AC6 > パーツ > FCS

ACVI FCS


  • ロックオン対象に照準が追従する速度と、ミサイルのロックオン速度を司る部位。担ぐ武器や戦術に合わせて選ぶのが基本となる。
  • 距離ごとに分かれているのもあってか、腕部の射撃武器適性よりも影響が強い。
  • ロックオン距離は、ミッションでは状況に因って変化する場合も有るが、共通で約450mとなっている。過去作と異なり、頭部やFCSによる変化は無い。
  • ゲーム内のガイドにもある通り、対応距離はそれぞれ 近距離:~130m 中距離:130~260m 遠距離:260m~ となる。
    ロックオン対象の下に表示される距離をテストモード等で確認し、自分が選んだFCSの適性距離を視覚的に掴んでおこう。

+ FCSパラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
FCSパラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
近距離アシスト適性 0~130mにおけるロックオンカーソル移動速度への補正
中距離アシスト適性 130~260mにおけるロックオンカーソル移動速度への補正
遠距離アシスト適性 260m以遠におけるロックオンカーソル移動速度への補正
ミサイルロック補正 ミサイルのロックオンに掛かる時間への補正
マルチロック補正 ミサイルのマルチロックに掛かる時間への補正
重量 パーツの重量
EN負荷 パーツのEN負荷

性能一覧表

+ クリックで展開
パーツ名 メーカー 価格 近距離アシスト適性 中距離アシスト適性 遠距離アシスト適性 ミサイルロック補正 マルチロック補正 重量 EN負荷
FCS-G1/P01 ファーロン - 38 27 20 79 40 80 198
FCS-G2/P05 ファーロン 67000 42 80 26 105 60 100 232
FCS-G2/P10SLT ファーロン 96000 31 41 29 128 90 120 209
FCS-G2/P12SML ファーロン 141000 28 52 30 118 120 130 278
FC-006 ABBOT ベイラム 135000 70 32 5 74 46 90 266
FC-008 TALBOT ベイラム 155000 63 54 11 103 62 140 312
VE-21A アーキバス 228000 36 67 92 65 79 85 364
VE-21B アーキバス 315000 15 76 80 97 70 160 388
IA-C01F: OCELLUS 技研 367000 90 12 3 85 50 130 292
IB-C03F: WLT 001 技研 400000 58 77 54 102 66 150 486

FCS

FCS-G1/P01

ファーロン・ダイナミクスの開発した第1世代FCS
同社がミサイル開発に特化する以前の古いモデルだが
バランス良く負荷も低いため現在でも生産されている
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 -
近距離アシスト適性 38
中距離アシスト適性 27
遠距離アシスト適性 20
ミサイルロック補正 79
マルチロック補正 40
重量 80
EN負荷 198
  • 初期FCS。売却不可。
  • 性能はひどいの一言。特にマルチロック補正が最低値で、初期ミサの運用を大幅に阻害している。
    • 機体負荷が最小である為、ミサイルを使わず常時マニュアルエイムで戦う際には必然的にこれ一択になる。そんな酔狂な事をする傭兵は少ないと思われるが。
  • 初心者にとっての罠パーツ筆頭。なるべく早くP10SLTやP05に買い替えよう。
    • 最序盤は動きの重い敵機ばかりの為アシスト適性を考慮せずとも進めるのだが、早く大きく動くようになってくると途端に照準が追いつかなくなる。
      その為「有効射程内で撃ってるのに全然当たらない!」という現象に陥りがち。特に鬼門「ウォッチポイント襲撃」ではまともに動くACと高機動ボスが登場するので、この罠にハマりやすい。
    • Ver1.03.1でも性能は据え置き。Ver1.06にて買い替え候補のP10SLTが弱体化したものの、ショップ解禁時の優先度は変わらない。
  • 今作では単純にロックしても照準(ロックオンサイトとは別に存在する薄い十字マーク)が合っていないと弾が当たりにくく、その照準の移動に関わるのが各距離アシスト適性である。初期FCSはこれらが全て低水準であるため、これを採用するだけで射撃武器の命中率がガクッと下がってしまうのだ。

