登録日:2023/09/09 Sat 13:20:14
更新日:2025/04/09 Wed 07:44:12
所要時間:約 13 分で読めます
このチームでテッペン目指すかんね!
起ち上がれ!重騎兵!
「センチュリオン」とは「
遊戯王OCG」に登場するカードカテゴリの1つである。
【概要】
デッキビルドパック「ヴァリアント・スマッシャーズ」にて登場したテーマ。
属するモンスターは
種族・属性共にバラバラだが、レベルは4の倍数となっている。
カード表記は「〇騎士」「〇騎兵」「騎士皇」に「センチュリオン」のルビが振られている。
モンスターを永続罠扱いで置き、お互いのメインフェイズで特殊召喚する等、
V・HEROのような特徴を持っている。
このテーマにはチューナーとシンクロモンスターが存在し、
シンクロ召喚を主体としている。
「センチュリオン」は、
古代ローマの軍事部隊の隊長(ラテン語読みはケントゥリオ)のこと。
他のカード名にもラテン語に由来した表現がしばしばあるが、一貫はしていない。
カードイラストや設定画によるとゴーレム「エメトⅥ」、そのエネルギー源となる能力を持つ「トゥルーデア」、ゴーレムを動かす魔法使い「プリメラ」がチームを組み、何らかの競技で「テッペン」を目指していると考察されていた。
後に判明したが、プリメラは「センチュリア帝国」という国にある機械化騎士団に所属する新人騎士。その小柄な身体故に周囲からいつもバカにされていたため、小さな自分でも騎士団の「テッペン」を獲れると宣言している模様。
センチュリア帝国は「影魔」という怪物と戦っており、プリメラが属する騎士団はそれらを倒すために結成されたものらしい。
陸戦用兵器「ゴーレム」や空中戦用兵器「ガーゴイル」を乗りこなす騎士達は、相棒の精霊と合わせて人・機・霊のスリーマンセルで行動しているらしい。
また、プリメラ率いるチームは「兎」、後に登場したアトリィのチームは「竜」がモチーフだが、これはおそらくカード登場時の干支が由来。
センチュリオンというテーマが出た当時(2023年)は「兎年」で、追加カードであるガーゴイルⅡ等が登場した2024年は「辰年」となっている。
【効果モンスター】
いずれも永続罠扱いの時にお互いのメインフェイズ時に自身を特殊召喚する効果を持っている。
下級モンスター
チューナー・効果モンスター
星4/
光属性/
魔法使い族/攻1600/守1600
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「重騎士プリメラ」以外の「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「重騎士プリメラ」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分フィールドのレベル5以上の「センチュリオン」モンスターは効果では破壊されない。
(3):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
エメトの操縦を担当する魔法使い。金髪ツインテールの少女。ふとももが眩しい。
召喚・特殊召喚に成功した時にセンチュリオンカードをサーチする効果と、永続罠扱いの時にレベル5以上のセンチュリオンモンスターに効果破壊耐性を与える効果を持つ。
(1)のサーチ効果は言うまでもなく便利。
《スタンドアップ・センチュリオン!》や《騎士の絆》をサーチして展開に繋げることができる。
モンスターを直接サーチすることもできるが、現状モンスターの種類も少ないのもあり、実質リクルートが可能なこれらの魔法に繋いだ方が効率が良い。
(2)の効果で永続罠扱いの時に上級センチュリオンの効果破壊耐性を与えることができ、場持ちがよくなる。
ただし、戦闘破壊や壊獣のリリース等には無力なので注意。
公式Twitterにて設定画が公開されており、年齢は14歳くらいでレオタードのようなインナーを着ているとのこと。
余白部分には、何者かに怒りを燃やす相方を「言いたい奴には言わせておけばいい」と窘める姿が描かれており、
いかにもメスガキ感溢れる気の強そうな容姿とは裏腹に割と落ち着いた性格な様子。
とはいえ威嚇も兼ねて天を指差すポーズで「アタシがテッペンを獲る!」と相手に返すこともあるらしい。
トゥルーデア以外に彼女の魔力もエメトⅥの動作に必要なようで、服の腰部には魔力を放出する為の噴気孔じみたパーツが搭載されている。
普段はここから黄色の炎のような魔力を噴き出して尻尾の様にしているが、エメトⅥに乗り込んだ際にこれがコネクタとして接続されるらしい。
槍もエメトⅥの起動キーを兼ねており、姫騎士の様な見た目に反して魔法使い族なのも頷ける気がする。
効果モンスター
星4/
闇属性/
炎族/攻1000/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのこのカードと、「従騎士トゥルーデア」以外の手札・デッキの「センチュリオン」モンスター1体を、永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
このターン、自分は「従騎士トゥルーデア」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、このカードのレベルを4つ上げる事ができる。
ゴーレムのエネルギー源となる燃え盛る炎のような髪を持つ少女。魔鉱石というエネルギー結晶より生まれた炎の精霊。
自身と手札・デッキのセンチュリオンモンスターを永続罠扱いで置く効果と、永続罠状態から特殊召喚してレベルを上げる効果を持つ。
(1)の効果で2体のセンチュリオンモンスターを永続罠化できるものの、デメリットによりそのターンは特殊召喚できない。
だが《重騎士プリメラ》をサーチして《スタンドアップ・センチュリオン!》をサーチして発動しておけば相手ターンに自身を特殊召喚してレベルを上げてシンクロ召喚に繋げられる。
