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ACVI ブースタ


  • 機体の機動力に大きく関係するパーツ。ブースト移動、クイックブースト(QB)、アサルトブースト(AB)の速度はもちろんのこと、近接攻撃を振る際の推進力にも影響を及ぼす。
    • 格闘戦向け、空中戦向けなど、機体の方向性に大きく関わるパーツでもある。
  • 推力と名前が付くパラメータだけでもかなり多く一見してややこしいが、原則として機体速度への影響が最も大きいのは一番シンプルな「推力」の値。この値を機体の速さのベースとして捉えつつ、自分がやりたい動きに必要な他の要素をチョイスしていくのが最初は分かりやすいだろう。
    • 近接武器を装備していない機体における近接攻撃推力・消費ENを筆頭に、アセンブルによって必要のない、または重要性の低いパラメータが何かしら生じる。あれもこれもと高い値を選んで中途半端な性能の機体にならないよう、その機体に必要な要素を見定めて取捨選択したい。
    • 四脚でホバリングを多用する場合や、目標への接近をABに一任する場合など、通常の推力があまり重要ではない機体や戦術もある。あくまでも目安として捉えよう。
  • 今作から新たに導入された重要な要素としてQBリロード時間QBリロード保証重量がある。これはQBを連発できる頻度と、機体の総重量がQBリロード保証重量を上回る場合はそれが低下してしまうシステム。細かな仕様などはリンク先の項目を参照。
    • 総重量によるリロード時間の変化例を挙げると、平均的な性能をもつ中量二脚であるMELANDER C3にALULA/21Eを積んだ時のQBリロード時間は総重量72650で0.46、総重量67000程度に抑えると0.40を切る。
    • 今作のQBは過去作と比べると基本推力との差が小さめ、かつ噴射中はあらゆる攻撃行動が行えず腕も下ろす(次弾の発射ラグが発生する)ため、純粋に緊急回避用の色合いが強い。アセンブルによっては優先順位は落ちるが使わないことはないため、使用する機体で可能なQBの間隔はある程度把握しておきたい。
  • AQB(AB中の左右移動)の仕様はQBと異なるので注意。詳しくはこちらを参照。

+ ブースタパラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
ブースタパラメータ簡易解説&パーツパラメータ解説リンク集
推力 ブースト移動時の速度
上昇推力 ブースト上昇時の速度
上昇消費EN ブースト上昇時の秒間消費EN
QB推力 クイックブーストの初動推力
QB噴射時間 クイックブーストの持続時間
QB消費EN クイックブースト使用時の消費EN
QBリロード時間 QB後に再使用可能になるまでの時間
QBリロード保証重量 ブースタ本来のQBリロード時間を維持できる上限重量
AB推力 アサルトブーストの速度性能
AB消費EN アサルトブースト時の秒間消費EN
近接攻撃推力 近接攻撃時の追尾速度
近接攻撃消費EN 近接攻撃時の消費EN
重量 パーツの重量
EN負荷 パーツのEN負荷

性能一覧表

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パーツ名 メーカー 価格 推力 上昇推力 上昇消費EN QB推力 QB噴射時間 QB消費EN QBリロード時間 QBリロード保証重量 AB推力 AB消費EN 近接攻撃推力 近接攻撃消費EN 重量 EN負荷
AB-J-137 KIKAKU BAWS 53000 5667 4917 656 19150 0.31 550 0.55 75800 8218 320 14019 425 1820 266
BST-G1/P10 ファーロン - 5734 5084 630 17600 0.39 480 0.60 65200 8735 377 8218 529 1300 130
BST-G2/P04 ファーロン 72000 6001 5567 650 20600 0.38 560 0.56 82000 8501 353 9668 470 1710 250
BST-G2/P06SPD ファーロン 133000 6801 5217 672 18600 0.36 700 0.50 76000 8685 381 11585 507 1420 390
ALULA/21E シュナイダー 60000 6668 5067 760 21650 0.30 690 0.35 62400 9085 435 10868 575 1900 410
FLUEGEL/21Z シュナイダー 202000 6251 5634 680 20000 0.40 600 0.50 73800 8668 398 13002 485 1980 282
BUERZEL/21D シュナイダー 151000 6167 5301 710 18050 0.26 630 0.91 100600 9301 378 10402 588 2240 480
BC-0600 12345 RaD 84000 5801 5784 800 18900 0.54 520 0.80 97000 8635 372 8118 496 1360 180
BC-0400 MULE RaD 88000 5417 4767 405 17500 0.46 670 0.58 80000 7584 381 7018 390 970 200
BC-0200 GRIDWALKER RaD 169000 6401 6334 660 19000 0.33 660 0.70 60900 8585 387 12535 520 2010 244
IA-C01B: GILLS 技研 296000 6534 5484 580 18850 0.28 620 0.30 68300 8701 391 6184 630 1590 400
IB-C03B: NGI 001 技研 323000 6467 6001 750 22200 0.43 740 0.63 90200 8835 405 10535 558 1930 342

ブースト燃費一覧表

各ブーストの推力/消費ENを計算した表
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パーツ名 上昇燃費 QB燃費(推力) QB推力×噴射時間 QB燃費(推力×噴射時間) AB燃費 近接攻撃燃費
AB-J-137 KIKAKU 7.50 34.82 5937 10.79 25.68 32.99
BST-G1/P10 8.07 36.67 6864 14.30 23.17 15.53
BST-G2/P04 8.56 36.79 7828 13.98 24.08 20.57
BST-G2/P06SPD 7.76 26.57 6696 9.57 22.80 22.85
ALULA/21E 6.67 31.38 6495 9.41 20.89 18.90
FLUEGEL/21Z 8.29 33.33 8000 13.33 21.78 26.81
BUERZEL/21D 7.47 28.65 4693 7.45 24.61 17.69
BC-0600 12345 7.23 36.35 10206 19.63 23.21 16.37
BC-0400 MULE 11.77 26.12 8050 12.01 19.91 17.99
BC-0200 GRIDWALKER 9.60 28.79 6270 9.50 22.18 24.11
IA-C01B: GILLS 9.46 30.40 5278 8.51 22.25 9.82
IB-C03B: NGI 001 8.00 30.00 9546 12.90 21.81 18.88

ブースト速度早見表

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A、C:リロード保証重量を総重量としたブースト速度、垂直ブースト速度、斜めブースト速度、QB速度、AB速度
    保証重量が75000未満はAに、75000より上はCに記載
B:総重量75000時のブースト速度、垂直ブースト速度、斜めブースト速度、QB速度、QBリロード時間、AB速度
※カテゴリ最高値を青字、最低値を赤字にて記載
パーツ名 推力 上昇推力 QB推力 QBリロード時間 QBリロード保証重量 AB推力 A B C
B速 垂B速 斜B速 QB速 AB速 B速 垂B速 斜B速 QB速 リロ速 AB速 B速 垂B速 斜B速 QB速 AB速
AB-J-137 KIKAKU 5667 4917 19150 0.55 75800 8218 289 250 382 325 0.55 443 284 248 377 322 440
BST-G1/P10 5734 5084 17600 0.60 65200 8735 312 271 413 312 481 292 259 390 299 0.78 471
BST-G2/P04 6001 5400 20600 0.56 82000 8501 306 283 417 350 0.56 458 276 265 383 327 430
BST-G2/P06SPD 6801 5217 18600 0.50 76000 8685 346 266 437 316 0.50 468 340 262 430 312 464
ALULA/21E 6668 5067 21650 0.35 62400 9085 370 273 460 389 504 340 258 427 368 0.53 490
FLUEGEL/21Z 6101 5634 20000 0.50 73800 8668 321 288 432 341 469 318 287 429 340 0.51 467
BUERZEL/21D 6167 4834 18050 0.91 100600 9301 314 270 414 306 0.91 502 262 238 354 270 389
BC-0600 12345 5801 5200 18900 0.80 97000 8084 295 294 417 321 0.80 466 251 262 363 286 375
BC-0400 MULE 5417 4767 17500 0.58 80000 7584 276 243 367 297 0.58 409 251 228 340 280 391
BC-0200 GRIDWALKER 6401 6334 19000 0.70 60900 8585 357 344 496 344 478 326 322~323 459 323 1.15 463
IA-C01B: GILLS 6317 5334 18850 0.30 68300 8335 348 288 452 330 476 333 279 434~435 320 0.35 469
IB-C03B: NGI 001 6467 6001 22200 0.63 90200 8835 329 305~306 449 377 0.63 476 288 278 401 343 412

