[部分編集]
【世界観】
聖歴1042年のある日の出来事だった。
ダーラ島より北西に4000km、突如海洋に出現した半径50kmの島は世界に震撼を齎した。
近海に領土を保有する国がなく、誰しもが牽制と主張を繰り返す中、大英雄の一言は鎮めるに充分なものであった。
ダーラ島より北西に4000km、突如海洋に出現した半径50kmの島は世界に震撼を齎した。
近海に領土を保有する国がなく、誰しもが牽制と主張を繰り返す中、大英雄の一言は鎮めるに充分なものであった。
「だったらみんなで共有しちゃいましょう。政治とか抜きで、優秀な生徒や冒険者を育てる学園島として!」
かくして、各国から集められた才人により、万国様々な学園が建てられる。
エリンディル西方より【エルクレストカレッジ分校】
エリンティル東方より【セーリア高等学校第二室】
【大和連盟学園】
アルディオン東方より【シェルドニアン学園分校】
マジェラニカ大陸より【ワイルドアニマスクール】
エリンティル東方より【セーリア高等学校第二室】
【大和連盟学園】
アルディオン東方より【シェルドニアン学園分校】
マジェラニカ大陸より【ワイルドアニマスクール】
その他、【プライドナイツ騎士学校】などの小規模学校を擁しながら、学園島は十数年の時を掛けて建立していく……。
めざましい進展を果たし、設立から十年の時が過ぎたその学園島は……バラエティ豊かすぎて、常識をぶっ飛ばした生徒たちも多く、ハチャメチャなこととなった。
これに対し、超越境的権利により各学園への介入を可能とする機関が設立される。その名も【学園島特別対処執行生】……略して”特対生”。
めざましい進展を果たし、設立から十年の時が過ぎたその学園島は……バラエティ豊かすぎて、常識をぶっ飛ばした生徒たちも多く、ハチャメチャなこととなった。
これに対し、超越境的権利により各学園への介入を可能とする機関が設立される。その名も【学園島特別対処執行生】……略して”特対生”。
聖歴1067年、この春より……新入生もいるだろう、在校生もいるだろう。そんな中、貴方たちは新しき春を迎える中で大任を与えられる。
物々しいと思うかもしれない。けれど、この一節もまた貴方たちの胸に刻まれるだろう。
――短くも、華々しき青春の思い出として。
物々しいと思うかもしれない。けれど、この一節もまた貴方たちの胸に刻まれるだろう。
――短くも、華々しき青春の思い出として。
【舞台のデータ】
名称 | 学園島アカデミア |
位置 | エリンディル大陸西方。ダーラ島より北西に4000km |
所属国家 | 無し |
人口 | 約10万人(生徒総数は1万人) |
種族割合 | ヒューリン50%、ヴァーナ10%、ネヴァーフ15%、ドゥアン15%、その他種族10% |
統治体制 | 学園内トラブル:生徒内での対応(風紀委員・プライドナイツ騎士学校等の自治) 学園外トラブル:各国より配備された衛兵が対応。時折、生徒への依頼を出すこともある |
現在の長名 | - |
宗教 | 七大神信仰(ダイワ神道) |
言語 | 西方共通語(パリス語) |
水 | 学園島各所より湧く水、他ろ過による飲料供給 |
気候 | 四季の変化あり |
主な産業 | 生産業・観光業 |
輸入品 | 生活必需品及び、金属などの加工前原料 |
輸出品 | ダンジョンより出土するアイテム、また商店街地区の職人の製作物等 |
- 学園島アカデミア
海洋に現れた半径50kmを誇る巨大な島。
一つの国が占有することなく、各国が学園を中心とした街づくりを行った。その結果、発見より十数年の時を経て巨大な国とも言える都市の集合体が完成した。
ネームバリューの強い五大学校の他、比較的小規模の学校が存在している。生徒総数は約1万人を超えており、一人一人が有数の冒険者候補である為、各学園は巨大な戦力を抱えているとも言える。
学園を中心とした街づくりを行っており、各学園周辺の商店地区などは各国の特色を生かした品々が展開されている。全大陸独特のアイテムの販売も行っており、生徒たちもその独自アイテムを目当てに各学園を訪れたりなども出来る。
学園内でのトラブルは生徒の自治に一任しており、複数のトラブルが発生した場合などは【プライドナイツ騎士学校】や学園外に存在する衛兵への応援を依頼することもある。また、学園外のトラブルは派遣をされている衛兵が対応をするが、総戦力で言えば学生たちの方が強いのが現状である。