FCS-G2/P05

ファーロン・ダイナミクスの開発した第2世代FCS
同社がミサイル開発に特化し始めた時期のモデルであり
全体性能を引き上げつつバランスの良さも残している
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 67,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
近距離アシスト適性 42 (-3) 45
中距離アシスト適性 80
遠距離アシスト適性 26
ミサイルロック補正 105
マルチロック補正 60
重量 100
EN負荷 232
  • Chapter1「壁越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 最高の中距離アシスト適性を誇る特化型だが、近距離アシスト適性は中堅クラスで、ミサイルロック補正も3位とバランス良くまとまっている。
    • ミサイルロック補正1位のP10SLTは近・中距離アシスト適性が低く、2位のP12SMLはマルチロック最重視というニッチな性能。よってミサイルと他の射撃武器を併用しつつ中距離戦に徹するなら、まずはこれが候補に挙がるだろう。
    • 解禁が早く、重量・EN負荷を除けば初期FCSの上位互換で値段もお手頃と、選択肢の少ない序盤はこれ一択でも問題ないどころか、なんなら全ミッションクリアまでお共にできるぐらいの高パフォーマンスパーツ。
  • マルチロック補正が低めなので、連装ミサイルによる雑魚掃討には向いてない。レーザーライフルなど処理速度の速い銃で一体一体チクチク撃ち抜く戦い方に適する。
  • 中距離戦で確かな強さを持ち、かつ近距離戦についても十分こなせる汎用FCS。ただし近距離機動戦闘となると振り回される恐れがあるライン。
    • 近距離適性はターゲットアシストを切って補う手段が使いづらいため、腕部の射撃武器適性を上げたり、連射が効く武器を使って誤魔化す等の工夫を入れておきたい。負荷は低いので構築はしやすい。
  • Ver.1.02でライフル系が軒並み強化されたのは追い風。弾速強化によって初期Verより1歩離れた所からでも削りやすくなった為、こいつの高い中距離適性をより活かしやすくなった。
  • Ver.1.03.1にて極端に強かった重量級機体による接近戦が調整を受け、一方で爆発武器や一部ミサイルの強化、軽量機の高速化により、雑な接近戦を引き撃ちでいなせる機会が大幅に増加。より価値が向上した。
    • この中距離性能で接近戦にも強かったらマズイという事か、流石に近距離アシストは僅かに低下。とは言え、本FCSを採用する武装構成の機体なら気にする程でもないだろう。そもそも下がったところで十分な数値だし

FCS-G2/P10SLT

ファーロン・ダイナミクスの開発した第2世代FCS
同社のミサイル特化路線が確定して以降のモデルであり
ミサイルロック時間の短縮を主眼に設計されている
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 96,000
レギュレーション 1.06 1.01
近距離アシスト適性 31 (-9) 40
中距離アシスト適性 41
遠距離アシスト適性 29
ミサイルロック補正 128 (-22) 150
マルチロック補正 90
重量 120
EN負荷 209
  • パーツショップ解禁直後から販売されている。
  • ミサイル特化FCS。ミサイラーならこれ。
    • ミサイルのロック時間が28%短縮される。カタログスペックで2~5秒かかるミサイルなら0.56~1.4秒縮まるため、効果を実感しやすい。
      • 変化するのはロック時間だけで、命中精度などは変化しない。「ミサイルロック補正」の項も参照。
      • Reg. 1.05以前は50%短縮という圧倒的な性能となっていた。
    • マルチロック補正値自体は全体2位なのだが、それでも100を切る(カタログスペックよりもロック時間が延びる)。ボタン長押しによる遅延も考慮すると、さすがに2連8分裂ミサや2連高誘導ミサのマルチロック運用は厳しい。
  • Reg. 1.06にてミサイルロック補正が低下し、ミサイルのロック時間が1.05以前の1.44倍に増加した。また近距離アシスト適性も落ちたため、ミサイル+近距離武器という構成はやりにくくなった。
    • それでも、重量・EN負荷と近距離アシスト適性を除けば初期FCSの上位互換。序盤は両肩ミサイルで過ごす事も多く、価格も控えめなので真っ先に買えば割りと長く使える。
  • 現状では近・中距離アシストともに下から数えたほうが早く、それをミサイル主体の戦術で踏み倒す必要がある。ミサイル以外の射撃武器を併用する場合は他のFCSも検討・試用すること。
    • ラスティや六文銭などの高機動機に対してターゲットアシストONにすると、腕部次第では頻繁に照準を振り切られてしまう(ミサイル以外の射撃武器が殆ど当たらない)。必要に応じてアシストOFFにして照準性能を上げたり、交差して逃げてミサイルに適した距離まで離れるなど工夫を入れよう。
  • 白く薄く、端の横長の段差がどことなくP◯エンジンを彷彿とさせる外見。

