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ACVI ジェネレータ


  • 機体のEN供給を司る、文字通り心臓部といえるパーツ。
  • 本作ではENを全消費した際に一定時間上昇・AB・QBといったEN消費アクションができなくなる、いわゆる「チャージング」が復活。EN残量とその回復タイミングの管理が重要なテクニックとなっている。
    • ただし、機動に支障をきたすとはいえ過去作ほど致命的なデメリットはない。後述のようにEN枯渇状態をギミックに組み入れたジェネレータも存在している。
    • EN枯渇状態でも一部のEN消費アクションは使用可能だが、EN回復開始までの時間はアクション終了時点でリセット・再計測される。
  • ジェネレータには内燃型・還流型・コーラル内燃型の3種類がある。性能の特性に差異があるのはもちろん、ブーストの噴射炎及び撃墜時の爆発の色・エフェクト、各種ブーストの稼働音*1が異なる。さらに、性能面では各製造元企業ごとの特色もあり、基本的に同じ系列企業のパーツと相性が良くなるようになっている。
    • 内燃型
      • ブーストの噴射炎:通常の炎のようなオレンジ色。
      • 稼働音:吸気に伴いタービンが唸りを上げるような音が鳴る。
      • 製造元企業はBAWS及び大豊。
        • BAWS製:平均的なステータスで、EN補充性能と復元時補充ENが高め。空中でもある程度のEN回復量が見込める。内燃型としてはEN射撃武器にも適性がある。
        • 大豊製:EN補充性能と供給復元性能を両立しており、着地してさえいればすぐにENが回復する一方、空中でのEN回復量は少ない。EN射撃武器適性が低いため、実弾・爆発武器の使用を前提にした方がよい。
    • 還流型
      • ブーストの噴射炎:ガスバーナーの炎のような青色。
      • 稼働音:QBやABで出力が上がっても音が静か。耳を澄ますと高い稼働音が聞こえる。
      • 製造元企業はアーキバス及びアーキバス先進開発局。
        • アーキバス製:平均的なステータスに加えEN出力が高め。空中でもある程度のEN回復量が見込める。復元時補充ENもコーラル内燃型に次いで高い万能型。
        • アーキバス先進開発局製:高いEN射撃武器適性を誇りEN武器の扱いに長けるが、EN補充性能と供給復元性能が低いため機動力は犠牲となる。
      • なお、内燃型は何らかの燃料を燃焼させてエネルギーを取り出していることが容易に推察されるが、還流型のみ機構や動作原理についての説明がなく詳細不明。
    • コーラル内燃型
      • ブーストの噴射炎:通常の炎のようだが煌めく粒子を含んだ赤色。蒸気のようなエフェクトを纏う。
        • 噴射炎は本当に真っ赤っか。上述の粒子もあり、まるで某ロボットアニメの敵機体である。綺麗なもんだなァ、GN粒子ってのはよォ!
        • コア拡張機能のエフェクトカラーも赤色に変化する。
          • アサルトアーマーは見かけだけでなく実際のダメージもコーラル属性に変化する。コーラル属性の武器と同様、相手の耐EN防御を無視できるようになり実ダメージが上がるためちょっとお得。
          • パルスアーマー・パルスプロテクション・ターミナルアーマーはいずれも見た目のみの変化となり、パルス系武器によるPA干渉の影響についても変わりはない。
      • 稼働音:外部からコーラルを取り込むためか、通常の内燃型とはまた違った鋭い吸気音が鳴る。素敵だ……。
      • 製造元はルビコン調査技研のみ。
        • ルビコン調査技研製:EN回復再開が非常に遅い代わりに、EN全消費後の復元時補充ENが非常に多く、地上でも空中でも復元量の差がほとんどない。ENを使い切っては一気に回復するという特殊な運用を要求される。他の性能は軒並み重量に対して高水準。

+ ジェネレータパラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
ジェネレータパラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
EN容量 回復なしで使用できるENの総量
EN補充性能 EN消費アクション後にEN回復が始まるまでの速度性能
供給復元性能 EN全消費後にEN回復が始まるまでの速度性能
復元時補充EN EN全消費後のEN回復で瞬間的に補充されるEN量
EN射撃武器適性 EN射撃武器のダメージへの補正
重量 パーツの重量
EN出力 EN負荷を許容できる量。ENの回復速度にも関わる

性能一覧表

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パーツ名 メーカー タイプ 価格 EN容量 EN補充性能 供給復元性能 復元時補充EN EN射撃武器適性 重量 EN出力
AG-J-098 JOSO BAWS 内燃型 - 2300 769 500 400 72 3420 2600
AG-E-013 YABA BAWS 内燃型 240000 3060 1086 555 1000 95 5080 3000
AG-T-005 HOKUSHI BAWS 内燃型 312000 3420 1052 370 1020 90 7080 3810
DF-GN-02 LING-TAI 大豊 内燃型 90000 2240 2000 833 280 61 3860 2340
DF-GN-06 MING-TANG 大豊 内燃型 170000 3140 1449 666 440 76 6320 3310
DF-GN-08 SAN-TAI 大豊 内燃型 300000 4420 1020 526 620 88 10060 3210
VP-20S アーキバス 還流型 126000 2620 892 434 1200 94 3800 3400
VP-20C アーキバス 還流型 229000 2870 980 454 1230 100 5320 3670
VP-20D アーキバス 還流型 416000 3720 714 425 1400 108 11030 4430
VE-20A アーキバスADD 還流型 206000 2570 787 416 600 120 3590 3120
VE-20B アーキバスADD 還流型 324000 3300 763 392 800 150 5860 2890
VE-20C アーキバスADD 還流型 405000 3690 555 377 720 128 10130 4090
IA-C01G: AORTA 技研 C内燃型 460000 3000 238 333 2000 105 4330 3500
IB-C03G: NGI 000 技研 C内燃型 510000 4400 250 312 3100 102 8950 4340

EN回復再開時間早見表

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A:供給補正100(WRECKERコア)を基準としたEN消費アクション後の回復再開時間
  EN補充遅延(秒) = 1000 / (EN補充性能 * ジェネレータ供給補正 * 0.01)
B:供給補正100(WRECKERコア)を基準としたEN全消費後の回復再開時間
  EN復元遅延(秒) = 1000 / (供給復元性能 * ジェネレータ供給補正 * 0.01)
※カテゴリ最高値を青字、最低値を赤字にて記載
※コーラル内燃型ジェネレータ(AORTANGI)は特異過ぎる為比較対象から除外
パーツ名 EN補充性能 供給復元性能 A B 復元時補充EN
AG-J-098 JOSO 769 500 1.30 2.00 400
AG-E-013 YABA 1086 555 0.92 1.80 1000
AG-T-005 HOKUSHI 1052 370 0.95 2.70 1020
DF-GN-02 LING-TAI 2000 833 0.50 1.20 280
DF-GN-06 MING-TANG 1449 666 0.69 1.50 440
DF-GN-08 SAN-TAI 1020 526 0.98 1.90 620
VP-20S 892 434 1.12 2.30 1200
VP-20C 980 454 1.02 2.20 1230
VP-20D 714 425 1.40 2.35 1400
VE-20A 787 416 1.27 2.40 600
VE-20B 763 392 1.31 2.55 800
VE-20C 555 377 1.80 2.65 720
IA-C01G: AORTA 238 333 4.20 3.00 2000
IB-C03G: NGI 000 250 312 4.00 3.21 3100