一つの国が占有することなく、各国が学園を中心とした街づくりを行った。その結果、発見より十数年の時を経て巨大な国とも言える都市の集合体が完成した。
ネームバリューの強い五大学校の他、比較的小規模の学校が存在している。生徒総数は約1万人を超えており、一人一人が有数の冒険者候補である為、各学園は巨大な戦力を抱えているとも言える。
学園を中心とした街づくりを行っており、各学園周辺の商店地区などは各国の特色を生かした品々が展開されている。全大陸独特のアイテムの販売も行っており、生徒たちもその独自アイテムを目当てに各学園を訪れたりなども出来る。
学園内でのトラブルは生徒の自治に一任しており、複数のトラブルが発生した場合などは【プライドナイツ騎士学校】や学園外に存在する衛兵への応援を依頼することもある。また、学園外のトラブルは派遣をされている衛兵が対応をするが、総戦力で言えば学生たちの方が強いのが現状である。
島外部への橋は掛けられておらず、転送装置による国の行き交いがメジャーな交通手段となっている。輸送については船を利用した物があり、開拓の進んでいる島東側に建設された港から取引を行っている。
各学園に備えられている”育成用ダンジョン”を含め、学園島内には数多くのダンジョンが存在している。入る度に階層構造の変わる不思議なダンジョンなど、謎も多く解明されていないことは多々ある。これらダンジョンは入場条件を厳正にした上で各学園が運営を行っている。
また、学園島は未開拓地域も未だ多い。かつて人が暮らしていたと思われる都市群であったり、異様な雰囲気を漂わせるダンジョンが発見されるなど、都市外では危険も多くある。これら未開拓地域は年々開拓を進められているが、全ての開拓にはまだ十数年が掛かると見込まれている。
また、学園島は未開拓地域も未だ多い。かつて人が暮らしていたと思われる都市群であったり、異様な雰囲気を漂わせるダンジョンが発見されるなど、都市外では危険も多くある。これら未開拓地域は年々開拓を進められているが、全ての開拓にはまだ十数年が掛かると見込まれている。
【ロケーション】
【エルクレストカレッジ分校】
良くも悪くも、自由気質の強い奔放な学生が多い。五大学校の中では最も冒険者養成に力を入れている。ダンジョンの進み方、依頼での立ち回り。戦闘技術に加え、魔法の修練等々。生徒に選択をさせることで自身の素養を伸ばさせている。
自由を重んじている為、伸び伸びと生活をしている学生がほとんど。他学校が政治事情によるいざこざが見られる中、唯一学生個人の性格から起こるいざこざが多い。
ノリと勢いで生きる生徒が多く、学園島内での騒ぎはエルクレストカレッジ生が多い。
このように騒ぎの発端となるほどに奔放な子が多いが、全員を黙らせる抑止力を学園側は有している。
自由を重んじている為、伸び伸びと生活をしている学生がほとんど。他学校が政治事情によるいざこざが見られる中、唯一学生個人の性格から起こるいざこざが多い。
ノリと勢いで生きる生徒が多く、学園島内での騒ぎはエルクレストカレッジ生が多い。
このように騒ぎの発端となるほどに奔放な子が多いが、全員を黙らせる抑止力を学園側は有している。
その名も【執行機関】。風紀委員会に代わり、個人の裁量で制裁を行うことを許可された組織である。ノリと勢いだけで生きている生徒会長をボコボコにし、各所で武力鎮圧を行える圧倒的能力を有している。
オーカー生は留学先として自由に学校を選択できるが、推薦されるのがこのエルクレストカレッジである。
オーカー生は留学先として自由に学校を選択できるが、推薦されるのがこのエルクレストカレッジである。
【セーリア高等学校第二室】
セーリア独特の意匠を凝らした建物が様々ある学校。
生徒数は大学校の中で最も多いながらも、全体的にどこか静かな印象を受ける学校である。
他学園に向けた解放地区が少なく、排他的な風習も見える。とは言え、解放地区にも多くの人がいる為、そんなところを感じさせない熱気も部分的にある。
学を重んじた教育方針であり、医学・薬学・算術・語学・国史などの知啓の修養が主としている。この学の修養の先には直試と呼ばれる官僚試験が待ち受けており、その試験の突破の為に寝ずの勉強をしている学生も存在する。