FCS-G2/P12SML

ファーロン・ダイナミクスの開発した第2世代FCS
同社のミサイル特化路線が確定して以降のモデルであり
マルチロック性能の向上を主眼に設計されている
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 141,000
レギュレーション 1.06 1.01
近距離アシスト適性 28
中距離アシスト適性 52
遠距離アシスト適性 30
ミサイルロック補正 118 (-14) 132
マルチロック補正 120
重量 130
EN負荷 278
  • Chapter2「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 先んじて入荷されているFCS-G2/P10SLTから、更にマルチロック性能を高めた互換機。
    • マルチロック補正100越えはこれだけ。他だと大幅にロック時間が伸びるが、これだけ伸びないどころか短くなる。
  • 多連装ミサイルはロック時間が長くマルチロックしづらいという問題を解消できる、かなりニッチなFCS。
    • 通常のミサイルロック適性が低下している上に負荷も増大。当のマルチロックも使いどころを選ぶのもあり、特定の殲滅ミッションでもないと少々持て余す性能。
  • 中距離適性はやや増加しているが近距離適性が低下しているため、手武器もより引き撃ち気味のアセンを求められる。
    • ミサイルとライフルの適性を両立したい中距離戦用の構成ならそう悪くない。EN負荷にはやや見合わないかもしれないが。
    • ミサイルロック適性は下がったとはいえP10SLTに次ぐ速さなので、雑魚処理マルチロックとボス敵への通常ロックを両立したミサイラーアセンを組みたい時などにも。
  • ここまでの解説からわかるように、マルチロック最重視の本FCSは必然的にミッション攻略向けとなる。対戦のシングル戦で出番がないのはもちろんのこと、チーム戦でも敵チーム複数機にマルチロックをかけるというのは、1機当たりの威力・命中率双方で決定力を欠くこととなってしまうため実用的ではない。
  • Ver1.06にてP10SLTの煽りを食う形でミサイルロック補正が低下した一方、マルチロック補正は据え置かれた。
    • マルチロック補正がミサイルロック補正を上回っているが、マルチロックはボタン長押しによる遅延が発生するため、通常ロックより遅くなるものと割り切ろう。
    • 一応、マルチロック対応武器であれば敵の単体・複数を問わず、ロックオン開始前からボタンを長押ししておく(マルチロックモードに移行する)ことで、初撃のみロック時間をわずかに短縮できる。*1

FC-006 ABBOT

ベイラムの開発した近接戦闘向けFCS
近距離銃撃戦での圧倒的優位性を実現すべく
ミサイル関連性能は妥協して照準アシストを高めている
メーカー ベイラム
価格 135,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
近距離アシスト適性 70 (-13) 83
中距離アシスト適性 32
遠距離アシスト適性 5
ミサイルロック補正 74
マルチロック補正 46
重量 90
EN負荷 266
  • トレーニング「中等傭兵支援プログラム1:アセンブル」達成報酬。
  • 説明文通り、ミサイルに関する性能が低い代わりに近距離アシスト適性が非常に高い。他性能もかなり妥協されているため、常に張り付く機体向け。
  • ストーリーが進むとより特化したIA-C01F:OCELLUSに立場を奪われがち。
    • あちらの負荷すらキツいカツカツなアセンだったり、多少中距離でも命中が見込めるような武器を装備できる等代替候補としての差別化は十分できるが。
    • ならばとストーリーが進んでいない間の採用を…と考えてもTALBOTとほぼ近距離適性が変わらないのが辛い。多少妥協してでもTALBOTを積んだ方が良いことが多い。
  • Ver1.03.1で目玉である近距離適性が大きく下がってしまった。OCELLUSの代替候補としても扱いづらくなってしまったため、「近距離向けの中では低負荷」という妥協ポジがより顕著になってしまっている。
    • TALBOTの近距離適性もいくらか弱化されたといえ未だに63と高めの水準を保持しており、あちらと比較しても苦しい立ち位置である。
      • しかしストーリー初回攻略時だと、序盤の関門となるウォッチポイント襲撃で使えるFCSの中でマトモに使い物になるのが少ないため(万能選手TALBOTはこのウォッチポイント襲撃クリア後)近距離ならコレ、中距離ならば壁超え以降販売されるFCS-G2/P05の二択になるだろう。
  • 名称の由来は昆虫学者John Abbot(1751~1840)からか。

