AC6 > パーツ > 脚部(二脚以外)

ACVI 脚部パーツ(二脚以外)



+ 脚部パラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
脚部パラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
AP 耐えられるダメージの量
耐弾防御 実弾攻撃に対する防御力
耐EN防御 EN攻撃に対する防御力
耐爆防御 爆発攻撃に対する防御力
姿勢安定性能 衝撃への耐性
積載上限 搭載できるパーツの総重量
走行性能 ブーストOFF時の移動性能 タンク限定
高速走行性能 ブーストON時の移動性能 タンク限定
水平跳躍性能 地上QB使用時の初速に対するボーナス
垂直跳躍性能 ジャンプ時の上昇能力
重量 パーツの重量
EN負荷 パーツのEN負荷

余剰重量一覧表

+ クリックで展開
総重量75,000に対する各脚部の余剰重量
A:総重量75,000を上限とした余剰重量
  A=75,000-パーツ重量
  積載上限+脚部重量が75000に満たない場合は太字にて積載上限を記載
※カテゴリ最高値を青字、最低値を赤字にて記載
パーツ名 積載上限 パーツ重量 A 備考
AL-J-121 BASHO 62600 20520 54480
AA-J-123/RC JAILBREAK 62600 18560 56440 ジャンク脚
LG-011 MELANDER 60520 18700 56300
LG-012 MELANDER C3 55440 17210 55440
DF-LG-08 TIAN-QIANG 82600 23600 51400
VP-422 58620 17900 57100
NACHTREIHER/42E 48650 14030 48650
VE-42A 85700 28950 46050
2C-2000 CRAWLER 53700 16300 53700
2C-3000 WRECKER 68900 21680 53320
2S-5000 DESSERT 77100 25880 49120
EL-TL-10 FIRMEZA 52100 11200 52100
EL-PL-00 ALBA 50100 13150 50100
06-041 MIND ALPHA 63810 21110 53890
IA-C01L: EPHEMERA 55050 15200 55050
IB-C03L: HAL 826 64900 20890 54110
KASUAR/42Z 47820 17560 47820
RC-2000 SPRING CHICKEN 70360 25890 49110
06-042 MIND BETA 61600 21000 54000
LG-033M VERRILL 76200 36200 38800
VP-424 69800 31600 43400
LAMMERGEIER/42F 52460 22430 52460
LG-022T BORNEMISSZA 100300 49800 25200
VE-42B 91000 46600 28400
EL-TL-11 FORTALEZA 69300 24650 50350
B:QBリロード保証重量を上限とした余剰重量
  B=QBリロード保証重量-パーツ重量
パーツ名 積載上限 パーツ重量 A B 備考
LG-022T BORNEMISSZA 100300 49800 25200 50500
VE-42B 91000 46600 28400 44400
EL-TL-11 FORTALEZA 69300 24650 50350 44650

逆関節

  • 文字通り関節の向きが二脚とは反対方向になったパーツ群。逆脚(ぎゃくきゃく・ぎゃくあし)とも呼ばれる。英語表記ではREVERSE JOINT(リバースジョイント)。
    • 3種のパーツに明確な重量差があるため、KASUARは軽逆、MIND BETAは中逆、SPRING CHICKENは重逆と呼称されることが多い。
  • 高い水平・垂直跳躍性能が特徴の脚部。ジャンプだけでも大きく高度を稼げる。
    • 瞬時に相手の頭上を取って爆発武器を撃ち込むような攻撃的な用途や、逆に相手が頭上を取ってきた時にジャンプで地表から離れたりエネルギー切れでクイックブーストができない時間をやりすごしたりする防御的な用途など、様々な場面で役に立つ。一部ボスの攻撃をかわす際にも有効。
  • 地上QB・ジャンプに0.2秒ほどの溜めが入ったり、地上QB時に小さな跳躍が入るようになったり、移動中の垂直跳躍性能が他より高いなど、今作では操作感に関してより二脚との差別化が試みられている。
    • 地上QB時に水平跳躍性能の1.5倍以上の速度が乗り、地上QBの移動距離が大きく伸びる。若干の上下移動も伴うため回避性能が一層上がるが、出だしの溜めと浮き上がるような軌道が合わさるため操作感にやや癖がある。着地も僅かだが遅くなるので、EN管理も多少シビアに。
      • 水平跳躍能力が高いためQB推力の影響が相対的にとても小さい。また連続で行うには着地を待つ必要があり、QBリロード時間も影響が小さい。空中では吹かさないと心に決めて、他に全力投資するのも一考の価値あり。
      • QB噴射時間が長いブースタを装備するとQBでの水平跳躍から着地までの時間が短くなる。噴射時間0.43秒(NGI 001)あたりから目に見えて着地が早くなる。
      • QBで飛んだのとは別方向に切り返すように移動入力して回避力アップ、QBと同時に移動入力をやめて一瞬でも早く着地できるよう自由落下など、浮いている間のわずかな時間でもちょっとした小技を挟める。せっかくなら逆関節特有の動作を最大限利用したい。
  • 『クイックブーストやジャンプで攻撃を避けやすい』、『探索系ミッションで跳躍力を活かして移動がしやすい』、『シリーズ通して強力だが、同時に操作の難しかったトップアタックがターゲットアシストによって各段にやりやすくなっており、しかもそれが有効なボスが多い』──などなど、総じて本作の仕様と噛み合っており、ミッション攻略においてはかなり優秀な脚部カテゴリとなっている。
  • カテゴリ全体の欠点としては、「重い・自重の割に積載上限や防御力が低い・姿勢安定性能がとても低い」などが挙げられる。これにより、対戦では苦戦を強いられることが比較的多い傾向にある。
    • 脚部における重要要素の1つである姿勢安定性能はカテゴリ全体で全脚部中最低で、当初は重逆ですら軽二を大きく下回る有様であった。このため連続攻撃、単発攻撃のどちらでもスタッガーを取られやすい。
      • ミッションでは重量級だろうと一発でスタッガーになるような大技を用いるボスが多いこともあってこの辺りは差別化として機能しにくいが、対戦(正確には対AC戦)環境では安定性の低さは致命的な欠点になってしまう。
      • 加えて積載上限も他カテゴリより総じて低め。このため装甲を積んで耐えるというよりは持ち前の瞬発力を活かして徹底的に被弾を避ける動きが求められる。
      • ACS管理をしやすくなるという点においてはパルスアーマーが好相性。アサルトアーマーも接近戦でスタッガーを取られた時の追い討ち対策やカウンターに役立つ。どちらも脚部特性上、やや受動的な手札となるか。
      • 度重なるアップデートにより自重・姿勢安定性能については上方修正をされる傾向が続き、Reg1.06現在ではこれらのデメリットはかなりマイルド気味にはなってきている。
  • ブーストキックの威力補正と伸びが非常に良く、出は遅いが少し離れていても刺さるほど。
    • アップデートで他の脚部のキックは軒並み衝撃力などが弱体化したが逆関節のみ据え置きであり、キックの強さは明確な差別化要素となった。
  • 今作含め4系以降の逆関節は、それまで単純に膝関節の向きが逆だったものが関節が増えて獣の後脚のようなデザインへと変化している。逆関節というよりは複関節、二重関節といった様相。
    • ちなみに、獣脚の二つ目の関節は膝ではなく足首にあたる。人間で考えると長い足でつま先立ちをしているのだ。獣脚においては「逆」と言うのは見た目の印象であり、実際には(個々のパーツの形状の違いはあれど)関節の形は人間と同じである。
  • シリーズを通して高いジャンプ力以外の特性がコロコロ変わってきたのも特徴。高安定・低EN負荷・低価格といった、今とはまるで異なる特徴を持っていた時もあった。今作では3種中2種が高額パーツなど、旧作に慣れたファンはまた印象が変わったかも知れない。