地味に炎族レベル4なので、《篝火》でサーチできる。
設定画によると常に地面スレスレを浮いており、歩くのが苦手らしい。
また、温厚そうに見えてプリメラをバカにした相手へ食って掛かったりと沸点は低い模様。
騎士たちが連れる魔鉱石の精霊はどれも主人に絶対服従の者が多く、その中でもプリメラと対等な友人関係を築くトゥルーデアは珍しいとか。
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守1400
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合、「エンブレーマ」カードと「センチュリオン」カードがそれぞれ自分の墓地に存在していれば発動できる。
自分は1枚ドローする。
このターン、自分は「竜騎士アトリィ」を特殊召喚できない。
(2):自分フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(3):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
通常パック「INFINITE FORBIDDEN」にて追加された新顔で、後述するガーゴイルⅡのパイロット。
満月をバックにガーゴイル起動キーの槍を振るう、凛とした雰囲気の少女。尻尾と角があるため、ドラゴニュート(竜人)と思われる。
センチュリア帝国には「竜騎士団」という部隊が存在しており、彼女はそこの副隊長。そしてプリメラが目指す「テッペン」に限りなく近い、「騎士皇」の一人でもある。
センチュリオンが求めていた2体目のチューナーモンスターで、(2)の永続効果によって自分をチューナー以外としても扱えるスグレモノ。
彼女の登場で新しい展開ルートがセンチュリオンに追加される事となった。
(1)の効果は着地成功時に「エンブレーマ」と「センチュリオン」のカードが墓地に揃っていれば1ドローというもの。
《誓いのエンブレーマ》と《贖いのエンブレーマ》共々、だいたい墓地に落ちているのは2ターン目以降になりがちなので、初動で使うというよりは中盤以降で役に立ってくる効果。
(3)はセンチュリオン共通の自己特殊召喚。
プリメラと比較するとこちらは闇属性なので、そこを活かした回し方で差別化したい。
効果モンスター
星4/闇属性/炎族/攻1200/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):チェーン2以降に相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果は「相手は自身のフィールド(表側表示)・墓地の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自身の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く」となる。
このターン、自分は「影騎士シメーリア」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
「RAGE OF ABYSS」で登場した新規でおそらくはアトリィが契約した精霊。
(1)の効果は最近流行りの相手の発動したモンスター効果の書き換え。こちらの場か墓地のセンチュリオンモンスターを永続罠化する効果に書き換えられるため、相手の行動を阻害しながらこちらが有利になる様に進める事が可能。
永続罠化したいセンチュリオンが他に無ければ自身を永続罠化する事も出来る。
ただし、「チェーン2以降で相手が発動したモンスター効果」のみが対象となるので、チェーン1で発動した効果に対しては無力なので注意。どちらかと言えば相手の誘発などによる妨害をケアする使い方になる。
(2)の効果はセンチュリオン共通の自己特殊召喚。
《従騎士トゥルーデア》と違いレベル変動効果を持たないためレベル12シンクロに繋げにくいのが難点。
《従騎士トゥルーデア》と同様に炎族レベル4なので《篝火》のサーチに対応している。
また、センチュリオンモンスターとしては珍しく展開にも寄与せず効果が単体で完結している。そのため、召喚権の余るデッキに誘発ケア要員として出張させると言った使い方も可能。
最上級モンスター
効果モンスター
星8/
地属性/
機械族/攻2000/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、相手ターンに、「重騎兵エメトVI」以外の自分フィールドの「センチュリオン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、このカードを特殊召喚する。
このターン、自分は「重騎兵エメトVI」を特殊召喚できない。
(2):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
プリメラが操縦する白いゴーレム。元々はセンチュリアの量産機動兵器であり、彼女が駆るのもあくまでその一つに過ぎなかった。
フィールドのセンチュリオンモンスターを永続罠にして自身を特殊召喚する効果を持つ。
(1)の特殊召喚効果によりセンチュリオンを永続罠化させるが、すぐに特殊召喚できるため実質損失0で特殊召喚できる。
また、相手ターンで発動するためサクリファイス・エスケープとしても使える。
見た目は全身鎧といった感じのいかつい姿であるが、左肩には可愛らしいウサギのマークが描かれている。
ゼクスとはドイツ語で「6」という意味である。
ゼクスで白いロボットだがこれではない
また、カード名に反して自身のレベルは「8」である。
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守3000
