AR2Eオープンキャンペーンサークル『銀輪の劇場』 @ wiki
第四幕舞台設定
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【世界観】
エリンディル大陸東方、セーリア大帝国領。
ウーシャンより東、ヘリュウ河沿い、奇岩の林立する神秘の地。
その谷間にひっそりと築かれた、小さな里がロンフーシャンです。
勇将、拳聖、剣豪……歴史に名を刻む幾多の鬼才を育て上げた、知る人ぞ知る伝説の修行地となっています。
「ロンフーシャン」とは本来、里を見下ろす龍眼城が築き上げられた山の名であり、それがそのまま里の名称にも使われている格好です。
ウーシャンより東、ヘリュウ河沿い、奇岩の林立する神秘の地。
その谷間にひっそりと築かれた、小さな里がロンフーシャンです。
勇将、拳聖、剣豪……歴史に名を刻む幾多の鬼才を育て上げた、知る人ぞ知る伝説の修行地となっています。
「ロンフーシャン」とは本来、里を見下ろす龍眼城が築き上げられた山の名であり、それがそのまま里の名称にも使われている格好です。
かつてセーリア初代皇帝の下に仕えた〝武神〟が一線を退いた後、終生の瞑想地として選んだのがこの地であったと言います。
〝武神〟を慕い、弟子入りを望んだ者達が続々と集まるうち、小さな人里が興りました。
やがて〝武神〟の極意を元に多くの独自流派が生まれ、約1000年に渡って研鑽が重ねられてゆきます。
結果、今やロンフーシャンは拳術から槍術、果ては銃術や魔術に至るまで、あらゆる戦闘技能を修めるに能う梁山泊となったのです。
このためもあり、ロンフーシャンにおいては、武術のみならず、魔術などを含めた実践戦闘技能を「武芸」と総称します。
〝武神〟を慕い、弟子入りを望んだ者達が続々と集まるうち、小さな人里が興りました。
やがて〝武神〟の極意を元に多くの独自流派が生まれ、約1000年に渡って研鑽が重ねられてゆきます。
結果、今やロンフーシャンは拳術から槍術、果ては銃術や魔術に至るまで、あらゆる戦闘技能を修めるに能う梁山泊となったのです。
このためもあり、ロンフーシャンにおいては、武術のみならず、魔術などを含めた実践戦闘技能を「武芸」と総称します。
ロンフーシャンは主に大門通りと呼ばれる正門付近の町並みと、数千段にも及ぶとされる大階段の先に建立された修練場、龍眼城によって構成されています。
里全体として文武両道を奨励しており、町に住まう者も殆どが武芸を修め、西方、東方の共通語を習得しています。
観光地としても意外とちゃっかり整備されており、ロンフーまんじゅうはお土産として人気です。
里全体として文武両道を奨励しており、町に住まう者も殆どが武芸を修め、西方、東方の共通語を習得しています。
観光地としても意外とちゃっかり整備されており、ロンフーまんじゅうはお土産として人気です。
龍眼城は古今東西の強者たちが己を磨かんと訪れる道場であり、ロンフーシャン首長である〝大師父〟が与える試練を突破した者だけが門下生を名乗ることを許されます。
門下生は皆、修行の一環としてギルド「龍の卵」で冒険者を兼業することとなるため、冒険者が己の腕を磨くために龍眼城の門を叩くことも多いようです。
大師父に授けられる免許皆伝の印は、冒険者にとっても一流のステータスになる代物であり、ひとつの目標ともなり得るでしょう。
〝ロンフーシャン門下生〟の称号自体も、特にセーリア大帝国内においては一定の周知度を持ちます。
この称号を持つあなた達だからこそ、請け負える依頼もあるかもしれません。
なお、大師父の座はしばし空座になっていたため、此度聖歴1010年に門下生の募集が行われるのは久方ぶりのこと。
そのため、第50期生となる今期の門下生たちにはいっそうの注目が集まることが予想されています。
門下生は皆、修行の一環としてギルド「龍の卵」で冒険者を兼業することとなるため、冒険者が己の腕を磨くために龍眼城の門を叩くことも多いようです。
大師父に授けられる免許皆伝の印は、冒険者にとっても一流のステータスになる代物であり、ひとつの目標ともなり得るでしょう。
〝ロンフーシャン門下生〟の称号自体も、特にセーリア大帝国内においては一定の周知度を持ちます。
この称号を持つあなた達だからこそ、請け負える依頼もあるかもしれません。
なお、大師父の座はしばし空座になっていたため、此度聖歴1010年に門下生の募集が行われるのは久方ぶりのこと。
そのため、第50期生となる今期の門下生たちにはいっそうの注目が集まることが予想されています。
〝武神〟が初代皇帝に仕えたという伝説は今やおぼろなもので、真実を疑う者も少なくありません。
ですが、ロンフーシャンの外れに建立された〝虎の神殿〟には今もセーリア大帝国の天奉殿に通じる転送陣が存在しています。
その転送陣を通じ、ロンフーシャンの門下生に向けて、セーリアのギルドから多くの依頼がもたらされます。
嘘か真か、時には皇帝直々の密命が下されることもあるとか……?