QB移動距離の検証(Reg1.04.1以前)

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A:総重量66880のVE-42A(二脚・水平跳躍性能56)に対する地上QB移動距離、空中QB移動距離
B:同重量のCRAWLER(二脚・水平跳躍性能100)に対する(同上)
C:同重量のKASUAR(逆関節・水平跳躍性能386)に対する(同上)
D:同重量のVP-424(四脚)に対するホバリングQB移動距離
※カテゴリ最高値を青字、最低値を赤字にて記載
パーツ名 QB推力 QB噴射時間 A B C D
地QB距離 空QB距離 地QB距離 空QB距離 地QB距離 空QB距離 ホQB距離
AB-J-137 KIKAKU 19150 0.31 81 92 74 92 153 104 98
BST-G1/P10 17600 0.39 79 90 74 90 152 101 99
BST-G2/P04 20600 0.38 91 105 84 106 160 117 107
BST-G2/P06SPD 18600 0.36 82 93 76 94 153 105 102
ALULA/21E 21650 0.30 86 99 78 99 159 111 99
FLUEGEL/21Z 20000 0.40 91 104 84 102 159 113 107
BUERZEL/21D 18050 0.26 73 86 66 84 149 95 90
BC-0600 12345 18900 0.54 99 109 92 108 159 119 119
BC-0400 MULE 17500 0.46 86 96 80 97 154 106 108
BC-0200 GRIDWALKER 19000 0.33 80 90 72 91 153 101 98
IA-C01B: GILLS 18850 0.28 76 88 70 88 152 98 93
IB-C03B: NGI 001 22200 0.43 102 115 95 114 167 126 117
検証内容の注意点は以下の通り。
  • AIオフのトレーナーACをロックオンすることで計測。
  • 小数点以下、左スティック + クイックブーストボタンの入力誤差、直進方向からのズレなどにより、1~2m程度の誤差が生じている。
  • 地上QB移動距離は、地上でQBを発動した直後に左スティックを離し、そのまま着地した際のもの。
    • Aは着地モーションの滑走距離が大きい。
  • 空中QB移動距離は、ジャンプの頂点付近でQBを発動した直後に左スティックを離し、そのまま着地した際のもの。
    • Aはジャンプが低い(慣性が長く残らない)が、着地モーションの滑走距離が大きい。Cはジャンプが高い(慣性が長く残る)。
  • ホバリングQB移動距離は、ホバリング状態でQBを発動した直後に左スティックを離し、移動終了後にホバリングを解除して着地した際のもの。
    • ホバリング中はQBの加速度が高まる反面、終わり際にブレーキモーションが発生する。

ブースタ

AB-J-137 KIKAKU

BAWSの旧型AC向けに開発されたブースタ
同機はコア理論を忠実に再現しようとした最初期のACであり
このパーツも近接格闘に重きを置いた調整になっている
メーカー BAWS
価格 53,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
推力 5667
上昇推力 4917 (+333) 4584
上昇消費EN 656
QB推力 19150
QB噴射時間 0.31
QB消費EN 550
QBリロード時間 0.55
QBリロード保証重量 75800
AB推力 8218
AB消費EN 320
近接攻撃推力 14019
近接攻撃消費EN 425
重量 1820
EN負荷 266
  • Chapter1「ウォッチポイント襲撃」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 近接攻撃推力1位・近接攻撃消費EN2位という圧倒的なまでの近接武器運用特化っぷり。インファイトを積極的に挑むアセンの際は是非ともこれを。
  • AB消費EN一位も地味ながら有能。大きな谷をABで飛び越えるようなミッションでも扱いやすく、長時間ABを吹かし続けることで逃げる相手を追い詰める布石になる。
  • 一方で重量・負荷共に中堅レベルの割に上記以外の性能はかなり抑えめ。特に基本推力回りは明確に初期ブースタ以下。ABも推力そのものは低い部類で、燃費は良くても速度差がありすぎるとさすがに捉えきれない。
  • 圧倒的な近接攻撃推力も運用スタイルによっては過剰とも感じられるかもしれない。これだけの性能が本当に必要か、アセンとの相性をよく考えたい。
    • 出の遅いレーザースライサーや溜めチェーンソー、コーラルオシレータをスタッガーコンボで当てたい時に、この過剰なまでの近接攻撃推力がコンボ成功率に関わってくることがある。
      近接武器を主軸に戦い、射撃武装は衝撃蓄積・維持、ぐらいに割り切った近接戦特化機体でも採用候補に入るだろう。
    • QBやABによる近接攻撃キャンセルを駆使すると、他を上回る圧倒的な速度で敵に向かって突進し続けることが可能。上手く使いこなせば一瞬で数百の距離を詰めて肉薄したり、アセン次第で音速に達することすら可能。通常機動時の動きの重さをカバーできるならメリハリというにはあまりに極端な機動戦を展開できる。
  • Reg1.05でBUERZELが弱体化した結果、ABの燃費部門において繰り上げ1位となった。
  • Reg1.07での性能は据え置かれたが、FLUEGELの近接攻撃推力が強化されたことは向かい風と言える。
    • 依然として近接攻撃の推力・消費ENともにこちらが勝っているが、それ以外の大部分で劣るため良くも悪くも玄人向けのイメージが強まった。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度289、垂直ブースト速度250、斜めブースト速度382、QB速度325、QBリロード時間0.55秒、AB速度443となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(75800)だとブースト速度284、垂直ブースト速度248、斜めブースト速度377、QB速度322、QBリロード時間〃秒、AB速度440となる。75000~80000帯なので重量800が意外に響く。
  • 名称の由来は蕉門十哲の一人、宝井其角(たからい きかく)からか。「KInsetsu KAKUtou」に掛けているかどうかは不明。