ジェネレータ

AG-J-098 JOSO

BAWSの旧型AC向けに開発された内燃型ジェネレータ
性能は作業用MTで用いられる汎用品と大差なく
現行世代ACでの戦闘には心許ない
メーカー BAWS
価格 -
レギュレーション 1.03.1 1.01
EN容量 2300 (+100) 2200
EN補充性能 769 -
供給復元性能 500 (+100) 400
復元時補充EN 400 -
EN射撃武器適性 72 (+20) 52
重量 3420 -
EN出力 2600 -
  • 初期ジェネ。売却不可。
  • 最軽量である反面、出力・容量・復元時補充EN・EN射撃武器適性がワースト2位(Reg1.07時点)。説明文通りこれを使い続けるのは心許ない。
    • 特に容量はワースト1位のLING-TAIと僅差。滞空可能時間が非常に短いうえ、大消費のブースタだと基本的にQB3~4回で息切れしてしまう。
    • 重量+170のVE-20A、あるいは重量+380のVP-20Sに積み替えれば供給復元以外の全性能が向上するため、機体のダイエット目的であっても犠牲が大きすぎる。
  • チュートリアルのヘリこと惑星封鎖機構大型武装ヘリとの戦いで足を引っ張る最大の要因。
    • パーツショップが解禁されたらすぐに買い替えたい…と言いたいが、唯一の候補であるLING-TAIはこれ以下の出力・容量という非常に癖の強い性能のため、VP-20SやMING-TANGの解禁まで何かしらの不満を抱えたまましばらく進むことになる。
    • 性能不足は否めないものの、初期装備のフレームやブースタとの相性は良く、どちらもこいつの低出力や小容量を補うパラメーターとなっている。尤も順当に進めば程なくVP-20Sが手に入るので使い続ける理由はないが。
  • Reg1.03.1でEN容量・供給復元性能・EN武器適性が増加。ネックである容量の強化は純粋に嬉しく、供給復元性能も全体から見れば中の下から中の上ほどへの躍進となっており、序盤のミッションでの戦いやすさが格段に増している。
    • 出力の低さから依然使い続けるには微妙な性能のままであるが、癖の強いLING-TAIに慌てて買い替えるほどではなくなったのは大きい。
  • あえてこのジェネレータを使う場合、軽量である点を最大限活かしたい。
    • この重量でLING-TAIよりもEN出力が高いのは明確な利点。機体を軽量に仕上げた上で高EN負荷の武器を振り回そう。
    • 高重量にするなら他のジェネレータを積んだ方が色々と動きやすくなる。総重量は75000ラインではなく、62000ラインを目安に。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.30秒、EN全消費後の回復再開時間は2.00秒*2となる。
  • BAWS製ジェネレータはどれもこのJOSOにパーツを追加した見た目になっている。
    • 技術力が追いついてなかっただけで、コンセプト自体はこの時点で完成していたのかもしれない。
  • 名称の由来は蕉門十哲の一人、内藤丈草(ないとう じょうそう)からか。
  • 作中使用者は下位ランカーのインビンシブル・ラミーとインデックス・ダナムのみ。
  • 言わずと知れた初期装備で密航からお世話になるジェネだが、ルビコン3外から大気圏突入して来たC4-621が、ルビコンの地場企業であるBAWS製のジェネレータをどうして所持していたのかは謎。
    • 閉鎖中のルビコン3から密輸するほどの価値はない調達したとは考えにくいので、ルビコン3外にもBAWSの影響力が有るか、アイビスの火以前に持ち出された骨董品を手に入れたかあたりだろう。

AG-E-013 YABA

BAWSの開発した現行世代AC向け内燃型ジェネレータ
惑星封鎖で生じた星外との技術格差解消を目指した製品であり
バランス良く実戦に耐えるレベルまで性能が向上している
メーカー BAWS
価格 240,000
レギュレーション 1.07 1.03.1 1.01
EN容量 3060 (+210) 2850 (+300) 2550
EN補充性能 1086 (+86) 1000
供給復元性能 555 555 (+55) 500
復元時補充EN 1000
EN射撃武器適性 95 95 (+20) 75
重量 5080
EN出力 3000
  • Chapter1「ウォッチポイント襲撃」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • バランスの良い性能の中量級ジェネレータ。そこそこのEN容量によって多少の無理ができ、平均以上のEN補充・復元性能と復元時補充ENを兼ね備えているためEN回復の隙が少ない。
    • それぞれのパラメータを見るとどれも上が居るのだが、この性能バランスをこの重量で実現している点に価値がある。
    • 当初は「技術格差解消を目指した (解消できたとは言っていない)」「YABAい」などと揶揄されるような中途半端な性能だったが、Reg1.03.1と1.07の二度に渡る強化を経て説明通り実戦に耐えるレベルになっている。
  • 主な比較対象となるのは重量帯が近いVP-20Cと明堂。これら三つの中では最軽量かつ最も出力が低いため、低EN負荷のアセンで機動戦を挑むスタイルに向く。
    • VP-20Cと比べると、低出力という明確な短所を受け入れる代わりに容量や補充・復元性能を高めた形。コアの出力補正や低負荷パーツで補う必要がある分「短所がない」VP-20Cよりアセンを選ぶが、適したアセンに組み込めばEN管理がしやすく、動きの自由度が高くなる。
    • 明堂に対しては一見すると重量互換という印象を受けるが、復元時補充ENとEN武器適性ではこちらが上回っているため、やや異なる性格の機体を組める。Reg 1.07 で出力や補充性能には重量に応じた差がついたので、こちらを採用するなら軽さや前述のアドバンテージを活かしたい。
    • 軽量級ジェネレータからの積み替え先の候補にもなる。軽量級ジェネは比較的丸い性能のVP-20S以外どれも癖が強いので、バランス型を求めるならそれなりの重量増加を飲んででも消去法的にこれかVP-20Cが候補となる。
  • 復元にかかる時間が短めなわりに復元時補充ENが多いため、状況によってはコーラル内燃型ジェネレータのように意図的にENを使い切る動きが選択肢に入る。
    • この特徴から空中戦への適性がある。コーラル内燃型ほど潤沢にENを使うことはできないが高度は維持しやすく、無限飛行機体も組める。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約0.92秒*3、EN全消費後の回復再開時間は約1.80秒*4となる。
  • 名称の由来は蕉門十哲の一人、志太野坡(しだ やば)からか。
  • ルビコン解放戦線のAC乗りに使用者が多く、6人中3人がコレを搭載している。
    • BAWSとの繋がりが深い彼らの立場を考えれば星外企業製を搭載するわけに行かず、JOSOでは性能が物足りないし、HOKUSHIでは重すぎたり出力が過剰だったりで、必然的に選択肢がコレしかないという懐事情もあるのだろう。アップデートで強化されて彼らもさぞかし嬉しかろう
    • 低負荷だがやや重いBASHOフレームとは実際相性がいい。充分なEN出力を確保しつつ軽めに仕上がる。
  • JOSOの上に赤い追加パーツが載せられた様なデザインをしている。まるでディス◯システムと接続したファミ◯ンの様。

AG-T-005 HOKUSHI

BAWSがエルカノと共同開発した内燃型ジェネレータ
出力向上により高負荷パーツの運用も可能となっているが
供給復元性能は低いためEN管理には技量を要する
メーカー BAWS
価格 312,000
レギュレーション 1.07.2 1.07 1.03.1 1.01
EN容量 3420 3420 (+260) 3160 (+450) 2710
EN補充性能 1052 1052 (+100) 952
供給復元性能 370
復元時補充EN 1020 (+170) 850
EN射撃武器適性 90 90 (+20) 70
重量 7080
EN出力 3810
  • Chapter5「脱出」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 高出力型ながら補充性能も兼ね備えており、高負荷気味のアセンでも快適に動ける。それでいて重量もそこそこ止まりを維持しており、他の超重量級ジェネレータと比べれば中量機でも積みやすい部類。
  • 高出力ゆえに空中でのEN回復も得意。その反面、供給復元性能は説明通りにかなり低く、EN全消費ありきのコーラルジェネ2種を除けば最下位。MAIN DISHコアによる最速復帰でも約2.41秒かかってしまうので、敵の目前で使い切らないように注意。
    • コーラルジェネレータとは異なり、EN供給効率を上げて空中での回復力を確保する形で無限飛行を実現できる。一部ミッションでは有効に使えるかもしれない。
    • 普段遣いでは4脚のような負荷は高いが積載量に余裕のある脚部での採用が望ましいか。重量を飲み込めれば高負荷な重二脚等でも検討に値する。軽量機でも常時浮遊するタイプであれば、速度との兼ね合いで選べるのならより滞空可能となる。
  • 内燃式ジェネレータの中では最もEN出力が高いので、オレンジ色の炎が好きだが大豊ジェネではEN負荷が厳しい…という時にとても良い。
  • Reg1.03.1で容量とEN武器適性が、更にReg1.07にて容量と補充性能が強化されたことにより、「息切れさえしなければ万能選手」という個性がはっきりとするように。EN武器も特別キツいとは言えない程度の適性になったため、アセン次第では十分実用に堪える。
    • 同じく万能中ジェネであるVP-20Cと比較すると、重くEN武器の威力がやや下がる反面EN容量や出力があり、余裕のある動きができるのが強み。
    • Reg1.07では、重量と弱点が似ているMING-TANGも大きく強化を受けており、中々面白い住み分けがなされている。概するとEN全消費時のリスクはMING-TANGの方がマイルド、アセンブリも含めた平時の立ち回りはHOKUSHIが優れる。
      • Reg1.07.2にて復元時補充ENが強化、EN全消費からの立て直しが多少容易に。もっとも復帰の遅さは据え置きなので、この上方修正の恩恵は受けずに済ませたいところではある。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約0.95秒*5、EN全消費後の回復再開時間は約2.70秒となる。
  • 名称の由来は蕉門十哲の一人、立花北枝(たちばな ほくし)からか。
  • ラスティ御用達。機体変更前・変更後ともにこのジェネを採用している。
    • いずれもフレームや装備の軽さで積載との帳尻を合わせ、QBを多用できる大容量ジェネを積むという近接高機動アセンの趣が見て取れる。EN武器適性の低さもEN射撃武器をそもそも採用しないことで完全に無視している。
    • ちなみにレッドガンも含めた企業部隊の所属としては、彼だけが自社系列製ではないジェネを搭載している。
  • JOSOに黒いパーツが囲むように覆ってるデザイン。