生徒数は大学校の中で最も多いながらも、全体的にどこか静かな印象を受ける学校である。
他学園に向けた解放地区が少なく、排他的な風習も見える。とは言え、解放地区にも多くの人がいる為、そんなところを感じさせない熱気も部分的にある。
学を重んじた教育方針であり、医学・薬学・算術・語学・国史などの知啓の修養が主としている。この学の修養の先には直試と呼ばれる官僚試験が待ち受けており、その試験の突破の為に寝ずの勉強をしている学生も存在する。
……勿論、そういう学生ばかりでもない。商業区で切磋琢磨する学生もいれば、セーリア武術を極め、武の棟梁でもあるロンフーシャンの門を叩かんとする学生も存在する。ミステリアスに見えて、その個々は多種多様で溢れている。
【シェルドニアン学園分校】
気品あふれる貴族・王族・大商人の御曹司などの有力者の集う学校。
資金力と言う意味では五大学校の中で最も優れており、膨大な資金を生かした【戦闘術・集団戦闘術・戦史講座・交渉術】の英才教育を行っている。
しかしながら、その裏腹に最も生徒間の格差が大きい学校とも言える。表面上は仲良くしているものの、貴族階級であったり、立場の差から明確なヒエラルキーは存在しており、教師陣もコントロールを出来ていないところがある。昨今は、後述する要因よりこの格差も狭まっているとのことだが。
指導の中で退学の道を選ぶ学生も出るほどに、その指導は厳しい。その指導を耐え抜けば、確かな成長に加えて実績を持った卒業生となることができる。
自由奔放を地で行くようなエルクレスト生とは折り合いが非常に悪い。
資金力と言う意味では五大学校の中で最も優れており、膨大な資金を生かした【戦闘術・集団戦闘術・戦史講座・交渉術】の英才教育を行っている。
しかしながら、その裏腹に最も生徒間の格差が大きい学校とも言える。表面上は仲良くしているものの、貴族階級であったり、立場の差から明確なヒエラルキーは存在しており、教師陣もコントロールを出来ていないところがある。昨今は、後述する要因よりこの格差も狭まっているとのことだが。
指導の中で退学の道を選ぶ学生も出るほどに、その指導は厳しい。その指導を耐え抜けば、確かな成長に加えて実績を持った卒業生となることができる。
自由奔放を地で行くようなエルクレスト生とは折り合いが非常に悪い。
【十三騎士団】は学園の象徴とも言える存在であり、その力と権威はあらゆる生徒から信奉されている。その名は設立時の騎士団員の総数から名づけられており、構成団員の総数が増えた現在でも、十三騎士団の名は変えられていない。
どうやら、最近はこの【十三騎士団】のトップが平民上がりである為、貴族階級のいびりも鳴りを潜めているらしい。
どうやら、最近はこの【十三騎士団】のトップが平民上がりである為、貴族階級のいびりも鳴りを潜めているらしい。
【大和連盟学園】
ダイワ群島国より現れた新進気鋭の若者が多い。冒険の知識に加え、自国の歴史と他国とを比較した文化修養が座学として多い。
更に特徴として、武術の鍛練において二通りの指導が存在している。実践的な武器の扱いを主とする『武術』、精神修養を目的とし、細かなルールを設けた上で所作を学ぶ『武道』の二通りを学ぶことができる。
他国の異文化を学ぶという目的で来ている学生が多く、他校との交流を積極的に行っている。
他学園と違い、学園内での派閥が多く分かれている。これはダイワ群島国特有の藩制度によるところが大きい。
その為、学内の全員が仲が良いとはお世辞にも言えず、グループ次第では喧嘩に発展することもある。
【御所院番士】はオオドに座すタイクーンを支える勇士として期待されている人物の集まりであり、総じて有能な人物が揃っている。しかし、内輪揉めの仲裁であったり、対外的な交流の機会を設けるなどの政治面での奔走を余儀なくされており、常に疲れのデバフが掛かっている。
更に特徴として、武術の鍛練において二通りの指導が存在している。実践的な武器の扱いを主とする『武術』、精神修養を目的とし、細かなルールを設けた上で所作を学ぶ『武道』の二通りを学ぶことができる。
他国の異文化を学ぶという目的で来ている学生が多く、他校との交流を積極的に行っている。