BST-G1/P10

ファーロン・ダイナミクスの開発した第1世代ブースタ
現行モデルには見劣りするものの 負荷も低く扱いやすいため
特に軽量機体では十分選択肢に入るだろう
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 -
レギュレーション 1.03.1 1.01
推力 5734
上昇推力 5084 (+417) 4667
上昇消費EN 630
QB推力 17600
QB噴射時間 0.39
QB消費EN 480
QBリロード時間 0.60
QBリロード保証重量 65200
AB推力 8735
AB消費EN 377
近接攻撃推力 8218
近接攻撃消費EN 529
重量 1300
EN負荷 130
  • 初期ブースタ。売却不可。
  • 全体的に低推力ではあるもののEN負荷も軽く、説明通りに軽量機体ならこれでも結構動けてしまう。アセンブル次第では十分実用に耐えるだろう。
    • QBは全ブースタ中最小の消費ENを誇り、長時間ドヒャドヒャできる。
    • 軽量フレームはEN負荷が高い傾向にあるので、そういった意味でも相性が良い。
  • とはいえ、通常ブースト及び垂直ブースト・QBの各推力やQBリロード保証重量はワーストでこそないものの最低クラスで、QBリロード時間についても中の下といったところ。
    • ALULA/21Eなど、より鋭い機動を求める軽量機のニーズに応えるブースタがあるので、このブースタでは中量機並みの比較的鈍い動きに留まることとなる。
    • 逆脚は水平跳躍値が高くQB推力に頼らない機動ができるので、逆脚で水平跳躍を連続使用する運用を前提とするのであれば候補の1つになるかもしれない。
  • AB性能について、実は4番目に高い推力と4番目に低い消費を兼ね備えており、意外と優秀。
    • ミッション「密航」のヘリ相手に心もとないジェネレータ性能でも果敢に突撃できるのはこのおかげ。
    • 初期ブースタという先入観もあり低負荷なりの低性能として捉えられてきたが、Reg1.05のアップデートでBUERZEL/21Dの性能が下方修正されたことをきっかけに、AB突撃を重視するのであればあえてこちらを採用するという選択肢が再発見されつつある。
      • 消費EN最小のQBはAB中でももちろん健在。EN容量の大きいジェネレータとAQBを組み合わせることで、敵を長距離・長時間追い回すこともできてしまう。
      • ただし、上述のようにQBリロード保証重量が最低クラスであることをはじめ、中量機~重量機ではAB以外の全般的な機動が本当に厳しくなることに変わりはない。足が止まった途端一気にピンチに陥ってしまうので、EN管理に習熟した玄人向けのアセンとなることは避けられないだろう。
  • いずれにせよ、操作・アセン双方に慣れていないはずの1周目では強みを活かせるとは言い難い。ショップ解禁と同時に購入できるBST-G2/P04がお安い割に高性能なので、早々に買い替えたほうが無難。
    • そもそも、ブースタで負荷調節をしなければならないような状況はアセン自体に無理や問題があるはず。ブースタのみに目を向けず、全体的な機体構成を見直したほうが得策。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度292、垂直ブースト速度259、斜めブースト速度390、QB速度299、QBリロード時間0.78秒、AB速度471となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(65200)だとブースト速度312、垂直ブースト速度271、斜めブースト速度413、QB速度312、QBリロード時間0.60秒、AB速度481となる。
  • 当初は第1世代のパーツにもかかわらず第2世代のP04とP06SPDの間に配置されていたが、Ver1.05で並び順がP04の前に変化した。
  • 本体のブースタの横に小さいブースタのようなものがついているのが特徴的。ALBAコアと組み合わせると背面のブースタの数がすごいことに。
  • 作中使用者は真レイヴンのみ。

BST-G2/P04

ファーロン・ダイナミクスの開発した第2世代ブースタ
ACの高性能化に伴う重量増加に応えたものであり
中量機体を始めとする多様なアセンブルで性能を発揮する
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 72,000
レギュレーション 1.07.2 1.03.1 1.01
推力 6001
上昇推力 5567 (+167) 5400 (+500) 4900
上昇消費EN 650
QB推力 20600
QB噴射時間 0.38
QB消費EN 560
QBリロード時間 0.56
QBリロード保証重量 82000
AB推力 8501
AB消費EN 353
近接攻撃推力 9668
近接攻撃消費EN 470
重量 1710
EN負荷 250
  • ショップ解禁直後から購入可能なブースタ。
  • 搭載負荷がそこそこ止まりで軽量機でも積みやすい水準の割に、目立った短所が無い万能型。ショップ解禁から真っ先に買い、機体構成によってはそのまま最後まで使っていける。
    • 初期ブースタから比較するとAB推力こそわずかに劣るものの、それ以外の推力と燃費全般が改善されており、動きやすさが跳ね上がる。
    • より低負荷・低消費傾向のMULEは推力全般が悲惨という事もあり、本作ではこれがシリーズ恒例の低燃費型ブースタの役割を担う。
    • 欠点はないが対戦やSランク狙いをするには高速型に届かない通常・AB推力がネックで、消費の軽さを考慮してもやや力不足気味。
  • 何をするにもEN消費量が小さく、ブースタ全12種の中で上昇消費4位・QB消費4位・AB消費2位・近接攻撃消費3位とハイバランス。解禁時期もあり、EN管理にまだまだ慣れない初心者が使うのにおすすめ。
  • それでいて上昇推力5位(Reg1.07.2時点)・QB推力3位と中々尖った部分もある。
    • 上昇推力は同時期に手に入るブースタのなかでは頭2つほど抜けている。推力だけ見るなら上には上がいるが、その中ではGRIDWALKERに次いで低負荷。
      ストーリーで相手にする巨大兵器たちの多くは浮上する事で回避しやすい攻撃がいくつかあり、飛行を維持しやすいこれならそういった状況に対応しやすくなる。
    • QBについては、素のリロード時間が0.50秒(=万能型のFLUEGEL)を超えているものの序列は中堅程度で、供給間隔の短いジェネレータで細かくQBを混ぜていくスタイルと合う。
      • リロード時間と保証重量のバランスが良く、RaDの12345や技研のNGIブースタがないうちに、QBの間隔を短めに保った重量アセンを組みたい場合にも重宝する。
        1秒前後に伸びてしまうがよほど重装備にしない限り、保証重量トップのBUERZELよりもこまめに吹かす事ができる。
  • 総じてバランス良好かつ特筆すべき持ち味も備え、ミッションをただクリアするだけなら概ねどのようなアセンブルでも必要十分条件を満たしてくれる優等生ではあるのだが、最初期から購入できる反面、ゲーム進行度に伴い当のブースタ含むパーツ選択の幅が拡がるほどに通常推力が物足りなくなっていく。
    • 多少の負荷増を受け入れてブースタを変更すればそれだけで30km/h〜以上高速化出来るケースも少なくない。あくまで本ブースタを単なる低消費のバランス型と捉え、初期機体の最初のグレードアップパーツとするなら、初心者向けブースタとしては内装の強化や機体の総負荷による操作感の違いなどに慣れ、愛機により合ったブースタを検討し始める辺りがそのまま卒業タイミングとなるだろう。
  • 通常推力はホバーで誤魔化し、上昇と緊急回避の強味を活かすという意味ではどちらかというと四脚向きといえるか。こちらのEN負荷の軽さで四脚の負荷の重さもカバーできる。
    • 四脚は総じて自重があり、機体構成そのものも強味を活かそうとすると重武装寄りになりがち。ホバーという四脚ならではの強味と本ブースタの低負荷ぶりを上手くマッチさせてやりたいところ。
  • AB性能も推力こそワースト3位だが、燃費3位のおかげでかなり長い距離を飛べる。これ以上のAB燃費をもつKIKAKUとBUERZELは近接攻撃とAB以外の性能が良くないため、バランス型の性能との同居が強み。
  • Reg1.07.2の積載上限内だと、重量75000でブースト速度306、垂直ブースト速度283、斜めブースト速度417、QB速度350、QBリロード時間0.56秒、AB速度458となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(82000)だとブースト速度276、垂直ブースト速度265、斜めブースト速度383、QB速度327、QBリロード時間〃秒、AB速度430となる。
  • レッドガンの面々は(タンク脚でブースタ不要のヴォルタを除き)全員このブースタを装備している。陣営的に使えそうなのがファーロン製のみとはいえ制式採用でもされているのだろうか。