門下生=ギルド「龍の卵」の冒険者となるPCたちは、この転送陣も活用しながら、エリンディル東方を中心とした各地で依頼をこなしてゆくこととなります。
冒険を通して修行を重ね、目指すは10年に1度セーリア帝都フワンジンにて開催される〝御前大武闘会〟への出場。
果たしてその道程で、どんな激闘があなた達を待ち受けているのでしょう……。
ですが、ロンフーシャンの外れに建立された〝虎の神殿〟には今もセーリア大帝国の天奉殿に通じる転送陣が存在しています。
その転送陣を通じ、ロンフーシャンの門下生に向けて、セーリアのギルドから多くの依頼がもたらされます。
嘘か真か、時には皇帝直々の密命が下されることもあるとか……?
門下生=ギルド「龍の卵」の冒険者となるPCたちは、この転送陣も活用しながら、エリンディル東方を中心とした各地で依頼をこなしてゆくこととなります。
冒険を通して修行を重ね、目指すは10年に1度セーリア帝都フワンジンにて開催される〝御前大武闘会〟への出場。
果たしてその道程で、どんな激闘があなた達を待ち受けているのでしょう……。
四師父、および大師父について
ロンフーシャンにそびえる修練場たる龍眼城。
その龍眼城に住まい、〝武神〟の代から受け継がれてきた武芸の正当後継者として認められた者を〝師父〟と呼びます。
師父には青龍、玄武、朱雀、白虎の二つ名を冠し、各分野の武芸に精通した四師父と、それらを束ねる〝大師父〟が存在します。
主な役割は門下生を募ってのロンフーシャン武芸の指導と継承、そして里としてのロンフーシャンにおける公務です。
首長およびその補佐として政を担当する側面もあるため、師父の適格には文武両道が高い水準で求められます。
その龍眼城に住まい、〝武神〟の代から受け継がれてきた武芸の正当後継者として認められた者を〝師父〟と呼びます。
師父には青龍、玄武、朱雀、白虎の二つ名を冠し、各分野の武芸に精通した四師父と、それらを束ねる〝大師父〟が存在します。
主な役割は門下生を募ってのロンフーシャン武芸の指導と継承、そして里としてのロンフーシャンにおける公務です。
首長およびその補佐として政を担当する側面もあるため、師父の適格には文武両道が高い水準で求められます。
基本的に師父は先代による任命制を採用しており、門下生であった者が次代の師父となるケースもあります。
加えて、正式に師父を名乗るには、大師父とほか三名の師父の信任、そしてセーリア皇帝による認可が必要となっています。
翻って、師父とは当代のセーリア皇帝が太鼓判を捺す域に達した武芸者であり、それゆえロンフーシャンには各地から門下生の志望者が集うのです。
加えて、正式に師父を名乗るには、大師父とほか三名の師父の信任、そしてセーリア皇帝による認可が必要となっています。
翻って、師父とは当代のセーリア皇帝が太鼓判を捺す域に達した武芸者であり、それゆえロンフーシャンには各地から門下生の志望者が集うのです。
〝大師父〟は里の首長であり、就任には四師父による信任と皇帝からの認可に加え、里の民の2/3以上からの賛成票が必要となっています。
武芸の実力としては最低限、「四師父たちと一対一で100回戦い、100回勝てる程度」のそれが求められるとか。
大師父とはすなわち、「ロンフーシャンにおける最強の武芸者」を指す称号でもあります。
武芸の実力としては最低限、「四師父たちと一対一で100回戦い、100回勝てる程度」のそれが求められるとか。
大師父とはすなわち、「ロンフーシャンにおける最強の武芸者」を指す称号でもあります。
本編開始前の状況について
武芸修行の地として長らく門戸を閉ざしていたロンフーシャンが、久方ぶりに門下生募集を開始した。
この噂がたちまちセーリアをはじめ、エリンディル各地を駆け巡ります。
門外不出の武芸を身につければ、冒険者として、あるいは武人として名を上げられる。
また、皇帝直下の地でもあるロンフーシャンにおける冒険者としての活動資格があれば、通常では受けられないような依頼に手が届く。