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「センチュリオン」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分は「竜騎兵ガーゴイルII」を特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札に加える。
(3):このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、このカードのレベルを4つ下げる事ができる。
通常パック「LEGACY OF DESTRUCTION」にて初登場した新規モンスター。見た目は漆黒の鎧を纏ったアトリィ。
センチュリオンカードを墓地に送って自身を特殊召喚する効果、S素材になった時に自己サルベージする効果、永続罠状態の時に自身を特殊召喚してレベルを下げる効果を持つ。
(1)の効果で最上級モンスターながら容易に特殊召喚でき、センチュリオンは墓地利用も多いのでコストも無駄にならない。
(2)の効果でシンクロ素材になっても回収することができるが、(1)の特殊召喚効果を使っているとそのターン中は使えないのに注意、手札コストとして使うのも手。
(3)はセンチュリオン共通の永続罠からの特殊召喚効果だが、こちらはレベルを下げることができ、S素材としては《従騎士トゥルーデア》とは使い分けられる。
前述の通り、モチーフが兎のプリメラ達に対してこちらは竜をモチーフにしており、設定判明前はプリメラ達と競う
ライバル部隊と考察されていた。
後に判明した設定ではアトリィの乗り込む空中戦用機体であり、鋭い爪や
ガトリング砲によって影魔を大量に撃ち落とせる性能を誇るらしい。
【シンクロモンスター】
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/機械族/攻3500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。自分は1枚ドローする。
その後、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
(2):攻撃力2000以下の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地からSモンスター以外の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
女性のようなシルエットをした巨大ロボット。
特殊召喚時に1枚ドローして相手の攻撃力の一番高いモンスターを破壊する効果と、攻撃力2000以下のモンスターに戦闘破壊耐性を与える効果、エンドフェイズにセンチュリオンモンスターを永続罠として置く効果を持つ。
(1)の効果は特殊召喚するだけでドローしつつ相手モンスターを破壊するというアドバンテージの塊のような効果。
破壊効果は相手モンスター限定かつ任意効果なので先攻1ターン目でも出す価値はある。
S召喚時ではなく特殊召喚時のため各種蘇生カードとも相性が良い。
(2)の効果で下級モンスターに戦闘破壊耐性を与えるが、自身には影響しない点に注意。
ただし《騎士魔防陣》の(2)の効果で蘇生された時には適用されるようになる。
(3)の効果で手札・墓地のセンチュリオンを永続罠にすることができ、基本的にはシンクロ素材に使った墓地のセンチュリオンの疑似蘇生として活用し、さらなる展開に繋げることができる。
《スタンドアップ・センチュリオン!》等を駆使すれば複数の高レベルシンクロモンスターを展開することも可能。
レベル12と高いが素材指定はなく、センチュリオンなら展開効果を駆使して容易に特殊召喚でき、(3)の効果以外はセンチュリオンなしでも使えるため汎用レベル12シンクロとしても運用できる。
2頭身だったエメトⅥからいきなり頭身の上がったスタイリッシュなロボットとなっているが、
そのデザインにはエメトだけでなくプリメラとトゥルーデアの要素が強く反映されているため、2人と1機が何らかの形で合体・融合したような存在と考えられていた。
そして判明した正体はやはりというかプリメラ。センチュリア帝国に伝わる伝説の存在「騎士皇」の一つで、窮地にて覚醒したプリメラがエメトⅥ・トゥルーデアと融合、炎を纏う機械仕掛けの騎士皇へと変身した姿。
これによってプリメラは目指していた「テッペン」へたどり着き、バカにしてきた周囲の人々も感嘆するレベルの大活躍を披露したそうだ。
後に彼女らは「西方の暴れ兎」とよばれることになる…らしい。
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の魔法&罠ゾーンの表側表示カードは効果では破壊されない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
Sモンスター以外の自分の墓地・除外状態の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
LEGACY OF DESTRUCTIONにて登場した漆黒のドラゴン。
特殊召喚時にセンチュリオンカードをサーチする効果と、魔法罠ゾーンに効果破壊耐性を付与する効果、エンドフェイズ時に墓地か除外されているセンチュリオンモンスターを永続罠として置く効果を持つ。
(1)のサーチ効果は言うまでもなく便利。特殊召喚なら何でも発動するので蘇生してもアドバンテージを稼げる。
(2)の効果破壊耐性付与もモンスターを永続罠としておくセンチュリオンとしてはありがたい効果。
(3)の永続罠化効果は《騎士皇レガーティア》とは異なり除外にも対応する。
《騎士皇レガーティア》同様、アトリィの最強形態にして「騎士皇」。アトリィ、ガーゴイル、契約精霊(シメーリア?)の三位一体の姿。