BST-G2/P06SPD

ファーロン・ダイナミクスの開発した第2世代ブースタ
クイックブースト推力より移動速度を重視したモデルであり
耐久性能で状況を打開する機体と相性が良い
メーカー ファーロン・ダイナミクス
価格 133,000
レギュレーション 1.07 1.03.1 1.01
推力 6801
上昇推力 5217 5217 (+417) 4800
上昇消費EN 672
QB推力 18600
QB噴射時間 0.36
QB消費EN 700
QBリロード時間 0.50
QBリロード保証重量 76000
AB推力 8685
AB消費EN 381
近接攻撃推力 11585 (+933) 10652
近接攻撃消費EN 507
重量 1420
EN負荷 390
  • Chapter3「アイスワーム撃破」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 基本推力に最も優れる。その反面QB性能は推力・消費EN共に難があり、特に消費ENは技研ブースタNGI 001に次ぐワースト2位。
    • 地上では跳躍性能による補正が加わるため大抵の場合QBの方が速くなるが、跳躍性能の低い重量二脚や跳躍性能が乗らない空中QBでは、機体スペック表記通りの速度逆転現象が起きうるので注意が必要。
    • 尤も、QBを起点にしたブーストONや速度を維持した方向転換など、通常ブースト主体でもQBを活用すべき場面はある。
  • 「耐久性能で状況を打開する機体」と書かれているから重量機向けと思いきや、射撃主体の軽量~中量機で引き撃ちする場合にも向いている。長めのQB噴射時間も大技回避用と考えれば悪くない。
    • 各種アップデートでライフル・マシンガン系の武器が強化されたことも追い風となっている。特にマシンガンはQBをすると連射が止まったり照準がブレたりしてしまうので通常移動で回避したい場面が多く、推力の大きいこのブースタが合っている。
    • 通常推力だけで敵の攻撃を避けられるようになればQBへの依存度も少なくて済むが、軽量機に積むと早すぎて精密動作を求められる探索ミッションでは暴れすぎるきらいもある。
    • Reg1.07.1時点では、地上ブーストにおけるALULAとの速度差は5~8(機体が重いほど縮まる)。あちらとは垂直上昇とQB関連性能のどちらを求めるかで選択しよう。
  • QBリロード保証重量が、走行速度が大幅に変化するラインである75000を僅かに上回る程度というのも推力の大きさと噛み合っている。重量を意識したアセンに優れた一品。
  • QB推力の低さを補える逆関節とも好相性。地上QBに限れば弱点を踏み倒せる。
  • Reg1.03.1にて上昇推力の上方調整がかけられた為、前VerのFLUEGELを超える上昇推力とEN効率になった。上昇推力の序列は変わらないが消費を勘案した効率はなかなか良好で、地上だけでなく空中での水平機動力も求める際の候補にもなる。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度346、垂直ブースト速度266、斜めブースト速度437、QB速度316、QBリロード時間0.50秒、AB速度468となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(76000)だとブースト速度340、垂直ブースト速度262、斜めブースト速度430、QB速度312、QBリロード時間〃秒、AB速度464となる。KIKAKUと同様、75000~80000帯なので重量1000が意外に響く。

ALULA/21E

シュナイダーの開発した瞬発力特化型ブースタ
同社のフレームと組み合わせることを前提として設計されており
軽量機体では極めて高い回避能力を発揮する
メーカー シュナイダー
価格 60,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
推力 6668
上昇推力 5067 (+417) 4650
上昇消費EN 760
QB推力 21650
QB噴射時間 0.30
QB消費EN 690
QBリロード時間 0.35
QBリロード保証重量 62400
AB推力 9085
AB消費EN 435
近接攻撃推力 10868
近接攻撃消費EN 575
重量 1900
EN負荷 410
  • 隠しパーツ。トレーニング「中等傭兵支援プログラム1:アセンブル」達成で入手。
  • 全ブースタ中2位の推力を持ち、通常ブーストだけで照準の甘い攻撃なら避けていける。一方で上昇性能が非常に低く、特に上昇燃費はReg1.07.2時点でぶっちぎりのワースト。
  • QB保証重量が相当低く、ちょっと重くするだけで途端にQBリロード時間に影響が出る。
    • とはいえ元が0.35なので、多少の重量オーバーであれば0.5以内に収めるのは難しくない。負荷や消費に目を瞑れば優秀な推力と小回りを両立させやすいので、総合値を見ながら検討しよう。
  • QB特化型のGILLSと比較した場合、こちらは上昇以外の推力関連全てにおいて大きく勝る代わりに、各種消費ENで劣る。近接攻撃については推力・消費ENともに勝るが、あちらはそもそも近接攻撃を想定していない。よって近接武器を積む場合はこちら一択、積まない場合は速度か燃費か、空中戦をしたいかどうかが選択基準か。
  • QB噴射時間・リロード時間ともに短いので、細かく刻む様な足さばきが可能。噴射時間によりQB移動距離が短い分、グレネードの爆発等には進行方向そのまま単発では巻き込まれやすい。連続噴射や逆方向への切り返しなど巧みな足さばきを見せつけよう。
  • 平面での高速移動が得意なALULAと地上QBが強力な逆関節の組み合わせは一見強力そうに見えるが、実際の相性はと言うと……
    • 今作の逆関節は負荷が重め。一見相性の良さそうな軽逆は機動特性上中逆以上の下位互換になりやすく、その中逆以上2種はこのブースタを使うには重過ぎる。と言うか軽逆の時点で既に平均的な中二並に重い
    • 一方、↑のP06SPDと比較すると、ジャンプ後の空中戦でもQBにより機動力低下を抑えられるという利点がある。
    • 最終的なQBリロード時間は中逆以上だと相当スリムに仕上げても0.5前後になってしまう事が多い。こいつの旨味は上述の通りキビキビ動ける地上QB性能なため、その点では逆脚の機動特性と好相性とは言い難いが、反面、比較的低い上昇を高いジャンプ力でカバー出来る。
    • 以上の事から、逆脚と組み合わせると尖った部分が丸くなり「シンプルに地上でも空中でも高燃費&高推力なブースタ」という、非常にマイルドな使用感になる。
  • 比較的機体重量を軽く仕上げやすい中量以下の二脚とは好相性。ブースタ自体の個性と二脚の素直な機動特性がいい具合にマッチする。ネックだった上昇推力もアップデートでかなり改善され、扱いやすさが向上した。とはいえ、他のブースタも多くが強化されているので、対AC戦ではやはり上の取り合いは苦しめ。競うな 持ち味を生かせッッ
  • AB推力第二位。キックや急接近の性能を小回りと両立できる点は覚えておきたい。
    • 一方、AB消費は厳しい値。ミッションでABしながら狙撃MTの攻撃を回避したらこちらの有効射程のだいぶ手前で息切れしました、というようなケースは特に起こりやすい。ABを移動の主体に考えたいならおとなしくBUERZEL/21Dに載せ替えたほうがいい。
  • スティールヘイズはこれを採用している。軽量機方針との相性が良く、PVにも登場する目玉機体ということもあってかアセン完成度が高い。
    • 脚部は高い水平跳躍性能を連続QBで遺憾無く発揮でき、高いジャンプ力で控えめな上昇推力を補える。コアはブースタ効率補正とジェネレータ供給補正が高く、QBの消費を抑えながらも合間に素早く回復させることができると、非常に小回りに長ける仕上がり。
    • 通常推力の高さで素早く接近しつつ積極的に切り刻んでくる上、QBの速さでこちらの攻撃は当てづらい。ただし「未踏領域探査」で実際に戦う時は戦場が狭く地形に引っかかりやすいため、その機動力がかえって足枷になる側面も。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度340、垂直ブースト速度258、斜めブースト速度427、QB速度368、QBリロード時間0.53秒、AB速度490となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(62400)だとブースト速度370、垂直ブースト速度273、斜めブースト速度460、QB速度389、QBリロード時間0.35秒、AB速度504となる。
  • パーツ名はドイツ語で「小翼」。鳥の翼の先端で、人間で言えば親指に当たる部位の羽であり、細かく動かして揚力を微調整できる。
  • スラスターノズルのデザインはさながら戦闘機。それを1基あたり3つも束ねてる辺り、何ともシュナイダーらしい。