KASUAR/42Z

シュナイダーの開発した軽量逆関節パーツ
同社の得意とする空戦への速やかな移行を追求し
安定と防御を犠牲にして極めて高い跳躍性能を実現した
メーカー シュナイダー
価格 192,000
レギュレーション 1.06 1.04.1 1.03.1 1.01
AP 3580 (+180) 3400
耐弾防御 293
耐EN防御 328
耐爆防御 290
姿勢安定性能 686 (+56) 630 (+100) 530
積載上限 47820
水平跳躍性能 386
垂直跳躍性能 80
重量 16510 (-1050) 17560 (-1500) 19060
EN負荷 388
  • Chapter1「武装採掘艦破壊」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 軽量逆関節(軽逆)。全脚部トップの跳躍性能を誇り、上下左右にぴょんぴょん跳べる。
    • QB速度を突き詰めれば瞬間最高速度1000km/h越えを記録するほど。
  • 跳躍性能以外は良好とは言い難く、軽二並みの防御力にそれをも下回る姿勢安定性と積載上限、それでいてパーツ重量は重め。徹底的に跳躍性能を生かした運用をしたい。
    • 積載上限内で組めば、機体の総重量は軽量機レベルに収まる。ブースト速度も確保しやすい。
    • 機動性を活かして上手く回避や近接攻撃ができれば出費を抑えつつクリアタイムも縮められるためSランク狙いにはうってつけ。
  • 入手できるようになった直後が「壁越え」なので、それに使ってくれと言わんばかりのポジション。加えてこの時点では重量級の武装が少ないため、低めの積載上限もそれほど欠点にはならない。
  • 序盤は他の逆関節を入手できないのでこれ一択だが、問題は重逆が追加されたあと。あちらと比べると多くの性能で劣り、あえてこちらを採用するメリットが薄らぐ。
    • 数値上は跳躍性能が他2つより飛び抜けているが、実際に動かしてみると有意な差が感じられるほどでもない。
  • Reg1.04.1で重量が低下。速度は上がったがキックの威力はわずかに低下。
    • Reg1.06でさらに重量が低下し、安定性も向上。向上したとはいえ最低レベルの安定性と防御力により扱いは難しいままだが、持ち前の跳躍力はさらに生かしやすくなっている。
  • 対人では特徴を活かしづらく厳しい境遇にある。
    • 水平方向への機動性では連続接地QBが可能な軽二に劣り、ブーストキックを活かそうにも蹴りを押し付けるための耐久性が必要なため他の逆関節に劣る。ブースト速度にジャンプや落下といった垂直移動を絡めた弾避けが得意なため、近~中距離を主軸に戦術を考えるとよい。
    • 接地QBの独特な軌道も至近距離の相手から咄嗟に距離を取るには大変便利。
    • ただし跳躍性能が高すぎるあまり「空中でスタッガーが入った相手にブレードを当てようとしたら高さが合わず...」といったことがしばしば起こる。そのため実弾・近接武器構成は若干相性が悪い。
    • 以上を踏まえて、射程が長くスタッガーに依存しないレーザー系武器との相性が良い。垂直機動を活かして相手の多方位からミサイルを垂れ流すのも良いだろう。
  • むき出しのフレームを覆う、流れるような曲線を描いた部分装甲はまるでバイクのカウルのよう。
    • 他の脚部と比べても随分と特徴的な外見。ヒロイックな機体を作りたければ是非。
  • Kasuarとはドイツ語でヒクイドリ(火喰い鳥)のこと。
    • 人を蹴り殺せるほどの脚力と鉤爪を併せ持ち、2014年には実際に犠牲者が出ている。世界一危険な鳥としてギネスブックにも載った。今作の逆関節はキックが強いことに因んだ名前か。
    • 刷り込みが強く古代から家畜として育てられていた記録があるが、危険を感じれば飼い主にすら牙を剥く。その豹変ぶりは、このパーツを使用するV.Ⅷペイターのようでもある。
    • その一方、体重はダチョウに次いで全鳥類で二位。翼も小さいので飛ぶことはできないが、その脚力で時速50㎞で疾走する。「空戦への速やかな移行を追求し」た当脚部の名前としてはややミスマッチなモチーフである。