FC-008 TALBOT

ベイラムの開発した強襲作戦向けFCS
木星戦争で喫した苦杯を教訓としてミサイル関連性能も拡充
優れたバランスを誇るロングセラーとなった
メーカー ベイラム
価格 155,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
近距離アシスト適性 63 (-4) 67
中距離アシスト適性 54
遠距離アシスト適性 11
ミサイルロック補正 103
マルチロック補正 62
重量 140
EN負荷 312
  • Chapter1「ウォッチポイント襲撃」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • ABBOTの反省からミサイル性能の補強がされているモデル。
    • ミサイル性能だけでなく尖りすぎていた距離補正もバランスよく調整されており、近中距離のバランスが非常に良い。戦闘距離が近〜中距離に落ち着きやすく、遠距離はほぼ度外視できるAC6的にはかなり潰しの利きやすい仕上がりになっている。
  • 競合先は中距離特化型のFCS-G2/P05。ミサイル性能はほぼ同等であるが、重量と負荷、中距離戦で遅れをとる。
    • 一方で近距離戦はこちらの方が圧倒的に捌き安い。なんなら自分から仕掛けていく事も可能。レンジ調整が激しくなりがちな軽めのニ脚や逆脚で有効に働くだろう。
    • 近距離と中距離の境目である距離130前後を前後する立ち回りに向くと考えると、マシンガンあたりとの相性が良い。ハンドガンはもう少し近くてライフルはもう少し遠い。
  • 唯一にして最大の欠点は高めの機体負荷。特にENが重く、ギリギリを詰めたアセンだとこれで足が出ることもある。
  • Ver1.03.1にてABBOTの弱体化につられたのか近距離アシスト適性が若干低下した。が、無視できる程度なのでこれまで通り扱うことができる。
  • 名称の由来は昆虫学者George Talbot(1882~1952)からか。

VE-21A

アーキバス先進開発局の設計した長距離戦向けFCS
接敵以前での封殺を目指したコンセプトモデルだが
これをコア理論に対する揺り戻しであると見なす向きも多い
メーカー アーキバスADD
価格 228,000
レギュレーション 1.06 1.01
近距離アシスト適性 36 (+26) 10
中距離アシスト適性 67 (+31) 36
遠距離アシスト適性 92
ミサイルロック補正 65
マルチロック補正 79
重量 85
EN負荷 364
  • Chapter3「アイスワーム撃破」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 最大級の遠距離適性を持つ反面、近距離とミサイル系は壊滅的と特に偏ったモデル(だった)。
    • ミサイルロック補正<マルチロック補正による特性はP12SMLの項を参照。もっとも、ミサイルとの相性が悪すぎて無意味に近いが。
  • ゲーム性自体が遠距離戦に向かい風な点もあり、アセンをかなり選ぶFCSとなっている。
  • 遠距離アシスト適性が働く距離260~390mを維持する事が難しい。後退には減衰補正がかかる上に相手側はABで近づける。
    • よって遠距離を維持しようとすると相手より高い速度が求められる。そしていくら速くても狭いマップではどうしようもない。
  • 260m以遠で有効な武器が限られる。ほとんどの武器が跳弾するため有効な攻撃を与えられない。重装甲の場合跳弾距離が短くなるので手持ち武器で一番射程の長い実弾射撃武器の重リニアでさえガチタン相手に300mほどで跳弾する。そして軽装甲の場合は260m以遠ではいかに照準があっていようがほとんどの武器の命中は期待できない。肩武器やチャージショットは射程が長く、弾速の早い武器も多いが、4脚とタンク以外は足を止めて撃つ必要があり相手との適性距離を取りづらくなるという問題に回帰する。
    • 最大の問題は跳弾と適性距離の維持を意識しなくていい遠距離武器としてミサイルが存在すること。ミサイルであれば390m以遠でも撃てる上に爆発属性のため跳弾せず、誘導するため命中率も遥かに良い。そのためこの距離を維持できる機体なら初めからミサイルを装備したほうが良いとなりがち。そしてこのFCSはミサイルロック補正が壊滅的なので射撃武器とミサイルの併用にも適していない。
  • ACや大ボスが出ないタイプのミッションでは遠くにいる敵に先制攻撃がしやすくなるので地味に便利。リニアライフルやレーザーライフルの有効射程とも合致する。
  • ……と、いくらなんでもデメリットが見合ってないと判断されたか1.06で近~中距離が劇的に改善。近距離も最低限やれる程度になり、中距離は上位クラスに片足を突っ込んだ。ただしミサイルに関しては相変わらずである。