「"竜炎"のアークシーラ」の二つ名を持ち、プリメラがレガーティアに覚醒する前から彼女はこの姿となって戦場に君臨していたという。
レガーティアが大地の王者ならアークシーラは天空の王者で、大空での彼女は無敵と言ってもいい程の強さを誇る。
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻2600/守2600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「エンブレーマ」カード1枚を手札に加える。
その後、自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊できる。
(2):EXデッキ以外から特殊召喚したこのカードは戦闘で破壊されない。
(3):自分フィールドの表側表示の「センチュリオン」カードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「RAGE OF ABYSS」で登場した新規でセンチュリオン初のレベル8シンクロにしてシンクロチューナー。
シンクロ召喚時にデッキ・墓地から「エンブレーマ」カードを手札に加えつつ任意で自分と相手のカードを1枚ずつ破壊する効果と、EXデッキ以外から特殊召喚されたら戦闘破壊されない効果、相手の効果で自分の表側の「センチュリオン」カードが場を離れたら墓地から自身を特殊召喚する効果を持つ。
(1)の効果はこれまで素引きに頼らざるを得なかった「エンブレーマ」カードにアクセス出来る待望の効果。
特に《誓いのエンブレーマ》はセンチュリオンの展開の要となる強力なカードであるため、安定してアクセス出来るのは非常に便利。
《贖いのエンブレーマ》は優先度こそ落ちるが、フリーチェーン除外は強力であるため《誓いのエンブレーマ》が確保済みなら選択肢になる。
「エンブレーマ」を発動して墓地に送れる、という事で1ターン目でも《竜騎士アトリィ》のドロー効果も使いやすくなるのもありがたい。
(2)の効果は一度場を離れてから再びモンスターゾーンに戻る必要がある。
《騎士魔防陣》の効果で一時的に除外するなどの方法もあるが、そこまでして得られるのが戦闘破壊耐性なので能動的に狙う効果でもない。
どちらかと言えば(3)の効果で自己蘇生した際のおまけと見るべきの守りの効果。
(3)の効果は相手の効果で自分の場のセンチュリオンカードが場を離れたら自己蘇生する効果。
相手依存度なるので能動的に発動しにくく、相手からしても墓地にこのカードがある時点で除去を撃ちにくくなるのでどちらかと言えば相手の動きを牽制する効果となるか。
レベル8のシンクロチューナーかつ「エンブレーマ」にアクセス出来ると言う事で展開の中継役としては満点の性能をしており、展開の幅を広げつつ安定性も向上。墓地に行った後も相手の行動を牽制する、と隙のない性能を誇る。
レガーティアの意匠をした鎧を身に纏い、トゥルーデアと融合したかの様な姿をしたプリメラ。
設定画でもプリメラとトゥルーデアが背後に描かれている辺り、2人が合体した姿なのだろう。「レガーティアが破壊されると場に出て来る」という効果的にはレガーティアに乗っている時はこの姿なのかもしれない。
【魔法カード】
フィールド魔法
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「センチュリオン」モンスターカードが存在する限り、このカードは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードを発動したターンの自分メインフェイズに、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(3):モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
「センチュリオン」モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
騎士が主人公テーマのTCGのゲーム開始宣言とは関係ない。
センチュリオンモンスターがいる限り効果で破壊されない効果と、デッキからセンチュリオンモンスターを永続罠化して置く効果、モンスターが特殊召喚された時にシンクロ召喚をする効果を持つフィールド魔法。
(1)の効果により一定の場持ちを確保できる。この条件に必要なセンチュリオンモンスターは永続罠でも構わない。
(3)のためには相手ターンでいきなり割られたら困るので重要である。
(2)の効果により実質センチュリオンモンスターをリクルートすることができ、「置く」扱いなので《
灰流うらら》も引っかからない。
(3)は特殊召喚が発生すればその場でセンチュリオンモンスターを含む素材でシンクロ召喚することができる効果。
相手メインフェイズでも展開できるメインデッキのセンチュリオンモンスターの特性は、この効果が前提と言っても過言ではないため非常に重要な効果。
イラストではエメトの頭上でプリメラが腕組みをしている所謂「ガイナ立ち」をしている。あまりフィールド魔法っぽくはない。
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地から「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに「センチュリオン」Sモンスターが特殊召喚された場合、このカードを除外し、自分の墓地の「センチュリオン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
センチュリオンモンスターを永続罠化して置く効果と、センチュリオンSモンスターが特殊召喚された時に墓地から除外して墓地のセンチュリオンモンスターを永続罠化して置く効果を持つ速攻魔法。
センチュリオンモンスターの共通効果により、実質的な蘇生・展開札として使用できる。