RC-2000 SPRING CHICKEN

RaDの開発した探査AC向け重量逆関節パーツ
元々は物資輸送を目的としており戦闘性能は控えめ
脚力も高所への貨物運搬を想定したものであり 積載を両立する
メーカー RaD
価格 419,000
レギュレーション 1.06 1.04.1 1.03.1 1.01
AP 4410 (+130) 4280 (+200) 4080
耐弾防御 406 406 (+49) 357
耐EN防御 354 354 (+20) 334
耐爆防御 380 380 (+20) 360
姿勢安定性能 756 (+70) 686 (+100) 586
積載上限 70360 70360 (+2000) 68360
水平跳躍性能 317
垂直跳躍性能 70
重量 25340 (-550) 25890
EN負荷 402
  • Chapter2「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 重量逆関節(重逆)。カテゴリ中最高の装甲と重量を持つ。
  • さすがに重二やタンクほどではないが、中二以上の積載を持つためアセン構築の幅が広い。重火力と跳躍性能による機動力を両立できるのはこの脚部ならではの強み。
    • KASUARの積載上限がきつくなってくるタイミングで出てくるので、ありがたく乗り換えたレイヴンも多いのではないだろうか。
  • 重量に対する姿勢安定性能はかなり低く、速度が出しづらい割にスタッガーが起きやすい。衝撃を絡めた撃ち合いには滅法弱いので、逆関節特有の挙動と積載をいかにバランス良く両立するかがカギ。
    • ブースターにKIKAKUを採用してあえて重めに組む格闘特化型にして見るのも面白い。安定性の低さもカバーしやすい。
    • 重量級パーツではあるが、中量級或いは軽量級と同じぐらいの感覚で装備を組むのも一つの手。
  • ある程度の重武装と縦横を問わない高機動を両立できるため、ミッションでは非常に汎用性が高い。
  • 一方対人戦では低安定・低機動からくる性能のアンバランスが目立つ。積載を活かし重装備を施しても正面からの撃ち合いには向かず、機動力を活かすのであれば中逆(or軽2)の方が無難と非常にピーキー。
    • 自身にとって何が必要かをよく吟味した上で、この脚ならではの独自戦術の構築が要求される。
  • Reg1.04.1でAPと各種防御力が盛られた上に積載上限も増えた。
    • 他2種の重量や姿勢安定性能が緩和された中これは据え置き。速度よりも防御や積載、ブーストキックの威力を重視しての採用という意味合いがより強くなってきた。
    • Reg1.04.1時点では、機体全体での姿勢安定性能は1863が限界となっている。(コア: MAIN DISH,頭: MIND BETA)
    • 今まで以上に積め、装甲も稼げるようになったが、衝撃に弱いという弱点は相変わらず。依然玄人志向の高いパーツ。
    • Reg1.06でさらに重量が低下し、安定性も向上。より軽く安定性の高い中逆に埋もれがちだが、高火力の武器を満載しながら重量を跳躍で誤魔化せるのは他の重脚にはない美点。
      • その特性上、中距離での撃ち合いにおいては滅法強い。跳躍による回避で被弾を減らしつつ、当たる弾は盛った装甲で被害を減らす。相手にもよるが、単純な撃ち合いだとスタッガーレースで負けてるのにダメージレースで勝つ(被ダメの差で撃ち勝てる)ことすらある。LRの装甲特化機に近い運用だろうか。
      • 問題があるとすれば、そういった機体が環境で殆ど生き残れていない事だろう。脚の速さで追い付けない軽四、高速でスタッガーを溜めるショットガンやエツジン、盛った防御越しに焼きに来るLRBの存在がかなりキツい。
  • 型番から初期機体にも使われているC-2000シリーズの派生パーツのようだ。トレーニングモードの逆関節編でも一式で使用することになる。それならKASUARより先に解禁して欲しかった。
  • spring chickenとは春生まれの若い鶏、ひよっこの意。
    • その割にガッシリした重量級。これもRaDのユーモアなのかも。
    • 作中の使用者も古強者のコールドコールとずいぶん名前に反している。
  • Reg1.05でMIND BETAと並び順が入れ替わった。

06-042 MIND BETA

オールマインドの開発した換体逆関節パーツ
新たなアプローチとして異物混入による人体感覚の変化に着目
まず末端たる脚部を獣の形に置き換えることにした
メーカー オールマインド
価格 521,000
レギュレーション 1.06 1.04.1 1.03.1 1.01
AP 4020 (+100) 3920
耐弾防御 340
耐EN防御 360
耐爆防御 364
姿勢安定性能 788 (+63) 725 (+50) 675 (+100) 575
積載上限 61600
水平跳躍性能 334
垂直跳躍性能 60
重量 19750 (-1250) 21000 (-1000) 22000
EN負荷 426
  • ログハントのランク7報酬となる中量逆関節(中逆)。入手は最短でも「オーネスト・ブルートゥ排除」クリア後になる。
    • このため重逆よりも解禁が遅い。積極的に戦闘ログを集めていない場合は、下手をすると2周目以降の重役出勤となる。
  • 重逆と比較するとEN負荷や積載上限等で若干劣る一方でEN防御や重量等に優れる。
    • 軽量な分全体積載量を抑えやすく、積載上限近くまで積んでもBST-G2/P04をはじめとしたQBリロード時間0.5秒台のブースタのQBリロード保証重量内に収めやすく、ブースト速度で重逆と明確な差をつける事ができる。QBリロード時間を意識してウェイトコントロールする場合にも候補に挙がる。
    • シビアに考えないなら見た目で選ぶのも一興。かなり生物的な曲面主体のデザインのため、他のフレームパーツとの相性はなかなか難しいかもしれない。
  • アップデートの度に姿勢安定が盛られた結果、現在では名誉逆脚軽二脚のNACHTREIHER/42Eよりも僅かながら勝る値となった。比較対象が二脚最下位クラスではあるものの、最大の跳躍性能を持つ軽逆・装甲性能が高い重逆との差別点と取れる。
    • Reg1.04.1には軽量化も含まれており、重逆との重量差がより大きくなった。
    • Reg1.06でさらに軽量化し、安定性も向上。逆関節を使うならほとんどの状況でこれが筆頭候補になる。
      • 流石に軽量二脚並みとは行かないが、パーツのチョイス次第では意外なほどに軽量機寄りの構成も可能。
  • 安定性の低さなどの理由で対戦での使用率が低い逆関節だったが、Reg1.06の中逆はいよいよ対戦でも採用され得るスペックに達し、使用率が伸び始めている。
  • 説明文曰く換「装」ではなく換「体」パーツとのこと。聞き慣れない上にどこか不穏さも漂う表現であるが、その意図するところは「賽は投げられた」ルートの最終局面で判明する。
    • アリーナANALYSISではマインドγが装備しており、マインドβは装備していない。マインドβとは……?
  • Reg1.05でSPRING CHICKENと並び順が入れ替わった。


