でも強引に特殊召喚することが可能となり非常に使い勝手が良くなった。

召喚神の効果を使えば1ターン目にいきなり召喚させることも可能だが、この特殊召喚方法には基本的に罠カードが絡まないため、永続罠が墓地にない限り攻撃力は0となる。
当然そのまま棒立ちさせても良いことはないため《失楽園》を狙うなどしない限りは1ターン目での特殊召喚は無理に狙わないのが無難。
後述する専用カードも含めて他のサポートカードによる補強は必須。


冒頭で述べたように、特化構築の爆発力の高さおよび効果の独自性から、【神炎皇ウリア】として特化構築を行うのが人気だったモンスターである。
デッキの大まかな流れとしては、強力な各種永続罠で相手を雁字搦めにしつつ墓地に永続罠を溜め、準備が整ったら3枚の永続罠を墓地に送り《神炎皇ウリア》を出して超強力な一撃で相手を葬っていく。
デッキの形や方向性などは時代によって色々あるが【神炎皇ウリア】の基本は昔から大きくは変わっていない。


攻撃力0なため当時強力なサーチ要員であった《クリッター》にも対応している。墓地に行った後も《リミット・リバース》で《クリッター》を蘇生し破壊すれば、永続罠を溜めつつ再びサーチを行える。


永続罠モンスターにはレベル4が集中しているため、シンクロ召喚やエクシーズ召喚を取り入れて戦うこともできたため昔から意外とEXデッキの選択肢は多かった。

レベル3チューナーを合わせて《ブラック・ローズ・ドラゴン》をS召喚、盤面を一掃しつつ自分の永続罠は《宮廷のしきたり》で守り抜くという芸当も可能。
当然そのまま《神炎皇ウリア》を出せれば破壊された《宮廷のしきたり》含めて最低4000もの圧倒的攻撃力でガラ空きの相手を直接ブン殴れる。
ランク4Xモンスターは初期から多彩で強力なモンスターが数多く登場し続けており選択肢は非常に多彩。中でも《クロノダイバー・リダン》は罠カードをX素材にすると強力な効果を発揮できることから2026年現代でも一考の余地あり。

墓地肥やしのプロフェッショナル、ライトロードと混ぜ合わせた【ウリアロード】や、《隣の芝刈り》を利用した【芝刈りウリア】なるデッキもあるとか。
似たようなデッキに《名推理》や罠モンスターをコストに発動可能な《モンスターゲート》を利用する【推理ゲートウリア】なんてものも。
火力の上振れ幅はかなり運任せかつ《神炎皇ウリア》が全部墓地に落ちてしまった時のために事前のサーチや墓地回収手段こそ必要だが、決まってしまうとその火力はとんでもないことに。

同じく永続罠を操って制圧する《黄金卿エルドリッチ》との混合構築も存在。《神炎皇ウリア》と同じくレベル10モンスターであり、いざという時にはランク10のX召喚が狙える点も噛み合うが「黄金卿」永続罠が展開のたびに除外されてしまいそのままだと火力が下がっていくのでその辺はうまく工夫する必要がある。

13期現在の環境では、《澱神アポピス》に《アポピスの蛇神》、《地縛死霊ゾーマ》といった過去の罠モンスターのリメイクに加え、《影帽子》や《碑像の天使-アズルーン》に《苦紋様の土像》といった質の高い妨害を持った罠モンスターも登場。
罠モンスターをサポートする《影法師トップハットヘア》の登場もあり、罠モンスターを軸としたデッキはこれまで以上にパワーアップ。合わせてウリア特化構築も強力なものとなっている。

更に2026年には、幻魔たちを現代環境に合わせて大幅リメイクした新テーマ【三幻魔】が登場。
これ自体は完全リメイクという立ち位置なため直接的な強化ではないのだが、一部カードには従来の幻魔とのシナジーを意識したカードが存在しており《神炎皇ウリア》もその恩恵を受けて実質的に強化された。


ウリアが来すぎて事故ったり、逆にウリアが来なくて場が膠着したりするが、あの最後の一撃を叩き込む感覚は、一度使うと病みつきになる。
たまには《神光の宣告者》でチクチクやってる方々も、何も考えずブッパする感覚を味わってみてはいかがかな?罠カードを多用するデッキなので《神炎皇ウリア》を出すまでの間はこちらもこちらでまあまあチクチクやるデッキなのは秘密だ。