イラストでは傷ついたエメトの前にプリメラが立ち、何者かの攻撃から守ろうとしている。
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の魔法&罠ゾーンに表側表示でモンスターカードが存在する場合、4か8のレベルを宣言して発動できる。
宣言したレベルを持つ「センチュリオントークン」(炎族・闇・攻/守0)1体を自分フィールドに特殊召喚する。
このトークンは融合・L素材にできない。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「ウェイクアップ・センチュリオン!」以外の「センチュリオン」カード1枚を墓地へ送る。
魔法罠ゾーンにモンスターが存在する時に
トークンを生成する効果と、墓地から除外してデッキからセンチュリオンカードを墓地に送る効果を持つ速攻魔法。
生成する
トークンはレベルを4か8にでき、素材制限上シンクロ素材として使うことになるだろう。
墓地除外効果で発動する墓地送り効果も蘇生やサルベージ、永続罠化など様々な用途に繋げることができる。
イラストではアトリィが竜型の鎧(ガーゴイル)を装着しようとしている。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
このターン、この効果で置いたカードまたはそのカードと元々のカード名が同じカードが自分フィールドに表側表示で存在する間、自分は「センチュリオン」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
●デッキから「センチュリオン」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
「エンブレーマ」カードその1。
デッキからセンチュリオンモンスターを永続罠化して置く効果か、デッキからセンチュリオン魔法・罠カードをセットする効果を持つ。
こちらもセンチュリオンモンスターの共通効果により実質的なリクルートカードとなる。
若干ややこしい制約がかかるので派手な展開は難しくなるが、どちらのターンでも動ける性質もあってそこまで厳しくはない。
また、魔法・罠もセットできるが、相手にバレている上に速攻魔法・罠カードはそのターン中は発動できないので注意。
汎用的なカードだが、センチュリオンの名称を持たないので素引きに賭けるしかない。
アトリィのドロー効果トリガーになるため、早めに使っておきたい一枚でもある。
イラストではプリメラとトゥルーデアがエメトにウサギのマークを描きながら仲睦まじくしている場面。
カード名からして、この場で「テッペン」を取る誓いを立てたのだろうか。
プリメラからすれば、本来は自分に服従するべき使い魔であるトゥルーデアも、量産機体であるはずのエメトⅥも対等な仲間という事なのだろう。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の魔法&罠ゾーンの表側表示の「センチュリオン」モンスターカード1枚を除外し、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(2):セットされたこのカードが相手の発動した効果で、破壊された場合または除外された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「センチュリオン」モンスター2体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く(同名カードは1枚まで)。
「エンブレーマ」カードその2。
サーチと展開を行える《誓いのエンブレーマ》に対し、こちらは除去を担当する。
(1)の効果は魔法・罠ゾーンのセンチュリオンモンスターを除外する代わりに、相手の場のカードを除外するというもの。
デッキから直接センチュリオンを置く効果が多いこのテーマでは簡単にコストを用意できる上に、アークシーラさえ場にいればコストにしたモンスターが再び魔法・罠ゾーンに帰ってくる。
速攻魔法かつフリーチェーンなので、相手ターンにいきなり発動する事で奇襲的に除去を行えるのが特徴。
(2)は
魔界台本や
アーティファクトのような被破壊時のカウンター効果。
セット中のこのカードが相手に破壊か除外されると発動し、
好きな場所からセンチュリオン2体をそのまま永続罠化して持ってくるという豪快なもの。
相手依存なので狙うのは難しいが、一度決まればすぐさま大量展開を行える強力な効果となっている。
そもそもにこのカードは(1)をフル活用するために伏せて置くことも多いため、相手の除去に対して保険となれるのはこのカード固有の強みとなっている。
月夜をバックに佇むアトリィ。イラストはアトリィの放った一撃に斬り伏せられた影魔視点と思われる。
崩れゆく影魔を冷徹な目で見下す彼女の姿は、美しくも恐ろしい。
「贖い」という名前やイラスト、そして「アークシーラさえいれば戻ってくるとはいえ、仲間を犠牲にして放つ除去効果」という所には何やら不穏なものがある。
ただしもう一つの効果が「相手の攻撃に対して仲間が駆けつけて守りに来る」というものなので、そこまで闇が深いカードではないのかもしれない。多分。
【罠カード】
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドの表側表示のモンスターカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
次のターンのスタンバイフェイズに、この効果で除外したモンスターを持ち主のフィールドに特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「センチュリオン」Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は1500ダウンする。