四脚

  • 空中で再度ジャンプボタンを押すことでホバリングができる。長時間の滞空を利用した空中戦に向いた脚部。
    • ホバリング中は常にENを消費するのでQBを多用し辛い。高めの安定性を活かし、軽めの攻撃は割り切って受けるぐらいの腹積もりは必要かもしれない。
    • ホバリング速度はブースタの推力ではなく機体の総重量を参照しており、数値の変動傾向もブースト速度と異なる。さらに、Reg1.05にてVERRILL以外の2種に個別補正が設定された。詳しくは総重量とホバリング速度の関連性へ。
      • 四脚でホバリングを多用する場合、ブースタの推力が速度に影響するのは基本的に地上にいる時のみとなる。推力の高いブースタを装備して地上戦への適正を高める、逆に推力の値を切り捨てて空中戦に特化するなど様々な構成が考えられる。
    • ホバリング中のQBは加速度が高まる反面、終わり際にブレーキモーションが発生し、一瞬だけ完全に停止してしまう。
      • QB連発、AB、チャージ及び構え射撃によるブレーキキャンセルは可能。
      • QBでENを使い切った場合も、チャージ及び構え射撃によるブレーキキャンセルが可能。ただし、機体の向きによっては即座に落下し始めるので注意。
  • 二脚や逆関節では射撃時に構え動作が入る重火器やチャージ射撃の一部を、構えなしで使用できる。
    • 腕武器は全ての状況で、肩武器はホバリング中のみ構えが不要となる。地上でキャノン系武器等を使用する際は他と同じく構えが必要。
    • 構え動作のように完全に動きが止まることはなくなるが、射撃時には機体が少なからず減速する。
    • ホーミングブーストのない近接武器の内、太陽守やプラズマ機雷投射器は動きながら振れるが、光波ブレード系は足が止まる。
  • 4本足だからということなのか姿勢安定性がかなり高く、いずれも重量二脚を大幅に上回り重タンクに次ぐレベル。防御性能もタンク程ではないが高め。
    • 重二ではまだまだ耐久力が足りない、と思った時の乗り換え先候補にもなる。タンクとは違い、ホバリングを抜きに考えれば挙動は素直なので、二脚に慣れた傭兵もほぼ同じ動きで使える。ホバリングの暴発には気をつけよう。
  • 重い重量と高めのEN負荷のせいでジェネレーター・コア・ブースタの選定には頭を悩ませがち。特にホバリングが強力なので、そこを重点的に強化したい場合は猶更である。
  • シリーズ通じてEN武器との相性が悪い四脚だが、本作ではEN負荷が高いという点でのみ表現されているのでそこさえクリアできればEN武器も選択肢には入れられる。
  • 本作よりブースタがコアではなく脚部に装備されるようになった。
  • ブーストキックは脚部を腰から大回転させる回し蹴り。圧倒的追い性能を誇る逆脚に対して、こちらは攻撃範囲と判定持続、二脚同等の発生速度が売り。横に逃げる相手を捕まえたり、逆脚機に対しても予め出しておくことで持続判定で潰せる。
  • 攻防両面で大きなアドバンテージとなる高い姿勢安定性能、ホバリングや構え動作の緩和による多彩な戦法など、ミッション・対戦共に強力な脚部カテゴリーと言える。
    • ただし、パーツの選択肢に乏しい序盤は内装品の選定に難儀するかもしれない。重四脚の入荷が遅いのも攻略面では難点か。
  • 猛威を振るい過ぎたためかReg1.03.1で弱体化が入っている。カタログスペックではAPのみの弱体化だが、ブーストキックの攻撃範囲が小さくなり、ホバリング時のEN消費量が秒間50→65*1に増加している。
    また、逆関節以外のブーストキックの衝撃力・衝撃残留を下げる調整があったが、四脚は特に下がっており4種の中で最下位となっている。

LG-033M VERRILL

ベイラムの開発した換装4脚パーツ
レッドガン部隊は重火器の積載と機動性の両立を強く求め
恫喝に近い形で押し切られた設計部門がこれを実現した
メーカー ベイラム
価格 465,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
AP 5250 (-1600) 6850
耐弾防御 402
耐EN防御 357
耐爆防御 372
姿勢安定性能 1413
積載上限 76200
水平跳躍性能 82
垂直跳躍性能 15
重量 36200
EN負荷 675
  • Chapter3「アイスワーム撃破」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • ベイラム製重四脚
  • 先んじて解禁されているVP-424と比較し、AP、積載上限、姿勢安定と実弾防御が高くEN負荷が抑えられている。特に姿勢安定は最重量タンク脚に次いで全脚部中第2位の性能。
    • スタッガーへの耐性も含めた総合的な耐久力は全パーツ中でも上位であり、それでいて機動力はある程度確保できる点は大きな強み。
  • 重二脚より積載上限は低いが、全身を重量級パーツで揃えたりしなければ大抵の物は積める程度はある。跳躍性能も若干低いとはいえホバリングは可能なのでミサイラーになることもでき、姿勢安定性能を武器に近接武器メインの立ち回りも可能など、採れる戦法の幅が非常に広い。
  • ミッション攻略においては出るタイミングが遅く、Chapter4は閉所を下っていくタイプの探索ミッションが多いので1周目ではやや使いづらさを感じるかもしれない。
  • Reg1.03.1における四脚全体の弱体化・他脚部の強化といった調整により、以前のような他を圧倒する性能ではなくなったが、高い姿勢安定を盾にした立ち回りの強さをはじめとした総合的な性能はまだまだ健在。
  • 他の四脚2種と違い、Reg1.05でのホバリング速度は据え置きとなった。
  • 中々物騒な開発経緯を匂わせる代物。恐らくは自分が設計に口出しした頭部パーツ同様、レッドガン総長の仕業か。

VP-424

アーキバスの開発した派生4脚パーツ
同社系列の2脚 / 逆関節ACとの協働を想定したものであり
ホバリングによる空中支援を実現すべく機動性を重視している
メーカー アーキバス
価格 313,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
AP 4100 (-1500) 5600
耐弾防御 366
耐EN防御 384
耐爆防御 386
姿勢安定性能 1366
積載上限 69800
水平跳躍性能 103
垂直跳躍性能 18
重量 31600
EN負荷 760
  • Chapter1「壁越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • アーキバス製中四脚。初周のミッション攻略においてはしばらくの間これが唯一の四脚となる。
    • ルビコニアンデスルンバ 086のクリーナーの即死プレスに悩むなら、これにバズーカやミサイルを積み、真上に陣取って噴火口へ攻撃しよう。ほぼノーダメで完封できる。
    • 1周目のアイスワーム討伐が苦手なら、これにスタンニードルランチャーを担ぐと落ち着いて狙うことが可能。またホバー中は、一部を除きワームの攻撃が当たらないのも強み。
  • 機動性を重視しているの触れ込み通り、中量二脚と重量二脚の間くらいの防御性能と跳躍性能を持つ。EN防御と耐爆性能は特に高い。
    • VERRILLと比較し、重量、EN防御と耐爆防御、水平跳躍性能などに優れる。特に重量の差は大きく、軽めに組んだ場合はブースト速度に差が出やすい。
      • 水平跳躍性能の差なのか、同じQB速度でもVERRILLよりホバリング中QBの速度が大きい。
  • 高いEN負荷が課題。タンクと違ってブースタにも注意しなければならない。
  • 比較的軽量なためホバリング中の機動性が高い。QB噴射時間とリロードの差が小さいブースタであれば空中を滑るように移動しながら構え武器を叩き込めるだろう。
  • Reg1.05にて、ホバリング速度が同重量のVERRILLを25~30上回るようになった。