専用構築でない場合、【幻魔】において《混沌幻魔アーミタイル》および《混沌幻魔アーミタイル-虚無幻影羅生悶》の融合素材であることが鍵となる。前者は圧倒的な戦闘能力を持ち、後者はエンドフェイズに相手のフィールドを全て更地にしつつ《混沌幻魔アーミタイル》を呼び出せる。《次元融合殺》によって降臨する【幻魔】における最後の切り札となる。

とはいえ、《降雷皇ハモン》や《幻魔皇ラビエル》と違いステータスが不安定である都合、アタッカーとしての運用はデッキ構築をウリア側に寄せないと非常に厳しいため、《失楽の霹靂》を組み合わせた《降雷皇ハモン》で守りつつ、伏せカードの破壊による妨害が主軸となることが多い。
しかし《ハイパーブレイズ》の存在により、永続罠にあまり拘ることなく素のステータスをカバーできるため、厳しいことには変わりないものの最低限の戦闘能力を確保するのは不可能ではない。


2025年に受注生産された『LIMITED PACK GX -オシリスレッド-』では通常イラスト版に加えてアニメ版準拠のイラストとなったイラスト違いが収録された。
更にイラスト違いのプリズマティックシークレットレア版はなんとアニメで登場したエノク語バージョンとなっている。

ただし、エノク語バージョンは公式デュエルでは使えないカードなので注意。そもそも封入率が非常に低くて高騰してるからおいそれと使えない?それはそう。



関連カード

ハイパーブレイズ
永続罠
(1):「神炎皇ウリア」を自身の方法で特殊召喚する場合、自分フィールドの裏側表示の罠カードを墓地へ送る事もできる。
(2):自分の「神炎皇ウリア」が戦闘を行う攻撃宣言時に1度、手札・デッキから罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力・守備力はお互いのフィールド・墓地の罠カードの数×1000になる。
(3):1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体を自分の墓地から選び、手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。

ウリアの専用サポートかつ必殺技カードとして《ハイパーブレイズ》が収録。ウリアのサポートカードとなるだけでなく、OCG化された際にオミットされていたアニメ効果を再現したカードとなっている。

(1)の効果はウリアの召喚サポート。裏側の罠カードも召喚の生贄とすることができるため、伏せて即墓地に送って特殊召喚が可能。これにより正規召喚を行う際も非常に素早く特殊召喚を行えるようになった。
こちらも罠カードの種類は問わないため、通常罠などでもウリアの召喚は可能。当然通常罠はそのままではウリアの攻撃力上昇には繋がらないが、次の効果に繋げることができるため全くの無駄にはならない。

(2)の効果はウリアの戦闘サポート効果。相手のモンスターと戦闘を行う際に手札・デッキの罠カードを1枚墓地に送ることで起動し、ウリアの攻撃力・守備力がお互いのフィールド、墓地に存在する罠カードの数×1000の数値となる。
罠カードであれば種類は問わず、永続罠はもちろん通常罠やカウンター罠、果てには通常罠扱いのモンスターカードすらも全てがウリアのステータス上昇の糧となる。

《ハイパーブレイズ》自体が罠カードであるため、効果を使えば最低でも攻撃力は2000、正規召喚から《ハイパーブレイズ》に繋げれば5000、試合が長引き罠カードが互いのフィールドや墓地に蓄積していようものならその数値は凄まじいことになり、10000どころか20000超えのとんでもない攻撃力を叩き出すため非常に強力。
しかもこの効果にはターン1制限が無く、ウリアが戦闘を行うたびに発動するため、ちょっと上回ってる別のモンスターで攻撃したり、この効果が乗ってない方のウリアに攻撃しようものなら再びこの効果が発動し更に攻撃力を上げられ返り討ちである。

攻撃力が0だろうとウリアを1ターン目からいきなり出す意味はこの効果にあり、攻撃力0なのに攻撃表示でターンを返してきた場合、このカードの存在は真っ先に疑った方がいいだろう。