モンスターを一時除外する効果と、墓地から除外してセンチュリオンSモンスターを攻撃力ダウンした状態で蘇生する効果を持つ罠カード。
(1)の効果は自分のモンスターに使えば除去回避、相手モンスターに使えば展開の妨害や攻めに使える。
(2)の墓地から除外して発動する蘇生効果も特殊召喚時の効果を再び使えるのでアドバンテージを稼げる。
攻撃力がダウンする為アタッカーには使えなくなるものの、レガーティアを蘇生した場合、あちらの(2)の効果が適用される為壁として使えるようになる。
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
魔法・罠ゾーンにあるモンスターカードを墓地に送って効果の発動を無効にするカウンター罠。
センチュリオンなら永続罠状態のセンチュリオンモンスターをコストにカウンターでき、他にも
宝玉獣やV・HEROでも使用することができる。
イラストでは《騎士皇レガーティア》が片手を上げてポーズを決めている。窮地を超え覚醒したプリメラ達が騎士皇となった瞬間であるとの事。
カウンター罠というのも踏まえると、敵「
やったか!?」→土煙の中からレガーティア登場!みたいなシーンだろうか。
【相性のいい部隊メンバー】
まず《赤き竜》は自分がレベル12のSモンスター。
更に他のレベル7以上のSモンスターと同じレベルのドラゴン族Sモンスター1体を、自身と入れ替えてS召喚扱いで出す効果を持つ。
レベル12(および8)シンクロを安定して並べることが可能な【センチュリオン】においては筆頭採用候補となる。
赤き竜関連の魔法罠を持ってくる効果も、チューナーを復活させる《シンクロ・ランブル》との相性がいいためこの点も腐らずに活かせる。
相手ターンで素材を揃えて《スタンドアップ・センチュリオン!》で《赤き竜》→《騎士皇アークシーラ》を指定して《
琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》を出し相手ターンの動きをほぼ封殺する動きは、このデッキの基本戦術と言われるがまでに大ハマリすることとなった。
…しかし
戦場での非人道的行為を問題視されたか余りにも出しやす過ぎるためか、2024年から《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》は禁止となるのだった。
そのため、現在は主になんでも妨害札《
コズミック・ブレイザー・ドラゴン》や火力要員の《スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン》が呼び出される。
ちなみに、マスターデュエルでは
主にナチュルホルスや超重武者のせいでカラミティが事前に禁止されているせいでこの動きはのっけから封じられてしまっている。
レベル4以下の炎族モンスター1体を手札に加えるサーチ魔法。
これで初動札の《従騎士トゥルーデア》をサーチできるため、元々割とどこからでも動ける【センチュリオン】の安定性をさらに高めている。
ただ採用しすぎても逆に腐るため、枚数を絞るかサーチすると特殊召喚ができるペット《火天獣-キャンドル》を採用するなどして工夫したい。
自分フィールド上の永続罠カードの数だけ相手フィールドのカードの効果を無効にする、強力なパーミッション能力を育てた
罠モンスターカード。
センチュリオンモンスターは永続「罠」扱いになるので、このカードの効果条件になるからくりである。
それだけでなく本人もレベル6のモンスターになるので、そのままレベル10のSモンスターに繋げることが可能。
相手を封殺し返しのターンで《
フルール・ド・バロネス》
貫禄が出てきた中堅選手辺りをS召喚してやるといいだろう。
相手ターンに特殊召喚して即座にシンクロ召喚できるレベル2チューナー。
相手ターンに展開した《従騎士トゥルーデア》等から特殊召喚して前述のバロネスに繋げられる。
場に《王の棺》があれば墓地からノーデメリットで自己再生してくるレベル8モンスター達。
中でも《ホルスの栄光ーイムセティ》は手札から捨てて《王の棺》をサーチ可能で、《王の棺》もデッキから「ホルス」を落とせるので容易に展開が出来るためレベル12シンクロやリンク召喚の素材などで使い回しがしやすい。
また、《王の棺》には「ホルス」モンスターに対象を取らないカード効果への耐性を与えるため場持ちも良く、「ホルス」モンスターには共通効果で「自分が場にいる時に相手の効果で自分の他のカードが場を離れた時に発動する効果」を持つので相手の除去に対する牽制にもなるため突破しにくい盤面も築ける。
魔法・罠ゾーンのモンスターカードと相手のカード2枚を破壊する《
ゴッドバードアタック》系のカード。
【センチュリオン】に不足しがちな除去を補え、破壊する自分のカードはモンスターとして特殊召喚すれば対象から外れるため二重に相性がよい1枚。
なお、味方側もコストではなく「破壊」であるため、アークシーラを出しておけば
実質相手のみ2破壊のカードになる。耐性付与のプリメラは場に出したくない……と言う時も安心。
フィールド、墓地に罠カードが存在する場合に特殊召喚し、相手の罠を全て破壊するという一見罠メタに見えるカードであるが、
実際は罠を破壊する際にタイムラグがある上にこのカード自体は素通し、そもそも罠を防ぐなら普通の《
人造人間-サイコ・ショッカー》で十分、能動的に出すのは自分の《人造人間-サイコ・ショッカー》に
将来防がれる罠カードを入れる必要がある……等というジレンマを抱えたカードであった。
しかしそこにセンチュリオンモンスターの永続
罠扱いになる効果を使えば、なんと一瞬で召喚条件を満たせてしまうのである。
後はどうにかして手札、墓地に《人造人間-サイコ・ショッカー》を呼び込み効果を使えば、相手の罠を封殺できるのである。