FLUEGEL/21Z

シュナイダーの開発した高機動戦向けブースタ
アーキバスの要請を受けて設計されたためバランスが良く
中量機体でも安定した立ち回りを実現する
メーカー シュナイダー
価格 202,000
レギュレーション 1.07 1.06 1.03.1 1.01
推力 6251 6251 (+150) 6101
上昇推力 5634 5634 (+500) 5134
上昇消費EN 680
QB推力 20000
QB噴射時間 0.40
QB消費EN 600
QBリロード時間 0.50
QBリロード保証重量 73800
AB推力 8668
AB消費EN 398
近接攻撃推力 13002 (+667) 12335 (+2417) 9918
近接攻撃消費EN 485 485 (-58) 543
重量 1980
EN負荷 282
  • Chapter2「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 各種推力とEN消費のバランスに優れた、謳い文句に偽り無しの万能型ブースタ。
  • 同様のバランス型であるBST-G2/P04から比較すると全体的に推力増・燃費悪化といった傾向。
    • QB性能については一長一短と言えるか。リロード時間は重量79300のこちら(0.56秒)と保証重量内のP04が完全に一致し、それより軽ければこちらが勝る。
  • ALULAと比べると水平推力はどれも劣るがEN消費も抑えめで、上昇推力は全体3位・消費EN8位とそこそこのバランス。
    • 地上戦向けのALULAに対し、空戦での取り回しも考慮されているポジションといえるか。ドヒャドヒャ動きたいがEN管理も少し気になるというならこちらの採用も考えてみよう。
  • Reg1.06で近接推力が大幅に盛られ、GRIDWALKERを超えて全ブースタ2位に躍進。通常推力や近接消費ENも大幅強化されており、格闘一本でやっていくというアセンでもない限りはKIKAKUよりも扱いやすい。アーキバスは一体どんな要請を出したのだろうか。
    • 更にあろう事かReg1.07で近接推力がまた盛られ、1位のKIKAKUとは1000近くの差まで縮まりKIKAKUの立場を脅かしている。
  • 総重量をある程度控えめにまとめた機体であれば、まずまずのQB噴射時間のお陰でALULAでは回避に2回QBが必要な所を1回で済ませられたり、12000超という優れた近接推力が敵のスタッガー中にやや遠間から格闘を振る際に役立ったりというケースは多い。全体的な性能に極端に穴のある項目も無いため、正にバランス良好な優等生。
  • 強いて言うなら、他ブースタの調整が進んだ現在、AB性能に関して決して優秀とは言えなくなってきた。必要充分な推力はあるが、燃費の悪さは気になるかもしれない。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度318、垂直ブースト速度287、斜めブースト速度429、QB速度340、QBリロード速度0.51秒、AB速度467となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(73800)だとブースト速度321、垂直ブースト速度288、斜めブースト速度432、QB速度341、QBリロード時間0.50秒、AB速度469となる。
  • パーツ名はドイツ語で「翼」の意。「Flügel」の代替表記。
  • 細長い長方形型のデザインは特徴的で、特に一部のコアで縦並びにすると他にはない個性を醸し出す。
  • Reg1.05で追加されたフレームパーツのことを考えると、「アーキバスの要請を受けて設計されたためバランスが良く」の一文がなんとも違う意味で聞こえてくる。

BUERZEL/21D

シュナイダーの開発した長距離巡行型ブースタ
アサルトブースト推力とEN効率を突き詰めた設計となっており
遠距離からの急接近で優れた性能を発揮する
メーカー シュナイダー
価格 151,000
レギュレーション 1.07.2 1.07 1.05 1.01
推力 6167
上昇推力 5301 (+467) 4834
上昇消費EN 710
QB推力 18050
QB噴射時間 0.26
QB消費EN 630 630 (-46) 676 (+140) 536
QBリロード時間 0.91
QBリロード保証重量 100600
AB推力 9301 9301 (-784) 10085
AB消費EN 378
近接攻撃推力 10402
近接攻撃消費EN 588
重量 2240
EN負荷 480
  • Chapter1「壁越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • AB推力特化型。QB性能はABでぶっ飛んでる内に落っことしてしまったようだ。
    • あくまでもAB推力特化型であり、消費自体は並程度。ただし燃費はテキスト通りに優秀である。
      • Reg.1.05にて、AB燃費トップの座をKIKAKUに譲り2位となった。
  • ABを積極的に利用する戦闘スタイルならぜひ採用を検討したい。重ショ突撃やキックが使いやすくなり、そこそこ高めの近接推力から近接武器を交える運用にも適する。
    • ただし近接消費ENは重い部類なので注意。
    • スピードが速すぎるため、一発で済むショットガン以外の射撃だとまとまった数を撃ちきる前に敵の横を通り過ぎてしまうことも多々。
  • QBのリロード保証重量はトップであるがリロード時間がワーストなので、保証重量を超過した他のブースタよりQBリロードが遅くなるケースも多い。
    • 単純にQBリロード時間だけを見た場合、BUERZELの保証重量100600の時点で同重量のNGI(0.84秒)と12345(0.86秒)に負けている。GILLSも0.92秒でほぼ変わらない。
    • また、最短の噴射時間とワースト3位の推力により距離を稼げないという欠点もあるため、重量に関わらずQBの優位性はない。
  • ミッションSランク攻略を目指す際の頼れる相棒。抜群のAB推力のお陰で移動時間を抑えたり強引に短射程の高火力武器を押し付けるなど、本ブースタの強味が活きる場面は非常に多い。
  • Reg1.03.1で多くのブースタに上昇推力補正がかかった中、本パーツは対象外となったせいで一気にワースト2位へと転落。また、消費ENも700越えの9位であり通常ブーストでの空戦との相性は最悪。
  • Reg1.05でAB推力とQB消費ENが弱体化。AB燃費1位の座はKIKAKUに譲り、AQBも以前ほど連発できなくなった。
    • 依然AB推力はワントップであるものの、それ以外の運用には堪えない作りになってきている。
    • Reg1.07でQB消費ENが中堅程度に戻ったが、QBの総合性能はワーストと言えるほど酷いので要注意。
    • Reg1.07.2にて待望の上昇推力強化処置実行。MULE使う人いないだろうし実質ワーストだった数値がだいぶ改善され、中の中〜下レベルまで這い上がってきた。それでも実数値はお世辞にも高いわけではないため空戦には不向きだが、高度調整はしやすくなったと言える。
  • Reg1.07.2の積載上限内だと、重量75000でブースト速度314、垂直ブースト速度270、斜めブースト速度414、QB速度306、QBリロード時間0.91秒、AB速度502となる。
    • 一方、QBリロード保証重量重量ちょうど(100600)だとブースト速度262、垂直ブースト速度238、斜めブースト速度354、QB速度270、QBリロード時間〃秒、AB速度389となる。さすがに速度差が大きく出るので注意。
  • パーツ名はドイツ語で「尾羽」、特に付け根を意味する。「Bürzel」の代替表記。
    • 本来の発音は「ビューツェル」だが、本作プレイヤー間では英語読みに近い「バーゼル」と呼ばれることが多い。