VE-21B

アーキバス先進開発局の設計した長距離戦向けFCS
接敵以前での封殺を目指しつつミサイル関連性能も引き上げ
移動要塞としてのACを志向している
メーカー アーキバスADD
価格 315,000
レギュレーション 1.06 1.01
近距離アシスト適性 15
中距離アシスト適性 76 (+26) 50
遠距離アシスト適性 80
ミサイルロック補正 97
マルチロック補正 70
重量 160
EN負荷 388
  • Chapter5「脱出」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 前身と思しき21Aと比べると遠距離適性を若干妥協し、その分を中距離とミサイル適性に回した中・遠距離バランス型。
  • 近距離も僅かにマシになったがそれでも劣悪な値。
    • 他の部位は選択肢も多く組みやすいアーキバスマンの唯一の弱点がこれ。EN負荷が劣悪な上に中距離以遠を保てないと攻撃がろくに当たらないが、レーザー系を採用するなら武装のEN負荷と弾速が、スタンガンを採用するなら距離のミスマッチが重く響く。
    • アイアムアーキバスだけあり全身アーキバスグループで固めたスネイルの採用するFCSはこれ。彼のアセンはそれぞれで見れば強パーツが多いが、この中遠距離用FCSを搭載している割には腕武器がスタンガンとランスという超近距離戦志向であり非常にちぐはぐである。
  • 高い遠距離アシストとそれなりのミサイルロック性能から「コーラル輸送阻止」に刺さるFCSである。
  • 4脚でミサイルを織り交ぜたトップアタックをする際に使える。ただし「織り交ぜた」であって、後述するように完全ミサイル特化にはそこまで向いていない。他武器とのバランスを踏まえて検討されたし。
  • 過去には「ミサイル重視で攻めたい時の候補のひとつ」「友達もなくすかもしれない」とも言われていたが、のちに各距離アシスト適性がミサイルに影響しないこと、ひいてはこのFCSが少なくともミサイラー特化アセン向きではないことが判明した。友人も失わなくて済む。
    • ミサイルロック補正97は確かにVE-21Aを大きく凌駕しているが、全体としては中位程度。そこは素直にファーロン製第二世代組の方が優れているし、なんならTALBOTもこちらより上である。
    • ただ上述の4脚例のように、ミサイルで相手の動きを牽制し他遠距離武器で刺す、といった使い方なら検討に値するかもしれない。
  • 21A同様、1.06で大幅強化されて中距離もトップ級に。しかし21Aと違って近距離はノータッチであり、むしろこちらが特化型という風情になった。
  • コンセプト通り21Aを横にワイドにしたデザイン。ホタテみたい。