DF-GN-02 LING-TAI

大豊核心工業集団が開発した内燃型ジェネレータ「霊台」
ベイラムから開発委託を受けて作られた製品であり
軽量かつEN補充性能に優れることが要求された
メーカー 大豊核心工業集団
価格 90,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 2240 (+240) 2000
EN補充性能 2000
供給復元性能 833
復元時補充EN 280
EN射撃武器適性 61
重量 3860
EN出力 2340
  • パーツショップ解禁直後から販売されている。
  • 補充性能・供給復元性能(=EN回復再開時間)は最高、それ以外は最低という極端なジェネレータ。
    重量は軽量バランス型のVP-20Sとほぼ同じで最序盤に解禁されるものの、その実態は最低限の消費で最大限の動きを出すアセンと動きを求められる玄人向けパーツ。
  • EN補充遅延が約0.5秒と非常に短く、地上QBの着地直後に回復が始まる。一方、息切れが凄まじく早いため、上下移動やABによる長距離移動には向かない。
    • ここまで容量が少ないと、ALULAのような消費が大きいブースタはなんとQB3回で息切れの可能性がある。使い切りさえしなければすぐ回復が始まるが、出力の低さから回復速度自体は遅くなりがち。*6
    • 供給復元性能は高いが補充ENが微量なので、なるべく使い切らないようにしたい。
  • ぶっちぎりのEN出力の低さは「負荷を許容できるアセンが限られ、場合によっては出撃さえできない」という機動力以前の問題も引き起こしている。
    • 負荷を極力切り詰めたフレームであっても両手両肩すべてに武器を積むことすら難儀するほど。
    • ちなみにReg1.07.1現在、出力補正ワースト(83)のJAILBREAKコアと組み合わせた際の出力は1942、フレーム及びインナーをEN負荷最小のものでまとめた場合の余剰出力は740。全スロットに武装を積むならば平均にしてEN負荷185の中でやり繰りしなければならない。
  • EN武器適性も非常に低く、出力の低さと合わせてEN武器を握るには辛い。ブレードやプラズマミサイルはEN武器補正を参照しないので、攻撃属性をバラけさせたいならそちらを。
  • 他ジェネレータが一気に使って一気に回復なら、これはこまめに使ってこまめに回復するタイプと言えるか。
    • ほとんど滞空できないため地上でちょこまか動きまくりたい所だが、大消費のブースタだと基本的にQB3~4回で息切れする。
    • かと言って、QB消費ENに秀でるブースタは推力(地上ブースト速度)に難があるため、どちらにせよ機動力に穴ができてしまう。
  • アップデートでの変更は以下の通り。
    • Reg1.03.1~1.06.1では初期ジェネとの容量差が300もあったため、初心者が早めに初期ジェネから脱却しようと飛びつくと、却って「武装採掘艦破壊」「壁越え」など高低差のあるミッションに苦労しがちであった。
    • Reg1.07にて念願の容量底上げを受け、初期ジェネとの容量差も縮まったことで、以前よりは扱いやすくなっている。
      • 初期機体はEN供給効率があり余っているため、初期ジェネからコレに換装するだけなら長所を存分に活かせるだろう。問題は、そこから左肩に武器を追加したり、頭部・腕部・ブースタ・FCSなどを交換するごとに、EN供給効率が目減りしていく(初期ジェネとの出力差が響いてくる)ことである。
      • 序盤の「壁越え」前後に解禁される3種が強化されたことも考えると、いまだ苦しい立ち位置と言わざるを得ない。
  • 攻略面での評価としては、やはり「初心者にお勧めできるパーツとは言い難い」となる。これを買うよりは初期ジェネのままミッションを進め、トレーニングをこなしてオールマインドからVP-20Sを貰えるまで我慢したい。
    • EN容量が小さいため、ゲージ管理が他のジェネレータよりも難しい。ミッション上の難敵の攻撃はジャンプ等による縦方向の回避が有効なものが多いが、容量の小ささはそのまま滞空可能時間の短さに繋がってくる。
    • 容量の小ささも辛いが、それ以上にEN出力の少なさが辛い。少ないEN出力故に、出力補正の大きなコアやEN負荷が小さくとも強力な武装等で補う必要があるが、序盤はパーツ選択の幅が狭くEN出力のやりくりが非常に厳しいものとなる。
  • Reg1.07にて、NGI 001ブースタ(QB消費ENワースト)と組み合わせる場合、息切れなしのQBはブースタ効率補正100以上で3回、最高値126(NACHTREIHERコア)で4回となる。
    • QBの回数はもちろん大事だが、補充の早さを活かすためにもEN供給効率は最低2000台、できれば3000以上を目指したい。ミリ残しから全回復までの時間が長いほど、他のジェネレータに対する強みが薄れてしまう。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は0.50秒、EN全消費後の回復再開時間は約1.20秒となる。
  • 簡体中文で「灵台」(リンタイ)。古代中国の星官のひとつ。
  • 真レイヴン御用達。こんなものでアーキバスと惑星封鎖機構の大群を相手取って壊滅させるのだから彼(?)の技量の凄まじさが窺える。
  • G6 レッドも使用しているが、これを積んでいる影響でENの余裕がないためTALBOTを載せられず、両肩ミサイルでありながらミサイル適性の低いABBOTを搭載している。