相手に罠が少なく罠防ぎが余り意味のない状況でも安易に特殊召喚可能なレベル6モンスターとして扱える為《フルール・ド・バロネス》等のレベル10シンクロに使ってやると良いだろう。
自分フィールドのモンスターより相手モンスターのほうが多い場合に特殊召喚できる
ごはんをたくさんたべるタイプのレベル4チューナー。
後攻1ターン目だとほぼ確実に特殊召喚できるだけでなく、基本的に大型モンスターが最終地点のセンチュリオンではとても使いやすいカードと言える。
彼女を入れるとよりシンクロ召喚が捗る。
また彼女が所属する【
相剣】は1枚初動のカードが多く、縛りもシンクロモンスターしか特殊召喚できないというものなので組み合わせてみるのも悪くはない。
ランク4のエクシーズモンスターであり、その効果は「炎族」のサーチという生きた《篝火》。
これによるランク4エクシーズが安易に出せるモンスターであれば《従騎士トゥルーデア》をサーチしそのままセンチュリオン展開につなげることが可能である。
《重騎士プリメラ》や上の《白の聖女エクレシア》などレベル4チューナーがダブった場合でもこのカードをエクシーズ召喚し更に展開に繋げられる。
EXを封印する代わりに強力な効果を持つカードを抱えるテーマ。
多くのモンスターがセンチュリオンと同じレベル4・8で固まっているためシンクロやエクシーズの素材にしやすく、センチュリオンは相手ターンにシンクロ召喚が可能なため一部カードが持つ発動ターンにEXから特殊召喚出来なくなる制約をすり抜けやすい。
また、《重騎士プリメラ》は攻守が同じ魔法使い族・光属性なので《教導の大神祇官》や《天底の使徒》などのコストで《赫聖の妖騎士》を落とせばリクルート可能であり、【ドラグマ】の動きをしながら【センチュリオン】の初動も確保して返しのターンの備えも出来ると言うのが大きな強み。
墓地の光・闇属性モンスターを除外して特殊召喚できるモンスター達。
相手によってはメタになり、強力なレベル10シンクロにもタッチできる。
ビーステッドの特殊召喚にはシンクロ召喚で墓地に送ったセンチュリオンを除外してもよい。《騎士皇アークシーラ》は除外状態のセンチュリオンも永続罠化できるので展開を妨げる事も無い。
また《深淵の獣ルベリオン》から発動できる《復烙印》は《騎士魔防陣》との相性も良好。相手の光・闇属性モンスターを除外した場合デッキに戻す事で除去にすることができる。
ビーステッド側の規制の緩いマスターデュエルにおいては何故か無制限となった《深淵の獣ドルイドヴルム》との相性の良さも注目すべきポイントで、
下級センチュリオンが1体しかいない状況で相手ターンに手札から特殊召喚→《スタンドアップ・センチュリオン!》の効果を起動してカオスアンヘルをS召喚→場のカード1枚除外&特殊召喚されたモンスター1体を墓地送りで相手の動きを止める、といった動きも可能。
闇属性・ドラゴン族Sモンスターの《レッド・デーモンズ・ドラゴン》に関連するカード達。
チューナーの確保に難がある【センチュリオン】の穴を、チューナーの展開力こそあれど非チューナーの確保に難がある【レッド・デーモン】で補う。
【レッド・デーモン】側が展開途中で展開に闇属性ドラゴン族Sモンスター縛りがつくため一見相性が悪そうに見えるが、
【センチュリオン】の先行展開の要である《騎士皇アークシーラ》は闇属性ドラゴン族Sモンスターであるためさほど影響を受けず、
縛りの切れた相手ターンに【センチュリオン】側の展開を行う分には何の影響も受けない。
中でもレベル2チューナーである《ヴィジョン・リゾネーター》が「場にレベル5以上の闇属性がいる場合特殊召喚」「どこからでも墓地に送られれば【レッド・デーモン】関連魔法罠をサーチ」「いずれの効果についても展開先への制限は一切掛からない」ということで相性がよく、
ガーゴイルⅡや自身の効果で出したトゥルーデアが場にいることで特殊召喚、そのまま10シンクロを立てつつ【レッド・デーモン】の万能サーチである《クリムゾン・ヘルガイア》にアクセスし展開を伸ばす、といった動きが可能。
相互サーチ可能な《クリムゾン・ヘルガイア》および《ヴィジョン・リゾネーター》を中心にコンパクトな枚数でも機能するので、デッキスロットも圧迫しづらい。
同じくシンクロ主体のテーマ。魔法・罠をコストとして発動する効果が主。
白き森モンスターのコストとして、永続罠化したセンチュリオンモンスターを使う事でアド損をある程度防げるという強みもあるが、一番の利点は《白き森のアステーリャ》の効果だろう。
彼女は手札・場の魔法か罠と引き換えに、
光属性の魔法使い族チューナーを直接リクルートできるというセンチュリオンには嬉しすぎる効果を保有している。
更に、アステーリャは《赫の聖女カルテシア》もリクルート出来るため、やろうと思えば【
烙印】のギミックを仕込む事も可能。
カルテシア+アステーリャで《赫焉竜グランギニョル》を作れば、そのままEXよりご存知ネーサンこと《赫聖の妖騎士》を落とせるので、こちらを経由してプリメラを出すことも出来る。
しかもアステーリャ自身がレベル2の非チューナーなので、プリメラ+レベル4センチュリオン+アステーリャでレベル10シンクロも作れると至れり尽くせり。
騎士皇フルール・ド・バロネスや騎士皇ショウエイ、騎士皇サテライト・ウォリアーなど新しい騎士皇が次々と誕生する。
千年原人のリメイクカード。「千年」か「ミレニアム」をサーチする効果を持つ最上級。
【千年】のサーチ枠にして初動カードであり、【ホルス】と同じく手軽にレベル8を出すことが出来る為非常に便利。
LP2000という決して軽くはないコストを要するものの、同名サーチ可能なので手札を減らさずに展開出来る点が強みで、プリメラかアトリィさえいれば簡単に騎士皇シンクロになる。
更に上記トイと同じく能動的に魔法・罠ゾーンに置ける為《騎士皇爆誕》のコストにも変換可能。シンプルにデッキの回転力を上げてくれる便利な1枚。
永続罠を墓地に送ってドローする魔法カード。