LAMMERGEIER/42F

シュナイダーの開発した試作四脚パーツ
前肢の変形により空力特性を得る特殊な構造になっており
飛行速度追求のみに焦点を当てている
メーカー シュナイダー
価格 415,000
レギュレーション 1.05
AP 3560
耐弾防御 300
耐EN防御 360
耐爆防御 295
姿勢安定性能 1051
積載上限 52460
水平跳躍性能 53
垂直跳躍性能 42
重量 22430
EN負荷 790
  • App Ver.50(Reg1.05)より追加された四脚パーツ。Chapter3の進行度4到達(「旧宇宙港襲撃」出現時)でパーツショップに入荷する。
  • シュナイダー製軽四脚。ホバリング速度が他の四脚2種を大きく上回っており、Reg1.06以降では総重量70000以下だと389~390、積載限界の74890でも380に達する。*2
    • 生半可な機体では追いつくどころか射撃武器を当てることすら困難。ブレードホーミングを応用した急加速の連発、あるいはAB突撃したままランセツRFや重リニア、Radマシンガンを打ち続けるなど、明確に対策と言える行動は限られる。
    • 逆関節以外では垂直跳躍性能が最高だが水平跳躍性能は最低と、まさに空を飛べと言わんばかりの跳躍性能。基本はホバー移動メインで立ち回ることになるだろう。
  • 軽といっても中~重二脚並みの重量はあるが、NACHTREIHERに毛が生えた程度のAP・防御と初期脚より低い積載上限……と、機動力に特化している分他の性能はかなり低い。姿勢安定性能は二脚よりも高めで、スタッガーはしにくい。
    • とはいえ、他の四脚よりも殴り合いは苦手。機動力を活かしてガンガン逃げ回りつつつ戦う、繊細かつ大胆な立ち回りを心得よう。
  • Reg1.06にてホバリング性能が下方修正。速度-10に加え、EN消費量も秒間65→95に増加している。
  • それでも圧倒的なホバー移動速度は健在。ランクマッチにおいては最強候補の片翼を担う立ち位置にあり、対策をどこまで考えるかで今日も多くのレイヴンが頭を悩ませている。
  • 説明文の通り、ホバー時に脚部の関節が折り畳まれ大きく変形する。アサルトブースト時も空力に特化していそうな特殊な姿勢となる。
    • ホバー時は後脚が完全に折り畳まれ、前脚は女の子座りのような形で変形する。かわいい…。
      • しかし、そのせいで色々と良くない目で見られてしまっている。こんなものを浮かべて喜ぶか、変態どもが!
      • 変形した姿からかつてのフロート脚を思い出したレイヴンも多数。実際、四脚の名前を借りたフロート脚と認識した方が良いかも知れない。
    • アサルトブースト形態は前両脚を正面下方にまっすぐ伸ばし、後両脚は後方斜め上に両翼のように展開して、全体的に逆三角形のシルエットを描く。フォトモードで正面から見るとわかりやすい。
      • アサルトブースト形態は正面から見ると2脚のようにも見える姿勢となっており、腕パーツの説明文も相まって意地でもACに翼を付けるというシュナイダーの執念が垣間見えるようである。


タンク

  • 原則全ての武器をあらゆる状況で移動しながら撃てる特性を持ち、重火器の運用と相性がいい脚部。射撃時の反動後退も四脚より少ない。
    • ターゲットアシスト中や射撃中はロック対象に手武器の銃口を両方共向け続ける為、手射撃武器使用時に入力から発射までのタイムラグをほぼなくせるという特性がある。
      • 特にバズーカ・グレネードでは構えモーションそのものが無くなり、即座に発射できる。(App Ver. 50にて修正済)
      • 構えを要する手武器を発射した後にQBで後隙をキャンセルすることで、もう片方の武器を素早く発射できる。(四脚でも可能)
  • 地上では火力・装甲・速度を平均以上のレベルで発揮できるが空中では浮かぶ的になると、得手不得手がはっきりしている。VE-42B以外ではできる限り地面に張り付こう。空中でスタッガーを起こすと復帰する際に腰を起こす動作が微妙に遅く、状況次第では相手のENが切れるまで蹴られ放題なので要注意。(例 キック×3→チェーソー)
    • AC SPECに表示されるブースト速度は他脚部と異なり推力ではなく「高速走行性能」と「総重量」を参照するが、実際の高速走行速度と一致していない。大抵は表示されている数値より高い速度が出る。
      • 高速走行性能はブースタ推力と異なり、特定の重量を超えた際に速度が大きく低下するといったことがなく、この点で数値の乖離が起きているものと思われる。
      • 空中での水平ブースト速度は他脚部と異なり表示されていない。同じ推力・重量であれば他脚部と同速になるが、脚部自体が重い上に内蔵ブースタの推力も低いため、実際の空中ブースト速度はかなり遅くなる。
    • 高速走行速度は他脚部と遜色ないのでミッション中の長距離移動に支障は無く、直線移動で避けられる攻撃なら問題ない。しかし、以下に記すようジャンプ不可・脚部の方向転換による移動の制約・燃費の悪いブースタなどで小回りがきかず、むやみに旋回・QBすればミサイルや近接攻撃をモロに食らうという独特な機動性の悪さがある。
  • 脚の向きという独特の概念があり、地上走行時は上半身はレティクルのほうに向くが下半身は進行方向を向く。このため移動などに若干の癖がある。
    • 正面・背面以外へ移動しようとすると脚部の方向転換に若干の時間が掛かりその間は速度が落ちるという、実際の戦車さながらの走行感となる。
      • スティックをニュートラル経由で逆方向に入れることで前進とバックを切替可能。他脚部とほとんど変わらない切り返しができ、バック時も前進と同じ速度が出るため引き撃ち時の速度確保がしやすい。
      • 停止中に限り移動入力や視点移動に追従して超信地旋回を行うため、素早い脚部の方向転換が可能。
    • 空中では後方移動時の速度低下がない他は概ね他脚部と同じ挙動となり、射撃時・ターゲットアシスト時は常時相手に脚を向ける。
  • クイックブースト直後あるいはブーストON時の着地直後、方向入力操作をすることで任意の方向にドリフトターンを行える。
    • 通常よりも素早い方向転換が可能。適度に時間を掛けつつ速度と進路が変わるため相手の偏差射撃をかわすといった用途にも使える。
  • 一切のジャンプ動作ができない。地上でもジャンプを経ずブーストによる上昇を開始し、地上QB時にも跳躍を行わない。
    • このため飛び立つのに時間もENもかかり、地上QB速度が増加しない。QB推力そのものは極めて高いのだが、総重量の影響をもろに受けるため、たいてい遅くなる。
  • ブースタは脚部に内蔵されたものを利用する。ブースタの選択はできず、既に装備していた場合は取り外される。
    • 付属ブースタのQBリロード保証重量は積載上限と同数値。積載上限内であればQBリロード時間的には一見積み放題に見えるが、これが参照するのは積載合計ではなく総重量。FORTALEZA以外では積載上限の半分程度でQBリロード保証重量に達し、以降はQBリロード時間が伸びていくので注意。
    • 表記がないが近接推力・消費ENはすべて同じ。推力は9500程度で、消費ENはおよそ570。推力がやや高いが実際は重量の関係で大幅に速度が落ちる。
    • 全体的な傾向として通常のブースタより低性能で消費ENが極めて大きいが、ABの消費ENだけ優れており長距離飛行できるようになっている。
  • ロックサイトの移動速度に脚部毎の差がないといった今作からの仕様の恩恵を受け、過去作で悩まされてきた「近距離で高機動の相手に翻弄され旋回が間に合わず一方的に攻撃される」という展開はほぼなくなった。高衝撃値の武器を構え無しで使えるという長所も合わさり、近距離戦闘への適性が大きく高まった。
    • 脚部の方向転換に伴う小回りの利きづらさやブースタのEN消費が激しい関係で、一般的な近接武器による攻撃はやや苦手。レーザーランスのチャージ攻撃などブースタの近接推力を参照しない攻撃や、判定が強く重量のお陰で高威力のブーストキックなどが比較的使いやすい。
  • 3種類存在するがいずれも役割分担が明確でありアセンで悩むことは少ない。ミッションに応じて使い分けすれば攻略の強力なお供になってくれるだろう。