DF-GN-06 MING-TANG

大豊核心工業集団の開発した内燃型ジェネレータ「明堂」
ベイラムとの共同開発で作られた製品であり
EN補充性能と容量の両立が目指されている
メーカー 大豊核心工業集団
価格 170,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 3140 (+240) 2900
EN補充性能 1449 (+199) 1250
供給復元性能 666
復元時補充EN 440
EN射撃武器適性 76
重量 6320
EN出力 3310 (+150) 3160
  • Chapter1「壁越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • LING-TAIに次ぐ2位のEN補充性能・供給復元性能と中堅クラスのEN容量を持ち、ENゲージの管理に長けたジェネレータ。一方、重量はやや重めでEN出力も高いとは言えないので、アセンブルには吟味が必要。競合するジェネレータはHOKUSHI、VP-20C、YABA。場合によってはVP-20SやSAN-TAIも視界に入ってくるか。
    • 補充性能の高さは細かく着地したり、地上QBを多用する動きで効いてくる。着地すると即座に回復するので、すぐにまた飛び上がれる。
      • 補充性能トップのLING-TAIは出力・容量ともに劣悪。EN補充遅延をできるだけ短くしたい場合でも、まずはコレを検討しよう。
    • HOKUSHIやVP-20Cに比べてEN出力余剰(≒EN供給効率)を稼ぎにくいぶん、空中での回復速度にはあまり期待できないため、地上での回復がメインとなるだろう。その代わり、ある程度のEN供給効率を確保できれば、近接武器を振り終えた時のEN残量がわずかだったり、息切れ寸前あるいは息切れ中に近接武器を振った場合でも、すぐに立て直せる。特に息切れ時間(≒相手の反撃猶予)がHOKUSHIよりも1.2秒ほど短いため、リスクを大きく減らすことが可能。
    • 高い供給復元性能のおかげで息切れはかなり短いが、肝心の補充ENが非常に少なく、回復速度の遅い空中で息切れすると後が続かない。普段からできるだけ息切れしないように振る舞いつつ、ピンチの時こそ心とENゲージに余裕を持てるようにしたい。
      • 息切れしない前提かつEN出力が物足りないならHOKUSHIも視野に入ってくる。こちらはMING-TANGとは逆で、息切れが長い代わりに補充ENはいくらか多い。他の競合相手であるYABA・VP-20S・VP-20Cは息切れ時間と補充EN量のバランスが良く、重量も控えめ。自分の目的に合わせて吟味しよう。
    • EN射撃武器適性はジェネレータの中で下から3番目。EN出力の低さもあり、基本的に実弾・爆発武器を採用した中量機体向け。
      • 近接武器やプラズマミサイルなどであればEN適性の低さを踏み倒せるので、このジェネとEN属性攻撃を両立したいならこれらに頼ろう。
      • 当初はBAWS製ジェネレータのEN適性が低かったため、中の下程度のポジションであったが、Reg1.03.1の調整で順位が大きく変動。現在これより低いのは初期ジェネJOSOと癖の強いLING-TAIのみ。
  • 総じると、VP-20S・20Cからアセンブルの自由度を犠牲に、実戦でのENゲージ管理の小回りを良くした感じ。ミッション毎に使い分けしていくと良いだろう。BAWS系と比較すると、重量あたりのコストパフォーマンスを犠牲に、ENゲージの回復ラグを小さくしたジェネとなる。
    • 上述したように基本的には中量機向けに感じられる重さだが、少し頑張って軽量機に載せてしまうのも有効な手である。上手くまとめればよく動く機体になり、かえって高機動性が実現できる。
    • 大豊系ジェネレータとしては、これよりも1つサイズの大きなSAN-TAIがあるが、そちらは他のステータスを犠牲にEN容量に特化した大型ジェネレータとなる。
  • ミッション攻略ではこれよりも一足先に手に入るVP-20Sが比較対象となる。更に進行するとVP-20CとYABA(Reg1.03.1以降)も詰め替え候補に挙がってくる。
    • VP-20Sの方はトレーニング「中等傭兵支援プログラム1:アセンブル」クリアで貰える上、入手時期も最速で壁越え直前と先を越されるため、序盤としては決して安くないMING-TANGにとってはその点も向かい風。
    • 一方ライバル達の方が重量やEN射撃武器適性が優秀で、特に20S・20CはEN出力も勝るためアセンブルの制約が緩い(=好きな機体構成に合わせ易い)。パーツの選択肢の少ない序盤は特にここがネックになりがち。
    • 運用面では、ENゲージ管理に慣れないうちは息切れしやすいので、補充ENの多いVP系ジェネレータの方が使いやすいかもしれない。息切れの長いHOKUSHIほど隙は晒さないし、接地さえしていればあっという間に回復するので、ゲージ管理の練習としては良い教材にはなるか。
  • Reg1.07にて容量・補充性能・出力と、基本的な性能全てに目覚ましい強化が入った。
    • かつては、特に対人戦において少々の重量を呑んでSAN-TAIを使った方があらゆる局面で上位互換気味であったが、あちらの弱体化もあり有力な選択肢の一つになってきた。
    • 全体的な性能向上により、高い補充性能という長所をより活かしやすくなった。コア選びの自由度が上がった結果、軽量化と姿勢安定の両立も実現可能になった。ただし、容量・出力のどちらにも上がいることは変わらないので、これが最適なジェネレータになるかどうかは機体によって変わる。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約0.69秒*7、EN全消費後の回復再開時間は約1.50秒となる。
  • 簡体中文でも同じく「明堂」(ミンタン)。古代中国の星官のひとつ。
  • 優秀なジェネレータだけあってかストーリー上での採用者は、G3 五花海、G4 ヴォルタ、G5 イグアス、オーネスト・ブルートゥ、コールドコール、六文銭とレッドガンだけでなく独立系の傭兵の採用も多い。

DF-GN-08 SAN-TAI

大豊核心工業集団が開発した内燃型ジェネレータ「三台」
同社の単独開発で作られた重量AC向け製品であり
突出したEN容量を誇る
メーカー 大豊核心工業集団
価格 300,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 4420
EN補充性能 1020 (-156) 1176
供給復元性能 526 (-99) 625
復元時補充EN 620 (-210) 810
EN射撃武器適性 88
重量 10060
EN出力 3210
  • Chapter3「アイスワーム撃破」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • EN容量が売りの重量級ジェネ。特殊なコーラル系を除けばダントツの数値で、そのスタミナはそれだけでも特筆に値する。
    • ミッションではAB特化ブースタのBUERZELと合わせると、マップの移動がスムーズになってとても快適。QB型のALULA等にして思う存分に連続QB堪能しても良い。
    • さすがに軽量機体に積むとなると重量が厳しいが、軽め、程度の機体であれば総重量を切り詰めたショットガン機等とは相性がいい。アサルトブーストで距離を詰めてスタッガーさせてからのキック追撃まで十分なENを残せる。
  • 一方で出力面は重量に反してせいぜい中堅程度以下で、EN射撃武器適性も低め(一応大豊製ではマシな方)。
  • 補充ENの見た目(容量に対しての割合)は14%と低いのだが、復元自体は早めとなっており、ブースター次第ではEN全消費→復元を繰り返す事で無限滞空も可能。
    • この特性は小刻みにQBを挟んだ地上戦でも有用。ただし地上戦に特化するなら当然出力と軽さに勝る中量以下の他ジェネとの比較が必要になる。
    • この点はある意味「AC6らしい戦い方(接近戦主体・スタッガー主体)」をしたい時に有力と言えるかもしれない。
  • 長短所が非常に明確な為、コアの選択で動きに強い癖を出せる。
    • EPHEMERAコアならば最大のEN出力補正と重量補完の恩恵を受けられ非常に好適。耐久性能の低さは機動性を活かした攻撃性能の高さでカバーする。
    • NACHTREIHERコアとの組み合わせである『ナハト三台』は、出力補正の低さから出力こそ劣悪になるものの、ブースタ効率と容量から最もQBを連発できる組み合わせとして知られる。一見狂気的なアセンに見えるが、うまく負荷を調整して組むことで引き機体として特化させられる。
  • 大容量で復元性能に優れる点でコーラル重ジェネと性質は似ているが、当然実態は異なる。EN兵器も使いたかったり尖りを使いこなす自信があればNGI、EN兵器を捨てた上での使い勝手や汎用性ならこちらといったところか。
    • 使い方の一例として、上を取ってグレネード等で爆撃する四脚にピッタリ。最初に出力を欠点としながらいきなり高負荷脚の例だが、それを承知の上でこういう開き直りもある事と、四脚の積載の大きさや「絶対値としての」EN出力は決して低くはない事にも注目。
  • コーラルジェネが「アセンは自由だが戦術が尖る」のに対し、空中戦は勿論地上戦やQB合戦等、幅広い動きに対応できる点が強み。どんな動きがしたくてどんなアセンに仕上げるかの試行錯誤が必要で、こういったアセン試行の強誘導が人によって評価が分かれる一因となる。
    • とはいえその制限を受け入れてしまえば、75000ライン死守やそれ以下のダイエットも実現自体はさほど難しくないし、その範囲内でも結構いろいろな実弾武器≒十分強大な火力は載せられるだろう。
  • Reg. 1.07にて補充性能・復元性能・補充ENが下方修正され、いずれも中の上~中の下程度となった。
    • かつては補充性能・供給復元性能がMING-TANGに次ぐ3位、復元時補充ENも中位レベルというハイバランスを誇っていたが、重量に対してのEN出力面はかなり劣悪な部類になった。
    • 特に補充ENの量が減ったのは痛手であり、以前よりEN管理に気を使わねばすぐに行動に不自由をきたす。依然としてトップの大容量は魅力的ながら、とにかく積めば強いというジェネレータではなくなっている。
    • Reg. 1.07以降では出力・補充性能ともにMING-TANGおよびHOKUSHIを下回るため、こちらは上昇・ホバリングによる滞空時間、QBの使用回数、ABの航続距離などを活かす必要がある。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約0.98秒*8、EN全消費後の回復再開時間は約1.90秒*9となる。
  • 簡体中文でも同じく「三台」(サンタイ)。古代中国の星官のひとつ。
  • 大豊のジェネレータは、小さい方から順に ベイラムから開発委託→共同開発→大豊単独開発 となっている。使い分けの余地があるとはいえ、後に行くほど優秀になっていく点にベイラムの闇、あるいは大豊との噛み合わなさが垣間見える。