ちなみにこの「手札・デッキの罠カードを墓地に送る」効果はコストとして扱われ、効果を発動した時点で罠カードが墓地に送られることは確定する。
これを利用して、戦闘ついでにしれっと墓地効果のある罠カードを墓地に送って仕留め損ねた場合の展開に備えるという擬似《おろかな副葬》みたいな使い方も可能。

(3)の効果は手札を1枚捨てることにより三幻魔を墓地から回収、もしくは条件無視の特殊召喚を行うもの。アニメにおける罠カードを捨てることによる蘇生効果の再現。
墓地に行ったウリアを回収もしくは蘇生させることができるが、正規召喚によって蘇生制限を満たさないと墓地からの特殊召喚は不可能であり、召喚神による召喚を行ったウリアは蘇生できない。その場合は手札に加えて再び召喚を狙うことになるだろう。

実質的な専用蘇生効果であり、一度墓地に行ってしまったウリアは《死者蘇生》などによる蘇生もできないため再利用が非常に難しかったが、この効果により戦闘の立て直しが容易になった。

ただ難点として、罠カードである関係から先攻1ターン目で効果を使うことはできず、これらの効果の使用が可能になるのは実質的に相手ターン以降。
罠カードで強化される《神炎皇ウリア》の性質と合わせたものと思われるが、効果が実質正規召喚前提なことや展開補助の効果も含まれてるのを考えると、発動が遅くなってしまう罠カードの性質とはやや噛み合いが悪い点も見られるのが惜しいところ。


劫火の三幻魔-神炎皇ウリア
特殊召喚・効果モンスター
星10/炎属性/炎族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できず、「三幻魔」カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「三幻魔」罠カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):このカードの攻撃力・守備力は、お互いの墓地の罠カードの数×1000アップする。
(3):自分・相手ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる(この発動に対してお互いは効果を発動できない)。
そのカードを破壊する。

『CHAOS ORIGINS』にてリメイクされた三幻魔の名を冠したウリア。

三幻魔カードの効果でのみ特殊召喚できる召喚制限及び(1)の手札の自身を公開してのサーチ効果を持つ。
また(1)のサーチ後手札1枚を捨てることになるが、これらのカードを特殊召喚できる三幻魔カードは墓地からも特殊召喚できるものも多いため、それらで特殊召喚するなら発動したこれらを捨てても良いだろう。

特殊召喚手段には《三幻魔の操世者》・《三幻魔の失楽園》・《三幻魔合殺》がある。
この中では《三幻魔の失楽園》がリクルートできるため取り回しが良く、特に《三幻魔の殉教者》・《三幻魔の霹靂》なら《三幻魔の失楽園》へアクセスしつつコストも揃えられる。
残りの2枚は手札・墓地に特殊召喚先を必要とするためやや下準備が必要となるが、いずれも少ない消費であり、三幻魔は手札に来ても(1)が使えるので召喚制限に対する重さはあまりない。

このカードの(1)のサーチ先は三幻魔罠カード。
罠カードであるため、カードの発動は基本的に次のターン以降になるが、そのまま捨ててすぐに墓地効果に繋ぐことはできる。

(2)は自己強化。
《神炎皇ウリア》に近いが、カードの種類が永続罠に限定されておらず、相手の墓地も参照するため、より高い攻撃力を得やすくなっている。
特に(1)でサーチできる《三幻魔の神淵》はあちら1枚から墓地に罠カード3枚を揃えられるようになっているため、高攻撃力を得るのに役立つだろう。

(3)は魔法・罠カードの破壊。
フリーチェーンの除去であり、永続カードであれば実質的に効果の無効のような働きも可能。
またチェーンを許さないため、相手のセットカードを発動を許さず除去できる。

レベル10三幻魔の中では唯一基本的なコンボに関与しないため、優先度は低め。
ただ、(1)のサーチ先の《三幻魔合殺》は妨害として使えるため先攻1ターン目の展開に蓋をする用途としての価値はある。


三幻魔の深淵
永続罠
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「三幻魔の神淵」2枚を自分フィールドに表側表示で置く。
(2):このカードを含む自分フィールドの表側表示の「三幻魔の神淵」3枚を墓地へ送り、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、相手エンドフェイズに発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻す。