LG-022T BORNEMISSZA

ベイラムの開発した重量タンクパーツ
大豊核心工業集団の重火器を積載することを目的として
シンプルにACの戦車化を実現した脚部である
メーカー ベイラム
価格 280,000
レギュレーション 1.06 1.01
AP 9240 (-800) 10040
耐弾防御 440
耐EN防御 336
耐爆防御 399
姿勢安定性能 1500 (-130) 1630
積載上限 100300
走行性能 150
高速走行性能 362 (-14) 376
推力 4667
上昇推力 3667
上昇消費EN 700
QB推力 22150
QB噴射時間 0.34
QB消費EN 810
QBリロード時間 0.80
QBリロード保証重量 100300
AB推力 7768 (-233) 8001
AB消費EN 360
重量 49800
EN負荷 455
  • Chapter1「壁越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 全脚部中最高のAP、耐弾防御、姿勢安定性能、積載上限を誇る。走行性能についても目を覆うほどひどいということはなく、ブーストを吹かしていれば並程度。
    • 一方でブースタ推力が最低で、空中での機動力はまるでない。徹底して飛ばない覚悟と位置取りが求められる。
      • ただタンクは全体的にABの燃費に優れる。上昇するならこちらを利用したほうがいいだろう。
  • 上昇推力が壊滅的に低いため、「地下へ降りていくミッション」ならともかく高低差の激しい地形を素早く走破するミッションや滞空性能を求められるミッションでは一転して苦しくなる。
    • パーツショップ入荷直後の「戦闘ログ回収」辺りは顕著。使うならこのミッションの後からでもいいかも。
  • 最大の積載量を持つ上にEN負荷はタンクでは一番低く、重いジェネレーターを積めばEN武器もフル活用できる。
    • ブースタが内蔵されていることもミソ。タンク以外のブースタ+脚部のEN負荷と比較しても、CRAWLER+12345という超軽負荷の組み合わせとほぼ同値という極めて低いEN負荷となる。
  • Steam版120fpsで動作している環境において、本脚部の装備時に限り通常ブースト移動中ジャンプボタンを押しても全く上昇せず(一応空中にいる扱い)ENを消費し続ける現象が発生しており、止まってブーストを切るか射撃モーション中に上昇するかしないと離陸できないバグがあった。1.05で修正済み。
  • Reg1.03.1にてアサルトブーストの仕様に変更があり、重量に応じてAB速度が大きく低下するようになった。とりわけ重量の重い本脚部は影響が大きく、シングル戦では軽量機を追うのが困難なケースも。
    • AB速度は重量8万で410、10万で335、15万で265まで低下する。
  • 他の二種のタンクがイロモノデザインなのに対して、これだけ普通な戦車型のデザインをしている。見た目にも性能的にもガチタンを組むには相応しい。
  • パーツ名の由来はハンガリー人の昆虫学者・環境学者George Francis Bornemisszaか。
    • 他にもBornemissza姓の著名人は美術品収集家など複数いるが、ベイラム社製パーツの命名規則を考えると昆虫学者だろう。
    • George Bornemisszaの功績は、オーストラリアの畜産業を悩ませるウマバエに対し、フンコロガシを導入して畜産業を守ったというもの。パーツの開発経緯や、ベイラムとルビコニアンの立場に見事に符合する秀逸なネーミングである。