VP-20S

アーキバスの開発した還流型ジェネレータ
シュナイダーACなど軽量機体への搭載を想定しており
重量を抑えつつ出力も保証する調整となっている
メーカー アーキバス
価格 126,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 2620 (+120) 2500
EN補充性能 892 (+59) 833
供給復元性能 434
復元時補充EN 1200
EN射撃武器適性 94
重量 3800
EN出力 3400 (+200) 3200
  • トレーニング「中等傭兵支援プログラム1:アセンブル」のクリア報酬。
  • 軽量ながら多少のEN容量とある程度のEN出力をカバーしてくれる上、復元時補充ENやEN射撃武器適性も十分に高いハイスタンダードモデル。
    • 「短所がない」VP-20Cをシュリンクダウンしたような性格だが、重量大幅減に対して性能はそこまで落ちておらず、かなりコスパが良い。
    • 特に入手時点前後では破格とも言えるEN出力が、同じ時期にショップに追加される負荷の高い軽量フレームやEN武器を搭載するにはありがたい。序盤で頼れる一品どころか、軽~中気味のアセン方針を続けるならストーリーを最後までこなす事も十分可能な性能を持っている。
    • この性能を序盤に無料で貰えるというのは破格のポジション。「壁越え」支援の為のオールマインドからの粋な計らいとも言える。
    • 「壁越え」クリア後に販売されるMING-TANGやVP-20Dはこれよりも明確に重く、これが無いと他の販売パーツも大半が持ち腐れになりがち。
  • Reg1.03.1にて総重量が速度に与える影響が強くなったことで、必要最低限の性能を備えつつ軽いというこいつの強みがより活きやすくなった。
    • 総重量は安定回復にも顕著に反映される為、バランスを保ちつつ軽く仕上がるこのジェネの存在感は思ったより大きい。
  • Reg1.07にて出力・容量・EN補充性能が強化され、以前のVP-20Cに近い感覚で運用可能に。
    • 重量以外は全面的にVP-20Cが勝るため、こちらは純粋な軽量タイプと考えてよい。
  • 総じて優秀なパーツではあるが、ジェネレータとしての性能はVP-20Cに一回り劣る。これだとあと一歩足りないというケースもあるため、重量に余裕があるなら積み替えも検討したい。
    • 内装にリソースを割けない重装備中二脚などでも採用候補に挙がるが、浮いた分を高負荷パーツで埋めると思っていた以上に動けない、ということが起きがち。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.12秒*10、EN全消費後の回復再開時間は約2.30秒となる。
  • 作中使用者は下位ランカーのノーザークのみ。
    • アリーナ紹介文を信じるならばレーザーハンドガンともども星外でのショップで現金購入したのだろうか?
    • フレームと違ってSタイプなのにヴェスパーに全く採用されていない。不憫だ...。

VP-20C

アーキバスの開発した還流型ジェネレータ
「短所がない」ことを要件として設計されており
機体構成を問わず安定した性能を発揮する
メーカー アーキバス
価格 229,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 2870 (+150) 2720
EN補充性能 980 (+71) 909
供給復元性能 454
復元時補充EN 1230 (+130) 1100
EN射撃武器適性 100
重量 5320
EN出力 3670
  • Chapter2「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • そこそこ止まりの重さの割に破格とも言える高出力を持ちながら他の能力もかなり高い水準でバランスが取れており、説明文通り短所という短所がない。
    • 強いて言えば近い重量帯のジェネと比べるとEN容量が一歩心許ないぐらいだが、それは贅沢というもの。出力の高さから来る高い供給効率で補って余りある。
    • 元から優秀だった20Sを一回り強化したようなスペックで、その分重くなったが全体で見れば中堅といった所。よほど積載がカツカツでない限りはこちらを使うことになるだろう。
    • EN射撃武器適性が100と不自由ない値かつ余裕のあるEN出力から、EN武器を振り回すにも便利。高負荷武装の複数搭載も現実的。
  • 逆にどのステータスもこれ以上を求めると何かしらのスペックに穴が空く、といった感じ。
    • 機体を組む際はまずこれを載せて、不安がある数値を適したジェネに入れ替え、とするのも良い。
    • Chapter2クリアで追加されるため入手性も良好な部類。20Sで物足りなくなったらまずコレに手を出そう。
  • 中量機から重量機、実弾からEN兵装まで、対人・ミッション問わず様々なアセンにそれなり以上にマッチする傑作ジェネ。
    • ただし明確な長所があるというわけではなく、どんなアセンでも最適解になるというわけではない。万能=最強ではないので、くれぐれも注意すること。
    • 供給効率を削って軽くしたいならVP-20S、息切れしない前提ならHOKUSHI、EN武器を使わず供給効率もあり余っているならMING-TANG、EN武器にこだわるならVE系…等、目的が偏るならおのずと最適解も変わってくる。
      • とはいえ、デファクトスタンダードと言える立ち位置を築いているのも確かで、一周回ってこのジェネに落ち着く人もいるだろう。
  • Reg1.07にてEN補充性能が強化され、弱体化された三台と近い値となった。重量やEN関連の性能を優先させたい場合はこちらを選択するとよいだろう。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.02秒*11、EN全消費後の回復再開時間は約2.20秒となる。

VP-20D

アーキバスの開発した還流型ジェネレータ
同社のEN兵装を運用するため容量と出力が重視されており
とりわけ出力においては他の追随を許さない
メーカー アーキバス
価格 416,000
レギュレーション 1.07.2 1.07 1.06 1.01
EN容量 3720 3720 (+130) 3590 (+340) 3250
EN補充性能 714
供給復元性能 425 (+41) 384
復元時補充EN 1400
EN射撃武器適性 108 108 (+4) 104 (+6) 98
重量 11030
EN出力 4430
  • Chapter1「壁越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • カテゴリ内で最大のEN出力を誇り、容量・補充ENも多めの豪華なジェネレータ。そのせいかパーツショップ経由で入手するジェネレータの中で最も高価。
    • 入荷こそ非常に早いが、これを乗せられる脚部の確保も含めて駆け出しの傭兵には中々つらい価格設定。アーキバス流の嫌がらせか?
  • そして重量もカテゴリ内で最大。さすがにこの重量では、積載に余裕のある機体でなければ採用は厳しいか。
  • 高出力からくる膨大なEN供給効率と、それなり以上の容量を確保できる、非常に余裕のあるジェネレータ。重さは伊達ではないといった所か。
    • ガチタンWワーム砲とかWカラサヴァとかW破壊天使砲とかの超高負荷機体を動かせるのはコーラル重ジェネかこれくらいしかない。浮遊特化のコーラルジェネと比較するとこちらは地上戦向きか。
  • ただし補充性能が全体で見てもやや悪い部類で、重量の問題もあり高性能とはいえこれが多くのアセンで理想・最強というわけでもない。少なくともとりあえずで積んでいい代物ではない。
    • より軽く補充遅延の短いHOKUSHI、使い切っても補充ENで踏み倒せるコーラルジェネなど、機体のコンセプト次第ではコレよりも使い勝手の良いジェネレータは多い。
  • Reg1.06~Reg1.07.2の間に容量とEN射撃武器適性、供給復元性能が向上。
    • EN射撃武器適性については、コーラル重ジェネの弱体化もあってVEシリーズ3種に次ぐ値を持つように。レーザーキャノンVP-60LCSと組み合わせれば、序盤から高火力のEN射撃武器を確保できる。
    • 容量も元来の高出力を維持しながら全体3位につける数値になったうえ、弱点だった供給復元まで悪くない水準まで向上。VP系列らしいハイバランスの重ジェネへと変貌している。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.40秒、EN全消費後の回復再開時間は約2.35秒*12となる。