IA-C01F: OCELLUS

かつて技研が開発した無人AC向けFCS
人間の処理限界を全く考慮に入れてないため
近距離での攻防における解像度が極めて高い
メーカー ルビコン調査技研
価格 367,000
近距離アシスト適性 90
中距離アシスト適性 12
遠距離アシスト適性 3
ミサイルロック補正 85
マルチロック補正 50
重量 130
EN負荷 292
  • Chapter4「地中探査 - 深度3」の隠しパーツ
  • 技研製のゴリゴリ近距離向けFCS。ターゲットアシストを掛けると相手が自機を飛び越しても照準が外れない驚異の粘着力を発揮する。
    • その分距離が離れた瞬間ロックが外れたように照準速度が遅くなるので、ターゲットアシストを切るか徹底的に張り付くスキルが求められる。
  • 同じく近接型のABBOTと比較すると、機体負荷と中遠距離適性を犠牲に近距離適性とミサイルとの相性をさらに向上させている。
    • ミサイルであれば中・遠距離アシスト適性の低さを踏み倒せるため、手にショットガンや近接武器を、肩にミサイルを積むようなアセンで真価を発揮する。
    • 誘導ロック時間が長すぎず、かつ至近距離から撃っても命中が期待できるミサイルは、通常ミサ・分裂ミサ・垂直ミサ・プラミサあたり。
  • Ver1.03.1において競合先であるABBOTが弱体化し、一方でこちらはノータッチ。近距離アシストはこれの独壇場になった。
    • しかし最大の相棒であるショットガンの性能も低下しているため、中・遠距離アシストをばっさり捨ててよいアセンなのかどうかは改めて検討したい。
    • もちろん他の相棒を模索してみるのもよい。実際にニドガンやエツジンなどの近距離用武器のお伴として猛威を振るっている。
    • 意外な組み合わせ例として、VE-66LRBとの組み合わせが知られている。強力だが低弾速のLRBをどうやって当てるかについて、そもそも避けるのが困難な距離・条件に持ち込めばよい=つまり突撃してOCELLUSの間合いでブチ込むのが最適解という考え方である。
  • OCELLUSとは「単眼」の意味。単一機能に特化したFCSらしい命名である。

IB-C03F: WLT 001

かつて技研が開発した有人AC向け試作FCS
情報導体をコーラルとしつつコア理論に忠実な調整となっており
人体感覚の拡張とも呼ぶべき優れた処理性能を誇る
メーカー ルビコン調査技研
価格 400,000
レギュレーション 1.06 1.01
近距離アシスト適性 58 (+8) 50
中距離アシスト適性 77 (+5) 72
遠距離アシスト適性 54 (+6) 48
ミサイルロック補正 102
マルチロック補正 66
重量 150
EN負荷 486
  • 戦闘ログのランク11報酬。全てのログを都度もれなく集めながら進めている場合、一周目で手に入る物はこれが最後の報酬となる。
  • 中距離を中心に隙のないアシスト適性を持ち、ミサイルロック補正も高めという文字通りの万能型。
    • 中距離特化型のG2/P05との比較では、中距離アシスト適性・ミサイルロック補正が微減する代わりに、全距離で安定した照準速度を得られるものとなる。
    • 中距離の間合いを外された際にも即応できるのが強み。ただしあくまでも万能型であり、いずれのアシスト適性も特化型には及ばない絶妙な値。
  • 短所としては当然ながら高負荷であり、重量は誤差程度だがEN負荷はダントツに高い。
    • P05から載せ替えるとEN供給効率が1000以上も下がるため、このスペックが必要かどうか熟慮すべき。
    • 自分のアセンや戦闘スタイルに対して無駄はないか、EN負荷に見合う価値があるかは考える必要があるだろう。
  • Ver.1.06にて全ての距離のアシスト適性が強化。