『CHAOS ORIGINS』でリメイク三幻魔と一緒に登場した【三幻魔】のサポートカード。

(1)の効果はフリーチェーンでデッキ・手札・墓地から同名を表側で展開する効果。要は1枚から3枚に一気に増える。
【三幻魔】は《三幻魔の失楽園》の効果で特殊召喚されると相手の魔法罠効果に耐性を獲得できるのだが、その際同じ種類のカードを3枚コストに送る必要がある。
この効果で3枚に増やしたこのカードを《三幻魔の失楽園》のコストに充ててね、ということなのだろう。
1枚のカードが3枚に増える「三幻魔」カードは他に悪魔族モンスターの《三幻魔の殉教者》、永続魔法カードの《三幻魔の霹靂》が存在。《三幻魔の深淵》は永続罠カードによる3枚展開が可能であり各カード種類ごとに同じ役割が充てられている。

(2)の効果は同名3枚を墓地に送り相手を対象に取って裏守備表示に変更する効果。
いわば《月の書》と同じ効果であり、月の書の項目内でも語られているように効果だけ見れば相手ターンの妨害としてはなかなか優秀な効果。
ただ自前で展開できるとはいえ3枚を消費した効果として見ると流石に非常に控えめな効果と言わざるを得ない。
もっともこのカードの目的は基本《三幻魔の失楽園》のコスト確保であり、この効果目的に使われること自体がそもそも稀。自分ターンに展開できずにそのまま相手ターンに展開することになった際のおまけ効果としては十分な範囲だろう。

(3)の効果は相手エンドフェイズにデッキの一番下に戻る効果。
一見すると謎の効果だが、このカードはそもそも相手ターンに発動するよりも、召喚・特殊召喚時にデッキから「三幻魔」フィールド魔法・永続魔法・永続罠を表側表示で置くことができる《三幻魔の殉教者》の効果で表側表示で置いてから展開するのが基本。
墓地から手札に加えられる《三幻魔の殉教者》の効果でデッキから置くために、墓地から展開可能な2枚を墓地に残し1枚がデッキに戻るデザインとなっている。デッキの一番下であることから素引きリスクも無いので安全に効果を通すことができる。

総じて【三幻魔】における《三幻魔の失楽園》での展開エンジンを担うカードなのだが、召喚可能な《三幻魔の殉教者》、永続魔法ゆえにタイムラグがない《三幻魔の霹靂》と比べると永続罠ゆえのタイムラグから使い勝手は大きく劣る。
【三幻魔】の展開においても「他のカードの展開やサーチ先が余った時に展開する上振れカード」という立ち位置であり、このカード自体の評価はかなり控えめ。
《劫火の三幻魔-神炎皇ウリア》のサーチに対応しているものの、火力の恩恵こそあるが基本的にデッキに眠って欲しい類のカードなためサーチすること自体がそもそも稀である。



このように【三幻魔】においては控えめな評価となっているこのカードだが、《神炎皇ウリア》目線になるとこのカードの存在は話が大きく変わってくる。
このカードの最大のポイント、それは1度に3枚も展開可能な永続罠カードである点。しかも(3)の効果で触れた通り《三幻魔の殉教者》を通せば即座に表側表示で置き、そのまま3枚への展開が可能。

要するにこのカード、《神炎皇ウリア》を特殊手段する手段としては事実上最も強力な手段になるのだ。
加えて「正規の方法での特殊召喚」なため《ハイパーブレイズ》による墓地からの特殊召喚にも対応するようになり、打点も3000以上を確実に確保できるため全体的に非常に取り回しが良くなる。
これにより《神炎皇ウリア》の直接的な出しやすさは勿論、召喚神の効果の関係で今まで課題だった攻撃力の確保および微妙にチグハグであった《ハイパーブレイズ》とのシナジーも改善されデッキとしての取り回しも大幅に強化された。


召喚神サポートによる特殊召喚の増加により以前から場に出すこと自体は確かに容易にはなっていたが、あくまで召喚条件を無視した特殊召喚手段であり、元々強力な効果と攻撃力を持つ《幻魔皇ラビエル》《降雷皇ハモン》と比較すると《神炎皇ウリア》は自身の効果が正規の方法で特殊召喚することを前提としていた効果だったために「永続罠がないと攻撃力0のまま」「《ハイパーブレイズ》による蘇生が即座にできない」という難点を抱えており、従来のサポートとは微妙にチグハグになっている点があった。
そんな中「正規の方法での特殊召喚」のハードルを大幅に下げたこのカードは【神炎皇ウリア】にとって非常に大きく、元々持っているスペックを存分に活かすことができるようになった。