VE-20A

アーキバス先進開発局の設計した還流型ジェネレータ
試作段階の高性能ENパーツを運用するため
ほかの性能を犠牲にして出力を引き上げている
メーカー アーキバスADD
価格 206,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 2570 (+110) 2460
EN補充性能 787 (+47) 740
供給復元性能 416
復元時補充EN 600
EN射撃武器適性 120 (+4) 116
重量 3590
EN出力 3180 (+60) 3120
  • Chapter3「アイスワーム撃破」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 初期ジェネ並みの軽さを考えるとそう悪くない性能ではあるが、出力は下から数えたほうが早い。説明文は「EN武器適性を引き上げている」の間違いだろうか?
    • 文脈から「ジェネレータの出力」ではなく「高性能ENパーツ(武器)の出力」を引き上げているとは解釈できる。
    • 英語版では該当部分が「EN output」となっているため、やはりEN出力のことのようだ。
  • VP-20Sや20Cから強化された項目に対し、犠牲となった物が大きい。特に出力・補充ENの低下が目立つ。
    • 適性100のVP-20Cに比べ、EN射撃武器のダメージが10%増加し、チャージ時間・リロード時間が80%に短縮される(Reg1.07時点)。しかし、EN射撃武器を中心に運用するには出力がキツくフレームを選ぶ。
    • 軽量フレームに乗せられる範囲でも、EN射撃武器満載となると出力不足に陥る。限られたEN射撃武器の強化具合をどう捉えるかで採用を考えよう。
  • このジェネを選ぶ意義はやはりEN射撃適性と両立した軽さ。軽逆やナハト脚など、気をつけてアセンしてもつい積載オーバーになりやすい脚部でEN武器を担ぐなら、積極的な選択肢として挙げられる。
    • これらの脚部は1回のジャンプ・接地QBでの間合いコントロール能力が高いため、他脚部よりEN消費を減らした立ち回りを狙える。脚部がジェネレータの容量の少なさを、ジェネレータが脚部の積載量の少なさをカバーしあうシナジーを発揮する。
    • 飛び跳ねながらEN武器を射撃していく運用となると、着弾時に爆風を生み出すプラズマライフルや、アーキバスのレーザーショットガンが扱いやすい。特に760PRはノンチャージでも1射の威力が高く、爆発範囲が30あり、搭載負荷が低め。アキバレザショは負荷が高くなるが、チャージ攻撃の爆発範囲が45あり、咄嗟にジャンプして撃ち下ろす運用でかなり当てやすい。
  • Reg1.07にてついに強化が入り、EN射撃武器適性が向上したばかりでなく、基本性能の底上げによって機体を動かしやすくなった。それまでは「多少軽量な以外は悪い意味で平凡」「説明文は『他の性能を犠牲にして重量を抑えた』の間違い」など散々だった。
    • ただし、比較対象に挙がりやすいVP-20S及び20Cも強化されているので注意。こちらの強みは重量とEN射撃武器適性に絞られる。
  • Reg1.07.2までコツコツ強化を重ねてきた低燃費ブースタ2種(12345・P04)の存在から、それらのQBリロード保証重量に合わせた重量級アセンも視野に入るようになった。EN兵器の火力は128ジェネから4%下がるが、QB運用もEN回復も128ジェネ搭載機より小回りが効く。こちらが追うのではなく、相手に追わせて上昇とQBで回避しながら迎撃する立ち回りなら、スタミナの低さを誤魔化しやすい。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.27秒*13、EN全消費後の回復再開時間は約2.40秒となる。
  • フロイトが設定ほど強くない理由の一つ。なんと彼はこいつを積みながらEN適性が適用される武器を持っておらず*14、本装備の長所であるEN適性が完全に死んでいる。
    • 重量+210のVP-20Sに換装すればEN周りが全面的に向上し、各種速度・安定回復補正の低下は誤差レベルで済む。初期ライフルの採用も含め、何か特別なこだわりがあるのだろうか。
    • Reg1.07で上述の強化が行われたことにより、「ロックスミスはアップデートのたびに強化される」というジンクスがついにジェネレータにまで及ぶこととなった。ただし「EN適性が機能しないアセンなので、VP-20Sに換装すべき」という点は相変わらず…。

VE-20B

アーキバス先進開発局の設計した還流型ジェネレータ
出力も犠牲にしてEN武器適性を極限まで追求した製品であり
位置付けとしてはコンセプトモデルに近い
メーカー アーキバスADD
価格 324,000
EN容量 3300
EN補充性能 763
供給復元性能 392
復元時補充EN 800
EN射撃武器適性 150
重量 5860
EN出力 2890
  • 2周目の「アイスワーム撃破」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • テキストに偽りはなく、ぶっちぎりのEN射撃武器適性150が輝く。「150」「150ジェネ」の通称で呼ばれることもある。
    • EN射撃武器のダメージが25%増加し、チャージ時間・リロード時間が半減する。チャージ攻撃をストレスなく快適に扱えるようになるため、チャージ主体の武器を使うなら採用する価値は高い。
    • この凶悪なまでのEN適性に魅せられ、あらゆるものを犠牲にこいつとEN武器を積むプレイヤーも多い。
  • 代償についても偽りなく、EN出力がだいぶ犠牲になっている。EN武器を活かそうにもあれもこれもとを装備する余裕は全くなく、性能を活かしきるにはフレームもしっかり吟味する必要がある。
    • 低いEN出力を補うために、コアのジェネレータ出力補正はもちろんフレームのEN負荷も気にすると良い。どうにか余剰出力を稼いでEN武器を複数積んだ時の火力は一見に値する。最悪EPHEMERAコアになんとかしてもらおう。
    • 一応、3連レーザー砲以外のEN武器はどれも二丁積むことが可能。ただし当然ながらEN負荷の高い武器を二丁積みしようとすると他部位の選択肢も大幅に制限される。
    • EN供給効率が1500あれば出撃できるとはいえ、削りすぎるとレーザーハンドガンの連射やEN武器のチャージで出力不足に陥ってしまうため要注意。
  • この手の一芸特化ジェネレータにしては割と普通のスペックをしており、EN武器適性と容量以外の点もVP-20Cに劣る位で済んでいる。
    • そのVP-20Cが必要十分なEN武器適性を持っているのが辛いところ。こちらの価値は如何にEN武器を上手く使えるかにかかっている。
    • 重量のわりにはなかなかのEN容量を持っているため、大きく吸って大きく吐くように意識すると強く使える。
  • 最も恐ろしいのが依存性である。EN武器の火力とチャージ時間に慣れてしまい、これなしではいられなくなったEN中毒患者が多数見られる。
    • なまじ無理やり積もうと思えば、その他のパーツを妥協することでほとんどのEN武器を二丁持ちできる。コアがEPHEMERAになり、腕がBASHOになり、頭・脚・ブースタが初期パーツになり、FCSがP10SLTになり、遂にはチャージ中の出力不足を回避できなくなったとしても、VE-20B前提のアセンを組んでしまうのだ。
    • もちろん妥協点を明確にすることでまともなアセンを組むこともできるのだが、ロマンは人を狂わせるものである。ジェネレータを妥協すれば勝率がかなり上がるのにもかかわらず威力に拘るご友人も多い。素敵だ…
  • 軽く、負荷が低く、そしてそれだけで戦えるだけの性能があるEN武器……ということで、レーザーハンドガンとの相性が抜群に良い。W鳥アセンでお手軽に大暴れ可能になる。
  • 高負荷武器の運用に使うのも無理一辺倒というわけではない。なんとか破綻しない程度の範囲で載せられれば、たとえEN武器がそれ一本でもお釣りが来る活躍が出来る場合もある。
    • 特にこのジェネレーターで強化した重レーザーライフル:VE-66LRBを軸に、低負荷の武器やシールドで纏めた中量二脚は、対人において破壊力と柔軟な戦術性を兼ね備えた強機体として常に環境の一角に立ち続けている。
  • ゲームバランスの調整を重ねた現在は、光波キャノンAURORAやレーザーショットガンWUERGERとも好相性。
    • AURORAはリロード時間が短縮される唯一のEN射撃武器であり、額面以上の火力強化を得られる。調整によりEN負荷がレーザーハンドガン並みとなったことによる積みやすさも魅力。
    • WUERGERは削り向きのショットガンと近接攻撃のようなチャージ攻撃を兼ね備え、両方に補正が乗るため様々な場面に対応できる。EN負荷も上記2つに次ぐレベルの低さ。ただし元々0.4秒と短いチャージ時間がさらに半減し0.2秒となるためチャージ攻撃の暴発には注意。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.31秒、EN全消費後の回復再開時間は約2.55秒となる。
  • 完全な余談だが作中で図面が入手できるNPC機体の中で誰にも採用されていない唯一の内装パーツである。
    • メタ的な視点だが、チェーンソーと同じくこれを十全に扱える武装を持ったACはNPCとしては火力が高すぎると判断されたのだろうか。