様々な理由により、冒険者を中心とした人々が門下生志望者としてロンフーシャンに集ってゆきます。
PCたちも、そんな中の一人となります。
この噂がたちまちセーリアをはじめ、エリンディル各地を駆け巡ります。
門外不出の武芸を身につければ、冒険者として、あるいは武人として名を上げられる。
また、皇帝直下の地でもあるロンフーシャンにおける冒険者としての活動資格があれば、通常では受けられないような依頼に手が届く。
様々な理由により、冒険者を中心とした人々が門下生志望者としてロンフーシャンに集ってゆきます。
PCたちも、そんな中の一人となります。
PCたちの立場について
基本的には「入門試験を受け、合格した門下生」となります。
例外もありえますが概ね「門下生」=PCとバディNPCを指す言葉と考えていただいて問題ありません。
また、開幕シナリオが入門試験となりますが、未参加でも試験を受け、合格した扱いにして構いません。
例外もありえますが概ね「門下生」=PCとバディNPCを指す言葉と考えていただいて問題ありません。
また、開幕シナリオが入門試験となりますが、未参加でも試験を受け、合格した扱いにして構いません。
- 門下生募集の噂を耳にし、入門試験を受けに来た
- ロンフーシャン出身で、ずっと門下生を目指して修行してきた
- 師父から直接スカウトを受けた
- たまたまロンフーシャンに迷い込んでしまった
などなど、PCの設定は自由に決めていただいてOKです。
「こういう設定ってアリ?」
など気になる点がございましたら遠慮なく監督にご相談ください。
「こういう設定ってアリ?」
など気になる点がございましたら遠慮なく監督にご相談ください。

【舞台のデータ】
名称 | ロンフーシャン |
位置 | エリンディル大陸東方世界、ヘリュウ川沿い、ウーシャンより東 |
所属国家 | セーリア大帝国 |
人口 | 約1500人 |
種族割合 | ヒューリン30%、ヴァーナ20%、ネヴァーフ15%、ドゥアン15%、その他種族10% |
統治体制 | 師父、および大師父による合議制 |
現在の首長名 | ゴウガルシャ(58歳/男/ドゥアン) |
宗教 | 七大神信仰 |
言語 | 共通語、エリンディル東方共通語 |
水 | 谷川、および山中の湧水を利用した水道設備 |
気候 | 標高のためやや寒冷。周辺地域は温暖湿潤。四季の変化あり |
主な産業 | 香辛料・漢方薬の製造、土産物、観光業 |
輸入品 | 食料品、嗜好品、武具、金属類など |
輸出品 | 香辛料、漢方薬、武器、武術指南書など |
【ロケーション】
地区の説明と主要な施設の解説は行いますが、解説されていない施設については、シナリオやRPの都合に合わせて、皆さんの自由に生み出したり逆になくしたりしてもらって構いません。
例:「大門通りには怪しい占いの店が存在する」
「龍翼原付近にこっそり隠れ住んでいる賊がいる」など
例:「大門通りには怪しい占いの店が存在する」
「龍翼原付近にこっそり隠れ住んでいる賊がいる」など
龍眼城
ロンフーシャン、その高くそびえる山頂に築かれた厳しい城。
その実態は、歴代の師父たちによって増築・改造を重ねられた巨大な修練場です。
玄関では槍が降り、廊下からは火が噴き、城内での一挙手一投足は全て修行の時間と一体化することとなります。
山頂であるために空気も薄く、常人では立っているだけで目眩がするほど。
あまりに過酷な洗礼の数々から、「遺言状なくして龍眼城に立ち入ること能わず」などと冗談めかして噂されることも。
また、龍眼城は四師父および大師父たちの居城でもあります。
翻って、この峻烈なる試練を涼しい顔で日常と為せるようになった者だけが、師父の称号を獲得できるのです。
その実態は、歴代の師父たちによって増築・改造を重ねられた巨大な修練場です。
玄関では槍が降り、廊下からは火が噴き、城内での一挙手一投足は全て修行の時間と一体化することとなります。
山頂であるために空気も薄く、常人では立っているだけで目眩がするほど。