コメント

  • ランセツが有用視されてるのは最低ラインって意味合いのが強い。それ以下のライフルはついていけない扱い。弾速もそうだが今の環境ではライフル悠長に撃ってられないというのもある -- (名無しさん) 2024-07-25 01:19:15
  • ミサイラーFCSがなんでこんなに弱体化してしまったのか・・・。 -- (名無しさん) 2024-07-30 23:55:39
  • 新しく出したばかりの軽四パーツを弱体化したくなくて、軽四ミサイラーを弱体化しようと試みたんだろうね。結果は大失敗何だけどねw -- (名無しさん) 2024-07-31 06:35:38
  • ロック距離固定だとアセン面で物足りないから次回作あったらFCS依存にしてほしいな。射撃武器ロック距離、ミサイルロック距離、近接武器ロック距離に分ければ差別化も容易になるだろうし。 -- (名無しさん) 2024-08-12 06:45:41
  • ミサロック距離分けると多分訳分からんくなる(過去作でもそこは共通してたので)。ロックサイト式にして遠距離はロック範囲を小さくする昔の形がベタだと思うよ -- (名無しさん) 2024-08-12 09:18:07
  • 軽四の弱体化を控えめにしたいからってミサイルFCSとハンミサを仕置した結果レーザー軽二が完全に止め刺されたのとばっちり過ぎる -- (名無しさん) 2024-08-12 13:06:42
  • 足りないとこをオーロラの回転率で補ってたとこあるからねぇレーザー軽二。ミサイル128FCSになっちゃうと割に合わないしせめてFCSナーフと合わせてプラマイになるようにオーロラの誘導時間調整くればだったんだけど今度はネビュロラタンクとかいるしみたいな板挟みの悲しみよ -- (名無しさん) 2024-08-12 14:51:22
  • OCELLUSはミサイル関連性能をABBOTと同じまで下げた上で近距離性能も全盛期のABBOTを目安として83まで下げて欲しい。逆にABBOTはミサ性能をいくらなんでも妥協しすぎなので今のOCELLUSと同じまで上げて欲しい。 -- (名無しさん) 2024-09-11 19:19:45
  • そこまでしたらオセラスとアボット揃って使われんみたいにならんか -- (名無しさん) 2024-09-11 19:28:50
  • 近距離90が腕の意味を消すレベルだからそのままはダメだし下がったとこで近距離の最高値ってだけで使われるよオセルスは…オセルス使ってる機体に積まれてるミサイルなんて元のロック時間短いから補正入ったとこでだし。アボットは使われないままな気するけど… -- (名無しさん) 2024-09-11 19:55:21
  • OCELLUSが近距離83+ミサ性能ABBOT並にされようが、ぶっちぎりトップの近距離性能という強みは残ってるんだから使う奴は全然使うでしょ -- (名無しさん) 2024-09-11 20:07:18
  • ABBOTは贅沢言わせてもらえるならEN負荷をもっと下げてOCELLUSやTALBOTとはっきり差別化するなり、近距離ナーフで引かれた13の分、中距離に13足すなりの強化も欲しい感じは正直ある -- (名無しさん) 2024-09-11 21:34:33
  • 引かれた分中距離に足して欲しい気持ちはわかる。がそうすると70-45のABBOTと63-54のTALBOT…あれ?ABBOTの負荷ちょっと下げたら真面目にいい感じか? -- (名無しさん) 2024-09-11 21:41:09
  • それぞれの距離に特化したものが1つずつと、ミサイル特化あれば十分だったのに、なぜ似たようなものを複数作る必要があったのか。まあどの道システムの関係で近距離特化しか使われないと思うが。 -- (名無しさん) 2024-09-11 23:11:56
  • ライフル系やLHとかその辺りならP05の中距離80なりWLTの器用さなりが使われるんだよ…でもそいつらが強いかと言うと…なのが悲しいね。どうにかなると良いんだけど -- (名無しさん) 2024-09-11 23:15:11
  • EN負荷激重とはいえWLTは流石にそこそこ強いし、P05もEN負荷考えたら十分強いでしょ。強いて言うならP05が申し訳程度に謎ナーフされた近距離3を戻すのはして欲しいけどね。上のABBOTコメントで言われてるみたいに中距離に3足してくれても良い。そっちの方がWLTと比べた時のEN負荷の軽さ以外の強みがよりはっきりするようになるし -- (名無しさん) 2024-09-12 04:55:06
  • マジでオセルスは対人使用NGにしちゃ駄目かな。近距離ならABBOTで十分だろ。それでも不足ってならC3なり46Dなりを使えば良いし、単発武器が当たらないならマシライなどに持ち替えれば良い -- (名無しさん) 2024-09-12 06:21:03
  • FCS-G2/P05とTalbotのミサイルロック補正を4~7ぐらい上げて、10ミサやJVLNやコラミサやパルミサやスープミサはロックオン時間を伸ばすと良いかもな -- (名無しさん) 2024-09-12 06:24:03
  • 環境で暴れてる強ミサのロック時間ナーフは分かるが、P05とTALBOTのミサイルロック補正上げる必要ある?EN負荷めちゃ重で射撃性能がポンコツの癖にミサイルロックも2桁のアーキバスのバランスFCS枠、VE-21Bさんのミサ性能上げるなら分かるけども -- (名無しさん) 2024-09-12 13:00:07
  • セラピ・軽4・重凸対策かな。全距離射撃を重く見るならWltで、マシンガンやライフルに2ミサイル等なら上2種を使うようなものを想定してる。アキバFCSはもう何やっても無理だ -- (名無しさん) 2024-09-12 13:05:27
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る
最終更新:2024年09月09日 22:27

*1 二撃目以降については、リロードの完了直前からボタン入力を受け付けるものの、リロードが完了する(通常ロックが始まる)までは長押し扱いにならないため、遅延時間を短縮できない