VE-20C

アーキバス先進開発局の設計した還流型ジェネレータ
EN武器適性を維持しつつ容量と出力も引き上げており
重量と補充性能以外は高水準にまとまっている
メーカー アーキバスADD
価格 405,000
EN容量 3690
EN補充性能 555
供給復元性能 377
復元時補充EN 720
EN射撃武器適性 128
重量 10130
EN出力 4090
  • Chapter5「脱出」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 解説通り出力・容量・EN武器適性を高水準に保ったジェネレータ。
    • そして解説通り重量・補充性能(と供給復元性能)は酷い有様。特に補充性能はコーラルジェネ2種に次ぐ低さ。
  • VE-20Bに次ぐEN射撃武器適性を持ち、出力・容量共に圧倒している。コアやブースタ選択に妥協が見いだせない時の妥協用。
    • 現状では両肩3連レーザーキャノンとVE-20Bが両立せず、前者を選ぶ場合はこのジェネが最高火力となる。
  • 出力(≒EN供給効率)と容量は優れているものの回復再開がワンテンポ遅く、EN消費アクションへの依存度が高いとすぐに息切れするのが欠点。
    • 「EN回復再開時間早見表」にもあるように、EN消費アクション後の回復再開時間は実質最下位であり、次点のVP-20Dより0.4秒ほど遅い。例えば軽量機に無理やり載せてQBや近接武器を主軸にすると、あっという間にENが尽きて身動きがとれなくなってしまう。
    • EN全消費後の回復再開時間についても、コーラルジェネ2種とHOKUSHIよりは早いもののやはり最下位級で、MAIN DISHコアでも約2.37秒かかってしまう。補充ENも少なめなので、全消費はできるだけ避けよう。
    • こうした特性から、回避力は重視せず防御を固めた重量二脚や四脚・タンクに適性がある。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約1.80秒、EN全消費後の回復再開時間は約2.65秒となる。
  • NPCが誰も使用していないVE-20Bと異なり、こちらはヴェスパー部隊を中心に何人かのACに搭載されている。
    • 特にメーテルリンクは素の威力の高いプラズマキャノンとの組み合わせでやたらと痛い一撃を放ってくる。

IA-C01G: AORTA

かつて技研が開発したコーラル内燃型ジェネレータ
生体物質としてのコーラルの特性を利用したものであり
限界まで燃焼することで急激に回復する
メーカー ルビコン調査技研
価格 460,000
EN容量 3000
EN補充性能 238
供給復元性能 333
復元時補充EN 2000
EN射撃武器適性 105
重量 4330
EN出力 3500
  • Chapter3「無人洋上都市調査」の隠しパーツ
  • コーラル軽ジェネ。重量の割にはEN容量が多く、復元時補充ENも際立って高い。
  • EN出力やEN適性も高めなので、重量を抑えつつ高負荷パーツやEN射撃武器を運用したい時に有用。パーツ選択の幅を劇的に広げてくれる。
    • 本来、EN出力の余剰値(≒EN供給効率)を切り詰めすぎるのは悪手だが、コーラルジェネは下記の通り復元時補充ENの多さに頼るため、出力ギリギリまでパーツを積んでも回復力が殆ど落ちない。
  • 代償としてEN補充性能と供給復元性能が初期ジェネにも劣る最低値。容量はあっても、一度減ったENを取り戻すのには時間がかかる。
  • 極端な性能配分を持つコーラルジェネを使いこなす場合、ゲーム内解説の通り「わざとENを使い切り、高い復元ENでごっそり回復する」ことを狙う必要がある。
    • ENが残っていると回復再開に4秒前後かかるが、使い切った場合は3秒前後で容量の2/3を復元しつつ回復再開となる。つまり、中途半端に余らせるよりは使い切ったほうがむしろ早く、多く回復するという理屈。
    • しかし回復再開までの間はQBやABによる回避が一切行えず、絶大な隙を晒す事になる。これをどう立ち回りでカバーするかをしっかりと考えて使う必要がある、玄人好みの性能。
      • 事前の行動(高度調節や物陰への滑り込み)で誤魔化したり、わざと相手に隙を見せて迂闊な攻撃を釣り出し近接武器やAAで迎撃したりなど、自分にあったアプローチを試みよう。
  • 短時間の接地による細かなEN回復ができないぶん、近接武器との組み合わせではEN管理が難しくなるので注意。
    • 相手はスタッガー寸前、自分はEN残量が少ないという状況では、攻撃の手を緩めつつEN全消費→復元を済ませるのが無難。強引にスタッガーを取ってもEN不足によって接近が遅れたり、近接攻撃で仕留められなかった時のリスク(≒近距離での息切れの発生・延長)が高まる。
  • ↓の重ジェネと比べるとEN容量と復元時補充ENに劣るため、一度回復してから再び使い切る頻度がより早く、多く訪れる。そのため無限滞空よりは上昇と下降を繰り返すような運用に適する。
  • 重量4000台で出力・容量を両立していることが強みなのだが、Reg1.07にてVP-20SおよびVP-20Cが強化された結果、その立場が危うくなっている。
    • より軽いVP-20Sでも中堅クラスの出力を確保でき、より重いVP-20Cは大きな欠点がなく容量・補充ENの差も縮まっているため、こちらの「最低でも3秒前後はENが回復しない」というリスクが浮き彫りになった。そして、補充ENが目当てなら↓の重ジェネのほうが高効率という板挟みに遭っており、このパーツならではのアセンを見つけるのが難しい。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は約4.20秒、EN全消費後の回復再開時間は約3.00秒となる。
  • AORTAとは「大動脈」という意味。コーラルを動脈血になぞらえての命名だろう。

IB-C03G: NGI 000

かつて技研が開発したコーラル内燃型試作ジェネレータ
負荷の高いコーラル兵装の運用を想定して出力を確保しており
限界まで燃焼することで急激に回復する
メーカー ルビコン調査技研
価格 510,000
レギュレーション 1.07 1.01
EN容量 4400
EN補充性能 250
供給復元性能 312
復元時補充EN 3100 (-200) 3300
EN射撃武器適性 102 (-8) 110
重量 8950
EN出力 4340
  • 戦闘ログのランク9報酬。
  • コーラル重ジェネ。AORTAと比べて重量は倍になったが、出力・容量・復元時補充ENが大きく上がっている。
    • EN補充性能と供給復元性能がぶっちぎりで低い難点はそのまま。供給復元性能(=EN全消費時)については、回復再開が0.2秒ほど遅い代わりに1.55倍の補充ENが得られるため、より高効率になったと言える。
    • ENが残っていると回復再開に4秒前後かかるが、使い切った場合は3秒強で容量の70%を復元しつつ回復再開となる。AORTA同様、一気に使い切って一気に回復したい。
    • EN容量が多いため良くも悪くも使い切るまでに時間がかかる。微妙に使い切れずに持て余すことがないように注意。
  • 出力1位(VP-20D)と容量1位(SAN-TAI)が重量10000オーバーであるのに対し、こちらは重量4桁で出力・容量ともに僅差で2位。当然ながらトップクラスの重量効率を誇る。
    • 膨大な出力をギリギリまで使っても補充ENでカバーでき、EN射撃武器適性も平均以上。よって速度特化とEN射撃武器特化を除けば、ほとんどのアセンブルに対応可能。
    • 重量がかなり嵩んでしまうが、MAIN DISHコアと組み合わせて双方の弱点を補うのも手。この場合はEN全消費からの回復再開に約2.86秒かかる。
  • 扱いは難しいが、上昇推力やAB推力の高いブースタと組み合わせる事で、半永久的な飛行も可能とする。
    • ENが切れる手前で急上昇して高度を稼ぎ、EN回復までの3秒間を空中でやり過ごす、という運用で無限滞空が出来る。EN補充性能と出力によってふわふわ滞空し続けるタイプとはまた違った癖があるが、こちらは途中でQBを使っても巻き返しやすいのが特色。
    • チャージ武器やグレネード・バズーカなど構え撃ちで落下が止まるような武器ならばより余裕を持って回復までの滞空時間を確保できる。グレネーダー機体による空爆にも最適。
    • その特殊な立ち位置から対人戦でも使用者が見られる。ふわふわミサイルタンク、両手レザライ引き撃ち、ネビュラ空爆、等といった距離や高度を取って戦うレイヴン達の裏には、このジェネレータの奮闘がある。
  • 実のところ容量が1位同然の上その他も高性能、かつ本作では地面に着陸しないとEN回復が遅いため、空中戦を維持できるこれは使いこなせるならば非常に優秀。しっかりログを集めていれば一周目のChapter4で手に入るため遅すぎるというほどでもない。
  • 1.07で売りであった復元時補充ENと、やや高めの値であったEN武器適性が低下。回復までの時間は変わらないため運用傾向はそのままだが、今までよりも連続で飛行できる時間は少し短くなっている。
    • 特にEN武器適性は同じコーラルジェネのAORTAよりも低くなってしまったのが痛い。容量を活かして打ち下ろしでEN武器を使うような運用には向かなくなってしまった。
  • コアがWRECKER(供給補正100)だと、EN補充遅延は4.00秒、EN全消費からの回復再開に約3.21秒かかる。