他学園と違い、学園内での派閥が多く分かれている。これはダイワ群島国特有の藩制度によるところが大きい。
その為、学内の全員が仲が良いとはお世辞にも言えず、グループ次第では喧嘩に発展することもある。
【御所院番士】はオオドに座すタイクーンを支える勇士として期待されている人物の集まりであり、総じて有能な人物が揃っている。しかし、内輪揉めの仲裁であったり、対外的な交流の機会を設けるなどの政治面での奔走を余儀なくされており、常に疲れのデバフが掛かっている。
【ワイルドアニマスクール】
マジェラニカより現れた野性味あふれる学園。
生徒数こそ少ないものの、元々過酷極まる土地の学生であるために戦闘能力は非常に高い。
冒険者としての実力は申し分ないものの、粗野な面が目立つ。
サバイバル術などの生存能力に特化させた指導が多い。冒険者としての素養も高められるが、その指導方法も【施設内ジャングルに放り出して三日放置する】などの極限状態に陥らせることもある。
幸いなことに、過去の死亡事例は一切なく(あったら大問題どころではないが)、元気に屈強な生徒が育てられている。
生徒数こそ少ないものの、元々過酷極まる土地の学生であるために戦闘能力は非常に高い。
冒険者としての実力は申し分ないものの、粗野な面が目立つ。
サバイバル術などの生存能力に特化させた指導が多い。冒険者としての素養も高められるが、その指導方法も【施設内ジャングルに放り出して三日放置する】などの極限状態に陥らせることもある。
幸いなことに、過去の死亡事例は一切なく(あったら大問題どころではないが)、元気に屈強な生徒が育てられている。
【特対生部室】
部室、とはあるが実際は学園島中央に聳え立つ塔である。
長らく占有権をどの学園も保有せず放置をされ続けていたが、学園島内でのトラブルの頻出によって全体で対策を講じる必要があり、【学園島特別対処執行生】の選任を決定。中央よりの出動により全学園への偏りない支援を稼働することによって可決され、特対生の部室として認可された。
長らく占有権をどの学園も保有せず放置をされ続けていたが、学園島内でのトラブルの頻出によって全体で対策を講じる必要があり、【学園島特別対処執行生】の選任を決定。中央よりの出動により全学園への偏りない支援を稼働することによって可決され、特対生の部室として認可された。
特対生選任当初より改良を繰り返され、今では数十人の生活を行うことが出来るほどに整っている。各学園への転送は神殿で使われているものを流用している。
特対生は所属する学園との兼任である為、授業については所属する学園、もしくはこの部室、どちらで受けることも可能である。
特対生は所属する学園との兼任である為、授業については所属する学園、もしくはこの部室、どちらで受けることも可能である。
【各学園基本設備】
各学園は以下の設備を基本として設置されている。
《購買、食堂、ホール、競技場、神殿(ギルド)、プール、図書室》
生徒向けの設備が殆どであり、神殿は街の人々からの依頼を請け負う冒険者形式の依頼受注を行っている。生徒たちの貴重な実戦経験を得られる場である為、多くの生徒が神殿に足しげく通っている。……また、これら神殿は各学園であったり、特対生部室に繋がっている転送装置を有している。通う生徒が多いことはこれも理由であるだろう。
これら基本の設備に加え、五大学校は生徒たちのニーズや教育方針に応じた設備を設置している。
エルクレストカレッジは大広場を有している。ただ、ただ、だだっ広い場所であるが、エルクレストカレッジ生はここで遊んだり実験の場にしたりと、暴れ……遊びの場として活用している。
セーリア高等学校第二室は研究圃場を有している。実験の為の栽培を自ら行うことで、より薬学への理解を深めるというものだ。
シェルドニアン学園分校では礼拝堂が設置されており、荘厳な雰囲気に一役買っており、ダイワ連盟学園では精神修養の為の道場や作法を学ぶ茶室が設けられている。
ワイルドアニマスクールでは命を学ぶための牧場も設置されている。カイラーシャでの魔獣研究所のような、魔獣を飼うことで生態を理解する授業も行われている。
《購買、食堂、ホール、競技場、神殿(ギルド)、プール、図書室》