BC-0600 12345

RaDの開発した戦闘重機向けブースタ
重量を問わず推力を与える長いクイックブースト噴射時間を誇る
品番登録は酩酊状態で行われた
メーカー RaD
価格 84,000
レギュレーション 1.07.2 1.07 1.03.1 1.01
推力 5801
上昇推力 5784 (+584) 5200 (+500) 4700
上昇消費EN 800
QB推力 18900
QB噴射時間 0.54
QB消費EN 520
QBリロード時間 0.80
QBリロード保証重量 97000
AB推力 8635 8635 (+551) 8084
AB消費EN 372
近接攻撃推力 8118
近接攻撃消費EN 496
重量 1360
EN負荷 180
  • Chapter3「オーネスト・ブルートゥ排除」の隠しパーツ
  • 最長のQB噴射時間を誇り、QB消費ENも初期ブースタに次ぐ2位。QB推力は控えめなので瞬間速度こそ出ないが、重量級であってもかなり飛ばせる。
    • QB保証重量の高さもポイント。素のQBリロード時間は長いものの、重量機でこれよりリロードを早くするのは難しいと思われる。
  • 装備負荷こそ初期ブースタ並みに軽いものの、地上戦を主体とする重量射撃機向けとアセン適性は狭め。
    • 1回のQBで安く大きく動ける反面、通常推力がかなり低くQBリロード時間も長いため、小刻みに動くのは苦手。要所でかっ飛ばして距離を取ったり死角に回ったりと、少ない試行回数で大きな動きを得たいスタイルに合致する。よって、EN出力は低めだが補充性能に優れるジェネレータと相性がいい。
    • 逆関節の地上QBは、噴射時間が長いほど着地が早まり噴射終了時の減速も抑えられる。さらに水平跳躍性能がQB推力を補ってくれるので好相性。
    • 四脚のホバリング中は、QBの加速力アップと引き換えにブレーキモーションが発生するため、噴射時間の影響が非常に大きい。EN負荷を削りつつホバリング中のQBで安く速く動きたい時はコレ。
    • 比較的向いていそうな重量ミサイラーのカーラは、なぜか自社製のこれではなくKIKAKUを装備している。
  • Reg1.06.1以前はAB推力が低く、リロード保証重量ギリギリだと軽量機の引き撃ちにはまず追いつけなかったが、1.07にて最低限のAB推力と4位のAB燃費を獲得した。短所のひとつを克服し選びやすくなったか。
    • QBの消費EN・噴射時間が両立しているところにAB強化を受けた結果、AQBとの相性が飛躍的に向上している。最長のAQB動作時間(=AB消費ENが0になる時間)ゆえに燃費が良く、AQB連発時の移動距離はP10をわずかに上回る。
    • Reg1.07.2にて二度目の上昇推力向上を受け、一気に3位にまで序列が跳ねた。依然として上昇消費ENはぶっちぎりのワースト、そのせいで上昇燃費もワースト2位だが、少なくとも「空中戦では無能」の烙印を押されるほどではなくなっている。ただし、上昇推力頼みに空中戦を挑むパーツではない点に留意しておこう。
  • Reg1.07.2の積載上限内だと、重量75000でブースト速度295、垂直ブースト速度294、斜めブースト速度417、QB速度321、QBリロード時間0.80秒、AB速度466となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(97000)だとブースト速度251、垂直ブースト速度262、斜めブースト速度363、QB速度286、QBリロード時間〃秒、AB速度375となる。戦闘重機ゆえの遅さか。
  • ある意味最大の特徴は雑すぎるパーツ名。酒かコーラルをキメながら品番登録したとの事。
    • 誰か止めなかったのだろうか。ひょっとして全員酔ってた?
    • 略しようが無い為、当然ながらプレイヤー達からは専ら12345(いちにーさんよんご)と呼ばれている。覚えやすいが呼びづらい。

BC-0400 MULE

RaDの開発した重量機体向けブースタ
地上での作業を行う重機運用ACへの搭載を想定しており
上昇速度を度外視している一方で燃費には優れる
メーカー RaD
価格 88,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
推力 5417
上昇推力 4767 (+333) 4434
上昇消費EN 405
QB推力 17500
QB噴射時間 0.46
QB消費EN 670
QBリロード時間 0.58
QBリロード保証重量 80000
AB推力 7584
AB消費EN 381
近接攻撃推力 7018
近接攻撃消費EN 390
重量 970
EN負荷 200
  • Chapter2「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 最軽量ブースタ。シリーズ恒例の低燃費ブースタ枠…と言いたいところであるが、以下の問題点からかなり扱いづらいパーツ。
    • 消費EN1位なのは上昇と近接攻撃だけでQB・AB消費ENは平均~ワースト寄り。しかも推力は上昇どころか通常・QB・ABのどれもがワースト1位、残る近接攻撃もワースト2位というのは酷すぎる。
    • 上昇消費ENは突出して低く、ほかと比べておよそ2/3以下。かなり長時間高度を維持できる。
    • 近接攻撃の燃費は中堅クラスだが、肝心の推力が低すぎるため近接武器との相性が悪い。特定のモーション*1と組み合わせれば最高燃費に化けるものの、他の諸々を犠牲にするほどの価値は……。
    • 「すべての推力が初期ブースタ以下なのに、QB・ABの消費ENまで悪化」という表し方もある。無論、軽量機体すら鈍足にしてしまうので使い道に困る。
  • 2位のQB噴射時間と中堅のQBリロード時間を兼ね揃え、QBの隙が0.12秒と短い。地上でミサイルを避けるのは楽ではあるが、やはり推力と燃費の悪さが気になってくる。
  • 総じて、軽さと滞空時間だけが取り柄であり、追う・離れる・避けるのいずれも苦手。低弾速の攻撃しかしてこないMT相手ならともかく、それ以上の相手との戦闘は厳しいものとなるだろう。
    • 滞空時間は四脚のホバリングでも十分稼げるし、高い推力があれば上昇操作も少なく済むので消費も抑えやすいためほかのブースタでよい場面も多い。
    • 上昇消費ENの少なさから無限浮遊自体はやりやすいものの、推力が低いので空中機動性は犠牲となる。
    • 小回りを重視する二脚との相性は非常に悪い。説明文を鵜呑みにして地上戦メインにすると全ての性能が死ぬ。
    • QB噴射時間が長いため、逆関節の跳躍性能で地上QB推力とジャンプ高度を補えばそれなりの機動性は確保できる。ただし、同様の運用が利き推力全般で勝るP06SPDは手強いライバルと言えよう。
    • 上昇燃費とQB噴射時間を活かし、空中での機動性を四脚ホバリング + QBで補う手もあるが、こちらもリロード時間以外のQB性能や上昇推力、AB性能などで勝る12345が優勢。よほど機体負荷が気になるならこちらに分があるか。
  • Reg1.03.1にて上昇推力が増加。ジャンプを長押ししてもなかなか上昇しないといったことは減り、無限浮遊しやすくはなった。
    • しかし増加量は、BUERZELに配慮したのか+333と他と比べて若干控えめ。最下位脱出はならなかった。
  • Reg1.07.2では上昇推力の強化対象から外されたうえにBUERZEL(元ワースト2位)が強化されたことで、ワースト2位との差が広がってしまった。
    • 初期レギュから現在の間にGRIDWALKER以外の上昇推力が強化され、ブースタ全体の上昇燃費も間接的に改善されたために、推力全般を捨ててまでコレを選ぶ意味が薄れている。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度276、垂直ブースト速度243、斜めブースト速度367、QB速度297、QBリロード時間0.58秒、AB速度409となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(80000)だとブースト速度251、垂直ブースト速度228、斜めブースト速度340、QB速度280、QBリロード時間〃秒、AB速度391となる。75000~80000帯の終わりなので速度差が大きい。
  • 名前の意味はロバとウマの交配種「ラバ」の意。運搬仕事を担う物の名として用いられる事が多く、作業用ブースタが冠するにはピッタリである。
    • 他方、ミュール(Mule)は女性用サンダルの一種でもある。踵部分に留め具が無く、ヒールがあるのが特徴で、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが履いていたものが流行したためヘップサンダルとも呼ばれる。足場の悪いグリッドなんかで履物がつっかけではこの鈍足ぶりも当然か
  • 作中使用者はブルートゥのみ。
    • 彼が最初にやたら長い間空中でふわふわしているのはこいつのおかげ。そして一度落ちた後はほとんど空を飛ばないのもこいつのせい。
    • 脚部の跳躍性能が悪い欠点を少しでも滞空時間を延ばすことで誤魔化している、と言えなくもない。