VE-42B

アーキバス先進開発局の設計した特殊タンクパーツ
空戦を想定して滞空性能と直進性能が重視された
ある独立傭兵により設計情報がリークされた経緯を持つ
メーカー アーキバスADD
価格 490,000
AP 8600
耐弾防御 379
耐EN防御 460
耐爆防御 406
姿勢安定性能 924
積載上限 91000
走行性能 136
高速走行性能 316
推力 5984
上昇推力 5001
上昇消費EN 912
QB推力 21500
QB噴射時間 0.40
QB消費EN 880
QBリロード時間 0.70
QBリロード保証重量 91000
AB推力 10502
AB消費EN 430
重量 46600
EN負荷 824
  • Chapter5「脱出」 クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 地上での走行性能はタンク脚の中では最遅だが、代わりにブースタ周りの性能が高い。
    • 上昇推力が5000越えと他脚部での中程度の性能を手に入れ、離陸が苦にならなくなっている。QB速度はタンク中で最低だが噴射時間が長いため、地上空中問わずミサイル回避がしやすい。
    • またBUERZELを超えるトップのAB推力を持つ。重量の関係でBUERZEL二脚ほどの速度は出ないが、重量級とは思えないスピードで距離を詰めたり離せたりする。
    • ただし消費ENはぶっちぎりのトップ。軽く動いたつもりでもENが尽きることがあるので要注意。距離を離すならしっかり空に逃げよう。
      • ただしAB消費ENはALULA/21Eに次ぐ2位で、速度に見合う程度の消費に落ち着いている。
  • タンク中ワーストの高速走行性能とトップの推力のお陰で、地上と空中で殆ど速度が変わらないという特徴がある。
    • 高速走行性能は推力と比べ、重量による速度変化が少ない関係で、総重量79500以下では空中のほうが速くなる。よほど積載を切り詰めないとこの重量にはならないが……
  • ブーストONで空中移動を行うと落下速度が1/4になる特殊な機能がある。滞空性能が非常に高いため、Reg1.04現在でもコーラルジェネなどの空中でも供給が大きいジェネレータを使用すると、アサルトブーストなしでも無限飛行が可能。
    • 操作は煩雑になるが、上空からグレやミサイルを垂れ流す爆撃機のような運用をするとなかなかに強い。
    • とはいえ速度そのものは四脚のホバリングと大差なく方向転換も利きにくいため、空中での機動戦闘が特別得意という訳ではない。飛行によって射線を通したり上空からの爆撃を避けたりといった四脚に似た運用が可能。
      • 四脚と違って移動操作で勝手にホバーし、ある程度落下を伴うので自然と上下運動ができ回避がしやすい側面も。またEN防御と耐爆防御に優れており、EN武器を主体とする相手に耐久戦をしたい場合はこちらの方が優秀。
    • 一方でQBリロード保証重量に合わせるとほぼ初期機体な選択肢しかないとタンク脚部で一番悲惨な事になる。他2つと比べ肉を切らせて骨を断つな組み方が正解か
  • これを含むタンクはABのブレーキモーションが極めて長く、その間に落下してしまう。高度を失いたくないときはABを上昇ボタンで止めることでブレーキモーションをキャンセルしよう。AB中にENを使い切るとブレーキモーションになるので切れる前に行うこと。
    • ブレーキモーション中はブースタを吹かせてないように見えるが、EN供給速度はブースタ付き落下と同じ5%。素早く落下したい場合でも上昇操作でキャンセルしたほうがよりENが回復するので極力ブレーキは避けよう。
  • Reg1.03.1にて二脚の姿勢安定性能が軒並み強化され、この脚の姿勢安定性能は「二脚よりは多少ある」程度に。機体重量が重くなる程残留衝撃の回復が遅くなるようになった事もあり衝撃回復はほとんど望めない。回避を捨ててライフで受ける装甲で耐えるというタンクの性質上、頭部やコアをガチガチにしても割とあっという間にスタッガーしてしまう。
    • ブースタの上昇推力が軒並み上がったことで、空中機動力も他脚部以下になることが増え、上昇回避の個性が薄れた。機動性の低さがより浮き彫りになっている。
    • また重量級のAB速度に調整が入り、速度が落ちたため、速度負けすることが増えている。
    • EN武器主体の相手に持ち出した方が耐久しやすいという初期からの特性は現在も変わっていないが、対戦に限れば目覚ましい強化を遂げたレーザータレットが台頭してきたのも苦しい。採用するならより「空飛ぶタンク」である強みを意識したいところ。
    • 逆に対戦相手の視点ではこの姿勢安定性能の低さはつけ入る隙である。重火器を積んで防御力もAPも高いタンクだからと恐れるなかれ、やられる前に猛攻を加えてスタッガーさせてしまえー!
  • 履帯では無くスキッドで地面を滑る。走り心地は他タンク脚と大体同じ。通称ホバタン。
  • 過去作のフロート脚部MLR-SS/REMやLN02-SEALIONを意識したと思しき、目のようなディテールが特徴的。全体的にやや生物的な曲面主体のデザインも相まって、カラーリング次第ではなかなか不気味な印象にもなる。
  • 前方にかなり長いデザインのせいで、ガレージの足場に脚部の一部がめり込んでいる。
  • 「とある独立傭兵により設計情報がリークされた」というフレーバーテキストが目を引く。
    • NPCではシャルトルーズが使用している。リークした独立傭兵とは彼女なのかもしれないし、リークされた情報を基に入手・アセン組みしたのかもしれない。
    • 或いはリークに定評のある自由意志の表象ブランチの同僚である「レイヴン」の仕業である可能性も。

EL-TL-11 FORTALEZA

エルカノの開発した軽量タンクパーツ
競技用車椅子から着想を得て開発された製品であり
両足を失ってなお戦場に焦がれた兵士たちに歓迎された
メーカー エルカノ
価格 385,000
レギュレーション 1.05 1.03.1 1.01
AP 4860 (-1000) 5860
耐弾防御 345 345 (-50) 395
耐EN防御 311 311 (-60) 371
耐爆防御 314 314 (-66) 380
姿勢安定性能 822 822 (-50) 872
積載上限 69300
走行性能 194
高速走行性能 430
推力 5334
上昇推力 4667
上昇消費EN 780
QB推力 25000
QB噴射時間 0.26
QB消費EN 720
QBリロード時間 0.50
QBリロード保証重量 69300
AB推力 8335 (-500) 8835
AB消費EN 408 (+30) 378
重量 24650
EN負荷 620
  • Chapter2「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • カテゴリの常識を覆すイカれた極めて高い走行性能とQB性能を誇る軽量タンク脚。
    • アリーナのリング・フレディ戦で初対面し、地上を爆走するその姿にビビった621も少なくないのでは。
    • 地上走行速度は生半可な軽量2脚を軽く上回り、タンクにあるまじき回避能力を有する。後退時減速がないタンクの性質も合わさり、引き撃ち性能もかなり高い。
  • ドリフトターン時の旋回が他2種と比べても極めて速い。
    • 圧倒的なQB推力と短い噴射時間も合わさり、かなり素早い方向転換が可能。脚がないのにまるで飛び跳ねるような機動性を発揮する。
  • タンク共通の構えが発生しない特性は据え置き。チャージ射撃やグレネード等の危険弾を織り交ぜた質の高い弾幕を形成できる。
  • 当然これだけのスペックを有するだけあって弱みも目立つ。防御性能と積載上限、空中ブースト性能の低さが弱点となる。
    • AP、防御性能は2脚と比べてもかなり低い値。姿勢安定性も2脚の中堅レベル程度と、単純なダメージレースにはめっぽう弱い。
    • 積載上限も中二に毛が生えた程度しか確保できない。本体重量も重く、重武装すれば遅くて脆く、QBリロードも激重に。構え無し仕様をフルで活用するのは難しい。
    • 空中での速度は大きく低下する。まずまずの推力と高いQB推力で水平方向の速度は出せるが、燃費は悪く旋回性能は他タンクと同じなのでボーナスバルーンになりがち。兎に角地上戦を主体に。
    • ABも低速であるため、一般的な重装機に普通に追いつかれてしまう。
  • 中量並の総重量にできることもあり、武装を軽くすれば近接攻撃も並程度にはこなせてしまう。QB含め消費ENが悪い点には注意。
  • 地上を爆走できれば強いというコンセプト上、起伏や障害物が少なくある程度の広さがあるマップで最大の強さを発揮できる。
    • ミッションのアイスワーム討伐戦はまさにその典型。スタンニードルランチャーを構え無しで撃ち、敵のミサイルは通常移動で避けられると安定性は抜群である。
    • 逆に他のタンクが得意とする閉所での乱戦にはまるで向かない。多少動き回れるスペースがあれば話は別だが……
  • タンク特有のドリフトターン操作に慣れれば使っていて楽しいパーツ。新感覚の操作を味わいたいなら一度使ってみると良いだろう。
  • 空中での機動性に難があるものの地上では縦横無尽に動き回れるという特性は旧作においてのフロート脚を彷彿とさせる。何なら形状もタンクというよりはフロートのようである。
  • Reg1.03.1にて防御力が大幅に減少、特にEN防御と耐爆防御は初期脚以下をマークしている。それでもスピードを考えると強い方ではあるのだが被弾し過ぎに注意。ますますフロートっぽくなった
    • Reg1.05にてAPとAB性能が低下。さらに総重量による速度低下量が増えている。
  • その見た目と解説からまんま「車椅子」と称される。
  • FORTALEZAとはスペイン語で「要塞」の意味を持つ。