生徒向けの設備が殆どであり、神殿は街の人々からの依頼を請け負う冒険者形式の依頼受注を行っている。生徒たちの貴重な実戦経験を得られる場である為、多くの生徒が神殿に足しげく通っている。……また、これら神殿は各学園であったり、特対生部室に繋がっている転送装置を有している。通う生徒が多いことはこれも理由であるだろう。
これら基本の設備に加え、五大学校は生徒たちのニーズや教育方針に応じた設備を設置している。
エルクレストカレッジは大広場を有している。ただ、ただ、だだっ広い場所であるが、エルクレストカレッジ生はここで遊んだり実験の場にしたりと、暴れ……遊びの場として活用している。
セーリア高等学校第二室は研究圃場を有している。実験の為の栽培を自ら行うことで、より薬学への理解を深めるというものだ。
シェルドニアン学園分校では礼拝堂が設置されており、荘厳な雰囲気に一役買っており、ダイワ連盟学園では精神修養の為の道場や作法を学ぶ茶室が設けられている。
ワイルドアニマスクールでは命を学ぶための牧場も設置されている。カイラーシャでの魔獣研究所のような、魔獣を飼うことで生態を理解する授業も行われている。
これらは大学校特有のものであり、一部でしかない。深く掘り下げていけば、まだ見ぬ施設が見えるかもしれない……。
(※PLの皆さん方で勝手に設備を生やしても大丈夫です)
(※PLの皆さん方で勝手に設備を生やしても大丈夫です)
【各商店街】
学園島上に存在する施設は城下町と同様に、学園を城と見立てた作りになっている。
学園を取り巻くように商業施設が建てられており、大規模な学園であるほどその施設の量・質は担保される。並べられている品々も生徒向けの物だけでなく、観光客に向けた商売も展開している。その為、各国の特色を売りにしたものが多い。
生徒間の交流の場としても活用されており、各国の特色を学ぶことで友好をより建設的に深めることができるだろう。
学園を取り巻くように商業施設が建てられており、大規模な学園であるほどその施設の量・質は担保される。並べられている品々も生徒向けの物だけでなく、観光客に向けた商売も展開している。その為、各国の特色を売りにしたものが多い。
生徒間の交流の場としても活用されており、各国の特色を学ぶことで友好をより建設的に深めることができるだろう。
【育成用ダンジョン】
各学園ごとに保有している育成用ダンジョン。これは学園島が発生した頃から確認をされているものであり、一時期は封鎖も提案されたが、生徒への育成に有力ということで学園が管理している。普段は生徒が勝手に潜り込まないように封をされており、許可が下りてから潜ることが可能となる。
中は不思議な構造となっており、以前潜った時と同じ時もあれば、まるっきり変わっていることもある。気まぐれで不思議なダンジョンではあるが、生徒たちの対応力育成としてはかなり有力だ。
この中で全滅をしても大丈夫なように、自動転送石を持たされる。ダンジョンのモンスターたちにやられても、この自動転送石のお陰で戻ってこれる。けれど、それは死に等しきことだ。その自動転送石の発動回数は、自分が死んだ回数と思ってもいい。最も、優秀な生徒たちはその憂き目に遭うことは殆どないだろうが。
中は不思議な構造となっており、以前潜った時と同じ時もあれば、まるっきり変わっていることもある。気まぐれで不思議なダンジョンではあるが、生徒たちの対応力育成としてはかなり有力だ。
この中で全滅をしても大丈夫なように、自動転送石を持たされる。ダンジョンのモンスターたちにやられても、この自動転送石のお陰で戻ってこれる。けれど、それは死に等しきことだ。その自動転送石の発動回数は、自分が死んだ回数と思ってもいい。最も、優秀な生徒たちはその憂き目に遭うことは殆どないだろうが。
【小規模学園】
シェルドニアン学園分校などの大学校ほどではない、小規模の学園も存在している。
代表的なもので言えば、【プライドナイツ騎士学校】だろう。衛兵や騎士を養成する学校であり、法に関する座学や戦闘技術、制圧術などの習得に重きを置いている。生徒での自治に大きく貢献をしており、各学園内外でのトラブル収拾の要請にも快く答えている。
これら小規模学園は他大規模学園のような街を有していない。町はずれに単体であったり、大規模学園を囲う都市内に紛れたりなどしている。