あまりに過酷な洗礼の数々から、「遺言状なくして龍眼城に立ち入ること能わず」などと冗談めかして噂されることも。
また、龍眼城は四師父および大師父たちの居城でもあります。
翻って、この峻烈なる試練を涼しい顔で日常と為せるようになった者だけが、師父の称号を獲得できるのです。
また、城内には四つの房が設けられています。
すなわち、青龍房、玄武房、朱雀房、白虎房。
各房を一人の師父が受け持ち、門下生はそれぞれの房で専門的な鍛錬を行うことができます。
すなわち、青龍房、玄武房、朱雀房、白虎房。
各房を一人の師父が受け持ち、門下生はそれぞれの房で専門的な鍛錬を行うことができます。
なお、龍眼城への道程、〝試練の大階段〟と呼ばれる数千段にも及ぶ階段は、足腰を鍛えしごくのに最適な傾斜で作られています。
そのため、並の体力しか持たぬ者では城の門すら拝むことができません。
龍眼城を目指す時点で、すでに修行は始まっているのです。
この大階段を含め、修行構造はセーリア大帝国のモンク達の修行場、ショーリン館ともよく似通っているようです。
そのため、並の体力しか持たぬ者では城の門すら拝むことができません。
龍眼城を目指す時点で、すでに修行は始まっているのです。
この大階段を含め、修行構造はセーリア大帝国のモンク達の修行場、ショーリン館ともよく似通っているようです。
青龍房
おもに武器を使用した物理戦闘技術を中心とした鍛錬を行う房です。
徒手空拳から魔導銃のような特殊な武器まで、多様な分野で専門的な研鑽を積むことができます。
応用的に、騎乗戦闘術についてもこの房で教授が為されることがあるようです。
徒手空拳から魔導銃のような特殊な武器まで、多様な分野で専門的な研鑽を積むことができます。
応用的に、騎乗戦闘術についてもこの房で教授が為されることがあるようです。
玄武房
回復や守護の神聖魔術といった神官の技のほか、味方を庇うなど、守護の技を重点的に学ぶ房です。
その性質上、他の房以上に精神の鍛錬を重んじる側面があります。
呪歌など、精神力に深く紐づいた武芸の鍛錬もこの房で行われます。
その性質上、他の房以上に精神の鍛錬を重んじる側面があります。
呪歌など、精神力に深く紐づいた武芸の鍛錬もこの房で行われます。
朱雀房
精霊魔術を中心とした魔術の鍛錬を行う房です。
いわゆる攻撃魔術のほか、味方を強化するなどの支援魔術の修行もこの房で行われます。
武器に魔法を纏わせるなどの発展的な戦闘技術を学ぶため、魔術士以外の門下生がこの房で学ぶこともあります。
いわゆる攻撃魔術のほか、味方を強化するなどの支援魔術の修行もこの房で行われます。
武器に魔法を纏わせるなどの発展的な戦闘技術を学ぶため、魔術士以外の門下生がこの房で学ぶこともあります。
白虎房
武器の投擲や隠密技術など、特殊な技巧を学ぶための房です。
斥候、暗殺者といった歴史の裏に生きる者たちの秘技の継承をおもな役目としています。
敵に状態異常を与える絡め手の伝授もこの房で行っており、独特の奇手を身につけることも可能です。
斥候、暗殺者といった歴史の裏に生きる者たちの秘技の継承をおもな役目としています。
敵に状態異常を与える絡め手の伝授もこの房で行っており、独特の奇手を身につけることも可能です。
大門通り
『ロンフーシャン』の正門から連なる目抜き通りにして、人々の生活区。
出店や土産物屋の店主がたくましく客を引き込み、住人や観光客が忙しなく往来します。
ロンフーシャンは観光業を営む人里としては小規模であり、基本的に、日常生活の全てはこの一区で完結することとなります。
出店や土産物屋の店主がたくましく客を引き込み、住人や観光客が忙しなく往来します。
ロンフーシャンは観光業を営む人里としては小規模であり、基本的に、日常生活の全てはこの一区で完結することとなります。
熊猫飯店
ロンフーシャン唯一の酒場にして、町中の人々が集う大きな飯店。
冒険者向けの宿が隣接されており、ギルド「龍の卵」の活動拠点ともなります。
2階建ての飯店は常に多くの人々で賑わっており、観光客からの人気も上々です。