ただ難点としてこのカードを即座に展開する上で必須である《三幻魔の殉教者》が、【三幻魔】のデッキの性質上従来の幻魔サポートとの連携を切っている関係で、幻魔サポートを通して直接持ってくることができない。
しかし直接持ってこれないだけで《暗黒の招来神》の追加召喚に対応している他《ピリ・レイスの地図》や《ナイトメアスローン》といった汎用的なサーチ手段を共有可能なため手元に持ってくること自体はそこまで難しくないだろう。
そもそも「3枚に増える永続罠」というだけでも【神炎皇ウリア】が永続罠を軸に展開する関係から強力であり、《澱神アポピス》の無効範囲を増やしたり《黄金卿エルドリッチ》の展開コストに充てられるなど色々と活用の幅は広い。


なお、このカードは【三幻魔】カテゴリのカードであり、「三幻魔」カードとしての性能としては《三幻魔の失楽園》のコスト確保が基本なのだが、《三幻魔の深淵》の3枚に増える永続罠という性能は、3枚に増える悪魔族モンスターの《三幻魔の殉教者》、3枚に増える永続魔法カードの《三幻魔の霹靂》と合わせると、明らかに「それぞれのオリジナルの三幻魔の正規召喚をサポートする効果」としてデザインされている。
意識している以上相性が抜群なのはある種当然といえるのだが、完全新規としてリメイクしつつも従来の幻魔にもこのような形でサポートを用意したのは、まだ従来の幻魔も使い続けたい決闘者からしたら非常に嬉しいところ。






























































なあに? 話すなら、お手手をつないで 話してほしいなぁ


つ愛情弁当


うわあ! とってもステキ! 大好きだよっ!

ありがとー!








●『安田宇里亜』

タッグフォースシリーズではまさかの擬人化を果たす。
4から5への移行でデザインが一新されたキャラの一人にして、専用ボイス持ち。

赤毛に金眼の黄色いリボンが特徴の褐色ロリになっている。

デュエルの腕は4ではシステムの都合上ただのめんどくさい相手だった。だが5からは一転する。詳細は後述。




【詳細なプロフィール】

シティ内陸部の高級マンション在住の女の子。
両親は海外勤務のため、離れ離れに暮らしている。

寂しい思いをさせないための言い訳に、欲しがるものは何でも買って貰えたので、とてもわがまま。
嫌な事や思い通りにならない事があるとすぐ泣き出す。

また、愛情にも飢えており、すぐ人に甘える。
そのためか、甘えたい人の気を惹きたいあまりに危険な行動に出ることもよくあるらしい。


誰か守ってくれる人がいないと不安で、独りにされることがとても怖い。

好きな食べ物は、お母さんが作ってくれたおにぎり。
もう何年も食べていない。



Q.これなんてギャルゲ?
A.タッグフォースです

Q.アダルトシーンはありますか?
A.調整中




【使用デッキ】

『鏡の国のウリア』と銘うたれたモンスターBOX・ウリア

子供だがデッキレベルは高く、対策も無しに迂闊にデュエルすると、
下手すれば攻撃力10000オーバーのウリア2体にくそみそに掘られるので注意。

逆を言えば、デッキ編集しなくても強いパートナーの一人。
こちらもウリアデッキを使用すれば攻撃力20000オーバーのウリア3体とか余裕。

デッキ編集が可能になったら癖の強い罠を抜き、より安定した罠に変えてやるとなおよし。《マクロコスモス》だけは注意。


TF6ではマスタールール2以降による裁定変更でウリアが息してない
……と思ったら新規カードやエクシーズやらがバンバン飛んでくる凶悪デッキに変貌。


ウリア以外に条件を満たせばエクシーズ召喚で始祖の守護者ティラス等のエクシーズモンスターを召喚し、
更には降雷皇ハモンや幻魔皇ラビエルまでも召喚していきガンガン攻めてくる。