BC-0200 GRIDWALKER

RaDがエルカノの委託を受けて開発した軽量機体向けブースタ
グリッドを始めとする立体地形での運搬作業を想定したもので
空中でのEN消費が抑えられている
メーカー RaD
価格 169,000
レギュレーション 1.07 1.01
推力 6401
上昇推力 6334
上昇消費EN 660
QB推力 19000
QB噴射時間 0.33
QB消費EN 660
QBリロード時間 0.70
QBリロード保証重量 60900
AB推力 8585
AB消費EN 387
近接攻撃推力 12535 (+1067) 11468
近接攻撃消費EN 520
重量 2010
EN負荷 244
  • 2周目の「海越え」クリア後、パーツショップに入荷する。
  • 最高の上昇推力に対して上昇消費ENは並程度、燃費換算で2位という空戦特化ブースタ。アセンブルしだいで無限滞空も可能。
    • 水平推力も5位と高めで、ただ斜めに上昇するだけでミサイルが横をすり抜けていく速度を出す。昔ながらの上下移動で攻撃を回避する動きにピッタリ。
    • QBに頼らない回避ができる点は、QBで連射が中断されてしまうフルオート武器とも相性がよい。
    • 高推力系の中ではEN負荷は少ない方で、推力を維持しつつEN出力を確保したいときに候補に挙がる。一方で重量はやや重い。
  • 通常ブーストの推力バランスと燃費に優れる反面、QBやABは控えめな性能。どちらも使い所を見極める必要がある。
    • QBは推力こそ並だが、素のリロード時間が長い上にリロード保証重量が最下位で連発ができない。
    • ABは推力が低く燃費もあまり良くないため、遠距離からの突撃はやや苦手。使うなら通常ブーストである程度距離を詰めてから。
    • 近接攻撃推力は3番目に高く消費ENも平均程度だが、QBやABの性能から距離の詰め方は工夫が必要。
      • 相手から近づいてきた際には一歩速く斬り込める。AB凸機へのカウンターなど他とは異なる近接攻撃運用を想定しても良いかもしれない。
  • アップデートで上昇推力の強化を受けていないのはこのパーツだけ。依然として頭一つ抜けた上昇力だが、初期に比べると差は縮まっている。
    • このパーツの真価は上昇と下降を高頻度で繰り返すときに発揮される。ただ飛び続けるのではなく立体的な動きをするのが大事。
  • テキスト上は軽量機体向けとなっているものの、回避行動としてのQBをほぼ切り捨ててでも上昇に特化したい場合は重量機でも採用する余地がある。
    • 重量二脚で上下移動を多用する場合や、四脚でホバリングしてミサイルやグレネードを撃ち下ろすことに特化する場合などが考えられる。
    • QBリロード時間は悲惨なことになるので、いっそのことシールドを装備するなどしてQBに頼らない運用を考えるとよい。
    • そもそも重量がワースト2であり、QB保証重量以外に性能面で特に軽量機向けらしい部分はない。作中でも重四脚に天使砲を積んだキングが使用している。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度326、垂直ブースト速度322~323、斜めブースト速度459、QB速度323、QBリロード時間1.15秒、AB速度463となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(60900)だとブースト速度357、垂直ブースト速度344、斜めブースト速度496、QB速度344、QBリロード時間0.70秒、AB速度478となる。
  • 名前はグリッド「ウォーカー」なのだが、字面から「ワーカー」と間違えられがち。
    • 名前が長いため略称で呼ばれることが多いが、単純な略称の「グリウォカ」「グリウォ」、呼びやすい「グリオ」「グリオカ」、間違いに由来する略称である「グリワカ」など呼び方は様々。字面の雰囲気で感じ取ろう。
  • 説明文によると、グリッドを含む高低差の激しい地形での運搬作業を想定して開発されたらしいが…その割にはかなり実戦向けな性能をしている。
    • 「運搬作業を想定」とありながら運搬に向いていなさそうな軽量機体向けに開発されたのも妙である。
    • エルカノ味のあるデザインや性能からして、運搬作業用というのは建前で、最初から上昇推力に特化した戦闘用ブースタとして設計されていたのかもしれない。
      • 他のRaD製ブースタの倍近い金額で、(流通品でない技研製を除くと)FLUEGELに次ぐ二番目に高い。このあたりもエルカノの戦闘用高級パーツっぽさを醸し出している。
    • 数少ない委託開発されたパーツである。
  • 使用者はミドル・フラットウェルとキング。
    • 二人ともフィルメザコアとセットで運用している。エルカノからの委託開発という経緯からなにかしら裏設定がありそうだ。

IA-C01B: GILLS

かつて技研が開発した無人AC向けブースタ
人間の耐G限界を全く考慮に入れていないため
クイックブーストを間断なく連続発動できる調整になっている
メーカー ルビコン調査技研
価格 296,000
レギュレーション 1.07.2 1.07 1.06 1.03.1 1.01
推力 6534 6534 (+217) 6317
上昇推力 5484 (+150) 5334 (+333) 5001
上昇消費EN 580
QB推力 18850
QB噴射時間 0.28
QB消費EN 620
QBリロード時間 0.30
QBリロード保証重量 68300
AB推力 8701 8701 (+366) 8335
AB消費EN 391
近接攻撃推力 6184
近接攻撃消費EN 630
重量 1590
EN負荷 400
  • Chapter4「地中探査 - 深度2」の隠しパーツ
  • QBリロード時間が最も短い。QB噴射時間との差は僅か0.02秒で連続QBを減速する間もなく行える。
    • ドヒャア!ドヒャア!とバカスカQBしたい人はぜひどうぞ。もちろんあっという間にエネルギーはなくなるが、ほんの一瞬だけものすごく素早く動ける。実用したいならジェネレータの選別もお忘れなく。
      • QB一回の回避性能が低いわりに消費ENが少なくないのも連発時の消費の重さに拍車をかけている。
    • ただしQB噴射時間は短くQB推力は中の下。機敏には動けるが速度も距離もそこまで出ないので、距離を詰めたり当たり判定の大きい攻撃を回避したりするのは苦手。
    • QBリロード保証重量は低いが、元々のQBリロード時間が非常に短いので重量超過した上でもまだ他よりも短いということもままある。重二足の積載上限内における最大重量114650まで積んでも、最短の1.02秒を誇る。
  • QB特化型かのような触れ込みだが、推力は3位、上昇推力はそこそこだが上昇燃費も3位、AB性能も中堅程度にまとまっているなど、後述の近接攻撃を除けばマイルドな仕上がり。(Reg1.07時点)
    • 似たQBリロード性能のALULA/21Eと比べると空中性能に優れているといえる。跳躍性能の高い逆関節との相性がよい。
    • 近接攻撃については推力・消費ENともにワースト。あまりにも速度が出ないので、たとえスタッガーへの追撃用であっても近接武器は非推奨。
      • 一応、パイルバンカーやレーザーランスをチャージオンリーで運用するなら推力については無視できるが、消費ENが重くのしかかる。
  • 積載はギリギリだがENには余裕があるアセンとの親和性は高いため、一見、素早い回避機動で相手に張りつき続けるような軽量機向けに見える。
    • しかしReg1.06.1以前は、先述のQB性能の微妙さに加えAB速度が遅めなせいで「距離を詰めるのも引き離すのもQB頼みで、すぐに息切れしてしまう」という扱いにくいブースタであった。実際、当時の対戦における使用者は非常に少ない。
    • Reg1.07でAB推力が強化された現在は、QBなしでも相手を追いかけることが可能となり、いくらか扱いやすくなっている。
  • Reg1.07.2の積載上限内だと、重量75000でブースト速度333、垂直ブースト速度279、斜めブースト速度434~435、QB速度320、QBリロード速度0.35秒、AB速度469となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(68300)だとブースト速度348、垂直ブースト速度288、斜めブースト速度452、QB速度330、QBリロード時間0.30秒、AB速度476となる。
  • GILLSとは「(魚などの)エラ」を意味し、一般的な用例ではブルーギルの「ギル」に該当する。ブースタの中でも異彩を放つスリットが並んだデザインは、言われてみればサメの鰓裂のように見えなくもない。
  • 作中に登場する技研製無人AC:エフェメラはNPCの2機ともこのブースタを装備しており、説明にもあるように同ACの標準装備という位置づけのようである。このブースタの基部にも、エフェメラ本体の特徴である襞状の生物的なデザインが見てとれる。