店主であるトントンは、ベスティアの身でありながら宮廷に招かれた経験を持つ一流のチューシ。
冒険者資格を持つ門下生には格安で料理を振る舞ってくれます。
修行や冒険で疲れた身体を、腹の底から癒してくれることでしょう。
冒険者向けの宿が隣接されており、ギルド「龍の卵」の活動拠点ともなります。
2階建ての飯店は常に多くの人々で賑わっており、観光客からの人気も上々です。
店主であるトントンは、ベスティアの身でありながら宮廷に招かれた経験を持つ一流のチューシ。
冒険者資格を持つ門下生には格安で料理を振る舞ってくれます。
修行や冒険で疲れた身体を、腹の底から癒してくれることでしょう。
龍腹武館
熊猫飯店と隣接宿に並ぶ、大門通りでもひときわ目立つ大きな建物が龍腹武館です。
いわゆる道場であり、模擬戦用の武器や魔術練習用のダミーまで、一通りの修練具が揃っています。
文武両道を是とするロンフーシャンの人々は、龍眼城に出入りする門下生ならずとも、老若男女問わず日々ここで修行を行っています。
公共施設であり、特定の誰かを師として据え置くことなく、その時々で心得のある大人が子供たちの指南役となることが多いようです。
多くの住人の日常ルーチンに修行が組み込まれているため、修行後の休憩時間は噂話の場ともなります。
ときどき、師父たちがちょっとした稽古をつけに顔を出すこともあるとか……?
いわゆる道場であり、模擬戦用の武器や魔術練習用のダミーまで、一通りの修練具が揃っています。
文武両道を是とするロンフーシャンの人々は、龍眼城に出入りする門下生ならずとも、老若男女問わず日々ここで修行を行っています。
公共施設であり、特定の誰かを師として据え置くことなく、その時々で心得のある大人が子供たちの指南役となることが多いようです。
多くの住人の日常ルーチンに修行が組み込まれているため、修行後の休憩時間は噂話の場ともなります。
ときどき、師父たちがちょっとした稽古をつけに顔を出すこともあるとか……?
虎の神殿
ロンフーシャンの外れには、いくつかの神殿施設が立ち並ぶ地区が存在しています。
ここに建立された神殿を、〝虎の神殿〟と総称します。
建てられているのは七大神の神殿に留まらず、遥かマジェラニカやアルディオンの神々を祀る神殿すら存在しています。
うち七大神の神殿にはセーリア大帝国、天奉殿に繋がる転送陣が設置されており、門下生はこれを自由に利用することが可能です。
天奉殿には、さらに各地へ通じる転送門があるため、これらの利用許可を得られれば遠方への移動手段に困ることはないでしょう。
ここに建立された神殿を、〝虎の神殿〟と総称します。
建てられているのは七大神の神殿に留まらず、遥かマジェラニカやアルディオンの神々を祀る神殿すら存在しています。
うち七大神の神殿にはセーリア大帝国、天奉殿に繋がる転送陣が設置されており、門下生はこれを自由に利用することが可能です。
天奉殿には、さらに各地へ通じる転送門があるため、これらの利用許可を得られれば遠方への移動手段に困ることはないでしょう。
ロンフーシャンにおいては、武の道を極む己たちを〝龍〟と、外なる稀人を〝虎〟となぞらえる風習があります。
曰く、「龍は空を統べれど、地の草花を知らず。虎は地を征すれど、空の星々を知らず。龍虎交わりてこそ、君子は成り、陰陽調和し、真の中庸へと至らん」。
門戸を閉ざさず、異国文化を積極的に吸収することによって、ロンフーシャンの武芸はたゆまず進化してきたのです。
曰く、「龍は空を統べれど、地の草花を知らず。虎は地を征すれど、空の星々を知らず。龍虎交わりてこそ、君子は成り、陰陽調和し、真の中庸へと至らん」。
門戸を閉ざさず、異国文化を積極的に吸収することによって、ロンフーシャンの武芸はたゆまず進化してきたのです。
椿の園
玄武師父ロジーナが設立・運営する僧院であり、刑期を終えた元囚人の女性たちの社会復帰のための施設です。
行き場のない彼女らを迎え入れ、自立を促すことを目的としています。
所属する女性たちは清貧な生活と共に、農業、手芸、酒の醸造など、社会に溶け込みながら身を立てるための術を学ぶことができます。