この学園島には多くの学校が存在し、様々な理由で縮小が発生し廃校に至る事例も多くあった。例としてプライドナイツ騎士学校を挙げたが、記憶から薄れているだけで多くの小規模学校に所属する生徒がいるかもしれない。
(※PLの皆さん方で好きなように小規模学校を生やしてもいいです)
代表的なもので言えば、【プライドナイツ騎士学校】だろう。衛兵や騎士を養成する学校であり、法に関する座学や戦闘技術、制圧術などの習得に重きを置いている。生徒での自治に大きく貢献をしており、各学園内外でのトラブル収拾の要請にも快く答えている。
これら小規模学園は他大規模学園のような街を有していない。町はずれに単体であったり、大規模学園を囲う都市内に紛れたりなどしている。
この学園島には多くの学校が存在し、様々な理由で縮小が発生し廃校に至る事例も多くあった。例としてプライドナイツ騎士学校を挙げたが、記憶から薄れているだけで多くの小規模学校に所属する生徒がいるかもしれない。
(※PLの皆さん方で好きなように小規模学校を生やしてもいいです)
【『学園島アカデミア』に生きる人々】
~エルクレストカレッジ分校~
リーランド・アルキオット
種族【エルダナーン】 性別:【男】 年齢【17】
エルクレストカレッジ分校の三年生。
生徒会長を務めており、無軌道の生徒たちを率いることが出来るカリスマを有している。
エルクレストカレッジ分校の三年生。
生徒会長を務めており、無軌道の生徒たちを率いることが出来るカリスマを有している。
エルクレストカレッジ分校を代表するかのような自由気質を有している。思いつきでイベントを開催する、ふとした閃きで他校を巻き込む。
自身の権威を示す為に200%誇張した像を設立するなど、いらない行動力がある。
そのいらない行動力が災いし、執行機関に目を付けられて制圧される……などと言うことは、日常茶飯事である。
自身の権威を示す為に200%誇張した像を設立するなど、いらない行動力がある。
そのいらない行動力が災いし、執行機関に目を付けられて制圧される……などと言うことは、日常茶飯事である。
しかしながら、上に立つ者としての自覚はある。筋を通す、根回しをするなどのことは徹底している為、
意外なことにエルクレストカレッジ分校周辺地域での評判は良好である。
意外なことにエルクレストカレッジ分校周辺地域での評判は良好である。
サラ・ブラッドレイン
種族【ジャヴォール】 性別【女】 年齢【18】
エルクレストカレッジ分校在学の3年生。
誰もが恐れる執行機関の長であり、執行機関の戦力を凡そ半分を担っていると専らの噂である恐怖の根源。
エルクレストカレッジ分校在学の3年生。
誰もが恐れる執行機関の長であり、執行機関の戦力を凡そ半分を担っていると専らの噂である恐怖の根源。
エルクレストカレッジのみならず、アカデミアにおける武力において最強と名が高い。
それは、自身の武器も含め、相手の武器すらも種別問わずに奪い戦うことが出来るスタイルからも伺える。
絶対的な武力ではなく、搦め手すらも扱い事務的に処理を出来ることは、やはり彼女もエルクレストカレッジ生と言うことだろう。
それは、自身の武器も含め、相手の武器すらも種別問わずに奪い戦うことが出来るスタイルからも伺える。
絶対的な武力ではなく、搦め手すらも扱い事務的に処理を出来ることは、やはり彼女もエルクレストカレッジ生と言うことだろう。
しかし、エルクレストカレッジ生にしては余りにも理性的である。話は通じる、即座の暴力に訴えず警告をする。
などなどのことから模範的な生徒としても名高い。後進の育成に励んでいるが、彼女に匹敵する者はいない、というのも現状である。
などなどのことから模範的な生徒としても名高い。後進の育成に励んでいるが、彼女に匹敵する者はいない、というのも現状である。
エリカ・ギフト
種族【ヒューリン】 性別【女】 年齢【18】
エルクレストカレッジ分校所属の三年生。
数多ある部活の中で特に異彩を放つ【アイリアル】の部長である。
エルクレストカレッジ分校所属の三年生。
数多ある部活の中で特に異彩を放つ【アイリアル】の部長である。
【アイリアル】とは武具開発者の集まりであり、この部活で作られた武具は非常に評判が良い。
その主たる要因の一つが、エリカ・ギフトの並外れた技術力と、その異常とも思える”理想”へのこだわりだろう。