IB-C03B: NGI 001

かつて技研が開発した有人AC向け試作ブースタ
大気圏外運用も視野に入れた設計となっており
クイックブースト関連性能を重視して引き上げられている
メーカー ルビコン調査技研
価格 323,000
レギュレーション 1.03.1 1.01
推力 6467
上昇推力 6001 (+500) 5501
上昇消費EN 750
QB推力 22200
QB噴射時間 0.43
QB消費EN 740
QBリロード時間 0.63
QBリロード保証重量 90200
AB推力 8835
AB消費EN 405
近接攻撃推力 10535
近接攻撃消費EN 558
重量 1930
EN負荷 342
  • 戦闘ログのランク13報酬。最短でも2周目「多重ダム防衛」クリア後になる。
  • 説明文に違わず、最高のQB推力と3位の噴射時間を併せ持つ。
    • ワーストの消費ENと長めのリロード時間が欠点となるが、それに見合うトップクラスの速度・移動距離を誇る。
  • 高負荷三昧のHALが用いるブースタなだけあって、QB以外の推力も高水準。万能型のBST-G2/P04をそのまま、高出力・高負荷にしたような仕上がり。
    • その分、消費ENはどれも厳しい。容量の少ないジェネレータだと息切れが早いため、小回りはどうしても利かなくなる。各推力のバランスをあまり変えずに負荷を下げたい場合は、前述のBST-G2/P04などへの代替も考慮しよう。
    • リロード保証重量から重量機向けの印象を受けるかもしれないが、EN管理に自信があるなら、単純に推力の高いブースタとして軽量機に積むのも悪くない。
  • 各推力に加えてQBリロード保証重量も高く、重量機体が速度全般とQBリロード時間を両立したいときの有力候補。
    • QBリロード時間を比べてみると、保証重量内のNGI(0.63秒)と重量85000のBST-G2/P06SPDが完全に一致する。
    • また、重量100810のNGI(0.85秒)と重量100240の12345、重量102725のNGI(0.95秒)と重量103035のBUERZELがほぼ一致する。*2
  • ログハントレベル13報酬という入手までの長さが最大のネック。浮上重視やAB特化型など、独自性の高いパーツがもっと早くから解禁されることもあり、バランス高負荷型のこれは少々地味。上述の通り決して弱くはないのだが。
    • 対戦環境で多く使われる他のブースタは通常推力・AB推力・QB燃費の良さでこのブースタより水平方向への移動性能に優れるものが多い。単純にバランス型と考えるよりは上昇も含めて推力に不足要素を作らない、と捉えるべきか。
  • Reg1.07の積載上限内だと、重量75000でブースト速度329、垂直ブースト速度305~306、斜めブースト速度449、QB速度377、QBリロード時間0.63秒、AB速度476となる。
    • 一方、QBリロード保証重量ちょうど(90200)だとブースト速度288、垂直ブースト速度278、斜めブースト速度401、QB速度343、QBリロード時間〃秒、AB速度412となる。全盛りブースタと言えど重量は響くようだ。
  • 噴射口内は構造的にタービンブレードこそないものの、ジェットエンジンの吸気口側のような見た目をしている。六角形の断面形状とチタンマフラーのヒートグラデーションのような色味が特徴。
    • ブーストを一定時間使ったり細かくフカしてたりすると赤く高温発光してくる演出は全パーツ共通であるが、これは特に映える。
  • 他のブースタよりも明らかにサイズがデカいため主張が少々強く、ちょっと見た目が浮きがち。
    • 四脚であればブースタをコアではなく脚部に搭載するため違和感も多少は収まるだろう。性能相性も悪くない。
    • デカいブースタで無理矢理動くデカい機体が好きな方には、性能も併せてむしろオススメ。


コメント

  • それを言うな。こっちは相手のハリスやJVLNを地上ステップで回避しつつ、交差へ軽ショとかねじ込むのが楽しい(たしかに相当しんどいが)だけだ。もうちょっと凸軽にも強み欲しい -- (名無しさん) 2025-02-07 20:05:18
  • これすこ -- (spiderman) 2025-02-10 16:47:00
  • 凸軽にも強みが欲しいというか、凸軽が強くない(=軽が引く前提)状況の限りそこはどうしようもない。脚の速い奴が逃げたらそりゃ追いかけっこよ -- (名無しさん) 2025-02-10 17:54:51
  • 四脚はBST-G2/P04がベターなのかな -- (名無しさん) 2025-02-18 21:54:30
  • 実際4脚のブースターって何使えばいいか分からん。重めなら12345が相性いいのは分かるが、軽い奴はP10やMULEになるのか? -- (名無しさん) 2025-02-19 15:15:49
  • ↑中・重4なら基本はNGIか12345で、凸前提なら2脚同様P10が丸いと思う -- (名無しさん) 2025-03-11 09:49:59
  • 巡航とQB推力の都合上その辺の中軽量機ならグリウォやフリュよりALULAの方が空中戦得意になるのは流石に異常だと思うわ。ラスティくんP04とかいう中途半端なのよりこれ使い続けた方がより高く飛べたと思うよ -- (名無しさん) 2025-04-12 19:23:16
  • そりゃ軽量機に寄ればよるほどそうなる。それでも上昇の効率のキツさはバカにならんぞ -- (名無しさん) 2025-04-12 20:59:05
  • 別に上昇で追いかけたりずっと浮いてたりするわけじゃないから効率はそんなに問題にならんのよな。空中戦の最大の問題は跳躍乗らなくてQBで避けれないことなんだがALULAはQB推力バカ高くて強引に解決してしまう。というか重量ALULA適正でも巡航340以上確保できるブースターで巡航速度がQB速度を超えないブースターがALULAとNGIしかないってのはどうなのよ -- (名無しさん) 2025-04-12 21:44:49
  • いや、普通QBのが速いからな。SPD(コイツは最初からそういう枠だが)とギルスが弱過ぎるだけや(ギルスは噴射時間もありそうだが)。グリウォならそこは問題ないぞ(軽量機でもリロ0.7だから使われるのほとんど見ないのはそう) -- (名無しさん) 2025-04-12 21:51:38
  • …実はな、グリウォでも重量62000でブースト速度355QB速度342なのよ。マトモなQB速度出そうとすると軒並み巡航340切ってしまう -- (名無しさん) 2025-04-12 22:02:08
  • すまん計算間違い。フリュまでなら重量62370で巡航347いけたわ。次点がバーゼルで問題外、さらにその次のP04は重量62100で巡航333だけど -- (名無しさん) 2025-04-12 22:08:08
  • 真面目にP10とMULEはAB推力を入れ替えるべき -- (名無しさん) 2025-04-13 12:57:05
  • ↑そんな馬鹿なと試したらグリウォ確かにQBのが低いのな。巡航あるから割と気付かんかった。で、挙げられてるパーツから見たボーダーとしてはQB推力20000位ないとそもそも越えられなさそう。…QB弱い弱い言ってたけど、そりゃ弱いわ、そもそも実践に耐えられる数値してるブースターが二つしか存在しやがらねぇ -- (名無しさん) 2025-04-13 17:11:48
  • しかもコア次第では燃費更に悪化するわ、DPS低下するわ、EN回復まで遅延するわ -- (名無しさん) 2025-04-13 18:31:44
  • 一応過半数のブースターではQB速度が巡航超えるのよ。まあそもそもそいつらの巡航が軒並み死んでるだけって話なんだが -- (名無しさん) 2025-04-14 17:02:21
  • フリューゲルとかNGIとかP04とかGILLSとかKIKAKUとか…… -- (名無しさん) 2025-04-14 17:21:46
  • P04の唯一褒める点としてQB消費の少なさがあるけど、それはつまりHOKUSHIとの相性が良いって事と言えないかな -- (名無しさん) 2025-04-18 12:48:07
  • その発想は考えた。オルトゥスも同じ組み合わせだから尚更。しかし結論としては、やっぱり速度不足はいかんともしがたかった。あとHOKUSHIは空中戦が絶望的に苦手になる -- (名無しさん) 2025-04-18 15:48:36
  • P04は中二重ショでAB効率と巡航時の立ち回りを両立させるために使われてるイメージ。フリュは微妙に足りない保証重量とAB効率がね… -- (名無しさん) 2025-04-23 21:35:21
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最終更新:2025年05月03日 01:58

*1 レーザーダガー・レーザーブレード・レーザーランスのチャージ攻撃など、ENを消費しつつ推力の影響を受けないもの

*2 NGIからの変更時に赤く表示されるギリギリの重量。ここから5増やすと白ではなく青になる