また、望む者は神官となるために神学を学ぶことも可能であり、現在では神官見習いの女性たちが〝虎の神殿〟の管理にも携わっています。
行き場のない彼女らを迎え入れ、自立を促すことを目的としています。
所属する女性たちは清貧な生活と共に、農業、手芸、酒の醸造など、社会に溶け込みながら身を立てるための術を学ぶことができます。
また、望む者は神官となるために神学を学ぶことも可能であり、現在では神官見習いの女性たちが〝虎の神殿〟の管理にも携わっています。
龍翼原
谷川を挟んで広がる、奇岩の並ぶ草原。
騎乗用生物や一部の家畜が飼育されているほか、ロンフーシャンの環境で独自に進化した騎竜の姿が稀に目撃されます。
川のせせらぎ、どこまでも広がる空に獣たちの生活音の他はほとんど何もない場所です。
その故か、この一帯を瞑想の地として愛する者も多いようです。
騎乗用生物や一部の家畜が飼育されているほか、ロンフーシャンの環境で独自に進化した騎竜の姿が稀に目撃されます。
川のせせらぎ、どこまでも広がる空に獣たちの生活音の他はほとんど何もない場所です。
その故か、この一帯を瞑想の地として愛する者も多いようです。
【『ロンフーシャン』に生きる人々】
詳しい説明はサークルスクエアの掲示板「NPC名簿」をご確認ください。
ゴウガルシャ
年齢:58歳 性別:男
種族:ドゥアン(有角族)
ロンフーシャンの首長たる〝大師父〟を務める偉丈夫のドゥアンで、ロンフーシャン最強の男。
豪放磊落を絵に描いたような好漢であり、良くも悪くも大雑把な気質。
門下生は笑顔で容赦なくしごき、同じ笑顔で励まし、そしていかに不真面目な弟子とて真正面から向き合い、決して見捨てない。
風流人でもあり、最近はダイワの茶の湯文化にご執心の様子。
種族:ドゥアン(有角族)
ロンフーシャンの首長たる〝大師父〟を務める偉丈夫のドゥアンで、ロンフーシャン最強の男。
豪放磊落を絵に描いたような好漢であり、良くも悪くも大雑把な気質。
門下生は笑顔で容赦なくしごき、同じ笑顔で励まし、そしていかに不真面目な弟子とて真正面から向き合い、決して見捨てない。
風流人でもあり、最近はダイワの茶の湯文化にご執心の様子。
トントン
年齢:40代(人間換算) 性別:男
種族:ベスティア:ウルザ
「熊猫飯店」の店主兼料理人を務めるパンダ。
一人で飯店の料理を切り盛りするチューシであり、ギルド『龍の卵』の顔役も務める。
「客は全員満腹でお帰り願う」をモットーとしており、料理は質のみならず量にもこだわる。
陽気で誰に対しても気さく、面倒見のいい父ちゃん気質。
一人娘のルンルンのこと溺愛しており、彼女に対してはいささか過保護な言動を向けがちなのが玉に瑕。
種族:ベスティア:ウルザ
「熊猫飯店」の店主兼料理人を務めるパンダ。
一人で飯店の料理を切り盛りするチューシであり、ギルド『龍の卵』の顔役も務める。
「客は全員満腹でお帰り願う」をモットーとしており、料理は質のみならず量にもこだわる。
陽気で誰に対しても気さく、面倒見のいい父ちゃん気質。
一人娘のルンルンのこと溺愛しており、彼女に対してはいささか過保護な言動を向けがちなのが玉に瑕。
ルンルン
年齢:15歳 性別:女
種族:ヒューリン(ハーフブラッド(ベスティア:ウルザ))
「熊猫飯店」の店主トントンの一人娘にして、同店の給仕を務める看板娘。
明るく元気で人懐こく、好奇心旺盛、表情豊かで良くも悪くも賑やかな存在。
外の世界、ひいては冒険に対して強い興味を持ち、自らも第50期門下生に志願する。
種族:ヒューリン(ハーフブラッド(ベスティア:ウルザ))
「熊猫飯店」の店主トントンの一人娘にして、同店の給仕を務める看板娘。
明るく元気で人懐こく、好奇心旺盛、表情豊かで良くも悪くも賑やかな存在。
外の世界、ひいては冒険に対して強い興味を持ち、自らも第50期門下生に志願する。
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