コメント

  • 20Aの説明のところに「説明文は「EN武器適性を引き上げている」の間違いだろうか」ってあるけど、特におかしいとは思わなくない?文脈的に20Aを開発していく段階で「他の性能を犠牲にして出力を引き上げた」って事を書いてるだけで、他のジェネの出力とか関係ないわけで。その後の「文脈から「ジェネレータの出力」ではなく「高性能ENパーツ(武器)の出力」…」ってのも普通に読んだらそんな解釈できないと思うが。 -- (名無しさん) 2024-11-24 12:53:51
  • わざわざ「出力を引き上げている」って書いてるのにEN出力低いじゃねーかとは思ったな。まあEN武器適性うんぬんの記述は蛇足だとも感じるが、剪定かけるほどでもないんじゃないか -- (名無しさん) 2024-11-24 14:10:58
  • フレーバーテキストはどこまでいってもただのフレーバーだよ。実際の数値が全て -- (名無しさん) 2024-11-24 16:06:40
  • VE-20Aはver1.0か開発段階だったらテキスト通りだったのかもしれん。そうじゃなかったとしも初期ジェネの並みの重量でこの出力と考えるとあながち間違ってもない気がする -- (名無しさん) 2024-11-25 13:59:26
  • このテキストをあくまで開発現場での話と考えると最初の試作品が適性低い20Bみたいな代物でそいつの供給回りスぺを削ってより高出力化と考えてもいい -- (名無しさん) 2024-11-25 14:07:33
  • EN射撃適正で火力上がるの必要だったか疑問に思う -- (名無しさん) 2024-11-25 21:30:34
  • 月光に関して言えば適性を適応されたせいでより産廃化したまであるからなぁ… -- (名無しさん) 2024-11-28 13:48:47
  • ↑4 解説文でも書かれてるように「初期ジェネ並みの軽さを考えるとそう悪くない性能」ではあるんだよね。ただ20Sで良いじゃんとか、相対評価や出力重量比より絶対値の方が遥かに大事だったというだけで。この辺は初期三台とある意味では対照的 -- (名無しさん) 2024-11-28 15:10:54
  • VE-20Bでカラサヴァとか重レーザー開幕ブッパした後にパージして他の武器に持ち替えて戦うのは有りかなぁ -- (名無しさん) 2024-12-17 16:18:43
  • ↑昔にチーム戦でそれやってる方が居た気がする。高火力をぶちまけて高機動になるっていうコンセプトでカッコよかった -- (名無しさん) 2024-12-17 16:25:12
  • 散々に言われるAORTAだけど、ぶっちゃけ実用レベルに引き上げるのに一番必要なのってNGIの復元時間のナーフだよな。というかNGI自体の全体から見た調整って面でもそれは必要な気がする。NGIの復元3秒弱ってどんな機体でも「割と何とかなる」っていう点で実はリターンに対するリスクとしてはあんまり大した事ない。それがこの特殊仕様なのに一番強力っていう厄介な存在になってる原因だし。他の強みを変えないなら復元時間を1〜2秒伸ばして使えるアセンを絞ってしまうのが他のジェネを選択する理由になると思う。その上でAORTAの基本性能を調整すれば… -- (名無しさん) 2024-12-25 15:12:14
  • NGIを落とすなら、20Dも多少ナーフすべきじゃね?あいつ色々あってサンタイの代打になってきてるし、サンタイとかNGI以上に重量機専用だからこれは良くない。小コラジェネとか一部の -- (名無しさん) 2024-12-25 17:16:24
  • 小中ジェネは容量・補充性能・出力どれかしらもっと伸ばして良いと思うね。VP-20C基準だと、他が若干強みに欠けがち -- (名無しさん) 2024-12-25 17:18:14
  • ↑3だが20Dはあくまでサンタイの代打であってNGIとは重量差がありすぎて実はそこまで使用層被ってないし、そちらはそちらでって事で。AORTA以外の軽量も微妙に足りないから一緒に調整欲しいね。あと現状20Cがあまりにも突出してるから上では完全に考慮してない。インフレさせずに全体を整えるためには残念だけどナーフは必須だと思うね… -- (名無しさん) 2024-12-25 18:35:23
  • サンタイ、20D、NGIあたりの大容量ジェネの場合、補充スピードがかなり格差を生むってのが今のレギュで明らかになった感じがある。NGIは言わずもがなたった3秒で一気に補充されるから実質的にはトップクラスの補充性能。20Dは高出力のお陰で一瞬で満タンになるし、更に復元も優秀。比較するとサンタイは補充スピードの項目を全てナーフされてしまったので本当に滅茶苦茶遅い。やり過ぎだよねやっぱ。 -- (名無しさん) 2024-12-25 18:45:33
  • HOKUSHIはカーラ胴と組んで使われることもあるが、一方で軽中凸機には息切れがしんどいし、引き撃ちには重量が重い。ラスティの心臓部ならもうちょっと強くあってくれ -- (名無しさん) 2024-12-25 18:57:37
  • HOKUSHIは明堂を食わないようにしないといけないからなぁ。長所の出力をさらに上げるか? -- (名無しさん) 2024-12-25 23:11:31
  • いつのまにか20Aの説明文に英語版だとEN outputだからEN出力のことだわって書かれてたけど、20Sの方が重量とEN出力の効率もいいしやっぱ説明文間違ってるやつ筆頭じゃねえかよ -- (名無しさん) 2024-12-25 23:35:53
  • 20Sよりは劣るけど20Aも重量比EN出力トップレベルで高いから、それこそAORTAよりも高い… -- (名無しさん) 2024-12-26 10:43:48
  • ヨーヨーと太陽守ブースター吹かしてないのに他の近接と同じ吹かした判定になるの本当にハゲそう。特にホクシ使っててそろそろ回復始まるやろ!ってタイミングで誤爆した時はハゲ散らかしている。他の構え武器と同じ判定にしてくれませんかね -- (名無しさん) 2024-12-28 20:57:04
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最終更新:2024年12月28日 14:31

*1 ヘッドセットやイヤホンを用いたり、QB・AB発動時のSEを聴くと分かりやすい

*2 Reg1.03以前は2.50秒

*3 Reg1.06.1以前は1.00秒

*4 Reg1.03以前は2.00秒

*5 Reg1.06.1以前は約1.05秒

*6 着地した途端に爆速で回復するように見えるが、実際にはENゲージが容量ではなく割合で表示されている仕様上、容量が少なすぎてゲージが素早く増加しているだけである。

*7 Reg1.06.1以前は0.80秒

*8 Reg1.06.1以前は約0.85秒

*9 Reg1.06.1以前は1.60秒

*10 Reg1.06.1以前は約1.20秒

*11 Reg1.06.1以前は約1.10秒

*12 Reg1.07.1以前は約2.60秒

*13 Reg1.06.1以前は約1.35秒

*14 唯一適用されそうなドローンも対象外