そのお陰で《失楽園》のドローも円滑に進み、いきなり高攻撃力の神炎皇ウリアが出たにもかかわらず、
まだ手札と伏せカードが有り余っている……と言った大変悲惨な事になることも。


また神炎皇ウリアが来なくても宮廷のしきたり+永続罠モンスターで場を維持される事も多く、
魔法、罠を破壊するカードが少ないとそのままペースを握られ続ける可能性もある。

おまけに、隙あらば《邪帝ガイウス》《風帝ライザー》も飛んで来るので、手をこまねいているとズルズルライフを削られて行くはめにあうことも……

メインのウリアが弱体化した分、それを上手くカバーした『火力と対策耐性サポートがきちんと両立した』強さになっている。

前作みたいな感覚で行くと確実におっちぬので注意。


そして、そんなこんなで攻撃力3000超えのウリア、こちらの場のカードを除去しまくる帝、攻撃力の高いエクシーズモンスターが並んでくるときに彼女がかけてくる言葉は

「もう抵抗しちゃだめだからね!」、「派手に、やられてね!」
とかそんな感じ。
後述の指切のセリフといい、絶対この子無邪気で自覚ないけどかなりのサド。

お気に入りカードは『ウリア』『邪帝』『風帝』『モンスターBOX』など

コナミ君との会話では、晩飯の買い物に出たり、だっこをせがんだりと健気で可愛い。

クロウ・ホーガンは割と好きで、狭霧深影さんは嫌い。





主な発言

「うわあ! とってもステキ! 大好きだよっ!」

「なあに? お話しするの、好きだからいいよ」

「うん、いいよ! じゃあ、手をつないでね! パートナーなんだからっ!」

「ちゅっ♥」(コナミ君のほっぺにキス)

「起きたら、目の前に宇里亜の顔があってビックリしたぁ?」

彼女と指切りすると「針千本(ry」の部分が、
  • 「デーモンの斧」で千回、殴る
  • 「砂の魔女」(サンド・ウィッチ)を千枚、食べさせる
  • 「おジャマ・イエロー」と千回、接吻させる
  • 「ゴキボール」を千枚、自室に敷き詰める
  • 「デュエルディスク」千個呑ます
  • 「 神炎皇ウリア 」千枚だっこするetc……

となっており、約束の後には「きゃはっ☆」で〆るのがお約束である。

【余談】

TF6では苗字が前作の「安田」から「小野」と変更されてる。理由はパートナーを組むことで判明するのだが・・・。
TF6のラストでは母親と一緒に遠くの街に引っ越して暮らすことになり、コナミ君とはもう一緒にいられないということを涙ながらに明かす。
そしてプロフィールには母親手作りのおにぎりが大好物と書かれているのだが「もう何年も食べていないしこの先食べる機会もないのだろう」などという悲惨なことまで書かれている。

海外在住で会えない両親、寂しさの埋め合わせが物を買ってもらうこと、家庭の事情で変わった苗字……

など、かなりのブラック要素を含むキャラクターとなっている。

藤原雪乃と安田宇里亜がタッグを組むとチーム名が「にゃんにゃんしようよ」になるかも……




そんな彼女だが、TFSPではGXの世界担当。

「ウリア」デッキだから当然といえば当然だが、デュエルアカデミアでこの年でオベリスク・ブルーに所属してる。さすがウリアちゃん。

キャラ説明によると「一時期母親の元で暮らしていたが、父親のもとに引き取られた。国際条約というものが関係しているらしいが、彼女にはよくわからない」らしい。

SPが6からの直接の続編とは名言されてないが、6後の話だとすると
大好きなパートナーと別れ、母親に引き取られたがその後父親に引き取られ、さらに父親と会うこともなく寮生活といったところか。

とことん家庭事情に恵まれない子である……。
6の後だとしたら世界も時間も超えまくっちゃってるじゃんとか突っ込んではいけない。
そんなこと言い出したら、4〜6のゆきのんとかゆまちゃんとか石原姉妹とかがあの年齢で収まってるわけ無いし。

幸い、GXのアカデミアはいい人が沢山いるので彼ら彼女らに可愛がられているのを願おう。




追記・修正は、墓地に永続罠が貯まってからお願いします。

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最終更新:2026年10月07日 20:48