その主たる要因の一つが、エリカ・ギフトの並外れた技術力と、その異常とも思える”理想”へのこだわりだろう。
「理想とは妥協なき目標」の言葉を理念とし常に顧客が真に望むものを作り上げる為、最終的に出来上がったものは非常に高いクオリティを持っている。
しかし、その代償として異常なコストがかかる。妥協をよしとしない為、コストダウン案を考案しない。望んだ能力を詰めに詰め込む。
……手慰みとして、余計なものを開発することもあり、それが問題を引き起こすこともある為、エルクレストカレッジの問題児の一人として数えられている。
……手慰みとして、余計なものを開発することもあり、それが問題を引き起こすこともある為、エルクレストカレッジの問題児の一人として数えられている。
~セーリア高等学校第二室~
マオ・リェンファ
種族【ヒューリン】 性別【女】 年齢【16】
セーリア高等学校第二室の生徒会主席を務めている。1年生。
その類稀な知識と知恵を買われ、半年も経たずして主席へと押し上げられた。
セーリア高等学校第二室の生徒会主席を務めている。1年生。
その類稀な知識と知恵を買われ、半年も経たずして主席へと押し上げられた。
尊大な喋り方こそするものの、その根には他者への思いやりを忘れぬ言葉も紛れ込ませる。
セーリア高等学校は排他的な組織であり、外部への露出は極端に薄い。その気質に反して、外部との交流を積極的に推し進めようとしている。
余りにもその動きが性急過ぎる故か、反発をする者も内部に存在しており、派閥となりつつあることを憂慮している。
セーリア高等学校は排他的な組織であり、外部への露出は極端に薄い。その気質に反して、外部との交流を積極的に推し進めようとしている。
余りにもその動きが性急過ぎる故か、反発をする者も内部に存在しており、派閥となりつつあることを憂慮している。
体が弱く、表舞台では派手な動きを出来ない。
器用万能を重用されるセーリア高等学校において、知に特化した彼女を【専化連般】と揶揄するものもいる。
器用万能を重用されるセーリア高等学校において、知に特化した彼女を【専化連般】と揶揄するものもいる。
リウ・クーシン
種族【ドゥアン】 性別【男】 年齢【18】
セーリア高等学校第二室の三年生。生徒会副主席を務めており、マオの補佐をして負担を軽減している。
元は主席を目指していたが、生徒会に入る事すら出来ていなかった。そこをマオに見いだされ、副主席へと抜擢された。
セーリア高等学校第二室の三年生。生徒会副主席を務めており、マオの補佐をして負担を軽減している。
元は主席を目指していたが、生徒会に入る事すら出来ていなかった。そこをマオに見いだされ、副主席へと抜擢された。
保守的な思想を持った派閥と最近は関与を行っており、主席に対して翻意があると見做している人物も多い。
器用万能の最たる例であり、その筋骨隆々の様子からは想像できない器用さを発揮する。
器用万能の最たる例であり、その筋骨隆々の様子からは想像できない器用さを発揮する。
~シェルドニアン学園分校~
アースライン・ペンドラゴン
種族【ヒューリン】 性別【女】 年齢【16】
シェルドニアン学園分校の二年生。
シェルドニアン学園分校の二年生。
十三騎士団のトップでありながら生徒会長を務めており、学園内の生徒たちにとっては羨望の的である。
清く、正しく、美しく。気品溢れる振る舞いに加え、優しさを持った行動で以て全ての生徒に接する。
元々は平民の出であり、貴族たちによる差別を受けて来た。
しかし、その悉くを力で以て下し、やがて十三騎士団の長へと押し上げられるほどの人望を得た。
清く、正しく、美しく。気品溢れる振る舞いに加え、優しさを持った行動で以て全ての生徒に接する。
元々は平民の出であり、貴族たちによる差別を受けて来た。
しかし、その悉くを力で以て下し、やがて十三騎士団の長へと押し上げられるほどの人望を得た。
彼女に対して平民上がりと言う揶揄をすれば周囲から睨まれるほどに、崇高の対象となっている。
その影響は学園内の秩序への貢献にも繋がっており、血筋至上の風潮を一変、実力主義へと転換させつつある。
全学園内でもトップクラスの実力に加え、尋常ならざる統率力を有している。