永続罠のセンチュリオンモンスターをコストにできるが、展開に影響が出るので使うタイミングには注意。
何気に同ビルドパックにて再録されている。
サイバース族のレベル8シンクロ。
自身のシンクロ召喚・墓地行き時に永続罠扱いで墓地のモンスターカードを場に置くという、登場時期的にもセンチュリオンをおもいきり意識した一枚。
レベル8シンクロも用意しやすいセンチュリオンなら簡単に出せる上に、墓地のセンチュリオン達をすぐに永続罠に変換出来る。
また、自分が永続罠になっている場合も自身を含む永続罠モンスターを特殊召喚するので無駄が無い。
追記・修正はテッペンをとってからお願いします。
- カラミティ「このチームでテッペン目指すかんね!」現状ワンパターンだから対処しやすいって事でギリギリ地雷デッキで済んでるけど、安定性が上がったらマジでカラミティ危なくなりそう -- 名無しさん (2023-09-09 14:00:39)
- 処すならカラミティじゃなくて赤き竜にしてもろて…カラミティ自身はS素材縛り重めでちゃんと出張対策してるのよ -- 名無しさん (2023-09-09 16:40:11)
- 元々マナドゥムで悪さしてたし投獄されるならカラミの方になりそう。赤き竜は5d'sの看板みたいなカードだし。 -- 名無しさん (2023-09-09 22:43:45)
- 赤き竜を処さないと理不尽度多少減るけど結局コズブレとかスーパーノヴァとかが出てくるだけなんだよなぁ -- 名無しさん (2023-09-10 00:19:47)
- てゆうか赤鬼柳からカラミティまでなんで指くわえて見てんの?って話だからなぁ……カジュアルでやるには強すぎるが環境から見れば、されるお前が間抜けなだけっていう何時ものパターン -- 名無しさん (2023-09-10 08:21:57)
- イラストとイメージからすると脳筋タイプに思えて、実は意外とテクニカルな集団。同期の骨ばかりのメメントの方が遥かにパワータイプだったりする -- 名無しさん (2023-09-10 19:12:21)
- まぁこれからに期待って感じのメメントとこれからどうすんの?って感じのヴァルニカに比べてもう既に大分強い -- 名無しさん (2023-09-10 19:32:45)
- いやでも安定性高いんだよなぁ。12獣と同じで「どれか1枚でも引けばコンボ開始できまーす」は分かりやすく強い -- 名無しさん (2023-09-11 09:04:15)
- 1枚初動多いくせにデッキスペースあまり取らないのはズルい。ホルスと混ぜると混合デッキなのに誘発たっぷり採用できる余裕あるぞ。 -- 名無しさん (2023-09-12 20:37:44)
- 止めどころが分かりやすいからサイド込みのマッチ戦だと対策しやすいけど、シングルだとカラミティの存在がほんとに良くない。コズミックブレイザーまでならまだ許せるんだが。 -- 名無しさん (2023-09-25 21:19:25)
- 「カラミティに惚れてジャックデッキ組みましたもしカラミティ禁止になったらジャックデッキ崩します!」なんて人希少種だろうし別にカラミティ禁止になっていいと思う。9期にやたら出てた発動できない系の封殺はどれも遅かれ早かれ逝くだろうし -- 名無しさん (2023-10-13 19:42:20)
- 三人メンバーで頑張るみたいなノリだけど新規はどうやって入れるんだろうか -- 名無しさん (2023-10-20 19:05:53)
- モンスターならロボの整備員とか裏方かな -- 名無しさん (2023-10-25 23:40:40)
- 流石にライバルチームは出るかと -- 名無しさん (2023-11-09 21:03:03)
- そして、ライバルチームと結束してラスボスと対決すると -- 名無しさん (2023-11-28 21:40:26)
- すっかりドラゴンライダーと化してて笑った -- 名無しさん (2023-12-25 18:48:59)
- 新カードおめでとう -- 名無しさん (2024-01-26 01:41:51)
- まさかのエンブレーマのテーマ化 -- 名無しさん (2024-04-22 21:31:33)
- VBEX4によるとファンタジー世界観ではあったが部活モノどころかバリバリ正統派な英雄譚だった件 -- 名無しさん (2024-04-22 23:47:53)
- こりゃ大幅書き直しだな -- 名無しさん (2024-05-02 12:09:47)
- 修正と追記ありがとうございます。テッペン取りました? -- 名無しさん (2024-05-07 01:02:02)
- 秘境よりはるばる留学してきたチームはは草 -- 名無しさん (2024-06-13 17:56:18)
- アトリィのケツ -- 名無しさん (2024-07-11 22:24:27)
- アトリィの契約精霊らしき存在と、小型版レガーティアみたいなプリメラ・プリムスが登場 これで一応メンバーは全員揃った? -- 名無しさん (2024-07-23 21:05:34)
- なぜか「アタシがテッペンを獲る」を見るたび某オサレ漫画の「私が天に立つ」を思い出す -- 名無しさん (2024-07-29 23:47:54)
- ホルス混ぜたりドラグマビーステッド相剣ぶち込んだりしていても赤き竜があるか無いかで明らかに強さのレベルが違ってくるのをMDで実感してる。どっちがメインだかわかりゃあしねぇ -- 名無しさん (2024-08-18 14:59:12)
- なんか最強アステーリャ爆誕してない? -- 名無しさん (2024-12-06 22:25:13)
- トイも永続魔法としてセットするとかめちゃくちゃな間違いしてる。 -- 名無しさん (2024-12-08 23:48:05)
- 少し修正 -- 名無しさん (2024-12-15 18:41:43)
最終更新:2025年04月09日 07:44