コメント

  • 軽タンも軽四も「軽量脚の速度盛るとそれだけで壊れる」ってマジでアホだとは思う -- (名無しさん) 2024-08-26 01:02:37
  • 逃げる軽量機に重量機が愚直に追っても追いつけないってのは別にいいのよ、あるべき形ではあるから 問題はその引きを抑止するための武装、特に結局引きが使ったり中近距離のレンジで使ったほうが強いやんってならない武装が少なすぎるのよ そういう武装は作るの難しいってのはわかるんだけどさ -- (名無しさん) 2024-08-26 01:17:01
  • 逆も然りだからな。遠距離で強いなら近距離でも無理やんになりかねん。つくづく今作のバランスのアホさ加減を痛感する -- (名無しさん) 2024-08-26 01:20:33
  • 一応、双対とか分裂ミサとかはもうちょい弄ればいい感じの引き抑止武装になりそうなんだけどね 特にV系の第2世代分裂ミサとかfaの061ANCM辺りを弄って出せばかなり良い感じになりそうとは思う -- (名無しさん) 2024-08-26 01:37:27
  • どっちかというと、軽量脚に遠距離から重量機を屠れる火力を与えるのがマズい……と思った(バズやネビュラやコラミサなど、どれも車椅子や軽4で暴れた)が、それ遠距離戦の否定なんだよな -- (名無しさん) 2024-08-26 02:11:08
  • 近距離戦で回避しまくってショットガンやマシンガンやブレードで瞬間火力を稼ぐとか、中距離を維持してライフルやレザハンやミサで削り取るとか、そういった戦い方(もっと言えば旋回戦による優位)がとれないのが本当に痛い。強いて言えばアメンボ軽4がそれに近いかもしれんが、あれも回避というか姿勢安定と高火力によるゴリ押し(&頭上優位と爆速ホバーによる駆け引き拒否)があってこそだし -- (名無しさん) 2024-08-26 02:14:03
  • 要は後退する相手にクソほど刺さるけど前進されると全く当たらないみたいな武装が増えればいいんだよな -- (名無しさん) 2024-08-26 09:21:50
  • そういった武装は双対とか10連とかすでに十分にあると思うが -- (名無しさん) 2024-08-26 10:15:02
  • ↑2 それがあると軽量機は巻き添えで重量機から逃げられない問題が発生するのでそうもいかん。だから今作詰んでるんだ -- (名無しさん) 2024-08-26 10:32:59
  • コア理論(詳細不明)による近接戦闘主義が土台のACになぜ装甲に乏しい軽量機が廃れずに存在するのかって本来は近接機動戦でちゃんと重量機を翻弄できるはずだからなんだよな ゲームシステムとのミスマッチが酷すぎてこのザマだけど -- (名無しさん) 2024-08-26 12:18:22
  • 何なら過去作のがよっぽどコア理論体現してるまである -- (名無しさん) 2024-08-26 12:23:50
  • 確かにVDはネリスとレザスピさえなければかなり近接戦闘主義って感じだったな -- (名無しさん) 2024-08-26 12:27:07
  • LRとPP除けば中軽量帯は基本そんな感じだ。重めの中量機辺りから引きに寄り始める -- (名無しさん) 2024-08-26 12:31:40
  • そうなんだよな 過去作では重量機は寄られすぎると不利だったから必然的に中距離以遠のレンジが基本だったんだよ それが今作では重量機がクロスレンジでの不利要素がことごとく踏み倒されたせいで大相撲ルビコン場所なんてザマになってるわけで -- (名無しさん) 2024-08-26 12:41:40
  • 中距離に強くて遠距離に弱い武器なんて、ニドミサと双対ミサぐらいしか思い付かないな。10連は殴り合いでも置くだけ得だし -- (名無しさん) 2024-08-26 13:45:37
  • ゲームスピードと火力のバランスはfaからずーーーーーっと愚痴られ続けてるからなぁフロムは...(なんならソウルシリーズでもおんなじ問題によくぶつかってる) -- (名無しさん) 2024-09-03 00:20:15
  • 今作ほど酷い例はないけどな。速度面だけならLRもアレだが、火力と合わせ技なのは今作とNXクレホバくらいよ。 -- (名無しさん) 2024-09-03 00:28:19
  • そう考えるとVDって結構対戦充実してたなぁ -- (名無しさん) 2024-09-06 17:13:07
  • というか大体の作品はアレな点はあれど遊べたもんだよ。今作程ヤバいってなるのはマジで限られる。好みが分かれる4系V系どちらの人からもそっぽ向かれがちな辺りも分かりやすい -- (名無しさん) 2024-09-06 18:59:52
  • 間違いなく重量、ブースト、装甲関連のバランスはVDの方良かったね。GB(今作のAB)吹かしながら足を止めずにガンガン武装使えて、かつ跳弾システムのおかげで重くて硬い、軽くて柔いの被ダメージバランスが取れてたイメージ。容量ジェネ詰んだ軽~中量機で、重い攻撃喰らわないように重武装の機体に張り付いてる時のアドレナリンたるや... -- (名無しさん) 2024-09-06 23:53:55
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る
最終更新:2024年08月01日 22:57

*1 Reg1.06以降のLAMMERGEIERは95

*2 Reg1.05では前者が399~400、後者が390