個人戦力最強がサラ・ブラッドレインとすれば、彼女は軍勢統率能力において最強と言えるだろう。
その影響は学園内の秩序への貢献にも繋がっており、血筋至上の風潮を一変、実力主義へと転換させつつある。
全学園内でもトップクラスの実力に加え、尋常ならざる統率力を有している。
個人戦力最強がサラ・ブラッドレインとすれば、彼女は軍勢統率能力において最強と言えるだろう。
ランスロー
種族【エルダナーン】 性別【男】 年齢【18】
シェルドニアン学園分校の十三騎士団副官を務めている三年生。
シェルドニアン学園分校の十三騎士団副官を務めている三年生。
甘いマスクに加えて厳格な性格、熟達した剣技と女子の黄色い声援を集めている人気者。
授業態度や普段の仕事ぶりからも真面目さがうかがえる。
自身の剣技に絶対の自信を有しており、これまでの決闘記録では負けることを危ぶまれることもないほどに完勝を記録してきた。
……アースラインに敗北を喫するまでは。
授業態度や普段の仕事ぶりからも真面目さがうかがえる。
自身の剣技に絶対の自信を有しており、これまでの決闘記録では負けることを危ぶまれることもないほどに完勝を記録してきた。
……アースラインに敗北を喫するまでは。
彼女に敗北して以降は主と仰ぎ、忠誠を尽くしている。人付き合いが絶望的に下手であり、十三騎士団内での人間関係は虚無に近い。
~大和連盟学園~
ミズノ・マサユキ
種族【ヒューリン】 性別【男】 年齢【17】
大和連盟学園三年生。御書院番士の長を務めている。いわゆる、生徒会長である。
常日頃から睡眠不足というデバフを抱えており、たまに意識が飛んでいる。
大和連盟学園三年生。御書院番士の長を務めている。いわゆる、生徒会長である。
常日頃から睡眠不足というデバフを抱えており、たまに意識が飛んでいる。
基本的に御書院(生徒会室)へ籠っており、うず高く積まれた書類の山を掻い潜れば彼を見つけることができる。
聡明な人物であり、一を聴けば十を知ることができる。
聡明な人物であり、一を聴けば十を知ることができる。
家系の都合から御書院番士を務めているが、基本的に面倒くさがり屋。
特対生を見つけては面倒事を投げつけることで適切に処理できると見通しており、無茶振りをすることもしばしばある。
特対生を見つけては面倒事を投げつけることで適切に処理できると見通しており、無茶振りをすることもしばしばある。
~ワイルドアニマスクール~
ライオット
種族【ベスティア:リーオー】 性別【男】 年齢【23】
ワイルドアニマスクールのボスを務めている。生徒ではあるが、学校側の意向より半分教員側に位置している。
通学開始より凡そ10年、学内無敗を誇り続けており、最強の序列を下す者はいない。
ワイルドアニマスクールのボスを務めている。生徒ではあるが、学校側の意向より半分教員側に位置している。
通学開始より凡そ10年、学内無敗を誇り続けており、最強の序列を下す者はいない。
ワイルドアニマスクールは授業こそすれど、ジャングルを備えていることや、
学内にモンスターを放っていることが特色であり、常に命の危機に近しい。
それらモンスターや、野生溢れる生徒たちを従え続けている。
ついた渾名は【百獣の王】。肉体と精神面を両立させたハンターとして、その渾名に恥じぬ実力を有している。
学内にモンスターを放っていることが特色であり、常に命の危機に近しい。
それらモンスターや、野生溢れる生徒たちを従え続けている。
ついた渾名は【百獣の王】。肉体と精神面を両立させたハンターとして、その渾名に恥じぬ実力を有している。
落ち着き払い、話す言葉一つ一つで生徒たちは震えあがり、彼に従う。
しかし、彼ら生徒は知らない。ライオットは特に深い考えなどなく話していることを。
例を挙げるなら、派手に暴れている生徒に対して放った「今日の晩飯は肉にしようと考えている」とは、【お前を餌にしてやろう】という脅しではなく、【一緒にご飯食べない? 落ち着こうよ】という懐柔であるということを。
しかし、彼ら生徒は知らない。ライオットは特に深い考えなどなく話していることを。
例を挙げるなら、派手に暴れている生徒に対して放った「今日の晩飯は肉にしようと考えている」とは、【お前を餌にしてやろう】という脅しではなく、【一緒にご飯食べない? 落ち着こうよ】という懐柔であるということを。